(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部と、前記タッセルのタッセルコードを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される、請求項1に記載のカーテンアクセサリー。
前記タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると、前記タッセル保持部の弾性変形又は前記タッセルコードの圧縮変形によって前記タッセル保持部と前記タッセルコードとの係合が解除されるように構成される、請求項2に記載カーテンアクセサリー。
前記タッセル保持部は、前記タッセルの第1部分を保持可能な第1タッセル保持部と、前記タッセルの第2部分を保持可能な第2タッセル保持部を備え、第1及び第2タッセル保持部は、それぞれ、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される、請求項2又は請求項3に記載のカーテンアクセサリー。
前記タッセル補助部品は、外力による拡径によって非環状となり且つ自身の弾性によって環状となる弾性リングを備える、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
前記タッセル補助部品は、前記タッセルが脱落した後に、前記タッセル補助部品が前記房掛から脱落することを防止する脱落防止手段を備える、請求項1〜請求項5の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部を備え、前記房掛取付部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると、前記タッセル補助部品が前記房掛から分離されるように構成される、請求項1〜請求項6の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部と、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記房掛取付部と前記タッセル保持部は、直接又は別の部材を介して連結可能であり、且つ前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成される、請求項1〜請求項7の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0018】
<実施形態1:ループ状のタッセル補助部品>
図1は、実施形態に係る既存の房掛200やタッセル300に取り付けることができるタッセル補助部品100の構造および使用態様について説明するための図面である。
図2は、実施形態に係るタッセル補助部品100を用いた場合に、所定荷重によりタッセル補助部品100の分離部114が外れることによって、タッセル補助部品100の環状構造が非環状構造に解除され、タッセル300の一方のタッセルコードが房掛200から外れた状態になる仕組みを説明するための図面である。
【0019】
本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、
図2(a)に示すように、カーテン1100を束ねるためのアクセサリーである。このカーテンアクセサリー1000は、
図2(a)に示すように、タッセル300と、房掛200と、タッセル補助部品100と、の3つの部材を備えている。このタッセル補助部品100は、後述するようにタッセル300を房掛200に取り付けた際の安全性を確保するための補助部品である。
【0020】
なお、カーテンアクセサリー1000として販売する場合には、必ずしも3つの部材をセットで販売する必要はない。すなわち、カーテンアクセサリー1000は、これらの3つの部材のうち少なくとも1つの部材(例えば、タッセル補助部品100)を含んでいればよい。
図2(a)に描かれているタッセル補助部品100は、既存の房掛やタッセルに取り付けることができるタッセル補助部品100であるため、単独でもカーテンアクセサリー1000として販売できる。
【0021】
本実施形態のカーテンアクセサリー1000では、これらの3つの部材のうち少なくとも1つの部材自体(例えば、タッセル補助部品100)または互いに隣接する部材間(具体例については後述するのでここでは説明しない)に連結機構(例えば、
図1(a)に示す分離部114)が設けられている。そして、
図2(b)に示すように、この連結機構(例えば、分離部114)は、タッセル300に加わる荷重が所定値以上になると連結が解除される。一方、この連結機構(例えば、分離部114)は、一旦連結が解除された後であっても再連結可能であるように構成されている。
【0022】
本実施形態のカーテンアクセサリー1000では、上記のタッセル300またはタッセル補助部品100には環状部(例えば、
図1(a)に示すタッセル補助部品100のコード111が形成するループ状の構造)が設けられている。そして、上記の連結機構は、この環状部(例えば、
図2(a)に示すタッセル補助部品100が形成するループ状の構造)を分離して、(例えば
図2(b)に示す直線状の紐状になったタッセル補助部品100のように)非環状とする分離部114を有する。
【0023】
本実施形態のカーテンアクセサリー1000では、上記の連結機構は、
図1(b)に示すように、嵌合構造を有する分離部114であることが好ましい。この分離部114の構成を
図1(b)に従って説明すると、分離部114は合成樹脂で成型されたオス型部材(第一の連結部材)115およびメス型部材(第二の連結部材)116とで構成される。このメス型部材116は筒状に形成され、その先端部内周面には係止溝117が周方向に形成されている。
【0024】
メス型部材116の基端部には、コード111aを挿通可能とした挿通孔118が形成されている。そして、コード111aをメス型部材116に取着するには、コード111aの端部をメス型部材116の基端側から挿通孔118に挿通する。そして、コード111aの端部にかしめ部材119を装着してかしめると、
図1(b)に示すように、メス型部材116内でかしめ部材119が挿通孔118の周縁部に当接して、コード111aの端部がメス型部材116に保持される。
【0025】
オス型部材115は、コード111bの端部にアウトサート成型により取着される。すなわち、オス型部材115は一本のコード111bに対し、所定間隔毎にアウトサート成型により形成され、成型後にオス型部材115の先端縁でコード111bを切断することにより、先端にオス型部材115が取着された所定長さのコード111bが形成される。そして、コード111bの他方の端部が上記のようにメス型部材116に取着される。
【0026】
オス型部材115の先端部は、メス型部材116の先端部に嵌合可能とした径で形成され、先端部外周面には係止溝117に係合可能とした突条120が周方向に形成されている。
【0027】
そして、オス型部材115の先端部をメス型部材116の先端部に嵌合すると、突条120が係止溝117に弾性的に係合するようになっている。この状態では、オス型部材115およびメス型部材116に両者を引き離す方向に所定値以上の力が作用すると(好ましくは2kgfを超えると)、オス型部材115とメス型部材116との嵌合が外れるようになっている。
【0028】
このような分離部114で接続されたコード111を備えたタッセル補助部品100では、
図2(a)に示すように、タッセル補助部品100のコード111がループ状の構造をとって、タッセル300を房掛200に間接的に係止している。この状態で、例えばタッセル300に居住者等が引っ掛かった場合や無理な力がカーテンを介して働くなどした場合には、タッセル補助部品100に引張力500が加わり、
図2(b)に示すように、分離部114においてオス型部材115とメス型部材116との嵌合が外れて、タッセル補助部品100は非ループ状(非環状)になって床に落下する。
【0029】
上記のように構成された分離部114を備えるタッセル補助部品100では、次に示す作用効果を得ることができる。
【0030】
(1)居住者等がタッセル300に引っ掛かったり無理な力がカーテンを介して働くなどした場合に、タッセル補助部品100の分離部114のオス型部材115とメス型部材116とに両者を引き離す方向の所定値以上の力が作用すると、オス型部材115とメス型部材116との嵌合が外れる。従って、タッセル300の引っ掛かりによる障害を未然に防止することができる。
【0031】
(2)タッセル補助部品100は、既存の房掛200やタッセル300に取り付けることができるため、房掛200やタッセル300を買い換えたり、追加工事をしたりすること無く、安価かつ容易にカーテンアクセサリーの安全性を高めることができる。
【0032】
<実施形態1のタッセル補助部品の分離部の変形例1>
なお、上記の分離部114は、必ずしも
図1(b)に示す構造に限定されず、他の構造であってもよい。
図3は、実施形態に係るタッセル補助部品100の分離部114の変形例を説明するための分解斜視図である。すなわち、タッセル補助部品100の分離部114は、
図3に示すような嵌合構造の連結部16であってもよい。この連結部16の嵌合構造は、一種の回転嵌合構造である。そのため嵌合が解除された後に手動で回転させながら再嵌合可能である。
【0033】
図3に示すように、連結部16は第一の連結部材27と第二の連結部材28とで構成される。第一の連結部材27は、コード19の一端に第一の嵌合部29が合成樹脂で形成されている。第一の嵌合部29の先端部には、丸軸の両側部を平行に切除した断面俵形の嵌合突部30が形成されている。嵌合突部30の先端部には、俵形の長軸方向に膨径された膨径部31が形成され、その膨径部31の長軸方向の両側部の外周面に凹条32が第一の嵌合部29の軸方向に設けられている。また、膨径部31の先端角部には面取り33が形成されている。
【0034】
第二の連結部材28は、コード19と同様な連結コード23の一端に第一の嵌合部29と同一材質で第二の嵌合部34が成形されている。第二の嵌合部34の基端部は半球状に形成され、第二の嵌合部34の先端部には嵌合孔35が形成されている。嵌合孔35は、嵌合突部30の膨径部31を挿入可能とする俵形に開口されている。嵌合孔35の奥部は、嵌合孔35内で嵌合突部30を回動可能とする径で円形に形成されている。従って、嵌合孔35の開口部には膨径部31に係合する係止部37が線対称状に形成されている。この係止部37の開口縁は、嵌合突部30の基端部を回動可能とするように、円弧状に抉られている。
【0035】
上記のような第一の嵌合部29と第二の嵌合部34を連結するには、嵌合突部30の膨径部31を嵌合孔35に挿入し、この状態で第一の嵌合部29をいずれかの方向へ回動させる。すると、膨径部31が係止部37に係合して嵌合孔35内に保持される。この保持力は、通常のカーテン1100をタッセル300によって束ねて係止する時にタッセル補助部品100に作用するカーテンを束ねた状態を維持する最低限必要な保持力に抗する引張り力(好ましくは1kgf未満)では嵌合突部30と嵌合孔35の嵌合が外れることがないように設定されている。また、タッセル補助部品100のコード111に通常の引張り力を超える所定の値以上の大きな引張り力が作用したとき(好ましくは2kgfを超えたとき)に限り、合成樹脂の弾性により嵌合孔35の開口部が広げられて膨径部31が嵌合孔35から引き抜かれ、嵌合突部30と嵌合孔35の嵌合が外れるようになっている。
【0036】
この連結部16の嵌合構造は、一種の回転嵌合構造である。すなわち、係止部37の円弧面で嵌合突部30の基端部を回動可能に支持することができる。そのため、嵌合突部30の膨径部31を嵌合孔35に挿入して90度回動させることにより、嵌合突部30を嵌合孔35に嵌合する構成となり、嵌合突部30を嵌合孔35に嵌合するための操作力を軽微としながら、嵌合突部30を嵌合孔35に保持する保持力を十分に確保することができる。また、嵌合突部30の先端に設けた面取り33により、嵌合突部30を嵌合孔35に容易に骸合することができる。そして、嵌合突部30を嵌合孔35に骸合するための操作力が軽微であるので、工具を使用することなく、嵌合突部30を嵌合孔35に再嵌合することができる。従って、連結部16が外れても、居住者が容易に復帰させることができる。すなわち、連結部16の嵌合突部30と嵌合孔35の嵌合が外れた後でも、嵌合突部30を嵌合孔35に回転させながら再度嵌合すれば、ループ状のタッセル補助部品100として容易に再生することができる。
【0037】
また、第一及び第二の連結部材27,28をタッセル補助部品のコード111に取着するには、タッセル補助部品のコード111の両端部に中空状に空間を形成し、その空間に第一及び第二の連結部材27,28の連結コード19,23をそれぞれ挿入する。この状態で、タッセル補助部品のコード111の外皮およびコード19,23を縫製すると、第一及び第二の連結部材17,18がタッセル補助部品のコード111に取着される。
【0038】
<実施形態1のタッセル補助部品の分離部の変形例2>
上記の分離部114は、必ずしも
図1(b)または
図3に示す構造に限定されず、他の構造であってもよい。
図4は、実施形態に係るタッセル補助部品の嵌合部の変形例2を説明するための分解斜視図である。すなわち、タッセル補助部品100の分離部114は、
図4に示すような嵌合構造の連結部16であってもよい。この連結部16の嵌合構造も、一種の回転嵌合構造である。そのため嵌合が解除された後に手動で回転させながら再嵌合可能である。この場合も、
図3に示した構造と同様の作用効果が得られる。
【0039】
図4に示すように、連結部16は同一構成の2つの第一の連結部材41を筒状の第二の連結部材(第二の嵌合部)42で連結した構成である。第一の連結部材41は、
図4に示すように、コード14の一端には第一の連結部材41が固着され、オス型部材である第一の連結部41の先端部には、丸軸状の嵌合突部45が形成されている。嵌合突部45の先端部の外周面上には、
図4に示すように、丸軸の中心に対し線対称状に膨径部46が形成され、その膨径部46の中間には断面半円状の凹条47がそれぞれ形成されている。嵌合突部45の基端部には、
図4に示すように、丸軸の径方向に突出する回動規制部48が中心に対し線対称状に形成されている。また、各回動規制部48は、丸軸の中心に対し凹条47から周方向に45度隔てた位置に形成される。
【0040】
第二の連結部材42は、第一の連結部材41と同一の合成樹脂で円筒状に成形されて嵌合孔を備えたメス型部材として形成され、
図4に示すように、両側の開口部49a,49bは嵌合突部45の膨径部46を含む先端部を挿入可能とした俵形に形成されている。また、開口部49a,49bは、その俵形の方向が円筒の中心に対し互いに90度回転した形状となっている。第二の連結部材42の内部には、嵌合突部45の先端部を回動可能とする径を備えた円形孔が形成されている。そして、開口部49aの俵形の短軸方向の開口縁には、膨径部46の円形孔からの抜けを妨げる係止部がそれぞれ形成され、開口部49bの俵形の短軸方向の開口縁には、前記膨径部46の円形孔からの抜けを妨げる係止部がそれぞれ形成されている。
【0041】
第一の連結部材41と第二の連結部材42とを連結するには、第一の連結部材41の嵌合突部45を第二の連結部材42の開口部49aに挿入し、第一の連結部材41を第二の連結部材42に対し時計方向に回動する。第二の連結部材42の他方の開口部49bにも同様に第一の連結部材41を挿入して90度目動させて位置決めする。すると、
図4に示すように、第二の連結部材42を介して第一の連結部材41が連結される。
【0042】
<実施形態1のタッセル補助部品の変形例3>
図5は、実施形態に係るタッセル補助部品100について変形例3を説明するための図面である。
図5に示すように、本変形例のカーテンアクセサリー1000は、タッセル300およびタッセル補助部品100をともに備えていてもよい。本変形例では、実施形態1で説明した分離部114は、タッセル補助部品100に設けられている。
【0043】
そして、タッセル300の一端には、
図5に示すように、タッセル補助部品100が係止されているループ状のタッセルコードであって、そのタッセルコードのループ状の部分は房掛200に引っ掛けることができないように構成されている。具体的には、
図5に示すように、そのタッセルコードのループ状の部分は、隠蔽部材152にほぼ覆われて僅かに露出している部分が房掛の引掛部よりも狭くなっているために、その部分を房掛200に引っ掛けることができない。一方、このタッセル300の他端には、房掛200に引っ掛けるための別のループ状のタッセルコード150が設けられている。
【0044】
このため、
図5に示すタッセル補助部品100では、タッセルコードのループを覆う筒状の隠蔽部材152が設けられているため、タッセル補助部品100のみが房掛200に係止可能となっている。すなわち、この構成によれば、誤ってタッセル補助部品100が接続されている側のタッセルコードのループを房掛200に掛けることを防止できるため、効果的に安全性を高めることができる。
【0045】
<実施形態1のタッセル補助部品の変形例4>
図6は、実施形態に係るタッセル補助部品100について脱落防止カラー160を設けた変形例4を説明するための図面である。このタッセル補助部品100は、分離部を構成する第一の連結部材115および第二の連結部材116の間で連結が解除された後に、房掛(房掛の軸144の断面を図示する)からタッセル補助部品100自身が脱落することを防止する脱落防止手段(例えば、脱落防止カラー160)をさらに有している。そのため、連結解除後の復帰を容易にすることが可能である。
【0046】
<実施形態1のタッセル補助部品の変形例5(マグネット方式)>
図31及び
図32は、実施形態1に係わるループ状のタッセル補助部品の分離部114の変形例5である。本変形例では、
図32に示す通り分離部114が設けられている。分離部114は合成樹脂で成型されたオス型部材(第一の連結部材)115およびメス型部材(第二の連結部材)116で構成される。このメス型部材116は筒状に形成され、内底面には鉄板770(吸着手段)が設けられている。
【0047】
オス型部材115の先端部は、メス型部材116の先端部に挿入可能とした径で形成され、先端面には鉄板770に吸着可能とした磁性体(吸着手段)764が設けられている。そして、オス型部材115の先端部をメス型部材116に挿入すると、鉄板770と磁性体764とが接し磁力により吸着するようになっている。タッセルを介して、オス型部材115およびメス型部材116に両者を引き離す方向に所定値以上の力が作用すると(好ましくは2kgfを超えると)、オス型部材115とメス型部材116との吸着が外れるようになっている。
【0048】
このような分離部114で接続されたコード111を備えたタッセル補助部品100では、タッセル補助部品100のコード111がループ状の構造をとって、タッセル300を房掛200に間接的に係止している。この状態で、例えばタッセル300に居住者等が引っ掛かった場合や無理な力がカーテンを介して働くなどした場合には、タッセル補助部品100に引張力500が加わり、
図32(a)(b)に示すように、分離部114においてオス型部材115とメス型部材116とが外れて、タッセル補助部品100は非ループ状(非環状)になって床に落下する。本変形例においても、
図1に係る形態と同様の作用を奏する。
【0049】
<実施形態1のタッセル補助部品の変形例6(弾性リング式)
図33〜
図34は、実施形態1の変形例6のタッセル補助部品を示す。変形例6では、タッセル補助部品100は、
図33(b)に示すように、螺旋状に巻かれた弾性リング11で構成されている。弾性リング11は、2巻弱であり、弾性リング11に力が加わっていない状態では閉環構造になっているが、弾性リング11の径を広げる方向に力を加えることによって、端部11a,11bの間に隙間を設けることができる。
【0050】
弾性リング11をタッセル補助部品100として使用する際には、端部11a,11bの間に隙間を設け、その状態で、房掛200の軸部144とタッセルコード310bを弾性リング11に収容して、
図33(a)に示す状態とする。タッセルコード310bに荷重が加わっていない状態では、弾性リング11は閉環構造になっているので、軸部144とタッセルコード310bは、弾性リング11によって連結される。
【0051】
タッセルコード310bに、
図33(a)の矢印X方向の荷重が加わると、弾性リング11の端部11a,11bがそれぞれ矢印Y1,Y2の方向に移動することによって弾性リング11が拡径されて
図34(a)に示す状態になる。タッセルコード310bに加わる矢印X方向の荷重が所定の閾値を超えるものである場合、
図34(a)の状態から弾性リング11がさらに拡径されることによって端部11a,11bの間に隙間が空き、タッセルコード310bが脱落する。タッセルコード310bが脱落した後は、弾性リング11はその弾性力によって元の形状に復帰するので、弾性リング11を再度、開環させて弾性リング11内にタッセルコード310bを収容することによって
図33(a)の状態に復帰させることができる。
【0052】
<実施形態1のタッセル補助部品の変形例7(弾性リング式)
図63〜
図64は、実施形態1の変形例7のタッセル補助部品を示す。変形例7では、タッセル補助部品100は、
図63(b)に示すように、有端で円形の弾性リング11で構成され、端部同士が対向した状態で上方にそれぞれ逆向きに環状となる端部11a,11bを有している。弾性リング11は力が加わっていない状態では閉環構造になっているが、弾性リング11の径を広げる方向に力を加えることによって、端部11a,11bの間に隙間を設けることができる。
【0053】
弾性リング11をタッセル補助部品100として使用する際には、
図63(c)及び
図64(a)に示すように、端部11a,11bの間に隙間を設け、その状態で房掛200の軸部144へ挿入し、タッセルコード310bを弾性リング11に保持する。タッセルコード310bは、2本のコードをループ固定部51rで固定して環状部を形成し、環状部内に弾性リング11を挿通可能となっている。タッセルコード310bに荷重が加わっていない状態では、弾性リング11は閉環構造になっているので、軸部144からタッセルコード310b、弾性リング11は脱落しない。
【0054】
タッセルコード310bに、
図64(a)の矢印X方向の荷重が加わると、弾性リング11の端部11a,11bがそれぞれ矢印C1,C2の方向に移動することによって弾性リング11が拡径される。タッセルコード310bに加わる矢印X方向の荷重が所定の閾値を超えるものである場合、弾性リング11がさらに拡径されることによって端部11a,11bの間に隙間が空き、
図64(b)に示すようにタッセルコード310bと弾性リング11が軸部144から脱落する。脱落した後は、弾性リング11はので、弾性リング11を再度、開環させて軸部144に保持することによってその弾性力によって元の形状となり
図64(a)の状態に復帰させることができる。
【0055】
<実施形態1のタッセル補助部品の変形例8(弾性リング式)
図65−1は、実施形態1の変形例8のタッセル補助部品を示す。
図65−1は、弾性リング11の形状は変形例7に記載の構成と同様である。タッセルコード310bは、2本のコードをループ固定部51rで結束固定し、ループ固定部51rと弾性リング11とをタッセルコード310b以外のコード804を巻き付けることにより連結している。
【0056】
<実施形態1のタッセル補助部品の変形例9(弾性リング式)
図65−2(a)〜(b)は、実施形態1の変形例9のタッセル補助部品を示す。この変形例では、弾性リング11の形状が変形例7〜変形例8とは異なり、端部同士が対向した状態で上方にそれぞれ逆回転し半円形状となり端部11a,11bを形成している。そして、タッセルコード310bは、2本のコードはループ固定部51rで結束固定され、弾性リング11の端部11a,11bのどちらか一方より、弾性リング11をループ固定部51rに貫通させることにより弾性リング11をタッセルコード310bへ係合している。
【0057】
<実施形態2:非ループ状のタッセル補助部品>
図7(a)は、実施形態2に係る非ループ状(クリップタイプ)のタッセル補助部品130の外観を説明するための図面である。
図7(b)〜(c)は、実施形態2に係るクリップタイプのタッセル補助部品130の内部構造および動作を説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000はタッセル補助部品130である。このタッセル補助部品130に設けられる連結機構は、タッセル補助部品130を引張力によって隣接する他部材(例えば、
図7(b)〜(c)に断面を示す房掛の軸144)から分離する分離部(例えば、
図7に示す第一のクリップ132および第二のクリップ134)を有する。なお、
図7(b)〜(c)では、房掛の台座142は上下を省略して描いている。
【0058】
図7に示すタッセル補助部品130の説明に戻ると、このタッセル補助部品130は、タッセル300のループ状のタッセルコード150を挿通可能な挿通部138を有する。また、このタッセル補助部品130に設けられている分離部は、房掛の軸144(
図7(b)〜(c)では断面を示す)を挟持するクリップ部(第一のクリップ132および第二のクリップ134)を有する。
【0059】
このタッセル補助部品130では、2つのクリップ132,134が回転軸136(金属ピン挿入)において相対回転可能に連結されている。そして、このタッセル補助部品130は、
図7(b)に示すように、2つのクリップ132,134による房掛200(房掛の軸144の断面を図示)に対する保持状態を維持するとともに、
図7(c)に示すように、所定荷重により離脱可能な状態にクリップ132,134を弾性変形させるカム機構を備えている。
【0060】
このカム機構は、第一のクリップ132の回転軸136側の端部に設けられているカム部146と、第二のクリップ134のうちカム部146に当接する位置に設けられている壁148と、を有している。このカム機構によれば、第一のクリップ132のカム部146が、第二のクリップ134の壁148を押し当てながら開くことになる。なお、第一のクリップ132および第二のクリップ134自体にも多少の弾性があることに留意されたい。
【0061】
これらの仕組みによって、タッセル300に所定の値以上の荷重がかかると、タッセルコード150が挿通されている挿通部138を介してタッセル補助部品130に通常よりも大きな引張力がかかる。その結果、上記のカム機構およびクリップ自体の弾性によって、第一のクリップ132および第二のクリップ134が開いて、タッセル補助部品130が隣接する房掛200から分離することになる。
【0062】
ここで、第一のクリップ132および第二のクリップ134には、それぞれ誘い140a、140bが設けられている。そのため、これらの誘い140a、140bに房掛の軸144が導かれるために、手動でも容易に復帰時の挿入が可能である。
【0063】
また、挿通部138にタッセルコード150より小さいスリットを設けタッセルコード150がループ状のままの状態でタッセルコード150をタッセル補助部品130の側面からスリットを通過させて挿通部138に挿通可能とすることができる。このようにした場合は、既存のタッセルに容易に装着する点において好ましい。
【0064】
なお、ここでは詳しくは説明しないが、本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、タッセル300(
図7では不図示)であってもよい。この場合、上記の連結機構は、タッセル300の一方の端部に設けられているクッリプ状の構造(第一のクリップ132および第二のクリップ134を有する分離部)とすることができる。この場合も、タッセル補助部品130にクリップ状の構造を設けた場合と同様の作用効果を示す。
【0065】
<実施形態2の変形例1:非ループ状のタッセル補助部品(マグネット方式)>
図35は、実施形態2の変形例1のタッセル補助部品を示す。本変形例では、
図35(d)〜(e)に示すように、タッセル補助部品100は、タッセルを保持可能なタッセル保持部13と、磁性体764とを備える。
【0066】
本変形例では、房掛200は、取付孔700を有する台座202と、房掛の軸144とを備える。取付孔700に取付ビス762を挿通して、取付ビス762を固定立設面400に固定することによって房掛200を固定立設面400に固定することができる。取付ビス762としては磁石に吸着可能なものが用いられる。
【0067】
タッセル補助部品100のコード保持部13にタッセルコード310bを保持させ、タッセル補助部品100の磁性体764を取付ビス762に近づけると、タッセル補助部品100が磁力によって取付ビス762に吸着されて、
図35(b)に示す状態となる。なお、
図1に示すように、タッセル300は、一対のタッセルコード310a,310bを備えており、タッセルコード310aは、房掛の軸144に掛けられる。
【0068】
タッセルコード310bに対して、
図35(b)の矢印X方向に閾値を超える荷重が加わると、タッセル補助部品100が取付ビス762から外れて、
図35(c)に示すように落下する。落下後にも、タッセルコード310bは、通常、コード保持部13に保持されたままであり、タッセル補助部品100の磁性体764を再度、取付ビス762に近づけることによって
図35(b)の状態に復帰させることができる。なお、タッセル補助部品100は、上下のビス位置のそれぞれに設けても良い。これによって、タッセルコード310a,310bの両方をタッセル補助部品100で保持することができ、安全性がさらに高められる。
尚、取付相手の房掛の形態によっては、取付ビス762が台座202の表面位置に無い場合がある。そのような房掛に対応する為に、磁性体764をタッセル補助部品100に対して突出可能に前後方向に位置調整可能としてもよい。例えば、タッセル補助部品100に形成された磁性体764の収容凹部の周壁に磁性体764を固定するためのネジを設け、磁性体764を突出させた状態でネジを磁性体764に押し当てることによって、磁性体764を突出位置で固定可能としても良い。
【0069】
<実施形態3:タッセルコードを分離して取着するタッセル補助部品>
【0070】
図8(a)には、実施形態3のカーテンアクセサリー1000として、タッセル300の両端部に縫い付けるための2つのタッセルコード150付きのテープ154を示している。このように、タッセルコード150の紐を分割し分離部分をタッセル補助部品100で接合してもよい。すなわち、なお、これら2つのタッセルコードの間でテープ154を切り離してから、タッセル300の両端に縫い付ける。このテープ154に設けられている2つのタッセルコード150は、いずれも根本の部分でテープ154に一体的に編み込まれている。そして、これらの2つのタッセルコード150の一方は途中で切れ目が存在しないが、他方のタッセルコード150には途中で切れ目が入っている。そして、そのタッセルコード150の切れ目には分離部16が挿入されている。
【0071】
図8(b)は、
図8(a)の分離部16を拡大した図面である。本実施形態では、タッセル補助部品100の分離部(連結部16)を構成する第一の連結部材27および第二の連結部材28のそれぞれに接続されているコード19,23を、タッセルコード150の両端部の軸心部に挿入して縫製することによって、タッセルコード150に固定されている。なお、縫製する代わりに熱溶着によって固定してもよい。
【0072】
図8(b)に示すように、タッセルコード150の両端部が連結部16で連結されて無端状に形成される。タッセルコード150は、ポリエステルやナイロン等で形成された中芯86aをポリエステルで編み込まれた外皮コード86bで被覆したものであり、中芯86aによりタッセルコード150の直線性が確保されるとともに、伸び方向の耐久性が確保されている。中芯86aのないコードでも編組み紐では無く撚り紐を使用してもよい。
【0073】
図8(c)は、
図8(a)のタッセル補助部品100の分離部(連結部16)の構造を拡大した図面である。本実施形態では、タッセル補助部品100の分離部(連結部16)を構成する第一の連結部材27および第二の連結部材28は、同一材質の樹脂製であり、互いに嵌合構造の一種であるスナップ構造によって連結している。第一の連結部材27には、嵌合突起30が設けられており、嵌合突起30の周囲には膨径部31が存在する。一方、第二の連結部28には、嵌合突起30を挿入可能な形状の嵌合孔35が設けられており、嵌合孔35の周囲には膨径部31を挿入可能な形状の凹条32が設けられている。
【0074】
上記のような第一の連結部材27および第二の連結部材28を連結するには、嵌合突部30の膨径部31を嵌合孔35に挿入すると、膨径部31が凹条32に係合して嵌合孔35内に保持される。この保持力は、通常のカーテン1100をタッセル300によって束ねて係止する時に、一方のタッセルコード150に挿入されたタッセル補助部品100に作用する通常の引張り力では嵌合突部30と嵌合孔35の嵌合が外れることがないように設定されている(なお、そのタッセル300には、
図8(a)に示す2つのタッセルコード150の間でテープ154を切り離してから、タッセル300の両端にこれら2つのタッセルコード150が縫い付けられている)。また、タッセル補助部品100に通常の引張り力を超える所定の値以上の大きな引張り力が作用したときに限り、合成樹脂の弾性により嵌合孔35の開口部が広げられて膨径部31が凹条32から引き抜かれ、嵌合突部30と嵌合孔35の嵌合が外れるようになっている。
【0075】
<実施形態4:タッセルループに連結機構を組込んだタッセル>
図9は、実施形態4に係るタッセル300のループ状のタッセルコード310a、310bに、所定の引張力により分離可能な分離部114を設ける構成について説明するための図面である。
図10は、本実施形態に係るタッセル300のループ状のタッセルコード310bに設けられている分離部114に所定の引張力がかかったために、そのタッセルコード310bが非ループ状になってタッセル300が垂れ下がる仕組みを説明するための図面である。
【0076】
本実施形態のカーテンアクセサリー1000では、
図9(a)に示すように、実施形態1のようにタッセル補助部品100を用いるのではなく、タッセル300自体(タッセル本体302の両端部)に環状部(ループ状のタッセルコード310a、310b)が設けられており、連結機構として、この環状部(ループ状のタッセルコード310b)を分離して非環状とする分離部114を有している。
図9(b)は、この分離部114の構造を拡大して説明するための図面である。この分離部の構造は、
図1(b)の構造と同様であり、すでに実施形態1で詳しく説明したので繰り返さない。
【0077】
図10(a)は、このタッセル300を用いて、房掛200にカーテン1100を束ねて係止した場合の構成を説明する図面である。このような分離部114で接続されたタッセルコード310bを備えたタッセル300では、
図10(a)に示すように、タッセル300自体が全体としてループ状の構造をとって、タッセル300で束ねられたカーテン1100を房掛200に係止している。この状態で、例えばタッセル300に居住者が引っ掛かった場合には、タッセル300の一方の端部に設けられているタッセルコード310bに引張力500が加わり、
図10(b)に示すように、分離部114においてオス型部材115とメス型部材116との嵌合が外れて、タッセル自体300が非ループ状(非環状)になって床に向かって垂れ下がる。
【0078】
<実施形態4の変形例1:分離部内蔵タイプ>
図11は、実施形態4に係るタッセル300について分離部114内蔵タイプの変形例1を説明するための図である。本変形例では、
図11(a)で内部構造に示すように、タッセル本体302(装飾部材、隠蔽部材)の内部において根本側のみが縫い目308によって固定されたタッセルコード310bが設けられており、そのタッセルコード310bの途中に分離部114が設けられている。このタッセル300を外側から見ると、
図11(b)に示すように、タッセルコード310bに設けられた分離部114はタッセル本体302自体によって隠蔽される。そして、このタッセル300のタッセルコード310bに所定の値以上の引張力がかかると、
図11(c)に示すように、分離部114が分離して、タッセルコード310bのループ状の構造が非ループ状になる。このようにしても、タッセル300の意匠性を向上することができる。
【0079】
<実施形態4の変形例2:タッセルコードを中央部の結び目で左右に分けた形のタッセル>
タッセル300の形状には多様な変形例がある。
図12は、本実施形態のタッセル300の変形例2である。このように、布状のタッセル本体302を有さずに、タッセルコード310a、310bを中央部の結び目304で左右に分けた形のタッセル300を用いることもできる。この場合には、タッセルコード310bのループ状の構造の途中に分離部114を設けることができる。
【0080】
図12は、実施形態に係るタッセル300(結び目のある紐タイプの変形例)のループ状のタッセルコード310bに設けられている分離部114に所定の引張力がかかったために、そのタッセルコード310bが非ループ状になってタッセル300が垂れ下がるか、あるいは落下する仕組みを説明するための図面である。
【0081】
図12(a)に示すように、結び目のある紐タイプのタッセル300を用いる場合、
図12(b)に示すように、カーテン1100を開いた時に、分離部114が設けられていないタッセルコード310aの側で房掛200に引っ掛けている場合には、分離部114に所定の引張力がかかったために、そのタッセルコード310bが非ループ状になったとしても、タッセル310aはループ状のままなのでタッセル300は房掛200から落下しない。そのため、連結解除後の復帰を容易にすることが可能である。
【0082】
一方、
図12(c)に示すように、カーテン1100を開いた時に、分離部114が設けられているタッセルコード310bの側で房掛200に引っ掛けている場合には、分離部114に所定の引張力がかかったために、そのタッセルコード310bが非ループ状になると、タッセル300は房掛200から落下する。
【0083】
なお、分離部114の形状は、
図12(d)に示すように比較的長細いものであってもよい。
【0084】
<実施形態4の変形例3:タッセルコードの分離部を装飾部材で覆った構成のタッセル>
図13は、本実施形態のタッセル300に装飾部材(隠蔽部材)306を設けた変形例3である。タッセル300のタッセルコード310に設けられた連結機構(分離部114)は、装飾部材(隠蔽部材)306によって覆われていてもよい。このように、一つながりのタッセルコード310を中央部の装飾部材(隠蔽部材)306内に設けられた貫通孔を通して左右に分けた形のタッセル300を用いることもできる。この場合には、タッセルコード310構成する一つながりのループ状の構造の途中に分離部114を設け、その分離部114を装飾部材(隠蔽部材)306内に設けられた貫通孔の中に隠蔽することができる。このようにすれば、タッセル300の意匠性を向上することができる。
【0085】
図13は、本変形例に係るタッセル300(装飾部材306の内部に分離部114を設けた紐タイプの変形例)のループ状のタッセルコード310に設けられている分離部114に所定の引張力がかかったために、そのタッセルコード310が非ループ状になってタッセル300が垂れ下がるか、あるいは落下する仕組みを説明するための図面である。
【0086】
図13(a)〜(b)に示すように、装飾部材306のある紐タイプのタッセル300を用いる場合、分離部114に所定の引張力がかかると、そのタッセルコード310は一つながりの構造であるため、装飾部材306内の貫通孔中に存在している分離部114にも引張力は伝わるため、
図13(c)に示すように、タッセルコード310は非ループ状となり、タッセル300は房掛200から落下する。そのため、意匠性を損なうことなく装飾部材306のある紐タイプのタッセル300を用いて安全性を向上させることができる。
【0087】
<実施形態4の変形例4:タッセルコードに弾性リングを内蔵した構成のタッセル>
図36は、タッセル300のタッセルコード310に弾性リング15を内蔵した変形例4を示す。本変形例では、弾性リング15は、端部15a,15bが隙間Gで離間されている非ループ状の弾性リングである。隙間Gは、房掛200の軸144の直径よりも狭くなっており、弾性リング15を拡径させて隙間Gを軸144の直径よりも大きくした状態で弾性リング15内に軸144を収容した後に弾性リング15を元の状態に戻すことによってタッセルコード310を軸144に連結させることができる。
【0088】
タッセルコード310に
図36(d)の矢印X方向の荷重が加わると端部15a,15bがそれぞれ矢印Y1,Y2方向に移動することによってその間の隙間Gが広がり、タッセルコード310に加わる矢印X方向の荷重が所定の閾値を超えるものである場合には隙間Gが軸144の直径よりも大きくなり、タッセルコード310が軸144から脱落する。この後、弾性リング15を再度、拡径して、タッセルコード310を軸144に係合させることによって、
図36(d)の状態に復帰させることができる。
【0089】
<実施形態4の変形例5:外付弾性リング>
変形例4では、弾性リング15をタッセルコード310に内蔵させることによってタッセルコード310を軸144に係合可能にしたが、変形例5では、弾性リング15を内蔵とせずに、タッセルコード310を
図37(b)に示すように軸144の下側から軸144を取り囲むように配置した状態でタッセルコード310の外側からタッセルコード310を軸144に対して締め付けるように弾性リング15を装着する。本変形例によれば、弾性リング15が外付けであるので、ユーザーが使用中のタッセルにも容易に導入可能である。
本変形例の作用効果は、変形例4と同様であり、タッセルコード310に加わる矢印X方向の荷重が所定の閾値を超えるものである場合には隙間Gが軸144の直径よりも大きくなり、タッセルコード310が軸144から脱落する。この後、上記と同様の方法でタッセルコード310を軸144に再度、取り付けることができる。
【0090】
<実施形態4の変形例6:外付弾性リング>
変形例6では、実施形態1の変形例6で用いたのと同様の螺旋状に巻かれた弾性リング11(
図38(a)〜(b)に図示)を用いて、タッセルコード310を軸144に取り付ける。
具体的には、タッセルコード310を
図38(c)に示すように軸144の下側から軸144を取り囲むように配置した状態で、軸144を取り囲むループを形成するようにタッセルコード310に弾性リング11を装着する。弾性リング11は、弾性リング11を拡径させることによって端部11a,11bの間に隙間を設けることができるので、弾性リング11を拡径させた状態で端部11a,11bの間に隙間からタッセルコード310を弾性リング11内に収容することによって、タッセルコード310に弾性リング11を装着することができる。
また、
図38(c)の矢印X方向に所定の閾値を超える荷重が加わると、弾性リング11が拡径されることによって開環し、タッセルコード310から弾性リング11から外れることによって、タッセルコード310が軸144から脱落する。この後、上記と同様の方法でタッセルコード310を軸144に再度、取り付けることができる。
【0091】
<実施形態5−1:分離部を内部に組込んだ房掛(突出軸と引掛部の間に分離部)>
図14は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。
【0092】
この房掛200は、
図14(a)および
図14(b)に示すように、壁または窓枠などの固定立設面400に固定される台座202を備える。また、この房掛200は、その台座202から突出する突出軸204を備える。また、この房掛200は、その突出軸204に支持され、タッセル300またはタッセル補助部品100(
図14(b)では、タッセル補助部品100のコード111)を引っ掛けるための引掛部206を備える。そして、上記の分離部114は、突出軸204および引掛部206の間に設けられている。
【0093】
そして、
図14(b)および
図14(c)に示すように、突出軸204の上辺は、分離部114に設けられているトリガー(突出軸204の上辺および引掛部206の内側面の接点)に向かい低くなるように傾斜している。そのため、タッセル300またはタッセル補助部品100(
図14(b)では、タッセル補助部品100のコード111)がトリガー(突出軸204の上辺および引掛部206の内側面の接点)に当接し引張力500をかけることにより、分離部114の連結が解除される。
【0094】
図14(c)は、この分離部114の垂直断面図である。
図14(d)は、房掛200の構成を示す斜視図である。これらの図に示すように、突出軸204の円筒状に膨らんだ先端部210に、引掛部206の天井のある円筒状の空隙を上からスライドさせて嵌めこむことによって、分離部114で引掛部206および突出軸204が連結している。そのため、
図14(b)に示すように、分離部114で引掛部206および突出軸204の連結が解除されることになる。
【0095】
この分離部114の保持力は、通常のカーテン1100をタッセル300によって束ねて係止する時にタッセル補助部品100のコード111を介してトリガー(突出軸204の上辺および引掛部206の内側面の接点)に作用する通常の引張力では引掛部206および突出軸204の連結が外れることがないように設定されている。また、トリガー(突出軸204の上辺および引掛部206の内側面の接点)に通常の引張力を超える所定の値以上の大きな引張力が作用したときに限り、弾性により引掛部206が弾性により広がるか又は突出軸204の円筒状に膨らんだ先端部210が縮小して引掛部206の天井のある円筒状の空隙が先端部210から外れ、引掛部206および突出軸204の連結が外れることになる。
【0096】
<実施形態5−2:分離部を内部に組込んだ房掛(台座と突出軸の間に分離部)>
図15は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を台座202と突出軸204との間に設ける構成(突出軸204が分離したとき落下を防止する保持コード218を内蔵する変形例を含む)について説明するための図面である。
【0097】
この房掛200も、
図15(a)および
図15(b)に示すように、壁または窓枠などの固定立設面400に固定される台座202を備える。また、この房掛200も、その台座202から突出する突出軸204を備える。また、この房掛200は、その突出軸204に支持され、タッセル300またはタッセル補助部品100(
図15(b)でも、タッセル補助部品100のコード111)を引っ掛けるための引掛部206を備える。ただし、
図14(a)および
図14(b)とは異なり、上記の分離部114は、台座202および突出軸204の間に設けられている。なお、この分離部114では、回転嵌合構造によって台座202および突出軸204を連結しており、かつ嵌合が解除された後に手動で回転させながら再嵌合可能であるように構成されている。例えば、
図3の35、37のメス形状に対し30、31のオス形状と類似する形態を台座、突出軸に設けることができる。
【0098】
そして、
図15(b)および
図15(c)に示すように、タッセル300またはタッセル補助部品100(
図15(b)では、タッセル補助部品100のコード111)が突出軸204の上辺または引掛部206の内側面に当接し引張力500をかけることにより、分離部114にも力がかかって連結が解除される。なお、
図15(b)および
図15(c)では、突出軸204全体がトリガーとなる為突出軸204の上辺は傾斜していなくてもよい。
【0099】
また、
図15(c)、
図15(d)および
図15(e)に示すように、この房掛200は、分離部114が連結している状態では床に落下しない状態にある突出軸204および引掛部206が、分離部114の連結が解除されたときにも床に落下しないように保持する保持手段として保持コード218を備えている。また、通常時(復帰時)に余分な保持コード218を収容可能な収容部219を設けている。
図15(d)に示すように突出軸204下方にスリットが設けられ、余分な保持コード218を仕込み可能となっている。尚、保持コード218を台座側に押し込み可能とすることにより収容部219は台座内に設けても良い。
【0100】
すなわち、分離部114の連結が解除されたときにも台座202が床に落下しないように保持する保持コード218が、台座202および突出軸204の間に設けられている。そして、この保持コード218の両末端は台座202および突出軸204に設けられた貫通孔に挿入されており、それらの両末端に存在する貫通孔の径よりも大きな結び目220によって固定されている。そのため、分離部114の連結が解除されたときにも突出軸204および引掛部206が床に落下しないため、連結解除後の復帰を容易にすることが可能である。
【0101】
<実施形態6:スライド方式の房掛>
図16は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を台座202と取付台230との間に設ける構成(上下スライド方式の変形例)について説明するための図面である。また、
図17は、実施形態に係る房掛200(上下スライド方式の変形例)の台座202および取付台230の構成について斜視図を用いて説明するための図面である。
【0102】
この房掛200は、
図16(a)、
図16(b)、
図16(c)、
図17(a)および
図17(b)、
図17(c)に示すように、壁または窓枠などの固定立設面400に
図17(c)に示す取付孔401に対しビス等で取り付けられる取付台230を備える。また、この房掛200は、取付台230に係止する台座202を備える。台座202は
図16(c)に示すように、通常時露出しないよう取付台230を覆うようになっている。また、この房掛200は、台座202から突出する突出軸204を備える。また、この房掛200は、突出軸204に支持され、タッセル300またはタッセル補助部品100(
図16(c)および
図16(d)では、タッセル補助部品100のコード111)を引っ掛けるための引掛部206を備える。そして、上記の分離部114は、台座202および取付台230の間に設けられている。
【0103】
この取付台230は、
図16(a)、
図16(b)、
図16(c)、
図17(a)および
図17(b)に示すように、台座202を係止するための台座係止部として台座係止用の小突起234を備える。また、この取付台230は、台座202を略上下方向にスライドさせるためのスライド溝232を備える。これらの図面では、このスライド溝232は、上から下に向かって、固定設立面400から遠ざかるように傾斜している。
図16(b)に示すように、上傾斜面の溝開口から挿入し、スライド溝232内に台座の内側への突出軸240が挿通可能となっている。スライド溝232は上開口部で前後方向に広く、上下方向中間部分では垂直で壁面との間の幅がほぼ台座の内側への突出軸240の直径と同じ幅で形成されている。下方では前面側に向かって傾斜する部分を備え、傾斜する部分の上部には小突起234を備え、溝の前後幅を台座の内側への突出軸240より狭めた保持部を構成している。
【0104】
そのため、
図16(c)および
図16(d)に示すように、タッセル300またはタッセル補助部品100(
図16(c)および
図16(d)では、タッセル補助部品100のコード111)が突出軸204または引掛部206に当接し力をかけることにより、台座の内側への突出軸240が小突起234を乗り越え、台座202がスライド溝232に沿って下方向にスライドして、分離部114における連結が解除される。このとき、スライド溝232は、上から下に向かって、固定設立面400から遠ざかるように傾斜しているため、台座202の天井が取付第230にぶつかり引っかかることを防ぐことができる。
【0105】
<実施形態7:スナップ嵌合方式の房掛>
図18は、本発明の実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および台座202の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。分離部114は分離ライン710を境として下方に分離可能な構成である。
【0106】
この房掛200は、
図18及び
図19(a)(b)に示すように、壁または窓枠などの固定立設面400に取付孔700に取り付けビスを打ち込むことにより固定される台座202を備える。また、この房掛200は、下方において
図18のX軸方向に突出する突出軸204を備える。また、その突出軸204に支持されるタッセル300またはタッセル補助部品100を引っ掛けるための
図18のZ軸方向に延設され突出軸204と一体に成形された引掛部206を備える。
【0107】
そして、
図19(c)に示すように、突出軸204の基端部には、上方に向かって伸びる一対のスナップ腕部712と、各スナップ腕部の基端部の両側にスリット711が設けられている。スナップ腕部の先端には、先端に向かい先細りとなるテーパ面と膨径部713が形成されている。スナップ腕部712は突出軸204と一体に合成樹脂で成形され、Y軸方向に弾性的に撓むようになっている。尚、2本のスナップ腕部712に挟まれてスナップ腕部と平行に突出する突出片716が設けられている。
【0108】
図19(b)に示すように、台座202の下端部には下方に向かい開口された開口部715を備えている。開口部715はスナップ腕部712が挿入可能な矩形となっている。また、開口部715にはスナップ腕部712の膨径部713が係止可能な段部714が設けられている。従って、突出軸204を台座202の下端部に対し下から嵌合することが可能である。その際、突出片716が開口部715とほぼ同じで僅かに短い長さに形成されている為、容易に挿入することができる。
【0109】
この分離部114の保持力は、通常のカーテン1100をタッセル300によって束ねて係止する時にタッセル補助部品100のコード111を介してトリガー(突出軸204の上辺および引掛部206の内側面の接点)に作用する通常の引張力では引掛部206および突出軸204の連結が外れることがないように設定されている。また、トリガー(突出軸204の上辺および引掛部206の内側面の接点)に通常の引張力を超える所定の値以上の大きな引張力が作用したときに限り、弾性により2本のスナップ腕部712が弾性によりその間隔が狭くなり開口部の段部714から外れ、突出軸204の連結が外れることになる。また、固定立設面400に残った台座202の下端部に対し、突出軸204を開口部715に対しスナップ腕部712を下から挿し込むことにより再嵌合することが可能である。
【0110】
<実施形態7:スナップ嵌合方式の房掛(変形例1)>
図20及び
図21は、前述の実施形態に係る房掛200の分離部114の形成位置の変形例1である。本変形例では、
図20に示す通り分離部114は突出軸204の基端部に設けられ、房掛200の前後方向に分離可能に設けられている。
【0111】
図21(a)に示す通り、開口部715は台座202の垂直面に対し開口して形成され、開口部715の段部714は左右に一対設けられ(左側は不図示)、さらに
図21(b)に示す通り、突出軸204のスナップ腕部712は水平方向に突出するよう形成される他は前述の形態とほぼ同構成である。本変形例においても、
図18に係わる形態と同様の作用を奏する。
【0112】
<実施形態8:回動式スナップ嵌合方式の房掛>
図22は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。
【0113】
この房掛200は、
図22(a)および
図22(b)に示すように、壁または窓枠などの固定立設面400に固定される台座202を備える。また、この房掛200は、その台座202から突出する突出軸204を備える。また、この房掛200は、その突出軸204に支持され、タッセル300またはタッセル補助部品100を引っ掛けるための引掛部206を備える。そして、上記の分離部114は、突出軸204および引掛部206の間に設けられている。
【0114】
そして、
図22(a)および
図24に示すように、突出軸204の上辺は、分離部114に設けられているトリガー(引掛部206の内側面の接点)に向かい低くなるように傾斜している。そのため、タッセル300またはタッセル補助部品100がトリガー(引掛部206の内側面の接点)に当接し引張力500をかけることにより、分離部114の連結が解除される。
【0115】
図23は、この房掛200の構成を示す斜視図である。これらの図に示すように、突出軸204の先端には1対の軸支持部724、及び軸支持部724により支持された回動軸725が形成されている。引掛部206の下端部には、突出軸204の回動軸725に対して嵌合可能な軸受部722が設けられている。引掛部206を突出軸204へ嵌め込んだ状態では、
図23及び
図22(b)の部分断面図に示す通り引掛部206の下端接触面(720,721)に突出軸204の先端接触面723が当接しているため、
図22に示す通常のタッセル使用時には引掛部206が
図22(b)の矢印F方向には傾動しないようになっている。また、
図22(a)に示すように軸支持部724の上面と引掛部206の下端面も接触している為、矢印Fと逆方向にも通常使用時には傾動しない。
【0116】
この分離部114の保持力は、通常のカーテン1100をタッセル300によって束ねて係止する時にタッセル補助部品100のコード111を介してトリガーに作用する通常の引張力では引掛部206および突出軸204の連結が外れることがないように設定されている。また、トリガー(突出軸204の上辺および引掛部206の内側面の接点)に通常の引張力を超える所定の値以上の大きな引張力が作用したときに限り、
図24に示すように引掛部206が矢印F方向に傾動しながら軸受部722が弾性により広がって、回動軸725に対して軸受部722が外れ、引掛部206および突出軸204の連結が外れることになる。そして、再度固定立設面400に固定された状態で残った台座202に対し引掛部206を正面から回動軸725に軸受部722を当接するように嵌め込むことにより、再復帰をすることが可能である。
【0117】
<実施形態8:回動式スナップ嵌合方式の房掛(変形例1)>
図58(a)、(b)、(c)、(d)は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成についての変形例を説明するための図面である。本変形例では、着脱可能な部材を設けることにより、解除力弱モード(
図58(b)〜(c)の状態)と解除力強モード(
図58(d)の状態)とを選択できるようにした点に特徴がある。着脱可能な部材の一例として、
図58(a)に示す通り引掛部206に開口部715を設けた上で、開口部715に対し着脱可能な第二突出部材800を備え、第二突出部材800の上面でコード111を保持することにより解除力弱モードを選択できるようにしたものである。
【0118】
この房掛200は、実施形態8にて詳述した構成を基本とし、
図58(a)および
図58(b)、
図58(c)に示すように、コード111、タッセル300またはタッセル補助部品100を引っ掛けるための引掛部206の台座202に対向する面に開口部715を備える。開口部715の形状は、T字型となっている。
【0119】
第二突出部材800は
図58(a)に示す通り平板形状であり、引掛部206に設けた開口部715に嵌合可能な幅、高さ形状となっている。そして引掛部206側は左右両側より切込みを有している。第二突出部材800を開口部715に嵌合させるには、開口部715の幅広部に第二突出部材800を差し込み、下方へ移動させる。このようにして第二突出部材800を開口部715に嵌合可能となっている。第二突出部材800の台座202側は、
図58(b)に示す通り台座202に当接している。
【0120】
また、
図58(b)に示すように、第二突出部材800は、台座202側から引掛部206側に向かい低くなるように傾斜している。
【0121】
図58(a)は、この房掛200の構成を示す斜視図である。この図に示すように、突出軸204の先端には1対の軸支持部724、及び軸支持部724により支持された回動軸725が形成されている。引掛部206の下端部には、突出軸204の回動軸725に対して嵌合可能な軸受部722が設けられている。引掛部206を突出軸204へ嵌め込んだ状態では、
図58(a)の斜視図及び
図58(c)の部分断面図に示す通り引掛部206の下端下部接触面721に突出軸204の先端接触面723が当接しているため、
図58(b)に示す通常のタッセル使用時には引掛部206が
図58(c)の矢印F方向には傾動しないようになっている。また、
図58(a)に示すように軸支持部724の上面と引掛部206の下端面206a、及び下端上部接触面720と先端接触面723も接触している為、矢印Fと逆方向にも通常使用時には傾動しない。尚、嵌合力は実施形態8よりも大きくする設定することが可能である。
【0122】
本実施例では、コード111を分離部114ではなく、第二突出部材800の上面および引掛部206の内側面の接点で保持する。その為、
図58(c)に示すようにコード111に所定角度C傾斜した状態で引張力500が所定の値以上の引張力が作用したときに、引掛部206が矢印F方向に傾動しながら軸受部722が弾性により広がって、回動軸725に対して軸受部722が外れ、引掛部206および突出軸204の連結が外れることになる。また、
図58(b)〜(c)に示す解除力弱モードでは、
図58(d)に示す解除力強モードよりも、コード111の保持位置と回動軸725の間の距離が長いので、その分だけ、小さな引張力で引掛部206と突出軸204の連結が外れる。
【0123】
本実施形態の解除力弱モード(
図58(b)〜(c)の状態)では、実施形態8にて詳述した構成と同様に引掛部206と突出軸204との連結が外れる。そして、解除力強モードを選択する際には、第二突出部材800を開口部715から取り外し、
図58(d)の状態で使用することが可能である。そして、どちらを選択した場合においても、解除された後復帰させるには、台座202に対し引掛部206を正面から回動軸725に軸受部722を当接するように嵌め込むことにより、復帰をすることが可能である。
【0124】
<実施形態8:回動式スナップ嵌合方式の房掛(変形例2)>
図59(a)〜(c)は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成についての変形例を説明するための図面である。本変形例でも、着脱可能な部材を設けることにより、解除力弱モードと解除力強モードとを選択できるようにしている。具体的には、
図59(a)に示す通り台座202に開口部715を設け、開口部715に着脱可能な第二突出部材800を設けている。また、実施形態8の変形例1に比べてコード111、タッセル300またはタッセル補助部品100を支点を前方に(台座202から離れる方向に)出し解除力弱モードで容易に回転するようにした点にも特長がある。
【0125】
図59(a)〜(c)に示すように、台座202は、引掛部206に対向する面に開口部715を備える。開口部715の形状は、T字型となっている。
第二突出部材800は
図59(a)に示す通り平板形状であり、台座202に設けた開口部715に嵌合可能な幅、高さ形状となっている。そして台座202側は左右両側より切込みを有している。第二突出部材800を開口部715に嵌合させるには、開口部715の幅広部に第二突出部材800を差し込み、その後突出軸204側へ第二突出部材800を移動させる。このようにして第二突出部材800を開口部715に嵌合可能となる。第二突出部材800の引掛部206側は、
図59(b)に示す通り引掛部206に設けた受け部801に当接している。
そして、
図59(b)に示すように、第二突出部材800は、台座202側から引掛部206側に向かい低くなるように傾斜している。
【0126】
図59(a)は、この房掛200の構成を示す斜視図である。この図に示すように、突出軸204の先端には1対の軸支持部724、及び軸支持部724により支持された回動軸725が形成されている。引掛部206の下端部には、突出軸204の回動軸725に対して嵌合可能な軸受部722が設けられている。引掛部206を突出軸204へ嵌め込んだ状態では、
図59(a)の斜視図及び
図59(c)の部分断面図に示す通り引掛部206の下端下部接触面721に突出軸204の先端接触面723が当接しているため、
図59(b)に示す通常のタッセル使用時には引掛部206が
図59(c)の矢印F方向には傾動しないようになっている。また、
図59(a)に示すように軸支持部724の上面と引掛部206の下端面206a、及び下端上部接触面720と先端接触面723も接触している為、矢印Fと逆方向にも通常使用時には傾動しない。
【0127】
本実施例では、コード111を分離部114ではなく、引掛部206に設けたコード支持部802を支点とする。その為、
図59(c)に示すようにコード111に引張力500に通常の引張力を超える所定の値以上の引張力が作用したとき、引掛部206が矢印F方向に容易に傾動し、軸受部722が弾性により広がって、回動軸725に対して軸受部722が外れ、引掛部206および突出軸204の連結が外れることになる。
本実施形態の解除力弱モードでは、実施形態8にて詳述した構成と同様に引掛部206と突出軸204との連結が外れる。そして、解除力強モードを選択する際には、第二突出部材800を開口部715から取り外して使用する。そして、どちらを選択した場合においても、解除された後復帰させるには、台座202に対し引掛部206を正面から回動軸725に軸受部722を当接するように嵌め込むことにより、復帰をすることが可能である。
【0128】
<実施形態9:突出軸にトリガーが設けられた房掛>
図25は、本発明の実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。
【0129】
この房掛200は、
図25に示すように、壁または窓枠などの固定立設面400に固定される台座202を備える。また、この房掛200は、その台座202から突出する突出軸204を備える。また、この房掛200は、その突出軸204にタッセル300またはタッセル補助部品100を支持可能であり、タッセル300またはタッセル補助部品100を通常は落下しないように引っ掛けるための引掛部206を備える。そして、上記の分離部114は、突出軸204および引掛部206の間に設けられている。
【0130】
さらに、
図25及び
図26(a)および
図26(b)に示すように、突出軸204の下方には、台座202から突出して引掛部206を回動可能に支持する保持突出軸740が設けられている。
図26(a)及び(b)の部分断面図に示すように、引掛部206の下部には、開口凹部752が台座202側の側面及び下端面が開口するように設けられている。開口凹部752には支持軸750が
図26(a)の左右方向に貫通するよう固定されている。そして、支持軸750は引掛部206に対しても貫通して一対設けられた軸受孔753により軸受けされて保持突出軸740に対し回動可能に支持されるようになっている。
【0131】
突出軸204は保持突出軸740よりも上下方向に薄く板状に形成されて弾性を有し、タッセル300またはタッセル補助部品100がトリガー(突出軸204)に当接し引張力500をかけることにより、分離部114の連結が解除されるようになっている。
【0132】
また、
図26(a)の突出軸204の断面図に示されるように、突出軸204の先端には係止凹部754が設けられ、
図26(b)に示すように引掛部206の開口凹部752の中央部に設けられた係止凸部751が突出軸204の凹部に嵌合され引掛部206の姿勢を維持する。突出軸204に設けられた係止凹部754は保持突出軸740の幅よりも狭い為、タッセル300またはタッセル補助部品100の前後方向への移動を阻止しない。
【0133】
この分離部114の保持力は、通常のカーテン1100をタッセル300によって束ねて係止する時にトリガー(突出軸204)に作用する通常の引張力では引掛部206および突出軸204の連結が外れることがないように設定されている。また、トリガー(突出軸204)に通常の引張力を超える所定の値以上の大きな引張力が作用したときに限り、トリガー(突出軸204)が弾性により下方に撓み、突出軸204の係止凹部754から係止凸部751が外れ、引掛部206および突出軸204の連結が外れ、
図27に示すようにタッセル300またはタッセル補助部品100が突出軸204に引っ掛かることなく抜け落ちることになる。
【0134】
また、引掛部206が分離部114の連結が解除されたときにも床に落下しないように保持する保持手段として保持突出軸740及びを備えている為、分離部114の連結が解除されたときにも引掛部206が床に落下しないように保持可能である。そして、分離部114の連結が解除された後、再度引掛部206を保持突出軸740を中心に逆回転させ、突出軸204の係止凹部754に引掛部206の係止凸部751を嵌め込むことにより、容易に復帰させることが可能である。
【0135】
<実施形態10:マグネット方式の房掛>
図28は、実施形態に係る房掛200に所定の引張力により分離可能な分離部114を突出軸204および引掛部206の間に設ける構成について説明するための図面である。本実施形態のカーテンアクセサリー1000は、房掛200を備えており、連結機構として磁力により保持可能とし、房掛200を引張力によって複数の部分に分離する分離部114を有する。
【0136】
この房掛200は、
図28(a)、
図28(b)、
図29(b)に示すように、壁または窓枠などの固定立設面400に固定される台座202を備える。台座202には1つ以上の取付孔700を有する。また、その台座202から突出する突出軸204を備える。突出軸204に支持されるタッセル300またはタッセル補助部品100を引っ掛けるための引掛部206を備える。そして、上記の分離部114は、突出軸204および引掛部206の間に設けられている。台座202の固定立設面400側の面には回り止め767が設けられており、1本の取付ビスにより固定する形式でもビス打ちの際固定立設面400に食い込んで回り止めされるため取り付けが容易となる。
【0137】
図28(a)に示すように、取付孔700には取付ビス762(吸着手段)が挿通可能となっている。
図28(c)及び
図28(e)に示すように、突出軸204と引掛部206が一体に成形され、突出軸204の基端部には保持ベース761が形成されている。保持ベース761の端面には凹部が設けられるとともに凹部内に磁性体764(吸着手段)が設けられている。尚、磁性体764は保持ベース761に対し接着などにより別体で設けても一体成形してもよい。尚、通常使用時にタッセルが容易に引掛部206から抜けないように第一突起763、第二突起765を適宜設けても良い。
【0138】
図29に示すように、保持ベース761を台座202に組み付けた状態では磁性体764と取付孔700とが対向するような位置にあるため、タッセル300またはタッセル補助部品100を通常使用する時は磁性体764と取付ビス762(吸着手段)とが吸着されて台座202に対し引掛部206が保持可能となっている。そして、タッセル300またはタッセル補助部品100がトリガー(突出軸204の上面又は引掛部206の内側面の接点)に当接し引張力500をかけることにより、分離部114の連結が解除される。
【0139】
この分離部114の保持力は、通常のカーテン1100をタッセル300によって束ねて係止する時にタッセル補助部品100のコード111を介してトリガー(突出軸204の上辺および引掛部206の内側面の接点)に作用する通常の引張力では台座202および突出軸204の連結が外れることがないように設定されている。また、トリガーに通常の引張力を超える所定の値以上の大きな引張力が作用したときに限り、
図29(c)に示すように引掛部206が矢印G方向に傾動しながら保持ベース761の下端部を支点として、回動して磁性体764と取付ビス762との吸着が外れ、台座202および突出軸204の連結が外れることになる。そして、再度固定立設面400に固定された状態で残った台座202に対し引掛部206を正面から保持凹部760に保持ベース761を挿入して、再復帰をすることが容易に可能となっている。
【0140】
また、取付ビス762は保持ベース761により覆われる為、極めて美観に優れる。保持ベース761が共通で異なる種類のデザインの引掛部206を複数備えることにより取付ビスの着脱をすること無くイメージを変えることができる。
【0141】
<実施形態10:マグネット方式の房掛(変形例1)>
図30は、前述の実施形態に係わる房掛200の分離部114の変形例1である。本変形例では、
図30に示す通り分離部114は突出軸204の先端部に設けられている。
【0142】
図30(a)に示す通り、保持凹部760は引掛部206の垂直面に一部が開口するよう形成され、保持凹部760の底面に鉄板770(吸着手段)が固定されている。突出軸204の上面は先端に向かうに連れ低くなるよう傾斜し、突出軸204の先端部には磁性体764が設けられている。通常、組み付けた状態では磁性体764と鉄板770との吸着力により保持される。また、通常使用時より強い力がタッセルに作用するとタッセルがトリガーである引掛部206の内接面に当接し、
図30(b)に示す通り磁性体764と鉄板770との吸着が解除されて分離する。本変形例においても、
図18に係わる形態と同様の作用を奏する。
【0143】
<実施形態11:回転フック式セーフティ房掛>
次に、
図39〜
図42を用いて、実施形態11について説明する。
【0144】
実施形態11では、房掛200は、台座202と回転フック203とで構成されており、回転フック203の両側面に設けた回転軸227a、227bが、台座202の側壁に対向するように設けた一対の軸受217a、217bによって支持されることによって、回転フック203が台座202に回転可能に支持されている。台座202は、ビス(不図示)を取付孔219a、219bに挿通させた後に固定立設面400にねじ込む等の方法によって固定立設面400に固定される。
【0145】
台座202の底壁17には、突起13が設けられており、回転フック203の錘部209の下部に設けた突起239bが突起13と当接することによって、フック部213にかかる下向きの荷重が閾値以下である場合に、回転フック203が回転することが妨げられる。一方、
図39(a)に示すようにタッセルコード310bに矢印X方向の力が加わると、タッセルコード310bがフック部213に加える分力によって、回転軸227a、227bを回転中心とするトルクがフック部213に加えられ、これによって、矢印Y1方向のトルクが錘部209に加わる。このトルクによって突起239bと突起13の間の係合が解除されると、
図39(b)に示すように回転フック203が回転して、タッセルコード310bがフック部213から外れる。なお、本実施形態では、底壁17には突起13の両側にスリット15を設け、これによって突起13の下方向移動に必要な力を低減し、回転フック203の回転開始に必要な荷重の閾値を下げている。この閾値は、底壁17の肉厚を変えたり、突起13,239bの形状を変えたりすることによっても適宜設定することができ、スリット15は必ずしも必要ではない。
【0146】
図39(b)の状態からタッセルコード310bが外れるとフック部213に加わっていた荷重がなくなり、錘部209の自重によって回転フック203は矢印Y2方向に回転し、
図39(c)に示すように突起239bが突起13に当接した状態で回転が止まる。この状態から、指などで
図39(c)の矢印Z方向にフック部213を押圧すると、突起239bが突起13を乗り越えて、
図39(a)の状態に復帰する。
【0147】
このように、本実施形態では、連結機構は、突起239bと突起13の間の係合(本願明細書においては、このような「係合」も「連結」の一形態である。)によって構成されており、タッセルに加わる荷重が所定の閾値を超えると突起239bと突起13の間の係合が解除されることによってタッセルが脱落する。また、突起239bと突起13の間の係合が解除された後、指などで
図39(c)の矢印Z方向にフック部213を押圧することによって突起239bと突起13を再度係合させることができる。
【0148】
<実施形態12:分離型タッセル補助部品>
実施形態12では、
図43に示すように、タッセル補助部品100は、房掛200に取り付け可能な房掛取付部51と、タッセルを保持可能なタッセル保持部52とを備える。通常使用時には、
図43(a)に示すように、分離部114において房掛取付部51とタッセル保持部52が連結されることによって、タッセルコード310が房掛200に保持され、一方、タッセルコード310に所定の閾値を超える荷重が加わると、
図43(b)に示すように、分離部114においてタッセル保持部52が房掛取付部51から分離されることによってタッセルコード310が房掛200から脱落する。その後、再度、タッセル保持部52を房掛取付部51に連結させることによって
図43(a)に示す状態に復帰させることができる。
【0149】
房掛取付部51は、
図44に示すように、バンド部51aと、バンド締付固定部51bと、房掛側連結部(スナップオス部)51cとを備える。バンド部51aは、鋸歯51dを有しており、バンド部51aを軸144に巻きつけた状態で、バンド部51aの先端51gをバンド締付固定部51bの一方の開口部51eから挿入して他方の開口部51hから引き出すことによって、バンド締付固定部51b内のスナップ部51fに鋸歯51dを係合させることにより、房掛取付部51を軸144に取着させることができる。このようなバンド構造を有する房掛取付部51を用いることによって軸144の断面形状や寸法に依存せずに房掛取付部51を軸144に取着させることができる。なお、房掛取付部51は、房掛200の垂直軸に固定してもよい。
【0150】
タッセル保持部52は、
図45に示すように、コード保持部52aとタッセル側連結部(スナップメス部)52bを備える。タッセルコード310をコード保持部52aに保持させ、タッセル側連結部52bと房掛側連結部51cを係合させることによって、
図43(a)に示す状態にすることができる。
【0151】
分離部114の構成としては、実施形態1等において例示した種々の構成を採用することができ、房掛取付部51とタッセル保持部52は直接連結させてもよく、別の部材を介して連結させてもよい。また、房掛側連結部51cとタッセル保持部52bのオス・メスは反対にしてもよく、別の部材を介して連結させる場合には両方をオス又はメスにしてもよい。
【0152】
<実施形態12の変形例1:バンド構造>
上記の実施形態12では、タッセル保持部52は、タッセルコード310をコード保持部52aに保持させていたが、本変形例では、
図46〜
図47に示すように、タッセル保持部52は、バンド構造のコード保持部を有する。
【0153】
具体的には、タッセル保持部52は、
図46に示すように、バンド部52cと、バンド締付固定部52fと、タッセル側連結部(スナップメス部)52bと備える。バンド部52cは、鋸歯52dを有しており、バンド部52cをタッセルコード310に巻きつけた状態で、バンド部52cの先端52eをバンド締付固定部52fの一方の開口部52gから挿入して他方の開口部52hから引き出すことによって、バンド締付固定部52f内のスナップ部52iに鋸歯52dを係合させることにより、タッセル保持部52をタッセルコード310に取着させることができる。このようなバンド構造を有するタッセル保持部52を用いることによってタッセルコード310の断面形状や寸法に依存せずにタッセル保持部52をタッセルコード310に取着させることができる。
【0154】
<実施形態12の変形例2:開閉リング>
上記の実施形態12では、房掛取付部51は、バンド部51aとバンド締付固定部51bからなるバンド構造を用いて軸144に取着させていたが、本変形例では、
図48に示すように、房掛取付部51は、バンド構造の代わりに開閉リングを用いて、軸144に取着させる。
【0155】
具体的には、房掛取付部51は、
図48に示すように、第1アーム51iと第2アーム51jを備える。第1アーム51iと第2アーム51jは、それぞれの一端側に設けられた回転軸51kにおいて回転可能に連結されている。また、第1アーム51iと第2アーム51jは、それぞれの他端側に設けられた係合部51lにおいて連結及び分離が可能になっている。
【0156】
房掛取付部51を軸144に取着させる際には、係合部51lでの連結を解除して第1アーム51iと第2アーム51jの間に隙間を設け、その隙間から軸144を第1アーム51iと第2アーム51jの間に導入した状態で、係合部51lにおいて第1アーム51iと第2アーム51jを連結させて閉環構造にすることによって
図48に示す状態が得られる。
【0157】
<実施形態12の変形例3:大ループ構造>
図49〜
図51に示すように、本変形例では、房掛取付部51は、ループ部51mと、ループ固定部(カシメ)51nと、房掛側連結部51cと、連結部固定部(結び玉、カシメ、一体成形、アウトサート成形など)51oとを備える。この房掛取付部51は、
図50に示すように、房掛200の引掛部206の上方から引掛部206をループ部51m内に挿入し、引掛部206と突出軸204の連結部においては
図50(b)の回転軌跡Kで示すようにループ部51mを旋回させることによって、
図51に示すように突出軸204に引っ掛ける。このような方法で房掛取付部51を突出軸204に引っ掛けることを可能にするために、ループ部51mのサイズは、引掛部206及び突出軸204の周面に沿ったループ内縁距離が確保されるように設定される。ループ部51mのサイズは、ループ部51mに引掛部206及び突出軸204を挿通して、ループ部51mを引掛部206から突出軸204まで移動する際にループ部51mが引掛部206及び突出軸204と干渉しないように設定される。
【0158】
<実施形態12の変形例4:小ループ構造>
図52(a)に示すように、本変形例では、房掛取付部51は、ループ部51qと、ループ固定部(カシメ)51rと、房掛側連結部51cと、コード部51pとを備える。この房掛取付部51は、
図52(b)に示すように、コード部51pを突出軸204に巻きつけた状態で、ループ部51qに房掛側連結部51cを挿通させることによって突出軸204に取着させることができる。
【0159】
<実施形態13:コード離脱型タッセル補助部品>
実施形態13では、
図53に示すように、タッセル補助部品100は、房掛200に取り付け可能な房掛取付部53aと、タッセルを保持可能なタッセル保持部53bとを備える。タッセル保持部53bは、タッセルに加わる荷重が所定の閾値を超えるとタッセルを脱落させるように構成される。
【0160】
本実施形態では、房掛取付部53aは、房掛200の軸144に係合可能なフックであり、タッセル保持部53bは、下側にタッセルコード310の直径よりわずかに狭い隙間を有する保持部である。タッセル保持部53bにタッセルコード310に係合させ、房掛取付部53aを軸144に係合させることによって
図54(a)〜(b)に示す状態となる。この状態から、タッセルコード310に閾値を超える荷重が加わると、タッセル保持部53bの弾性変形又はタッセルコード310の圧縮変形によってタッセル保持部53bとタッセルコード310の係合が解除されて、
図54(c)に示すようにタッセルコード310が脱落する。
【0161】
タッセルコード310の種類に応じて、
図55(a)に示すコード径調整カラー54を
図55(b)に示すようにタッセルコード310に取り付けた状態でタッセルコード310をタッセル保持部53bに係合させることによって、タッセルコード310の抜け落ち荷重を調整することができる。
【0162】
<実施形態13の変形例1:コード離脱型タッセル補助部品>
実施形態13の変形例1では、
図56に示すように、タッセル補助部品100は、房掛200に取り付け可能な房掛取付部54aと、タッセルを保持可能なタッセル保持部54bとを備える。タッセル保持部54bは、タッセルに加わる荷重が所定の閾値を超えるとタッセルを脱落させるように構成される。
【0163】
本変形例では、房掛取付部54aは、取付ビス762を挿通可能な挿通孔であり、タッセル保持部54bは、下側にタッセルコード310の直径よりわずかに狭い隙間を有する保持部である。房掛取付部54aに取付ビス762を挿通させた状態で取付ビス762を固定立設面400に固定することによってタッセル補助部品100を房掛200に固定し、タッセル保持部54bにタッセルコード310に係合させることによって
図56(b)に示す状態となる。この状態から、タッセルコード310に閾値を超える荷重が加わると、タッセル保持部54bの弾性変形又はタッセルコード310の圧縮変形によってタッセル保持部54bとタッセルコード310の係合が解除されて、タッセルコード310が脱落する。
【0164】
<実施形態13の変形例2:コード離脱型タッセル補助部品>
実施形態13の変形例2では、2つの連結手段がある補助部品においてどちらの連結手段もタッセル解除構造を備えることにより確実性を向上させる点に特徴がある。
図60(a)に示すように、タッセル補助部品100は、房掛200に取り付け可能な房掛取付部53aと、タッセルを保持可能なタッセル保持部53b、53cとを備える。タッセル保持部53b(第一の連結手段)は、タッセルコード310に加わる荷重が所定の閾値を超えるとタッセルを脱落させるように構成され、タッセル保持部53c(第二の連結手段)は、タッセルに加わる荷重が所定の閾値を超えると房掛取付部53aが軸144に対して相対回転し、タッセルコード310を脱落させるように構成されている。
【0165】
本実施形態では、房掛取付部53aは、房掛200の軸144に係合可能なフックであり、タッセル保持部53bは、下側にタッセルコード310の直径よりわずかに狭い隙間を有する保持部である。タッセル保持部53bにタッセルコード310を係合させ、房掛取付部53aを軸144に係合させることによって
図60(a)〜(b)に示す状態となる。この状態から、タッセルコード310に閾値を超える荷重が加わると、タッセル保持部53bの弾性変形又はタッセルコード310の圧縮変形によってタッセル保持部53bとタッセルコード310の係合が解除されて、
図60(c)に示すようにタッセルコード310が脱落する。
【0166】
ここで、タッセル保持部53cの構成について説明する。
図60(a)に示すように、タッセル保持部53cはタッセル保持部53bよりも上方に位置し、タッセルコード310を引掛可能な形状となっている。また、房掛取付部53aは軸144に対して相対回転となっている。そして、タッセル保持部53cにタッセルコード310を引掛けた状態で、タッセルコード310に加わる荷重が所定の閾値を超えると、
図61に示すように房掛取付部53aが軸144に対して相対回転し、タッセル保持部53cからタッセルコード310が脱落してタッセル300とタッセル補助部品100との連結が解除される。タッセル保持部53b、53cの2箇所の連結手段ともタッセルコード310が脱落する構成となるため、タッセル補助部品100とタッセルコード310の係合解除がより確実になる。
なお、房掛取付部53aに設けたタッセル保持部53bとタッセルコード310との係合方法は、
図60(a)に示した方法以外で実施してもよい。例えば、実施形態12で詳述したようにタッセル保持部53bに替わり房掛側連結部(スナップオス)と、タッセルコード310側にタッセル保持部を設け、タッセル保持部に房掛側連結部(スナップオス)に対応するタッセル側連結部(スナップメス部)を設け、それぞれを連結する方法などである。
【0167】
<実施形態13の変形例3:コード離脱型タッセル補助部品>
実施形態13の変形例3では、
図62(c)〜(d)に示すように、台座202と引掛部206の間の隙間を塞ぐ第二突出軸803(引っ掛け禁止部材)を備えている。第二突出軸803(引っ掛け禁止部材)は、
図62(a)〜(b)に示すように一端に引掛部206と略同じ形状の係合凹部803aが形成され、引掛部206にはめ込み可能である。
このような引っ掛け禁止部材を合わせて使用することにより、フェールセーフ機能の無い引掛部206を誤って用いることがなくなり、(上述のタッセル保持部53b、53cのみを使用することになり)フェールセーフ機能のある補助部品を使用する場合に確実に安全性が保たれる。
【0168】
<実施形態14:タッセル脱落型房掛>
実施形態14では、
図57に示すように、房掛200は、タッセルを保持可能なタッセル保持部55とを備える。タッセル保持部55は、タッセルに加わる荷重が所定の閾値を超えるとタッセルを脱落させるように構成される。
【0169】
本実施形態では、タッセル保持部55は、下側にタッセルコード310の直径よりわずかに狭い隙間を有する保持部であり、房掛200の軸144に設けられている。タッセル保持部55を設ける位置は限定されず、台座202や、垂直軸に設けてもよい。
【0170】
タッセル保持部55にタッセルコード310に係合させることによって
図57(b)に示す状態となる。この状態から、タッセルコード310に閾値を超える荷重が加わると、タッセル保持部55の弾性変形又はタッセルコード310の圧縮変形によってタッセル保持部55とタッセルコード310の係合が解除されて、
図57(c)に示すようにタッセルコード310が脱落する。
【0171】
<実施形態15:既設の窓にタッセル解除構造を備えた房掛を設置する方法>
本発明に例示した房掛を利用した房掛の安全システムに関する実施形態である。具体的には、
図66(a)に示すような既設の房掛200aの設置場所において、既設の房掛200aの近傍に、本発明で例示したタッセル解除構造を備えた房掛200bを
図66(b)に示すように固定面に対し房掛200aを取り外すことなく追加で新規に取り付ける。タッセル300の一方の端部を既設の房掛200aに、他方の端部を新設の房掛200bに引っ掛けて使用できるようにする。既設の房掛200bに引っ掛けられたタッセル300の端部を引っ掛け或は取り外しを行って使用することができる。
従って、取り外された状態ではタッセル300の他端が解除構造を備えた房掛200bに吊り下げられた状態である為、所定以上の荷重がタッセルに作用すると解除機能が作動しタッセル300が分離し安全性が保たれる。(既設の房掛200aと新規の房掛200bの両方に掛けられている状態でも同様に安全機能が作動する)既に固定的な房掛200aが取り付けられた窓において容易に安全性を確保することができる。
【0172】
<実施形態16:上昇位置で保持可能とする房掛>
本実施形態は、カーテン1100を束ねないとき上方に案内する手段を持ち、上昇位置で保持可能とする房掛である。
図68に示すように、ガイドワイヤ830(案内手段)を固定立設面400に沿って一対の取付台230a、230bを介して固定している。 ガイドワイヤ830は台座202に設けられたガイド孔831a、831bに挿通されるとともに、押圧部材61に設けられたロック孔62a,62bにも挿通されている。押圧部材61は筒状であり、
図68(a)に示すように引掛部206から台座202にまで挿入されており、先端側は引掛部206から一部突出している。押圧部材61の基端側には弾性押圧部63a,63bが一体に設けられ、台座202の内部の被圧部64を押圧するように設けられている。
【0173】
従って、
図68(a)に示すように外部から押圧部材61を押しこまない状態では、弾性押圧部63a,63bの反発力により押圧部材61が台座202に対し相対移動しようとして、ロック孔62a,62bとガイド孔831a、831bとの間でガイドワイヤ830に対する摩擦力を増大させる。従って、ガイドワイヤ830に対する房掛200の高さが維持される。尚、台座202の上下には
図67(c)に示すように係合凹部832a,832bが設けられている。係合凹部832a,832bは取付台230a、230bの形状に対応する曲面が形成され、取付台230a、230bに台座202が当接した状態でぐらつきを抑えるようになっている。
【0174】
また、
図68(b)に示すように、外部から押圧部材61を押し込むと、押圧部材61からガイドワイヤ830に加わる荷重が低減され、その結果、ロック孔62a,62b及びガイド孔831a、831bと、ガイドワイヤ830の間の摩擦力が低減されて、房掛200がガイドワイヤ830に沿って移動可能になる。房掛200を所望の高さに移動させた後は、押圧部材61の押し込みを解除することによって、房掛200を所望の高さに維持可能である。
【0175】
このような房掛200は、カーテン1100を束ねる際に
図69(a)に示す位置に保持させることが可能である。束ねない状態(タッセル300が垂れ下がった状態)で、危険領域(E)にタッセル300のループ部分が位置しているが、カーテン1100を閉鎖させた場合など、房掛200を使用しないときには
図69(b)に示すような危険領域(E)にタッセル300のループ部分が位置しない高さにまで移動させることが可能である。
【0176】
<実施形態17:上方に位置する房掛>
本実施形態では、第2の引掛部を既設の房掛の上方に設け、束ねないとき上方のフックに引っ掛け可能とし安全領域に位置させる構成を提供する。
図70に示す通り、房掛200はカーテンレール1110から吊り下げた透明のガイドワイヤ830に保持されている。保持機構は実施形態17と同様に、弾性押圧部63a,63bを備えた構成である。従って、押圧部材61を指で押すことによりガイドワイヤ830との係合を解除して、房掛200を任意の高さ位置に調節が可能である。カーテンレール1110に対してランナー走行溝から
図70(a)矢印Fのように支持部材1113を回転させることにより挿入して取り付けが可能である。
【0177】
このような房掛200は、既設の房掛200bで支持する際には、
図71(a)に示すように、束ねない状態(タッセル300が垂れ下がった状態)で、危険領域(E)にタッセル300のループ部分が位置しているが、カーテン1100を閉鎖させた場合など、房掛200を使用しないときには
図71(b)に示すような危険領域(E)にタッセル300のループ部分が位置しない高さにまで保持させることが可能である。
【0178】
<実施形態18:上方に移動する房掛>
本実施形態は、タッセルを誘導コードに接続し、先頭ランナーと共に誘導コードを介して引っ張り上げることによりカーテンを閉じると同時にタッセルを安全領域に退避させることを特徴とする。
【0179】
図72に示す通り、カーテンレール1110にランナー1111、先頭ランナー1112が長手方向に移動可能に支持され、カーテンフックを介してカーテン1100を垂下している。中央部の先頭ランナーには磁性体が設けられ、一対の先頭ランナー1112を吸着してカーテン1100の閉鎖状態を維持可能となっている。カーテンレール1110の端部にはキャップ1114が設けられ、キャップ1114には誘導コード830をハンガーレールに沿う状態から垂下する状態へ転向する転向部1116が設けられている。垂下された誘導コード830は房掛200を介してタッセル300を支持している。尚、誘導コード830はカーテンレール内に設けた溝(不図示)に沿うようカーテンレール内を案内してもよく、カーテンレール外のランナーフック等に一部挿通させ案内しても良い。
【0180】
従って、
図72に示す閉鎖状態と、
図73に示す開状態とにカーテン1100を開閉可能であり、同時に房掛200が昇降するようになっている。
【0181】
房掛200は
図74に示すように略リング状であり、開閉回転軸842を中心に矢印H方向に回転することにより、常には閉鎖方向(Hとは逆方向)に付勢されている開閉部843を開くことにより第1係止部840にタッセル300の一端のタッセルコード310aを挿入可能となっている。また、
図74(c)に示すように第2係止部841が形成され、Iの方向に他端のタッセルコード310bを挿入可能となっている。カーテンを日常束ねる為にタッセルを使用する際には、第2係止部の掛け外しにより行い、両端を掛けた状態では
図75のようになる。
【0182】
カーテン1100を美しく束ねる為、タッセル300の吊り下げ位置を
図73に示すような、タッセル300のループ部が危険境界ラインLより下に位置するように設置しても、カーテン1100を閉じると自動的に上昇し、
図72に示すようなラインLより上に位置するように支持できるため安全性が確保される。また、カーテンを開くと、自動的に
図73に示すようにカーテンを束ねる高さに移動する為利便性が向上する。
【0183】
タッセル300の吊り上げ状態(カーテン300の閉鎖状態)での保持を、先頭ランナー1112の磁石による吸着で行ったが、別途カーテンレールに保持部材を設けて保持したり、誘導コードを別途設けるストッパにより停止或は解除して保持しても良い。
本実施例の構造を縦型ブラインドに使用しても良い。
【0184】
<実施形態16の変形例1:下降位置で保持可能とする房掛>
実施形態16では房掛を上方に移動可能としたが、
図69に示す危険領域Eのうち、床FLに近い領域では、居住者等が引っ掛かったとしても宙には浮かないので、実際は、安全領域であると言える。このような安全領域の存在を考慮すると、
図69に示す危険領域Eは、
図78に示すように、危険領域E2と、その下方の安全領域Nに分けられる。そして、本変形実施形態は、カーテン1100を束ねないときに、タッセルのループ部分を安全領域Nに案内することが可能な手段を持つ房掛である。
【0185】
図76に示すように、ガイドワイヤ830(案内手段)を固定立設面400に沿って一対の取付台230a、230bを介して固定している。
図77に示すように、ガイドワイヤ830は台座202に設けられたガイド孔831a、831bに挿通されるとともに、押圧部材61に設けられたロック孔62a,62bにも挿通されている。押圧部材61は筒状であり、引掛部206から台座202にまで挿入されており、先端側は引掛部206から一部突出している。押圧部材61の基端側には弾性押圧部63a,63bが一体に設けられ、台座202の内部の被圧部64を押圧するように設けられている。従って、
図77(a)に示すように外部から押圧部材61を押しこまない状態では、弾性押圧部63a,63bの反発力により押圧部材61が台座202に対し相対移動しようとして、ロック孔62a,62bとガイド孔831a、831bとの間でガイドワイヤ830に対する摩擦力を増大させる。従って、ガイドワイヤ830に対する房掛200の高さが維持される。尚、台座202の上下には
図76(b)に示すように係合凹部832a,832bが設けられている。係合凹部832a,832bは取付台230a、230bの形状に対応する曲面が形成され、取付台230a、230bに台座202が当接した状態でぐらつきを抑えるようになっている。
【0186】
このような房掛200は、カーテン1100を束ねる際に
図78(a)に示す位置に保持させることが可能である。束ねない状態(タッセル300が垂れ下がった状態)で、危険領域(E2)にタッセル300のループ部分が位置しているが、カーテン1100を閉鎖させた場合など、房掛200を使用しないときには
図78(b)に示すような危険領域E2から安全領域Nに移動するようにタッセル300のループ部分が位置する高さにまで移動させることが可能である。この例では、下方のタッセルループが危険領域E2から安全領域Nに移動するように設置した例であるが、上方のループ部も危険領域E2から安全領域Nに移動するように設置してもよい。
尚、
図79に示すように、ガイドワイヤ830の下端部は、取付台230bではなく固定立設面400には固定しない端止具845に置き換えても良い。
【0187】
<実施形態16の変形例2:下降位置で保持可能とする房掛>
実施形態16では房掛を手動で下方へ移動可能としたが、所定の引張力により下方へ移動可能としてもよい。本変形実施形態は、所定の引張力により
図82の危険領域E2より下方の安全領域Nに案内することが可能な手段を持つ房掛である。
図80に示すように、ガイドワイヤ830(案内手段)を固定立設面400に沿って一対の取付台230a、230bを介して固定している。
図81に示すように、ガイドワイヤ830は台座202に設けられたガイド孔831a、831bに挿通される。台座202には
図80に示すように分離部114が上方に向かうように設けられ、弾性的に取付台230aを保持している。
図81(b)に示すように、タッセル300に所定の荷重500が掛かると、分離部114が弾性変形し取付台230aから分離し、房掛200はガイドワイヤ830に案内され下方の取付台230bまで到達するようになっている。
【0188】
このような房掛200は、
図82(a)に示す位置に保持させた状態でカーテンを束ねることが可能である。束ねない状態(タッセル300が垂れ下がった状態)で、危険領域(E2)にタッセル300のループ部分が位置している状態で、異物がタッセル300のループ部に引っ掛かった場合に、
図82(b)に示すように、タッセル300のループ部分を危険領域E2から安全領域Nに移動させることが可能である。
【0189】
<実施形態19:下方に伸びるタッセル>
本実施形態は、タッセル300を伸縮可能とし、タッセル300に荷重が掛かったときループ部が下方に移動し安全性を保つことを特徴とする。タッセルループ310を伸縮材で構成したことにより、
図83(d)に示すように、矢印M方向に伸び、ループ部を安全領域N(危険領域(E2)より下方の領域)にまで降下可能となっている。
図83(a)に示すように、タッセル300は紐状部及び装飾部から構成されている。
図83(b)に示すように、タッセルループ310は、複層構造とした。
タッセルループ310をゴム紐で構成した。1本又は多数本で構成される断面が円状又は角形のゴムを弾性芯部850とし、芯部850を覆うように皮糸を編んだ外皮851で覆ったゴムロープである。皮糸を多色の糸で構成し柄を出すことによりタッセルループ310の意匠性を高めることができる。
本実施形態は、以下のように置き換えることができる。
【0190】
(実施形態19の変形例1)
図84に示すように、タッセルループ310の両端部における外皮851には分離箇所852を設けた。外皮851は耐久性のある伸縮性の無い材料で構成することができ、荷重が掛からないときは略弾性芯部850を覆い意匠性に優れる。
【0191】
(実施形態19の変形例2)
タッセルループ310をポリウレタンで構成された透明ゴムコードで構成すること。
図85に示すように、透明部材を含む装飾部材306を数珠繋ぎとしたワイヤータッセル300の接続コードとして使用することができる。タッセルループ310を複層とすることなく美観の優れたワイヤータッセル300を形成することができる。
【0192】
(実施形態19の変形例3)
図86に示すように、タッセル300のタッセルループ310の中央部に装飾部材306を挿通し、その内部に分離箇所852を設けた構成である。装飾部材306のタッセル300に沿う方向には、
図86(a)に示すように、挿通筒部855が設けられ、両端部にはテーパ部856が設けられている。タッセルでカーテンを束ねる際には、
図86(c)に示すように、挿通筒部855に納まる範囲で伸縮するような弾性芯部850が構成されている。従って、通常使用時においては分離箇所852が露出しない為意匠性を損なうことが無い。
【0193】
(実施形態19の変形例4)
タッセルループ310は、ポリウレタン弾性繊維を絡めた編みゴムで構成してもよい。
【0194】
(実施形態19の変形例5)
タッセルループ310は、芯ゴム850を中心に、側糸を絡ませた細幅の組ゴムとしてもよい。本変形例は、リボン状のタッセルに適用することができる。
【0195】
(実施形態19の変形例6)
タッセルループ310は、経糸にゴム糸を織込んだ織りゴムで構成してもよい。
【0196】
<実施形態19の変形例7>
本変形例では、伸縮性のあるタッセルループ310を用いず、伸縮性の無い部材からなる糸によりタッセル300が伸びるように構成している。
図87に示すように、タッセル300の中央部には装飾部材306が設けられている。装飾部材306は
図87(b)の断面図に示すように、両端部に係止部37が設けられ、タッセルコード310端部に設けられた突条120に係合している。タッセルコード310端部は糸860で連結されている。具体的には、
図87(c)に示すように抜止め862がタッセルコード310端部に貫通することにより係止され、
図87(b)に示すようにボビン861に巻き付けられた状態で挿通筒部855内に収容されている。ボビン861の糸860を巻きつけた状態の直径は挿通筒孔857の直径よりも小さく、挿通筒孔857からボビン861は離脱可能となっている。また、係止部37と突条120とは所定荷重で連結が解除される強度で係合している。
このようなタッセル300に所定の荷重が作用すると、
図87(f)に示すようにタッセルコード310の両端の係合が解除されるか、又は片側の係合が解除され、同時にボビン861に巻き付けられた糸が解かれながら伸びる。そして、
図83の領域Nに達するまでタッセルループ310の下端部が伸びることにより安全性が保たれる。また、解除されたタッセルコード310の両端を再度係合させるには、糸861をボビン861に巻き付けながら装飾部材306に挿入し、タッセルコード310の端部を挿通筒孔857に押し込んで突条120を係止部37へ係合させることにより復帰させることができる。
【0197】
<実施形態20>
本実施形態では、房掛200において上部に固定立設面400に固定する固定部を持ち、固定立設面400から離間した位置で支持され固定立設面400へ向かうフック部を備え、フック部が下方に変位する変位構造を備え、変位構造は所定荷重によりタッセル300との係合を解除することを特徴としている。
図88(a)に示す通り、房掛200は固定立設面400に固定するための固い取付台230を備え、台座202と固着されている。台座202には取付孔401が形成され取付台230を介して取付ビス762により固定立設面400へ固定可能となっている。台座202は太く、固定立設面400から離間して伸びるよう形成される突出軸204により細い回転フック203が一体にエラストマーなどの弾性変形する材料により形成されている。回転フック203は突出軸204から固定立設面400へ向かいやや上方に傾斜するように設けられ、タッセルループ310aを掛けた状態でやや前後方向部屋内寄りの位置で支持されるようになっている。尚、固定立設面400と回転フック203先端の間は隙間があるが設けなくてもよい。台座202を下方に長く形成して回転フック203の先端と接するようにしてもよい。また、同図に示すようにタッセルループ310bのような角度でタッセル300が引かれても外れることはない。回転フック203上部には一対のタッセルループ310a、310bを掛けるだけの十分な空間がある。
このような房掛200にタッセルコード310を介して所定以上の荷重500が作用すると、
図88(c)に示すように回転フック203が回動するよう変位してタッセルループ310との連結が解除される。また、
図88(d)に示すように下方からタッセルコード310を回転フック203に当てがいながら引上げると
図88(e)に示すように回転フック203が上方に回動するよう変位してタッセルコード310を回転フック203上面に係止することができる。
尚、回転フックは実施形態9や11に示すような機械的ヒンジに置き換えても良い。そのような構成とする場合には、機械的ヒンジをバネ等で原位置を維持するようにすればよい。所定以上の荷重500が作用すると、バネ等で付勢された機械的ヒンジを突出軸204から下方に傾斜するように回動させてタッセルコード310との係合を解除させることができる。
また、回転フックは実施形態5、7、8、10に例示されるような分離構造に備え、所定以上の荷重500が作用すると回転フック203が突出軸204から下方に傾斜するように回動して分離するようにしてもよい。
【0198】
<実施形態21>
図89〜
図90を用いて、実施形態21のカーテンアクセサリーについて説明する。
本実施形態では、固定立設面400に房掛200が固定されており、この房掛にタッセル300が掛けられている。
【0199】
房掛200は、台座202と、台座202に支持される引掛け部206とを備える。タッセル300は、引掛け部206に引っ掛けられ、タッセル300を介して所定の閾値(房掛200の解除力)を超える荷重が引掛け部206に加わると、
図90(b)に示すように、引掛け部206が変形してタッセル300が引掛け部206から脱落するようになっている。房掛200を変形させるための機構としては、例えば、前述の実施形態の構造を採用することができる。
【0200】
タッセル300は、タッセルコード310と、その両端に設けられた分離部114を備える。分離部114は、第1及び第2連結部114a,114bを備える。第1及び第2連結部114a,114bは、磁力によって互いに連結可能になっており、第1及び第2連結部114a,114bが連結された状態では、タッセルコード310と、第1及び第2連結部114a,114bによって環状構造Rが形成される。第1及び第2連結部114a,114bの間の連結の解除に必要な力(分離部114の解除力)は、房掛200の解除力より小さくなっている。
【0201】
図89(a)は、環状構造R内にカーテン1100が保持されている状態を示す。この状態、又はカーテン無しで環状構造Rが形成されている状態から、環状構造R内に異物Xが挟まり、重力によって異物Xに対して矢印X1方向に荷重が加わり、この荷重が所定の閾値を超えると、
図89(b)の矢印Y方向に第1及び第2連結部114a,114bが互いに分離されて、環状構造Rが解除されて非環状構造となって異物Xが脱落して安全が確保される。なお、分離部114の解除力が房掛200の解除力よりも小さいので、房掛200が解除に至るまで変形する前にタッセル300が非環状構造となる。このため、
図89(b)に示すように、異物Xが脱落した後には、タッセルコード310が房掛200に引っ掛かったままの状態になり、
図89(a)の状態に復帰させることが容易である。
【0202】
また、
図90(a)に示すように、タッセルコード310とカラー部材311によって環状構造R1が形成されていて、環状構造R1内に異物Xが引っかかった場合には、異物Xに対して矢印X1方向の荷重が加わってもタッセル300の環状構造が非環状構造になることがない。このような場合、異物Xに加わる荷重が房掛200の解除力を超えると、
図90(b)に示すように房掛200が変形して、タッセル300を脱落させ、安全が確保されるようになっている。
【0203】
このように、本実施形態によれば、タッセル300の、分離可能な環状構造Rに荷重が加わった場合には、環状構造Rが分離されることによってタッセル300を房掛200から脱落させることなく、安全が確保され、一方、タッセル300の、分離不能な環状構造R1に荷重が加わった場合には、房掛200が変形してタッセル300を脱落させることによって安全が確保される。従って、本実施形態によれば、利便性と安全性を両立させることができる。
【0204】
ところで、分離部114の第1及び第2連結部114a,114bは、
図91(a)に示すように、磁性体314a,314bの間の引力によって連結されている。
図91(a)に示すように、分離部114上に異物Xの荷重が直接加わった場合、第1及び第2連結部114a,114bに対して矢印Y1方向の回転トルクが加わることによって、磁性体314a,314bが離間させられて、第1及び第2連結部114a,114bが分離される。一方、
図91(b)に示すように、分離部114以外の部分に異物Xの荷重が加わった場合、タッセルコード310を介して張力T1が第1及び第2連結部114a,114bを引き離す方向に加わり、その結果、第1及び第2連結部114a,114bが分離される。通常、
図91(a)の状態でタッセル300に荷重が加わった場合の方が、
図91(b)の状態でタッセル300に荷重が加わった場合よりも分離部114が容易に分離される。このため、本実施形態では、分離部114の解除力は、
図91(b)の状態でタッセル300に荷重が加わることを想定して設定される。このように設定すれば、例えば分離部114の解除力を2kgfにした場合、2kgfを超える荷重が
図91(a)と
図91(b)のどちらの状態でタッセル300に加わったとしても、分離部114が確実に分離されて、安全が確保される。なお、分離部114の構造は、ここで示したものに限定されず、実施形態1又はその変形例などで示した構造であってもよい。
【0205】
なお、本実施形態では、房掛200とタッセル300の間の連結機構が第1連結機構であり、タッセル300の分離部114が第2連結機構である。第2連結機構の解除力は、第1連結機構の解除力よりも小さくなるように設定されることが好ましいが、第2連結機構の解除力を第1連結機構の解除力と実質的同一にするか、第1連結機構よりも大きくしてもよい。
【0206】
<実施形態21の変形例1>
図92を用いて、実施形態21の変形例1について説明する。実施形態21では、
図89(a)に示すように、タッセル300は、1つの環状構造Rを有していて、環状構造Rに設けられた分離部114が分離されることによって安全が確保されていた。本変形例では、タッセル300は、複数の環状構造R1〜R3を備えており、タッセル300に荷重が加わったときに、これらの環状構造R1〜R3のうちの少なくとも1つが開環されることによって安全が確保される。具体的な構成は、以下の通りである。
【0207】
タッセル300は、タッセルコード310a,310bを備える。タッセルコード310aは、一端に第1連結部114aを備え、他端に環状構造R2を備え、タッセルコード310bは、一端に第2連結部114bを備え、他端に環状構造R3を備える。環状構造R2,R3は、それぞれ、房掛200に引っ掛けられる。第1及び第2連結部114a,114bは、実施形態21と同様に、連結可能であり、かつ所定の解除力で分離可能な分離部114を構成している。そして、環状構造R2,R3を房掛200に引っ掛け、且つ第1及び第2連結部114a,114bを連結することによって、環状構造R1が形成される。そして、環状構造R1に異物Xが引っ掛かると、分離部114が分離されて安全が確保される。分離部114は、環状構造R1〜R3のうちの少なくとも1箇所に設けることができる。例えば、環状構造R2に分離部114が設けられ、環状構造R1に異物Xが引っかかった場合、環状構造R2の分離部114が分離されることによって環状構造R2が開環されると共に、環状構造R1が開環されて安全が確保される。分離部114が環状構造R1〜R3の何れに設けられる場合でも、分離部114の解除力は、房掛200の解除力よりも小さくなるように設定される。これによって、房掛200を変形させることなく、安全が確保される。
【0208】
なお、本変形例では、房掛200とタッセル300の間の連結機構が第1連結機構であり、タッセル300の分離部114が第2連結機構である。第2連結機構の解除力は、第1連結機構の解除力よりも小さくなるように設定されることが好ましいが、第2連結機構の解除力を第1連結機構の解除力と実質的同一にするか、第1連結機構よりも大きくしてもよい。
【0209】
<実施形態21の変形例2>
図93を用いて、実施形態21の変形例2について説明する。本変形例では、
図93(a)に示すように、タッセル300は、2つのタッセルコード310a,310bが分離部114で連結されて構成される。タッセルコード310aは、環状構造Raと、磁性体314aを有する第1連結部114aを備え、タッセルコード310bは、環状構造Rbと、磁性体314bを有する第2連結部114bを備える。分離部114は、第1連結部114aと、第2連結部114bとで構成され、所定の解除力で分離可能に構成されている。なお、分離部114の構造は、これに限定されず、実施形態1又はその変形例などで示した構造であってもよい。
【0210】
図93(b)に示すように、タッセルコード310bが房掛200に掛けられ、タッセルコード310aが房掛200に掛けられていない状態で、環状構造Raに異物Xが挟まって、タッセルコード31aに対して下向きに閾値を超える荷重が加わると、
図93(c)に示すように、第1連結部114aと第2連結部114bが分離されて、タッセルコード310aが落下することによって安全が確保される。従って、分離部114よりも下方の部分が、安全領域となる。なお、タッセルコード310aのみが房掛200に掛けられている場合にも、同様に、安全が確保される。
【0211】
また、
図93(b)に示す状態で、タッセルコード310bの環状構造Rbに異物Xが挟まった場合は、タッセルコード310bを通じて異物Xからの荷重が房掛200に伝わり、この荷重が房掛200の解除力の閾値を超えると、房掛200が変形してタッセルコード310bが脱落して安全が確保される。
【0212】
このように、本変形例によれば、環状構造Ra,Rbのどちらに異物Xが挟まった場合でも安全が確保される。
【0213】
なお、本実施形態では、房掛200とタッセル300の間の連結機構が第1連結機構であり、タッセル300の分離部114が第2連結機構である。第2連結機構の解除力は、第1連結機構の解除力よりも小さくなるように設定されることが好ましいが、第2連結機構の解除力を第1連結機構の解除力と実質的同一にするか、第1連結機構よりも大きくしてもよい。
【0214】
<実施形態21の変形例3>
図94〜
図96を用いて、実施形態21の変形例3について説明する。本変形例では、房掛200は、固定立設面400に取り付けられる台座202と、コード保持部222とを備える。タッセル300は、タッセルコード310の一端に第1連結部114aを有し、タッセルコード310の他端に環状構造R2を有する。
【0215】
図95(a)に示すように、第1連結部114a及び台座202には、それぞれ、磁性体314a,314bが設けられていて、磁性体314a,314bの引力によって、第1連結部114aと台座202が連結可能になっている。この連結機構を第2連結機構と称する。第2連結機構の解除力は、後述する第1連結機構の解除力よりも小さくなるように設定される。
【0216】
また、
図95(a)〜(c)に示すように、コード保持部222は、支軸222aと、支軸222aに回転可能に支持されたアーム222bとを備える。アーム222bは、略水平方向に向けられるようにバネなどで付勢されている。
図95(a)に示すように、環状構造R2をアーム222bの直下に配置し、
図95(b)に示すように、アーム222bを押し上げながら環状構造R2をアーム222bに引っ掛けることによって、
図95(c)に示すように、環状構造R2がコード保持部222に保持された構成が得られる。環状構造R2とコード保持部222の間の連結機構を第1連結機構と称する。
【0217】
図94(a)に示すように、第1及び第2連結機構でタッセル300と房掛200が連結された状態では、タッセルコード310に環状構造R1が形成される。
【0218】
環状構造R1に異物が挟まり、タッセルコード310に対して下向きの荷重が加わると、第1及び第2連結機構のどちらかでタッセル300と房掛200が分離されることによって環状構造R1が開環されて、安全が確保される。第2連結機構の解除力が第1連結機構の解除力よりも小さいので、通常は、
図96(a)に示すように、第2連結機構が分離される。一方、何らかの事情で第2連結機構が分離されない場合には、
図96(b)に示すように、環状構造R2からの荷重がアーム222bに加わって、支軸222aを中心にアーム222bを下向きに回転させて環状構造R2をコード保持部222から脱落させることによって第1連結機構を分離させて安全が確保される。
【0219】
なお、第2連結機構の解除力を第1連結機構の解除力と実質的同一にするか、第1連結機構よりも大きくしてもよい。
【0220】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
【0221】
例えば、上記実施の形態では連結機構に用いる分離部114の嵌合構造として幾つかの代表的な例をあげたが、特に限定する趣旨ではなく、公知の各種の嵌合構造を用いることができる。例えば、WO2011/136235に記載されている各種の嵌合構造を好適に用いることができる。このようにしても、上記の実施形態と同様にカーテンアクセサリーの安全性を高めることができる。
【0222】
また、上記実施の形態では房掛200を引張力によって複数の部分に分離する例をあげたが、特に限定する趣旨ではなく、タッセル補助部品100またはタッセル300自体を複数の部分に分離する構成としてもよい。例えば、
図1(a)に示すタッセル補助部品100のループ状のコード111を、真ん中付近では一本になり両端にループ状の構造を有するような形にした上で、その真中分離部114を設けて、引張力によって複数の部分に分離する構成としてもよい。また、
図13(b)に示す装飾部材306を有する紐状のタッセル300のタッセルコード310を、装飾部材306の貫通孔内で一本になるようにして、その貫通孔内に分離部114を設けて、引張力によって複数の部分に分離する構成としてもよい。
【0223】
また、上記実施の形態では、床に落下しないように保持する保持コード218を台座202及び突出軸204の間に設けることによって、台座202に対し突出軸204が落下しない構成について説明したが、特に限定する趣旨ではない。たとえば、床に落下しないように保持する保持コード218を取付台230及び台座202の間に設けることによって、取付台230に対し台座202が落下しない構成としてもよい。または、床に落下しないように保持する保持コード218を突出軸204及び引掛軸206の間に設けることによって、突出軸204に対し引掛軸206が落下しない構成としてもよい。
【0224】
また、上記実施の形態では、連結機構は、タッセル300に加わる荷重が所定値である2kgfを超えると連結が解除される構成としたが、特に限定する趣旨ではない。たとえば、タッセル300に加わる荷重が、2kgf、2.5kgf、3kgf、3.5kgf、4kgf、4.5kgf、5kgfのいずれかの値以上であるか、あるいはいずれかの値を超えると連結が解除される構成としてもよい。
(付記)
以下の内容は、特願2014−050724の出願当初の特許請求の範囲と同一である。
(付記1)
カーテンを束ねるためのカーテンアクセサリーであって、
タッセルと、房掛と、タッセルを房掛に取り付けた際の安全性を確保するためのタッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材を備え、
前記部材自体または互いに隣接する前記部材間に連結機構が設けられており、
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成されている、カーテンアクセサリー。
(付記2)
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品には環状部が設けられており、
前記連結機構は、前記環状部を分離して非環状とする分離部を有する、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記3)
前記タッセル補助部品は、外力による拡径によって非環状となり且つ自身の弾性によって環状となる弾性リングからなる付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記4)
前記タッセルは、ループ状のタッセルコードが弾性力によって前記房掛に連結されるように構成される、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記5)
前記連結機構は、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引張力によって隣接する他部材から分離する分離部を有する、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記6)
前記タッセル補助部品は、前記タッセルのループ状のタッセルコードを挿通可能な挿通部を有し、
前記分離部は、前記房掛を挟持するクリップ部を有する、付記5に記載のカーテンアクセサリー。
(付記7)
前記タッセル補助部品は、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部と、磁力によって前記房掛又はその取付ビスに吸着可能な磁性体を備える、付記5に記載のカーテンアクセサリー。
(付記8)
前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部と、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記房掛取付部と前記タッセル保持部は、直接又は別の部材を介して連結可能であり、且つ前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると連結が解除され、かつ連結が解除された後に再連結可能であるように構成される、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記9)
前記タッセル補助部品は、前記房掛に取り付け可能な房掛取付部と、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記10)
前記タッセル保持部は、前記タッセルの第1部分を保持可能な第1タッセル保持部と、前記タッセルの第2部分を保持可能な第2タッセル保持部を備え、第1及び第2タッセル保持部は、それぞれ、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される、付記9に記載のカーテンアクセサリー。
(付記11)
第1タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると変形することによって前記タッセルを脱落させるように構成され、第2タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセル補助部品を前記房掛に対して相対回転させることによって前記タッセルを脱落させるように構成される、付記10に記載のカーテンアクセサリー。
(付記12)
前記房掛は、台座と、前記台座に支持された且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部を備え、
前記台座と前記引掛部の間の隙間を塞ぐ引っ掛け禁止部材が設けられる、付記10又は付記11に記載のカーテンアクセサリー。
(付記13)
前記連結機構は、隠蔽部材または装飾部材によって覆われている、付記1〜付記6の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記14)
前記タッセルおよび前記タッセル補助部品をともに備え、
前記分離部は、前記タッセル補助部品に設けられており、
前記タッセルの一端には、前記タッセル補助部品が係止されているループ状のタッセルコードであって、当該タッセルコードのループ状の部分は前記房掛に引っ掛けることができないように構成されており、
前記タッセルの他端には、前記房掛に引っ掛けるための別のループ状のタッセルコードが設けられている、付記2に記載のカーテンアクセサリー。
(付記15)
前記連結機構は、前記房掛を外力によって複数の部分に分離する分離部を有する、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記16)
前記房掛は、前記分離部での分離を生じさせるのに必要な解除力を変更可能に構成されている、付記15に記載のカーテンアクセサリー。
(付記17)
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、
前記分離部は、前記突出軸および前記引掛部の間に設けられている、付記15又は付記16に記載のカーテンアクセサリー。
(付記18)
前記房掛には、前記分離部に設けられているトリガーに向かい低くなるように傾斜する傾斜面が設けられ、
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品が前記トリガーに当接し力をかけることにより前記連結が解除される、付記17に記載のカーテンアクセサリー。
(付記19)
前記台座と前記引掛部の間に設けられ且つ前記突出軸よりも高い位置において前記台座又は前記引掛部に対して着脱可能である突出部材をさらに備え、前記突出部材の着脱によって前記タッセルまたは前記タッセル補助部品の保持位置が変更可能である、付記17又は付記18に記載のカーテンアクセサリー。
(付記20)
前記引掛部は、前記台座から離れる方向に傾斜して設けられ、
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品は、前記突出軸の上方よりも前記台座から離れた位置で保持される、付記19に記載のカーテンアクセサリー。
(付記21)
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され、前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、
前記分離部は、前記台座および前記突出軸の間に設けられている、付記15又は付記16に記載のカーテンアクセサリー。
(付記22)
前記連結機構の連結が解除されたときにも前記台座が下方へ落下しないように保持する保持コードが、前記台座および前記突出軸の間に設けられている、付記21に記載のカーテンアクセサリー。
(付記23)
前記房掛は、固定立設面に取り付けられる取付台と、前記取付台に係止する台座と、前記台座から突出する突出軸と、前記突出軸に支持され且つ前記タッセルまたは前記タッセル補助部品を引っ掛けるための引掛部とを有し、
前記分離部は、前記台座および前記取付台の間に設けられている、付記15又は付記16に記載のカーテンアクセサリー。
(付記24)
前記取付台は、前記台座を係止するための台座係止部と、前記台座を略上下方向にスライドさせるためのスライド溝とを有し、
前記タッセルまたは前記タッセル補助部品が前記突出軸または引掛部に当接し力をかけることにより、前記台座が前記スライド溝に沿って下方向にスライドして前記連結が解除される、付記23に記載のカーテンアクセサリー。
(付記25)
前記タッセルと、前記房掛と、前記タッセル補助部品のうちの少なくとも1つの部材または部分であって前記連結機構が連結している状態では下方へ落下しない状態にある部材または部分が、前記連結機構の連結が解除されたときにも床に落下しないように保持する保持手段をさらに備える、付記1〜付記24の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記26)
前記連結機構は、嵌合構造を有する、付記1〜付記25の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記27)
前記嵌合構造は回転嵌合構造であり、かつ嵌合が解除された後に手動で回転させながら再嵌合可能であるように構成されている、付記26に記載のカーテンアクセサリー。
(付記28)
前記連結機構は磁性体を含む吸着構造である、付記1〜付記25に記載のカーテンアクセサリー。
(付記29)
前記連結機構は、前記タッセルに加わる荷重が2kgf超になると連結が解除されるように構成されている、付記1〜付記28の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記30)
前記房掛は、固定立設面に固定される台座と、回転フックとを備え、
前記回転フックは、前記タッセルを保持可能なフック部を備え、
前記台座は、前記回転フックを挿込可能な開口孔を備え、
前記回転フックは、前記台座の開口孔に設けられた回転機構によって回転可能に支持され、
前記連結機構は、前記回転フックに設けられた回転フック側係止部と、前記台座に設けられ且つ前記タッセルにかかる荷重が所定値以下である状態で前記回転フック側係止部に係合して前記回転フックの回転を規制する台座側係止部とを備える、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記31)
前記房掛は、前記タッセルを保持可能なタッセル保持部とを備え、前記タッセル保持部は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記タッセルを脱落させるように構成される、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記32)
前記連結機構は、前記タッセルを介して前記房掛に加わる荷重が所定の解除力を超えると前記房掛を変形させて前記房掛と前記タッセルの間の連結を解除する第1連結機構と、前記タッセルに加わる荷重が所定の解除力を超えると前記タッセル内に設けられた分離部又は前記タッセルと前記房掛の間に設けられた分離部を分離させる第2連結機構とを備える、付記1に記載のカーテンアクセサリー。
(付記33)
第2連結機構の解除力は、第1連結機構の解除力よりも小さい、付記32に記載のカーテンアクセサリー。
(付記34)
ガイドワイヤを支持するガイドワイヤ支持体と、
前記ガイドワイヤに沿って移動可能であり且つタッセルを保持可能な房掛とを備え、
前記房掛は、特定高さ又は所望の高さで前記ガイドワイヤに対して保持可能である、カーテンアクセサリー。
(付記35)
前記房掛は、ユーザーの操作によって前記ガイドワイヤに対する保持力を変更可能に構成される、付記34に記載のカーテンアクセサリー。
(付記36)
前記房掛は、前記房掛に保持される前記タッセルのループを危険領域の上方又は下方にある安全領域にまで移動させる範囲で移動可能である、付記34又は付記35に記載のカーテンアクセサリー。
(付記37)
前記ガイドワイヤ支持体は、固定立設面に固定される上部取付台である、付記34〜付記36の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記38)
前記房掛は、前記上部取付台に対して保持可能であり、且つ前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えると前記上部取付台から外れて下降するように構成される、付記37に記載のカーテンアクセサリー。
(付記39)
前記ガイドワイヤの、前記房掛よりも低い位置には、前記固定立設面に対して固定される下部取付部、又は前記固定立設面に固定しない端止具を備え、これによって前記房掛の下方への移動を規制する、付記37又は付記38に記載のカーテンアクセサリー。
(付記40)
前記ガイドワイヤ支持体は、カーテンレールに支持される支持部材である、付記34〜付記36の何れか1つに記載のカーテンアクセサリー。
(付記41)
前記支持部材は、前記カーテンレールのランナー走行溝に挿入した状態で回転させることによって前記カーテンレールに支持可能である、付記40に記載のカーテンアクセサリー。
(付記42)
カーテンレール内に配置されたランナーと共に移動する誘導コードと、前記誘導コードに取着されて前記ランナーの移動に伴って上下移動し且つタッセルを保持可能な房掛とを備える、カーテンアクセサリー。
(付記43)
固定立設面に既に設置されている既存の房掛に隣接させて、付記15〜付記42に記載の何れか1つに記載のカーテンアクセサリーの房掛を設置する工程を備える、カーテンアクセサリーの設置方法。
(付記44)
ループ状のタッセルコードを有するタッセルであって、
前記タッセルコードは、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えたときに伸長する伸長部を備える、タッセル。
(付記45)
前記タッセルコードに取着された装飾部材をさらに備え、
前記伸長部は、前記装飾部材内に配置される、付記44に記載のタッセル。
(付記46)
前記伸長部は、伸縮材からなる、付記44又は付記45に記載のタッセル。
(付記47)
前記伸長部は、ボビンに巻き付けられた糸からなる付記44〜付記46の何れか1つに記載のタッセル。
(付記48)
固定立設面に固定する固定部と、前記固定立設面から離間した位置で支持され且つ前記固定立設面へ向かい且つタッセルを保持可能なフック部を備え、前記フック部は、下方に変位する変位構造を備え、
前記変位構造は、前記タッセルに加わる荷重が所定値を超えたときに、前記フック部と前記タッセルとの係合を解除させる、房掛。