(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5912900
(24)【登録日】2016年4月8日
(45)【発行日】2016年4月27日
(54)【発明の名称】連続搬送体
(51)【国際特許分類】
B65G 35/08 20060101AFI20160414BHJP
【FI】
B65G35/08 A
【請求項の数】4
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2012-137585(P2012-137585)
(22)【出願日】2012年6月19日
(65)【公開番号】特開2014-1052(P2014-1052A)
(43)【公開日】2014年1月9日
【審査請求日】2015年6月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】591024269
【氏名又は名称】株式会社エイエスケイ
(74)【代理人】
【識別番号】100101269
【弁理士】
【氏名又は名称】飯塚 道夫
(74)【代理人】
【識別番号】100100789
【弁理士】
【氏名又は名称】馬場 玄式
(72)【発明者】
【氏名】赤嶺 功
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 誠
【審査官】
加藤 昌人
(56)【参考文献】
【文献】
独国特許出願公開第102004028575(DE,A1)
【文献】
実開平07−028127(JP,U)
【文献】
実開昭62−150424(JP,U)
【文献】
特開2002−255332(JP,A)
【文献】
特開2002−338030(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 35/08
B65G 17/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送用レールに接して回転するベアリングが取り付けられたベース材と、
ベース材上に移動可能としつつ固定される位置調整部材と、
位置調整部材に嵌合されると共に一端側がベース材に固定されるブッシュと、
ブッシュに回転可能に支持される回転円盤と、
ブッシュの他端側に固定されて被搬送物を載置可能な搭載台と、
を含む連続搬送体。
【請求項2】
搬送用レールの延びる方向に対して交差方向に延びる調整用溝が、ベース材に形成され、この調整用溝に案内されて位置調整部材を往復動可能とし得る請求項1記載の連続搬送体。
【請求項3】
ブッシュと回転円盤との間に軸受が配置され、この軸受により回転円盤を回転可能に支持する請求項1または請求項2に記載の連続搬送体。
【請求項4】
位置調整部材に相互に同一方向に延びる一対の長穴がそれぞれ貫通して形成され、これら一対の長穴を先端側が通過するボルトがベース材に螺合される請求項1から請求項3のいずれかに記載の連続搬送体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、円盤間における隙間や重なり合いの発生を防止すると共に、円盤のスムーズな回転運動を可能としつつ、被搬送物を搬送可能とした連続搬送体に関し、工場内等において仕掛品、中間製品、完成品等の被搬送物を各工程間で順次搬送するのに好適なものである。
【背景技術】
【0002】
製品を順次加工し完成品とすることが工場内において従来より一般に行われているが、工場内では、仕掛品、中間製品及び完成品等を各工程間で順次搬送する必要がある場合が多く、このことから、これらの間をつなぐコンベア等の種々の搬送手段が用いられていた。例えば、HEPCOトラックシステムの駆動方式が知られているが、この駆動方式としては、ベルト駆動方式、送りねじ駆動方式、円盤駆動方式等の数種の方式が存在している。
【0003】
この内の特に円盤駆動方式に関しては、円形、楕円形、2つの半円形の間を直線でつなぐトラック形等の搬送用レールに対して、相互に同一大きさの円盤を連続的に並べ、この円盤の上に仕掛品、中間製品等の被搬送物を搭載して搬送しつつ加工したり、容器であれば搬送途中において内部に溶液等を充填したりして、完成品としていた。
【0004】
この搬送の際には、複数の円盤を全体的に移動する必要から、円盤同士を接触させて次々に円盤が押し出される形とされている。このため、特に搬送用レールの円弧部分においては、摩耗防止の観点から、円盤が回転しつつ搬送されることが望ましい。これに対して、下記の特許文献1、2には共に、搬送用レール上を移動可能に被搬送物が移動する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平5−240799号公報
【特許文献2】特開2002−222446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、いずれの特許文献に開示された技術であっても、円盤が回転しつつ搬送される技術は開示されていなかった。
さらに、上記の円盤駆動方式では、円盤自体の加工精度、搬送用レールの加工精度、外気による熱膨張や収縮および、用いられているベアリングの加工精度等の諸要因が絡み合って正確な寸法を図面上から算出する事は困難であった。この結果として、これらの諸要因による寸法誤差によって円盤間に隙間若しくは重なり合いが発生し、円盤のスムーズな回転運動が阻害される欠点を有しているが、このような欠点を克服した技術は存在していなかった。
【0007】
つまり、円盤間に隙間が生じている場合には、搬送に際して、円盤同士が衝突したり円盤が不用意に移動停止を繰り返したりするおそれが有った。また、円盤間に重なり合いが生じている場合には、全ての円盤を搬送用レール上に設置できなかったり搬送途中で円盤が停止したりするおそれが有った。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、円盤間における隙間や重なり合いの発生を防止すると共に、円盤のスムーズな回転運動を可能としつつ、被搬送物を搬送可能とした連続搬送体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決した請求項1記載の発明は、搬送用レールに接して回転するベアリングが取り付けられたベース材と、
ベース材上に移動可能としつつ固定される位置調整部材と、
位置調整部材に嵌合されると共に一端側がベース材に固定されるブッシュと、
ブッシュに回転可能に支持される回転円盤と、
ブッシュの他端側に固定されて被搬送物を載置可能な搭載台と、
を含む連続搬送体である。
【0009】
請求項1に係る連続搬送体によれば、搬送用レールに接して回転するベアリングが取り付けられたベース材上に、位置調整部材を移動可能としつつ固定している。また、位置調整部材に嵌合されるブッシュの一端側がベース材に固定されていて、このブッシュの他端側に被搬送物を載置可能な搭載台が固定されているだけでなく、このブッシュに回転円盤が回転可能に支持されている。
【0010】
したがって、本請求項の連続搬送体によれば、複数の連続搬送体を連続して搬送用レール上に配置することにより、回転可能な回転円盤同士を接触させつつ被搬送物を搬送することができる。この際、回転円盤の寸法精度や搬送用レールの寸法精度等による寸法誤差が生じた場合でも、ベース材上に固定されている位置調整部材を移動して、寸法誤差を吸収可能となっている。
以上の結果として、本請求項の連続搬送体では、回転円盤間における隙間や重なり合いが発生せず、また、回転円盤をスムーズに回転運動させつつ、被搬送物を搬送可能になる。
【0011】
請求項2の発明は、搬送用レールの延びる方向に対して交差方向に延びる調整用溝が、ベース材に形成され、この調整用溝に案内されて位置調整部材を往復動可能とし得る請求項1記載の連続搬送体である。つまり、本請求項によれば、ベース材に調整用溝が形成され、この調整用溝に位置調整部材が案内されることから、ベース材上で位置調整部材を移動する際に、安定かつ確実にこの位置調整部材を移動可能となる。
【0012】
請求項3の発明は、ブッシュと回転円盤との間に軸受が配置され、この軸受により回転円盤を回転可能に支持する請求項1または請求項2に記載の連続搬送体である。つまり、本請求項によれば、ブッシュと回転円盤との間に軸受が存在することで、ブッシュに対する回転円盤のスムーズな回転運動が長期間可能になる。
【0013】
請求項4の発明は、位置調整部材に相互に同一方向に延びる一対の長穴がそれぞれ貫通して形成され、これら一対の長穴を先端側が通過するボルトがベース材に螺合される請求項1から請求項3のいずれかに記載の連続搬送体である。つまり、本請求項によれば、請求項2の調整用溝が存在するだけで無く、位置調整部材に一対の長穴がそれぞれ形成されていることから、ベース材上で位置調整部材を移動する際に、調整用溝に沿って移動することで、安定かつ確実にこの位置調整部材を移動可能となる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、円盤間における隙間や重なり合いの発生を防止すると共に、円盤のスムーズな回転運動を可能としつつ、被搬送物を搬送可能とした連続搬送体が提供されるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の一実施の形態に係る連続搬送体の分解斜視図である。
【
図2】本発明の一実施の形態に係る連続搬送体の斜視図(但し、ルブリケータ及び係合ブロックは省略する)である。
【
図3】本発明の一実施の形態に係る連続搬送体が用いられる搬送システムの斜視図である。
【
図4】本発明の一実施の形態に係る連続搬送体を示す図(但し、ルブリケータ及び係合ブロックは省略する)であって、(A)は平面図であり、(B)は4A―4A矢視線図である。
【
図9】本発明の一実施の形態に係る連続搬送体に適用されるキャリッジプレートの斜視図である。
【
図10】本発明の一実施の形態に係る連続搬送体に適用される調整プレートの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明に係る連続搬送体の一実施の形態を、以下に図面を参照しつつ説明する。
図1、
図2、
図4から
図8に示すように、本実施の形態に係る連続搬送体10の本体部分を金属製で略正方形に形成されたベース材であるキャリッジプレート12が構成しており、このキャリッジプレート12の下面側に、それぞれ滑らかに回転し得る4つのベアリング14が四角形の各頂点とされる配置で、ナット15の締結によってねじ止められて取り付けられている。
【0017】
そして、これら4つのベアリング14の中央部分を
図4の左右方向に通過するように、搬送用レール40が延びている。このため、本実施の形態では、これら4つのベアリング14で搬送用レール40を挟みつつキャリッジプレート12が搬送用レール40上を移動可能となっている。なお、
図5に示すように搬送用レール40の両端部には、V字形の凸部がそれぞれ設けられていて、これに対応してベアリング14の上下方向中程にはV字形の凹部が設けられていて、搬送用レール40からベアリング14が容易には外れないようになっている。
【0018】
他方、
図1に示すようにキャリッジプレート12には、潤滑油を塗布するための一対のルブリケータ16が搬送用レール40を挟む位置関係で小ねじ17により固定されており、また、搬送用レール40上で連続搬送体10を移動するための
図3に示す搬送装置44のレバー44Aが係り合う係合ブロック18がボルト19により固定されている。
【0019】
このキャリッジプレート12の上面側には、搬送用レール40の延びる方向に対して直交方向に長く調整用溝12Aが形成されている。この調整用溝12A内には、
図8及び
図10に示すような長方形に形成された位置調整部材である調整プレート20が係り合っていて、調整用溝12Aの長手方向に沿って案内されつつこの調整プレート20が移動可能になっている。また、この調整プレート20の中央には、大径の嵌合穴20Aが貫通して形成されている他、調整プレート20の左右部分には、調整用溝12Aの長手方向にそれぞれ延びる一対の長穴20Bが貫通して形成されている。これに伴い、これら一対の長穴20Bを貫通する2本の六角ボルト21が、キャリッジプレート12に形成された
図9に示すねじ穴12Cに螺合されて、調整プレート20が固定されている。
【0020】
以上より、キャリッジプレート12上を調整用溝12Aに沿って移動可能とされた調整プレート20が固定して配置されることになる。これに伴って、2本の六角ボルト21をそれぞれ緩めて、調整プレート20をずらした後、2本の六角ボルト21を再度ねじ止めすることで、調整プレート20が新たな位置でキャリッジプレート12に固定されることになる。
【0021】
図1及び
図6に示すように、調整プレート20の中央部の嵌合穴20Aには、カラー25Bを介して円筒形状に形成されたブッシュであるセンターブッシュ24が
図6の上方に突出するように嵌合されている。このセンターブッシュ24の上下方法中程の外周側には、中央に貫通穴26Aを有した金属製の回転円盤26が配置されている。但し、この貫通穴26Aの上下方法中程にはリング状の凸部26Bが形成されている。また、この貫通穴26Aとセンターブッシュ24との間には、この凸部26B及びカラー25Aを挟んで上下2つの軸受28が設置されていて、これら軸受28を介して回転円盤26をセンターブッシュ24が回転可能に支持している。
【0022】
さらに、センターブッシュ24の先端部に形成されたフランジ部24Aには、被搬送物を載置可能な金属製とされて円形に形成された搭載台30の中心部分にある凹部30Cが填り込む形で嵌合されている。また、この搭載台30の中心部分には、貫通穴30Aが貫通していると共に、この上側に同軸状に形成された座繰部30Bが設けられている。なお、回転円盤26と搭載台30とは同軸状に配置されるものの、搭載台30の外径は回転円盤26の外径より小さく形成されていて、搭載台30が搬送の際の邪魔にならないようになっている。
【0023】
そして、低頭ボルト32の先端側が、搭載台30の貫通穴30A及びセンターブッシュ24内を通ってキャリッジプレート12に螺合されている。このため、低頭ボルト32の締結により、センターブッシュ24の基端側および搭載台30がキャリッジプレート12に確実に固定される構造とされている。この際、センターブッシュ24の基端部に形成された面取り部24Bにより、キャリッジプレート12に設けられた凹部12B内にセンターブッシュ24が嵌り込むことになる。但し、この低頭ボルト32の根元寄りの部分は、軸径が小さくなるように細く形成されている。このように、根元寄りの部分を細く形成したのは、
図6に示すように搭載台30の貫通穴30Aとの間の隙間を大きくすることで、キャリッジプレート12に対する回転円盤26の位置の調整量を大きくすることを狙ったものである。
【0024】
上記のように連続搬送体10は形成されているものの、搬送用レール40は
図3に示すように支持台42上にトラック状に形成されているものが例えば、考えられる。この搬送用レール40上には複数の連続搬送体10が隙間無く配置されていて、搬送用レール40の一部に設置された図示しない搬送装置44のレバー44Aにより何れか一つの連続搬送体10が移動されるようになる。このことで、移動方向の前方に有る他の連続搬送体10の回転円盤26とこの連続搬送体10の回転円盤26とが接して、他の連続搬送体10も移動することになる。さらに、この動作が次々に行われることで、搬送用レール40上の全ての連続搬送体10が移動することになる。
【0025】
次に、本実施の形態が適用された搬送システムの設置について、以下に説明する。
この搬送システムを工場等に設置する際には、先ずこの搬送用レール40を
図3に示す支持台42上に載せた形で設置する。この際、連続搬送体10の個数および回転円盤26の外径を基に計算された長さに、搬送用レール40を予め製造しておくことにする。
【0026】
そして、全ての連続搬送体10を搬送用レール40に取り付けて寸法の過大或いは過小等の寸法誤差を一旦確認した後、各連続搬送体10或いは少なくとも一つの連続搬送体10の低頭ボルト32の締結を解除して、センターブッシュ24、搭載台30および回転円盤26を取り外してから、一対の六角ボルト21を緩めて、確認された寸法誤差分だけ調整プレート20を調整用溝12A内で移動させて調整プレート20の位置を調整する。
【0027】
例えば、回転円盤26間において隙間が生じている場合には、調整プレート20の位置を調整して回転円盤26を搬送用レール40に対して垂直方向内側に僅かにずらすようにする。また、回転円盤26間において重なり合いが生じている場合には、調整プレート20の位置を調整して、上記と逆方向に回転円盤26を搬送用レール40に対して垂直方向外側に僅かにずらすようにする。この結果、連続搬送体10のスムーズな移動および、回転円盤26のスムーズな回転運動が可能となる。
この後、一対の六角ボルト21を締結し、センターブッシュ24、搭載台30および回転円盤26を取り付けて低頭ボルト32を締結することで連続搬送体10を完成させて、搬送システムを最終的に完成させる。
【0028】
次に、本実施の形態に係る連続搬送体10の作用を以下に説明する。
本実施の形態に係る連続搬送体10によれば、搬送用レール40に接して案内するための4つのベアリング14が四角形の各頂点とされる配置で取り付けられたキャリッジプレート12に、調整用溝12Aが形成されているが、この調整用溝12Aは、4つのベアリング14の中央部分を通過する形で延びている搬送用レール40の方向に対して直交方向に延びている。また、この調整用溝12Aに案内されつつ調整プレート20が往復動可能となっている。
【0029】
さらに、相互に同一方向に延びる一対の長穴20Bが調整プレート20にそれぞれ貫通して形成され、これら一対の長穴20Bを先端側が通過する六角ボルト21がキャリッジプレート12に螺合されることから、キャリッジプレート12上の任意の位置で調整プレート20が固定可能ともなっている。この結果として、キャリッジプレート12上で調整プレート20が、任意に移動可能とされつつ固定されるようになる。
【0030】
他方、この調整プレート20に嵌合されるセンターブッシュ24の基端側である一端側がキャリッジプレート12に固定されていて、このセンターブッシュ24の先端側である他端側に被搬送物を載置可能な搭載台30が固定されている。さらに、このセンターブッシュ24の中程には、回転円盤26が軸受28を介して配置されていることから、センターブッシュ24にこの軸受28を介して回転可能に回転円盤26が支持されることになる。
【0031】
以上より、本実施の形態の連続搬送体10によれば、複数の連続搬送体10を連続して搬送用レール40上に配置して、回転円盤26同士を接触させつつ被搬送物を搬送することになるが、この際に、回転円盤26の寸法精度や搬送用レール40の寸法精度による寸法誤差が生じた場合でも、キャリッジプレート12上に固定されている調整プレート20が、任意に移動可能とされていることから、寸法誤差を吸収可能となる。
【0032】
具体的には、調整プレート20の位置を調整して、回転円盤26を搬送用レール40に対して垂直方向内側あるいは外側に僅かにずらすことで、連続搬送体10のスムーズな移動および、回転円盤26のスムーズな回転運動を可能とする。この結果として、回転円盤26間に隙間や重なり合いが発生しなくなると共に、回転円盤26をスムーズに回転運動させて摩耗防止を図りつつ、連続搬送体10による被搬送物の安定的な搬送が可能になる。
【0033】
さらに、本実施の形態では、キャリッジプレート12に調整用溝12Aが形成されてこの調整用溝12Aに調整プレート20が案内されると共に、調整プレート20に一対の長穴20Bがそれぞれ形成されていることから、キャリッジプレート12上で調整プレート20を移動する際に、安定かつ確実に移動可能ともなる。他方、センターブッシュ24と回転円盤26との間に軸受28が存在することで、長期間センターブッシュ24に対する回転円盤26のスムーズな回転運動が可能ともなる。
【0034】
なお、上記実施の形態では、キャリッジプレート12、調整プレート20、センターブッシュ24、回転円盤26、搭載台30等がそれぞれ金属製とされているが、金属の内でも一般的な鋼製やステンレス鋼製としたり、或いは他のアルミニウム等の金属としたりすることが考えられる。さらに、上記実施の形態では、搬送用レール40の延びる方向に対して調整用溝12Aを直交方向に延びるように形成したが、単に交差方向に延びるように形成しても良い。
【0035】
以上、本発明に係る実施の形態を説明したが、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、工場内等において仕掛品、中間製品、完成品等の被搬送物を各工程間で順次搬送するだけでなく、さまざまな用途における搬送に適用可能なものである。
【符号の説明】
【0037】
10 連続搬送体
12 キャリッジプレート
12A 調整用溝
14 ベアリング
20 調整プレート
20B 長穴
21 六角ボルト
24 センターブッシュ
26 回転円盤
28 軸受
30 搭載台
40 搬送用レール