【0042】
実施形態
1. 無線送信/受信ユニット(WTRU)がアクセスを有するクローズドのサブスクライバグループ(CSG:closed subscriber group)を識別する方法であって、
複数のCSG識別子(ID)を示すシグナリングを受信することと、
CSG IDを格納することと、
セルからブロードキャストを受信することであって、ブロードキャストはIDを含むことと、
ブロードキャストに含まれるIDがCSG IDである場合、CSG IDが複数のCSG IDのうちの1つと一致するかどうかを判定することと
を備えることを特徴とする方法。
2. 受信されたシグナリングは、非アクセス階層(NAS)シグナリングであることを特徴とする実施形態1に記載の方法。
3. セルは、CSGセルであり、CSG IDは、グローバルに一意であることを特徴とする実施形態1および2のいずれかに記載の方法。
4. CSG IDは、グローバルに一意のセルIDであることを特徴とする実施形態3に記載の方法。
5. CSG IDは、国、地域、オペレータ、およびhome evolved Node−B(HeNB)番号のうちの少なくとも1つを示す複数のフィールドを含むことを特徴とする実施形態3に記載の方法。
6. CSGは、ネットワークにより変更することができる単一のIDによって識別されることを特徴とする実施形態1から5のいずれかに記載の方法。
7. CSGは、永久的な一意のIDによって識別されることを特徴とする実施形態1から5のいずれかに記載の方法。
8. ブロードキャストは、CSGセルがプライベートCSGセルであるかどうかを示すビットをさらに含むことを特徴とする実施形態1から7のいずれかに記載の方法。
9. ブロードキャストは、CSGセルがパブリックCSGセルであるかどうかを示すビットをさらに含むことを特徴とする実施形態1から8のいずれかに記載の方法。
10. ブロードキャストは、セルがCSGセルであることを示す情報要素(IE)を含むことを特徴とする実施形態1から8のいずれかに記載の方法。
11. IEは、1ビットのインジケータであることを特徴とする実施形態10に記載の方法。
12. WTRUが、永久的CSG IDと、WTRUがアクセスを有する対応する一時CSG ID(TCSGID)との間の関連付けのリストを維持することをさらに備えることを特徴とする実施形態1から11のいずれかに記載の方法。
13. ブロードキャストは、すべてのユーザからの緊急コールが許可されることを示すビットをさらに含むことを特徴とする実施形態1から12のいずれかに記載の方法。
14. CSG IDは、CSGセルをブロードキャストしているHeNB(home evolved Node−B)のHeNB IDであることを特徴とする実施形態1から13のいずれか一項に記載の方法。
15. CSG IDは、トラッキングエリア(TA)ID、セルID、およびHeNB(home evolved Node−B)IDの組み合わせであることを特徴とする実施形態1から13のいずれかに記載の方法。
16. 複数のクローズドのサブスクライバグループ(CSG)識別子(ID)を示すシグナリングを受信するように構成された受信機であって、セルからIDを含むブロードキャストを受信するようにさらに構成される受信機と、
CSG IDを格納するように構成されたメモリデバイスと、
受信機およびメモリデバイスに電気的に結合されたプロセッサであって、ブロードキャストに含まれるIDがCSG IDであるかどうかを判定するように構成され、CSG IDである場合、CSG IDがメモリデバイスに格納された複数のCSG IDのうちの1つと一致するかどうかを判定するように構成されたプロセッサと
を備えたことを特徴とする無線送信/受信ユニット(WTRU)。
17. 受信されたシグナリングは、非アクセス階層(NAS)シグナリングであることを特徴とする実施形態16に記載のWTRU。
18. メモリデバイスは、ユニバーサル集積回路カード(UICC;Universal Integrated Circuit Card)であることを特徴とする実施形態16および17のいずれか一項に記載のWTRU。
19. CSG IDは、UICCに常駐するユニバーサル加入者識別モジュール(USIM:Universal Subscriber Identity Module)アプリケーション上に格納されることを特徴とする実施形態18に記載のWTRU。
20. セルは、CSGセルであり、CSG IDは、グローバルに一意であることを特徴とする実施形態16から19のいずれかに記載のWTRU。
21. CSG IDは、グローバルに一意のセルIDであることを特徴とする実施形態20に記載のWTRU。
22. CSG IDは、国、地域、オペレータ、およびhome evolved Node−B(HeNB)番号のうちの少なくとも1つを示す複数のフィールドを含むことを特徴とする実施形態20に記載のWTRU。
23. CSGは、ネットワークにより変更することができる単一のIDによって識別されることを特徴とする実施形態16から22のいずれかに記載のWTRU。
24. CSGは、永久的な一意のIDによって識別されることを特徴とする実施形態16から22のいずれか一項に記載のWTRU。
25. セルからのブロードキャストは、CSGセルがプライベートCSGセルであるかどうかを示すビットをさらに含むことを特徴とする実施形態16から24のいずれかに記載のWTRU。
26. セルからのブロードキャストは、CSGセルがパブリックCSGセルであるかどうかを示すビットをさらに含むことを特徴とする実施形態16から24のいずれかに記載のWTRU。
27. ブロードキャストは、セルがCSGセルであることを示す情報要素(IE)を含むことを特徴とする実施形態16から24のいずれかに記載のWTRU。
28. IEは、1ビットのインジケータであることを特徴とする実施形態27に記載のWTRU。
29. WTRUは、永久的CSG IDと、WTRUがアクセスを有する対応する一時CSG ID(TCSGID)との間の関連付けのリストを維持することを特徴とする実施形態16から28のいずれかに記載のWTRU。
30. ブロードキャストは、すべてのユーザから緊急コールが許されることを示すビットをさらに含むことを特徴とする実施形態16から29のいずれか一項に記載のWTRU。
31. CSG IDは、CSGセルをブロードキャストしているHeNB(home evolved Node−B)のHeNB IDであることを特徴とする実施形態16から29のいずれかに記載のWTRU。
32. CSG IDは、トラッキングエリア(TA)ID、セルID、およびHeNB(home evolved Node−B)IDの組み合わせであることを特徴とする実施形態16から29のいずれかに記載のWTRU。
33. 無線送信/受信ユニット(WTRU)をクローズドのサブスクライバグループ(CSG)セルにアクセスすることから選択的に制限する方法であって、
CSGセルが、セルがパブリックセルまたはプライベートセルのいずれであるかを示す1ビットのインジケータを含むブロードキャストを伝送することと、
1ビットのインジケータが、CSGセルがパブリックであることを示す場合、CSGに属していないWTRUもCSGセルにアクセスすることを許されることができることと、
1ビットのインジケータが、CSGセルがプライベートであることを示す場合、CSGセルに関連付けられているCSGに属しているWTRUのみがCSGセルにアクセスすることができることと
を備えることを特徴とする方法。
34. HeNB(home evolved Node−B)は、CSGセルにアクセスすることを許される各WTRUに関連付けられた国際モバイル加入者IDでプログラムされ、HeNBは、WTRUが初期ランダムアクセスチャネル(RACH)レベルにアクセスを試みるときにWTRUにサービスするかどうかを判定することを特徴とする実施形態33に記載の方法。
35. 無線送信/受信ユニット(WTRU)が、クローズドのサブスクライバグループ(CSG)セルへのアクセスが許可されるかどうかを判定する方法であって、
CSGセルからブロードキャストを受信することであって、ブロードキャストが、セルがパブリックセルまたはプライベートセルのいずれであるかを示す1ビットのインジケータを含むことと、
1ビットのインジケータが、CSGセルはパブリックであることを示す場合、CSGセルにアクセスすることが許容されると判定することと、
1ビットのインジケータが、CSGセルはプライベートであり、WTRUがCSGセルに関連付けられたCSGに属していることを示す場合、CSGセルにアクセスすることが許容されると判定することと
を備えることを特徴とする方法。
36. 無線送信/受信ユニット(WTRU)をクローズドのサブスクライバグループ(CSG)セルにアクセスすることから選択的に制限する方法であって、
CSGセルが、すべてのWTRUにオープンである基本サービスと、加入ユーザに関連付けられたWTRUによってのみアクセス可能な加入者サービスを示すブロードキャストを伝送することを備えることを特徴とする方法。
37. 基本サービスは、音声、テキストメッセージング、および緊急コールのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする実施形態36に記載の方法。
38. ブロードキャストは、緊急サービスにアクセスするためにいかなるWTRUもCSGセルでキャンプすることができることを示す1ビットのインジケータを含むことを特徴とする実施形態36および37のいずれか一項に記載の方法。
39. HeNB(home evolved Node−B)は、加入者サービスにアクセスすることを許される各WTRUに関連付けられた国際モバイル加入者IDをプログラムするために使用され、HeNBは、WTRUが初期ランダムアクセスチャネル(RACH)レベルにアクセスを試みるときにWTRUをサービスするかどうかを判定することを特徴とする実施形態36および37のいずれかに記載の方法。
40. 無線送信/受信ユニット(WTRU)をクローズドのサブスクライバグループ(CSG)セルにアクセスすることから選択的に制限する方法であって、
CSGセルが、加入ユーザに関連付けられていないWTRUの再選択基準の第1のレベルを提供することと、
CSGセルが、加入ユーザに関連付けられているWTRUの再選択基準の第2のレベルを提供することと
を備えることを特徴とする方法。
41. 無線送信/受信ユニット(WTRU)をクローズドのサブスクライバグループ(CSG)セルにアクセスすることから選択的に制限する方法であって、
CSGセルが、CSGセルの現在の容量を示すブロードキャストを伝送することと、
ブロードキャストが、CSGセルが現在フル容量で稼動していることを示す場合、CSGセルによって提供されるサービスを加入ユーザに関連付けられていないWTRUのみに制限することと
を備えることを特徴とする方法。
42. クローズドのサブスクライバグループ(CSG)セルによって提供される緊急サービスにアクセスするために無線送信/受信ユニット(WTRU)によって使用される方法であって、
WTRUに緊急サービスへのアクセスを提供することができる許容可能なセルのリストを維持することと、
セルを検出することと、
検出されたセルが、WTRUがメンバーでないCSGにサービスを提供するCSGセルであることを判定することと、
検出されたCSGセルをリストに追加することと、
緊急サービスにアクセスするためにCSGセルでキャンプすることを進めることと
を備えることを特徴とする方法。