特許第5893376号(P5893376)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5893376健康管理及びプラント保全のために有毒ガスへの暴露のコンプライアンス及び警告を提供し有毒ガスへの暴露を警告するシステム及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5893376
(24)【登録日】2016年3月4日
(45)【発行日】2016年3月23日
(54)【発明の名称】健康管理及びプラント保全のために有毒ガスへの暴露のコンプライアンス及び警告を提供し有毒ガスへの暴露を警告するシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/06 20120101AFI20160310BHJP
   G06Q 50/00 20120101ALI20160310BHJP
【FI】
   G06Q50/06
   G06Q50/00 100
【請求項の数】13
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2011-270207(P2011-270207)
(22)【出願日】2011年12月9日
(65)【公開番号】特開2012-128855(P2012-128855A)
(43)【公開日】2012年7月5日
【審査請求日】2014年6月6日
(31)【優先権主張番号】12/965,309
(32)【優先日】2010年12月10日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】500575824
【氏名又は名称】ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100140109
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 新次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100075270
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 泰
(74)【代理人】
【識別番号】100080137
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 昭男
(74)【代理人】
【識別番号】100096013
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 博行
(74)【代理人】
【識別番号】100147991
【弁理士】
【氏名又は名称】鳥居 健一
(72)【発明者】
【氏名】ヌカラ・サティーシュ・クマー
(72)【発明者】
【氏名】アルンクマー・カマラカンナン
(72)【発明者】
【氏名】ショーン・スティンソン
(72)【発明者】
【氏名】コンダイアー・ダサリ
【審査官】 川▲崎▼ 博章
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−311451(JP,A)
【文献】 特開2002−288294(JP,A)
【文献】 米国特許第06084510(US,A)
【文献】 米国特許出願公開第2003/0137415(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0088434(US,A1)
【文献】 国際公開第2005/119619(WO,A1)
【文献】 国際公開第2008/134607(WO,A1)
【文献】 鈴木 秀一、西川 典宏,コンプライアンス対応ログ管理の決定版 SIMツール,ネットワーク マガジン,日本,株式会社アスキー,2006年12月 1日,第11巻、第12号,p.126−129
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 50/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
監視される領域における複数の無線ガス検出器と、
前記複数の無線ガス検出器の構成要素から位置及び暴露データを受信する少なくとも1つのプロセッサを含む中央局と、
前記プロセッサに結合され、前記位置及び暴露データを記憶するストレージ装置と、
選択された傾向に関して該位置及び暴露データを解析する回路部と、
を備え、前記中央局は、前記無線ガス検出器から受信されたデータを使用して、前記監視される領域を少なくとも1つのアクティブゾーンを含む複数のゾーンへと構成し、前記複数のゾーンの各々に臨界性、サイズ及び有毒ガス濃度を割り当てて、各ゾーンの警告レベルを計算し、前記アクティブゾーンへ入ることを防ぐために、前記アクティブゾーンの方向に向かう個人に対する事前警告通知を含む警告通知を前記複数の無線ガス検出器に送る、システム。
【請求項2】
前記ストレージ装置は、政府機関のコンプライアンス情報を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記記憶されたコンプライアンス情報並びに前記記憶された位置及び暴露データに基づいてコンプライアンスレポートを自動的に提供する更なる回路部を備える、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記プロセッサは、少なくとも1つの予め記憶された制御プログラムを実行して、前記コンプライアンスレポートを提供する、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記記憶された位置及び暴露データに応じて警告指示を自動的に生成する回路部を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記回路部は、前記位置及び暴露データを作業者毎に追跡し、予め記憶された規制基準に基づいて前記警告指示を作成する、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記プロセッサは、評価された傾向に応答して、行うことのできる予防処置に関して自動的に作業者に情報を提供する、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記監視されている領域に関して機関コンプライアンス情報を自動的に提供する制御プログラムを実行する、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
予め設けられた領域をリアルタイムのガス濃度、ガス暴露、及び位置情報と関連付けて、危険なエリアを判定する、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
監視される領域を、アクティブゾーンを含む複数のゾーンへと構成する回路部と、
前記監視される領域内に位置する複数の無線装置から周囲条件データ及び位置データを受信する回路部と、
前記周囲条件データ及び前記位置データを記憶する回路部と、
危険な条件を示す傾向に関して前記記憶された周囲条件データ及び位置データを評価する回路部と、
を備え、前記回路部は、前記無線装置から受信されたデータを使用して、前記監視される領域を少なくとも1つのアクティブゾーンを含む複数のゾーンへと構成し、前記複数のゾーンの各々に臨界性、サイズ及び有毒ガス濃度を割り当てて、各ゾーンの警告レベルを計算し、前記アクティブゾーンへ入ることを防ぐために、前記アクティブゾーンの方向に向かう個人に対する事前警告通知を含む警告通知を前記無線装置に送る、中央局。
【請求項11】
サーバー又はパーソナルコンピューターを備える、請求項10に記載の中央局。
【請求項12】
濃度情報及び位置情報のストレージユニットを備える、請求項11に記載の中央局。
【請求項13】
コンプライアンス情報を自動的に作成する回路部を更に備える、請求項12に記載の中央局。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本発明は、有毒ガスへの暴露に関して領域を監視するシステムに関する。特に、本発明は、傾向を判定し高リスクのエリアを特定するとともに、規制機関にコンプライアンスレポートを提供する自動化方法を実施するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]既知のガス検知システム及びガス検知方法では、監視されている領域にいる作業者は、個人用ガス検出器を所持する。定置された検出器もその領域に散在している場合がある。既知のシステムでは、手動データ解析及び手動プロセスが、該領域における有毒ガスへの作業者の暴露に基づいて警告を発するために用いられている。そのような手動解析及び手動プロセスは、誤りを生じやすいだけでなく、規制基準への意図しない非コンプライアンスも生じる可能性がある。
【0003】
[0003]業務で有毒ガスに暴露される作業者すなわち労働者の健康及び安全を確保するために、米労働安全衛生局(OSHA)及び米国立労働安全衛生研究所(NIOSH)により様々な規制基準が設けられている。領域での作業は、こうした基準に適合することが好ましい。
【0004】
[0004]作業者の健康及び安全並びに関連設備及び関連プラント全体の安全を守るためには、有毒ガスが存在する領域又は存在し得る領域の監視を継続する必要がある。作業者毎の暴露及び位置情報のリアルタイムでの収集はこの点で、また、監視されている領域のゾーン又は位置に関連する傾向を検知可能であるという点で有用である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
健康管理及びプラント保全のために有毒ガスへの暴露のコンプライアンス及び警告を提供し有毒ガスへの暴露を警告するシステム及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[0007]本発明の実施形態は、多くの異なる形態を取ることができるが、その特定の実施形態を図面に示し、本明細書中で詳細に説明する。その際、本開示は、本発明の原理の例示及び本発明を実施する最良の形態として考えられ、本発明を例示した特定の実施形態に制限するようには意図されていないことが理解される。
【0007】
[0008]本発明の一態様では、ガス濃度、作業者のガス暴露データ及び位置、作業者のゾーン/エリア等の継続的な/リアルタイムでのデータ収集に基づき、領域の潜在的な問題のあるエリア、すなわち高リスクのエリアの分析及び予測がなされる。本発明の別の態様では、携帯型無線ガス検出器を、無線アクセスポイントを特定する位置、並びに携帯型検出器及び固定検出器から収集されたデータの共通する、すなわち中央ストレージと組み合わせることができる。データ又は情報の発信元ゾーンを、更なる解析のために特定することができる。
【0008】
[0009]有利には、挙動の傾向又は異常を自動的に検出し、作業者の注意を向けさせることで、高リスクのエリア又は個人を認識し、それに対処することができる。OSHA基準又はNIOSH基準の作業者/労働者の安全に関連するコンプライアンスを高めることができる。
【0009】
[0010]自動通知及び日報を労働者/作業者及びプラント安全チームに提供することができる。プラント安全チームは、安全/ニアミスの傾向を自動的に警告されることができる。プラント安全チームの精査は、リスクにフラグを立て、該チームがニアミス率を下げるべく対処できるようにすることによって促進することができる。
【0010】
[0011]本発明によるシステム及び方法は、規制コンプライアンスに自動的に貢献するとともに、作業者の健康の監視及びプラント保全のために有毒ガスへの暴露を予測し警告することができる。例えば、携帯型/固定ガス検出器からの全てのガス関連データを収集することができる。各種ガス及び該ガスへの個々の労働者/作業者の暴露を解析することができる。これにより、個人が自分のガスへの暴露及び関連する制限値を監視することができる。
【0011】
[0012]データ解析により、より良いフリート管理を達成することができる。ガスデータを解析することで、日毎/月毎/四半期毎の監査により高リスクの位置/エリアを特定することができる。示唆される履歴データ及び固定検出器の要件により、事故が起こりやすいゾーンを特定することができる。OSHAの現地事務所に自動的に通知(電子メール等)を行い、規制基準に従って8時間以内に事故を報告することができる。
【0012】
[0013]本発明によれば、ガス暴露データを保持し、労働者/作業者及びプラント安全チームに自動通知を送付することができる。この手法は、ニアミス傾向を防止するという点で予測的である。さらに、該システムは、ガス暴露記録を保持することができるため、その提示及び形式をカスタマイズすることにより、NIOSHにより義務付けられているインタビュー/調査、健康データを取り込み、自動的に提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】[0005]本発明を実施するシステムの全体図である。
図2】[0006]図1のシステムの更なる詳細を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
[0014]図1は、本発明によるシステム10を示す。一種又は複数種の有毒ガスに暴露されている可能性のある、領域R内の個人、作業者/労働者I1...INは、携帯型ガス検出器12−1...12−nを所持することができる。さらに、1つ又は複数の固定ガス検出器16を、環境及びガス関連情報の履歴に基づいて、領域の様々な部分に設置することができる。
【0015】
[0015]ガス濃度及び位置データは、中央局20に無線で転送することができる。固定検出器16からの信号も中央局20に転送することができる。
[0016]中央局20は、コンピューターシステムに予め実装された実行可能なソフトウェアにより実施されるフリート管理者モジュール(fleet manager module)24と有線通信又は無線通信することができる。該通信は、リンク26を介して行われる。
【0016】
[0017]フリート管理者モジュール24に対応するものとして、本願の譲受人のBW Technologies事業部門による商品名「Fleet Manager」と称する市販のシステムを挙げることができる。このようなシステムは、複数のガス検出器からのデータを記憶し解析することができる。該複数のガス検出器の構成要素の校正記録は、定期的に又は必要に応じて記憶し更新することができる。このような記録を解析し、ガス検出器管理システムの一部としての1つ又は複数の検出器の継続的な性能に対して傾向を検出することができる。
【0017】
[0018]濃度及び位置情報は、そのような情報のデータベースを備える中央局20によって提供することができる。中央局20及びモジュール24からの出力は、自動的に作成されたOSHAコンプライアンス情報30並びに個人及び安全チーム34向けのガス暴露の傾向/警告情報を含むことができる。
【0018】
[0019]1つのそのような中央局20が、2009年11月19日付で出願された米国特許出願第12/621,713号に開示及び特許請求され、本願の譲受人に譲受されている。
【0019】
[0020]「携帯型無線検出器及び中央局を用いたゾーニングによる警告システム(An Alert System With Zoning Using Wireless Portable Detectors and a Central Station)」と題する該出願は、参照により本明細書中に援用される。
【0020】
[0021]図2に関して、システム10は、中央局20と無線通信する携帯型検出器12−1...12−nを備える。代表的な検出器12−iに示されるように、12−1〜12−n等の1つ又は複数の携帯型検出器は、制御回路部52に結合されたガス検知回路部50を備えることができる。当業者には理解されるように、制御回路部52は、プログラム可能なプロセッサ54及びローカルなコンピューター可読媒体に記憶されたソフトウェア56を備えることができる。携帯型検出器12−iにおいて受け入れた周囲ガスは、検知回路部50に入ることができる。検知ガスを示す電気信号を制御回路部52に結合することができる。
【0021】
[0022]中央局20は、携帯型検出器12−1...12−n及び固定検出器16と無線通信することができる1つ又は複数のプロセッサ22を備えることができる。中央局20は、コンピューター可読媒体に記憶され、プロセッサ22によって実行される実行可能な構成/監視ソフトウェア24、及びグラフィカルユーザーインターフェース28を備えることができる。
【0022】
[0023]ユーザーインターフェース28は、当業者であれば分かるように、対話ウィンドウ及び閲覧(表示、viewing)ウィンドウを表示する表示画面26を備えることができる。本発明の実施形態において、ユーザーインターフェース28は、多次元グラフィカルユーザーインターフェースとすることができる。
【0023】
[0024]プロセッサ22に結合されるストレージユニット20aは、検出器12−1...12−nから濃度及び位置情報を受信し記憶することができる。コンプライアンス情報及び規制情報も、ストレージユニット20aのデータベースに記憶することができる。その場合、中央局20は、該情報をモジュール24に、自動的に作成されたコンプライアンス情報40並びに暴露及び傾向情報44として解析及び転送のために転送することができる。
【0024】
[0025]本発明による方法では、中央局20は、予め定義された領域Rを複数のゾーンに構成することができる。予め定義された領域Rの構成中、ゾーンの臨界性(例えば、臨界、非臨界、安全アセンブリ又は高、低、中)を領域内の各ゾーンに割り当てることができる。中央局は、各ゾーンに割り当てられた臨界性に基づいて複数のゾーンをグラフィックで区別することができる。
【0025】
[0026]領域R内の各無線装置12−lは、ガスデータ等の周囲条件データ及び位置データを中央局20に定期的に送信することができる。中央局20は、12−lのような無線装置から受信したデータを用いて、各ゾーンの警告レベルを計算することができる。受信したデータに基づき、中央局20は、特定のゾーンがアクティブゾーンであるかどうかを判定し、それに応じて該ゾーンをグラフィックで表現することができる。位置データが中央局に定期的に送信されるため、中央局は、各ゾーンの警告レベルを定期的または動的に計算することができる。このような情報は全て、後述するように、モジュール24にも転送され、継続的な傾向の解析に組み込むことができる。
【0026】
[0027]アクティブゾーンは、警告条件が検出され危険とみなされるゾーンとすることができる。例えば、アクティブゾーンは、煙が検出された、熱レベルの上昇が検出されたゾーン又はガス漏れが検出されたゾーンとすることができる。
【0027】
[0028]各ゾーンの計算された警告レベルに基づいて、中央局20によって実行されるゾーニングアルゴリズムが、無線装置、例えば装置12−iのある位置に応じて、該装置に送信される警告の種類を判定することができる。次に、中央局20は、領域R又はそのゾーン内の複数の無線装置12−1...12−nに警告通知を送信することができる。例えば、本発明の実施形態において、中央局20は、アクティブゾーンの近くにある無線装置に事前警告通知を送信することができる。中央局20はまた、特定の無線装置12−iに関連付けられた個人がアクティブゾーンの方向に向かっているかを判定し、該アクティブゾーンに入ることを防ぐためにその人物に事前警告通知を送信することができる。
【0028】
[0029]中央局はまた、アクティブゾーンに対する該ゾーンの位置に基づいて、例えば、情報警告、緊急警告、又は警報警告をモジュール24及び無線装置に送信することができる。例えば、アクティブゾーンにある無線装置には緊急警告を送信し、アクティブゾーンから所定の距離内に位置する無線装置には情報警告を送信することもできる。本発明のいくつかの実施形態において、中央局20は、例えば、緊急通知がアクティブゾーンにある12−i等の無線装置によって受信されたという確認を受信しない場合、情報44等の警報警告を緊急対応チームに送信することができる。
【0029】
[0030]要約すると、システム10は、ユニット20aに記憶され、モジュール24が利用できる集中データのアクセス及び制御を提供し、解析を実行して傾向又は他の警告情報を確立する。コンプライアンス情報40は、検出器12−iから取得されたリアルタイムのガス濃度情報及び位置情報とともにユニット20aに記憶されるコンプライアンス情報に基づいてユニット20、24によって作成することができる。
【0030】
[0031]ユニット20a又はモジュール24に記憶される履歴情報は、プラント保全の向上に使用することができる。中央局20のゾーニング能力は、現場/プラントの領域Rをゾーニングし、各ゾーンの臨界性、サイズ及び有毒ガス濃度を設定し、検出器12−iからのリアルタイムの濃度及び位置情報の評価において使用することを可能にする。予防処置を行うための体系的データ44を作成することができる。
【0031】
[0032]上記から、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく多数の変形及び修正を行うことができることが分かるであろう。本明細書中に例示された特定の装置に対する限定は意図されたものでも、示唆されるものでもないことが理解される。当然ながら、添付の請求項は、特許請求の範囲に入る全ての修正を網羅することが意図される。
図1
図2