特許第5914568号(P5914568)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許59145685以上の色管理システム、5以上の色管理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5914568
(24)【登録日】2016年4月8日
(45)【発行日】2016年5月11日
(54)【発明の名称】5以上の色管理システム、5以上の色管理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/46 20060101AFI20160422BHJP
   H04N 1/60 20060101ALI20160422BHJP
   G06T 1/00 20060101ALI20160422BHJP
【FI】
   H04N1/46 Z
   H04N1/40 D
   G06T1/00 510
【請求項の数】3
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2014-103315(P2014-103315)
(22)【出願日】2014年5月19日
(62)【分割の表示】特願2009-133632(P2009-133632)の分割
【原出願日】2009年6月3日
(65)【公開番号】特開2014-171256(P2014-171256A)
(43)【公開日】2014年9月18日
【審査請求日】2014年5月19日
(31)【優先権主張番号】12/135,546
(32)【優先日】2008年6月9日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】596170170
【氏名又は名称】ゼロックス コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】XEROX CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】特許業務法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】デビッド ジェイ リバーマン
(72)【発明者】
【氏名】ステュアート エー シュエイド
【審査官】 豊田 好一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−175633(JP,A)
【文献】 特開2007−282194(JP,A)
【文献】 特開2007−288495(JP,A)
【文献】 特開2004−058624(JP,A)
【文献】 特開2003−341111(JP,A)
【文献】 特開2003−341046(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 1/46−62
G06T 1/00
H04N 1/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
5以上の色分解信号を5色以上の印刷機に出力する5以上の色管理システムであって、
入力のソース色を中間CMYK分解信号に変換する4色管理ユニットと、
色管理システム内にあり、中間CMYK分解信号を入力として受信し、少なくとも5つの出力色分解信号を5色以上の印刷機による受信のために出力する5以上の色変換ユニットと、
を備え、
5以上の色変換ユニットは、
入力された分解信号の少なくとも1つを変換なしの出力として送出し、
少なくとも1つの異なる入力分解信号を集合的に同じ色調品質を有する2以上の別個の出力色分解信号であって、そのうちの1つは通常着色剤であり、その他の別個の出力色分解信号は通常の着色剤のライトバージョンである2以上の別個の出力色分解信号に変換し、
全ての着色剤についての被覆率の総合計値を計算し、
計算された総合計値を予め定められた閾値と比較し、
計算された総合計値が閾値を超えていれば、閾値以下となるように、
複数の着色剤の混合物のうち少なくとも1つの特定着色剤の混合物について、特定着色剤の通常着色剤の被覆率を横軸に取り、そのライトバージョンの被覆率を縦軸に取った色混合空間において、全ての着色剤を含む混合物の色調を同じとしてそれぞれ異なる被覆率を有する複数の混合曲線を用い、
特定着色剤の通常着色剤の被覆率とそのライトバージョンの被覆率との合計値を特定着色剤の被覆率合計値として、
1つの混合曲線における特定着色剤の被覆率合計値の状態から、他の混合曲線における特定着色剤の被覆率合計値の状態に落とすことで、特定着色剤の通常着色剤の被覆率とそのライトバージョンの被覆率とを変更して特定着色剤の被覆率の合計値を一定比率で削減することを特徴とする5以上の色管理システム。
【請求項2】
5以上の色分解信号を5色以上の印刷機に出力する5以上の色管理方法であって、
入力のソース色を中間CMYK分解信号に4色管理ツールを用いて変換し、
中間CMYK分解信号を入力として受信し、
少なくとも5つの出力色分解信号を5色以上の印刷機による受信のために出力し、
入力された分解信号の少なくとも1つを変換なしの出力として送出し、
少なくとも1つの異なる入力分解信号を、集合的に同じ色調品質を有する2以上の別個の出力色分解信号であって、そのうちの1つは通常の着色剤であり、その他の別個の出力色分解信号は通常の着色剤のライトバージョンである2以上の別個の出力色分解信号に変換し、
全ての着色剤についての被覆率の総合計値を計算し、
計算された総合計値を予め定められた閾値と比較し、
計算された総合計値が閾値を超えていれば、閾値以下となるように、
複数の着色剤の混合物のうち少なくとも1つの特定着色剤の混合物について、特定着色剤の通常着色剤の被覆率を横軸に取り、そのライトバージョンの被覆率を縦軸に取った色混合空間において、全ての着色剤を含む混合物の色調を同じとしてそれぞれ異なる被覆率を有する複数の混合曲線を用い、
特定着色剤の通常着色剤の被覆率とそのライトバージョンの被覆率との合計値を特定着色剤の被覆率合計値として、
1つの混合曲線における特定着色剤の被覆率合計値の状態から、他の混合曲線における特定着色剤の被覆率合計値の状態に落とすことで、特定着色剤の通常着色剤の被覆率とそのライトバージョンの被覆率とを変更して特定着色剤の被覆率の合計値を一定比率で削減し、
以上の色分解信号に基づいて5色以上の印刷機で出力画像を印刷することを特徴とする5以上の色管理方法。
【請求項3】
ソース色を5以上の色分解信号に変換する画像処理機能を行うために、コンピュータによって実行可能な指示プログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、機能は、
入力のソース色を中間CMYK分解信号に4色管理ツールを用いて変換し、
中間CMYK分解信号を入力として受信し、
少なくとも5つの出力色分解信号を5色以上の印刷機による受信のために出力し、
入力された分解信号の少なくとも1つを変換なしの出力として送出し、
少なくとも1つの異なる入力分解信号を、集合的に同様の色調品質を有する2以上の別個の出力色分解信号であって、そのうちの1つは通常の着色剤であり、その他の別個の出力色分解信号は通常の着色剤のよりライトバージョンである2以上の別個の出力色分解信号に変換し、
全ての着色剤についての被覆率の総合計値を計算し、
計算された総合計値を予め定められた閾値と比較し、
計算された総合計値が閾値を超えていれば、閾値以下となるように、
複数の着色剤の混合物のうち少なくとも1つの特定着色剤の混合物について、特定着色剤の通常着色剤の被覆率を横軸に取り、そのライトバージョンの被覆率を縦軸に取った色混合空間において、全ての着色剤を含む混合物の色調を同じとしてそれぞれ異なる被覆率を有する複数の混合曲線を用い、
特定着色剤の通常着色剤の被覆率とそのライトバージョンの被覆率との合計値を特定着色剤の被覆率合計値として、
1つの混合曲線における特定着色剤の被覆率合計値の状態から、他の混合曲線における特定着色剤の被覆率合計値の状態に落とすことで、特定着色剤の通常着色剤の被覆率とそのライトバージョンの被覆率とを変更して特定着色剤の被覆率の合計値を一定比率で削減することを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、4色管理ツールを利用することによってプリンタ用の4+色管理を提供するシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
印刷システムは、しばしばデジタルフロントエンド(DFE)と呼ばれる入力モジュールを備える。DFEの目的は、文書上のあらゆるポイントで所望の外観を達成することである。この所望の外観は、L*、 a*およびb*の知覚的大きさを用いた3次元均一色空間の観点で記載されてきた。3以上の最終マーキング色の使用は冗長性を示す。常套の4色管理ツールを用いてこの冗長性に対処する方法はグレイ色除去(GCR)と呼ばれる。この冗長性を管理することは、この作業の最も難しい点の1つである。しかし、4色以上を有する機械、たとえば、6色プリンタは、冗長性が追加することに関する複雑さのために、管理の複雑さが増加する。
【0003】
4色印刷システム、たとえば、CMYK印刷機で色を管理するための多くのツールおよび技術は長期間にわたり成熟してきた。しかし、4色以上を用いる機械はより大きい冗長性レベルを有し、より複雑な新規ツールを必要とする。
【0004】
この種の関連ツールの開発が6色製品を使用するためになされてきた。ある例では、常套のCMYK解法の後、CMYKをCMYKcmにマッピングする間に、色調を保持するアルゴリズムを試みる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】グレゴリ−・ブラバーマン(Gregory Braverman)ら、「CMYK―CMYKcm色変換の色調保持の問題」、ICIS’06、インテル・コングレス・オブ・イメージ・サイエンス(Intl. Congress of Image Science).5月7−11、2006、pp.637−640。
【0006】
この物品では、良好な4色の現在の解法を、色欠陥を最小限にし、新色混合する際に等高線表示して、できるだけ色品質低下を少なくした6色の解法へとマッピングする。これらの複雑なツールは、文献に記載される幅広い研究努力の結果であるが、4色印刷を越えて拡大させた全く新しい色管理ツールの開発サイクルに関して、莫大な開発コストと時間的遅延を被る。
【発明の概要】
【0007】
全く新しい色管理ツールの開発サイクルに関する莫大な開発コストと時間的遅延だけでなく、他の難しい複雑さ、たとえば、インクの制限といった制約条件が多くのプリンタ構造に存在し、これらはさらに、色管理における特別な着色剤の添加を困難にする。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
市販入手可能な品質の4色の色管理ツール、たとえば、ゼロックスのCTK(色ツールキット)や他のDFE色管理ツールの利用性を考慮して、このような現存ツールを即座に、しかし効率的にこれらの新色管理作業に向くように利用することができることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の特徴によれば、現存の4色の色管理ツールを、6色管理作業を解決するために利用する。模範的実施の形態では、このことは、4色問題に対しての実際の4色プリンタ(V4CP)のアプローチを用いて6色問題の一部を低減することによって達成されうる。まず、常套の色管理ツールおよび製品を用いて、送出先依存4色出力、たとえば、CMYK出力を作成することができる。これら4色を次に媒介として使用して2つのパートに分けることができる。第1のパートを直接6色プリンタへの入力として使用することができる。もう一方のパートは、その後の「色分割」解法に基づいて別の色分解(成分)と置き換えることができる。この「色分割」作業は媒介のCMYK内に含まれる情報を利用する。このように、本質的に困難な6色管理作業を2つの非常に簡単な作業に分けて高度に最適化された結果を達成する。
【0010】
本開示の特徴によれば、現存の4色ツールを用いてGCRを含む一部解法を達成する。作業の残りの部分はその後のマッピングを用いて別で取り扱うことができる。
【0011】
本開示の特徴によれば、5以上(4+)の色分解信号を5色以上(4+)の印刷機に出力する5以上(4+)の色管理システムを提供する。このシステムは、入力のソース色を中間CMYK分解信号に変換する4色管理ユニットと、色管理システム内の4+色変換ユニットを備え、この4+色変換ユニットは中間CMYK分解信号を入力として受信し、少なくとも5つの出力色分解信号を4+印刷機による受信のために出力する。4+色変換ユニットは入力された分解信号の少なくとも1つを変換なしの出力として送出し、少なくとも1つの異なる入力分解信号を集合的に同じ色調品質を有する2以上の別個の出力色分解信号に変換する。2以上の別個の出力色分解信号の1つは当初の着色剤と同様または同じであり、その他の出力色分解信号は通常の着色剤のよりライトバージョンである。
【0012】
本開示のさらなる特徴によれば、5以上(4+)の色分解信号を5色以上(4+)の印刷機に出力するための色管理方法を提供する。この方法は、入力のソース色を中間CMYK分解信号に4色管理ツールを用いて変換し、中間CMYK分解信号を入力として受信し、少なくとも5つの出力色分解信号を4+色印刷機による受信のために出力することを含む。出力は入力された分解信号の少なくとも1つを変換なしの出力として送出し、少なくとも1つの異なる入力分解信号を、集合的に同じ色調品質を有する2つの別個の出力色分解信号に変換する。2つの別個の出力色分解信号の1つは当初の着色剤であり、2つの別個の出力色分解信号のもう一方は通常の着色剤のライトバージョンである。
【0013】
第1の実施の形態では、これらの特徴は1−D変換によって達成することができ、ここで、4色分解(成分)の1以上を、単一の着色剤の入力値のみに基づいて、ライト着色剤とダーク着色剤(たとえば、ライトおよびダークシアン)の混合物に分割する。これは所定のマッピングによって達成することができる。残りの着色剤は変換せずに直接送出される。したがって、色管理は4色媒介解法へとブレイクダウンされ、次に個々の着色剤について1以上の単純な混合変換を施す。この混合するという特徴は4色問題に見られることを解決する役割を果たす4色ツールから隠されている。少なくとも1つの着色剤を少なくとも2つの着色剤にマッピングするこの隠された混合分解により、実際に4+解法が生じる。
【0014】
第2の実施の形態では、これらの特徴は4−D混合スキームを用いて達成することができ、ここでも、基本色管理を4色媒介解法、および1以上のライト着色剤とダーク着色剤の混合変換にブレイクダウンする。しかし、個々の入力着色剤レベルのみに基づいているというよりむしろ、混合物の配合はその他の色分解(成分)からの出力値に基づいている。この実施の形態は、制約条件、たとえば、インク制限が存在するが、4色プリンタ色域全体をも保持する用途で特に有用である。
【0015】
模範的実施の形態を添付の図面を参照して記載するが、ここで同様の番号は同様の部分を示す。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】4色CMYK印刷機用の4色の色管理を作成する常套のデジタルフロントエンド(DFE)を示す。
図2】6色印刷機に入力する図1のDFEを示し、これは印刷機内でそれ自身内部的に4色から6色へのマッピングを行う。
図3】DFEを示し、ここでは4色出力を媒介として使用し、実際の4色プリンタを備えるこの構造の分配パートを用いてDFE内に6色印刷機に出力するための6色マッピングを発生させる。
図4】本開示に従う1−D混合方法を用いた4色から6色への変換の略図での表示である。
図5】本開示に従う3−D混合方法を用いた4色から6色への変換の略図での表示である。
図6】4および6色印刷システムを用いて各種所望目的用の着色剤の組み合わせの全体量を示す表であり、それぞれ表の右側には矢印で、機械依存印刷制限に関する全インクレベルの合計値を示す。
図7】ライトおよびダーク着色剤の全ての可能な混合物の関数として測定された紙からの3−DΔEを示す。
図8】ライトおよびダーク着色剤に対する紙からのΔEを第1の実施の形態に従う模範的混合曲線と共に示した等高線図である。
図9図8の混合曲線を別個のダークおよびライト成分に分解したものを示す。
図10図5の色変換を用いて、インク制限内にあり色域損失を排除しながら、混合曲線を調整し出力品質を最適化する処理を示すフローチャートである。
図11図10の4−D混合処理で使用する一連の一定比率の混合曲線を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
常套の4色管理アプリケーションを図1に示す。画像処理装置を色管理システム、たとえば、デジタルフロントエンド(DFE)100として機能させて、CMYK色管理ユニット110によって、(装置依存色への)装置依存4色出力(CMYK)をソース色SCから発生させ、4つの別個の色信号C、M、YおよびKとして目的の4色印刷機200、たとえば、電子写真印刷装置に送出する。文書を再処理する必要を排除するために、「高速増刷」機能用のサポートを、局所記憶装置120を用いて提供することができ、これは周知の形態でも今後開発される形態でもよい。高速増刷ファイルは入手可能である。その結果、ソース色から装置依存色へのマッピングは利用可能である。
【0018】
図2では、6色プリンタ300がDFE100から常套の4色CMYKビデオ信号出力を受信することを考える。これらの色分解(C’M’Y’K’)を、6色プリンタ300によって(プリンタ内の)所定のマッピングを用いて、印刷機が処理する6色、たとえば、標準的CMYKと2つの追加着色剤A、Bへと内部変換する。このような6色印刷機は「実際の4色プリンタ」(V4CP)内に存在するものとして記載することができる。なぜなら、このタイプのシステムは、標準的4色入力をDFEから受信し、これを通常4色処理として管理することができるからである。したがって、DFE100は特別な着色剤とは無関係であるので、印刷機の「隠された」6色の特徴をDFE100は無視する。
【0019】
図1および図2に示す2つのプリンタは異なるモードで稼動する同じプリンタであっても、異なっていてもよい。図1では、DFE100からの出力CMYK信号を直接入力に用いて、追加の色を0にセットする。図2では、AおよびBと呼ばれる追加の色を備えるプリンタが6色マッピングにCMYKを固定しセットする。
【0020】
同じ4色管理ツールを用いて、DFE100が異なる色のプロファイルやこの6色モード用の装置依存CMYKを発することができることを記載しておく。このことを、図2では、DFE出力をC’M’Y’K’として参照することで示す。この違いは局所記憶装置120で高速増刷文書をチェックすることによって容易に検出することができる。場合によっては、ロジックアナライザまたは印刷サンプルの分析を用いてCMYKをCMYKABマッピングする決定をすることができる。しかし、DFEは関与せず、6色プリンタ300は、DFE100が追加処理を行わないので、4色プリンタであるとして処理することができる。すなわち、4色から6色へのマッピングの存在をDFE100は無視することができる。なぜなら、これはカラープリンタ300内の6色印刷機が行うからである。
【0021】
本開示の特徴を図3を参照して記載する。この実施の形態では、DFE100は4色の中間色出力(たとえば、CMYK)をソース色SCから発生させ、この出力を媒介として使用する。次に、この4色出力を、4+色変換ユニット130、たとえば示される6色変換ユニットによってDFE100内で5以上の色にマッピングし、DFE100からの6色分解信号の出力によって6色印刷機400を駆動する(C”M”Y”K”AB)。4色から6色への変換および6色印刷機カスケードを2つの装置にわたって分割してもよい。それでも、このカスケードを実際のプリンタとして処理し常套の4色ツールを用いて処理することができる。この技術の利点は、媒介色出力(たとえば、CMYK)を存在する常套の色管理ツールを用いて発生させることが比較的容易にでき、次の4色から6色へのマッピングを比較的容易に構成することができる点である。
【0022】
ある実施の形態では、ライトシアンおよびライトマゼンタが追加の2色であり、それぞれダークシアンおよびダークマゼンタと対をなす。しかし、ライトおよびダーク着色剤の他の組み合わせ、たとえば、ダークおよびライトブラック(グレイ)またはダークおよびライトイエローを用いてもよい。また、システムおよび方法は2つの特別な着色剤を追加することに制限されず、少なくとも1つの特別な着色剤を追加する5色以上のシステムを含むことができる。
【0023】
ブラックおよびイエロー着色剤、およびGCR法は常套の4色管理法を用いて決定される。たとえば、この方法の簡単な実施例を図4に示すことができ、図4ではDFEが発生させた中間CMYK分解信号から、ブラックおよびイエローの分解(成分)KおよびYを残し出力として直接送出する。しかし、シアンおよびマゼンタの色分解(成分)CおよびMはそれぞれ独立して、各所定の変換TCおよびTMを用いて色調に依存したライトおよびダーク混合物へと分解される。この実施の形態では、分解はイエローやブラックのいずれの色レベルにも依存しない。したがって、この実施の形態は1−D混合法を用いており、単一の変数(個々のシアンまたはマゼンタの入力色調レベル)を混合用に使用する。
【0024】
図5に示す別の実施の形態では、ここでもライトシアンおよびライトマゼンタが追加の2色であり、それぞれダークシアンおよびダークマゼンタと対をなす。ここでもライトおよびダーク着色剤の他の組み合わせを用いてもよく、追加される着色剤はいくつでもよい。
【0025】
先の実施例のように、ブラックおよびイエロー着色剤、およびGCR法は常套の4色管理法を用いて決定され、中間ブラックおよびイエローの分解(成分)KおよびYを残し出力として直接送出する。しかし、シアンおよびマゼンタの色分解(成分)CおよびMはそれぞれ独立して、各変換TCおよびTMを用いて色調に依存したライトおよびダーク混合物へと分解され、これは他の着色剤の出力レベルに基づく。したがって、この実施の形態は4つの変数を用いた4−D混合法を用いており、(全ての入力色分解(成分)C、M、YおよびKのレベルを使用する)。したがって、ライトからダークシアンの混合物はシアンの色調レベルだけでなく、他の色分解信号M、YおよびKのレベルにも基づく。これによって使用される他の着色剤の量をファクターにした混合比の調整を可能にする。
【0026】
上の実施例において追加の着色剤を使用することで、いくつかの利益を得ることができる。少量のダーク着色剤は、低カバー範囲で使用することによって明るい色を表現することができるが、画質は明るい領域により明るい着色剤をより高カバー範囲に施すことによって改善することができる。これは印刷材料の消費を増やした用途では、外観の滑らかさを改善することができる。
【0027】
しかし、この方法の有する潜在的な問題は、インク制限と色域間の相互作用である。多くのカラープリンタまたは電子写真システムでは、画像の個々のピクセルについて最大限許される全印刷カバー範囲を表すものをインク制限と定義する。これはしばしば被覆率として、たとえば、280%のように表される。単一色のプリンタでは、カバー範囲はシングルパスで100%を越えることはできない。しかし、4色プリンタ(CMYK)では各着色剤を各ピクセルに配置してもよく、複合画像を規定する。
【0028】
したがって、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各着色剤を混合した複合画像に使用すれば400%までのカバー範囲が可能である。しかし、過剰に厚く塗布されたトナーまたはインクの印刷には、ある問題がある。たとえば、一般的な問題は、ある着色剤の組み合わせではトナー堆積高さが過剰なために、下流の定着システムで過剰なストレスとなることである。これは、他の問題の中でも、非常に厚い印刷カバー範囲を適切に定着、乾燥および輸送することができないことによる汚れを招きうる。
【0029】
しかし、色管理スキームにインク制限、たとえば、280%を設定することによって、色管理ツールはこの閾値制限を越える不所望な色の組み合わせの使用を制限してきた。色の組み合わせの全てがこのプリンタで使用することができるわけではないので、これは色域での低下につながりうる。したがって、合計が特定のプリンタのインク制限以下のレベルまでのCMYKカバー範囲値の全ての組み合わせは色域内であり再生可能であるが、インク制限を越えるものは色域外で再生されないと考えられる。
【0030】
シアン(およびマゼンタ)をダークおよびライトシアン(およびマゼンタ)の混合物にマッピングすることは、着色剤の特別な組み合わせが可能なためにカバー範囲のみを増加させることができる。すなわち、4色システムから6色システムに移行することによって、より多くの層の組み合わせが可能であるので、潜在的カバー範囲は400%から600%に増加する。図4では混合は所定の変換TCおよびTMを使用する。明らかに、ダーク着色剤をライト着色剤に置き換えることによってカバー範囲のみ増加することができる。後で、印刷品質を改良する試みにおいてインク制限による色域損失を、本開示の模範的方法を用いて排除できることを示し、図5に例示する。結果として、4色管理ツールが決定するように色域内にある4色組み合わせは、ともすればインク制限を越えしたがって色域外の6色組み合わせへとマッピングする場合がある。したがって、図4に示すような所定の混合変換は、ライト着色剤利用とインク制限違反による色域損失間に妥協を要する。
【0031】
たとえば、ライトシアンとシアンまたはライトマゼンタとマゼンタの混合物を肌の色調、空および海の領域に使用することを考える。肌の色調の領域では、追加のカバー範囲の最大のソースはマゼンタであり、たとえば、60%のダークマゼンタ入力を6色システムでは85%のライトマゼンタと25%のダークマゼンタの混合物で置き換えることができる。空の領域はシアンが占め、6色システムでは65%のダークシアンを80%のライトシアンと45%のダークシアンの混合物で置き換えることができる。海の領域については、これらの両方の混合置換を必要とする。肌の色調および空については、カバー範囲は増加するがその全量はインク制限以下に留まっている。しかし、海についてはカバー範囲の変更はインク制限の範囲を越え、したがって色が色域外となる。色システムにとってこれは最悪のタイプの色域損失である。このタイプの色域損失は色域ボリューム内に穴をあけるものである。色域ボリュームの縁に沿った部分を単純に削ぎ落とす色域損失は、調整された色域が中高部を残しているので、議論するのは非常に簡単である。
【0032】
たとえば、図6に示すように、肌の色調、空および海領域を表す画像の異なる領域は、示されるように、4または6つの着色剤の組み合わせを用いて表現される。肌の色調は4色システムではインク被覆率値135%となる選ばれた組み合わせを用いて表現される。典型的な混合変換を有する6色システムを用いて再現された同じ色は、インク被覆率値を205%に増加させることになりうる。この増加を図の右側に示す。このレベルは280%の模範的設定のインク制限内に十分あるが、このことは、50%以上のカバー範囲の著しい増加が追加の2つの着色剤によることを示している。同様に、4色システムを6色システムに切換えれば、空の領域の被覆率は110%から205%に拡大することができる。あるダーク領域、たとえば、海領域は4色システムでさえ180%の高いインク被覆率値を実質的に有する。しかし、海領域の模範的6色表現は300%のインク被覆範囲となり、これはインク制限としての模範的設定制約条件の280%を越える。したがって、この特別な色は模範的所定の混合変換下ではインク制限を破り色域外と考えられる。したがって、この特別な海の色は6色印刷機では再現できない。混合比を計測し直せば、この問題の深刻さを減らすことができるが、このトレードオフを排除することはできない。個々の分解(成分)を操作しカバー範囲を増加させるいずれの所定の混合方法もいくらかの色域損失につながる。
【0033】
図7は、ライトおよびダークシアンの可能な混合物(0〜100%の被覆率)の視覚的効果を示す。これは場合によっては、図8〜9の2次元のグラフに示される。したがって、図4の可能な混合変換TCおよびTMを、図8または9に示される1−Dマッピング曲線を用いて詳述する。
【0034】
図8は、ライトシアン対ダークシアン空間内に当初のシアンをライトおよびダークシアン混合物にマッピングすることを示す。曲線は示すように、紙から単調に増加するデルタEの等高線の経路に沿って移動せねばならない。同じマッピングを図9に示すが、図9ではマッピングを、ダークシアンをライトおよびダークバージョンにマップした2つの1−Dプロットとして示している。ハイライト領域ではライトシアンのみが用いられるが、陰では、ダークシアンの使用が増加するにつれてライトシアンの使用は減少する。転換は中間の色調区間で起こる。マゼンタについても同様の混合曲線を使用する。図4に記載される構成は、図9の分解曲線を利用することができる。個々の分解(成分)は、他の分解(成分)または潜在的なインク制限の失敗を考慮することなく、2以上の成分の混合されたものである。
【0035】
所望の混合曲線は滑らかに連続した経路であり、隣接する等高線を横切る。等高線の間の領域は同じ色調品質となる混合組み合わせを表していることを記載するのは重要である。たとえば、35%のライトの被覆率は約20%のダークの被覆率に相当し、この2つの各種混合比はまたこの色調を示す。しかし、等高線を横切ることは色調の変更につながる。したがって、左から右に曲線に沿って移動すれば、示される曲線はライトからダークに進行する。色域損失を防ぐためには、選ばれた混合曲線は、滑らかさとカバー範囲を増加させるのに十分なライト着色剤を用いるが、インク制限違反や色域損失を排除する適度に積極的な混合物である。
【0036】
ライトシアンおよびマゼンタを含む別の実施の形態では、ハイライト着色剤の使用で積極的な混合を可能にしながら、インク制限の制約条件による色域損失を完全に排除する。これを達成するために、様々な量の混合が、改良された4色から6色へのマッピングを用いて行われる。シアンおよびマゼンタの混合方法の決定も共に行われ、この決定を行う前に、イエローおよびブラックの量について情報を考慮する。この新規の4色から6色へのマッピング方法論を図5に示す。図8の1−Dマッピングが発生させる全く同じ出力を、図4または5に示されるアプローチは発生させることができる。しかし、図5の方法のみ色空間の範囲で別の行動を取ることができ、この色空間ではインク制限の制約条件は強調され(付近の領域も滑らかな変遷を達成するために影響を受けうり)、必要に応じて混合物を減らしてインク制限違反を排除することができる。
【0037】
図5の4色から6色への変換は、ダークシアン(およびマゼンタ)をライトおよびダークバージョンのシアン(およびマゼンタ)の混合物へとマッピングする。インク制限による色域損失を排除するために、イエローおよびブラックのカバー範囲レベルを混合前にチェックして全カバー範囲を評価する。必要なら積極性の低い混合物を用いて、インク制限の制約条件違反を排除しながら、色域のストレスの少ない領域ではより積極的な混合を用いてもよい。このようにして、V4CPのアプローチは4色管理ツールから6色問題の複雑な特徴を隠す。これによって、4色ツールは色管理の最も困難な部分を克服し、色域損失を排除した6色法を生じる。
【0038】
図5の4−DのTCおよびTMマッピングの行動はしばしば、実際には図4の1−DマッピングのTCおよびTMと同様の行動を取る。まず、1−D混合法の出力を考える。出力が十分にインク制限内であれば、これを直接使用する。したがって、ブラックおよびイエローを無視することができ、図5に示されるダイアグラムは実際には図4のダイアグラムと同様の行動を取る。しかし、インク制限に違反する(または違反に近い)この色域領域では、混合法は、出力がインク制限の制約条件に適合する保障を減らすことができる。このようにして、積極的な混合方法を空、肌の色調、および色域の他の大部分の領域全体に、色域ボリュームを減らすことなく、使用することができる。これらのステップを詳述したフローチャートを図10に示す。
【0039】
方法はステップS100で開始し、ここではCMYK色分解(成分)をDFE内の4色管理ツールから得る。これらの中間値から、流れはステップ110に進んで、ダークおよびライト着色剤の予想値をシアンおよびマゼンタのそれぞれについて計算する。これは図11における上側の曲線に対応したマッピングを含む参照用テーブルを用いて行われてもよく、ここで上側の曲線はライト着色剤被覆率の大きい積極的な曲線である。
【0040】
ステップS110から流れはステップS120に進んで、全ての着色剤の総合計を計算する。ステップS130で、この合計を特定のシステム用に定められたインク制限、たとえば、280%と比較する。合計が十分に制限以下であれば、流れはインク制限を満たすステップS140に進んで、現行値の着色剤を使用する。しかし、合計がインク制限を超えていれば、流れはステップS150に進んで、混合物を、必要に応じてインク制限を満たすために、一定比率で削減する。これはたとえば、図11のチャートで下側の曲線に落とすことによって達成されてもよい。先に記載したように、等高線の間の着色剤混合物の各種組み合わせは同じ色調の出力を達成することができる。したがって、示される各5つの模範的混合曲線は同じ出力を生じる。しかし、それぞれは異なるカバー範囲および画質を生じ、積極的な曲線ほどより高価な印刷物資の利用でより滑らかになる。ステップS140およびS150から処理はステップS160で終わる。
【0041】
実施例のように、図11の上側混合曲線を用いて50%マゼンタおよび65%シアンを混合物と置き換えることを考える。紙から定数ΔEの等高線に沿って、50%ダークマゼンタは85%のライトマゼンタと25%のダークマゼンタの混合物と同じであることが示されうる。同様に、65%のダークシアンは80%のライトシアンと45%のダークシアンの混合物に置き換えることができる。インク制限を越えたら、混合曲線を積極性の低い曲線、たとえば、図11の下側の曲線に置き換えることができる。ここで50%のダークマゼンタを78%のライトマゼンタと20%のダークマゼンタの混合物に置き換えることができる。同様に、65%のシアンはここで57%のライトシアンと48%のダークシアンの混合物に置き換えることができる。より積極性の低い混合曲線に切換えることによって、カバー範囲全体は32%減少した(85+25+80+45−78−20−57−48)。このようにして、混合曲線を必要に応じて調整してインク制限問題を排除することができる。最悪の場合には、ダークシアンおよびダークマゼンタの使用しか許されず、混合が完全に無効である場合がある。機械が4色モードから6色モードに切換えられるので、この方法を用いて色域を減少さないことを保障することができる。また、デフォルトとして積極的な曲線を使用することによって、インク制限違反となるまでは最高の画質滑らかさを得ることができる。
【0042】
本開示の実際の4色プリンタ法を利用するために、色管理作業を3つのステージ作業にブレイクダウンする。これらのステージを以下に記載することができる。
【0043】
色管理法の第1ステージは4色媒介解法である。これは常套の4色ツールを用いて解決することができる。ライトシアンおよびライトマゼンタ色は使用せず、4色CMYK解法を生じさせる。これは無駄な努力ではないことを記載しておく。4色以上を使用する製品はしばしば(消耗品を減らしおよび/または生産性を改善するために)4色モードを使用する。したがって、4色解法は典型的に既にあるプログラム要求である。このステージではCMYK印刷に関する冗長性は、より高レベルの複雑な管理ツールよりもむしろ、成熟したGCRツールを用いて解決される。
【0044】
第2のステージは4色から6色への変換である。その出力は、以前に計算されたCMYK媒介が示すのとほぼ同じ外観を作成することを意図するものである。完全な一致はありえないし必要もない。しかし、CMYKからCcMmYKへのマッピングは滑らかで良好に作動すべきである(たとえば、CMYK入力での僅かな違いはCcMmYK出力での僅かな違いに相当するべきである)。大部分のCMYK組み合わせについては、シアンおよびマゼンタの混合物への1−Dマッピングを行うことができる。インク制限に違反する場合には、混合曲線を下げ色域損失を排除することができる。
【0045】
典型的に、小さいポイントのセットを用いて全ての可能なCMYK値を挿入する。このセット内の各全てのポイントにインク制限に従うCcMmYK値を指定する。色管理作業のこの特徴はオフライン計算され、その結果を参照用テーブルにローディングしてもよい。
【0046】
第3のステージでは、全てのCMYK値を、ここで、ステージ2で生じたマッピング方法を用いて、CcMmYK値に変換することができる。このマッピングを一定に保つ。4色から6色へのマッピングおよび6色プリンタのカスケードはV4CPとして作動する。ステージ1で使用された成熟した4色管理ツールをここで再使用する。このようにして、想定外の色シフトを生じる着色剤間のいずれの物理的相互作用も補正することができる。このステージは新たな色管理ツールを必要としない。
【0047】
3ステージ法を用いて、添削を施して、ライトおよびダークシアン間の(およびライトおよびダークマゼンタ間の)いずれの色調のずれについても補正することができる。混合に関する色調のずれはV4CP内に潜んでいる。4色管理ツールは、色間の物理的相互作用にプリンタを適応させるように設定され、当然、必要に応じて調節された媒介CMYK値を生じさせてもよい。これは混合に関する色調のずれを大幅に補正する。次に一般的に、ステージ2および3を繰返す。このようにして、さらなる精密化を4色から6色へのマッピングに行うことができ、次いでCMYK媒介の調節を微細調整する。
【0048】
DFE100またはその一部は、適当にプログラムされた汎用コンピュータ内のソフトウェアで実行されるものと理解されるべきである。場合によっては、その一部はASIC内の物理的に別個のハードウエア回路として、またはFPGA、PDL、PLAまたはPALを用いて、またはディスクリート論理要素またはディスクリート回路要素を用いて実行されてもよい。
【符号の説明】
【0049】
100 DFE、110 CMYK色管理ユニット,120 局所記憶装置、130 4+色変換ユニット、400 6色印刷機。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11