(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5906722
(24)【登録日】2016年4月1日
(45)【発行日】2016年4月20日
(54)【発明の名称】真空遮断器の取付構造
(51)【国際特許分類】
H02B 1/04 20060101AFI20160407BHJP
H01H 33/66 20060101ALI20160407BHJP
【FI】
H02B1/04 E
H01H33/66 Q
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2011-283791(P2011-283791)
(22)【出願日】2011年12月26日
(65)【公開番号】特開2013-135515(P2013-135515A)
(43)【公開日】2013年7月8日
【審査請求日】2014年11月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】508296738
【氏名又は名称】富士電機機器制御株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100161562
【弁理士】
【氏名又は名称】阪本 朗
(72)【発明者】
【氏名】臼井 英人
【審査官】
岡崎 克彦
(56)【参考文献】
【文献】
特開平04−284318(JP,A)
【文献】
実開昭62−057505(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02B 1/00− 1/38
H02B 1/54− 7/08
H01H 33/66
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
遮断器本体の前部に操作機構部の外囲フレームを配し、該フレームを配電盤の盤パネルにネジ締結して所定位置に固定する真空遮断器の取付構造であって、前記フレームの前面にはパネル掛けフックを設け、遮断器を盤内に据付ける際に前記パネル掛けフックを盤パネルに穿設したパネルカット穴に係合して所定の取付位置に仮止め保持するようにしたものにおいて、
前記パネル掛けフックは、U字状あるいはL字状からなり、該U字状あるいはL字状の一片に前記盤パネルのパネルカット穴の開口縁に係合させる係合部を有し、複数個の前記パネル掛けフックを、盤パネルのパターンの異なるパネルカット穴に応じて前記フレームの前面の係合位置に着脱可能に取付け、前記パネル掛けフックの係合部を前記盤パネルのパネルカット穴の開口縁に係合させるとともに、遮断器を盤パネルに固定した後は前記パネル掛けフックを取り外すようにしたことを特徴とする真空遮断器の取付構造。
【請求項2】
請求項1に記載の取付構造において、パネル掛けフックが金属製の鈑金部品になり、該部品を操作機構部のフレーム前面にネジ締結,あるいはスナップフィット結合して着脱可能に取付けたことを特徴とする真空遮断器の取付構造。
【請求項3】
請求項1に記載の取付構造において、パネル掛けフックが樹脂製の成形部品になり、該部品を操作機構部のフレーム前面にネジ締結,あるいはスナップフィット結合して着脱可能に取付けたことを特徴とする真空遮断器の取付構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配電盤などの盤パネルに固定して盤内に据付ける真空遮断器の取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
真空遮断器を配電盤などの盤内に据付けるに当り、真空遮断器の取付け作業を作業員一人で行えるようにするために従来では、真空遮断器のフレームにあらかじめ仮止め用のパネル掛けフック(ピン形の金具)を設けておき、盤内への取付け時には前記フックを盤パネルの裏面に引っ掛けて遮断器を所定位置に仮止め保持した上で、盤パネルの前面側からネジ締結して遮断器を盤パネルに固定するようにしている。
【0003】
次に、手動操作形の真空遮断器を例に、特許文献1に開示されている従来(旧形)の真空遮断器の取付構造,および配電盤の盤パネルへの取付け手順を
図7で説明する。
図7において、1は真空遮断器の遮断器本体、2は遮断器の開閉操作部を組み込んで遮断器本体1の前部に設けた外囲フレーム、3は開閉操作ハンドル、4は正面パネル、5は真空遮断器を収容する配電盤の盤パネル、6は真空遮断器を盤パネル5に固定する締結ボルト(4本)、7は正面パネル4を外囲フレーム2に固定する締結ネジ(2本)、8は外囲フレーム2の前面に突設したピン形のパネル掛けフックであり、該フック8はフレーム2にカシメ止めして固着している。また、外囲フレーム2の前面には、前記フック8の他に、開閉操作機構のハンドル軸2a,締結ボルト6に対応するネジ穴2b(上下左右の4箇所),締結ネジ7に対応するネジ穴2c(左右の2箇所),開閉操作機構に潤滑油を注す注油穴2d,開閉/開閉度数の表示窓穴2eが図示のようにレイアウトされている。
【0004】
一方、盤パネル5には、外囲フレーム2の前記構造に対応する箇所に、ハンドル軸2aの通し穴5a,締結ボルト6の通し穴5b(4箇所),締結ネジ7の通し穴5c(2箇所),フック8を引っ掛ける係合穴(丸穴)5d,開閉/開閉度数の表示窓穴5e,注油穴5fをパネルカットしておく。また、正面パネル4にはハンドル3の通し穴4a,開閉/開閉度数の表示窓穴4b,および左右2箇所に締結ネジ7の通し穴4cが開口している。
【0005】
上記の構成で真空遮断器を配電盤に据付けるには、その作業手順として先ず作業員が遮断器を手に持ってその外囲フレーム2の前面に設けたフック8を盤パネル5にパネルカットした係合穴5dに差込み、その穴縁にフック8を引っ掛けて遮断器を盤パネル5の裏面に仮止め保持する。この状態で、次に作業員は盤パネル5の正面側から締結ボルト6(4本)を通し穴5bに通して外囲フレーム2のネジ穴2bに螺着し、遮断器を所定位置に固定する。次に盤パネル5の前面に正面パネル4を重ね合わせた上で、締結ネジ7(2本)を通し穴4cに通して外囲フレーム2のネジ穴2cに螺着し、最後に開閉操作ハンドル3を通し穴4aに挿入してハンドル軸2aに連結する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平4−284318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、
図7に示した旧形遮断器の支持構造には次記のような課題がある。すなわち、配電盤に真空遮断器を取付けるに当たり、盤パネル5には遮断器の仕様に合わせて指定した位置にネジ通し穴5b,5c,ハンドル軸通し穴5a,フック8を掛ける係合穴5d,開閉/開閉度数の表示窓穴5e,注油穴5fなどの穴を別々に穿設する必要がありそのパネルカット加工に手間がかかる。また、真空遮断器のモデルチェンジなどによりフレーム2の前面に配したハンドル軸,注油穴などの位置が変わると、これに対応して盤パネル5にパネルカットする穴の位置も変更する必要がある。そのほか、遮断器を盤パネル5に取付けた状態では、フレーム2の前面に突設した前記パネル掛けフック8の先端が盤パネル5の係合穴5dから前方に突出しているので、フレーム2の前面を覆う正面パネル4にはフック8の突出部分との干渉を避けるような逃げ構造が必要となる。
【0008】
一方、真空遮断器を配電盤に取付ける際に必要なパネルカットの加工工数を減らしてパネル加工の省力化を図るために、
図8で示すように、盤パネル5にはネジ通し穴5b,5cの内側に沿って、
図7における遮断器の操作軸2a,注油穴2d,開閉/開閉度数の表示窓穴2eの各穴を包囲するように方形状のパネルカット穴5gを一箇所に形成してその背面に遮断器を固定する取付方式の採用、およびこの取付方式に適合する取付構造を備えた真空遮断器(新形モデル)の開発が現在進められている。
【0009】
ところで、この新しい取付方式を採用する場合に、
図7に示した遮断器(旧形)のフレーム前面に突設した仮止め用のパネル掛けフック8は、そのままでは
図8に示した方形状のパネルカット穴5gに引っ掛けて遮断器を盤パネル5の所定位置に仮止め保持させることができない。そこで、パネル掛けフック8の取付位置を盤パネル5に開口するパネルカット穴5g(
図8参照)の外側に変更した上で、この位置変更に合わせて
図8の盤パネル5には、
図7の係合穴5dと同様なフック引っ掛け穴をパネルカット穴5gの外側に追加する改造案が考えられる。
【0010】
しかしながら、前記のように遮断器のフレーム前部に設けたパネル掛けフック8の位置を変更した真空遮断器は、
図7のように旧形の遮断器に合わせて盤パネルにパネルカットを施した既存の配電盤にはそのまま取付けることができないため、ユーザーが今まで使用していた既設の配電盤に新形モデルの遮断器に付け替える場合には、その取付けの互換性に問題が残る。
【0011】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は真空遮断器を据付ける配電盤の盤パネルが、その盤面に
図8,あるいは
図7に示すようなパターンの異なるパネルカット穴が穿設されている盤パネルであっても、そのパネルカット穴のパターンに対応して遮断器を盤パネルの所定位置に簡単に取付けられるようにして互換性,取付作業性の向上を図った真空遮断器の支持構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために、本発明によれば、遮断器本体の前部に操作機構部の外囲フレームを配し、該フレームを
配電盤の盤パネルにネジ締結して所定位置に固定する真空遮断器の取付構造であって、前記フレームの前面にはパネル掛けフックを設け、遮断器を盤内に据付ける際に前記パネル掛けフックを盤パネルに穿設したパネルカット穴に係合して所定の取付位置に仮止め保持するようにしたものにおいて、
前記パネル掛けフック
は、U字状あるいはL字状からなり、該U字状あるいはL字状の一片に前記盤パネルのパネルカット穴の開口縁に係合させる係合部を有し、複数個の前記パネル掛けフックを、盤パネルのパターンの異なるパネルカット穴に応じて前記フレームの前面
の係合位置に着脱可能に取付け、
前記パネル掛けフックの係合部を前記盤パネルのパネルカット穴の開口縁に係合させるとともに、遮断器を盤パネルに固定した後は
前記パネル掛けフックを取り外すようにする
(請求項1)。
上記構成において、前記パネル掛けフックが金属製の鈑金部品になり、該部品を操作機構部のフレーム前面にネジ締結,あるいはスナップフィット結合して着脱可能に取付ける
ようにしてもよい(請求項2)。
また、上記構成において、前記パネル掛けフックが樹脂製の成形部品になり、該部品を操作機構部のフレーム前面にネジ締結,スナップフィット結合して着脱可能に取付ける
ようにしてもよい(請求項3)。
【発明の効果】
【0013】
上記構成によれば、遮断器を据付ける配電盤の盤パネルに穿設したパネルカット穴が先記の
図8,あるいは
図7のようなパターンであっても、遮断器前部のフレーム前面に取付けた着脱式のパネル掛けフックを盤パネルに施したパネルカットのパターンに合わせて付け替えることにより、遮断器を問題なく盤パネルの所定位置に仮止め保持することができて、その取付け互換性,取付作業性を向上できる。
【0014】
また、遮断器を盤パネルにネジ締結して固定した後に前記パネル掛けフックを取り外すことにより、従来構造のように盤パネルの前方に突き出すフックの突起物を排除して遮断器の正面パネルを盤パネルの前面に重ね合わせて取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の実施例による真空遮断器の構成図であって、(a)は遮断器全体の分解斜視図、(b)は(a)におけるパネル掛けフックの詳細構造を表す斜視図である。
【
図2】
図1の真空遮断器を配電盤の盤パネルに取付ける直前の状態を表す斜視図である。
【
図3】
図2の状態に続く次の施工工程の説明図で、パネル掛けフックを盤パネルに引っ掛けて遮断器を仮止めした状態を表す図である。
【
図4】
図3の状態に続く次の施工工程の説明図で、遮断器を盤パネルにネジ締結した上でパネル掛けフックを取り外した状態を表す図である。
【
図5】
図4に続く施工工程の説明図で、盤パネルの前方から遮断器の正面パネル,操作ハンドルを装着する状態を表す図である。
【
図6】
図1の真空遮断器を
図2と異なるパターンにパネルカットされた盤パネルに取付ける実施例の施工説明図である。
【
図7】従来の支持構造を備えた旧形の回路遮断器を配電盤の盤パネルに取付ける施工の説明図である。
【
図8】
図7における盤パネルと異なるパターンにパネルカットされた盤パネルの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を
図1〜
図6に示す実施例に基づいて説明する。
【実施例1】
【0017】
先ず、
図1(a),(b)に本発明の取付構造を備えた真空遮断器(新形モデル)の全体構成を示す。この真空遮断器の取付構造は基本的に
図7に示した従来(旧形)の遮断器と同様であるが、遮断器本体1の前部に配した操作機構部の外囲フレーム2の前面には、遮断器を配電盤の盤パネルに仮止め保持するフック部材として次記構造になる着脱式のパネル掛けフック9が上下4箇所に分けてあらかじめ指定した位置に取付けられている。
【0018】
ここで、パネル掛けフック9は、
図1(b)で示すようなU字形の鈑金部品で、その左右の脚片には係合爪9aを形成し、底片の中央に締結ボルト10の通し穴9bを穿孔した構造になり、前記ボルト通し穴9bに嵌挿した締結ボルト10を外囲フレーム2の前面に穿設したネジ穴2fに螺着して着脱可能に取付けられる。なお、
図1(a)の取付状態では、外囲フレーム2の前面上部に取付けた左右一対パネル掛けフック9はその係合爪9aが上を向き、下部側の左右に取付けるフック9は爪部9aが下を向くように定めておくものとする。
【0019】
次に、前記のパネル掛けフック9を装備した真空遮断器を配電盤の盤パネル5に取付ける際の作業手順を
図2〜
図5で説明する。なお、この実施例では、真空遮断器を取付ける配電盤の盤パネル5にあらかじめパネルカットを施し、
図8で述べたようなネジ通し穴5b,5c、およびその内側に沿って方形状のパネルカット穴5gが穿設されている。
【0020】
そして、前記のようにパネルカットされた配電盤の盤パネル5に真空遮断器を取付けるには、先ず
図2で示すように盤内側に搬入した遮断器を盤パネル5の背面にアクセスし、続いて
図3で示すように遮断器の外囲フレーム2の前面上下位置に取付けた4個のパネル掛けフック9を盤パネル5に開口した方形状のパネルカット穴5gに差し込み、この位置で前記係合爪9aをパネルカット穴5gの上下開口縁に引っ掛けて遮断器を盤パネル5に仮止め保持する。この状態で、盤パネル5の前方から締結ボルト6をネジ通し穴5bに通して外囲フレーム2のネジ穴2bに螺着し、遮断器を盤パネル5の所定位置に固定する。
【0021】
次に、
図4で示すように盤パネル5の前方側から締結ボルト10を弛めて全てのパネル掛けフック9を取り外す。続いて
図5で示すように、盤パネル5のパネルカット穴5gを前方から塞ぐように遮断器の正面パネル4を重ね合わせ、
図7で述べた手順と同様に左右2箇所に締結ネジ7を螺着した上で、最後に開閉操作ハンドル3を通し穴4aに挿入してハンドル軸2aに連結する。
【0022】
上記手順のように、図示実施例の取付構造によれば、遮断器の外囲フレーム2に装着したパネル掛けフック9(4個)を盤パネル5の盤面に開口したパネルカット穴5gの上下開口縁に引っ掛けるようにしたことで、方形状のパネルカット穴5gを利用して遮断器を所定位置に仮止め保持することができる。しかも、このパネル掛けフック9を着脱可能な構造として、遮断器を盤パネル5に締結ボルト6で固定した後にフック9を取り外すようにしたことで、従来の支持構造(
図7参照)のように外囲フレーム2に固着(カシメ止め)したパネル掛けフック8の先端が盤パネル5の前方に突き出してそのまま残ることがなく、これによりフック8との干渉のおそれ無しに正面パネル4を盤パネル5の前面に取付けることができる。
【0023】
なお、図示実施例では、外囲フレーム2の前面に4個のパネル掛けフック9を上下位置に分けて取付けているが、フック9の数を3個にして遮断器を盤パネル5のパネルカット穴5gに3点支持するようにしてもよい。また、パネル掛けフック9の構造についても、図示実施例では断面U字形の左右両脚片に一対の係合爪9aを形成しているが、これを断面L字形の鈑金品に変えて係合爪9aを1箇所とすることも可能である。
【0024】
さらに、図示実施例のフック9は、金属製の鈑金部材としてボルト10により外囲フレーム2に着脱可能に取付るようにしているが、フック9は金属製に限定されるものではなく、別な実施例としてフック9を硬質樹脂の成形品で構成し、その脚部を外囲フレーム2にボルト締結,スナップフィット結合して着脱可能に取付けるようにしてもよい。
【実施例2】
【0025】
次に、
図1の支持構造を備えた真空遮断器(新形モデル)を、
図7に示した従来(旧形)の真空遮断器の支持構造に合わせて盤パネル5をパネルカットした既設の配電盤に取付ける場合の支持方法を
図6で説明する。
【0026】
この場合には、図示のように遮断器の外囲フレーム2に取付けた4個のパネル掛けフック9のうち、上部側の左右に並ぶ2個のフック9を残して下部側のフック9はあらかじめ取り外しておく。また、上部側に取付けるフック9については、先記の実施例1は逆に、フック9の係合爪9aが下向きとなるように定めておく。
【0027】
そして、
図6のようなパターンでパネルカットされている盤パネル5に
図1の遮断器(新形モデル)を取付けるには、
図7で述べた旧形の真空遮断器を取付ける作業手順と同じように盤パネル5の背後から前記のパネル掛けフック9(2個)を盤パネル5の盤面に穿設した係合穴(丸穴)5dに差込み、その穴の縁に引っ掛けて遮断器を仮止め保持する。次に、盤パネル5の前方から締結ボルト6を螺着して遮断器を所定位置に固定した上で、先記実施例1と同様に遮断器の外囲フレーム2からパネル掛けフック9を取り外す。その後、盤パネル5の前面に正面パネル4を装着して操作ハンドル3を取付けて遮断器の取付け作業が完了する。
【0028】
以上述べた実施例1,実施例2の説明から判るように、真空遮断器を盤パネル5に仮止めする複数個のパネル掛けフック9を、外囲フレーム2の前面にあらかじめ指定した位置に振り分けて着脱可能に取付けた本発明の支持構造(
図1参照)によれば、
図8のように盤面に方形状のパネルカット穴5gを形成した盤パネル5は勿論のこと、従来(旧形)の真空遮断器(
図7参照)の支持構造に合わせてパネルカットした既設の配電盤であっても、その盤パネルに穿設したパネルカット穴のパターンに合わせて外囲フレーム2に取付けるパネル掛けフック9の数,係合爪9aの向きを替えることにより、このパネル掛けフック9を共用して遮断器を盤パネル5の所定位置に問題なく仮止め保持することができ、これにより遮断器の取付け互換性,取付作業性を向上できる。
【符号の説明】
【0029】
1 遮断器本体
2 開閉操作機構の外囲フレーム
3 開閉操作ハンドル
4 正面パネル
5 配電盤の盤パネル
5a〜5g 各種のパネルカット穴
9 パネル掛けフック
9a 係合爪
10 フックの締結ボルト