特許第5908032号(P5908032)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5908032
(24)【登録日】2016年4月1日
(45)【発行日】2016年4月26日
(54)【発明の名称】タッチ感知装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/041 20060101AFI20160412BHJP
   G06F 3/044 20060101ALI20160412BHJP
【FI】
   G06F3/041 422
   G06F3/044 124
【請求項の数】4
【外国語出願】
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-144068(P2014-144068)
(22)【出願日】2014年7月14日
(65)【公開番号】特開2015-109066(P2015-109066A)
(43)【公開日】2015年6月11日
【審査請求日】2014年7月14日
(31)【優先権主張番号】61/910,968
(32)【優先日】2013年12月3日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/210,462
(32)【優先日】2014年3月14日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】506084058
【氏名又は名称】奇景光電股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】100164471
【弁理士】
【氏名又は名称】岡野 大和
(74)【代理人】
【識別番号】100192924
【弁理士】
【氏名又は名称】石井 裕充
(72)【発明者】
【氏名】胡 家▲うえい▼
(72)【発明者】
【氏名】戴 紳峰
(72)【発明者】
【氏名】胡 維賓
(72)【発明者】
【氏名】羅 嘉▲りーん▼
(72)【発明者】
【氏名】李 瑞倪
【審査官】 萩島 豪
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2013/106773(WO,A2)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0319974(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0062971(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/041 − 3/044
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アレイ状に配置された複数の第1感知電極セットと、
前記第1感知電極セットにそれぞれ接続された複数の第1導電性ラインと、
前記第1感知電極セットに容量結合された複数の感知セットと
を含み、前記各第1感知電極セットが、前記感知セットのうちの少なくとも2つに容量結合され、前記各第1感知電極セットおよび前記各感知セットのうちの一方が信号送信機であり、前記各第1感知電極セットおよび前記各感知セットのうちの他方が信号受信機であり、
前記各第1感知電極セットが第1感知電極を含み、隣接する2つの前記第1感知電極が、それぞれ少なくとも1つの傾斜辺を有し、最も近接する2つの前記傾斜辺が互いに平行であり、
前記各感知セットは、
第2導電性ラインと、
前記第2導電性ラインに接続された複数の第2感知電極と
を含み、前記各第1感知電極が、異なる前記感知セットに属する前記第2感知電極に容量結合され、且つ少なくとも1つの前記第2感知電極が、隣接する2つの前記第1感知電極に容量結合されるタッチ感知装置。
【請求項2】
アレイ状に配置された複数の第1感知電極セットと、
前記第1感知電極セットにそれぞれ接続された複数の第1導電性ラインと、
前記第1感知電極セットに容量結合された複数の感知セットと
を含み、
前記各第1感知電極セットが、少なくとも1つの主感知電極と、少なくとも1つの付加感知電極とを含み、前記各第1感知電極セットの前記付加感知電極が、隣接する前記第1感知電極セットの前記主感知電極と、前記隣接する前記第1感知電極セットの前記付加感知電極との間に設置され、前記主感知電極の面積が前記付加感知電極の面積より大きく、
前記各第1感知電極セットが少なくとも2つの前記感知セットに容量結合され、前記各第1感知電極セットおよび前記各感知セットのうちの一方が信号送信機であり、前記各第1感知電極セットおよび前記各感知セットのうちの他方が信号受信機であり、
前記各感知セットが、
第2導電性ラインと、
前記第2導電性ラインに接続された複数の第2感知電極と
を含み、前記各第2感知電極が、隣接する2つの前記第1感知電極セットに容量結合され、前記各感知セットの前記各第2感知電極および別の前記感知セットの隣接する1つの前記第2感知電極が、同じ前記第1感知電極セットに容量結合されたタッチ感知装置。
【請求項3】
前記第1感知電極セット、前記第1導電性ラインおよび前記感知セットが、単層の導電層により形成された請求項1又は2に記載のタッチ感知装置。
【請求項4】
前記単層の導電層が、透明導電層である請求項3に記載のタッチ感知装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、感知装置に関するものであり、特に、タッチ感知装置(touch sensing device)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電子デバイスの制御には、例えば、マウス、キーボード、ボタン、タッチパネル等の様々な入力インターフェースが使用される。タッチパネルの操作方法は、比較的容易で、且つ他の入力インターフェースよりも直感的であるため、各種電子デバイスには、タッチパネルが幅広く使用されている。近年、携帯式電子デバイスの入力インターフェースは、スマートフォン、タブレットPC、ノート型パソコン等のタッチスクリーンが主流となっている。
【0003】
タッチパネルは、静電容量式タッチパネル(capacitive touch panel)、抵抗膜式タッチパネル(resistive touch panel)、光学式タッチパネル(optical touch panel)等に分類される。静電容量式タッチパネルは、感度および精度が高いため、スマートフォンやタブレットPC等の携帯式電子デバイスに幅広く使用されている。従来のタッチパネルは、2層の導電層を含み、それぞれX方向の電極列(electrode string)と、X方向の電極列(electrode string)に垂直なY方向の電極列(electrode string)とを形成する。しかしながら、2層の導電層を有するタッチパネルは、コストを下げるのが難しい。
【0004】
別の従来の静電容量式タッチパネルは、複数の送信電極(transmitting electrode)、複数の受信電極(receiving electrode)、複数の送信ワイヤ(transmitting wire)および複数の受信ワイヤ(receiving wire)を有する単層の導電層を採用する。しかしながら、従来の単層静電容量式タッチパネルは、送信ワイヤと受信ワイヤの合計数が多すぎるため、タッチパネルのコストを下げることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
タッチパネルの導電性ラインの数が多すぎるため、タッチパネルのコストを下げることができない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1つの実施形態において、タッチ感知装置は、複数の第1感知電極セットと、複数の第1導電性ラインと、複数の感知セットとを含む。第1感知電極セットは、アレイ状に配置される。第1導電性ラインは、それぞれ、第1感知電極セットに接続される。感知セットは、第1感知電極セットに容量結合される(capacitively coupled)。各第1感知電極セットは、感知セットのうちの少なくとの2つに容量結合される。各第1感知電極セットおよび各感知セットのうちの1つは、信号送信機(signal transmitter)であり、各第1感知電極セットおよび各感知セットのうちの別の1つは、信号受信機(signal receiver)である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態に係るタッチ感知装置は、各第1感知電極セットが感知セットのうちの少なくとの2つに容量結合されるため、タッチ感知装置は、比較的少ない導電性ラインを有する。その結果、タッチ感知装置の構造が簡易化され、タッチ感知装置のコストを下げることができる。
【0008】
本発明の上記および他の目的、特徴、および利点をより分かり易くするため、図面と併せた幾つかの実施形態を以下に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1(a)は、本発明の1つの実施形態に係るタッチ感知装置の概略的下面図であり、図1(b)は、図1(a)の領域Mの拡大図である。
図2】比較形態に係るタッチ感知装置の概略的下面図である。
図3】本発明の別の実施形態に係るタッチ感知装置の概略的下面図である。
図4】本発明の別の実施形態に係るタッチ感知装置の概略的下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付の図面を例として、本発明の実施形態を詳細に説明する。各図面および関連説明において、同一または類似する構成要素には、同一の参照番号を使用する。
【0011】
図1(a)は、本発明の1つの実施形態に係るタッチ感知装置の概略的下面図であり、図1(b)は、図1(a)の領域Mの拡大図である。図1(a)および図1(b)を参照すると、本実施形態のタッチ感知装置100は、複数の第1感知電極セット110と、複数の第1導電性ライン120と、複数の感知セット130とを含む。本実施形態において、タッチ感知装置100は、基板105を含み、第1感知電極セット110、第1導電性ライン120および感知セット130は、基板105の上に形成される。基板105は、例えば、ガラス基板、プラスチック基板、フレキシブル基板または他の適切な材料で作られた基板である。
【0012】
第1感知電極セット110は、アレイ状に配置される。第1導電性ライン120は、それぞれ、第1感知電極セット110に接続される。感知セット130は、第1感知電極セット110に容量結合される。各第1感知電極セット110は、感知セット130のうちの少なくとも2つに容量結合される(図1(a)において2つ示す)。本実施形態において、各第1感知電極セット110は、感知セット130のうちの少なくとも2つに容量結合された複数の第1感知電極112を含む。図1(a)において、各第1感知電極セット110は、感知セット130のうちの2つにそれぞれ容量結合された2つの第1感知電極112を含む。
【0013】
本実施形態において、各感知セット130は、第2導電線性ライン134と、複数の第2感知電極132とを含む。第2感知電極132は、第2導電性ライン134に接続される。各第1感知電極セット110の第1感知電極112は、それぞれ、異なる感知セット130に属するいくつかの第2感知電極132に容量結合される。例えば、第1感知電極1121は、感知セット1301に属する第2感知電極1321に容量結合され、第1感知電極1122は、感知セット1302に属する第2感知電極1322に容量結合される。第1感知電極1121および第1感知電極1122は、同じ第1感知電極セット1101に属する。
【0014】
各第1感知電極セット110および各感知セット130のうちの1つは、信号送信機であり、各第1感知電極セット110および各感知セット130のうちの別の1つは、信号受信機である。本実施形態において、感知セット130は、信号送信機であり、第1感知電極セット110は、信号受信機である。
【0015】
本実施形態において、第1感知電極112は、対応する第2感知電極132に隣接するが、第1感知電極112と対応する第2感知電極132は、間隔を置いている(space apart)。その結果、第1感知電極112は、対応する第2感知電極132に容量結合される。
【0016】
本実施形態において、第1感知電極セット110、第1導電性ライン120および感知セット130は、単層の導電層により形成される。第2感知電極132は、対応する第1感知電極112と重複しているように見えるが、実際には、第2感知電極132は、対応する第1感知電極112に重複していない。第2感知電極132および対応する第1感知電極112は、事実上、相補的な形状であり、図1(a)に概略的に示した重複領域を満たす。同様に、本発明の実施形態の別の図面においても、対応する電極の重複領域は、対応する電極が相補的な形状であり、重複領域を満たすが、互いに重複していないことを意味する。そのため、電極(第1感知電極112および第2感知電極132を含む)は、単層の導電層により形成される。本実施形態において、単層の導電層は、透明導電層である。例えば、単層の導電層は、酸化インジウムスズ(indium tin oxide, ITO)または他の透明導電性材料で作られる。
【0017】
本実施形態において、2つの第1感知電極112は、1つの受信機ライン(すなわち、第1導電性ライン120)に接続され、同じ信号受信機ラインに接続された2つの第1感知電極112は、それぞれ、2つの異なる信号送信線ライン(すなわち、第2導電線性ライン134)に容量結合される。信号送信機ラインは、順番に駆動され、信号受信機ラインからの信号を同時に受信および検出する。その結果、信号送信機ラインと信号受信機ラインに接続された集積回路は、どの送信機ラインが駆動されたのかを決定することによって、2つの第1感知電極112のうちのどちらがタッチされたのかを決定することができる。このようにして、信号送信機ラインと信号受信機ラインの合計数を減らすことができる。
【0018】
比較形態を提供して、信号送信機ラインと信号受信機ラインの合計数をどのように減らすのかについて説明する。
【0019】
図2は、比較形態に係るタッチ感知装置の概略的下面図である。図2を参照すると、本比較形態のタッチ感知装置200は、複数の受信機電極210と、複数の受信機導電性ライン220と、複数の送信機電極230と、複数の送信機導電性ライン240とを含む。受信機電極210は、それぞれ、一対一の方式で受信機導電性ライン220に接続され、送信機電極230の各列(column)は、同じ送信機導電性ライン240に接続される。4×4のタッチ感知領域の場合、本比較形態の送信機導電性ライン240と受信機導電性ライン220の合計数は、4×4+4=20である。しかし、4×4のタッチ感知領域の場合、図1(a)のタッチ感知装置100の第1導電性ライン120と第2導電性ライン134の合計数は、2×4+2×4=16である。その結果、図1(a)のタッチ感知装置100は、比較的少ない導電性ラインを有するため、タッチ感知装置100の構造が簡易化され、タッチ感知装置100のコストを下げることができる。また、12×24のタッチ感知領域の場合、本比較形態の送信機導電性ライン240と受信機導電性ライン220の合計数は、24×12+12=300であるが、図1(a)のタッチ感知装置100の第1導電性ライン120と第2導電性ライン134の合計数は、12×12+2×12=168である。したがって、タッチ感知領域が多くなればなるほど、タッチ感知装置100の導電性ラインの数が少なくなるため、タッチ感知装置100をより簡易化することができる。
【0020】
タッチ感知装置100は、各第1感知電極セット110が感知セット130のうちの少なくとも2つに容量結合されるため、タッチ感知装置100は、比較的少ない導電性ラインを有する。その結果、タッチ感知装置100の構造が簡易化され、タッチ感知装置100のコストを下げることができる。
【0021】
図3は、本発明の別の実施形態に係るタッチ感知装置の概略的下面図である。図3を参照すると、本実施形態のタッチ感知装置100aは、図1(a)のタッチ感知装置100に類似しており、両者の主な相違点は、以下の通りである。タッチ感知装置100aにおいて、各第1感知電極セット110aは、第1感知電極112aを含み、各第1感知電極112aは、異なる感知セット130aに属するいくつかの第2感知電極132に容量結合され、第2感知電極132のうちの少なくとも1つは、隣接する2つの第1感知電極112aに容量結合される。例えば、第1感知電極112a1は、感知セット130a1に属する第2感知電極1321aに容量結合され、且つ感知セット130a2に属する第2感知電極1322aおよび1323aに容量結合される。さらに、第1感知電極112a2は、感知セット130a2に属する第2感知電極1323aおよび1324aに容量結合され、且つ感知セット130a1に属する第2感知電極1325aおよび1326aに容量結合される。また、第2感知電極1323aは、隣接する2つの第1感知電極112a1および112a2に容量結合され、第2感知電極1326aは、隣接する2つの第1感知電極112a2および112a3に容量結合される。隣接する2つの第1感知電極112aは、それぞれ、互いに平行な傾斜辺Sを有するため、第2感知電極132aがタッチされた時、タッチ位置は、第1感知電極112a1および112a2からの信号の割合によって決定される。
【0022】
4×8のタッチ感知領域の場合、タッチ感知装置100aの第1導電性ライン120と第2導電性ライン134の合計数は、3×4+2×4=20である。しかしながら、4×8のタッチ感知領域の場合、本比較形態の送信機導電性ライン240と受信機導電性ライン220の合計数は、8×4+4=36である。また、12×24のタッチ感知領域の場合、タッチ感知装置100aの第1導電性ライン120と第2導電性ライン134の合計数は、8×12+2×12=120である。しかしながら、12×24のタッチ感知領域の場合、本比較形態の送信機導電性ライン240と送信機導電性ライン220の合計数は、24×12+12=300である。その結果、タッチ感知装置100aの導電性ラインの合計数を効果的に減らすことができる。
【0023】
図4は、本発明の別の実施形態に係るタッチ感知装置の概略的下面図である。図4を参照すると、本実施形態のタッチ感知装置100bは、図1(a)のタッチ感知装置100に類似しており、両者の主な相違点は、以下の通りである。タッチ感知装置100bにおいて、各第1感知電極セット110bは、少なくとも1つの主感知電極1121bと、少なくとも1つの付加感知電極1122bとを含み、各第1感知電極セット110bの付加感知電極1122bは、隣接する第1感知電極セット110bの主感知電極1121bと隣接する第1感知電極セット110bの付加感知電極1122bの間に設置される。例えば、第1感知電極セット110b1の付加感知電極1122b1は、上部の主感知電極1121b2と第1感知電極セット110b2の上部の付加感知電極1122b2の間に設置され;第1感知電極セット110b2の上部の付加感知電極1122b2は、主感知電極1121b1と第1感知電極セット110b1の付加感知電極1122b1の間に設置され;第1感知電極セット110b2の下部の付加感知電極1122b2は、主感知電極1121b3と第1感知電極セット110b3の付加感知電極1122b3の間に設置され;第1感知電極セット110b1の付加感知電極1122b3は、上部の主感知電極1121b2と第1感知電極セット110b2の上部の付加感知電極1122b2の間に設置される。
【0024】
また、各第2感知電極132bは、隣接する2つの第1感知電極セット110bに容量結合され、各感知セット130bの各第2感知電極132bおよび別の感知セット130bの隣接する1つの第2感知電極132bは、同じ第1感知電極セット110bに容量結合される。例えば、第2感知電極132b1は、第1感知電極セット110b1および第1感知電極セット110b2のそばに配置され、感知セット130b1の第2感知電極132b1および感知セット130b2の第2感知電極132b2は、同じ第1感知電極セット110b2のそばに配置される。
【0025】
12×24のタッチ感知領域の場合、タッチ感知装置100bの第1導電性ライン120および第2導電性ライン134の合計数は、12+2×12=132である。しかしながら、12×24のタッチ感知領域の場合、比較形態の送信機導電性ライン240および受信機導電性ライン220の合計数は、24×12+12=300である。その結果、タッチ感知装置100bの導電性ラインの合計数を効果的に減らすことができる。
【0026】
本実施形態において、タッチ感知装置100bは、さらに、主感知電極1121b、付加感知電極1122bおよび第2感知電極132bの間に延伸する複数の接地線140を含む。
【0027】
比較形態と比較して、タッチ感知装置100、100a、100bは、タッチ感知領域が多くなればなるほど、導電性ラインの合計数を減らすことができる。その結果、タッチ感知装置100、100a、100bを大型ディスプレイに使用した時、導電性ラインの合計数をより大幅に減らすことができる。タッチ感知領域の数が多い時の比較形態、タッチ感知装置100およびタッチ感知装置100a(または100b)の導電性ラインの合計数は、それぞれ、およそM×N、0.5×M×N、0.33×M×Nである。
【0028】
タッチ感知装置100、100a、100bは、ガラス上構造(on-glass solution)またはインセル構造(in-cell solution)において使用することができ、あるいは、ガラスセンサ(glass sensor)、ガラス及びフィルムセンサ(glass and film sensor)、またはオンセルセンサ(on-cell sensor)として使用してもよい。
【0029】
本発明の実施形態に係るタッチ感知装置は、各第1感知電極セットが感知セットのうちの少なくとの2つに容量結合されるため、タッチ感知装置は、比較的少ない導電性ラインを有する。その結果、タッチ感知装置の構造が簡易化され、タッチ感知装置のコストを下げることができる。
【0030】
以上のごとく、この発明を実施形態により開示したが、もとより、この発明を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定めなければならない。
【産業上の利用可能性】
【0031】
タッチ感知装置は、ユーザーの指のタッチまたはスタイラスのタッチを感知するタッチパネルとして使用することができる。
【符号の説明】
【0032】
100、100a、100b、200 タッチ感知装置
105 基板
110、110b、110b1、110b2、110b3、1101 第1感知電極セット
112、112a、112a1、112a2、112a3、1121、1122 第1感知電極
1121b、1121b1、1121b2、1121b3 主感知電極
1122b、1122b1、1122b2、1122b3 付加感知電極
120 第1導電性ライン
130、130a、130a1、130a2、130b、130b1、130b2、1301、1302 感知セット
132、132a、132b、132b1、132b2、1321、1321a、1322、1322a、1323a、1324a、1325a、1326a 第2感知電極
134 第2導電性ライン
140 接地線(ground line)
210 受信機電極
220 受信機導電性ライン
230 送信機電極
240 送信機導電性ライン
図1
図2
図3
図4