特許第5909752号(P5909752)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5909752
(24)【登録日】2016年4月8日
(45)【発行日】2016年4月27日
(54)【発明の名称】靴用甲プロテクター
(51)【国際特許分類】
   A43B 23/17 20060101AFI20160414BHJP
【FI】
   A43B23/17
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2011-198021(P2011-198021)
(22)【出願日】2011年9月12日
(65)【公開番号】特開2013-59374(P2013-59374A)
(43)【公開日】2013年4月4日
【審査請求日】2014年8月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】391009372
【氏名又は名称】ミドリ安全株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100081363
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 修治
(72)【発明者】
【氏名】桜井 祥雅
【審査官】 青木 良憲
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭49−016141(JP,U)
【文献】 国際公開第2007/053886(WO,A1)
【文献】 国際公開第2011/050373(WO,A1)
【文献】 実開平07−024103(JP,U)
【文献】 実公昭45−008187(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A43B 23/17
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
靴の甲部に装着する湾曲させた板状の甲プロテクターであって、
左右方向に亘ってゆるやかな弧状を成すように形成した先部と、
上面の中央付近に前記先部から後方の端縁に亘る稜線部を設け、
当該稜線部を中心とした左右の側壁が成す角度を、後方に向かうに従って次第に狭くなるように形成し、
前記稜線部に相当する部位の裏面に、前記左右の側壁が成す角度が狭くなるのに応じて高さが増えるように構成した前記稜線部に沿った直線状の凸条と、当該凸条と直交する複数のリブを設けたことを特徴とする甲プロテクター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、靴の甲部に取り付けて当該甲部を保護する靴用甲プロテクターに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、作業靴の甲部に装着し、当該甲部を落下物や他の衝撃から保護する甲プロテクターが知られている。特許文献1記載の甲プロテクターは、概ね靴の甲被部分の形状に沿って湾曲した板状体として形成されている。また、特許文献2記載の甲プロテクターも、概ね靴の甲被部分の形状に沿って湾曲した板状体として形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−289902号公報
【特許文献2】特開2010−148818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の甲プロテクターは、靴の甲部の保護を目的としつつ、歩行や作業の邪魔にならないよう甲部の表面形状に近似した形状を成している。すなわち、靴先方向から後方に向かって概ね同様なカーブを有するような湾曲面を有した表面形状を成したものである。そのため、甲プロテクターの表面中央部の形状は、前後方向に亘る全域において落下物による衝撃や荷重をそのまま受け止めやすいものとなっていた。
本発明は当該課題に鑑み発明されたものであって、落下物を表面に沿って移動しやすくすることにより、甲プロテクターに対する落下物の衝撃や荷重を靴に伝達しにくくした甲プロテクターを提供することを課題とする。
また、上記作用を有するとともに衝撃や荷重に対する強度を向上させた甲プロテクターの提供を課題とする。
さらに、上記作用を有するとともに歩行や作業の際に生じる足の屈曲を妨げることのない甲プロテクターを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本願発明は以下の構成を有する。すなわち、
靴の甲部に装着する湾曲させた板状の甲プロテクターであって、
左右方向に亘ってゆるやかな弧状を成すように形成した先部と、
上面の中央付近に前記先部から後方の端縁に亘る稜線部を設け、
当該稜線部を中心とした左右の側壁が成す角度を、後方に向かうに従って次第に狭くなるように形成し、
裏面に前記稜線部に沿った凸条を設けたことを特徴とする甲プロテクター。
【0006】
また、本願発明は以下の構成を有する。すなわち、
靴の甲部に装着する湾曲させた板状の甲プロテクターであって、
左右方向に亘ってゆるやかな弧状を成すように形成した先部と、
上面の中央付近に前記先部から後方の端縁に亘る稜線部を設けたことを特徴とする甲プロテクター。
【0007】
また、本願発明は以下の構成を有する。すなわち、上記甲プロテクターであって、
前記稜線部は、後方に向かって次第に高くなるように形成されていることを特徴とする。
【0008】
また、本願発明は以下の構成を有する。すなわち、上記甲プロテクターであって、
前記稜線部を中心とした左右の側壁が成す角度を、後方に向かうに従って次第に狭くなるように形成したことを特徴とする。
【0009】
また、本願発明は以下の構成を有する。すなわち、上記甲プロテクターであって、
前記稜線部を中心とした左右の側壁が成す角度を、後方に向かうに従って次第に狭くなるように形成するとともに、
裏面に前記稜線部に沿った凸条を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る甲プロテクターは、靴の甲被を覆うように装着することにより落下物等から足の甲部を保護するものである。そして、当該甲プロテクターは、先部の形状を先芯を内蔵した靴先部の形状に適合するように左右方向に亘るゆるやかな弧状に形成しているので、靴先部に安定して装着することができるようになっている。
また、上面の中央付近に前記先部から後方の端縁に亘る稜線部を設けることで、落下物の衝撃や荷重をそのまま受け止めるのではなく、左右の側壁に沿って衝撃や荷重を逃がしやすい構造になっている。これにより、従来の甲プロテクターと比較して、足甲部の保護効果を向上させることができるようになっている。
また、稜線部を中心として形成される左右の側壁が成す角度を、後方に向かうに従って次第に狭くなるように形成している。これにより、先芯から遠い位置であるほど側壁の角度が狭くなり、甲プロテクターの表面に対して落下した物を側面に沿って逃がしやすくなっている。爪先に近い前方部分は、内蔵した先芯とオーバーラップさせることで、甲プロテクターに作用する荷重や衝撃の一部を強度の高い先芯の剛性によって受けることが出来るようになっている。これに対して、先芯から遠い位置では先芯によって受ける荷重や衝撃の割合が減るので、先芯から遠い後端ではできるだけ荷重や衝撃をそのまま受けずに側壁に沿って荷重や衝撃を逃がすようになっている。
さらに、甲プロテクターは板状体であるため、折り曲げて稜線部を形成すると、当該稜線部の裏側において甲被との間に空間が生じる。当該部位の裏面に凸条を設けることで、甲プロテクターを靴の甲被表面から見かけ上浮かせた位置に配置するとともに、甲プロテクターの移動を円滑にして歩行や作業姿勢を妨げないようになっている。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】甲プロテクター本体の説明図である。
図2図1に示した各部位の断面図および背面図である。
図3】甲プロテクターと落下物の関係を表した説明図である。
図4】靴に装着した甲プロテクターの説明図である。
図5】甲プロテクターを装着した靴の屈曲時の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下本発明を実施するための形態について、図を用いて説明する。各図において、1は本実施の形態に係る甲プロテクターを表している。当該甲プロテクター1は、所定の肉厚を有する外殻体を備えた甲プロテクター本体(以下「本体」という)2を有している。図1は本体2の説明図であり、図1(a)は側面図、図1(b)は平面図、図1(c)は背面図、図1(d)は側面側から見た中央付近の断面図を表している。また、図2図1(d)に示したA−A’線、B−B’線、C−C’線における断面図を表している。本体2は、ABS樹脂、ポリカーボネイト等の強度の高い硬質の合成樹脂によって一体成型されている。
【0013】
甲プロテクター1は、靴先を保護する先芯を内蔵した作業靴に装着することが多く、先芯によってカバーすることができない先芯の後方部分から足甲に亘る部分を広範囲に保護するものである。
本体2の前部は、前述したA−A’線における図2(a)に示した断面形状を有している。A−A’線で示した部分は先芯の後方部分と上下方向において重なるように配置される部分であり、内面および外面ともに靴先付近の外周囲に沿う左右方向に亘るアーチ状の周壁を有するように形成されている。また、本体2の先端部分には、表裏貫通した細長い孔(スリット)3を2本設けており、当該孔3を利用して、ベルトにより靴先付近に取り付けるようになっている。
A−A’線における本体2の先部中央付近4は側面視において靴先付近と略平行を成している。また、本体2は当該先部中央付近4の後方部分(前記孔3の後方部分)を起点として後方に向かって傾斜部5を有している。
【0014】
傾斜部5は、図2に示した各断面の頂部9を結ぶ稜線部6と、当該稜線部6を頂点として甲被の左右を覆う左側壁7および右側壁8を有している。なお、図示している甲プロテクター1は、左足用の靴に適用するように形成したものであり、右足用の靴に適用するものとは左右対称の形状に形成されるものである。以下、本実施の形態では、例として左足用の甲プロテクターについて説明する。
一般的に、足の甲の一番高い部分は親指側である足の中心よりも内側に有り、そのような形状に合わせて靴が形成されている。そして、甲プロテクター1も、そのような靴の形状に合わせて一番高い部分(頂部9)を結んだ稜線部6が、中心線よりも内側に偏った位置に配置されるように形成されている。左足用の靴に適合させた甲プロテクター1の場合、外側である左側壁7が内側である右側壁8よりも張り出したような形状になっており、一番高い稜線部6は中心線よりも内側に寄った位置に配置されている。
【0015】
本体2表面の稜線部6を中心とした左側壁7および右側壁8の成す角度は、従来一般の甲プロテクターと異なっている。すなわち、左側壁7および右側壁8の成す角度が先部から後方に向かうに従って次第に鋭角を成すように形成されている。すなわち、図2に示したように、稜線部6の高さが、後方に向かうに従って次第に高くなるように形成されている。
左側壁7および右側壁8の下端縁17はゆるやかに湾曲した縁部として形成されており、靴Kが静止した状態で上面および左右の側面を含むほぼ靴Kの甲被全体を覆う形状と大きさに形成されている。
【0016】
左側壁7と右側壁8の両下端縁17が対向した部分は、靴Kの甲部が入る部分であるので、靴の形状にあわせて間隔が定められる。当該間隔は、中間において若干の膨らみを有しているが、靴Kの前後方向において大きく変わらない。このため、稜線部6を中心とした左側壁7と右側壁8の成す角度を鋭角にした場合、角度が狭くなるほど稜線部6の位置が高くなる。
また、本体2の肉厚は全体に亘ってほぼ均一に形成されているので、稜線部6の位置が高くなるほど装着した靴Kの甲被表面とのすき間を大きくすることができる。このすき間を適切な間隔として維持するために、本体2の内面に凸条10およびリブ11を設けている。
【0017】
本体2の前記稜線部6に相当する部位の内面には、前後方向に亘る1本の凸条10と、当該凸条10と直交するように設けた3個のリブ11(11a、11b、11c)が設けられている。
凸条10と各リブ11は本体2の裏面から靴側に突出した突出部であり、肉厚と同一程度の幅を有するとともに、それぞれの端面の高さが同一になるように形成したものである。中央に位置する凸条10の高さ(裏面からの突出量)は、ほぼ左側壁7と右側壁8の成す角度に比例しており、角度が狭くなるのに応じて凸条10の高さも増えるようになっている。
【0018】
凸条10は本体2の内面に稜線部6に沿って直線状に設けられており、その下端12は先部中央付近4から僅かに後方の部分に設けられている。下端12から上方に亘って設けられた凸条10は、本体2の上端縁13から数センチメートル下方の位置に設けたリブ11cの位置まで設けられている。また、次第に高くなる凸条10に合わせて、リブ11の高さも高くなっている。すなわち、リブ11a、リブ11b、リブ11cの順序で高くなっている。
前述したように最上部に配置されるリブ11cと本体2の上端縁13との間には数センチメートル(2〜3cm)の距離を設けている。このため、リブ11cと上端縁13の間には、靴と本体2との間にリブ11cの高さに相当する空間14が設けられている。
【0019】
図2は、図1(d)に示したA−A’線、B−B’線、C−C’線における各断面を表したものであるが、図示しているように靴先方向から足甲に向かって表面の稜線部分の角度が次第に狭くなっている。
A−A’線で示した部位は、靴先に収容した先芯15の後端と上下方向において見かけ上重なる部分であり、当該部位に危険物が落下した場合には本体2と先芯15が協同して危険物の荷重に耐えることになる。先芯15は、剛性の高い鋼若しくは樹脂によって高い強度を発揮するように形成されている。したがって、当該部位は、本体2に作用した荷重を先芯15によって支えるようになっており、落下物に対する強度が高い部位となっている。
【0020】
本体2は、後方に向かうほど先芯15から遠ざかるため、本体2単体の強度によって落下物等の荷重に耐える必要がある。このために前述した凸条10および各リブ11a、11b、11cを裏面に設けて本体2が破壊や極端な変形を起こさないよう補強している。
また、前述したように、本体2の表面形状は先部から足甲に向かって表面の稜線部分の角度が次第に狭くなっている。これは、図3に示した例のように、本体2の表面に落下した落下物Fを稜線部分の左右の側壁面に沿って滑らせる作用を有している。左側壁7および右側壁8の角度が垂直に近いほど落下物を滑らせやすくなるが、角度が急すぎると稜線部6が高くなりすぎて、歩行の際に頂部が足にぶつかるほど大きい甲プロテクターになってしまう。
本実施の形態における甲プロテクターは、先芯から最も遠い後端部における左側壁7と右側壁8の成す角度が約50°前後の角度となるように形成しており、この部分における左側壁7と右側壁8が交わる稜線部分を15〜20mm程度の半径を成すような湾曲した凸部として形成している。
【0021】
従来一般の甲プロテクターは、中央部を突出させて側壁を左右に分けるような稜線の無い単純な円弧状の表面形状を有するものである。したがって、甲プロテクター上に落下物があると、落下物が甲プロテクター上を滑り落ちることなく、その衝撃や荷重がそのまま甲プロテクターに作用する。そのため、落下物による衝撃や荷重を甲プロテクターを介して足の甲部で受け止めるものとなっていた。
これに対して本願発明に係る甲プロテクター1は、落下物を左右に逃しやすい形状を有しているので、落下物の衝撃や荷重を足の甲部で受け止めにくいものとなっている。
【0022】
図4は、靴Kに取り付けた甲プロテクター1の状態を表した説明図である。図4(a)は甲プロテクター1を取り付けた靴Kの側面図、図4(b)は、靴Kと取り付けた甲プロテクター1の断面図を表している。
本願発明に係る甲プロテクター1は、表面上に隆起させた稜線部6を設けることによって生じた裏面の空間に、前後方向に亘る1本の凸条10およびこれと直交する複数のリブ11を設けている。この凸条10およびリブ11は、靴の甲被部分と接触することで寸法管理された空間を形成するスペーサーとして機能し、靴の甲被との間に空間を形成した甲プロテクター1の姿勢を維持するようになっている。
本実施の形態では、靴Kに対する甲プロテクター1の取付を、靴Kの靴先に取り付けた細幅のベルト16によって行っている。甲プロテクター1の先端付近には前述したスリット3が設けられており、当該スリット3にベルト16を挿通し固定するようになっている。なお、スリット3に加えて、甲プロテクター1の動作を妨げない程度に他の部位と靴Kを結合しても差し支えがない。
【0023】
羽根と呼ばれる左右の覆いを靴紐で編み上げるタイプの靴の場合、本体2の裏面に設けた凸条10およびリブ11は、図示しているように交差する靴ひもと当接するような状態になる。
歩行や作業によって靴先が屈曲すると、靴Kと足Lは図5に示すような状態になる。すなわち、拇指球付近の靴底を中心として踵が持ち上がり、甲被部分が前傾するように起立する。この際、甲プロテクター1も甲被部分に押されて前傾する。
【0024】
靴Kに対する甲プロテクター1の取り付けは、靴先に固定した細幅のベルト16に先端部分を結合することで行っている。甲プロテクター1のスリット3にベルト16を挿通することによって甲プロテクター1を取り付け、ベルト16の可撓性によって甲プロテクター1を回動可能としている。
甲プロテクター1の前傾(回動)は、靴Kの甲被部分による押圧によって行われるものであるが、甲プロテクター1を持ち上げるのは、前記靴紐を有する靴の場合には主として本体2の裏面に設けた凸条10およびリブ11に当接する甲被の靴紐部分である。
そして、前記凸条10およびリブ11とこれらに接触している靴紐部分は、甲被部分の前傾に伴って当接位置が移動する。すなわち、靴紐部分と凸条10が擦れ合いながら本体2を持ち上げるようになっているので、接触位置の移動がスムーズに行われないと本体2の回動にも支障が生じ靴の屈曲動作も妨げられることになる。
【0025】
しかしながら、本体2の裏面に設けた凸条10は、擦れ合い方向に沿った当接面を有するレールのような当接部位を構成するため、靴紐部分が不規則な凹凸形状を成していても、沈み込んだり食い込んだりすることがない。その結果、本体2は靴紐上をスムーズに移動し、靴の屈曲動作に応じて抵抗無く回動することができるようになっている。
また、本体2の上端縁部分と靴の甲被部分には空間14が設けられている。すなわち、前記凸条10を上端縁13まで延長せずに、数センチメートル(2〜3cm)の距離を設けている。この空間14は、足Lの運動を妨げないようにするために、足Lを本体2に接触させないために設けた空間である。この空間によって、足甲部を保護しつつ、足Lの前方への傾動を阻害しないようになっている。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明は、落下物や衝撃から靴の甲部を保護する甲プロテクターに利用可能である。
【符号の説明】
【0027】
1 甲プロテクター
2 甲プロテクター本体
3 孔(スリット)
4 先部中央付近
5 傾斜部
6 稜線部
7 左側壁
8 右側壁
9 頂部
10 凸条
11(11a、11b、11c) リブ
12 下端
13 上端縁
14 空間
15 先芯
16 ベルト
17 下端縁
K 靴
L 足
図1
図2
図3
図4
図5