(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ネットワーク側がアプリケーションサーバおよび近距離サーバを含み、前記アプリケーションサーバと前記近距離サーバとの間で通信が実行される可能性があり、前記第1のデバイスによって、前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告し、その結果、前記ネットワーク側が、前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報に従って、前記第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの前記識別子が前記目標のユーザの前記ユーザ識別子であるかどうかを判定する前記ステップが、
前記第1のデバイスによって、前記アプリケーションサーバが前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報に従ってローカルでまたは前記近距離サーバを使用することによって前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの前記識別子を取得することをトリガするために、前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報および前記目標のユーザの前記ユーザ識別子を前記アプリケーションサーバに送信し、前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの前記識別子が前記目標のユーザの前記ユーザ識別子であるかどうかを判定するステップを含む請求項1に記載の方法。
前記ネットワーク側がアプリケーションサーバおよび近距離サーバを含み、前記アプリケーションサーバと前記近距離サーバとの間で通信が実行され得ず、前記第1のデバイスによって、前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告し、その結果、前記ネットワーク側が、前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報に従って、前記第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの前記識別子が前記目標のユーザの前記ユーザ識別子であるかどうかを判定する前記ステップが、
前記第1のデバイスによって、前記近距離サーバが前記第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせることをトリガするために、前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報を前記近距離サーバに送信するステップと、
前記第1のデバイスによって、前記近距離サーバによって返された前記第2のデバイスの前記デバイス識別情報を受信するステップと、
前記第1のデバイスによって、前記第2のデバイスの前記デバイス識別情報および前記目標のユーザの前記ユーザ識別子を前記アプリケーションサーバに送信し、その結果、前記アプリケーションサーバが、前記第2のデバイスの前記デバイス識別情報に従って、前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの前記識別子を問い合わせ、前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの前記識別子が前記目標のユーザの前記ユーザ識別子であるかどうかを判定するステップと、
を含む請求項1に記載の方法。
前記アプリケーションサーバによって、前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報に従って、前記第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得する前記ステップが、
前記アプリケーションサーバによって、前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報に対応する、前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの識別子をローカルで問い合わせ、前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの前記識別子を取得するステップ、または
前記アプリケーションサーバによって、前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報に従って、近距離サーバからの前記第2のデバイスのデバイス識別情報を要求し、前記アプリケーションサーバによって、前記近距離サーバによって返された前記第2のデバイスの前記デバイス識別情報を受信し、記憶し、前記第2のデバイスの前記デバイス識別情報に従って、前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの前記識別子を問い合わせ、前記第2のデバイスにログインする前記ユーザの前記識別子を取得するステップを含む請求項7に記載の方法。
前記受信モジュールが、前記第1のデバイスによって検出され、前記第1のデバイスによって送信される前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報を受信する前に、前記第1のデバイスのブロードキャスト情報を得るために前記第1のデバイスが属するモビリティ管理エンティティ(MME)によって開始された要求を受信するようにさらに構成され、
前記近距離サーバが、
前記MMEによって開始された前記要求に従って前記第1のデバイスに前記ブロードキャスト情報を割り振り、前記MMEを使用することによって前記第1のデバイスに前記ブロードキャスト情報を返すように構成された割り振りモジュールをさらに含む請求項17に記載のサーバ。
前記受信モジュールが、前記第1のデバイスによって検出され、前記第1のデバイスによって送信される前記第2のデバイスの前記ブロードキャスト情報を受信する前に、前記第1のデバイスによって開始された登録要求を受信するようにさらに構成され、
前記サーバが、
前記第1のデバイスによって開始された前記要求に従って前記第1のデバイスに対する認可を実行し、前記認可が成功した後に前記第1のデバイスにブロードキャスト情報を割り振るように構成された認可モジュールをさらに含む請求項18に記載のサーバ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態は、近距離のユーザの発見の精度を改善することができるデバイス発見方法、装置、およびシステムを提供する。技術的な解決策は、以下のようなものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様によれば、デバイス発見方法が提供され、方法は、
第1のデバイスによって、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にするステップと、
第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告し、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定するステップと、
第1のデバイスによって、ネットワーク側によって返された判定の結果を受信し、第1のデバイスによって、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるステップとを含む。
【0007】
別の態様によれば、デバイス発見方法がさらに提供され、方法は、
アプリケーションサーバによって、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信するステップと、
アプリケーションサーバによって、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、アプリケーションサーバが第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得する場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定するステップと、
アプリケーションサーバによって、第1のデバイスに判定の結果を返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができるステップとを含む。
【0008】
別の態様によれば、デバイス発見方法がさらに提供され、方法は、
アプリケーションサーバによって、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信するステップであって、第2のデバイスのデバイス識別情報が、第2のデバイスの検出されたブロードキャスト情報に従って近距離サーバ(short-distance server)から要求することによって第1のデバイスによって取得される、ステップと、
アプリケーションサーバによって、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、アプリケーションサーバが第2のデバイスにログインするユーザの識別子を見つける場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定するステップと、
アプリケーションサーバによって、第1のデバイスに判定の結果を返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができるステップとを含む。
【0009】
別の態様によれば、デバイス発見方法がさらに提供され、方法は、
近距離サーバによって、第1のデバイスによって検出され、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信するステップと、
近距離サーバによって、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、近距離サーバが第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスが、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができるステップとを含む。
【0010】
別の態様によれば、デバイス発見方法がさらに提供され、方法は、
近距離サーバによって、第1のデバイスによって検出され、アプリケーションサーバによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信するステップと、
近距離サーバによって、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、近距離サーバが第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報をアプリケーションサーバに返し、その結果、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができるステップとを含む。
【0011】
別の態様によれば、
第2のデバイスによって、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にするステップと、
第2のデバイスによって、D2D機能を使用することによって第2のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストし、その結果、第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出することができ、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるために、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告するステップとを含むデバイス発見方法が、さらに提供される。
【0012】
別の態様によれば、デバイス発見装置がさらに提供され、装置は、
デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にするように構成された有効化モジュールと、
有効化モジュールがD2D監視およびブロードキャスト機能を有効にした後、第2のデバイスのブロードキャスト情報が検出される場合、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告するように構成され、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定するアプリケーションモジュールと、
アプリケーションモジュールが第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を報告した後、ネットワーク側によって返された判定の結果を受信し、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスがデバイス発見モジュールから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるように構成されるデバイス発見モジュールとを含む。
【0013】
別の態様によれば、アプリケーションサーバがさらに提供され、サーバは、
第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信するように構成された受信モジュールと、
受信モジュールによって受信される第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が取得される場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が受信モジュールによって受信される目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定するように構成された確認モジュールと、
確認モジュールによって確かめられる判定の結果を第1のデバイスに返すように構成され、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる送信モジュールとを含む。
【0014】
別の態様によれば、別のアプリケーションサーバがさらに提供され、サーバは、
第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信するように構成された受信モジュールであって、第2のデバイスのデバイス識別情報が、第2のデバイスの検出されたブロードキャスト情報に従って近距離サーバから要求することによって第1のデバイスによって取得される、受信モジュールと、
受信モジュールによって受信される第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が発見される場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が受信モジュールによって受信される目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定するように構成された確認モジュールと、
確認モジュールによって確かめられる判定の結果を第1のデバイスに返すように構成され、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる送信モジュールとを含む。
【0015】
別の態様によれば、近距離サーバがさらに提供され、サーバは、
第1のデバイスによって検出され、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信するように構成された受信モジュールと、
受信モジュールによって受信される第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報が発見される場合、第2のデバイスのデバイス識別情報を第1のデバイスに返すように構成され、その結果、第1のデバイスが、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる問い合わせモジュールとを含む。
【0016】
別の態様によれば、別の近距離サーバがさらに提供され、サーバは、
第1のデバイスによって検出され、アプリケーションサーバによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信するように構成された受信モジュールと、
受信モジュールによって受信される第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報が発見される場合、第2のデバイスのデバイス識別情報をアプリケーションサーバに返すように構成され、その結果、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる問い合わせモジュールとを含む。
【0017】
別の態様によれば、別のデバイス発見装置がさらに提供され、装置は、
デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にするように構成された有効化モジュールと、
有効化モジュールが
D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にした後、装置のブロードキャスト情報をブロードキャストするように構成され、その結果、第1のデバイスが、ブロードキャスト情報を検出することができ、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるために、ブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告するブロードキャストモジュールとを含む。
【0018】
別の態様によれば、デバイス発見システムがさらに提供され、システムは、上述のデバイス発見装置、上述のアプリケーションサーバ、上述の別の近距離サーバ、および上述の別のデバイス発見装置を含む。
【0019】
別の態様によれば、デバイス発見システムがさらに提供され、システムは、上述のデバイス発見装置、上述の別のアプリケーションサーバ、上述の近距離サーバ、および上述の別のデバイス発見装置を含む。
【0020】
本発明の実施形態によって提供される技術的な解決策は、以下の有益な効果、すなわち、第1のデバイスが、デバイス間
(D2D
)監視およびブロードキャスト機能を有効にすることと、第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に送信し、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定することと、第1のデバイスが、ネットワーク側によって返された判定の結果を受信し、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることとをもたらす。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報、および発見される必要がある目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に送信し、その結果、ネットワーク側は、ブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめることができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0021】
本発明の実施形態における技術的な解決策をより明瞭に説明するために、以下で、それらの実施形態を説明するために必要とされる添付の図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明の添付の図面は、本発明の一部の実施形態を示すに過ぎず、当業者は、創造的な努力なしにこれらの添付の図面からその他の図面を導き出すことがやはり可能である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明の目的、技術的な解決策、および利点をより理解しやすくするために、以下で、本発明の実施形態を添付の図面を参照して以下でさらに詳細に説明する。
【0024】
近距離通信は特定の距離の限界を有するので、2つのUEが近距離の範囲内にあるかどうかを判定するためにセルID情報が使用されるとき、一方において、2つのUEがあるセルが比較的大きな半径を有する場合、たとえ2つのUEのセルIDに従って2人のユーザが「近距離」の範囲内にいると判定されるとしても、2つのUEの間の実際の距離が非常に遠く、近距離通信の要件を満たさない可能性があり、他方において、2つの隣接するセルに属するが極めて近い距離内の2人のユーザが近距離の範囲内にないと判定される可能性もあり、その結果、近距離内で通信する2つのデバイスが近距離通信を実施することができない。一部の区域、例えば、大きな屋内ショッピングモールにおいては、ユーザはGPS信号を受信することができない。
【0025】
上記の近距離発見方法は、近距離のユーザの発見の精度を保証することができず、そのことが、近距離の発見を使用するときのユーザ体験を損なう。上記の問題を解決するために、本発明は、以下の技術的な解決策を提供する。
【0026】
図1を参照すると、実施形態は、以下を含むデバイス発見方法を提供する。
【0027】
101. 第1のデバイスが、デバイス間(D2D:device-to-device)監視およびブロードキャスト機能を有効にする。
【0028】
102. 第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告し、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0029】
103. 第1のデバイスが、ネットワーク側によって返された判定の結果を受信し、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめる。
【0030】
この実施形態の有益な効果は、第1のデバイスが、デバイス間(D2D)監視およびブロードキャスト機能を有効にすることと、第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に送信し、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定することと、第1のデバイスが、ネットワーク側によって返された判定の結果を受信し、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることとを含む。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報、および発見される必要がある目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に送信しさえすればよく、その結果、ネットワーク側は、ブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめることができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0031】
図2を参照すると、実施形態は、以下を含む別のデバイス発見方法を提供する。
【0032】
201. アプリケーションサーバが、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信する。
【0033】
202. アプリケーションサーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、アプリケーションサーバが第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得する場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0034】
203. アプリケーションサーバが、第1のデバイスに判定の結果を返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる。
【0035】
この実施形態の有益な効果は、アプリケーションサーバが、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信すること、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、アプリケーションサーバが第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得する場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定すること、ならびにアプリケーションサーバが、第1のデバイスに判定の結果を返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができることである。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報、および発見される必要がある目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバは、ブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめることができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0036】
図3を参照すると、実施形態は、以下を含むデバイス発見方法を提供する。
【0037】
301. アプリケーションサーバが、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信し、第2のデバイスのデバイス識別情報が、第2のデバイスの検出されたブロードキャスト情報に従って近距離サーバから要求することによって第1のデバイスによって取得される。
【0038】
302. アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、アプリケーションサーバが第2のデバイスにログインするユーザの識別子を見つける場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0039】
303. アプリケーションサーバが、第1のデバイスに判定の結果を返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる。
【0040】
この実施形態の有益な効果は、アプリケーションサーバが、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信し、第2のデバイスのデバイス識別情報が、第2のデバイスの検出されたブロードキャスト情報に従って近距離サーバから要求することによって第1のデバイスによって取得されること、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、アプリケーションサーバが第2のデバイスにログインするユーザの識別子を見つける場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定すること、ならびにアプリケーションサーバが、第1のデバイスに判定の結果を返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができることである。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報を使用することによって第2のデバイスのデバイス識別情報を取得し、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバは、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめることができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0041】
図4を参照すると、実施形態は、以下を含むデバイス発見方法を提供する。
【0042】
401. 近距離サーバが、第1のデバイスによって検出され、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信する。
【0043】
402. 近距離サーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスが、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる。
【0044】
この実施形態の有益な効果は、近距離サーバが、第1のデバイスによって検出され、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信すること、ならびに近距離サーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスが、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができることである。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報を近距離サーバに送信して第2のデバイスのデバイス識別情報を取得し、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバは、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめることができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0045】
図5を参照すると、実施形態は、以下を含むデバイス発見方法を提供する。
【0046】
501. 近距離サーバが、第1のデバイスによって検出され、アプリケーションサーバによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信する。
【0047】
502. 近距離サーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報をアプリケーションサーバに返し、その結果、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる。
【0048】
この実施形態の有益な効果は、近距離サーバが、第1のデバイスによって検出され、アプリケーションサーバによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信すること、ならびに近距離サーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報をアプリケーションサーバに返し、その結果、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができることである。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバは、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめるために、ブロードキャスト情報に従って、近距離サーバから第2のデバイスのデバイス識別情報を取得する。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0049】
図6を参照すると、実施形態は、以下を含むデバイス発見方法を提供する。
【0050】
601. 第2のデバイスが、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にする。
【0051】
602. 第2のデバイスが、D2D
監視およびブロードキャスト機能を使用することによって第2のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストし、その結果、第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出することができ、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるために、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告する。
【0052】
この実施形態の有益な効果は、第2のデバイスが、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にすることと、第2のデバイスが、D2Dブロードキャスト機能を使用することによって第2のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストし、その結果、第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出することができ、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるために、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告することとを含む。第1のデバイスが、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、第2のデバイスは、D2D機能を有効にし、第2のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストし、その結果、第1のデバイスは、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出することができる。第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、第1のデバイスは、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめるために、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告する。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0053】
図7を参照すると、実施形態は、以下を含むデバイス発見方法を提供する。
【0054】
701. 第1のデバイスが、第1のデバイスのブロードキャスト情報を取得し、第1のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストし、その結果、別のデバイスが、第1のデバイスのブロードキャスト情報に従って第1のデバイスを発見することができる。
【0055】
このステップにおいては、第1のデバイスのネットワークアタッチプロセスで、デバイス発見サービス要求が、ネットワーク側に対して開始され、ネットワーク側は、第1のデバイスの要求を受信した後、第1のデバイスにブロードキャスト情報(Broadcast Code)を割り振る。第1のデバイスは、D2D (Device-Device、デバイス間)
監視およびブロードキャスト機能を有効にした後、第1のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストし、その結果、別のデバイスが、第1のデバイスを発見することができる。同時に、第1のデバイスは、周りにすべてのその他のデバイスによって送信されたBroadcast Codeをやはり監視する。任意で、第1のデバイスは、予め設定された間隔、例えば、5秒、8秒、10秒、または1分間隔でブロードキャストおよび監視を実行する可能性があり、実施形態は、まったく、そのように特定の限定をしない。任意で、第1のデバイスは、基地局のスケジューリングに従ってブロードキャストおよび監視を実行する可能性もある。実施形態は、第1のデバイスがD2D
監視およびブロードキャスト機能を実行する方法について特定の限定をしない。
【0056】
このステップにおいては、任意で、第1のデバイスによって、第1のデバイスのブロードキャスト情報を取得するためにネットワーク側に対するデバイス発見サービス要求を開始することが、以下を含む。
【0057】
(1) 第1のデバイスが、第1のデバイスが属する
モビリティ管理エンティティ(MME:
mobility management entity
)にデバイス発見サービスを要求する。
【0058】
このステップにおいては、第1のデバイスが、
MMEが近距離サーバから第1のデバイスのブロードキャスト情報を取得することをトリガするために、第1のデバイスが属するMMEに対してデバイス発見サービス要求を開始する。
【0059】
(2) MMEが、HSS (Home Subscriber Server、ホーム加入者サーバ)から第1のデバイスの加入情報を取得し、HSSのデバイスの加入情報に従って認証および認可を行って、第1のデバイスが発見サービスを実行できるかどうかを判定する。
【0060】
このステップにおいては、第1のデバイスが属するMMEが、第1のデバイスによって送信された発見サービス要求を受信した後、HSSから第1のデバイスの加入情報を取得し、加入情報は、第1のデバイスがデバイス発見サービスを実行できるかどうかを示す加入情報を含み、デバイスがデバイス発見サービスを使用することを許される場合、MMEは、デバイスにBroadcast Codeを割り振るように近距離サーバに要求し、デバイスがデバイス発見サービスを使用することを許されない場合、MMEは、デバイスの要求を拒否し、拒否の理由を与える。
【0061】
(3) MMEが、デバイスにブロードキャスト情報を割り振るように近距離サーバに要求する。
【0062】
このステップにおいては、MMEは、第1のデバイスを認証済みであり、第1のデバイスにブロードキャスト情報を割り振るように近距離サーバに要求し、近距離サーバは、デバイスにブロードキャスト情報を割り振り、デバイスのブロードキャスト情報を管理するように構成される。近距離サーバは、MMEとのインターフェースを有する独立したネットワーク要素であるか、または近距離サーバの機能をサポートするように既存のネットワークの一部のネットワーク要素を拡張するように構成される可能性があり、拡張されたネットワーク要素は、デバイスにブロードキャスト情報を割り振ることができる。例えば、近距離サーバは、MME、P-CSCF (Proxy-Call Session Control Function)、またはHSSを増強することによって実装される可能性があり、この実施形態は、まったく、そのように特定の限定をしない。
【0063】
(4) 近距離サーバが、第1のデバイスにブロードキャスト情報を割り振り、第1のデバイスに割り振られたブロードキャスト情報をMMEに返す。
【0064】
このステップにおいては、MMEが第1のデバイスのデバイス発見サービスを認証および認可済みであるので、近距離サーバは、デバイスに対する認証および認可を重ねて実行する必要がなく、直ちに、デバイスにBroadcast Codeを割り振り、MMEにBroadcast Codeを返す。
【0065】
近距離サーバは、各デバイスに一意のブロードキャスト情報を割り振った後、さらに、特定のデバイスに割り振られたブロードキャスト情報を周期的に更新する可能性があり、このことは、この実施形態において特に説明されないことに留意されたい。近距離サーバがデバイスに異なるブロードキャスト情報を割り振るように位置付けられる場合、近距離サーバは、ブロードキャスト情報にブロードキャスト情報の時間情報を追加し、時間情報は、割り振りの時間および有効期間を含み、その結果、後でブロードキャスト情報が使用されるとき、ブロードキャスト情報が有効なブロードキャスト情報であるかどうかが、ブロードキャスト情報の割り振りの時間および有効期間と、現在の時間とに従って判定され得る。
【0066】
(5) MMEは、近距離サーバによって第1のデバイスに割り振られたブロードキャスト情報を第1のデバイスに送信する。
【0067】
第1のデバイスのブロードキャスト情報を取得するために第1のデバイスによって使用される方法は、ネットワークアタッチプロセスで実行される動作であることに留意されたい。しかし、特定のデバイス発見プロセスにおいては、デバイスがネットワークアタッチプロセスを完了し、ブロードキャスト情報を取得済みである可能性があり、したがって、このステップは、特定のデバイス発見プロセスにおいては実行されない可能性がある。
【0068】
このステップにおいては、任意で、第1のデバイスによって、第1のデバイスのブロードキャスト情報を取得するためにネットワーク側に対するデバイス発見サービス要求を開始することが、以下を含む。
【0069】
(1) 第1のデバイスが、近距離サーバへの登録要求を開始する。
【0070】
このステップにおいては、任意で、第1のデバイスが、MMEを使用することによって第1のデバイスのブロードキャスト情報を取得する可能性があり、近距離サーバが第1のデバイスにブロードキャスト情報を割り振ることをトリガするために、直接、近距離サーバへの登録要求を開始する可能性もある。近距離サーバは、デバイスの登録要求を受信した後、第1のデバイスのデバイス発見サービスに対してローカルで認証および認可を行い、デバイスがデバイス発見サービスを使用することを許される場合、デバイスにブロードキャスト情報(Broadcast Code)を割り振り、デバイスがデバイス発見サービスを使用することを許されない場合、デバイスの要求を拒否し、拒否の理由を与える。
【0071】
任意で、第1のデバイスのデバイス発見サービスに対して近距離サーバによって行われる認証および認可は、ローカルで行われない可能性があり、HSSにデバイスの加入情報を問い合わせ、デバイスの加入情報を使用することによって、デバイスがデバイス発見サービスを使用することを許されるかどうかを判定することによって実行される。
【0072】
特定の実際の動作において、この実施形態は、第1のデバイスのデバイス発見サービスに対する認証および認可を実行するために近距離サーバによって使用される方法にいかなる特定の限定もしない。
【0073】
(2) 近距離サーバが、第1のデバイスにブロードキャスト情報を割り振り、第1のデバイスにブロードキャスト情報を送信する。
【0074】
第1のデバイスのブロードキャスト情報を取得するために第1のデバイスによって使用される方法は、近距離サーバから
得ることによって実行されるが、特定のデバイス発見プロセスにおいては、デバイスが近距離サーバからブロードキャスト情報を取得済みである可能性があることに留意されたい。したがって、このステップは、特定のデバイス発見プロセスにおいては実行されない可能性がある。
【0075】
特定の動作において、この実施形態は、第1のデバイスのブロードキャスト情報を得るためにネットワーク側に対するデバイス発見サービス要求を開始するために第1のデバイスによって特に使用される方法に特定の限定をしないことに留意されたい。
【0076】
本実施形態は、第1のデバイスを例として使用することによって説明されるが、ネットワーク側に対する別のデバイスによるデバイス発見サービス要求を開始するためのプロセスは、第1のデバイスのプロセスと同じまたは同様であり、この実施形態において特に説明されない。
【0077】
702. 第1のデバイスが、ログインすることを要求するローカルユーザの識別子を取得し、ユーザの識別子を使用することによってアプリケーションサーバへの登録要求を開始し、その結果、アプリケーションサーバが、ユーザの識別子に従って第1のデバイスのユーザに対する認証および認可を行う。
【0078】
この実施形態においては、任意で、第1のデバイスのユーザは、アプリケーションを使用することによってアプリケーションサーバにログインする可能性がある。例えば、ユーザは、インスタントメッセージチャットツールを使用することによってインスタントメッセージアプリケーションサーバにログインする。異なるアプリケーションに対応する対応するユーザ識別子が、存在する。ユーザは、特定のアプリケーションを使用することによってアプリケーションサーバにログインするときに対応するユーザ識別子を入力する必要があり、第1のデバイスは、ログインすることを要求するローカルユーザの識別子を取得した後、ユーザ識別子に従ってアプリケーションサーバへの登録要求を開始し、登録要求で第1のデバイスのデバイス識別情報(デバイスID)を運び、アプリケーションサーバは、第1のデバイスのデバイス識別情報を記憶し、第1のデバイスにログインするユーザの識別子と第1のデバイスのデバイス識別情報との間のマッピング関係を記憶する。アプリケーションサーバは、第1のデバイスの登録情報を受信した後、ユーザ識別子に従って第1のデバイスのユーザに対する認証および認可を行う。この実施形態において、各デバイスは、1つの一意のデバイス識別情報に対応する。
【0079】
このステップは、デバイスがアプリケーションサーバに登録するときに実行されるが、特定の動作においては、デバイスは登録プロセスを完了している可能性があることに留意されたい。したがって、このステップは、特定のデバイス発見プロセスにおいては実行されない可能性がある。代替的に、この実施形態において、第1のデバイスが、アプリケーションが原因ではなくデバイス発見サービスを開始するとき、このステップは、やはり実行されない可能性があり、この実施形態は、まったく、そのように特定の限定をしない。
【0080】
このステップにおいて、ユーザのログイン要求を受信するすべてのデバイスは、アプリケーションサーバへの登録要求を開始する。本明細書は、第1のデバイスを例として使用することによって説明されるが、別のデバイスがアプリケーションサーバへの登録を開始するプロセスは、第1のデバイスのプロセスと同じまたは同様であり、この実施形態において特に説明されない。
【0081】
703. 第1のデバイスが、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にし、第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告し、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0082】
このステップにおいて、第1のデバイスのD2D
監視およびブロードキャスト機能は、第1のデバイス以外の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視し、同時に第1のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストするために実行される。1つまたは複数のブロードキャスト情報が第1のデバイスによって検出される可能性があり、この実施形態は、まったく、そのように特定の限定をしない。この実施形態は、第2のデバイスのブロードキャスト情報が第1のデバイスによって検出される例を使用することによって説明される。
【0083】
第1のデバイスのユーザは、第1のデバイスがD2D
監視およびブロードキャスト機能を有効にした後にアプリケーションサーバへの登録要求を開始することができ、したがって、この実施形態は、ステップ702およびステップ703を実行する順序に特定の限定をしないことに留意されたい。
【0084】
704. 第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告し、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0085】
この実施形態においては、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、第1のデバイスは、ネットワーク側へのデバイス発見要求を開始し、発見される必要がある目標のユーザのユーザ識別子および別のデバイスの検出されたブロードキャスト情報をネットワーク側に送信し、その結果、ネットワーク側は、別のデバイスのブロードキャスト情報に従って、デバイスにログインするユーザの識別子を取得し、デバイスにログインするユーザの識別子が第1のデバイスが発見する必要がある目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0086】
このステップにおいては、任意で、ネットワーク側が、アプリケーションサーバおよび近距離サーバを含み、アプリケーションサーバと近距離サーバとの間で通信が実行される可能性があり、第1のデバイスによって、第2のデバイスの検出されたブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告し、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定することが、以下を含む。
【0087】
(1) 第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信する。
【0088】
このステップにおいて、第1のデバイスは、アプリケーションサーバが第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得することをトリガするために、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側のアプリケーションサーバに送信し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が第1のデバイスが発見する必要がある目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0089】
(2) アプリケーションサーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が第1のデバイスが発見する必要がある目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0090】
このステップにおいて、アプリケーションサーバは、第2のデバイスにログインするユーザの識別子をローカルで問い合わせ、識別子は、第2のデバイスのブロードキャスト情報に対応する。第2のデバイスのブロードキャスト情報が時間情報を運ぶ場合、第2のデバイスのブロードキャスト情報が
受信された後、ブロードキャスト情報が有効なブロードキャスト情報であるかどうかがさらに判定される必要があり、ブロードキャスト情報が有効なブロードキャスト情報である場合、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に対応する、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得する。第2のデバイスのブロードキャスト情報がローカルで見つからないか、または発見されたブロードキャスト情報が無効なブロードキャスト情報である場合、アプリケーションサーバは、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従ってネットワーク側の近距離サーバからの第2のデバイスのデバイス識別情報を要求し、近距離サーバによって返された第2のデバイスのデバイス識別情報を受信し、記憶し、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせる。このステップにおいては、任意で、アプリケーションサーバが、各デバイスのデバイス識別情報に対応するブロードキャスト情報を記憶し、ブロードキャスト情報は、その後、別のアプリケーションによって問い合わされ得る。
【0091】
このステップにおいては、任意で、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報をローカルで問い合わせることなしに、第2のデバイスのブロードキャスト情報に関して近距離サーバに直接問い合わせる可能性があり、この実施形態は、まったく、そのように特定の限定をしない。
【0092】
このステップにおいて、近距離サーバは、ブロードキャスト情報に対応するデバイス識別情報を問い合わせ、近距離サーバがブロードキャスト情報に対応するデバイス識別情報を持たない場合、割り当てなしの指示が第1のデバイスに返される。
【0093】
このステップにおいては、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が取得された後、ユーザの識別子が第1のデバイスが発見する必要がある目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかがさらに判定される必要があり、2つのユーザ識別子が同じであるかどうかを特に判定するための方法は従来技術に属しており、この実施形態において説明されない。
【0094】
(3) アプリケーションサーバが、判定の結果を第1のデバイスに返す。
【0095】
このステップにおいて、アプリケーションサーバは、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が第1のデバイスが発見する必要がある目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定した後、判定の結果を第1のデバイスに返す。
【0096】
このステップにおいては、任意で、ネットワーク側が、アプリケーションサーバおよび近距離サーバを含み、アプリケーションサーバと近距離サーバとの間で通信が実行され得ず、第1のデバイスによって、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告し、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定することが、以下を含む。
【0097】
(1) 第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を近距離サーバに送信する。
【0098】
このステップにおいて、第1のデバイスは、第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせるように近距離サーバに要求するために、第2のデバイスのブロードキャスト情報を近距離サーバに送信する。
【0099】
(2) 近距離サーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報を第1のデバイスに返す。
【0100】
このステップにおいて、近距離サーバは、第2のデバイスのデバイス識別情報を取得するために、第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信した後、ブロードキャスト情報に対応するデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスの見つかったデバイス識別情報を第1のデバイスに返す。
【0101】
このステップにおいて、近距離サーバは、ブロードキャスト情報に対応するデバイス識別情報を問い合わせ、近距離サーバがブロードキャスト情報に対応するデバイス識別情報を持たない場合、未知のブロードキャスト情報の指示が第1のデバイスに返される。
【0102】
(3) 第1のデバイスが、近距離サーバによって返された第2のデバイスのデバイス識別情報を受信し、第2のデバイスのデバイス識別情報、および発見される必要がある目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信する。
【0103】
(4) アプリケーションサーバが、第2のデバイスの受信された識別子に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が第1のデバイスが発見する必要がある目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0104】
(5) アプリケーションサーバが、判定の結果を第1のデバイスに返す。
【0105】
特定の動作において、この実施形態は、判定の結果を得るために使用される特定の方法について特定の限定をしないことに留意されたい。
【0106】
705. 第1のデバイスが、ネットワーク側によって返された判定の結果を受信し、判定の結果に従って、発見される必要がある目標のユーザのデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内に
あるかどうかを確かめる。
【0107】
このステップにおいて、アプリケーションサーバによって第1のデバイスに返された判定の結果が真である場合、つまり、結果が、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が発見される必要があるユーザのユーザ識別子であることを示す場合、第1のデバイスは、発見される必要がある目標のユーザのデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあることを確かめ、アプリケーションサーバによって第1のデバイスに返された判定の結果が偽である場合、つまり、結果が、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が発見される必要があるユーザのユーザ識別子ではないことを示す場合、第1のデバイスは、発見される必要がある目標のユーザのデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にないことを確かめる。
【0108】
加えて、上述の実施形態のステップ/メッセージは、必ずしも新しく定義されたステップ/メッセージではなく、2つの同じネットワーク要素の間の既存のステップ/メッセージを拡張することによって実行される可能性もあることに留意されたい。この原理は、デバイスと
任意のネットワーク要素との間、例えば、UEとMME/HSSとの間、UEとアプリケーションサーバとの間のインターフェースに適用可能であり、この実施形態は、まったく、そのように特定の限定をしない。
【0109】
この実施形態の有益な効果は、第1のデバイスが、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にすることと、第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に送信し、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定することと、第1のデバイスが、ネットワーク側によって返された判定の結果を受信し、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることとを含む。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報、および発見される必要がある目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に送信しさえすればよく、その結果、ネットワーク側は、ブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめることができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。加えて、第1のデバイスが第2のデバイスを監視することができるので、第1のデバイスは、第2のデバイスとの近距離通信を確立することができる可能性が高く、そのことが、近距離通信の成功する可能性を高める。さらに、デバイスは、ネットワークアタッチプロセスで第1のデバイスのブロードキャスト情報を取得するか、または近距離サーバを使用することによってブロードキャスト情報を取得し、これは、実装するのが用意であり、動作を単純化し、既存のネットワークに対する追加の重い負荷を生じない。その上、ユーザは、アプリケーションを使用することによってデバイス発見サービスを開始することができ、アプリケーションは、デバイスのユーザの友達を記憶し、これは、ユーザが近距離の範囲内にいる友達を発見することをより便利にし、それによって、デバイスの発見を使用するユーザの体験を改善する。
【0110】
図8を参照すると、実施形態は、有効化モジュール801、アプリケーションモジュール802、およびデバイス発見モジュール803を含むデバイス発見装置800を提供する。
【0111】
有効化モジュール801は、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にするように構成される。
【0112】
アプリケーションモジュール802は、有効化モジュール801がD2D監視およびブロードキャスト機能を有効にした後、第2のデバイスのブロードキャスト情報が検出される場合、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告するように構成され、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0113】
デバイス発見モジュール803は、アプリケーションモジュールが第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を報告した後、ネットワーク側によって返された判定の結果を受信し、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスがデバイス発見モジュールから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるように構成される。
【0114】
図9を参照すると、任意で、装置は、
有効化モジュール801がD2D監視およびブロードキャスト機能を有効にする前に装置のブロードキャスト情報を取得するように構成された取得モジュール804と、
有効化モジュール801がD2D監視およびブロードキャスト機能を有効にした後、取得モジュール804によって取得されたブロードキャスト情報をブロードキャストするように構成され、その結果、装置が、ブロードキャスト情報に従って装置以外の別のデバイスによって発見され得るブロードキャストモジュール805とをさらに含む。
【0115】
任意で、取得モジュール804は、
モビリティ管理エンティティMMEが近距離サーバから装置のブロードキャスト情報を取得することをトリガするために、第1の要求ユニットが属するMMEに対するデバイス発見サービス要求を開始するように構成された第1の要求ユニットと、
第1の要求ユニットがデバイス発見サービス要求を開始した後、MMEによって返された第1のデバイスのブロードキャスト情報を受信するように構成された第1の受信ユニットとを含む。
【0116】
任意で、取得モジュール804は、
近距離サーバがブロードキャスト情報を装置に割り振ることをトリガするために近距離サーバへの登録要求を開始するように構成された第2の要求ユニットと、
第2の要求ユニットが登録要求を開始した後、近距離サーバによって返された第1のデバイスのブロードキャスト情報を受信するように構成された第2の受信ユニットとを含む。
【0117】
図9を参照すると、任意で、装置は、
有効化モジュール801がD2D監視およびブロードキャスト機能を有効にする前に、ローカルのユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子に従ってアプリケーションサーバへの登録要求を開始するように構成された登録モジュール806であって、登録要求が、デバイス識別情報を含み、その結果、アプリケーションサーバが、デバイス識別情報を記憶し、ユーザ識別子に対する認証および認可を実行する、登録モジュール806をさらに含む。
【0118】
任意で、アプリケーションモジュール802は、
ネットワーク側がアプリケーションサーバおよび近距離サーバを含み、アプリケーションサーバと近距離サーバとの間で通信が実行され得るときに、アプリケーションサーバが第2のデバイスのブロードキャスト情報に従ってローカルでまたは近距離サーバを使用することによって第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得することをトリガするために、アプリケーションモジュールによって検出される第2のデバイスのブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定するように構成された
第1の送信ユニットを含む。
【0119】
任意で、アプリケーションモジュール802は、
ネットワーク側がアプリケーションサーバおよび近距離サーバを含み、アプリケーションサーバと近距離サーバとの間で通信が実行され得ないとき、近距離サーバが第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせることをトリガするために、アプリケーションモジュールによって検出される第2のデバイスのブロードキャスト情報を近距離サーバに送信するように構成された第2の送信ユニットを含む。
【0120】
装置は、
近距離サーバによって返された第2のデバイスのデバイス識別情報を受信するように構成された第3の受信ユニットをさらに含み、
第2の送信ユニットが、第3の受信ユニットによって受信される第2のデバイスのデバイス識別情報、および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信するようにさらに構成され、その結果、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定する。
【0121】
この実施形態の有益な効果は、有効化モジュールが、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にするように構成されることと、アプリケーションモジュールが、有効化モジュールがD2D監視およびブロードキャスト機能を有効にした後、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出する場合、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告するように構成され、その結果、ネットワーク側が、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定することと、デバイス発見モジュールが、アプリケーションモジュールが第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を報告した後、ネットワーク側によって返された判定の結果を受信し、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスがデバイス発見モジュールから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるように構成されることとを含む。装置は、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報が検出された後、検出されたブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に送信し、その結果、ネットワーク側は、ブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめることができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0122】
図10を参照すると、実施形態は、受信モジュール901、確認モジュール902、および送信モジュール903を含むアプリケーションサーバ900を提供する。
【0123】
受信モジュール901は、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を送信するように構成される。
【0124】
確認モジュール902は、受信モジュール901によって受信される第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が取得される場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が受信モジュール901によって受信される目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定するように構成される。
【0125】
送信モジュール903は、確認モジュール902によって確かめられる判定の結果を第1のデバイスに返すように構成され、その結果、第1のデバイスは、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる。
【0126】
任意で、確認モジュール902は、
第2のデバイスのブロードキャスト情報に対応する、第2のデバイスにログインするユーザの識別子をローカルで問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得するか、または
第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、近距離サーバからの第2のデバイスのデバイス識別情報を要求し、近距離サーバによって返された第2のデバイスのデバイス識別情報を記憶し、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別情報を取得するように特に構成される。
【0127】
任意で、
図11を参照すると、サーバは、
受信モジュール901が第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信する前に、第1のデバイスのデバイス識別情報、および第1のデバイスにログインするユーザの識別子を含む、第1のデバイスによって送信された登録要求を受信し、第1のデバイスのデバイス識別情報を記憶し、ユーザ識別子に対する認証および認可を行うように構成された認証モジュール904をさらに含む。
【0128】
この実施形態の有益な効果は、アプリケーションサーバが、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信すること、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得し、アプリケーションサーバが第2のデバイスにログインするユーザの識別子を取得する場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定すること、ならびにアプリケーションサーバが、第1のデバイスに判定の結果を返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができることである。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報、および発見される必要がある目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバは、ブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを判定することができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0129】
図12を参照すると、実施形態は、受信モジュール1001、確認モジュール1002、および送信モジュール1003を含むアプリケーションサーバ1000を提供する。
【0130】
受信モジュール1001は、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信するように構成され、第2のデバイスのデバイス識別情報は、第2のデバイスの検出されたブロードキャスト情報に従って近距離サーバから要求することによって第1のデバイスによって取得される。
【0131】
確認モジュール1002は、受信モジュール1001によって受信される第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、アプリケーションサーバが第2のデバイスにログインするユーザの識別子を見つける場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が受信モジュール1001によって受信される目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定するように構成される。
【0132】
送信モジュール1003は、確認モジュール1002によって確かめられる判定の結果を第1のデバイスに返すように構成され、その結果、第1のデバイスは、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる。
【0133】
任意で、
図13を参照すると、サーバは、
受信モジュール1001が第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信する前に、第1のデバイスのデバイス識別情報、および第1のデバイスにログインするユーザの識別子を含む、第1のデバイスによって送信された登録要求を受信し、第1のデバイスのデバイス識別情報を記憶し、ユーザ識別子に対する認証および認可を行うように構成された認証モジュール1004をさらに含む。
【0134】
この実施形態の有益な効果は、アプリケーションサーバが、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子を受信し、第2のデバイスのデバイス識別情報が、第2のデバイスの検出されたブロードキャスト情報に従って近距離サーバから要求することによって第1のデバイスによって取得されること、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、アプリケーションサーバが第2のデバイスにログインするユーザの識別子を見つける場合、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定すること、ならびにアプリケーションサーバが、第1のデバイスに判定の結果を返し、その結果、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができることである。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報を使用することによって第2のデバイスのデバイス識別情報を取得し、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバは、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめることができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0135】
図14を参照すると、実施形態は、受信モジュール1101および問い合わせモジュール1102を含む近距離サーバ1100をさらに提供する。
【0136】
受信モジュール1101は、第1のデバイスによって検出され、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信するように構成される。
【0137】
問い合わせモジュール1102は、受信モジュール1101によって受信される第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、近距離サーバが第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報をアプリケーションサーバに返すように構成され、その結果、アプリケーションサーバは、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスは、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる。
【0138】
任意で、受信モジュール1101は、第1のデバイスによって検出され、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信する前に、第1のデバイスのブロードキャスト情報を得るために第1のデバイスが属するモビリティ管理エンティティMMEによって開始された要求を受信するようにさらに構成される。
【0139】
任意で、
図15を参照すると、サーバは、MMEによって開始された要求に従って第1のデバイスにブロードキャスト情報を割り振り、MMEを使用することによって第1のデバイスにブロードキャスト情報を返すように構成された割り振りモジュール1103をさらに含む。
【0140】
任意で、受信モジュール1101は、第1のデバイスによって検出され、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報
を受信する前に、第1のデバイスによって開始された登録要求を受信するようにさらに構成される。
【0141】
任意で、
図15を参照すると、サーバは、第1のデバイスによって開始された要求に従って第1のデバイスに対する認可を実行し、認可が成功した後に第1のデバイスにブロードキャスト情報を割り振るように構成された認可モジュール1104をさらに含む。
【0142】
任意で、認可モジュール1104は、
第1のデバイスによって開始された要求に従って第1のデバイスに対してローカルで認可を実行するか、または
第1のデバイスによって開始された要求に従って、第1のデバイスが属するホーム加入サーバHSSからの第1のデバイスの加入情報を問い合わせ、HSSによって返された第1のデバイスの加入情報に従って第1のデバイスに対する認可を実行するように特に構成される。
【0143】
この実施形態の有益な効果は、近距離サーバが、第1のデバイスによって検出され、第1のデバイスによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信すること、ならびに近距離サーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスが、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報を近距離サーバに送信して第2のデバイスのデバイス識別情報を取得し、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバは、第2のデバイスのデバイス識別情報および目標のユーザのユーザ識別子に従って、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめることができる。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0144】
図16を参照すると、実施形態は、受信モジュール1201および問い合わせモジュール1202を含む近距離サーバ1200をさらに提供する。
【0145】
受信モジュール
1201は、第1のデバイスによって検出され、アプリケーションサーバによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信するように構成される。問い合わせモジュール
1202は、受信モジュール
1201によって受信される第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報が発見される場合、第2のデバイスのデバイス識別情報をアプリケーションサーバに返すように構成され、その結果、アプリケーションサーバは、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、その結果、第1のデバイスは、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができる。
【0146】
任意で、受信モジュール1201は、第1のデバイスによって検出され、アプリケーションサーバによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信する前に、第1のデバイスのブロードキャスト情報を得るために第1のデバイスが属するモビリティ管理エンティティMMEによって開始された要求を受信するようにさらに構成される。
【0147】
任意で、
図17を参照すると、サーバは、MMEによって開始された要求に従って第1のデバイスにブロードキャスト情報を割り振り、MMEを使用することによって第1のデバイスにブロードキャスト情報を返すように構成された割り振りモジュール1203をさらに含む。
【0148】
任意で、受信モジュール1201は、第1のデバイスによって検出され、アプリケーションサーバによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報
を受信する前に、第1のデバイスによって開始された登録要求を受信するようにさらに構成される。
【0149】
任意で、
図17を参照すると、サーバは、第1のデバイスによって開始された要求に従って第1のデバイスに対する認可を実行し、認可が成功した後に第1のデバイスにブロードキャスト情報を割り振るように構成された認可モジュール1204をさらに含む。
【0150】
任意で、認可モジュール1204は、
第1のデバイスによって開始された要求に従って第1のデバイスに対してローカルで認可を実行するか、または
第1のデバイスによって開始された要求に従って、第1のデバイスが属するホーム加入サーバHSSからの第1のデバイスの加入情報を問い合わせ、HSSによって返された第1のデバイスの加入情報に従って第1のデバイスに対する認可を実行するように特に構成される。
【0151】
この実施形態の有益な効果は、近距離サーバが、第1のデバイスによって検出され、アプリケーションサーバによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信すること、ならびに近距離サーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報をアプリケーションサーバに返し、その結果、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができることである。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバは、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめるために、ブロードキャスト情報に従って、近距離サーバから第2のデバイスのデバイス識別情報を取得する。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0152】
図18を参照すると、実施形態は、有効化モジュール1301およびブロードキャストモジュール1302を含むデバイス発見装置を提供する。
【0153】
有効化モジュール1301は、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にするように構成される。
【0154】
ブロードキャストモジュール1302は、有効化モジュール1301が
D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にした後、装置のブロードキャスト情報をブロードキャストするように構成され、その結果、第1のデバイスは、ブロードキャスト情報を検出することができ、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるために、ブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告する。
【0155】
任意で、
図19を参照すると、装置は、
有効化モジュール1301がD2D監視およびブロードキャスト機能を有効にする前に装置のブロードキャスト情報を取得するように構成され、その結果、装置以外の別のデバイスがブロードキャスト情報に従って第2のデバイスを発見することができる取得モジュール1303をさらに含む。
【0156】
任意で、取得モジュール1303は、
モビリティ管理エンティティMMEが近距離サーバから装置のブロードキャスト情報を取得することをトリガするために、第1の要求ユニットが属するMMEに対するデバイス発見サービス要求を開始するように構成された第1の要求ユニットと、
第1の要求ユニットがデバイス発見サービス要求を開始した後、MMEによって返されたブロードキャスト情報を受信するように構成された第1の受信ユニットとを含む。
【0157】
任意で、取得モジュール1303は、
近距離サーバがブロードキャスト情報を装置に割り振ることをトリガするために近距離サーバへの登録要求を開始するように構成された第2の要求ユニットと、
第2の要求ユニットが登録要求を開始した後、近距離サーバによって返されたブロードキャスト情報を受信するように構成された第2の受信ユニットとを含む。
【0158】
任意で、
図19を参照すると、装置は、
有効化モジュール1301がD2D監視およびブロードキャスト機能を有効にする前に、ローカルのユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子に従ってアプリケーションサーバへの登録要求を開始するように構成され、登録要求が、その装置のデバイス識別情報を含み、その結果、アプリケーションサーバが、デバイス識別情報を記憶し、ユーザ識別子に対する認証および認可を実行する登録モジュール1304をさらに含む。
【0159】
この実施形態の有益な効果は、有効化モジュールが、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にするように構成されることと、ブロードキャストモジュールが、有効化モジュールが
D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にした後、第1のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストするように構成され、その結果、第1のデバイスが、ブロードキャスト情報を検出することができ、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるために、ブロードキャスト情報、および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告する。第1のデバイスが、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、装置は、D2D機能を有効にし、第1のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストし、その結果、第1のデバイスは、装置のブロードキャスト情報を検出することができる。装置のブロードキャスト情報を検出した後、第1のデバイスは、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめるために、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告する。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0160】
図20を参照すると、実施形態は、デバイス発見システムをさらに提供し、システムは、上述のデバイス発見装置800、上述のアプリケーションサーバ900、上述の近距離サーバ1200、および上述のデバイス発見装置1300を含む。
【0161】
実施形態の有益な効果は、第2のデバイスが、デバイス間D2D監視およびブロードキャスト機能を有効にすることと、第2のデバイスが、D2Dブロードキャスト機能を使用することによって第2のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストし、その結果、第1のデバイスが、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出することができ、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめるために、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告することとを含む。第1のデバイスが予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、第2のデバイスは、D2D機能を有効にし、第2のデバイスのブロードキャスト情報をブロードキャストし、その結果、第1のデバイスは、第2のデバイスのブロードキャスト情報を検出することができ、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめるために、第2のデバイスのブロードキャスト情報が検出された後、第2のデバイスのブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をネットワーク側に報告し、それによって、近距離のユーザを発見する精度を改善し、このことは、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0162】
図
21を参照すると、実施形態は、デバイス発見システムをさらに提供し、システムは、上述のデバイス発見装置800、上述のアプリケーションサーバ1000、上述の近距離サーバ1100、および上述のデバイス発見装置1300を含む。
【0163】
この実施形態の有益な効果は、近距離サーバが、第1のデバイスによって検出され、アプリケーションサーバによって送信される第2のデバイスのブロードキャスト情報を受信すること、ならびに近距離サーバが、第2のデバイスのブロードキャスト情報に従って第2のデバイスのデバイス識別情報を問い合わせ、第2のデバイスのデバイス識別情報を見つける場合、第2のデバイスのデバイス識別情報をアプリケーションサーバに返し、その結果、アプリケーションサーバが、第2のデバイスのデバイス識別情報に従って、第2のデバイスにログインするユーザの識別子を問い合わせ、第2のデバイスにログインするユーザの識別子が目標のユーザのユーザ識別子であるかどうかを判定し、判定の結果を第1のデバイスに返し、第1のデバイスが、判定の結果に従って、目標のユーザがログインするデバイスが第1のデバイスから予め設定された距離内にあるかどうかを確かめることができることである。第1のデバイスは、予め設定された距離内の別のデバイスのブロードキャスト情報を監視することができるので、別のデバイスのブロードキャスト情報を検出した後、検出されたブロードキャスト情報および目標のユーザのユーザ識別子をアプリケーションサーバに送信し、その結果、アプリケーションサーバは、目標のユーザが第1のデバイスから予め設定された距離内にいるかどうかを確かめるために、ブロードキャスト情報に従って、近距離サーバから第2のデバイスのデバイス識別情報を取得する。これは、近距離のユーザの発見の精度を高め、近距離のユーザの発見の精度がセルIDを使用することによって保証され得ない従来技術の問題を解決する。
【0164】
実施形態によって提供されたデバイス発見装置、アプリケーションサーバ、近距離サーバ、およびシステムは、特に、方法の実施形態と同じ概念に属し、それらの特定の実装プロセスに関しては方法の実施形態に対する参照がなされる可能性があり、それらの特定の実装プロセスは本明細書において繰り返して説明されない。
【0165】
上記のデバイス発見装置、アプリケーションサーバ、近距離サーバ、およびシステムの実施形態において、含まれるモジュールは、機能的な論理に従って分割されるが、対応する機能が実装される限り上記の分割に限定されないことに留意されたい。加えて、機能モジュールの特定の名前は、それらの機能モジュールを区別することのみを目的としており、本発明の保護範囲を限定するために使用されない。
【0166】
その上、当業者は、実施形態のステップのすべてまたは一部が、ハードウェア、または関連するハードウェアに指示を与えるプログラムによって実装され得ることを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ可読ストレージ媒体に記憶され得る。ストレージ媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスクを含む可能性がある。
【0167】
上述の説明は、本発明の例示的な実施形態であるに過ぎないが、本発明を限定するように意図されていない。本発明の精神および原理から逸脱することなくなされたあらゆる修正、均等な置き換え、または改善は、本発明の保護範囲に入るべきである。