特許第5916033号(P5916033)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5916033
(24)【登録日】2016年4月15日
(45)【発行日】2016年5月11日
(54)【発明の名称】電子機器、画像表示制御方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0484 20130101AFI20160422BHJP
   G06F 3/0488 20130101ALI20160422BHJP
【FI】
   G06F3/0484 150
   G06F3/0488
【請求項の数】8
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2012-264348(P2012-264348)
(22)【出願日】2012年12月3日
(65)【公開番号】特開2014-109926(P2014-109926A)
(43)【公開日】2014年6月12日
【審査請求日】2014年12月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】310021766
【氏名又は名称】株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
(74)【代理人】
【識別番号】100105924
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 賢樹
(74)【代理人】
【識別番号】100109047
【弁理士】
【氏名又は名称】村田 雄祐
(74)【代理人】
【識別番号】100109081
【弁理士】
【氏名又は名称】三木 友由
(74)【代理人】
【識別番号】100134256
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 武司
(72)【発明者】
【氏名】林 正和
(72)【発明者】
【氏名】石塚 健作
(72)【発明者】
【氏名】西沢 学
(72)【発明者】
【氏名】小林 悠生
(72)【発明者】
【氏名】山田 英治
【審査官】 松田 岳士
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−122856(JP,A)
【文献】 特開2009−211244(JP,A)
【文献】 特開2011−164836(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/03−3/0489
G09G 5/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器であって、
キー入力によって前記電子機器の操作をする操作ボタンと、
前記電子機器の表示領域であるとともに、タッチ操作によって前記電子機器の操作をするタッチパネルと、
前記操作ボタンまたは前記タッチパネルによる操作の少なくともいずれか一方の操作をもとに、前記電子機器の実行画面を変更して表示する画像処理部とを備え、
前記画像処理部は、
前記操作ボタンが受け付けたキー入力毎に、前記電子機器の実行画面を段階的に変更する離散画面変更部と、
前記タッチパネルが受け付けたタッチ操作の入力量に応じて、前記電子機器の実行画面を連続的に変更する連続画面変更部とを備え、
前記連続画面変更部は、タッチ操作が終了したときに、前記離散画面変更部が段階的に変更可能な画面と一致するまで画面を変更し、ピンチイン、ピンチアウトによる拡大縮小処理の拡縮率を操作ボタンによる拡大縮小処理の拡縮率と一致させることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記連続画面変更部は、前記離散画面変更部が前記電子機器の実行画面を段階的に複数回変更することで表示する画面まで、一度のタッチ操作で変更自在に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記離散画面変更部は、前記操作ボタンがキー入力を受け付ける毎に、あらかじめ定められた複数の拡縮率の中からひとつの拡縮率を段階的に選択し、選択した拡縮率で前記電子機器の実行画面を拡大または縮小し、
前記連続画面変更部は、ピッチイン操作およびピッチアウト操作を受け付け、前記タッチパネルにおける指と指との間隔の変化率を前記電子機器の実行画面の拡縮率として前記電子機器の実行画面を拡大または縮小することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記連続画面変更部は、
ピッチイン操作が終了したときは、そのときの拡縮率以下であって、かつ前記離散画面変更部が変更可能な画面とするための最大の拡縮率で前記電子機器の実行画面を拡大または縮小し、
ピッチアウト操作が終了したときは、そのときの拡縮率以上であって、かつ前記離散画面変更部が変更可能な画面とするための最小の拡縮率で前記電子機器の実行画面を拡大または縮小することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
【請求項5】
前記連続画面変更部は、ピッチイン操作またはピッチアウト操作が終了したときは、前記離散画面変更部が変更可能な画面とするための拡縮率のうち、そのときの拡縮率と最も近い拡縮率で前記電子機器の実行画面を拡縮または縮小することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
【請求項6】
電子機器のプロセッサに実行させる画像表示制御方法であって、
前記電子機器の操作ボタンのキー入力によるアプリケーションの操作を受け付けるステップと、
前記電子機器の実行画面を表示するタッチパネルのタッチ操作による前記アプリケーションの操作を受け付けるステップと、
前記操作ボタンまたは前記タッチパネルによる操作の少なくともいずれか一方の操作をもとに、前記電子機器の実行画面を変更するステップとを含み、
前記実行画面を変更するステップは、
操作ボタンのキー入力による操作を受け付けた場合、操作ボタンのキー入力毎に、前記電子機器の実行画面を段階的に変更し、
タッチパネルのタッチ操作を受け付けた場合、受け付けたタッチ操作の入力量に応じて、前記電子機器の実行画面を連続的に変更するとともに、タッチ操作が終了したときには、操作ボタンのキー入力による操作を受け付けた場合に実行画面を段階的に変更することで表示可能な画面と一致するまで画面を変更し、ピンチイン、ピンチアウトによる拡大縮小処理の拡縮率を操作ボタンによる拡大縮小処理の拡縮率と一致させることを特徴とする画像表示制御方法。
【請求項7】
電子機器に画像表示制御機能を実現させるプログラムであって、当該機能は、
前記電子機器の操作ボタンのキー入力によるアプリケーションの操作を受け付ける機能と、
前記電子機器の実行画面を表示するタッチパネルのタッチ操作による前記電子機器の操作を受け付ける機能と、
前記操作ボタンまたは前記タッチパネルによる操作の少なくともいずれか一方の操作をもとに、前記電子機器の実行画面を変更する機能とを含み、
前記実行画面を変更する機能は、
操作ボタンのキー入力による操作を受け付けた場合、操作ボタンのキー入力毎に、前記電子機器の実行画面を段階的に変更し、
タッチパネルのタッチ操作を受け付けた場合、受け付けたタッチ操作の入力量に応じて、前記電子機器の実行画面を連続的に変更するとともに、タッチ操作が終了したときには、操作ボタンのキー入力による操作を受け付けた場合に実行画面を段階的に変更することで表示可能な画面と一致するまで画面を変更し、ピンチイン、ピンチアウトによる拡大縮小処理の拡縮率を操作ボタンによる拡大縮小処理の拡縮率と一致させることを特徴とするプログラム。
【請求項8】
請求項7に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み出し可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器および画像表示制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯型のゲーム機やPDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器が普及している。多くの電子機器が通信機能を搭載し、またスマートフォンのように、携帯電話やPDA等の機能を一つにまとめた多機能型の電子機器も登場している。このような電子機器の中には、従来の操作ボタンの入力による操作に加え、ユーザにタッチパネルのタッチ操作を行わせるユーザインタフェースを提供するものも存在する。
【0003】
タッチパネルのタッチ操作をする場合、ユーザは、例えばサムネイル表示されたコンテンツ画像を指でタップすることで、そのコンテンツ画像がパネル全面に表示されるユーザインタフェースや、パネル表面を指でなぞることで、表示画像をスクロールするユーザインタフェースなどが一般的である。また近年では、同時にタッチされた複数ポイントの検出機能をもつマルチタッチスクリーンを備えた電子機器も登場し、ユーザのピンチ操作による電子機器の操作を実現するためのユーザインタフェースも実用化されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
操作ボタンとタッチパネルとの両方のユーザインタフェースを含む電子機器において、いずれのユーザインタフェースを用いても電子機器の操作が実行できると便利である。一方で、操作ボタンとタッチパネルとは異なるユーザインタフェースである。このため、ユーザが電子機器を操作ボタンの入力で操作する場合と、タッチパネルの入力で操作する場合とでは、ユーザが感じる操作感覚が異なり、場合によってはユーザに違和感を与えかねない。
【0005】
そこで本発明は、操作ボタンによる操作とタッチパネルによる操作との併存時におけるユーザインタフェースの改善技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電子機器は、キー入力によって前記電子機器の操作をする操作ボタンと、前記電子機器の表示領域であるとともに、タッチ操作によって前記電子機器の操作をするタッチパネルと、前記操作ボタンまたは前記タッチパネルによる操作の少なくともいずれか一方の操作をもとに、前記電子機器の実行画面を変更して表示する画像処理部とを備える。ここで前記画像処理部は、前記操作ボタンが受け付けたキー入力毎に、前記電子機器の実行画面を段階的に変更する離散画面変更部と、前記タッチパネルが受け付けたタッチ操作の入力量に応じて、前記電子機器の実行画面を連続的に変更する連続画面変更部とを備える。前記連続画面変更部は、タッチ操作が終了したときに、前記離散画面変更部が段階的に変更可能な画面と一致するまで画面を変更する。
【0007】
本発明の別の態様は、電子機器のプロセッサに実行させる画像表示制御方法である。この方法は、前記電子機器の操作ボタンのキー入力によるアプリケーションの操作を受け付けるステップと、前記電子機器の実行画面を表示するタッチパネルのタッチ操作による前記アプリケーションの操作を受け付けるステップと、前記操作ボタンまたは前記タッチパネルによる操作の少なくともいずれか一方の操作をもとに、前記電子機器の実行画面を変更するステップとを含む。ここで前記実行画面を変更するステップは、操作ボタンのキー入力による操作を受け付けた場合、操作ボタンのキー入力毎に、前記電子機器の実行画面を段階的に変更し、タッチパネルのタッチ操作を受け付けた場合、受け付けたタッチ操作の入力量に応じて、前記電子機器の実行画面を連続的に変更するとともに、タッチ操作が終了したときには、操作ボタンのキー入力による操作を受け付けた場合に実行画面を段階的に変更することで表示可能な画面と一致するまで画面を変更する。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、操作ボタンとタッチパネルとの両方で操作可能な電子機器における好適なユーザインタフェースを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1(a)は電子機器の前面を示す図であり、図1(b)は電子機器の背面を示す図である。
図2図2(a)は電子機器の上面を示す図であり、図2(b)は電子機器の下面を示す図であり、図2(c)は電子機器の左側面を示す図である。
図3】電子機器の回路構成を示す図である。
図4】電子機器の機能ブロックを示す図である。
図5図5(a)−(b)は、実施の形態に係る表示制御部が表示した番組表の一例を示す図である。
図6】実施の形態に係る電子機器で実行される画像表示制御処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の実施の形態に係る電子機器は、ユーザが電子機器を操作するためのユーザインタフェースとして、操作ボタンとタッチパネルとを有する情報端末装置であり、たとえば電子機器は携帯型のゲーム機やスマートフォンである。電子機器の電源投入時には電子機器を統括的に制御するオペレーティングソフトウェアが実行され、ゲームや画像処理、テレビチューナを備えたNAS(Network Attached Storage)のクライアントアプリケーション等、種々のアプリケーションプログラムを実行することができる。
【0012】
以下、本発明の実施の形態に係る電子機器の外観構成および回路構成を説明する。以下に示す電子機器は、携帯型のゲーム機であるが、他の種類の携帯型端末装置であってもよく、また据置型の端末装置やそのコントローラ等であってもよい。
【0013】
[前面部の構成]
図1(a)は、電子機器10の前面を示す。電子機器10は、横長の筐体により形成され、ユーザが把持する左右の領域は、円弧状の外郭を有している。電子機器10の前面には、矩形のタッチパネル50が設けられる。タッチパネル50は、表示装置20と、表示装置20の表面を覆う透明な前面タッチパッド21から構成される。表示装置20は有機EL(Electro-Liminescence)パネルであり、16:9の画面アスペクト比を有して画像を表示する。なお表示装置20は液晶パネルなどの表示手段であってもよい。前面タッチパッド21は、同時にタッチされた複数ポイントの検出機能をもつマルチタッチパッドであって、タッチパネル50はマルチタッチスクリーンとして構成される。
【0014】
タッチパネル50の右側には、菱形の頂点にそれぞれ位置する△ボタン22a、○ボタン22b、×ボタン22c、□ボタン22d(以下、総称する場合には「操作ボタン22」とよぶ)が設けられ、タッチパネル50の左側には、上キー23a、左キー23b、下キー23c、右キー23d(以下、総称する場合には「方向キー23」とよぶ)が設けられる。ユーザは方向キー23を操作して、上下左右および斜方の8方向を入力できる。方向キー23の下側には左スティック24aが設けられ、また操作ボタン22の下側には右スティック24bが設けられる。ユーザは左スティック24aまたは右スティック24b(以下、総称する場合には「アナログスティック24」とよぶ)を傾動して、方向および傾動量を入力する。筐体の左右頂部には、Lボタン26a、Rボタン26bが設けられる。操作ボタン22、方向キー23、アナログスティック24、Lボタン26a、Rボタン26bは、ユーザが操作する操作手段を構成する。
【0015】
操作ボタン22の近傍に、前面カメラ30が設けられる。左スティック24aの左側および右スティック24bの右側には、それぞれ音声を出力する左スピーカ25aおよび右スピーカ25b(以下、総称する場合には「スピーカ25」とよぶ)が設けられる。また左スティック24aの下側にHOMEボタン27が設けられ、右スティック24bの下側にSTARTボタン28およびSELECTボタン29が設けられる。
【0016】
[背面部の構成]
図1(b)は、電子機器10の背面を示す。電子機器10の背面には、背面カメラ31および背面タッチパッド32が設けられる。背面タッチパッド32は、前面タッチパッド21と同様に、マルチタッチパッドとして構成される。電子機器10は、前面および背面において、2つのカメラおよびタッチパッドを搭載している。
【0017】
[上面部の構成]
図2(a)は、電子機器10の上面を示す。既述したように、電子機器10の上面の左右端側に、Lボタン26a、Rボタン26bがそれぞれ設けられる。Lボタン26aの右側には電源ボタン33が設けられ、ユーザは、電源ボタン33を押下することで、電源をオンまたはオフする。なお電子機器10は、操作手段が操作されない時間(無操作時間)が所定時間続くと、サスペンド状態に遷移する電力制御機能を有している。電子機器10がサスペンド状態に入ると、ユーザは電源ボタン33を押下することで、電子機器10をサスペンド状態からアウェイク状態に復帰させることができる。
【0018】
ゲームカードスロット34は、ゲームカードを差し込むための差込口であり、この図では、ゲームカードスロット34がスロットカバーにより覆われている状態が示される。なおゲームカードスロット34の近傍に、ゲームカードがアクセスされているときに点滅するLEDランプが設けられてもよい。アクセサリ端子35は、周辺機器(アクセサリ)を接続するための端子であり、この図ではアクセサリ端子35が端子カバーにより覆われている状態が示される。アクセサリ端子35とRボタン26bの間には、ボリュームを調整するための−ボタン36aと+ボタン36bが設けられている。
【0019】
[下面部の構成]
図2(b)は、電子機器10の下面を示す。メモリカードスロット37は、メモリカードを差し込むための差込口であり、この図では、メモリカードスロット37が、スロットカバーにより覆われている状態が示される。電子機器10の下面において、音声入出力端子38、マイク39およびマルチユース端子40が設けられる。マルチユース端子40はUSB(Universal Serial Bus)に対応し、USBケーブルを介して他の機器と接続できる。
【0020】
[左側面部の構成]
図2(c)は、電子機器10の左側面を示す。電子機器10の左側面には、SIMカードの差込口であるSIMカードスロット41が設けられる。
【0021】
[電子機器の回路構成]
図3は、電子機器10の回路構成を示す。各構成はバス92によって互いに接続されている。無線通信モジュール71はIEEE802.11b/g等の通信規格に準拠した無線LANモジュールによって構成され、AP2を介して、外部ネットワークに接続する。なお無線通信モジュール71は、ブルートゥース(登録商標)プロトコルの通信機能を有してもよい。携帯電話モジュール72は、ITU(International Telecommunication Union;国際電気通信連合)によって定められたIMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)規格に準拠した第3世代(3rd Generation)デジタル携帯電話方式に対応し、携帯電話網4に接続する。SIMカードスロット41には、携帯電話の電話番号を特定するための固有のID番号が記録されたSIMカード74が挿入される。SIMカード74がSIMカードスロット41に挿入されることで、携帯電話モジュール72は、携帯電話網4との間で通信可能となる。
【0022】
CPU(Central Processing Unit)60は、メインメモリ64にロードされたプログラムなどを実行する。GPU(Graphics Processing Unit)62は、画像処理に必要な計算を実行する。メインメモリ64は、RAM(Random Access Memory)などにより構成され、CPU60が使用するプログラムやデータなどを記憶する。ストレージ66は、NAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)などにより構成され、内蔵型の補助記憶装置として利用される。表示装置20は、CPU60などにより生成された画像を出力する。
【0023】
モーションセンサ67は、電子機器10の動きを検出し、地磁気センサ68は、3軸方向の地磁気を検出する。GPS制御部69は、GPS衛星からの信号を受信し、現在位置を算出する。前面カメラ30および背面カメラ31は、画像を撮像し、画像データを入力する。前面カメラ30および背面カメラ31は、CMOSイメージセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor Image Sensor)によって構成される。
【0024】
インタフェース90において、操作部70は、電子機器10における各種操作手段を含み、具体的には、操作ボタン22、方向キー23、アナログスティック24、Lボタン26a、Rボタン26b、HOMEボタン27、STARTボタン28、SELECTボタン29、電源ボタン33、−ボタン36a、+ボタン36bを含む。前面タッチパッド21および背面タッチパッド32は、マルチタッチパッドであり、前面タッチパッド21は、表示装置20の表面に重ね合わせて配置される。スピーカ25は、電子機器10の各機能により生成される音声を出力し、マイク39は、電子機器10の周辺の音声を入力する。音声入出力端子38は、外部のマイクからステレオ音声を入力し、外部のヘッドホンなどへステレオ音声を出力する。
【0025】
ゲームカードスロット34には、ゲームファイルを記録したゲームカード76が差し込まれる。ゲームカード76は、データの書込可能な記録領域を有しており、ゲームカードスロット34に装着されると、メディアドライブにより、データの書込/読出が行われる。メモリカードスロット37には、メモリカード78が差し込まれる。メモリカード78は、メモリカードスロット37に装着されると、外付け型の補助記憶装置として利用される。マルチユース端子40は、USB端子として利用でき、USBケーブル80を接続されて、他のUSB機器とデータの送受信を行う。アクセサリ端子35には、周辺機器が接続される。
【0026】
図4は、本発明の実施の形態に係る電子機器10の機能ブロックを示す。電子機器10は、インタフェース90、表示制御部100、処理部110、および出力部120を備える。これらの構成は、ハードウエアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
【0027】
上述したとおり、インタフェース90は操作ボタン22やタッチパネル50を含む。なお、図4においてはキー入力による電子機器10の操作をするためのインタフェースとして操作ボタン22のみを図示するが、キー入力操作は操作ボタン22に限られず、方向キー23、アナログスティック24、Lボタン26a、Rボタン26b、HOMEボタン27、STARTボタン28、SELECTボタン29、電源ボタン33、−ボタン36a、+ボタン36bであってもよい。以下は本明細書においては、キー入力操作のインタフェースの一例として、多くの場合操作ボタン22を例に説明するが、他のボタンによるキー入力であってもよい。
【0028】
上述したように、タッチパネル50は表示装置20と表示装置20の表面を覆う透明な前面タッチパッド21から構成される。このためタッチパネル50は、電子機器10の実行画面の表示領域であるとともに、タッチ操作によって電子機器10の操作をするためのインタフェースとなる。ここで「電子機器10の操作」とは、例えば、電子機器10を統合的に制御するためのオペレーティングソフトウェアの制御メニューの操作や、電子機器10が実行するアプリケーションソフトウェアの操作を含む。アプリケーションソフトウェアの操作としては、例えばゲームアプリケーションにおいて操作対象となるキャラクタの操作も含まれる。
【0029】
このように、電子機器10は、電子機器10の操作を実現するためのユーザインタフェースとして、操作ボタン22のキー入力とタッチパネル50のタッチ操作との少なくともふたつの異なるインタフェースを持つ。
【0030】
表示制御部100は、操作ボタン22またはタッチパネル50による操作の少なくともいずれか一方の操作を契機として、タッチパネル50上に電子機器10の操作を実行する。電子機器10の操作の具体例として、表示制御部100は、電子機器10の操作に関する操作メニューを表示する。このため表示制御部100は、ボタン操作管理部102とタッチ操作管理部104とを含む。「操作メニュー」としては、例えば上述したオペレーティングソフトウェアの設定メニューや、テレビや録画ビデオを視聴するためのアプリケーションにおける番組表や再生リスト、ゲームアプリケーションにおける選択メニュー等、電子機器10が実行してタッチパネル50上において、ユーザが選択自在に表示するものであればどのようなものでもよい。
【0031】
ボタン操作管理部102は、操作ボタン22による操作を契機として、電子機器10の操作メニュー等を表示する。これに対し、タッチ操作管理部104は、タッチパネル50上にあらかじめ定められた所定の位置と操作ボタン22とを対応付ける。タッチ操作管理部104は、タッチパネル50上の所定の位置のタッチ操作があった場合、その所定の位置に対応づけられた操作ボタン22の操作に対応するメニューを表示する。
【0032】
処理部110は、操作ボタン22またはタッチパネル50による操作の少なくともいずれか一方の操作をもとに、電子機器10の操作を実行する。このため処理部110は、画像処理部112と、操作処理部114とを含む。
【0033】
操作処理部114は、タッチパネル50上において選択自在に提示された操作メニューの選択があった場合、その選択に関連づけられた電子機器10の操作を実行する。例えば操作メニューがテレビや録画ビデオを視聴するためのアプリケーションにおける番組表である場合、タッチパネル50上にテレビ番組が一覧表示される。
【0034】
図5(a)−(b)は、実施の形態に係る表示制御部100が表示した番組表の一例を示す図である。より具体的には、図5(a)−(b)は、横軸をテレビ局、縦軸を放送時間帯として、各テレビ局の各時間帯における番組を配置した番組表である。ここで図5(a)は5つのテレビ局の番組表を表示する場合を図示している。一方、図5(b)は、図5(a)が表示する番組表の5つのテレビ局のうち、3局のみが表示されている。図5(b)が表示するテレビ局の数は、図5(a)が表示するテレビ局の数より少ない。このため、図5(b)が表示する番組表は、図5(a)が表示すると比較すると、表内の文字や画像等の表示内容が拡大されてタッチパネル50上に表示される。
【0035】
図5(a)−(b)は、それぞれ5つのテレビ局および3つのテレビ局の番組表を表示する例であるが、表示するテレビ局の数はこれに限られず、また操作ボタン22やタッチパネル50の操作で自由に変更することができる。また、図5(a)−(b)は、8時から9時までの2時間分の番組表を示すが、表示する時間帯はこれ以上長くても短くてもよい。ユーザは操作ボタン22を操作したり、タッチパネルを上下左右にスワイプしたりすることで、表示する時間帯やテレビ局を変更することができる。
【0036】
ユーザは、タッチパネル50上に一覧表示された番組の中から所望のテレビ番組を選択する。例えば操作ボタン22の操作で番組を選択する場合、ユーザは方向キー23やアナログスティック24等を操作して図示しないフォーカス領域を移動させる。ここでフォーカス領域とは、操作メニューのどの位置が選択されているかを示すインタフェースであり、例えば番組表において選択されている番組をハイライトすることで実現できる。ユーザはフォーカス領域を所望の番組に移動し、決定を指示する操作ボタン22を押下することで、番組を選択できる。より具体的には、例えば○ボタン22bが決定を指示するボタンとしてあらかじめ登録されており、ボタン操作管理部102が○ボタン22bの押下を取得すると、操作処理部114が番組表示の操作を実行する。出力部120は、操作処理部114の実行結果をタッチパネル50に出力して表示する。
【0037】
これに対し、ユーザがタッチパネル50のタッチ操作で番組を選択する場合、ユーザはタッチパネル50上に表示された所望の番組をタップする。タッチ操作管理部104は、タッチパネル50上においてユーザがタップした位置を取得する。タッチ操作管理部104がタップ位置を取得すると、操作処理部114はその位置に表示されている番組の表示の操作を実行する。より具体的には、タッチ操作管理部104は、取得した位置に表示されている番組に対して決定を指示するボタンの押下があった場合、ボタン操作管理部102が操作処理部114に送信する信号と同様の信号を、操作処理部114に送信する。
【0038】
処理部110は、表示制御部100を介してユーザから決定を指示する操作以外の操作も受け付ける。図5(a)−(b)に示す番組表を例とすると、決定を指示する操作以外の操作とは、例えば表示するテレビ局の数を変更する操作である。ユーザは、操作ボタン22またはタッチパネル50による操作の少なくともいずれか一方の操作をすることで、番組表に表示するテレビ局の数を変更することができる。これを実現するために、処理部110中の画像処理部112は、離散画面変更部116と、連続画面変更部118とを含む。以下、電子機器10の実行画面として図5(a)−(b)に例示する番組表を例に説明する。
【0039】
操作ボタン22は、ボタンのオンまたはオフを入力とするインタフェースであり、二値の入力を基本とする。そこで離散画面変更部116は、操作ボタン22が受け付けたキー入力毎に、電子機器10の実行画面である番組表に表示するテレビ局の数を段階的に変更する。より具体的には、実施の形態に係る電子機器10は、上述したLボタン26aがテレビ局数を減少させる操作に対応づけられており、Rボタン26bがテレビ局数を増加させる操作に対応づけられている。
【0040】
図5(a)に示すように5つのテレビ局の番組表が表示されている状態において、ユーザがLボタン26aを押下したとする。離散画面変更部116は、ボタン操作管理部102からLボタン26aの押下の通知を取得すると、離散画面変更部116は、5つのテレビ局の番組表から図5(b)に示す3つのテレビ局の番組表に変更するためにあらかじめ定められた拡大率で番組表を拡大する。このとき、Lボタン26aの押下と同時に5つのテレビ局の番組表から3つのテレビ局の番組表に切り替えて表示してもよいし、5つのテレビ局の番組表から3つのテレビ局の番組表に至るまで番組表が滑らかに移行するように、拡大率を順次変更しながらアニメーション効果を持たせて番組表を切り替えてもよい。いずれにしても、最終的に変更される番組表において、一度のボタン操作毎にテレビ局の数は段階的に変更される。
【0041】
同様に、図5(b)に示すように3つのテレビ局の番組表が表示されている状態において、ユーザがRボタン26bを押下すると、離散画面変更部116は、3つのテレビ局の番組表から5つのテレビ局の番組表に変更するためにあらかじめ定められた縮小率で番組表を縮小する。5つのテレビ局の番組表が表示されている状態でユーザがさらにRボタン26bを押下すると、離散画面変更部116は、5つのテレビ局の番組表から7つのテレビ局の番組表(図示せず)に変更するためにあらかじめ定められた縮小率で番組表をさらに縮小する。このように、実施の形態に係る離散画面変更部116は、ユーザによるLボタン26aまたはRボタン26bの押下の度に、番組表に表示するテレビ局の数を3つ、5、7つ、および9つと段階的に変化させる。つまり、離散画面変更部116が変更可能な番組表におけるテレビ局の数は、3つ、5、7つ、または9つのいずれかである。
【0042】
一方、ユーザがタッチパネル50においてピンチアウト操作をしたとする。このとき、連続画面変更部118は、タッチパネル50が受け付けたタッチ操作の入力量に応じて、番組表を拡大する。より具体的には、連続画面変更部118は、タッチパネル50における指と指との間隔の変化率を番組表の拡大率として、タッチ操作の入力量に追従して番組表を拡大する。例えば、ユーザが指と指の間隔が2cmから3cmまで広げると、連続画面変更部118は、3cm/2cm=1.5倍の拡大率で番組表を拡大する。同様に、ユーザがタッチパネル50においてピンチイン操作をすると、連続画面変更部118は、指と指との間隔の変化率を番組表の縮小率とし番組表を縮小する。
【0043】
ここで、連続画面変更部118は、ユーザがタッチ操作を継続している間はタッチ操作の入力量に追従して番組表を拡縮する。一方、ユーザのタッチ操作が終了したとき、すなわちユーザの指がタッチパネル50から離れたときは、連続画面変更部118は、そのときの指と指との間隔よらず、離散画面変更部116が段階的に変更可能な画面と一致するまで画面を変更する。つまり、連続画面変更部118は、ユーザのタッチ操作が終了したとき、そのときの指と指との間隔から定まる拡縮率をもとに、番組表に表示するテレビ局の数を3つ、5、7つ、または9つの中から選択して番組表を構成する。
【0044】
例えば、3つのテレビ局が表示される番組表を5つのテレビ局が表示される番組表に変更するには、番組表を3/5=0.6倍に縮小する必要がある。このように、番組表に表示するテレビ局の数を3つ、5、7つ、または9のうちのいずれかから、別のテレビ局数に変更するために用いる拡縮率はあらかじめ計算により定めることができる。そこで、連続画面変更部118は、ピッチイン操作またはピッチアウト操作が終了したときは、離散画面変更部116が変更可能な画面とするための拡大率のうち、そのときの拡縮率と最も近い拡縮率で番組表を拡縮または縮小する。
【0045】
ここで、ユーザがピンチイン操作をしている場合、ユーザは番組表を縮小することで表示するテレビ局の数を増加することを望むと考えられる。そこで連続画面変更部118は、ユーザがピッチイン操作を終了したときは、そのときの拡縮率以下であって、かつ離散画面変更部116が変更可能な画面とするための最大の拡縮率で番組表を拡縮または縮小する。同様に、ユーザがピンチアウト操作をしている場合、ユーザは番組表を拡大することで表示するテレビ局の数を減少する意図があると考えられる。そこで連続画面変更部118は、ユーザがピッチアウト操作が終了したときは、そのときの拡縮率以上であって、かつ前記離散画面変更部が変更可能な画面とするための最小の拡縮率で番組表を拡大または縮小するこれにより、最終的に表示される番組表は離散画面変更部116が変更可能な番組表と位置し、かつ、ユーザの意図を反映することが可能となる。
【0046】
このように、連続画面変更部118は、タッチパネル50が受け付けたタッチ操作の入力量に追従して連続的に電子機器10の実行画面を変更する。このため、連続画面変更部118は、離散画面変更部116が番組表に表示するテレビ局の数を段階的に複数回変更することで到達する画面まで、一度のタッチ操作で変更自在である。これにより、操作ボタン22とは異なり連続的な操作が可能なタッチパネル50の特性を電子機器10の実行画面の変更に反映することが可能となる。
【0047】
図6は、実施の形態に係る電子機器10で実行される画像表示制御処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えば電子機器10の電源が投入されたときに開始する。
【0048】
表示制御部100は、ユーザによるインタフェース90の操作ボタン22またはタッチパネル50の操作を検出する(S10)。検出がない間(S12のN)、表示制御部100は、操作ボタン22またはタッチパネル50の操作の検出を継続する(S10)。
【0049】
操作ボタン22またはタッチパネル50の操作の検出を検出した場合(S12のY)、表示制御部100は操作の種類を取得する。操作の種類が操作ボタンの場合(S14の操作ボタン)、離散画面変更部116は、電子機器10の実行画面を段階的に変更する(S16)。実行画面を変更すると、ステップS10に戻って上記の処理を継続する。
【0050】
操作の種類が操作ボタンの場合(S14のタッチパネル)、連続画面変更部118は、タッチ操作に追従して、電子機器10の実行画面を連続的に変更する(S18)。ユーザによるタッチ操作が継続している間(S20のN)、連続画面変更部118は、タッチ操作に追従して電子機器10の実行画面を連続的に変更することを継続する。ユーザによるタッチ操作が終了した(S20のY)、連続画面変更部118は、離散画面変更部116が段階的に変更可能な画面と一致するまで画面を変更する(S22)。実行画面を変更すると、ステップS10に戻って上記の処理を継続する。
【0051】
以上説明したように、実施の形態に係る電子機器10によれば、操作ボタン22による操作とタッチパネル50による操作との併存時におけるユーザインタフェースの改善技術を提供することができる。
【0052】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0053】
上記の説明では、電子機器10の実行画面の例として図5(a)−(b)に示すような番組表を例に説明した。画像処理部112が処理する実行画面は番組表のような表形式の画面に限られない。この他にも、例えば静止画や動画の拡大や縮小に適用してもよいし、ゲームのコンテンツにおける操作対象のキャラクタの操作に適用してもよい。後者の場合、離散画面変更部116は、操作ボタン22が受け付けたキー入力毎に、操作対象のキャラクタの表示位置を段階的に変更する。連続画面変更部118は、タッチパネル50が受け付けたタッチ操作の入力量に追従して操作対象のキャラクタの表示位置を連続的に変更するが、タッチ操作が終了したときに表示する操作対象のキャラクタの位置は、離散画面変更部116が変更可能な位置と一致する。
【0054】
上記の説明では、電子機器10の実行画面の例として図5(a)−(b)に示すような番組表を例に説明した。図5(a)−(b)は、横軸をテレビ局、縦軸を放送時間帯として、各テレビ局の各時間帯における番組を配置した番組表を例示した図である。このとき、ユーザがタッチパネル50に表示された番組表におけるテレビ局をタップすることで、そのテレビ局の週間番組表に変更するようにしてもよい。具体的には、例えばユーザが図5(a)における「テレビX」をタップすると、横軸を1週間分の曜日、縦軸を時間帯とするテレビX局の週間番組表が表示される。これは、タッチ操作管理部104がタッチパネル50のタッチ操作を検出し、処理部110が番組表の変更処理を実行することで実現できる。また、テレビX局の週間番組表が表示されているときに、ユーザがある曜日をタップすると、図5に示すようにタップされた曜日における各局の番組表に戻る。
【0055】
このように、タッチパネル50に選択肢を表形式で表示する場合において、表中のいずれかの選択肢をタッチパネル50で選択することにより、選択肢に関連づけられた操作を実行してもよい。これにより、ユーザは複数の選択肢の中からひとつの選択肢を選択することを一度の操作で実現することができる。操作ボタン22での操作と比較して操作回数を減少することができ、ユーザビリティを向上させることができる。
【符号の説明】
【0056】
2 AP、 4 携帯電話網、 10 電子機器、 20 表示装置、 21 前面タッチパッド、 22 操作ボタン、 23 方向キー、 24 アナログスティック、 25 スピーカ、 26a Lボタン、 26b Rボタン、 27 HOMEボタン、 28 STARTボタン、 29 SELECTボタン、 30 前面カメラ、 31 背面カメラ、 32 背面タッチパッド、 33 電源ボタン、 34 ゲームカードスロット、 35 アクセサリ端子、 37 メモリカードスロット、 38 音声入出力端子、 39 マイク、 40 マルチユース端子、 41 SIMカードスロット、 50 タッチパネル、 60 CPU、 64 メインメモリ、 66 ストレージ、 67 モーションセンサ、 68 地磁気センサ、 69 GPS制御部、 70 操作部、 71 無線通信モジュール、 72 携帯電話モジュール、 74 SIMカード、 76 ゲームカード、 78 メモリカード、 80 USBケーブル、 90 インタフェース、 92 バス、 100 表示制御部、 102 ボタン操作管理部、 104 タッチ操作管理部、 110 処理部、 112 画像処理部、 114 操作処理部、 116 離散画面変更部、 118 連続画面変更部、 120 出力部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6