特許第5904449号(P5904449)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5904449
(24)【登録日】2016年3月25日
(45)【発行日】2016年4月13日
(54)【発明の名称】視認装置
(51)【国際特許分類】
   G02B 7/182 20060101AFI20160331BHJP
   G02B 5/10 20060101ALI20160331BHJP
   A47G 1/02 20060101ALI20160331BHJP
【FI】
   G02B7/182
   G02B5/10 A
   A47G1/02 Z
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-243576(P2014-243576)
(22)【出願日】2014年12月1日
(65)【公開番号】特開2015-129919(P2015-129919A)
(43)【公開日】2015年7月16日
【審査請求日】2015年8月17日
(31)【優先権主張番号】特願2013-251129(P2013-251129)
(32)【優先日】2013年12月4日
(33)【優先権主張国】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】709002624
【氏名又は名称】今枝 伸行
(74)【代理人】
【識別番号】110001184
【氏名又は名称】特許業務法人むつきパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】今枝 伸行
【審査官】 越河 勉
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭57−053705(JP,A)
【文献】 実用新案登録第3182546(JP,Y2)
【文献】 実用新案登録第3145549(JP,Y2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 7/182
A47G 1/02
G02B 5/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コーナー部に取り付けられ一側から他側の視認を与えるコーナーミラーとしての視認装置であって、
回転楕円体の回転軸と垂直に切断した部分の外表面形状を有する面部分を有し少なくともこの一部を切り取って切り欠き部を与えられて前記コーナー部の前記一側及び前記他側のそれぞれに前記凹面部分を与え且つ前記凹面部分を上又は下向きに取り付ける取り付け部を有する視認装置において、
前記回転楕円体の回転軸に沿って見て、前記切り欠き部は扇形でありこの線対称の中心線の両方向へ向けた扇形の鏡面を前記凹面部分に与えこれ以外を非鏡面としたことを特徴とする視認装置。
【請求項2】
前記切り欠き部の前記扇形の中心は前記回転楕円体の前記回転軸上に位置することを特徴とする請求項1記載の視認装置。
【請求項3】
前記切り欠き部及び前記鏡面は中心角を90度とする扇形であることを特徴とする請求項2記載の視認装置。
【請求項4】
前記切り欠き部の前記扇形の中心は前記回転楕円体の前記回転軸上からずれて位置することを特徴とする請求項1記載の視認装置。
【請求項5】
前記回転楕円体が球体であることを特徴とする請求項1乃至4のうちの1つに記載の視認装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、凹面鏡によって、死角にある目的物を視認可能とする視認装置に関する。
【背景技術】
【0002】
事務所ビル、商業ビル、集合住宅、工場等の建物内で、通行人同士が相互に死角となる通路、廊下、便所の出入り口等のコーナーで、及び、建物外の通行人同士が相互に死角となる建物、構造物等のコーナーで、出会いがしらに通行人同士がぶつかりそうになる時がある。その時、瞬間的に避け合うが、そのことが精神的なストレスとなる。
【0003】
もしこの精神的なストレスが軽減できれば、事務所ビル、工場内であれば生産性が高まるし、商業ビルでは顧客満足度も向上する。そして、建物外であれば精神的ストレス低減のみでなく、防犯上にも役に立つ。
【0004】
また、高齢化が進み、事務所内のワーカー達や、商業ビル内の顧客達や、集合住宅の住民達の間では、年齢差が大きくなり、彼ら・彼女らの判断能力・運動能力の差により出会いがしらの衝突も増えることが考えられる。
【0005】
コーナーでの衝突回避のために、例えば、実用新案登録第3044147号公報、実用新案登録第3145549号公報、特開2008−233839号公報、及び、特開平10−62608号公報には、建物等の曲がり角における視野の死角を補うコーナーミラーであったり、透明な柱体であったり、プリズムの利用であったり、フレネルレンズの利用による視認装置が開示されている。
【0006】
開示されている視認装置は、透明な筒の中に平面鏡または凸面鏡を有する構成であったり、透明な柱体が入射した光を屈折させてから出射させる仕組みであったり、プリズムやフレネルレンズによる光の屈折を利用した装置である。これらの考案製品を曲がり角に設置することによって、歩行者等の死角にある物体の像を映し、若しくは、光の屈折により視認可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実用新案登録第3044147号公報
【特許文献2】実用新案登録第3145549号公報
【特許文献3】特開2008−233839号公報
【特許文献4】特開平10−62608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記の視認装置は、形状が大きかったり、比較的広い範囲の死角を対象としていたり、また、事務所ビル等の廊下のコーナー部や建物のコーナー部に簡単に設置できなく、建物のデザインへの影響が大きい。
【0009】
また、凸面鏡を利用するコーナーミラーがあるが、必ずしも通行人の進行方向に設置されないため、通行人は進行方向から視線を左右に変えなくてはならない。そして、映り込む範囲が広いために、視覚的情報量が過剰になり、状況を瞬時に判断できない場合がある。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、事務所ビル等の廊下で通行人が視認しやすく、小型で、簡易に設置でき、デザイン性の高い視認装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、凹面の鏡面を含む視認装置である。この視認装置は、死角となる構成物のコーナー部に直接に、若しくは、近傍に設置する。また、この視認装置の凹面の鏡面部は、視線より高い位置に設置する時は下向きに、視線より低い位置に設置する時は上向きに設置する。真下、真上でなくても、概ね下向き、概ね上向きに設置してもよい。
また、前記凹面の鏡面が所定の位置にあれば、平面の鏡面及び/若しくは凸面の鏡面を含んでいてもよい。
【0012】
本発明は、死角にある物を見ることができる。
死角が廊下の曲がり角で、互いに死角にいる通行人と通行人であっても、通行人と物であってもよい。そして、死角にある物を見る場合に、見る対象物の大小に関わらず、また死角を構成する構成物が何であっても使用することができる。
【0013】
死角となるコーナー部に直接に、若しくは、近傍に設置することは、歩行者が移動する方向であるため、視線を少し上げる、若しくは、視線を少し下げることにより、死角にいる歩行者や障害物を確認することができる。また、高齢化により壁の手すりの設置が増えるため、壁沿いに移動する歩行者等が視認しやすいように、コーナー部にある手すりに埋め込みこともできる。そして、死角となるコーナー部や壁に直接埋め込むこともできる。
【0014】
本発明は、死角を構成する構成物に固着して使用できるし、着脱可能にしても使用できる。死角を構成する構成物が廊下の曲がり角である場合、大きな運搬物の邪魔になる時に取り外すことができる。また、本視認装置を多彩にデザインし、季節毎に取り換えて使用することもできる。
【0015】
請求項2の発明は、凹面の鏡面体に映りこむ情報量を少なくし、歩行者が視認し状況を判断するために必要な情報に限定するものである。歩行者にとって不要な情報が映り込む部分を非鏡面仕上げにするか、その部分を切り取ることを特徴としている。
【0016】
請求項3の発明は、この視認装置がコーナー近傍の死角にいる歩行者同士が視認し合うためのものであり、また、コーナー近傍の死角にある障害物を視認し危険回避するためのものであるために、凹面の鏡面に映る像が、それが何かはっきりとしていても、何か障害物があるとわかる程度にはっきりしていなくてもよいので、凹面の鏡面体は回転体の内面を鏡面にすることができることを特徴としている。これにより、障害物をはっきり識別できる視認装置と、障害物があるのは分るが識別まではできない視認装置と使い分けることができる。
【0017】
請求項4の発明は、死角にいる歩行者同士が同程度の視認性を持つようにする方法である。そのために、歩行者同士が見える回転体の内面の鏡面部を同じ形状にする。しかし、鏡面部が同じ形状とならない非対称形であってもよいが、鏡面部を同じ形状にした方が歩行者にとって視認しやすいし、加工性、デザイン性を考えても対称形は非対称形よりも有効である。
【0018】
本発明の材料は、金属、樹脂、ガラス、セラミック、カーボン、土石製等鏡面加工ができる物質であればよい。また、鏡面加工法は、研磨、電気メッキ、真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等による。
【0019】
請求5の発明は、回転体の内面がどの部分であっても凹面となるように、球体の内面部の全部もしくは一部であっても、楕円体の内面部の全部もしくは一部であっても、円錐体の内面部の全部もしくは一部であってよいことを特徴としている。
【0020】
請求項6の発明は、回転体の切断位置によっては、歩行者にとって鏡面の淵部が鏡面に映りこんで見える場合がある。不要の部分が映り込むと歩行者の視認・判断時間が増える。そこで、鏡面の淵部が鏡面に映り込まない位置で回転体を切断した形状にすることを特徴としている。
【0021】
請求項7の発明は、請求項2及び請求項6に示すように一部を切り取ると視認装置の効果が高まる場合があり、その切取った部分を死角となる廊下の角に嵌め込むように設置できることにより、不要な情報を映り込まなくし、簡単に安定して設置でき、デザイン性をよくすることができることを特徴としている。
【0022】
請求項8の発明は、当該視認装置を死角となるコーナー部に設置する方法の一つである。その他の設置方法として、当該視認装置を死角となるコーナー部に接着剤、釘、ネジ、ビス等により固着する方法がある。また、死角を構成する構成物の新築時に、構成物の構造体に組み込む方法もある。そして、ねじ止め、ブラケット方式により着脱可能に設置する方法もある。
【0023】
当該視認装置を着脱可能にする理由として、邪魔になる場合に取り外せることや、視認装置の形状、配色等のデザインを多彩にし、取り換えられることができるようにするためである。
【0024】
請求項9の発明は、鏡面以外を覆う覆設部材が固着若しくは取替え可能に設置できることを特徴としている。鏡面の加工に熱を使ったり、溶着したり、研磨したりする等、鏡面以外の部分の仕上がりに悪い影響を与える可能性が高い。その悪影響を回避するために、鏡面の加工工程と鏡面の裏面部分の仕上げ工程を分離するものである。また、覆設部材の形状、配色等のデザインを多彩にし、取り換えられることができるようにするためである。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、建物の壁に沿って、若しくは、壁の近くを移動している歩行者は、移動方向の少し上方に、若しくは、少し下方に視線を向ければ、該建物の壁の死角にいる人や物の存在を確認できる。凸面鏡を使用する場合と比較すると、視認性、死角にいる人や物との位置関係の確認、デザイン性に優れている。
また、特許文献1及び2に示す発明と比較すると、軽量で小型であるために、設置する施工性に優れている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
先ず、本発明の第一の実施形態に関わる視認装置1(1)を図面に基づいて説明する
【0027】
前記視認装置1(1)は、図6及び図7に示すような、直交する壁A(8)及び壁B(10)により死角を構成するコーナー部(12)に設置する実施形態である。
前記視認装置1(1)は、図1図2図3図4図5に示すように、回転体である球体の概ね6分の1以下の部分を切り取ってできていて、内面が鏡面の球体の一部である球体一部Aを、該前記球体一部Aの天頂部(7)と前記球体の中心点を結ぶ線(5)を含んだ線で、前期球体一部Aの4分の1を切欠き、その切欠いた部分に非鏡面の塞材(3)を取り付けて形成されている。
【0028】
また、図6及び図7は、前記視認装置1(1)の凹面の鏡面部(2)を下向きに、目線より上のコーナー部(12)に設置していることを示す。そして、切欠き部の塞材(3)の部分を壁A(8)及び壁B(10)のコーナー部(12)に嵌め込み、塞材(3)を壁A(8)及び壁B(10)に接着している。また、凹面の鏡面部(2)を上向きに、目線より下のコーナー部(12)に設置することもできるし、そして、壁沿いに設置される手摺に設置することもできる。
【0029】
前記球体一部Aの4分の1を切欠かないでもよいが、その場合にはコーナー部(12)に直接、若しくは、コーナー部(12)の近傍に取付けるための鏡面を覆う覆設部材(4)等の補助部材が必要である。
また、視認装置1(1)では鏡面部(2)と覆設部材(4)が一体であるが、鏡面部(2)と覆設部材(4)が分離していても、また、形状が異なっていても、また、材質が異なっていてもよい。
【0030】
次に、第一の実施形態に関わる視認装置1(1)への、死角にいる通行人等の映り込みの仕方を説明する。
【0031】
図6に示すように通行人B(11)がコーナー部(12)の遠方からコーナー部(12)近づいてくる場合、通行人A(9)が前記視認装置1(1)の中を見ると、凹面の鏡面部(2)に映り込んだ通行人B(11)の像が鏡面部の淵部(6)から天頂部(7)へ移動する。天頂部(7)とコーナー部(12)は、ほぼ同じ位置にあるので、初めて前記視認装置1(1)を見る通行人A(9)、通行人B(11)であっても、相互の状況を理解しやすい。
【0032】
通行人A(9)、通行人B(11)が視認するために、凹面の鏡面部(2)に映り込む情報が必要最小限であることは、通行人A(9)、通行人B(11)が相互の状況を把握する時間を短くし、視認しようとする通行人A(9)、通行人B(11)のストレスは小さい。
【0033】
4分の1を切欠かない前記球体一部Aの内面が全て鏡面であってもよく、それをコーナー部(12)の近傍に設置すると通行人A(9)、B(11)は相互に視認することができる。しかし、映り込む範囲が広いため情報量が多く、通行人A(9)、通行人B(11)が相互の状況を把握する時間が長くなりストレスとなる。
【0034】
4分の1を切欠かない前記球体一部Aの内面が全て鏡面であると、その鏡面に映り込む像の中には、死角にある以外のものも映り込み、また、視認しようとする通行人自身が映り込む場合がある。
【0035】
図8は、映り込む情報を制限する方法の一つを示している。視認装置1(1)の切欠き断面線(14)を越える切欠き断面線A(15)であれば、視認しようとする通行人自身が映り込むことはない。しかし、視認装置1(1)の切欠き断面線(14)を越えない切欠き断面線B(16)であれば視認しようとする通行人自身が映り込むことがある。そのため、前記視認装置1(1)の設置する状況により、切欠き断面線A(14)、切欠き断面線B(16)を使い分けることができる。
【0036】
図9は、コーナー部が90度の場合の映り込む情報を制限する方法の二つ目を示している。前記視認装置1(1)の底面の線対称の中心線から、天頂部(7)と球体の中心を結ぶ線(5)を中心に両方向に45度の範囲の凹面の鏡面の重要部(17)があれば視認の効果を出せる。
そのために、凹面の鏡面の重要部(17)以外を非鏡面に、若しくは、取り除くこともできる。
【0037】
図10は、高さH(18)/長さL(19)が大きくなると、即ち凹面の奥行くが深くなると、鏡面部の淵部(6)が映り込む。情報量が大きく増加するわけではないが、映り込んでいる像が何なのか理解するのに時間がかかり通行人のストレスとなる。そこで、高さH(18)/長さL(19)を所定の値より小さくすると鏡面部の淵部(6)が映り込まなくすることができる。また、所定の値の一つとして、(√2−1)/2がある。
【0038】
図8図9図10が説明する内容を元に、視認装置1(1)の設置位置や設置状況により、視認装置1(1)のサイズや形状を決定することができる。また、視認装置1に映り込む像を大きくしたければ、視認装置1(1)を相似状に大きくすればよい。
【0039】
図11は本発明の第二の実施形態に関わる視認装置2(20)である。
【0040】
視認装置2(20)の凹面の鏡面部B(21)は、視認装置1(1)の凹面の鏡面部(2)と同じであり、鏡面の覆設部材B(23)は円錐の一部である。そして、覆設部材B(23)は任意の形状にデザインできる。
【0041】
死角となる壁A(8)及び壁B(10)が構成するコーナー部(12)が直角でなく、平面上の形状が鋭角若しくは鈍角の場合や、そのコーナー部が曲率を持ったコーナーであっても、切り欠き形状と、映り込む情報を制限する方法と、鏡面淵部が映り込まない方法とを組み入れた視認装置を形成することができる。
【0042】
切欠き部の塞材(3)及び切欠き部の塞材B(22)を接着剤、及び/若しくは、ボルト等により、壁A(8)、及び/若しくは、壁B(10)に固着させることによって視認装置をコーナー部(12)に設置することができる。
【0043】
図12は、視認装置を設置するためのブラケット(30)の一方法である。この方法のブラケットは、表板(31)と裏板(32)と底板(33)で構成され、ボルト通し穴(36)を通し、取付け用ボルト(35)によってこのブラケット(30)を壁(38)に固定する。
【0044】
固定したブラケット(30)のスリット(34)に視認装置1(1)及び視認装置2(20)の切欠き部の塞材(3)及び欠き部の塞材B(20)を落とし込んで設置する。
【図面の簡単な説明】
【0045】
図1】第1の実施形態の発明に係る視認装置の鏡面方向から見た斜視図である。
図2】第1の実施形態の発明に係る視認装置の鏡面の覆設部材から見た斜視図である。
図3】第1の実施形態の発明に係る視認装置の塞材方向から見た立面図である
図4】第1の実施形態の発明に係る視認装置の底面図である。
図5】第1の実施形態の発明に係る視認装置の平面図である。
図6】第1の実施形態の発明に係る視認装置を壁のコーナーに取付けた概略図である。
図7】第1の実施形態の発明に係る視認装置を壁のコーナーに取付け、鏡面が見える方向から見た概略図である。
図8】第1の実施形態の発明に係る視認装置の底面図に、切欠き位置の変化を表現した図である。
図9】第1の実施形態の発明に係る視認装置の底面図に、凹面の鏡面の視認のために特に重要な範囲を表現した図である。
図10】第1の実施形態の発明に係る視認装置の立面図に、鏡面部の高さと、鏡面部の淵部で構成される円の直径の関係を表現した図である。
図11】第2の実施形態の発明に係る視認装置の鏡面方向から見た斜視図である。
図12】視認装置部分を着脱可能にするためのブラケット
【符号の説明】
【0046】
1 視認装置1
2 凹面の鏡面部
3 切欠き部の塞材
4 鏡面の覆設部材
5 天頂部と球体の中心を結ぶ線
6 鏡面部の淵部
7 天頂部
8 壁A
9 通行人A
10 壁B
11 通行人B
12 コーナー部
13 視認装置
14 視認装置1の切欠き断面線
15 切欠き断面線A
16 切欠き断面線B
17 凹面の鏡面の重要部
18 高さH
19 長さL
20 視認装置2
21 凹面の鏡面部B
22 切欠き部の塞材B
23 鏡面の覆設部材B
24 天頂部と球体の中心を結ぶ線B
25 鏡面部の淵部B
26 天頂部B
30 ブラケット
31 ブラケットの表板
32 ブラケットの裏板
33 ブラケットの底板
34 視認装置を差し込むブラケットのスリット
35 ブラケット取付け用ボルト
36 ボルトの通し穴
37 壁のコーナー部
38 壁
図12
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11