(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5907449
(24)【登録日】2016年4月1日
(45)【発行日】2016年4月26日
(54)【発明の名称】ふろ撹拌促進具
(51)【国際特許分類】
A61H 33/00 20060101AFI20160412BHJP
【FI】
A61H33/00
【請求項の数】1
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2015-234293(P2015-234293)
(22)【出願日】2015年11月30日
【審査請求日】2015年11月30日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】505339841
【氏名又は名称】梶田 壽義
(72)【発明者】
【氏名】梶田 壽義
【審査官】
久郷 明義
(56)【参考文献】
【文献】
実開昭60−151511(JP,U)
【文献】
特開平08−193753(JP,A)
【文献】
特開平11−347317(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H 33/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ふろの湯の中に、保冷剤と空気入り樹脂性密閉容器を入れる事により、対流の促進撹拌を起こさせ、人手を使わないで上層部(高温)と下層部(低温)の湯温の均一化をはかる。保冷剤と湯面に浮かせる為の空気を入れた樹脂性密閉容器の構造を持つ事を特徴とするふろ撹拌促進具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は家庭のふろで最初に入る時、対流の法則で上側に高温の湯が上昇するため、熱いので何かを使って撹拌し、底の部分の温度の低い湯と混ぜ、そのあとで入る事が一般的である。
【背景技術】
【0002】
一番風呂に入る時に撹拌することは、あまりにも通常の事で、理科、科学の実験では見かけるが、深くは追跡されていない様である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平08−193753
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一番風呂に入る時に不要な作業なく、気持ちよくふろに入れれば、一番風呂の価値がもっと上がる。これをなんとかして解決したい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するために、保冷剤の入ったふろ撹拌促進具を使用し、快適に一番風呂に入れるようにした。
【発明の効果】
【0006】
本発明のふろ撹拌促進具を使用することにより、一番風呂が快適に入れる様になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】
図1は本発明のふろ撹拌促進具使用前の断面図を示す。
【
図2】
図2は本発明のふろ撹拌促進具を使用した時の断面図を示す。
【
図3】
図3は本発明のふろ撹拌促進具の使用例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態を
図1〜
図3に基づいて説明する。
【0009】
図1は本発明の断面図で対流の基本的な例を示す。
【0010】
図2は本発明のふろ撹拌促進具を使用した場合に撹拌が促進され、人が入る前に撹拌する作業を対流の法則を利用し、温度が均等にされた状態を示す。
【0011】
図3は本発明のふろ撹拌促進具の使用例を示す。
【実施例1】
【0012】
図2は、本発明の対流促進をした状態を示す。
【産業上の利用可能性】
【0013】
ほとんどの人が一番風呂に入る時は、なにげなく、わずらわしさを感じながらの動作になっているものが、快適に 初風呂を楽しむことが出来るようになる。
【符号の説明】
【0014】
1 バスタブに入れた湯の表面2 バスタブに入れた湯の上層3 バスタブに入れた湯の中間層4 バスタブに入れた湯の下層5 バスタブ6 バスタブの基礎、または土台7 ふろ撹拌促進具8 対流の上昇9 対流の下降
【要約】
【課題】一番風呂に入ったとき、バスタブに貯められた表面の熱い層を手で撹拌しなければならない状態を解決する。【解決手段】課題を解決するために、保冷剤を入れた密閉容器を湯の表面に投入し、対流を促進させ、上層と下層を撹拌し、湯温を均等に近づける。【選択図】
図2