特許第5901042号(P5901042)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5901042-ティッシュボックスホルダー 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5901042
(24)【登録日】2016年3月18日
(45)【発行日】2016年4月6日
(54)【発明の名称】ティッシュボックスホルダー
(51)【国際特許分類】
   A47K 10/20 20060101AFI20160324BHJP
   B65D 83/08 20060101ALI20160324BHJP
   A47K 10/42 20060101ALI20160324BHJP
【FI】
   A47K10/20 A
   B65D83/08 A
   A47K10/42 A
【請求項の数】2
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2015-228246(P2015-228246)
(22)【出願日】2015年11月22日
【審査請求日】2015年11月25日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】304037876
【氏名又は名称】村井 清俊
(74)【代理人】
【識別番号】100154966
【弁理士】
【氏名又は名称】海野 徹
(72)【発明者】
【氏名】村井 清俊
【審査官】 藤脇 昌也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−327251(JP,A)
【文献】 実開昭62−171475(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K10/20、A47K10/42、A47K10/18、B65D83/08、B65D23/00−25/56
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右2枚1組の側板で構成されており、各側板は外形が5角形で、ティッシュボックスの外形に合わせた寸法の保持用開口を備えることを特徴とするティッシュボックスホルダー。
【請求項2】
前記保持用開口が2つのティッシュボックスを重ねた状態の外形に合わせた寸法を備えることを特徴とする請求項1に記載のティッシュボックスホルダー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、取り出し口の向きを容易に変更できるティッシュボックスホルダーに関する。
【背景技術】
【0002】
箱体内にティッシュペーパーを格納したティッシュボックスの使い勝手を良くするために創意工夫がなされている。
例えば特許文献1には、正面に設けた取り出し口が斜め上方を向くように正面の板体を傾斜させた側面視台形状のティッシュボックスホルダーが開示されている。このティッシュボックスホルダーによれば上面及び正面の両方向からティッシュを取り出し易くできる。
また、特許文献2には、上面だけでなく前側の側面と左側の側面にも取り出し口用のミシン目を形成したティッシュボックスが開示されている。このティッシュボックスによれば置き場所に応じて取り出し口の位置を変えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009-29429号公報
【特許文献2】特開平10-72071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来技術では以下のような問題がある。
すなわち、特許文献1の技術はティッシュボックスを傾斜させた状態で保持するための傾斜受け台を内部に格納する必要があるため部品点数が多く、製造コストが嵩むという問題がある。また、取り出し口の向き(水平面に対する角度)は一定なので、ティッシュボックスの置き場所によってはティッシュペーパーが却って取り出し辛くなるという問題がある。
また、特許文献2の技術はティッシュボックス自体にミシン目加工を施すものであり、この技術をティッシュボックスの製造業者が新たに導入するにはコストが嵩むという問題がある。また、使用しない取り出し口のミシン目が目立つため意匠性に劣るという問題もある。
【0005】
本発明は上記問題に鑑み、取り出し口の向きを容易に変更でき、製造コストが低いティッシュボックスホルダーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のティッシュボックスホルダーは、左右2枚1組の側板で構成されており、各側板は外形が5角形で、ティッシュボックスの外形に合わせた寸法の保持用開口を備えることを特徴とする。
また、前記保持用開口が2つのティッシュボックスを重ねた状態の外形に合わせた寸法を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明ではティッシュボックスの左右の端部を各側板の保持用開口に嵌め込むことでティッシュボックスを保持できる。そして、ティッシュボックスホルダーを回転させることで取り出し口の向きを置き場所に応じて容易に変更できる。
また、ティッシュボックスが保持用開口を備える2枚の板体のみから構成されるので製造コストを抑えることができる。
特に、複数の部位を接合して側板を形成することにすれば、木の廃材等を利用することができるので更に製造コストを抑えることができる。
保持用開口の寸法を2つのティッシュボックスを重ねた状態の外形に合わせることにすれば、2つのティッシュボックスの底面同士を向かい合わせた状態で保持用開口に嵌め込むことで各ティッシュボックスの取り出し口が外部に露出する。これにより使用者はティッシュを2箇所から取り出すことができ、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】ティッシュボックスホルダーの斜視図
図2】ティッシュボックスを嵌め込んだ状態を示す斜視図
図3】ティッシュボックスホルダーを回転させた状態を示す側面図(a)〜(d)
図4】第2の実施の形態におけるティッシュボックスホルダーを回転させた状態を示す側面図(a)〜(d)
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1の実施の形態]
以下、本発明のティッシュボックスホルダーの第1の実施の形態について説明する。
図1及び図2に示すようにティッシュボックスホルダー1は左右2枚1組の側板10で構成される。
各側板10は外形が5角形で、内側に保持用開口20を備える。側板10の素材は特に限定されるものではなく、木材、プラスチック、金属等、周知の素材を使用すればよい。また、側板10の素材として内部にクッション材を詰めたフェルトを使用したり、木材等の硬質の素材の周囲をフェルト等で覆うことにすればティッシュボックスホルダーの角部に接触した際のケガを防止できる。本実施の形態では木材で側板10を形成している。
【0010】
保持用開口20はティッシュボックスTBの外形に合わせた形状に形成されており、内部にティッシュボックスTBを嵌め込んで保持するために設けられる。
具体的には、各側板10は4つの部位11〜14から構成される。各部位11〜14を一体成形してもよいが、本実施の形態では各部位11〜14の両端部に接着剤を塗布することで各部位11〜14を接合している。そして、4つの部位11〜14の内側面同士を直角に繋げることによって保持用開口20がティッシュボックスTBの外形に合わせた長方形に形成される。
保持用開口20の寸法は図2に示すように2つのティッシュボックスTBを重ねた寸法にしている。2つのティッシュボックスTBの底面同士を向かい合わせた状態で保持用開口20に嵌め込むことで各ティッシュボックスTBの取り出し口100が露出することになり、使用者はティッシュ101を2箇所から取り出すことができる。
【0011】
図3(a)〜(d)はティッシュボックスホルダー1を図1に示す状態から時計回りに順次回転させた状態を示している。このように、置き場所に応じてティッシュボックスホルダー1を回転させるだけで2箇所の取り出し口100の向きを容易に変更できる。
なお、本実施の形態では側板10が4つの部位11〜14から構成されるものとしたが、部位を組み合わせて側板を構成する場合には少なくとも2つの部位で構成すればよい。また、部位を組み合わせるのではなく、一枚の板体から側板を構成する場合は側板の内側を切除して保持用開口20を形成したり、3Dプリンター等で側板と保持用開口を同時に形成すればよい。
【0012】
[第2の実施の形態]
次に、本発明のティッシュボックスホルダーの第2の実施の形態について説明するが、上記第1の実施の形態と同一の構造になる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
図4に示すように、本実施の形態ではティッシュボックスホルダー2をプラスチックで成形し、保持用開口20を一つのティッシュボックスTBの外形に合わせた寸法にしている。
このように、本実施の形態の構成でも置き場所に応じてティッシュボックスホルダー2を回転させるだけで取り出し口100の向きを容易に変更できる。
【産業上の利用可能性】
【0013】
本発明は、取り出し口の向きを容易に変更でき、製造コストが低いティッシュボックスホルダーに関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
【符号の説明】
【0014】
TB ティッシュボックス
1 ティッシュボックスホルダー
2 ティッシュボックスホルダー
10 側板
11〜14 部位
20 保持用開口
100 取り出し口
101 ティッシュ
【要約】
【課題】取り出し口の向きを容易に変更でき、製造コストが低いティッシュボックスホルダーを提供する。
【解決手段】本発明のティッシュボックスホルダー1は、左右2枚1組の側板10で構成されており、各側板は外形が5角形で、ティッシュボックスTBの外形に合わせた寸法の保持用開口20を備えることを特徴とする。ティッシュボックスの左右の端部それぞれを側板の保持用開口に嵌め込むことでティッシュボックスを保持できる。そして、ティッシュボックスホルダーを回転させることで取り出し口100の向きを置き場所に応じて容易に変更できる。また、ティッシュボックスが保持用開口を備える2枚の板体のみから構成されるので製造コストを抑えることができる。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4