【実施例】
【0373】
(A) 合成実施例
実施例A1: 5−(2,6−ジオキソシクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)−5−オキソペンタンニトリル[表2、実施例Iaa20]のエリトロ/トレオジアステレオマー混合物の調製
段階1: 4−シアノ−4−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)ブタン酸メチル
保護ガス(Ar)下、15.0mLのトルエンの中の0.820g(4.55mmol)の3−(4−フルオロフェニル)アクリル酸メチルに0.767g(5.0mmol)の(3−フルオロフェニル)アセトニトリル及び0.1mLのナトリウムメトキシド溶液(メタノール中30%)を添加し、その混合物を密閉容器内で65℃で15時間撹拌した。その溶媒を減圧下で除去し、残渣を取って酢酸エチルの中に入れ、その混合物をいずれの場合にも25mLの水で2回洗浄した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘプタン=20:80)に付して、0.950g(理論値の57%)のジアステレオ異性の4−シアノ−4−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)ブタン酸メチル〔エリトロ:トレオ=54:46(CDCl
3中の
1H−NMRの3.66ppm及び3.56ppmにおけるメチル一重項の積分に基づく)〕を得た。
段階2: 4−シアノ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(3−フルオロフェニル)ブタン酸
保護ガス(Ar)下、50.0mLのメタノールの中の1.75g(5.55mmol)の4−シアノ−4−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)ブタン酸メチルに10mLの2モル水酸化ナトリウム水溶液を添加し、その混合物を25℃で8時間撹拌した。メタノールを減圧下で除去した。その残渣を濃塩酸を用いて酸性化し(pH=3)、いずれの場合にも15mLのジクロロメタンで3回抽出した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。これにより、1.62g(理論値の96.9%)の標題化合物が無色の結晶の形態〔エリトロ:トレオ=49:51(CDCl
3中の
1H−NMRの2.60ppm及び2.85ppmにおける多重項の比較)〕で得られた。
【0374】
段階3: 4−シアノ−4−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)ブタン酸3−オキソシクロヘキサ−1−エン−1−イル
0.452g(1.5mmol)の4−シアノ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(3−フルオロフェニル)ブタン酸に1.79g(15mmol)の塩化チオニルを添加し、その混合物を80℃で1.5時間撹拌した。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去した。このようにして濃縮された反応混合物(これは、酸塩化物を含んでいる)を3mLのジクロロメタンに溶解させ、そして、0℃で、ジクロロメタン(10mL)の中の0.252g(2.25mmol)の1,3−シクロヘキサンジオンと0.304g(3mmol)のトリエチルアミンの混合物に滴下して加えた(約30分)。25℃で3時間撹拌した後、溶媒を減圧下で除去し、その残渣を取って酢酸エチルの中に入れ、その混合物をいずれの場合にも25mLの水で2回洗浄した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。
【0375】
得られた粗製生成物は、段階4においてさらに反応させた。
【0376】
段階4: 5−(2,6−ジオキソシクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)−5−オキソペンタンニトリル
5.0mLのアセトニトリルの中の0.593g(1.50mmol)の4−シアノ−4−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)ブタン酸3−オキソシクロヘキサ−1−エン−1−イルに0.013g(0.15mmol)のアセトシアノヒドリン及び0.273g(2.0mmol)のトリエチルアミンを添加し、その混合物を密閉容器内で25℃で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、その残渣を取って酢酸エチルの中に入れ、その混合物をいずれの場合にも25mLの水で2回洗浄した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。固相[Nucleodur C18、HTec C18、10μm、(250×50)−mmカラム]での分取クロマトグラフィー[(90mL/分 アセトニトリル/水(トリフルオロ酢酸 0.05%)]に付して、5−(2,6−ジオキソシクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)−5−オキソペンタンニトリルのエリトロ/トレオジアステレオマー混合物〔エリトロ:トレオ=63:37(CDCl
3中の
1H−NMRの4.30ppm及び4.03ppmにおける二重項の積分に基づく)〕(0.267g(理論値の45%))を得た。
CDCl
3中の
1H−NMR
エリトロ:17.47(s,1H),4.30(d,1H);
トレオ:17.46(s,1H),4.03(d,1H);
質量スペクトル:分子ピーク 394[M−1]+;
HPLCにおける保持時間:1.58分。
【0377】
実施例A2: 2−[3−(4−クロロフェニル)−4−シアノ−4−(3−フルオロフェニル)ブタノイル]−3−オキソシクロヘキサ−1−エン−1−イル 2,2−ジメチルプロパノエートのジアステレオマー混合物[表2、実施例Iaa32]
3.0mLのジクロロメタンの中の0.180g(0.43mmol)の5−(2,6−ジオキソシクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェニル)−3−(4−クロロフェニル)−5−オキソペンタノニトリルに、0.091g(0.656mmol)のトリエチルアミンを添加し、及び、0℃で、0.069g(0.568mmol)の2,2−ジメチルプロパノイルクロリドを添加し、その混合物を密閉容器内で25℃で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、その残渣を取って酢酸エチルの中に入れ、その混合物をいずれの場合にも25mLの水で2回洗浄した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。固相[Nucleodur C18、HTec C18、10μm、(250×50)−mmカラム]での分取クロマトグラフィー[(90mL/分 アセトニトリル/水(トリフルオロ酢酸 0.05%)]に付して、2−[3−(4−クロロフェニル)−4−シアノ−4−(3−フルオロフェニル)ブタノイル]−3−オキソシクロヘキサ−1−エン−1−イル 2,2−ジメチルプロパノエートのエリトロ/トレオジアステレオマー混合物〔エリトロ:トレオ=70:30(CDCl
3中の
1H−NMRの1.15ppm及び1.06ppmにおけるtert−ブチル一重項の積分に基づく)〕(114mg(理論値の8%))を得た。
【0378】
実施例A3: 2,6−ジシアノ−6−(3−フルオロフェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−3−オキソヘキサン酸メチルのジアステレオマー混合物[表26、実施例IB8aa1]
段階1: 4−シアノ−4−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)ブタン酸メチル
保護ガス(Ar)下、15.0mLのトルエンの中の0.820g(4.55mmol)の3−(4−フルオロフェニル)アクリル酸メチルに0.767g(5.0mmol)の(3−フルオロフェニル)アセトニトリル及び0.1mLのナトリウムメトキシド溶液(メタノール中30%)を添加し、その混合物を密閉容器内で65℃で15時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、その残渣を取って酢酸エチルの中に入れ、その混合物をいずれの場合にも25mLの水で2回洗浄した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘプタン=20:80)に付して、4−シアノ−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)ブタン酸メチルのエリトロ/トレオジアステレオマー混合物〔エリトロ:トレオ=54:46(CDCl
3中の
1H−NMRの3.66ppm及び3.56ppmにおけるメチル一重項の積分に基づく)〕(0.950g(理論値の57%))を得た。
【0379】
段階2: 4−シアノ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(3−フルオロフェニル)ブタン酸
保護ガス(Ar)下、50.0mLのメタノールの中の1.75g(5.55mmol)の4−シアノ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(3−フルオロフェニル)ブタン酸メチル(実施例A1)に10mLの2モル水酸化ナトリウム水溶液を添加し、その混合物を25℃で8時間撹拌した。メタノールを減圧下で除去した。その残渣を濃塩酸を用いて酸性化し(pH=3)、いずれの場合にも15mLのジクロロメタンで3回抽出した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。これにより、1.62g(理論値の96.9%)の標題化合物が無色の結晶の形態〔エリトロ:トレオ=49:51(CDCl
3中の
1H−NMRの2.60ppm及び2.85ppmにおける多重項の比較に基づく)〕で得られた。
【0380】
段階3: 2,6−ジシアノ−6−(3−フルオロフェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−3−オキソヘキサン酸メチル
0.603g(2.0mmol)の4−シアノ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(3−フルオロフェニル)ブタン酸に1.79g(20mmol)の塩化チオニルを添加し、その混合物を80℃で1.5時間撹拌した。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去した(残渣=酸塩化物)。0.297g(3.00mmol)のシアノ酢酸メチル、0.012g(0.1mmol)の4−ジメチルアミノピリジン及び該酸塩化物をジクロロメタン(5mL)に溶解させ、それを、10mLのジクロロメタンの中の0.405g(4.00mmol)のトリエチルアミンに添加し、その混合物を25℃で2時間撹拌した。次いで、50mLの酢酸エチルを添加し、その混合物をそれぞれ25mLの水で2回抽出した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。固相[Nucleodur C18、HTec C18、10μm、(250×50)−mmカラム]での分取クロマトグラフィー[(90mL/分 アセトニトリル/水(トリフルオロ酢酸 0.05%)]に付して、2,6−ジシアノ−6−(3−フルオロフェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−3−オキソヘキサン酸メチルのエリトロ/トレオジアステレオマー混合物〔エリトロ:トレオ=52:48(CDCl
3中の
1H−NMRの4.09ppm及び3.99ppmにおける二重項の積分に基づく)〕(0.019g(理論値の8%))を得た。
【0381】
実施例A4: 2−アセチル−6−シアノ−6−(3−フルオロフェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−3−オキソヘキサン酸メチルのジアステレオマー[表27、実施例IBXaa20]
段階1: 4−シアノ−4−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)ブタン酸メチル
保護ガス(Ar)下、15.0mLのトルエンの中の0.820g(4.55mmol)の3−(4−フルオロフェニル)アクリル酸メチルに0.767g(5.0mmol)の(3−フルオロフェニル)アセトニトリル及び0.1mLのナトリウムメトキシド溶液(メタノール中30%)を添加し、その混合物を密閉容器内で65℃で15時間撹拌した。その溶媒を減圧下で除去し、残渣を取って酢酸エチルの中に入れ、その混合物をいずれの場合にも25mLの水で2回洗浄した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘプタン=20:80)に付して、4−シアノ−(3−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)ブタン酸メチルのエリトロ/トレオジアステレオマー混合物〔エリトロ:トレオ=54:46(CDCl
3中の
1H−NMRの3.66ppm及び3.56ppmにおけるメチル一重項の積分に基づく)〕(0.950g(理論値の57%))を得た。
段階2: 4−シアノ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(3−フルオロフェニル)ブタン酸
保護ガス(Ar)下、50.0mLのメタノールの中の1.75g(5.55mmol)の4−シアノ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(3−フルオロフェニル)ブタン酸メチル(実施例A1)に10mLの2モル水酸化ナトリウム水溶液を添加し、その混合物を25℃で8時間撹拌した。メタノールを減圧下で除去した。その残渣を濃塩酸を用いて酸性化し(pH=3)、いずれの場合にも15mLのジクロロメタンで3回抽出した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。これにより、1.62g(理論値の96.9%)の標題化合物が無色の結晶の形態〔エリトロ:トレオ=49:51(CDCl
3中の
1H−NMRの2.60ppm及び2.85ppmにおける多重項の比較に基づく)〕で得られた。
【0382】
段階3: 2−アセチル−6−シアノ−6−(3−フルオロフェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−3−オキソヘキサン酸メチル
0.603g(2.0mmol)の4−シアノ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(3−フルオロフェニル)ブタン酸に2.379g(20mmol)の塩化チオニルを添加し、その混合物を80℃で1.5時間撹拌した。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、それにより、当該酸塩化物が残渣として得られた。0℃で、ジクロロメタン(5mL)の中の0.190g(2.00mmol)の塩化マグネシウムと0.464g(4.00mmol)の3−オキソブタン酸メチルに0.316g(4.00mmol)のピリジンを添加し、次いで、ジクロロメタン(5mL)に溶解させた該酸塩化物を添加し、その混合物を25℃で1時間撹拌した。その残渣を取って酢酸エチルの中に入れ、いずれの場合にも25mLの水で2回洗浄した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。固相[Nucleodur C18、HTec C18、10μm、(250×50)−mmカラム]での分取クロマトグラフィー[(90mL/分 アセトニトリル/水(トリフルオロ酢酸 0.05%)]に付して、2−アセチル−6−シアノ−6−(3−フルオロフェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−3−オキソヘキサン酸メチルのエリトロ/トレオジアステレオマー混合物〔エリトロ:トレオ=53:47(CDCl
3中の
1H−NMRの17.74ppm及び17.62ppmにおける一重項の積分に基づく)〕(0.422g(理論値の52%))を得た。
【0383】
実施例A5: 2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−(3−フルオロフェニル)−5−(5−メチル−1,2−オキサゾール−4−イル)−5−オキソペンタノニトリル(表35を参照されたい、化合物番号IB10ga6)
段階1: 4−シアノ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−(3−フルオロフェニル)ブタン酸メチル
保護ガス(Ar)下、25.0mLのトルエンの中の4.099g(22.7mmol)の3−(3−フルオロフェニル)アクリル酸メチルに3.828g(25.0mmol)の(3,4−ジフルオロフェニル)アセトニトリル及び0.281mgのカリウムtert−ブトキシドを添加し、その混合物を密閉容器内で65℃で5時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、その残渣を取って酢酸エチルの中に入れ、その混合物をいずれの場合にも25mLの水で2回洗浄した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘプタン=20:80)に付して、7.3g(理論値の87%)のジアステレオ異性の4−シアノ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−(3−フルオロフェニル)ブタン酸メチル〔エリトロ:トレオ=65:35(CDCl
3中の
1H−NMRの3.68ppm及び3.59ppmにおけるメチル一重項の積分に基づく)〕を得た。
【0384】
段階2: 4−シアノ−4−(3,4−フルオロフェニル)−3−(3−フルオロフェニル)ブタン酸
保護ガス(Ar)下、95.0mLのメタノールの中の4.7g(14.1mmol)の4−シアノ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−(3−フルオロフェニル)ブタン酸メチルに23.5mLの2モル水酸化ナトリウム水溶液を添加し、その混合物を25℃で一晩撹拌した。メタノールを減圧下で除去した。その残渣を濃塩酸を用いて酸性化し(pH=3)、いずれの場合にも100mLのジクロロメタンで3回抽出した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。これにより、4.50g(理論値の99.9%)の標題化合物が無色の結晶の形態〔エリトロ:トレオ=52:48(CDCl
3中の
1H−NMRの4.34ppm及び4.04ppmにおける二重項の比較)〕で得られた。
【0385】
段階3: 2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−(3−フルオロフェニル)−5−(5−メチル−1,2−オキサゾール−4−イル)−5−オキソペンタノニトリル
磁気撹拌棒と隔壁を有しているアルゴンが充填された乾燥Schlenk管の中のTHF(5mL)に、マグネシウム削りくず(291mg、11.9mmol)、塩化亜鉛(717mg、5.26mmol)及び塩化リチウム(254mg、5.98mmol)を最初に装入し、DIBAL−H(0.2mL、THF中1M)を添加することによって活性化させた。5分間撹拌した後、無水THF(3mL)中の4−ヨード−5−メチル−1,2−オキサゾール(1.0g、4.78mmol)を20℃で滴下して加えた。その後、その反応混合物を25℃でさらに30分間撹拌した。次いで、得られた粗製溶液は、下記酸塩化物とさらに反応させる。
【0386】
1.83g(5.75mmol)の4−シアノ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−(3−フルオロフェニル)ブタン酸に6.84g(57.5mmol)の塩化チオニルを添加し、その混合物を80℃で1.5時間撹拌した。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去した。このようにして濃縮された反応混合物(これは、酸塩化物を含んでいる)を3mLのジクロロメタンに溶解させ、そして、−10℃で、上記粗製溶液に滴下して加え(約30分)、次いで、25℃でさらに2時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、その残渣を取って酢酸エチルの中に入れ、その混合物をいずれの場合にも25mLの水で2回洗浄した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を減圧下で除去した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘプタン=20:80)に付して、ジアステレオ異性の2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−(3−フルオロフェニル)−5−(5−メチル−1,2−オキサゾール−4−イル)−5−オキソペンタノニトリルの混合物〔エリトロ:トレオ=63:37(CDCl
3中の
1H−NMRの8.54ppm及び8.48ppmにおけるメチル一重項の積分に基づく)〕(810mg(理論値の44%))を得た。
【0387】
NMR(エリトロ):8.54(s,1H),7.22(m,1H),7.09(m,1H),6.98(m,2H),6.82(m,3H),4.51(d,1H),3.71(m,1H),3.50(dd,1H),3.27(dd,1H),2.75(s,3H);
MS:385[M+1]+;HPLC(rt):1.57分。
【0388】
実施例番号IB10ga6:
NMR(トレオ):8.48(s,1H),7.27(m,1H),7.12(m,1H),6.96(m,5H),4.13(d,1H),3.82(m,1H),3.39(dd,1H),3.23(dd,1H),2.65(s,3H);
MS:385[M+1]+;HPLC(rt):1.57分。
【0389】
下記表に記載されている化合物は、適切な場合にはさらに上記で記載されている一般的な方法も付加的に使用して、上記実施例に従って得られるか又は上記実施例と同様にして得られる。
【0390】
下記表において:
【0391】
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
該フェニル環における置換基の位置は、例えば、位置2においては、当該ラジカルの記号又は略語に対する接頭語として示されている、例えば、
【0392】
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
二置換又は三置換されている置換パターンに関する置換基の位置の数え方は、接頭辞として同様に示されている、例えば、
【0393】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
別の略語は、上記で示されている例と同じように理解される。
【0394】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
さらに、慣習的な化学記号及び化学式も、例えば、以下のように適用される:メチレンに対してはCH
2、又は、トリフルオロメチルに対してはCF
3、又は、ヒドロキシルに対してはOH。同様に、複合的な意味は、上記略語で構成されるものとして定義される。
【0395】
表1: 本発明による一般式(I)で表される化合物についての下記表に関する基Q、基(R
1)
m及び基(R
2)
nの構造的組合せの定義
【0396】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
下記表2〜表24fにおける実施例の定義:
参照することを目的として、以下の表2〜表24fにおいて個々の化合物に対して特定の番号(=実施例番号)が割り当てられており、その際、当該実施例番号は、各表に割り当てられている化学式の番号と「列番号」(列番号)〔この列番号は、表1の第1カラムの列に記載されている番号と同じ番号を示している〕で構成されている。かくして、実施例番号「(式番号)(列番号)」の化学構造は、個々の表の上の式、式番号及び表1の列番号によって明瞭に定義される。例えば:
表2の実施例番号「Iaa1」は、式(Ia)〔式中、A
1=O[=式(Iaa)]、並びに、Q=OH、(R
1)
m=3−F及び(R
2)
n=4−Cl(これらは、表1の列1に従って定義される)〕で表される化合物又はその互変異性体である。
【0397】
表2の実施例番号「Iad204」は、式(Ia)〔式中、A
1=N−OH[=式(Iad)]、並びに、Q=OH、(R
1)
m=3,4−Cl
2及び(R
2)
n=4−F(これらは、表1の列204に従って定義される)〕で表される化合物又はその互変異性体である。
【0398】
このことは、ラセミ化合物の又は光学活性なトレオ立体異性体若しくはエリトロ立体異性体の割り当てにも同様に当てはまる。例えば、参照することを目的として、表2aの化合物に特定の番号(=実施例番号)が割り当てられており、その際、番号「トレオ−Iaa(列番号)」は、式(トレオ−1−Iaa)と式(トレオ−2−Iaa)〔ここで、これらの式は、それぞれ、表1の列番号に従う基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せを有している〕で表される化学構造を有するトレオエナンチオマーのラセミ混合物を示している。
【0399】
表2: 式(Ia)、(Iaa)、(Iab)、(Iac)、(Iad)、(Iae)、(Iaf)、(Iag)及び(Iah)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0400】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
表2、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
式(Iaa)〜(Iah)で表される化合物の例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iaa)〜(Iah)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。例えば、Iaa50=式(Iaa)〔式中、表1の列50に従って、Q=OSO
2(4−Me−Ph)、(R
1)
m=3,4−ジフルオロ、及び、(R
2)
n=3−フルオロ〕で表される化合物。
【0401】
表2a〜2f: 式(トレオ−Iaa)及び式(トレオ−2−Iaa)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0402】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
表2a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iaa)[=式(トレオ−Iaa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。
【0403】
数え方は、「トレオ−Iaa(列番号)」である。
【0404】
表2b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−Iaa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。
【0405】
数え方は、「トレオ−2−Iaa(列番号)」である。
【0406】
表2c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−Iaa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。
【0407】
ここで、個々のエナンチオマーには、番号「トレオ−1−Iaa(列番号)」が割り当てられる。例えば、番号「トレオ−1−Iaa5」は、式(トレオ−1−Iaa)〔式中、Q=OH、(R
1)
m=3−F、及び、(R
2)
n=4−Br〕で表される化合物を示している。
【0408】
表2d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iaa)[=式(エリトロ−Iaa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。
【0409】
数え方は、「エリトロ−Iaa(列番号)」である。
【0410】
表2e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(Iaa)[=式(エリトロ−1−Iaa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。
【0411】
数え方は、「エリトロ−1−Iaa(列番号)」である。
【0412】
表2f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(Iaa)[=式(エリトロ−2−Iaa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。
【0413】
数え方は、「エリトロ−2−Iaa(列番号)」である。
【0414】
表3: 式(Ib)、(Iba)、(Ibb)、(Ibc)、(Ibd)、(Ibe)、(Ibf)、(Ibg)及び(Ibh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0415】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
表3、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iaa)〜(Iah)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0416】
表4: 式(Ic)、(Ica)、(Icb)、(Icc)、(Icd)、(Ice)、(Icf)、(Icg)及び(Ich)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0417】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
表4、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ica)〜(Ich)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0418】
表5: 式(Id)、(Ida)、(Idb)、(Idc)、(Idd)、(Ide)、(Idf)、(Idg)及び(Idh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0419】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
表5、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ida)〜(Idh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0420】
表6: 式(Ie)、(Iea)、(Ieb)、(Iec)、(Ied)、(Iee)、(Ief)、(Ieg)及び(Ieh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0421】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
表6、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iea)〜(Ieh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0422】
表6a〜6f: 式(トレオ−Iea)及び式(トレオ−2−Iea)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0423】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
表6a(ラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iea)[=式(トレオ−Iea)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−Iea(列番号)」の番号が付けられている。
【0424】
表6b(光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー)、例:
式(トレオ−2−Iea)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−Iea(列番号)」の番号が付けられている。
【0425】
表6c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−Iea)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−Iea(列番号)」の番号が付けられている。
【0426】
表6d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iea)[=式(エリトロ−Iea)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−Iea(列番号)」の番号が付けられている。
【0427】
表6e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(Iea)[=式(エリトロ−1−Iea)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−Iea(列番号)」の番号が付けられている。
【0428】
表6f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(Iea)[=式(エリトロ−2−Iea)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−Iea(列番号)」の番号が付けられている。
【0429】
表7: 式(If)、(Ifa)、(Ifb)、(Ifc)、(Ifd)、(Ife)、(Iff)、(Ifg)及び(Ifh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0430】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
表7、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ifa)〜(Ifh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0431】
表7a〜7f: 式(トレオ−Ifa)及び式(トレオ−2−Ifa)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0432】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
表7a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Ifa)[=式(トレオ−Ifa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−2−Ifa(列番号)」の番号が付けられている。
【0433】
表7b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−Ifa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−Ifa(列番号)」の番号が付けられている。
【0434】
表7c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−Ifa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−Ifa(列番号)」の番号が付けられている。
【0435】
表7d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Ifa)[=式(エリトロ−Ifa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−Ifa(列番号)」の番号が付けられている。
【0436】
表7e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(Ifa)[=式(エリトロ−1−Ifa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−Ifa(列番号)」の番号が付けられている。
【0437】
表7f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(Ifa)[=式(エリトロ−2−Ifa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−Ifa(列番号)」の番号が付けられている。
【0438】
表8: 式(Ig)、(Iga)、(Igb)、(Igc)、(Igd)、(Ige)、(Igf)、(Igg)及び(Igh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0439】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
表8、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iga)〜(Igh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0440】
表9: 式(Ih)、(Iha)、(Ihb)、(Ihc)、(Ihd)、(Ihe)、(Ihf)、(Ihg)及び(Ihh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0441】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
表9、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iha)〜(Ihh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0442】
表9a〜9f: 式(トレオ−Iha)及び式(トレオ−2−Iha)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0443】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
表9a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iha)[=式(トレオ−Iha)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−2−Iha(列番号)」の番号が付けられている。
【0444】
表9b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−Iha)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−Iha(列番号)」の番号が付けられている。
【0445】
表9c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−Iha)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−Iha(列番号)」の番号が付けられている。
【0446】
表9d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iha)[=式(エリトロ−Ifa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−Iha(列番号)」の番号が付けられている。
【0447】
表9e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(Iha)[=式(エリトロ−1−Iha)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−Iha(列番号)」の番号が付けられている。
【0448】
表9f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(Iha)[=式(エリトロ−2−Iha)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−Iha(列番号)」の番号が付けられている。
【0449】
表10: 式(Ii)、(Iia)、(Iib)、(Iic)、(Iid)、(Iie)、(Iif)、(Iig)及び(Iih)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0450】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
表10、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iia)〜(Iih)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0451】
表11: 式(Ik)、(Ika)、(Ikb)、(Ikc)、(Ikd)、(Ike)、(Ikf)、(Ikg)及び(Ikh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0452】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
表11、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ika)〜(Ikh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0453】
表12: 式(IL)、(ILa)、(ILb)、(ILc)、(ILd)、(ILe)、(ILf)、(ILg)及び(ILh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0454】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
表12、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(ILa)〜(ILh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0455】
表13: 式(Im)、(Ima)、(Imb)、(Imc)、(Imd)、(Ime)、(Imf)、(Img)及び(Imh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0456】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
表13、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ima)〜(Imh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0457】
表14: 式(In)、(Ina)、(Inb)、(Inc)、(Ind)、(Ine)、(Inf)、(Ing)及び(Inh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0458】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
表14、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ina)〜(Inh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0459】
表15: 式(Io)、(Ioa)、(Iob)、(Ioc)、(Iod)、(Ioe)、(Iof)、(Iog)及び(Ioh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0460】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
表15、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ioa)〜(Ioh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0461】
表16: 式(Ip)、(Ipa)、(Ipb)、(Ipc)、(Ipd)、(Ipe)、(Ipf)、(Ipg)及び(Iph)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0462】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
表16、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ipa)〜(Iph)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0463】
表17: 式(Iq)、(Iqa)、(Iqb)、(Iqc)、(Iqd)、(Iqe)、(Iqf)、(Iqg)及び(Iqh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0464】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
表17、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iqa)〜(Iqh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0465】
表18: 式(Ir)、(Ira)、(Irb)、(Irc)、(Ird)、(Ire)、(Irf)、(Irg)及び(Irh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0466】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
表18、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ira)〜(Irh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0467】
表19: 式(Is)、(Isa)、(Isb)、(Isc)、(Isd)、(Ise)、(Isf)、(Isg)及び(Ish)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0468】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
表19、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Isa)〜(Ish)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0469】
表20: 式(It)、(Ita)、(Itb)、(Itc)、(Itd)、(Ite)、(Itf)、(Itg)及び(Ith)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0470】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
表20、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ita)〜(Ith)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0471】
表20a〜20f: 式(トレオ−Ita)及び式(トレオ−2−Ita)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0472】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
表20a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Ita)[=式(トレオ−Ita)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−Ita(列番号)」の番号が付けられている。
【0473】
表20b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−Ita)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−Ita(列番号)」の番号が付けられている。
【0474】
表20c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−Ita)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−Ita(列番号)」の番号が付けられている。
【0475】
表20d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Ita)[=式(エリトロ−Ita)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−Ita(列番号)」の番号が付けられている。
【0476】
表20e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(Ita)[=式(エリトロ−1−Ita)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−Ita(列番号)」の番号が付けられている。
【0477】
表20f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(Ita)[=式(エリトロ−2−Ita)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−Ita(列番号)」の番号が付けられている(表20bと同様)。
【0478】
表21: 式(Iu)、(Iua)、(Iub)、(Iuc)、(Iud)、(Iue)、(Iuf)、(Iug)及び(Iuh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0479】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
表21、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iua)〜(Iuh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0480】
表21a〜21f: 式(トレオ−Iua)及び式(トレオ−2−Iua)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0481】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
表21a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iua)[=式(トレオ−Iua)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−Iua(列番号)」の番号が付けられている。
【0482】
表21b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−Iua)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−Iua(列番号)」の番号が付けられている。
【0483】
表21c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−Iua)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−Iua(列番号)」の番号が付けられている。
【0484】
表21d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iua)[=式(エリトロ−Iua)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−Iua(列番号)」の番号が付けられている。
【0485】
表21e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(Iua)[=式(エリトロ−1−Iua)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−Iua(列番号)」の番号が付けられている。
【0486】
表21f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(Iua)[=式(エリトロ−2−Iua)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−Iua(列番号)」の番号が付けられている。
【0487】
表22: 式(Iv)、(Iva)、(Ivb)、(Ivc)、(Ivd)、(Ive)、(Ivf)、(Ivg)及び(Ivh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0488】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
表22、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iva)〜(Ivh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0489】
表22a〜22f: 式(トレオ−Iva)及び式(トレオ−2−Iva)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0490】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
表22a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iva)[=式(トレオ−Iva)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−Iva(列番号)」の番号が付けられている。
【0491】
表22b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−Iva)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−Iva(列番号)」の番号が付けられている。
【0492】
表22c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−Iva)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−Iva(列番号)」の番号が付けられている。
【0493】
表22d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iva)[=式(エリトロ−Iva)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−Iva(列番号)」の番号が付けられている。
【0494】
表22e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(Iva)[=式(エリトロ−1−Iva)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−Iva(列番号)」の番号が付けられている。
【0495】
表22f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(Iva)[=式(エリトロ−2−Iva)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−Iva(列番号)」の番号が付けられている。
【0496】
表23: 式(Iw)、(Iwa)、(Iwb)、(Iwc)、(Iwd)、(Iwe)、(Iwf)、(Iwg)及び(Iwh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0497】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
表23、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Iwa)〜(Iwh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0498】
表23a〜23f: 式(トレオ−Iwa)及び式(トレオ−2−Iwa)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0499】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
表23a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iwa)[=式(トレオ−Iwa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−Iwa(列番号)」の番号が付けられている。
【0500】
表23b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−Iwa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−Iwa(列番号)」の番号が付けられている。
表23c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−Iwa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−Iwa(列番号)」の番号が付けられている。
【0501】
表23d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Iwa)[=式(エリトロ−Iwa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−Iwa(列番号)」の番号が付けられている。
【0502】
表23e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(Iwa)[=式(エリトロ−1−Iwa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−Iwa(列番号)」の番号が付けられている。
【0503】
表23f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(Iwa)[=式(エリトロ−2−Iwa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−Iwa(列番号)」の番号が付けられている。
【0504】
表24: 式(Ix)、(Ixa)、(Ixb)、(Ixc)、(Ixd)、(Ixe)、(Ixf)、(Ixg)及び(Ixh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0505】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
表24、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(Ixa)〜(Ixh)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0506】
表24a〜24f: 式(トレオ−Ixa)及び式(トレオ−2−Ixa)〔式中、Q、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表1中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0507】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
表24a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Ixa)[=式(トレオ−Ixa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−Ixa(列番号)」の番号が付けられている。
【0508】
表24b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−Ixa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−Ixa(列番号)」の番号が付けられている。
【0509】
表24c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−Ixa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−Ixa(列番号)」の番号が付けられている。
【0510】
表24d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(Ixa)[=式(エリトロ−Ixa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−Ixa(列番号)」の番号が付けられている。
【0511】
表24e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(Ixa)[=式(エリトロ−1−Ixa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−Ixa(列番号)」の番号が付けられている。
【0512】
表24f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(Ixa)[=式(エリトロ−2−Ixa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表1の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−Iwa(列番号)」の番号が付けられている。
【0513】
表25: 本発明による一般式(I)で表される化合物についての下記表に関する基(R
1)
m及び基(R
2)
nの構造的組合せの定義
【0514】
【表6】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
参照することを目的として、以下の表26〜表35において個々の化合物に対して特定の番号(=実施例番号)が割り当てられており、その際、当該実施例番号は、各表に割り当てられている化学式の番号と「列番号」(列番号)〔この列番号は、表25の第1カラムの列に記載されている番号と同じ番号を示している〕で構成されている。かくして、実施例番号「(式番号)(列番号)」の化学構造は、個々の表の上の式、式番号及び表25の列番号によって明瞭に定義される。例えば:
表26の実施例番号「IB8aa1」は、式(IB8)〔式中、R=メチル及びA
1=O[=式(IB8aa);式(IB8)に関する下位式の下記表を参照されたい]、並びに、(R
1)
m=3−F及び(R
2)
n=4−Clは、表25の列1に従って定義される〕で表される化合物又はその互変異性体である。
【0515】
表26の実施例番号「IB8af136」は、式(IB8)〔式中、R=メチル及びA
1=N−NH
2[=式(IB8af)]、並びに、(R
1)
m=3−NO
2及び(R
2)
n=H(n=0、置換されていない)は、表25の列136に従って定義される〕で表される化合物又はその互変異性体である。
【0516】
表26: 式(IB8)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0517】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
固定されたラジカルR及びA
1を有している式(IB8)に関する下位式の定義:
【0518】
【表7】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
表26、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IB8aa)〜(IB8ah)、式(IB8ba)〜(IB8bh)、式(IB8ca)〜(IB8ch)及び式(IB8da)〜(IB8dh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0519】
表26a〜26f: 式(トレオ−IB8)、式(トレオ−1−IB8)及び式(トレオ−2−IB8)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0520】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
固定されたラジカルR及びA
1を有している式トレオ−(IB8)、式トレオ−1−(IB8)及び式トレオ−2−(IB8)に関する下位式の定義:
【0521】
【表8】
[この文献は図面を表示できません]
表26a(トレオラセミ化合物)、例:
式トレオ−(IB8aa)、式トレオ−(IB8ba)、式トレオ−(IB8ca)及び式トレオ−(IB8da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−IB8aa(列番号)」、「トレオ−IB8ba(列番号)」、「トレオ−IB8ca(列番号)」及び「トレオ−IB8da(列番号)」の番号が付けられている。
【0522】
表26b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式トレオ−2−(IB8aa)、式トレオ−2−(IB8ba)、式トレオ−2−(IB8ca)及び式トレオ−2−(IB8da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−2−IB8aa(列番号)」、「トレオ−2−IB8ba(列番号)」、「トレオ−2−IB8ca(列番号)」及び「トレオ−2−IB8da(列番号)」の番号が付けられている。
【0523】
表26c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式トレオ−1−(IB8aa)、式トレオ−1−(IB8ba)、式トレオ−1−(IB8ca)及び式トレオ−1−(IB8da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエナンチオマー性化合物。個々の化合物は、「トレオ−1−IB8aa(列番号)」、「トレオ−1−IB8ba(列番号)」、「トレオ−1−IB8ca(列番号)」及び「トレオ−1−IB8da(列番号)」の番号が付けられている。
【0524】
表26d(エリトロラセミ化合物)、例:
式エリトロ−(IB8aa)、式エリトロ−(IB8ba)、式エリトロ−(IB8ca)及び式エリトロ−(IB8da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもエリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IB8aa(列番号)」、「エリトロ−IB8ba(列番号)」、「エリトロ−IB8ca(列番号)」及び「エリトロ−IB8da(列番号)」の番号が付けられている。
【0525】
表26e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
式エリトロ−1−(IB8aa)、式エリトロ−1−(IB8ba)、式エリトロ−1−(IB8ca)及び式エリトロ−1−(IB8da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエナンチオマー性化合物。個々の化合物は、「エリトロ−1−IB8aa(列番号)」、「エリトロ−1−IB8ba(列番号)」、「エリトロ−1−IB8ca(列番号)」及び「エリトロ−1−IB8da(列番号)」の番号が付けられている。
【0526】
表26f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
式エリトロ−2−(IB8aa)、式エリトロ−2−(IB8ba)、式エリトロ−2−(IB8ca)及び式エリトロ−2−(IB8da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエナンチオマー性化合物。個々の化合物は、「エリトロ−2−IB8aa(列番号)」、「エリトロ−2−IB8ba(列番号)」、「エリトロ−2−IB8ca(列番号)」及び「エリトロ−2−IB8da(列番号)」の番号が付けられている。
【0527】
表27: 式(IBX)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0528】
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
固定されたラジカルR及びA
1を有している式(IBX)に関する下位式の定義:
【0529】
【表9】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
表27、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IBXaa)〜(IBXah)、式(IBXba)〜(IBXbh)、式(IBXca)〜(IBXch)及び式(IBXda)〜(IBXdh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0530】
表27a〜27f: 式(トレオ−IBX)、式(トレオ−1−IBX)及び式(トレオ−2−IBX)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0531】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
固定されたラジカルR及びA
1を有している式トレオ−(IBX)、式トレオ−1−(IBX)及び式トレオ−2−(IBX)に関する下位式の定義:
【0532】
【表10】
[この文献は図面を表示できません]
表27a(トレオラセミ化合物)、例:
式トレオ−(IBXaa)、式トレオ−(IBXba)、式トレオ−(IBXca)及び式トレオ−(IBXda)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−IBXaa(列番号)」、「トレオ−IBXba(列番号)」、「トレオ−IBXca(列番号)」及び「トレオ−IBXda(列番号)」の番号が付けられている。
【0533】
表27b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式トレオ−2−(IBXaa)、式トレオ−2−(IBXba)、式トレオ−2−(IBXca)及び式トレオ−2−(IBXda)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−2−IBXaa(列番号)」、「トレオ−2−IBXba(列番号)」、「トレオ−2−IBXca(列番号)」及び「トレオ−2−IBXda(列番号)」の番号が付けられている。
【0534】
表27c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式トレオ−1−(IBXaa)、式トレオ−1−(IBXba)、式トレオ−1−(IBXca)及び式トレオ−1−(IBXda)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエナンチオマー性化合物。個々の化合物は、「トレオ−1−IBXaa(列番号)」、「トレオ−1−IBXba(列番号)」、「トレオ−1−IBXca(列番号)」及び「トレオ−1−IBXda(列番号)」の番号が付けられている。
【0535】
表27d(エリトロラセミ化合物)、例:
式エリトロ−(IBXaa)、式エリトロ−(IBXba)、式エリトロ−(IBXca)及び式エリトロ−(IBXda)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IBXaa(列番号)」、「エリトロ−IBXba(列番号)」、「エリトロ−IBXca(列番号)」及び「エリトロ−IBXda(列番号)」の番号が付けられている。
【0536】
表27e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
式エリトロ−1−(IBXaa)、式エリトロ−1−(IBXba)、式エリトロ−1−(IBXca)及び式エリトロ−1−(IBXda)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエナンチオマー性化合物。個々の化合物は、「エリトロ−1−IBXaa(列番号)」、「エリトロ−1−IBXba(列番号)」、「エリトロ−1−IBXca(列番号)」及び「エリトロ−1−IBXda(列番号)」の番号が付けられている。
【0537】
表27f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
式エリトロ−2−(IBXaa)、式エリトロ−2−(IBXba)、式エリトロ−2−(IBXca)及び式エリトロ−2−(IBXda)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエナンチオマー性化合物。個々の化合物は、「エリトロ−2−IBXaa(列番号)」、「エリトロ−2−IBXba(列番号)」、「エリトロ−2−IBXca(列番号)」及び「エリトロ−2−IBXda(列番号)」の番号が付けられている。
【0538】
表28: 式(IB9)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0539】
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
固定されたラジカルR及びA
1を有している式(IB9)に関する下位式の定義:
【0540】
【表11】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
表27、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IB9aa)〜(IB9ah)、式(IB9ba)〜(IB9bh)、式(IB9ca)〜(IB9ch)及び式(IB9da)〜(IB9dh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0541】
表28a〜28f: 式(トレオ−IB9)、式(トレオ−1−IB9)及び式(トレオ−2−IB9)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0542】
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
固定されたラジカルR及びA
1を有している式トレオ−(IB9)、式トレオ−1−(IB9)及び式トレオ−2−(IB9)に関する下位式の定義:
【0543】
【表12】
[この文献は図面を表示できません]
表28a(トレオラセミ化合物)、例:
式トレオ−(IB9aa)、式トレオ−(IB9ba)、式トレオ−(IB9ca)及び式トレオ−(IB9da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−IB9aa(列番号)」、「トレオ−IB9ba(列番号)」、「トレオ−IB9ca(列番号)」及び「トレオ−IB9da(列番号)」の番号が付けられている。
【0544】
表28b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式トレオ−2−(IB9aa)、式トレオ−2−(IB9ba)、式トレオ−2−(IB9ca)及び式トレオ−2−(IB9da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−2−IB9aa(列番号)」、「トレオ−2−IB9ba(列番号)」、「トレオ−2−IB9ca(列番号)」及び「トレオ−2−IB9da(列番号)」の番号が付けられている。
【0545】
表28c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式トレオ−1−(IB9aa)、式トレオ−1−(IB9ba)、式トレオ−1−(IB9ca)及び式トレオ−1−(IB9da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエナンチオマー性化合物。個々の化合物は、「トレオ−1−IB9aa(列番号)」、「トレオ−1−IB9ba(列番号)」、「トレオ−1−IB9ca(列番号)」及び「トレオ−1−IB9da(列番号)」の番号が付けられている。
【0546】
表28d(エリトロラセミ化合物)、例:
式エリトロ−(IB9aa)、式エリトロ−(IB9ba)、式エリトロ−(IB9ca)及び式エリトロ−(IB9da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IB9aa(列番号)」、「エリトロ−IB9ba(列番号)」、「エリトロ−IB9ca(列番号)」及び「エリトロ−IB9da(列番号)」の番号が付けられている。
【0547】
表28e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
式エリトロ−1−(IB9aa)、式エリトロ−1−(IB9ba)、式エリトロ−1−(IB9ca)及び式エリトロ−1−(IB9da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエナンチオマー性化合物。個々の化合物は、「エリトロ−1−IB9aa(列番号)」、「エリトロ−1−IB9ba(列番号)」、「エリトロ−1−IB9ca(列番号)」及び「エリトロ−1−IB9da(列番号)」の番号が付けられている。
【0548】
表28f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
式エリトロ−2−(IB9aa)、式エリトロ−2−(IB9ba)、式エリトロ−2−(IB9ca)及び式エリトロ−2−(IB9da)〔式中、基(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にも立体化学的に富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエナンチオマー性化合物。個々の化合物は、「エリトロ−2−IB9aa(列番号)」、「エリトロ−2−IB9ba(列番号)」、「エリトロ−2−IB9ca(列番号)」及び「エリトロ−2−IB9da(列番号)」の番号が付けられている。
【0549】
表29: 式(IB10a)、式(IB10aa)、式(IB10ab)、式(IB10ac)、式(IB10ad)、式(IB10ae)、式(IB10af)、式(IB10ag)及び式(IB10ah)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0550】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
表29、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IB10aa)〜(IB10ah)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0551】
表29a〜29f: 式(トレオ−IB10aa)及び式(トレオ−2−IB10aa)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0552】
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
表29a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10aa)[=式(トレオ−IB10aa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−IB10aa(列番号)」の番号が付けられている。
【0553】
表29b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−IB10aa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IB10aa(列番号)」の番号が付けられている。
【0554】
表29c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−IB10aa)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IB10aa(列番号)」の番号が付けられている。
【0555】
表29d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10aa)[=式(エリトロ−IB10aa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IB10aa(列番号)」の番号が付けられている。
【0556】
表29e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(IB10aa)[=式(エリトロ−1−IB10aa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IB10aa(列番号)」の番号が付けられている。
【0557】
表29f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(IB
10aa)[=式(エリトロ−2−IB10aa)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。数え方は、「エリトロ−2−IB10aa(列番号)」である。
【0558】
表30: 式(IB10b)、式(IB10ba)、式(IB10bb)、式(IB10bc)、式(IB10bd)、式(IB10be)、式(IB10bf)、式(IB10bg)及び式(IB10bh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物。
【0559】
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
表30、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IB10ba)〜(IB10bh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0560】
表30a〜30f: 式(トレオ−IB10ba)及び式(トレオ−2−IB10ba)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0561】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
表30a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10ba)[=式(トレオ−IB10ba)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−IB10ba(列番号)」の番号が付けられている。
【0562】
表30b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−IB10ba)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IB10ba(列番号)」の番号が付けられている。
【0563】
表30c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−IB10ba)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IB10ba(列番号)」の番号が付けられている。
【0564】
表30d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10ba)[=式(エリトロ−IB10ba)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IB10ba(列番号)」の番号が付けられている。
【0565】
表30e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(IB10ba)[=式(エリトロ−1−IB10ba)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IB10ba(列番号)」の番号が付けられている。
【0566】
表30f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(IB10ba)[=式(エリトロ−2−IB10ba)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−IB10ba(列番号)」の番号が付けられている。
【0567】
表31: 式(IB10c)、式(IB10ca)、式(IB10cb)、式(IB10cc)、式(IB10cd)、式(IB10ce)、式(IB10cf)、式(IB10cg)及び式(IB10ch)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0568】
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
表31、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IB10ca)〜(IB10ch)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0569】
表31a〜31f: 式(トレオ−IB10ca)及び式(トレオ−2−IB10ca)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0570】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
表31a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10ca)[=式(トレオ−IB10ca)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−IB10ca(列番号)」の番号が付けられている。
【0571】
表31b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−IB10ca)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IB10ca(列番号)」の番号が付けられている。
【0572】
表31c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−IB10ca)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IB10ca(列番号)」の番号が付けられている。
【0573】
表31d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10ca)[=式(エリトロ−IB10ca)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IB10ca(列番号)」の番号が付けられている。
【0574】
表31e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(IB10ca)[=式(エリトロ−1−IB10ca)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IB10ca(列番号)」の番号が付けられている。
【0575】
表31f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(IB10ca)[=式(エリトロ−2−IB10ca)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−IB10ca(列番号)」の番号が付けられている。
【0576】
表32: 式(IB10d)、式(IB10da)、式(IB10db)、式(IB10dc)、式(IB10dd)、式(IB10de)、式(IB10df)、式(IB10dg)及び式(IB10dh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0577】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
表32、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IB10da)〜(IB10dh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0578】
表32a〜32f: 式(トレオ−IB10da)及び式(トレオ−2−IB10da)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0579】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
表32a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10da)[=式(トレオ−IB10da)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−IB10da(列番号)」の番号が付けられている。
【0580】
表32b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−IB10da)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IB10da(列番号)」の番号が付けられている。
【0581】
表32c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−IB10da)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IB10da(列番号)」の番号が付けられている。
【0582】
表32d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10da)[=式(エリトロ−IB10da)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IB10da(列番号)」の番号が付けられている。
【0583】
表32e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(IB10da)[=式(エリトロ−1−IB10da)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IB10da(列番号)」の番号が付けられている。
【0584】
表32f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(IB10da)[=式(エリトロ−2−IB10da)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−IB10da(列番号)」の番号が付けられている。
【0585】
表33: 式(IB10e)、式(IB10ea)、式(IB10eb)、式(IB10ec)、式(IB10ed)、式(IB10ee)、式(IB10ef)、式(IB10eg)及び式(IB10eh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0586】
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
表33、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IB10ea)〜(IB10eh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0587】
表34: 式(IB10f)、式(IB10fa)、式(IB10fb)、式(IB10fc)、式(IB10fd)、式(IB10fe)、式(IB10ff)、式(IB10fg)及び式(IB10fh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0588】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
表34、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IB10fa)〜(IB10fh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0589】
表35: 式(IB10g)、式(IB10ga)、式(IB10gb)、式(IB10gc)、式(IB10gd)、式(IB10ge)、式(IB10gf)、式(IB10gg)及び式(IB10gh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0590】
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
表35、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にあるそれぞれの式(IB10ga)〜(IB10gh)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0591】
表35a〜35f: 式(トレオ−IB10ga)及び式(トレオ−2−IB10ga)〔式中、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表25中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0592】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
表35a(トレオラセミ化合物)、例:
トレオ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10ga)[=式(トレオ−IB10ga)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「トレオ−IB10ga(列番号)」の番号が付けられている。
【0593】
表35b(光学的に活性なトレオ−2化合物)、例:
式(トレオ−2−IB10ga)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IB10ga(列番号)」の番号が付けられている。
【0594】
表35c(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー)、例:
式(トレオ−1−IB10ga)〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IB10ga(列番号)」の番号が付けられている。
【0595】
表35d(エリトロラセミ化合物)、例:
エリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある式(IB10ga)[=式(エリトロ−IB10ga)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IB10ga(列番号)」の番号が付けられている。
【0596】
表35e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
エリトロ−1の形態にある式(IB10ga)[=式(エリトロ−1−IB10ga)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IB10ga(列番号)」の番号が付けられている。
【0597】
表35f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
エリトロ−2の形態にある式(IB10ga)[=式(エリトロ−2−IB10ga)]〔式中、基Q、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表25の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−IB10ga(列番号)」の番号が付けられている。
表36: 本発明による一般式(I)で表される化合物についての下記表に関する基B
2、基(R
1)
m及び基(R
2)
nの構造的組合せの定義
【0598】
【表13】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
参照することを目的として、以下の表37〜表42fにおいて個々の化合物に対して特定の番号(=実施例番号)が割り当てられており、その際、当該実施例番号は、各表に割り当てられている化学式の番号と「列番号」(列番号)〔この列番号は、表36の第1カラムの列に記載されている番号と同じ番号を示している〕で構成されている。かくして、実施例番号「(式番号)(列番号)」の化学構造は、個々の表の上の式、式番号及び表36の列番号によって明瞭に定義される。例えば:
表37の実施例番号「IA5a1」は、式(IA5a)〔式中、B
2=−O−C(O)−Et、(R
1)
m=3−F及び(R
2)
n=4−Cl(これらは、表36の列1に従って定義される)〕で表される化合物又はその互変異性体である。
【0599】
表38の実施例番号「IA12ab344」は、式(IA12a)〔式中、R=エチル[=下位式(IA12ab)]、並びに、B
2=フェニルチオ、(R
1)
m=3−NO
2及び(R
2)
n=4−F(これらは、表36の列344に従って定義される)〕で表される化合物又はその互変異性体である。
【0600】
表37: 式(IA5a)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0601】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
表37、例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にある式(IA5a)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表36の列番号に従って定義される〕で表される該化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0602】
表38: 式(IA12a)、式(IA12aa)、式(IA12ab)、式(IA12ac)及び式(IA12ad)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0603】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
表38、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にある式(IA12aa)〜(IA12ad)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表36の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0604】
表38a〜38f: 式(トレオ−IA12aa)、式(トレオ−IA12ab)、式(トレオ−IA12ac)、式(トレオ−IA12ad)、式(トレオ−2−IA12aa)、式(トレオ−2−IA12ab)、式(トレオ−2−IA12ac)及び式(トレオ−2−IA12ad)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0605】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
表38a(トレオラセミ化合物)、例:
式トレオ−(IA12aa)、式トレオ−(IA12ab)、式トレオ−(IA12ac)及び式トレオ−(IA12ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−IA12aa(列番号)」、「トレオ−IA12ab(列番号)」、「トレオ−IA12ac(列番号)」及び「トレオ−IA12ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0606】
表38b、例(光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー):
式トレオ−2−(IA12aa)、式トレオ−2−(IA12ab)、式トレオ−2−(IA12ac)又は式トレオ−2−(IA12ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IA12aa(列番号)」、「トレオ−2−IA12ab(列番号)」、「トレオ−2−IA12ac(列番号)」及び「トレオ−2−IA12ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0607】
表38c、例(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー):
式トレオ−1−(IA12aa)、式トレオ−1−(IA12ab)、式トレオ−1−(IA12ac)又は式トレオ−1−(IA12ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IA12aa(列番号)」、「トレオ−1−IA12ab(列番号)」、「トレオ−1−IA12ac(列番号)」及び「トレオ−1−IA12ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0608】
表38d(エリトロラセミ化合物)、例:
式エリトロ−(IA12aa)、式エリトロ−(IA12ab)、式エリトロ−(IA12ac)及び式エリトロ−(IA12ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもエリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IA12aa(列番号)」、「エリトロ−IA12ab(列番号)」、「エリトロ−IA12ac(列番号)」及び「エリトロ−IA12ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0609】
表38e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
式エリトロ−1−(IA12aa)、式エリトロ−1−(IA12ab)、式エリトロ−1−(IA12ac)又は式エリトロ−1−(IA12ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2−エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IA12aa(列番号)」、「エリトロ−1−IA12ab(列番号)」、「エリトロ−1−IA12ac(列番号)」及び「エリトロ−1−IA12ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0610】
表38f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
式エリトロ−2−(IA12aa)、式エリトロ−2−(IA12ab)、式エリトロ−2−(IA12ac)又は式エリトロ−2−(IA12ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−IA12aa(列番号)」、「エリトロ−2−IA12ab(列番号)」、「エリトロ−2−IA12ac(列番号)」及び「エリトロ−2−IA12ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0611】
表39: 式(IA10a)、式(IA10aa)、式(IA10ab)、式(IA10ac)及び式(IA10ad)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0612】
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
表39、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にある式(IA10aa)〜(IA10ad)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表36の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0613】
表39a〜39f: 式(トレオ−IA10aa)、式(トレオ−IA10ab)、式(トレオ−IA10ac)、式(トレオ−IA10ad)、式(トレオ−2−IA10aa)、式(トレオ−2−IA10ab)、式(トレオ−2−IA10ac)及び式(トレオ−2−IA10ad)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0614】
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
表39a(トレオラセミ化合物)、例:
式トレオ−(IA10aa)、式トレオ−(IA10ab)、式トレオ−(IA10ac)及び式トレオ−(IA10ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−IA10aa(列番号)」、「トレオ−IA10ab(列番号)」、「トレオ−IA10ac(列番号)」及び「トレオ−IA10ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0615】
表39b(光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー)、例:
式トレオ−2−(IA10aa)、式トレオ−2−(IA10ab)、式トレオ−2−(IA10ac)又は式トレオ−2−(IA10ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IA10aa(列番号)」、「トレオ−2−IA10ab(列番号)」、「トレオ−2−IA10ac(列番号)」及び「トレオ−2−IA10ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0616】
表39c、例(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー):
式トレオ−1−(IA10aa)、式トレオ−1−(IA10ab)、式トレオ−1−(IA10ac)又は式トレオ−1−(IA10ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IA10aa(列番号)」、「トレオ−1−IA10ab(列番号)」、「トレオ−1−IA10ac(列番号)」及び「トレオ−1−IA10ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0617】
表39d(エリトロラセミ化合物)、例:
式エリトロ−(IA10aa)、式エリトロ−(IA10ab)、式エリトロ−(IA10ac)及び式エリトロ−(IA10ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもエリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IA10aa(列番号)」、「エリトロ−IA10ab(列番号)」、「エリトロ−IA10ac(列番号)」及び「エリトロ−IA10ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0618】
表39e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
式エリトロ−1−(IA10aa)、式エリトロ−1−(IA10ab)、式エリトロ−1−(IA10ac)又は式エリトロ−1−(IA10ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IA10aa(列番号)」、「エリトロ−1−IA10ab(列番号)」、「エリトロ−1−IA10ac(列番号)」及び「エリトロ−1−IA10ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0619】
表39f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
式エリトロ−2−(IA10aa)、式エリトロ−2−(IA10ab)、式エリトロ−2−(IA10ac)又は式エリトロ−2−(IA10ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−IA10aa(列番号)」、「エリトロ−2−IA10ab(列番号)」、「エリトロ−2−IA10ac(列番号)」及び「エリトロ−2−IA10ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0620】
表40: 式(IA10b)、式(IA10ba)、式(IA10bb)、式(IA10bc)及び式(IA10bd)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0621】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
表40、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にある式(IA10ba)〜(IA10bd)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表36の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0622】
表40a〜40f: 式(トレオ−IA10ba)、式(トレオ−IA10bb)、式(トレオ−IA10bc)、式(トレオ−IA10bd)、式(トレオ−2−IA10ba)、式(トレオ−2−IA10bb)、式(トレオ−2−IA10bc)及び式(トレオ−2−IA10bd)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0623】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
表40a(トレオラセミ化合物)、例:
式トレオ−(IA10ba)、式トレオ−(IA10bb)、式トレオ−(IA10bc)及び式トレオ−(IA10bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−IA10ba(列番号)」、「トレオ−IA10bb(列番号)」、「トレオ−IA10bc(列番号)」及び「トレオ−IA10bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0624】
表40b(光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー)、例:
式トレオ−2−(IA10ba)、式トレオ−2−(IA10bb)、式トレオ−2−(IA10bc)又は式トレオ−2−(IA10bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IA10ba(列番号)」、「トレオ−2−IA10bb(列番号)」、「トレオ−2−IA10bc(列番号)」及び「トレオ−2−IA10bd(列番号)」の番号が付けられている。
表40c、例(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー):
式トレオ−1−(IA10ba)、式トレオ−1−(IA10bb)、式トレオ−1−(IA10bc)又は式トレオ−1−(IA10bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IA10ba(列番号)」、「トレオ−1−IA10bb(列番号)」、「トレオ−1−IA10bc(列番号)」及び「トレオ−1−IA10bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0625】
表40d(エリトロラセミ化合物)、例:
式エリトロ−(IA10ba)、式エリトロ−(IA10bb)、式エリトロ−(IA10bc)及び式エリトロ−(IA10bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもエリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IA10ba(列番号)」、「エリトロ−IA10bb(列番号)」、「エリトロ−IA10bc(列番号)」及び「エリトロ−IA10bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0626】
表40e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
式エリトロ−1−(IA10ba)、式エリトロ−1−(IA10bb)、式エリトロ−1−(IA10bc)又は式エリトロ−1−(IA10bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IA10ba(列番号)」、「エリトロ−1−IA10bb(列番号)」、「エリトロ−1−IA10bc(列番号)」及び「エリトロ−1−IA10bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0627】
表40f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
式エリトロ−2−(IA10ba)、式エリトロ−2−(IA10bb)、式エリトロ−2−(IA10bc)又は式エリトロ−2−(IA10bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−IA10ba(列番号)」、「エリトロ−2−IA10bb(列番号)」、「エリトロ−2−IA10bc(列番号)」及び「エリトロ−2−IA10bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0628】
表41: 式(IA11a)、式(IA11aa)、式(IA11ab)、式(IA11ac)及び式(IA11ad)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0629】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
表41、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にある式(IA11aa)〜(IA11ad)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表36の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0630】
表41a〜41f: 式(トレオ−IA11aa)、式(トレオ−IA11ab)、式(トレオ−IA11ac)、式(トレオ−IA11ad)、式(トレオ−2−IA11aa)、式(トレオ−2−IA11ab)、式(トレオ−2−IA11ac)及び式(トレオ−2−IA11ad)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0631】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
表41a(トレオラセミ化合物)、例:
式トレオ−(IA11aa)、式トレオ−(IA11ab)、式トレオ−(IA11ac)及び式トレオ−(IA11ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−IA11aa(列番号)」、「トレオ−IA11ab(列番号)」、「トレオ−IA11ac(列番号)」及び「トレオ−IA11ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0632】
表41b(光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー)、例:
式トレオ−2−(IA11aa)、式トレオ−2−(IA11ab)、式トレオ−2−(IA11ac)又は式トレオ−2−(IA11ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IA11aa(列番号)」、「トレオ−2−IA11ab(列番号)」、「トレオ−2−IA11ac(列番号)」及び「トレオ−2−IA11ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0633】
表41c、例(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー):
式トレオ−1−(IA11aa)、式トレオ−1−(IA11ab)、式トレオ−1−(IA11ac)又は式トレオ−1−(IA11ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IA11aa(列番号)」、「トレオ−1−IA11ab(列番号)」、「トレオ−1−IA11ac(列番号)」及び「トレオ−1−IA11ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0634】
表41d(エリトロラセミ化合物)、例:
式エリトロ−(IA11aa)、式エリトロ−(IA11ab)、式エリトロ−(IA11ac)及び式エリトロ−(IA11ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもエリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IA11aa(列番号)」、「エリトロ−IA11ab(列番号)」、「エリトロ−IA11ac(列番号)」及び「エリトロ−IA11ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0635】
表41e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
式エリトロ−1−(IA11aa)、式エリトロ−1−(IA11ab)、式エリトロ−1−(IA11ac)又は式エリトロ−1−(IA11ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IA11aa(列番号)」、「エリトロ−1−IA11ab(列番号)」、「エリトロ−1−IA11ac(列番号)」及び「エリトロ−1−IA11ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0636】
表41f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
式エリトロ−2−(IA11aa)、式エリトロ−2−(IA11ab)、式エリトロ−2−(IA11ac)又は式エリトロ−2−(IA11ad)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−IA11aa(列番号)」、「エリトロ−2−IA11ab(列番号)」、「エリトロ−2−IA11ac(列番号)」及び「エリトロ−2−IA11ad(列番号)」の番号が付けられている。
【0637】
表42: 式(IA11b)、式(IA11ba)、式(IA11bb)、式(IA11bc)及び式(IA11bd)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、表35中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0638】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
表42、エリトロ/トレオ混合物(比率 70:30〜30:70)の例:
その例は、いずれの場合にもエリトロ/トレオラセミ混合物(比率 70:30〜30:70)の形態にある式(IA11ba)〜(IA11bd)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの意味は、表36の列番号に従って定義される〕で表される化合物である。個々の化合物は、括弧無しで「(式)(列番号)」の番号が付けられている。
【0639】
表42a〜42f: 式(トレオ−IA11ba)、式(トレオ−IA11bb)、式(トレオ−IA11bc)、式(トレオ−IA11bd)、式(トレオ−2−IA11ba)、式(トレオ−2−IA11bb)、式(トレオ−2−IA11bc)及び式(トレオ−2−IA11bd)〔式中、B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nは、それぞれ、表36中で定義されているとおりである〕で表される化合物:
【0640】
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
参照することを目的として、表42aの化合物に対して特定の番号(=実施例番号)が割り当てられており、その際、番号「トレオ−IA11ba(列番号)」、「トレオ−IA11bb(列番号)」、「トレオ−IA11bc(列番号)」及び「トレオ−IA11bd(列番号)」は、それぞれ、式(トレオ−1−IA11ba)及び(トレオ−2−IA11ba)、式(トレオ−1−IA11bb)及び(トレオ−2−IA11bb)、式(トレオ−1−IA11bc)及び(トレオ−2−IA11bc)並びに式(トレオ−1−IA11bd)及び(トレオ−2−IA11bd)〔これらは、それぞれ、表36の列番号に従う基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せを有している〕で表される化学構造を有するトレオエナンチオマーのラセミ化合物を示している。
【0641】
対応して、表42bにおいては、番号「トレオ−2−IA11ba(列番号)」、「トレオ−2−IA11bb(列番号)」、「トレオ−2−IA11bc(列番号)」又は「トレオ−2−IA11bd(列番号)」は、それぞれ、式「(トレオ−2−IA11ba(列番号)」、式「(トレオ−2−IA11bb(列番号)」、式「(トレオ−2−IA11bc(列番号)」及び「(トレオ−2−IA11bd(列番号)」〔これらは、それぞれ、表36の列番号に従う基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せを有している〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマーを示している。
【0642】
表42a(トレオラセミ化合物)、例:
式トレオ−(IA11ba)、式トレオ−(IA11bb)、式トレオ−(IA11bc)及び式トレオ−(IA11bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもトレオ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「トレオ−IA11ba(列番号)」、「トレオ−IA11bb(列番号)」、「トレオ−IA11bc(列番号)」及び「トレオ−IA11bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0643】
表42b(光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー)、例:
式トレオ−2−(IA11ba)、式トレオ−2−(IA11bb)、式トレオ−2−(IA11bc)又は式トレオ−2−(IA11bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−2−IA11ba(列番号)」、「トレオ−2−IA11bb(列番号)」、「トレオ−2−IA11bc(列番号)」及び「トレオ−2−IA11bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0644】
表42c、例(光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー):
式トレオ−1−(IA11ba)、式トレオ−1−(IA11bb)、式トレオ−1−(IA11bc)又は式トレオ−1−(IA11bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なトレオ−1エナンチオマー。個々の化合物は、「トレオ−1−IA11ba(列番号)」、「トレオ−1−IA11bb(列番号)」、「トレオ−1−IA11bc(列番号)」及び「トレオ−1−IA11bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0645】
表42d(エリトロラセミ化合物)、例:
式エリトロ−(IA11ba)、式エリトロ−(IA11bb)、式エリトロ−(IA11bc)及び式エリトロ−(IA11bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表され、いずれの場合にもエリトロ異性体のラセミ混合物の形態にある化合物。個々の化合物は、「エリトロ−IA11ba(列番号)」、「エリトロ−IA11bb(列番号)」、「エリトロ−IA11bc(列番号)」及び「エリトロ−IA11bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0646】
表42e(エリトロ−1エナンチオマー)、例:
式エリトロ−1−(IA11ba)、式エリトロ−1−(IA11bb)、式エリトロ−1−(IA11bc)又は式エリトロ−1−(IA11bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2R,3S)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−1−IA11ba(列番号)」、「エリトロ−1−IA11bb(列番号)」、「エリトロ−1−IA11bc(列番号)」及び「エリトロ−1−IA11bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0647】
表42f(エリトロ−2エナンチオマー)、例:
式エリトロ−2−(IA11ba)、式エリトロ−2−(IA11bb)、式エリトロ−2−(IA11bc)又は式エリトロ−2−(IA11bd)〔式中、基B
2、(R
1)
m及び(R
2)
nの構造的組合せは、表36の列番号に従って定義される〕で表される化学構造を有する、富化された形態[=(2S,3R)形態が90%eeを超えている]にある光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー。個々の化合物は、「エリトロ−2−IA11ba(列番号)」、「エリトロ−2−IA11bb(列番号)」、「エリトロ−2−IA11bc(列番号)」及び「エリトロ−2−IA11bd(列番号)」の番号が付けられている。
【0648】
表1〜42fの実施例に関する選択された物理データ:
試験方法:
(1)
1H−NMRデータ(400MHz、CDCl
3);特有の化学シフト[ppm]が当該実施例に関して示されている;
(2) MS=質量スペクトル(四重極測定機を用いて測定);〔エレクトロスプレーイオン化(+−)、質量範囲 100−1000〕;分子ピークM又は[M+H]+又は[M−1]+又は[M−2]+又は[M+1]+が当該実施例に関して示されている;
(3) HPLC=高性能液体クロマトグラフィー;〔カラム:Zorbax Eclipse、50×3.0、C18 1.8ym、移動相:水+0.06%ギ酸/アクリロニトリル+0.06%ギ酸、勾配:90:10、2分後、5:95;検出器:DAD(210−400nm)〕;保持時間(rt)が当該実施例に関して示されている;
(4) HPLCキラル=キラルカラムにおけるHPLC;〔カラム:Chiralpak IC、250×4.6mm、5μm DAIC 83325;検出器波長:210nm〕;カラム温度、流量及び移動相が当該実施例に関して示されている。
【0649】
実施例に関するデータ:
実施例番号Iaa1(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):17.41(s,1H),4.02(d,1H);NMR(エリトロ):17.44(s,1H),4.29(d,1H);MS:412[M+H]+;HPLC(rt):1.67分
実施例番号IB9aa6(エリトロ/トレオ異性体混合物 54:46):
NMR(トレオ):13.54(s,1H);NMR(エリトロ):13.64(s,1H);MS:432[M−1]+;HPLC(rt):1.53分
実施例番号IB9aa1(エリトロ/トレオ異性体混合物 53:47):
NMR(トレオ):13.50(s,1H);NMR(エリトロ):13.61(s,1H);MS:430[M−1]+;HPLC(rt):1.59分
実施例番号IB9aa10(エリトロ/トレオ異性体混合物 60:40):
NMR(トレオ):13.54(s,1H);NMR(エリトロ):13.63(s,1H);MS:448[M−2]+;HPLC(rt):1.85分
実施例番号IB9aa20(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):17.46(s,1H),4.03(d,1H);NMR(エリトロ):17.47(s,1H),4.30(d,1H);MS:394[M−1]+;HPLC(rt):1.58分
実施例番号IB8aa10(エリトロ/トレオ異性体混合物 57:43):
NMR(トレオ):13.56(広幅s,1H),3.99(d,1H),3.83(s,3H);NMR(エリトロ):13.56(広幅s,1H),4.09(d,1H),3.85(s,3H);MS:417[M+1]+;HPLC(rt):1.53分
実施例番号IB8aa1(エリトロ/トレオ異性体混合物 52:48):
NMR(トレオ):13.52(広幅s,1H),4.00(d,1H),3.82(s,3H);NMR(エリトロ):13.58(広幅s,1H),4.09(d,1H),3.84(s,3H);MS:383[M+1]+;HPLC(rt):1.44分
実施例番号IB8aa43(エリトロ/トレオ異性体混合物 59:41):
NMR(エリトロ):13.46(広幅s,1H),3.81(s,3H);NMR(トレオ):13.55(広幅s,1H),3.84(s,3H);MS:419[M+1]+;HPLC(rt):1.46分
実施例番号IB9aa20(エリトロ/トレオ異性体混合物 59:41):
NMR(トレオ):13.51(s,1H);NMR(エリトロ):13.62(s,1H);MS:414[M−1]+;HPLC(rt):1.51分
実施例番号IBXaa20(エリトロ/トレオ異性体混合物 53:47):
NMR(トレオ):17.62(s,1H),4.04(d,1H),3.82(s,3H),2.30(s,3H);NMR(エリトロ):17.74(s,1H),4.30(d,1H),3.83(s,3H),2.36(s,3H);MS:398[M−1]+;HPLC(rt):1.65分
実施例番号IB8aa6(エリトロ/トレオ異性体混合物 57:43):
NMR(トレオ):17.62(s,1H),4.04(d,1H),3.82(s,3H),2.30(s,3H);NMR(エリトロ):13.62(広幅s,1H),4.10(d,1H),3.85(s,3H);MS:399[M−1]+;HPLC(rt):1.45分
実施例番号IB9aa25(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):13.38(s,1H);NMR(エリトロ):13.41(s,1H);MS:430[M−1]+;HPLC(rt):1.58分
実施例番号IA12a57(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):3.99(d,1H),3.76(s,3H),3.67(s,3H),1.11(s,9H);NMR(エリトロ):4.30(d,1H),3.84(s,3H),3.73(s,3H),1.17(s,9H);
実施例番号Iaa95(エリトロ/トレオ異性体混合物 57:43):
NMR(トレオ):17.27(s,1H);NMR(エリトロ):17.35(s,1H);MS:430[M−1]+;HPLC(rt):1.59分
実施例番号IB9aa23(エリトロ/トレオ異性体混合物 58:42):
NMR(トレオ):13.43(s,1H);NMR(エリトロ):13.53(s,1H);MS:432[M−1]+;HPLC(rt):1.50分
実施例番号Iaa23(エリトロ/トレオ異性体混合物 52:48):
NMR(トレオ):17.26(s,1H);NMR(エリトロ):17.31(s,1H);MS:414[M+1]+;HPLC(rt):1.58分
実施例番号Iaa10(エリトロ/トレオ異性体混合物 61:39):
NMR(トレオ):17.36(s,1H),4.01(d,1H);NMR(エリトロ):17.38(s,1H),4.28(d,1H);MS:430[M+1]+;HPLC(rt):1.68分
実施例番号IB9ba6(エリトロ/トレオ異性体混合物 57:43):
NMR(トレオ):13.53(s,1H);NMR(エリトロ):13.63(s,1H);MS:460[M−1]+;HPLC(rt):1.67分
実施例番号IBXaa6(エリトロ/トレオ異性体混合物 57:43):
NMR(トレオ):17.59(s,1H),4.02(d,1H),3.83(s,3H),2.31(s,3H);NMR(エリトロ):17.67(s,1H),4.30(d,1H),3.83(s,3H),2.36(s,3H);MS:416[M−1]+;HPLC(rt):1.67分
実施例番号Iaa32(エリトロ/トレオ異性体混合物 70:30):
NMR(トレオ):4.08(d,1H),1.06(s,9H);NMR(エリトロ):4.35(d,1H),1.15(s,9H)
実施例番号IA12aa23(エリトロ/トレオ異性体混合物 50:50):
NMR(トレオ):4.05(d,1H),2.47(s,3H);NMR(エリトロ):4.17(d,1H),2.50(s,3H);MS:588[M+1]+;HPLC(rt):1.71分
実施例番号IA12ab53(エリトロ/トレオ異性体混合物 50:50):
NMR(トレオ):2.47(s,3H);NMR(エリトロ):2.49(s,3H);MS:616[M+1]+;HPLC(rt):1.85分
実施例番号Ioa95(エリトロ/トレオ異性体混合物 50:50):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),3.80(d,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),4.18(d,1H);MS:416[M+1]+;HPLC(rt):1.39分
実施例番号Iaa53(エリトロ/トレオ異性体混合物 60:34):
NMR(トレオ):4.07(d,1H),1.08(s,9H);NMR(エリトロ):4.35(d,1H),1.16(s,9H)
実施例番号IA12aa193(エリトロ/トレオ異性体混合物 57:43):
NMR(トレオ):3.74(s,3H),3.67(s,3H),1.15(s,9H);NMR(エリトロ):3.78(s,3H),3.68(s,3H),1.19(s,9H);
実施例番号IA12aa1(エリトロ/トレオ異性体混合物 67:33):
NMR(トレオ):4.01(d,1H),3.73(s,3H),3.66(s,3H),1.11(s,9H);NMR(エリトロ):4.31(d,1H),3.83(s,3H),3.73(s,3H),1.17(s,9H)
実施例番号IA12aa78(エリトロ/トレオ異性体混合物 66:34):
NMR(トレオ):4.11(d,1H),3.79(s,3H),3.66(s,3H),1.14(s,9H);NMR(エリトロ):4.30(d,1H),3.81(s,3H),3.71(s,3H),1.19(s,9H)
実施例番号IA12aa48(エリトロ/トレオ異性体混合物 66:34):
NMR(トレオ):3.99(d,1H),3.74(s,3H),3.67(s,3H),1.11(s,9H);NMR(エリトロ):4.31(d,1H),3.84(s,3H),3.73(s,3H),1.17(s,9H)
実施例番号Ioa6(エリトロ/トレオ異性体混合物 59:41):
NMR(トレオ):14.0(広幅s,1H),4.03(d,1H);NMR(エリトロ):14.0(広幅s,1H),4.30(d,1H);MS:400[M+1]+;HPLC(rt):1.40分
実施例番号トレオ−IA12aa57(トレオラセミ化合物)
NMR(トレオ):3.99(d,1H),3.76(s,3H),3.67(s,3H),3.39(m,3H),1.11(s,9H);HPLCキラル:流量:1mL/分;カラム温度:30℃;移動相:A=n−ヘプタン(80),B=イソプロパノール(20);保持時間:トレオ1:10.751分,トレオ2:10.801分
実施例番号エリトロ−2−IA12aa57(光学的に活性なエリトロ−2エナンチオマー)
NMR(エリトロ):4.30(d,1H),3.84(s,3H),3.73(s,3H),3.35(m,1H),3.21(m,1H),3.07(m,1H),1.17(s,9H);HPLCキラル:流量:1mL/分;カラム温度:30℃;移動相:A=n−ヘプタン(80),B=イソプロパノール(20);保持時間:7.481分
実施例番号エリトロ−1−IA12aa57(光学的に活性なエリトロ−1エナンチオマー)
NMR(エリトロ):4.30(d,1H),3.84(s,3H),3.73(s,3H),3.35(m,1H),3.21(m,1H),3.07(m,1H),1.17(s,9H);HPLCキラル:流量:1mL/分;カラム温度:30℃;移動相:A=n−ヘプタン(80),B=イソプロパノール(20);保持時間:6.036分
実施例番号IBXaa10(エリトロ/トレオ異性体混合物 58:42):
NMR(トレオ):17.59(s,1H),4.02(d,1H),3.83(s,3H),2.29(s,3H);NMR(エリトロ):17.67(s,1H),4.29(d,1H),3.84(s,3H),2.36(s,3H);MS:432[M+1]+;HPLC(rt):1.74分
実施例番号IBXaa43(エリトロ/トレオ異性体混合物 73:27):
NMR(トレオ):17.54(s,1H),4.18(d,1H),3.79(s,3H),2.32(s,3H);NMR(エリトロ):17.59(s,1H),4.30(d,1H),3.88(s,3H),2.35(s,3H);MS:434[M+1]+;HPLC(rt):1.66分
実施例番号Iaa83(エリトロ/トレオ異性体混合物 61:39):
NMR(トレオ):17.26(s,1H);NMR(エリトロ):17.37(s,1H);MS:414[M+1]+;HPLC(rt):1.57分
実施例番号Iea6(エリトロ/トレオ異性体混合物 58:42):
NMR(トレオ):17.89(m,1H),17.29(s,1H);NMR(エリトロ):17.92(m,1H),17.31(s,1H);MS:442[M+1]+;HPLC(rt):1.79分
実施例番号Ica6(エリトロ/トレオ異性体混合物 64:36):
NMR(トレオ):17.35(広幅s,1H),4.01(d,1H);NMR(エリトロ):17.36(広幅s,1H),4.29(d,1H);MS:428[M+1]+;HPLC(rt):1.70分
実施例番号トレオ−IA12aa48(トレオラセミ化合物)
NMR(トレオ):3.99(d,1H),3.75(s,3H),3.67(s,3H),3.39(m,3H),1.11(s,9H);HPLCキラル:流量:0.6mL/分;カラム温度:25℃;移動相:A=n−ヘプタン(90),B=イソプロパノール(10);保持時間:トレオ−1:34.839分,トレオ−2:36.287分
実施例番号エリトロ−IA12aa48(エリトロラセミ化合物)
NMR(エリトロ):4.31(d,1H),3.84(s,3H),3.73(s,3H),3.39(m,1H),3.23(m,1H),3.08(m,1H),1.17(s,9H);HPLCキラル:流量:0.6mL/分;カラム温度:25℃;移動相:A=n−ヘプタン(90),B=イソプロパノール(10);保持時間:エリトロ1:14.380分,エリトロ2:17.766分
実施例番号Ifa6(エリトロ/トレオ異性体混合物 64:36):
NMR(トレオ):17.41(s,1H),4.00(d,1H),1.06(s,3H),1.03(s,3H);NMR(エリトロ):17.42(s,1H),4.29(d,1H),1.08(s,3H),1.05(s,3H);MS:442[M+1]+;HPLC(rt):1.75分
実施例番号トレオ−Iaa46(トレオラセミ化合物)
NMR(トレオ):4.35(d,1H),1.16(s,9H);HPLCキラル:流量:1mL/分;カラム温度:25℃;移動相:A=n−ヘプタン(80),B=イソプロパノール(20);保持時間:トレオ1:13.092分,トレオ2:13.876分
実施例番号エリトロ−Iaa46(エリトロラセミ化合物)
NMR(トレオ):4.08(d,1H),1.09(s,9H);HPLCキラル:流量:1mL/分;カラム温度:25℃;移動相:A=n−ヘプタン(80),B=イソプロパノール(20);保持時間:エリトロ1:10.151分,エリトロ2:10.355
実施例番号Iva6(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):4.17(d,1H),3.55(s,3H),2.40(s,3H);NMR(エリトロ):4.52(d,1H),3.59(s,3H),2.44(s,3H);MS:414[M+1]+;HPLC(rt):1.24分
実施例番号Ita6(エリトロ/トレオ異性体混合物 66:34):
NMR(トレオ):7.60(s,1H),4.15(d,1H),3.62(s,3H);NMR(エリトロ):7.66(s,1H),4.45(d,1H),3.66(s,3H);MS:400[M+1]+;HPLC(rt):1.31分
実施例番号IA12aa50(エリトロ/トレオ異性体混合物 57:43):
NMR(トレオ):2.15(q,2H),1.03(t,3H);NMR(エリトロ):2.36(q,2H),1.13(t,3H);
実施例番号IB9aa49(エリトロ/トレオ異性体混合物 59:41):
NMR(トレオ):1.91(s,3H);NMR(エリトロ):2.12(s,3H);
実施例番号Iea95(エリトロ/トレオ異性体混合物 58:42):
NMR(トレオ):17.20(m,1H);NMR(エリトロ):17.83(m,1H);MS:460[M+1]+;HPLC(rt):1.78分
実施例番号トレオ−Iva48(トレオラセミ化合物)
NMR(トレオ):4.17(d,1H),3.85(m,1H),3.59(s,3H),2.78(q,2H),2.36(s,3H),1.33(t,3H)
実施例番号エリトロ−Iva48(エリトロラセミ化合物)
NMR(トレオ):6.72 ? 7.20(m,7H),4.50(d,1H),3.71(m,1H),3.62(s,3H),3.41(m,1H),3.11(m,1H),2.79(q,2H),2.47(s,3H),1.33(t,3H)
実施例番号Ifa95(エリトロ/トレオ異性体混合物 61:39):
NMR(トレオ):17.30(s,1H),2.47(s,3H),2.30(s,3H);NMR(エリトロ):17.39(s,1H),2.51(s,3H),2.37(s,3H);MS:460[M+1]+;HPLC(rt):1.74分
実施例番号Ita95(エリトロ/トレオ異性体混合物 73:27):
NMR(トレオ):7.80(s,1H),4.17(d,1H),3.67(s,3H),2.72(q,2H),1.30(t,3H);NMR(エリトロ):7.90(s,1H),4.45(d,1H),3.71(s,3H),2.80(q,2H),1.35(t,3H);
実施例番号Iva6(エリトロ/トレオ異性体混合物 51:49):
NMR(トレオ):4.18(d,1H),2.35(s,3H);NMR(エリトロ):4.38(d,1H),2.45(s,3H);MS:432[M+1]+;HPLC(rt):1.67分
実施例番号Ica95(エリトロ/トレオ異性体混合物 58:42):
NMR(トレオ):17.23(m,1H);NMR(エリトロ):17.31(m,1H);MS:446[M+1]+;HPLC(rt):1.22分
実施例番号Iga95(エリトロ/トレオ異性体混合物 57:43):
NMR(トレオ):17.62(s,1H);NMR(エリトロ):17.69(s,1H);MS:502[M+1]+;HPLC(rt):1.68分
実施例番号Iva259(エリトロ/トレオ異性体混合物 52:48):
NMR(トレオ):4.29−4.37(m,1H),4.13(d,1H),3.59(s,3H),2.80(q,2H),2.37(s,3H),1.35(t,3H);NMR(エリトロ):4.37(d,1H),3.60(s,3H),2.80(q,2H),2.42(s,3H),1.35(t,3H);
実施例番号Iaa6(エリトロ/トレオ異性体混合物 61:39):
NMR(トレオ):17.38(s,1H),4.01(d,1H);NMR(エリトロ):17.39(s,1H),4.30(d,1H);MS:413[M+1]+;HPLC(rt):1.52分
実施例番号IB9aa43(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):13.37(s,1H);NMR(エリトロ):13.41(s,1H);MS:450[M+1]+;HPLC(rt):1.51分
実施例番号トレオ−2−IB8aa43(トレオラセミ化合物)
NMR(トレオ):13.55(s,1H),7.17(m,1H),7.02(m,2H),6.92(m,1H),6.77(t,2H),4.23(d,1H),4.19(m,1H),3.84(s,3H),3.47(m,2H);MS:419[M+1]+;HPLC(rt):1.51分;旋光:[a]
D20=−52.295(CHCl
3中)(濃度=2.157g/mL);
実施例番号Ioa83(エリトロ/トレオ異性体混合物 53:47):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),6.72(t,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),6.89(t,1H);MS:400[M+1]+;HPLC(rt):1.39分
実施例番号Ioa29(エリトロ/トレオ異性体混合物 60:40):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),4.27(d,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),4.01(d,1H);MS:382[M+1]+;HPLC(rt):1.43分
実施例番号Ioa24(エリトロ/トレオ異性体混合物 60:40):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),4.36(d,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),4.71(d,1H);MS:418[M+1]+;HPLC(rt):1.44分
実施例番号Ioa3(エリトロ/トレオ異性体混合物 60:40):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),4.26(d,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),3.99(d,1H);MS:416[M+1]+;HPLC(rt):1.54分
実施例番号Ioa17(エリトロ/トレオ異性体混合物 58:42):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),4.22(d,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),4.00(d,1H);MS:400[M+1]+;HPLC(rt):1.54分
実施例番号Ioa2(エリトロ/トレオ異性体混合物 58:42):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),4.27(d,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),4.04(d,1H);MS:382[M+1]+;HPLC(rt):1.40分
実施例番号Ioa9(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),4.25(d,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),4.03(d,1H);MS:398[M+1]+;HPLC(rt):1.49分
実施例番号Ioa20(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),4.26(d,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),4.02(d,1H);MS:382[M+1]+;HPLC(rt):1.40分
実施例番号Ioa1(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):13.8(広幅s,1H),4.26(d,1H);NMR(エリトロ):13.8(広幅s,1H),4.03(d,1H);MS:398[M+1]+;HPLC(rt):1.50分
実施例番号Ica83(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):6.70(t,2H);NMR(エリトロ):6.88(t,2H);MS:428[M+1]+;HPLC(rt):1.68分
実施例番号Ifa83(エリトロ/トレオ異性体混合物 64:36):
NMR(トレオ):6.70(t,2H);NMR(エリトロ):6.88(t,2H);MS:442[M+1]+;HPLC(rt):1.74分
実施例番号Iea83(エリトロ/トレオ異性体混合物 67:33):
NMR(トレオ):6.70(t,2H);NMR(エリトロ):6.88(t,2H);MS:442[M+1]+;HPLC(rt):1.79分
実施例番号Ica29(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):4.01(m,1H);NMR(エリトロ):4.30(m,1H);MS:410[M+1]+;HPLC(rt):1.73分
実施例番号Ifa29(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):4.01(d,1H);NMR(エリトロ):4.30(m,1H);MS:424[M+1]+;HPLC(rt):1.79分
実施例番号Iea29(エリトロ/トレオ異性体混合物 61:39):
NMR(トレオ):4.01(d,1H);NMR(エリトロ):4.31(dd,1H);MS:424[M+1]+;HPLC(rt):1.83分
実施例番号Iaa29(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):4.01(d,1H);NMR(エリトロ):4.31(m,1H);MS:396[M+1]+;HPLC(rt):1.63分
実施例番号Ica3(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):3.98(dd,1H);NMR(エリトロ):4.29(d,1H);MS:444[M+1]+;HPLC(rt):1.82分
実施例番号Ifa3(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):3.99(dd,1H);NMR(エリトロ):4.29(d,1H);MS:458[M+1]+;HPLC(rt):1.88分
実施例番号Iea3(エリトロ/トレオ異性体混合物 64:36):
NMR(トレオ):4.00(dd,1H);NMR(エリトロ):4.31(dd,1H);MS:458[M+1]+;HPLC(rt):1.91分
実施例番号Iaa3(エリトロ/トレオ異性体混合物 64:36):
NMR(トレオ):4.00(d,1H);NMR(エリトロ):4.29(d,1H);MS:430[M+1]+;HPLC(rt):1.73分
実施例番号Ica25(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):4.08(m,1H);NMR(エリトロ):4.34(d,1H);MS:446[M+1]+;HPLC(rt):1.73分
実施例番号Ifa25(エリトロ/トレオ異性体混合物 64:36):
NMR(トレオ):4.08(m,1H),2.35(s,2H);NMR(エリトロ):4.34(d,1H),2.51(s,2H);MS:460[M+1]+;HPLC(rt):1.78分
実施例番号Iea25(エリトロ/トレオ異性体混合物 59:41):
NMR(トレオ):4.08(m,1H),2.51(m,2H);NMR(エリトロ):4.34(d,1H),2.68(m,2H);MS:460[M+1]+;HPLC(rt):1.82分
実施例番号Ica17(エリトロ/トレオ異性体混合物 54:46):
NMR(トレオ):4.09(m,1H),2.55(m,2H);NMR(エリトロ):4.36(d,1H),2.65(m,2H);MS:428[M+1]+;HPLC(rt):1.72分
実施例番号Ifa17(エリトロ/トレオ異性体混合物 57:43):
NMR(トレオ):2.48(s,2H);NMR(エリトロ):4.36(d,1H),2.52(s,2H);MS:442[M+1]+;HPLC(rt):1.78分
実施例番号Iea17(エリトロ/トレオ異性体混合物 56:44):
NMR(トレオ):2.51(s,2H);NMR(エリトロ):2.66(s,2H);MS:443[M+2]+;HPLC(rt):1.82分
実施例番号Iaa17(エリトロ/トレオ異性体混合物 51:49):
NMR(トレオ):2.48(m,2H);NMR(エリトロ):4.36(d,1H),2.63(m,2H);MS:414[M+1]+;HPLC(rt):1.63分
実施例番号Ica23(エリトロ/トレオ異性体混合物 54:46):
NMR(トレオ):4.12(d,1H),2.53(m,2H);NMR(エリトロ):4.32(d,1H),2.67(m,2H);MS:428[M+1]+;HPLC(rt):1.70分
実施例番号Ifa23(エリトロ/トレオ異性体混合物 56:44):
NMR(トレオ):4.13(d,1H),2.49(s,2H);NMR(エリトロ):4.33(d,1H),2.51(s,2H);MS:442[M+1]+;HPLC(rt):1.76分
実施例番号Iea23(エリトロ/トレオ異性体混合物 60:40):
NMR(トレオ):2.51(m,2H);NMR(エリトロ):2.68(m,2H);MS:442[M+1]+;HPLC(rt):1.79分
実施例番号Ica2(エリトロ/トレオ異性体混合物 65:35):
NMR(トレオ):4.03(dd,1H);NMR(エリトロ):4.30(d,1H);MS:410[M+1]+;HPLC(rt):1.70分
実施例番号Iea2(エリトロ/トレオ異性体混合物 60:40):
NMR(トレオ):4.02(d,1H),2.48(s,2H);NMR(エリトロ):4.31(d,1H),2.52(s,2H);MS:424[M+1]+;HPLC(rt):1.76分
実施例番号Iea9(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):4.03(dd,1H),2.51(m,2H);NMR(エリトロ):4.31(dd,1H),2.67(m,2H);MS:440[M+1]+;HPLC(rt):1.87分
実施例番号Ifa9(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):4.03(d,1H),2.49(s,2H);NMR(エリトロ):4.29(d,1H),2.52(s,2H);MS:440[M+1]+;HPLC(rt):1.83分
実施例番号Iaa9(エリトロ/トレオ異性体混合物 60:40):
NMR(トレオ):4.03(d,1H),2.48(m,2H);NMR(エリトロ):4.29(d,1H),2.64(m,2H);MS:412[M+1]+;HPLC(rt):1.68分
実施例番号Ica20(エリトロ/トレオ異性体混合物 64:36):
NMR(トレオ):4.02(dd,1H),2.54(m,2H);NMR(エリトロ):4.29(d,1H),2.66(m,2H);MS:410[M+1]+;HPLC(rt):1.71分
実施例番号Ifa20(エリトロ/トレオ異性体混合物 64:36):
NMR(トレオ):4.02(d,1H),2.48(s,2H);NMR(エリトロ):4.30(d,1H),2.52(s,2H);MS:424[M+1]+;HPLC(rt):1.76分
実施例番号Iea20(エリトロ/トレオ異性体混合物 59:41):
NMR(トレオ):4.02(dd,1H),2.51(m,2H);NMR(エリトロ):4.32(dd,1H),2.68(m,2H);MS:424[M+1]+;HPLC(rt):1.81分
実施例番号Ica1(エリトロ/トレオ異性体混合物 63:37):
NMR(トレオ):4.02(dd,1H);NMR(エリトロ):4.29(d,1H);MS:426[M+1]+;HPLC(rt):1.79分
実施例番号Ifa(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):4.01(d,1H),2.48(s,2H);NMR(エリトロ):4.29(d,1H),2.52(s,2H);MS:440[M+1]+;HPLC(rt):1.85分
実施例番号Iea1(エリトロ/トレオ異性体混合物 68:32):
NMR(トレオ):4.02(dd,1H),2.50(m,2H);NMR(エリトロ):4.32(dd,1H),2.67(m,2H);MS:440[M+1]+;HPLC(rt):1.89分
実施例番号Iga95(エリトロ/トレオ異性体混合物 68:32):
NMR(トレオ):4.02(dd,1H),2.50(m,2H);NMR(エリトロ):4.32(dd,1H),2.67(m,2H);MS:502[M+1]+;HPLC(rt):1.83分
実施例番号Iva83(エリトロ/トレオ異性体混合物 51:49):
NMR(トレオ):4.21(d,1H),3.53(s,3H),2.31(s,3H);NMR(エリトロ):3.53(s,3H),2.45(s,3H);MS:414[M+1]+;HPLC(rt):1.20分
実施例番号Iva24(エリトロ/トレオ異性体混合物 64:36):
NMR(トレオ):3.58(s,3H),2.45(s,3H);NMR(エリトロ):4.55(d,1H),3.54(s,3H),2.31(s,3H);MS:432[M+1]+;HPLC(rt):1.27分
実施例番号Iva3(エリトロ/トレオ異性体混合物 72:28):
NMR(トレオ):4.17(d,1H),3.54(s,3H),2.39(s,3H);NMR(エリトロ):4.51(d,1H),3.59(s,3H),2.44(s,3H);MS:430[M+1]+;HPLC(rt):1.36分
実施例番号Iva17(エリトロ/トレオ異性体混合物 72:28):
NMR(トレオ):4.24(d,1H),3.51(s,3H),2.42(s,3H);NMR(エリトロ):4.55(d,1H),3.55(s,3H),2.41(s,3H);MS:414[M+1]+;HPLC(rt):1.25分
実施例番号Iva2(エリトロ/トレオ異性体混合物 71:29):
NMR(トレオ):4.19(d,1H),3.54(s,3H),2.40(s,3H);NMR(エリトロ):4.51(d,1H),3.59(s,3H),2.44(s,3H);MS:397[M+2]+;HPLC(rt):1.22分
実施例番号Iva9(エリトロ/トレオ異性体混合物 71:29):
NMR(トレオ):4.19(d,1H),3.54(s,3H),2.40(s,3H);NMR(エリトロ):4.51(d,1H),3.58(s,3H),2.44(s,3H);MS:412[M+1]+;HPLC(rt):1.26分
実施例番号Iva20(エリトロ/トレオ異性体混合物 71:29):
NMR(トレオ):4.19(d,1H),3.54(s,3H),2.39(s,3H);NMR(エリトロ):4.50(d,1H),3.59(s,3H),2.44(s,3H);MS:397[M+2]+;HPLC(rt):1.22分
実施例番号Iva1(エリトロ/トレオ異性体混合物 71:29):
NMR(トレオ):4.18(d,1H),3.53(s,3H),2.38(s,3H);NMR(エリトロ):4.51(d,1H),3.58(s,3H),2.43(s,3H);MS:412[M+1]+;HPLC(rt):1.32分
実施例番号IB10ga6(エリトロ/トレオ異性体混合物 62:38):
NMR(トレオ):8.48(s,1H),7.27(m,1H),7.12(m,1H),6.96(m,5H),4.13(d,1H),3.82(m,1H),3.39(dd,1H),3.23(dd,1H),2.65(s,3H);MS:385[M+1]+;HPLC(rt):1.57分;NMR(エリトロ):8.54(s,1H),7.22(m,1H),7.09(m,1H),6.98(m,2H),6.82(m,3H),4.51(d,1H),3.71(m,1H),3.50(dd,1H),3.27(dd,1H),2.75(s,3H);MS:385[M+1]+;HPLC(rt):1.57分
実施例番号エリトロ−2−IB10ga6(光学的に活性なエリトロ−2異性体)
NMR(エリトロ):8.54(s,1H),7.22(m,1H),7.09(m,1H),6.98(m,2H),6.82(m,3H),4.51(d,1H),3.71(m,1H),3.50(dd,1H),3.27(dd,1H),2.75(s,3H);MS:385[M+1]+;HPLC(rt):1.57分
実施例番号エリトロ−1−IB10ga6(光学的に活性なエリトロ−1異性体)
NMR(エリトロ):8.54(s,1H),7.22(m,1H),7.09(m,1H),6.98(m,2H),6.82(m,3H),4.51(d,1H),3.71(m,1H),3.50(dd,1H),3.27(dd,1H),2.75(s,3H);MS:385[M+1]+;HPLC(rt):1.57分
実施例番号トレオ−2−IB10ga6(光学的に活性なトレオ−2異性体):
NMR(トレオ):8.48(s,1H),7.27(m,1H),7.12(m,1H),6.96(m,5H),4.13(d,1H),3.82(m,1H),3.39(dd,1H),3.23(dd,1H),2.65(s,3H);MS:385[M+1]+;HPLC(rt):1.57分
実施例番号IA12aa194(エリトロ/トレオ異性体混合物 80:20):
NMR(トレオ):4.24(d,1H),2.04(s,3H);NMR(エリトロ):4.16(d,1H),2.02(s,3H);MS:452[M−42]+;HPLC(rt):1.57分
実施例番号エリトロ−IA12aa49:
NMR(エリトロ):4.33(d,1H),3.87(s,3H),3.76(s,3H),2.12(s,3H);MS:434[M−42]+;HPLC(rt):1.57分
実施例番号トレオ−1−IA12aa49:
NMR(トレオ1):3.95(d,1H),3.75(s,3H),3.96(s,3H),1.91(s,3H);MS:434[M−42]+;HPLC(rt):1.57分
実施例番号トレオ−2−IB12aa49:
NMR(トレオ2):3.95(d,1H),3.75(s,3H),3.96(s,3H),1.91(s,3H);MS:434[M−42]+;HPLC(rt):1.57分。
【0650】
(B) 製剤実施例
(a) 粉剤は、10重量部の式(I)で表される化合物と90重量部の不活性物質としてのタルクを混合させ、及び、その混合物をハンマーミルの中で粉砕することによって得られる。
(b) 水中で容易に分散可能な水和剤は、25重量部の式(I)で表される化合物と64重量部の不活性物質としてのカオリン含有石英と10重量部のリグノスルホン酸カリウムと1重量部の湿潤剤及び分散剤としてのナトリウムオレオイルメチルタウレートを混合させ、並びに、その混合物をピンディスクミル(pinned−disk mill)の中で摩砕することによって得られる。
(c) 水中で容易に分散可能な分散製剤(dispersion concentrate)は、20重量部の式(I)で表される化合物を6重量部のアルキルフェノールポリグリコールエーテル((登録商標)Triton X 207)及び3重量部のイソトリデカノールポリグリコールエーテル(8EO)及び71重量部のパラフィン系鉱油(例えば、約255℃から277℃を超える沸点範囲)と混合させ、並びに、その混合物をボールミルの中で5ミクロン未満の粉末度になるまで摩砕することによって得られる。
(d) 乳剤は、15重量部の式(I)で表される化合物と75重量部の溶媒としてのシクロヘキサノンと10重量部の乳化剤としてのオキシエチル化ノニルフェノールから得られる。
(e) 顆粒水和剤は、
75重量部の式(I)で表される化合物、
10重量部のリグノスルホン酸カルシウム、
5重量部のラウリル硫酸ナトリウム、
3重量部のポリビニルアルコール、及び、
7重量部のカオリン
を混合させ、その混合物をピンディスクミルの中で摩砕し、並びに、得られた粉末を流動床の中で造粒液としての水を散布施用することにより造粒することによって得られる。
(f) 顆粒水和剤は、さらにまた、コロイドミル上で、
25重量部の式(I)で表される化合物、
5重量部の2,2’−ジナフチルメタン−6,6’−ジスルホン酸ナトリウム、
2重量部のナトリウムオレオイルメチルタウリネート、
1重量部のポリビニルアルコール、
17重量部の炭酸カルシウム、及び、
50重量部の水
を均質化及び前粉砕し、次いで、その混合物をビーズミルの中で摩砕し、並びに、得られた懸濁液を噴霧塔の中で単一物質ノズル(single−substance nozzle)を用いて噴霧及び乾燥することによっても得られる。
【0651】
(C) 生物学的実施例
1. 発生前除草作用
木質繊維製ポット内の砂壌土に単子葉及び双子葉の雑草植物及び作物植物の種子を配置し、土壌で被覆した。次いで、その被覆した土壌の表面に、水和剤(WP)の形態に製剤された本発明による式(I)で表される化合物を、0.2%の湿潤剤が添加された600L/ha(変換)の散布水量の水性懸濁液又は水性エマルションとして施用した。
【0652】
処理後、ポットを温室内に置き、その被験植物にとって良好な成育条件下に維持した。3週間経過した後、未処理対照と比較して、該調製物の効果を百分率として視覚的に評価した。例えば、100%の活性=「植物が枯死した」、50%の除草活性又はダメージ=「植物が50%低減した」又は「植物の質量が50%低減した」、0%の活性=「対照植物と同様」。
【0653】
本発明による化合物(I)、例えば、上記表1〜表42fの化合物番号IA12a57、IA12aa1、IA12aa193、IA12aa23、IA12aa48、IA12aa50、IA12aa78、IA12ab53、Iaa1、Iaa10、Iaa20、Iaa23、Iaa32、Iaa53、Iaa6、Iaa83、Iaa95、IB8aa1、IB8aa10、IB8aa43、IB8aa6、IB9aa1、IB9aa10、IB9aa20、IB9aa23、IB9aa25、IB9aa43、IB9aa49、IB9aa6、IB9ba6、IBXaa10、IBXaa20、IBXaa43、IBXaa6、Ica6、Ica95、Iea6、Iea95、Ifa6、Ifa95、Iga95、Ioa6、Ioa95、Ita6、Ita95、Iva259、Iva6、Iva6、エリトロ−1−IB10ga6、エリトロ−2−IB10ga6、エリトロ−IA12aa49、IA12aa194、Iaa17、Iaa29、Iaa3、Ica83、Iaa9、IB10ga6、トレオ−2−IB8aa43、Ica1、Ica17、Ica2、Ica20、Ica23、Ica25、Ica29、Ica3、Iea1、Iea17、Iea2、Iea20、Iea23、Iea25、Iea29、Iea3、Iea83、Iea9、Ifa1、Ifa17、Ifa20、Ifa23、Ifa25、Ifa29、Ifa3、Ifa83、Ifa9、Iga95、Ioa1、Ioa17、Ioa2、Ioa20、Ioa24、Ioa29、Ioa3、Ioa83、Ioa9、Iva1、Iva17、Iva2、Iva20、Iva24、Iva3、Iva83、Iva9、トレオ−1−IA12aa49、トレオ−2−IB10ga6及びトレオ−2−IB12aa49は、エリトロ/トレオ混合物として、又は、トレオラセミ化合物若しくはトレオ−2エナンチオマーとして、発生前方法で施用された場合、1ヘクタール当たり320g以下の活性物質の施与量で、複数種の有害植物に対して優れた除草効力(70%〜100%の活性)を示す。
【0654】
例えば、化合物番号Iaa20、Iaa23、Iaa53、Iaa95、Ioa95、IA12aa78、IB9aa6、IB9ba6、IB9aa10、IB9aa23、IB9aa25、IB9aa43、トレオ−2−IB8aa43、トレオ−1−IA12aa49、IA12aa194、Iaa17、Ifa1、Iva20及びIca20は、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、サンシキスミレ(Viola tricolor)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(90−100%)を示す。
【0655】
例えば、化合物番号IA12aa78、IB9aa6、IB9aa25、IB9aa43、IB9ba6、トレオ−2−IB8aa43、IVa9及びIA12aa194も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、ハコベ(Stellaria media)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(90−100%)を示す。
【0656】
例えば、化合物番号Iaa95、IA12aa78、IB9aa6、IB9aa10、IB9aa25、トレオ−2−IB8aa43、IB9aa43及びIB9ba6も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、ハコベ(Stellaria media)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0657】
例えば、化合物番号Iaa23、Iaa53、IB9aa1、IB9aa10、IB9aa25、IB9aa23、IB9aa43、Ioa95、Ioa2、Iea1、Ioa9、トレオ−2−IB8aa43、トレオ−1−IA12aa49及びIA12aa194も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、ソバカズラ(Polygonum convolvulus)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0658】
例えば、化合物番号Iaa95、IB9aa6、IB9aa10、IB9aa25、IB9aa1、IB9aa43、Iea29、トレオ−2−IB8aa43、トレオ−1−IA12aa49及びIA12aa194も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、アオゲイトウ(Amarantus retroflexus)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0659】
例えば、化合物番号Iaa23、Iaa95、IB9aa23、IB9aa25、IB9aa6、IB9ba6及びIB9aa43も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、エノコログサ(Setaria viridis)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0660】
例えば、化合物番号Iaa95、IB9aa25、IB9aa1、IB9aa43、Ica2、トレオ−2−IB8aa43、トレオ−1−IA12aa49及びIA12aa194も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、ノスズメノテッポウ(Alopecurus myosuroides)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0661】
例えば、化合物番号Ioa83及びトレオ−1−IA12aa49も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、イチビ(Abuthilon theophrasti)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0662】
例えば、化合物番号Ica2、Iea23、Iaa17、IA12aa194及びトレオ−1−IA12aa49も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、オオイヌノフグリ(Veronica persica)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0663】
例えば、化合物番号Ica17、Iva25及びトレオ−1−IA12aa49も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生前方法によって施用された場合、オオイヌノフグリ(Veronica persica)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0664】
2. 発生後除草作用
木質繊維製ポット内の砂壌土に単子葉及び双子葉の雑草及び作物植物の種子を配置し、土壌で被覆し、温室内で良好な成育条件下で栽培した。播種後2〜3週間経過した後、被験植物を1葉期で処理した。該処理においては、水和剤(WP)の形態に製剤された本発明による式(I)で表される化合物を、0.2%の湿潤剤が添加された600L/ha(変換)の散布水量の水性懸濁液又は水性エマルションとして当該植物の緑色の部分に噴霧することによって施用した。被験植物を温室内の最適な成育条件下に約3週間維持した後、未処理対照と比較して、該調製物の活性を百分率(%)として視覚的に評価した。例えば、100%の活性=「植物が枯死した」、50%の除草活性又はダメージ=「植物が50%低減した」又は「植物の質量が50%低減した」、0%の活性=「対照植物と同様」。
【0665】
結果によって示されているように、本発明による式(I)で表される化合物、例えば、上記表1〜表42fの化合物番号IA12a57、IA12aa1、IA12aa193、IA12aa23、IA12aa48、IA12aa50、IA12aa78、IA12ab53、Iaa1、Iaa10、Iaa20、Iaa23、Iaa32、Iaa53、Iaa6、Iaa83、Iaa95、IB8aa1、IB8aa10、IB8aa43、IB8aa6、IB9aa1、IB9aa10、IB9aa20、IB9aa23、IB9aa25、IB9aa43、IB9aa49、IB9aa6、IB9ba6、IBXaa10、IBXaa20、IBXaa43、IBXaa6、Ica6、Ica95、Iea6、Iea95、Ifa6、Ifa95、Iga95、Ioa6、Ioa95、Ita6、Ita95、Iva259、Iva6、Iva6、エリトロ−1−IB10ga6、エリトロ−2−IB10ga6、エリトロ−IA12aa49、IA12aa194、Iaa17、Iaa29、Iaa3、Ica83、Iaa9、IB10ga6、トレオ−2−IB8aa43、Ica1、Ica17、Ica2、Ica20、Ica23、Ica25、Ica29、Ica3、Iea1、Iea17、Iea2、Iea20、Iea23、Iea25、Iea29、Iea3、Iea83、Iea9、Ifa1、Ifa17、Ifa20、Ifa23、Ifa25、Ifa29、Ifa3、Ifa83、Ifa9、Iga95、Ioa1、Ioa17、Ioa2、Ioa20、Ioa24、Ioa29、Ioa3、Ioa83、Ioa9、Iva1、Iva17、Iva2、Iva20、Iva24、Iva3、Iva83、Iva9、トレオ−1−IA12aa49、トレオ−2−IB10ga6及びトレオ−2−IB12aa49は、エリトロ/トレオ混合物として、又は、トレオラセミ化合物若しくはトレオ−2エナンチオマーとして、発生後方法で施用された場合、1ヘクタール当たり320g以下の活性物質の施与量で、複数種の有害植物に対して優れた除草効力(70%〜100%の活性)を示す。
【0666】
ここで、例えば、化合物番号IB9aa6、Iaa1、Iaa20、IB9ba6、IB9aa10、IB9aa1、IB9aa23、IB9aa25、IB9aa43、Iaa10、Iaa23、Iaa95、Ioa95、Iea9、Ifa9、Iaa29、トレオ−2−IB8aa43及びIA12aa194は、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、ソバカズラ(Polygonum convolvulus galli)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(90−100%)を示す。
【0667】
ここで、例えば、化合物番号IB9aa6、Iaa1、Iaa20、Iaa23、IB9aa1、IB9ba6、IB9aa10、IB9aa23、IB9aa25、IB9aa43及びIaa10も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、ヒメハイクワガタ(Veronica repens)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0668】
ここで、例えば、化合物番号Iaa95、Iaa23、IB9aa1、IB9aa10、IB9aa23、IB9aa43、IB9aa25、IB9aa6、Iaa10、Iaa17、Ica83、トレオ−2−IB8aa43及びIA12aa194も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、サンシキスミレ(Viola tricolor)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0669】
ここで、例えば、化合物番号Iaa23、IB9aa1、Iaa1、IB9aa23、IB9aa43及びIB9aa25も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、イチビ(Abuthilon theophrasti)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0670】
ここで、例えば、化合物番号IB9ba6、IB9aa43、IB9aa6、IB9aa23、IB9aa25、Ifa20、Ica20、Iva2、Ioa2、Iea2、Ica2、トレオ−2−IB8aa43及びIva17も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、エノコログサ(Setaria viridis)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0671】
ここで、例えば、化合物番号IB9aa43、IB9aa1、IB9ba6、IB9aa23、IB9aa6、トレオ−2−IB8aa43及びIB9aa25も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、ネズミムギ(Lolium multiflorum)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0672】
ここで、例えば、化合物番号IB9aa1、IB9ba6、IB9aa43、IB9aa25、IB9aa6、Iaa95、Iaa23、Ioa95、IB9aa23、Iva1、Iea1、Ica1、Iea20、Ica20、Iva9、Ioa9、Ioa2、Iea2、Iea23、Ica23、Iva17、Ioa17、Ioa83、Ica83、トレオ−2−IB8aa43、トレオ−1−IA12aa49及びIA12aa194も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、イヌビエ(Echinochloa crus−galli)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0673】
ここで、例えば、化合物番号IB9aa1、IB9ba6、IB9aa43、IB9aa25、IB9aa6、IB9aa10、Iaa95、Iaa23、Ioa95、トレオ−2−IB8aa43及びIB9aa23も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、カラスムギ(Avena fatua)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0674】
ここで、例えば、化合物番号IB9aa1、IB9ba6、IB9aa43、IB9aa25、Ioa95、トレオ−2−IB8aa43及びIB9aa23も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、ノスズメノテッポウ(Alopecurus myosuroides)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0675】
ここで、例えば、化合物番号Iaa9、Iea9、Ifa9、Iva2、Ioa2、Iea2、Iaa17、Iva24、Ioa24、Iaa29、Ica29、IA12aa194及びIB10ga6も、1ヘクタール当たり0.32kgの活性物質の施用量で発生後方法によって施用された場合、オオイヌノフグリ(Veronica persica)などの有害な植物に対して極めて優れた活性(80−100%)を示す。
【0676】
3. 除草作用及び作物植物適合性
3.1 温室内でのさらなる試験において、ポット内の砂壌土に作物植物の種子を配置し、土壌で被覆し、良好な成育条件下で栽培し、そして、発生前方法によって処理し、セクション1における有害植物と同様に評価する。結果は、本発明による化合物が、発生前方法によって施用された場合、活性化合物の高い薬量においてさえ、ダイズ、ワタ、ナタネ、テンサイ及びジャガイモなどの双子葉植物の作物に対して全く損傷を与えないということを示している。さらに、一部の物質は、オオムギ、コムギ、ライムギ、モロコシ/アワ、トウモロコシ又はイネなどのイネ科作物に対しても損傷を与えない。