特許第5893259号(P5893259)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5893259
(24)【登録日】2016年3月4日
(45)【発行日】2016年3月23日
(54)【発明の名称】制御回路及びモータ装置
(51)【国際特許分類】
   H02M 7/48 20070101AFI20160310BHJP
   H02M 7/06 20060101ALI20160310BHJP
   H02M 5/08 20060101ALI20160310BHJP
【FI】
   H02M7/48 M
   H02M7/06 H
   H02M5/08
【請求項の数】9
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2011-89581(P2011-89581)
(22)【出願日】2011年3月28日
(65)【公開番号】特開2011-211899(P2011-211899A)
(43)【公開日】2011年10月20日
【審査請求日】2014年2月6日
(31)【優先権主張番号】201010138038.7
(32)【優先日】2010年3月26日
(33)【優先権主張国】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】502458039
【氏名又は名称】ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(72)【発明者】
【氏名】エン フイ ワン
(72)【発明者】
【氏名】フェイ シン
(72)【発明者】
【氏名】チー ピン スン
(72)【発明者】
【氏名】ミン リ ザン
【審査官】 宮地 将斗
(56)【参考文献】
【文献】 実開平05−055783(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02M 7/42−7/98
H02M 5/08
H02M 7/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力電圧を受け取るための入力端子と、
入力端子からの電気エネルギーを蓄積しそして電気的負荷へ電力を供給するためのエネルギー蓄積器と、
前記入力端子とエネルギー蓄積器との間に配置された第1のスイッチングユニットと、
AC電圧を、前記入力端子へ供給されるDC電圧へ変換するためのコンバータと、
前記エネルギー蓄積器の出力端子の電圧が所定のスレッシュホールド値を越えるときに前記入力端子の電圧を下げるための過電圧保護ユニットと、
を備え、
前記第1のスイッチングユニットは、前記エネルギー蓄積器の出力端子の電圧がスレッシュホールド値より低いときには導通して前記入力端子を前記エネルギー蓄積器へ電気的に接続し、且つ前記エネルギー蓄積器の出力端子の電圧がスレッシュホールド値を越えるときには非導通となって前記入力端子を前記エネルギー蓄積器から電気的に切断するように構成され
前記過電圧保護ユニットは、
前記エネルギー蓄積器の出力端子の電圧を検出し、その検出された電圧がスレッシュホールド値を越えるかどうか指示する検出信号を発生するよう構成された検出ユニットと、
前記入力端子とスレッシュホールド値未満の電圧を示す地点との間に電気的に接続され、前記検出された電圧がスレッシュホールド値を越えることを検出信号が指示するときには導通し、且つ前記検出された電圧がスレッシュホールド値未満であることを検出信号が指示するときには非導通となるように構成された第2のスイッチングユニットと、
を備え、
前記エネルギー蓄積器の出力電圧がスレッシュホールド値を越える場合には、前記第2のスイッチングユニットが導通されて前記入力端子の電圧が減少され、その結果、前記エネルギー蓄積器の出力電圧は、前記入力端子の電圧より高くなり、前記第1のスイッチングユニットは、前記入力端子を前記エネルギー蓄積器から電気的に切断し、そして前記エネルギー蓄積器は、蓄積されたエネルギーから前記電気的負荷へ電力を供給して前記エネルギー蓄積器の蓄積されたエネルギーが消費され、前記エネルギー蓄積器の出力電圧は低下し;前記エネルギー蓄積器の出力電圧がスレッシュホールド値未満であることを検出ユニットが検出する場合には、前記第2のスイッチングユニットが開となり、その結果、前記入力端子の電圧は、前記エネルギー蓄積器の出力電圧より高くなり、前記第1のスイッチングユニットは、前記入力端子を前記エネルギー蓄積器へ電気的に接続し、そして前記エネルギー蓄積器は、前記入力端子からの電流により充電され、前記電気的負荷へ電力を供給する、制御回路。
【請求項2】
前記第1のスイッチングユニットは、ダイオードであって、そのアノードは、前記入力端子に電気的に接続される、請求項1に記載の制御回路。
【請求項3】
前記第2のスイッチングユニットは、前記入力端子と接地電圧との間に電気的に接続される、請求項に記載の制御回路。
【請求項4】
前記所定のスレッシュホールド値は、前記入力端子の公称電圧に本質的に等しい、請求項1からのいずれかに記載の制御回路。
【請求項5】
高いAC電圧を、前記コンバータにより変換される低いAC電圧へ減少するための電圧減少ユニットを更に備えた、請求項に記載の制御回路。
【請求項6】
前記電圧減少ユニットは、調整可能なキャパシタンスをもつ調整可能なキャパシタユニットを含む、請求項に記載の制御回路。
【請求項7】
前記エネルギー蓄積器は、キャパシタを含む、請求項1からのいずれかに記載の制御回路。
【請求項8】
モータを備えると共に、モータへ電力を供給するための請求項1からのいずれかに記載の制御回路を合体したモータ装置。
【請求項9】
前記モータは、ブラシレス直流モータである、請求項に記載のモータ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源に係り、より詳細には、過電圧保護機能を有する電源に係る。
【背景技術】
【0002】
AC主電圧で付勢されそしてDCモータによって駆動されるファンのための既知の制御回路は、AC主電圧を減少するためのキャパシタと、その減少されたAC電圧をDC電圧へと整流するための整流器とを使用している。負荷が小さいか又はキャパシタのキャパシタンスが大きいときには、整流器の出力電圧が増加し、おそらく、整流器により付勢される電子部品にダメージを及ぼすことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そこで、電源のための過電圧保護を与える制御回路が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
従って、本発明は、その1つの態様において、入力電圧を受け取るための入力端子と、入力端子からの電気エネルギーを蓄積しそして電気的負荷へ電力を供給するためのエネルギー蓄積器と、そのエネルギー蓄積器の出力端子の電圧が所定のスレッシュホールド値を越えるときに入力端子の電圧を下げるための過電圧保護ユニットと、を備えた制御回路を提供する。
【0005】
好ましくは、入力端子とエネルギー蓄積器との間に第1のスイッチングユニットが配置され、このユニットは、エネルギー蓄積器の出力端子の電圧がスレッシュホールド値より低いときには導通して入力端子をエネルギー蓄積器へ電気的に接続し、又、エネルギー蓄積器の出力端子の電圧がスレッシュホールド値を越えるときには非導通となって入力端子をエネルギー蓄積器から電気的に切断するように構成される。
【0006】
好ましくは、第1のスイッチングユニットは、ダイオードであって、そのアノードは、入力端子に電気的に接続される。
【0007】
好ましくは、過電圧保護ユニットは、エネルギー蓄積器の出力端子の電圧を検出しそしてその検出された電圧がスレッシュホールド値を越えるかどうか指示する検出信号を発生するように構成された検出ユニットと、入力端子とスレッシュホールド値未満の電圧との間に電気的に接続されて、前記検出された電圧がスレッシュホールド値を越えることを検出信号が指示するときには導通し、且つ前記検出された電圧がスレッシュホールド値未満であることを検出信号が指示するときには非導通となるように構成された第2のスイッチングユニットとを備えている。
【0008】
好ましくは、第2のスイッチングユニットは、入力端子と接地電圧との間に電気的に接続される。
【0009】
好ましくは、所定のスレッシュホールド値は、入力端子の公称電圧に本質的に等しい。
【0010】
好ましくは、制御回路は、AC電圧を、入力端子へ供給されるDC電圧へ変換するためのコンバータを含む。
【0011】
好ましくは、高いAC電圧を、コンバータにより変換される低いAC電圧へ減少するための電圧減少ユニットが設けられる。
【0012】
好ましくは、電圧減少ユニットは、調整可能なキャパシタンスをもつ調整可能なキャパシタユニットを含む。
【0013】
好ましくは、エネルギー蓄積器は、キャパシタを含む。
【0014】
本発明は、第2の態様によれば、モータを備えると共に、モータへ電力を供給するための制御回路を合体したモータ装置を提供する。
【0015】
好ましくは、モータは、ブラシレス直流モータである。
【発明の効果】
【0016】
本発明の実施形態の効果は、回路の信頼性が高く、回路のコストが低いことである。更に、モータの速度を容易に調整することができる。
【0017】
以下、添付図面を参照し、本発明の好ましい実施形態を一例として説明する。2つ以上の図に現れる同じ構造物、要素又は部品は、一般的に、それらが現れる全ての図において同じ参照番号で示す。図示されたコンポーネント及び特徴部の寸法は、一般的に、表現の便宜上及び明瞭化のために選択されたものであって、必ずしも一定の縮尺率で描かれていない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の好ましい実施形態による制御回路のブロック図である。
図2図1の制御回路の電圧減少ユニットを示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の好ましい実施形態による制御回路204は、永久磁石回転子と、固定子巻線208をもつ固定子とを有する単相ブラシレスDCモータを制御するのに使用される。固定子巻線は、電気負荷を表す。制御回路204は、AC電源206によって付勢され、電圧減少ユニット220、A/Dコンバータ240、エネルギー蓄積器210、駆動ユニット260、低電圧発生ユニット280、過電圧保護ユニット230、及び第1のスイッチングユニット250を備えている。
【0020】
電圧減少ユニット220は、AC電源206からのAC電圧出力を減少するために調整可能なキャパシタンスをもつ調整可能なキャパシタユニット222(図2)を備えている。調整可能なキャパシタユニット222は、AC電源206とA/Dコンバータ240との間に電気的に接続される。調整可能なキャパシタユニットは、固定キャパシタンスの少なくとも2つの固定キャパシタ228と、この少なくとも2つの固定キャパシタ228をAC電源206とA/Dコンバータとの間に各々選択的に電気的に接続するための制御ユニット226とを備えている。制御ユニット226は、少なくとも2つの固定キャパシタ228と各々電気的に直列に接続された少なくとも2つのスイッチ221を備えている。各スイッチ221及びそれに対応するキャパシタ228は、スイッチングキャパシタを形成し、少なくとも2つのスイッチングキャパシタが互いに電気的に並列に接続される。スイッチ221が閉じ又は導通すると、それに対応するキャパシタ228がAC電源とA/Dコンバータとの間に電気的に接続される。スイッチ221が開き又は非導通であると、それに対応するキャパシタ228がAC電源206との回路から電気的に切断される。それ故、各スイッチ221を選択的に制御することにより、固定キャパシタ228は、AC電源206とA/Dコンバータ240との間に電気的に接続され又は切断されて、調整可能なキャパシタユニット222のキャパシタンスを調整し、これにより、電圧減少ユニットの出力電圧を調整する。電圧減少ユニットからの出力電圧は、調整可能なキャパシタユニットのキャパシタンスを調整することにより調整され、従って、簡単な低コストの回路によりモータの速度を容易に調整することができる。
【0021】
A/Dコンバータ240は、電圧減少ユニット220の減少されたAC電圧出力をDC電圧へと変換するように構成される。好ましくは、A/Dコンバータ240は、ブリッジ整流回路で構成される。
【0022】
エネルギー蓄積器210は、A/Dコンバータ240の出力により充電されて、電気的負荷、即ち固定子巻線208へ電力を直接的又は間接的に供給するように構成されたキャパシタで構成される。
【0023】
低電圧発生ユニット280は、エネルギー蓄積器210の出力DC電圧から低いDC電圧を発生するように構成される。低電圧発生ユニット280は、抵抗器及びツェナーダイオードを含む。抵抗器の一端は、キャパシタ210の正の端子に電気的に接続され、その他端は、ツェナーダイオードのカソードに電気的に接続され、そしてツェナーダイオードのアノード及びキャパシタ210の負の端子は、電気的に接地される。更に、ツェナーダイオードに電気的に並列に接続されたフィルタリングキャパシタは、ツェナーダイオードの出力における低電圧発生ユニット280の出力を平滑化又は安定化するように構成される。
【0024】
駆動ユニット260は、位置検出ユニット262、コントローラ264及びインバータ266を含む。位置検出ユニット262は、低いDC電圧により付勢されて、BLDCモータの回転子の位置を検出し、それに対応する位置信号を出力するように構成されたホールセンサでよい。コントローラ264も、低いDC電圧により付勢され、位置信号に応答して、それに対応する転換信号を出力するように構成される。コントローラ264は、マイクロコントローラによって実現することもできるし、又は抵抗器及びスイッチのような電子コンポーネントにより構成されたスイッチング回路によって実現することもできる。インバータ266は、エネルギー蓄積器210からのDC電圧出力により付勢され、転換信号に応答して、モータへの電力を制御するように構成される。
【0025】
過電圧保護ユニット230は、エネルギー蓄積器210からのDC電圧出力に対して過電圧保護を行って、DC電圧で付勢される電子部品がダメージを受けるのを防止する。過電圧保護ユニット230は、検出ユニット232及び第2のスイッチングユニット234を含む。検出ユニット232は、エネルギー蓄積器210の出力端子におけるDC電圧を検出し、そしてその検出されたDC電圧が所定のスレッシュホールド値を越えるかどうか指示する検出信号を発生するように構成される。
【0026】
第2のスイッチングユニット234は、検出されたDC電圧がスレッシュホールド値を越えることを検出信号が指示するときには、導通となって(閉じて)、A/Dコンバータ240の出力端子のDC電圧を、スレッシュホールド電圧未満の電圧へ下げ、そして検出されたDC電圧がスレッシュホールド値未満であることを検出信号が指示するときには、非導通となって(開いて)、A/Dコンバータが通常に機能し、エネルギー蓄積器210のDC電圧を出力できるようにする。好ましくは、低い電圧は、接地電圧である。これは、第2のスイッチングユニット234をA/Dコンバータ240の出力端子と接地との間に電気的に接続することで容易に達成できる。
【0027】
第1のスイッチングユニット250は、A/Dコンバータ240の出力端子とエネルギー蓄積器210との間に電気的に接続される。第1のスイッチングユニット250は、エネルギー蓄積器210の出力端子のDC電圧がスレッシュホールド値未満であるときには、導通して、A/Dコンバータ240の出力をエネルギー蓄積器210の入力に電気的に接続し、そしてエネルギー蓄積器210の出力端子のDC電圧がスレッシュホールド値より高いときには、非導通となって(開いて)、エネルギー蓄積器210をA/Dコンバータ240から電気的に切断するように構成される。好ましくは、第1のスイッチングユニット250は、ダイオードであり、そのアノードは、A/Dコンバータ240の出力端子に電気的に接続され、そしてそのカソードは、エネルギー蓄積器210の正の端子に電気的に接続される。
【0028】
検出ユニット232は、エネルギー蓄積器210の出力電圧を検出する。エネルギー蓄積器210の出力電圧が所定のスレッシュホールド値を越える場合には、第2のスイッチングユニット234が導通され、A/Dコンバータ240の出力電圧が、好ましくは、0ボルトに減少される。その結果、エネルギー蓄積器210の出力電圧は、A/Dコンバータ240の出力電圧より高く、第1のスイッチングユニット250は、A/Dコンバータ240をエネルギー蓄積器210から電気的に切断し、そしてエネルギー蓄積器210は、蓄積されたエネルギーからモータへ電力を供給する。エネルギー蓄積器210の蓄積されたエネルギーが消費される状態では、エネルギー蓄積器210の出力電圧が低下する。エネルギー蓄積器210の出力電圧がスレッシュホールド値未満であることを検出ユニット232が検出すると、第2のスイッチングユニット234が開となる。その結果、A/Dコンバータ240の出力電圧は、エネルギー蓄積器210の出力電圧より高く、第1のスイッチングユニット250は、A/Dコンバータ240をエネルギー蓄積器210へ電気的に接続し、そしてエネルギー蓄積器210は、A/Dコンバータ240の出力により充電され、モータへ電力を供給する。従って、エネルギー蓄積器210の出力電圧は、スレッシュホールド値に対して基本的に安定に保持することができ、過電圧保護を実現することができ、そして回路の信頼性を改善することができる。更に、電圧減少ユニットからのAC電圧出力により付勢される回路には比較的低い耐電圧グレードの電子部品を使用できるので、回路のコストを下げることができる。
【0029】
本発明の実施形態では、A/Dコンバータ240、エネルギー蓄積器210、駆動ユニット260、過電圧保護ユニット230、及び低電圧発生ユニット280をプリント回路板に配置することができ、そして調整可能なキャパシタユニット222をプリント回路板とは機械的に独立させ、しかし、プリント回路板に電気的に接続することができる。
【0030】
又、スレッシュホールド電圧は、希望の値でよいが、スレッシュホールド電圧は、入力端子の公称電圧に実質的に等しいのが好ましい。その公称電圧は、希望の公称動作電圧であり、即ちA/Dコンバータの出力電圧の設計値である。
【0031】
本発明の説明及び特許請求の範囲において、動詞「備える(comprise)」、「含む(include)」、「収容する(contain)」及び「有する(have)」並びにその変化は、各々、ここに述べたアイテムの存在を特定するために包括的な意味で使用され、付加的なアイテムの存在を除外するものではない。
【0032】
本発明は、1つ以上の好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者であれば、種々の変更がなされ得ることが明らかであろう。それ故、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって決定されるものとする。
【符号の説明】
【0033】
204:制御回路
206:AC電源
208:固定子巻線
210:エネルギー蓄積器
220:電圧減少ユニット
221:スイッチ
222:調整可能なキャパシタユニット
226:制御ユニット
228:固定キャパシタ
230:過電圧保護ユニット
232:検出ユニット
234:第2のスイッチングユニット
240:A/Dコンバータ
250:第1のスイッチングユニット
260:駆動ユニット
262:位置検出ユニット
264:コントローラ
266:インバータ
280:低電圧発生ユニット
図1
図2