【文献】
Nokia Siemens Networks, Nokia Corporation,Cell specific TDD configuration with inter-band CA,3GPP TSG-RAN WG2 Meeting #74 R2-112946,2011年 5月 3日
【文献】
3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures (Release 8),3GPP TS 36.213,2009年 9月29日,V8.8.0,8.Physical uplink shared channel related procedures - 10.Physical uplink control channel procedures
【文献】
3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures (Release 10),3GPP TS 36.213,2011年 6月22日,V10.2.0
【文献】
Renesas Mobile Europe,Operation Principles of CC specific TDD Configuration,3GPP TSG-RAN WG2 Meeting #74 R2-112938,2011年 5月 2日
【文献】
CATT, RITT,UL Control Channel Scheme for LTE-A,3GPP TSG RAN WG1 meeting #56 R1-090939,2009年 2月 4日,2.1.1 Approach 1: Time domain bundling, Fig.1 Time domain bundling,URL,http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_56/Docs/R1-090939.zip
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
専属フィードバックタイミング関係に基づいて確認したダウンリンクデータに対応するフィードバック情報を伝送するアップリンクサブフレームは、プライマリーキャリアでのアップリンクサブフレームのサブセット、または、フルセットであることを特徴とする請求項1に記載のフィードバック情報の送信方法。
前記ユーザー設備の専属フィードバックタイミング関係を確認するステップは、前記ユーザー設備が、ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係を確認するステップと、を含み、
ネットワーク側が配置する前記専属フィードバックタイミング関係とプライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係は同じであるか、または、ネットワーク側が配置する前記専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置におけるアップリンクサブフレームは、ユーザー設備が集める任意のキャリアにおけるアップリンクサブフレームのサブセットまたはフルセットであることを特徴とする請求項1に記載のフィードバック情報の送信方法。
前記ユーザー設備の専属フィードバックタイミング関係を確認するステップは、前記ユーザー設備が、予め約束した専属フィードバックタイミング関係を確認するステップを含み、
プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を予め約束して利用し、専属フィードバックタイミング関係とするか、または、プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が、0または1または2または6であると予め約束した場合、TDDアップ/ダウンリンク配置2に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、前記専属フィードバックタイミング関係とし、プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置は3または4である場合、TDDアップ/ダウンリンク配置4に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、前記専属フィードバックタイミング関係とすることを特徴とする請求項1に記載のフィードバック情報の送信方法。
前記ユーザー設備がフィードバック情報を送信する前に、さらに、特定キャリアにおいて、専属フィードバックタイミング関係が、ダウンリンクに対応し、キャリアがアップリンクに対応する前記キャリアをアップリンクの第1特定サブフレームとし、前記ユーザー設備が、第1特定サブフレームに対し、フィードバック情報を送信するステップを備え、
前記特定キャリアのTDDアップ/ダウンリンク配置と専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置は、異なることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のフィードバック情報の送信方法。
前記ユーザー設備がフィードバック情報を送信する前に、さらに、前記ユーザー設備が、特定キャリアにおいて、専属フィードバックタイミング関係にたいしてアップリンクとして対応され、前記キャリアに対してダウンリンクとして対応される第2特定サブフレームに対応する、フィードバック情報を特別処理するステップを備え、
前記特定キャリアのTDDアップ/ダウンリンク配置と専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置は異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のフィードバック情報の送信方法。
前記専属フィードバックタイミング関係が確認したダウンリンクデータに対応するフィードバック情報を伝送するアップリンクサブフレームは、プライマリーキャリアにおいてアップリンクサブフレームのサブセットまたはフルセットであることを特徴とする請求項8に記載のフィードバック情報の受信方法。
前記ネットワーク側設備の専属フィードバックタイミング関係の確認するステップは、前記ネットワーク側設備が、予め約束した専属フィードバックタイミング関係を確認するステップを含み、
プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を予め約束して利用し、前記専属フィードバックタイミング関係とするか、または、プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置は0または1または2または6であると予め約束した場合、TDDアップ/ダウンリンク配置2に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、前記専属フィードバックタイミング関係とし、プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が3または4である場合、TDDアップ/ダウンリンク配置4に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、前記専属フィードバックタイミング関係とすることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のフィードバック情報の受信方法。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明に係る実施形態において、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備は、専属フィードバックタイミング関係に基づき、プライマリーキャリアにてダウンリンクデータに対応するフィードバック情報を伝送する。異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーション実行後にフィードバック情報を伝送できるため、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーション実行後の伝送効率とシステム性能を高める。
【0018】
ユーザー設備が集合させるキャリアは、プライマリーキャリアPCellとセカンドリキャリSCellに分かれる。
【0019】
プライマリーキャリア:端末が集合させる複数セルにおいて、1つのキャリアのみがプライマリーキャリアと定義される。プライマリーキャリアは、基地局により選択され、かつ、RRC(Radio Resource Control,無線リソース制御)シグナリングを介して端末に配置される。プライマリーキャリアにおいてのみPUCCH(Physical Uplink Control Channel,物理層アップリンク制御チャネル)が配置される。
【0020】
セカンドリキャリ:端末が集合させる全セルにおいて、プライマリーキャリア以外のキャリアは全てプライマリーキャリアである。
【0021】
ここで、専属フィードバックタイミング関係は、専ら異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備が利用する送信フィードバックタイミング関係である。
【0022】
以下に紹介するユーザー設備は特別な説明ではない限り、全て異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備である。ここでは説明を繰り返さない。
【0023】
以下の説明過程において、まず、ネットワーク側とユーザー設備側の組み合わせによる実施形態から説明し、最後にネットワーク側とユーザー設備側それぞれの実施形態から説明する。しかし、これは両者を必ず組み合わせて実行しなければならないことを意味しない。実際は、ネットワーク側とユーザー設備側を分けて実行する場合、それぞれネットワーク側、ユーザー設備側にそれぞれ存在する問題も解決し、両者をあわせて利用した場合にのみ、より良い技術效果を得ることができる。
【0024】
以下に本発明の図面を結合して、本発明に係る実施形態に対してさらに詳細に説明する。
【0025】
図2は、本発明に係るフィードバック情報を伝送するシステムであり、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備10とネットワーク側設備20を備える。
【0026】
異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備10は、専属フィードバックタイミング関係を確認し、確認した専属フィードバックタイミング関係に基づき、プライマリーキャリアにてダウンリンクデータに対応するフィードバック情報を伝送する。
【0027】
ネットワーク側設備20は、専属フィードバックタイミング関係を確認し、確認した専属フィードバックタイミング関係に基づき、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備のプライマリーキャリアにてユーザー設備からのフィードバック情報を受信する。
【0028】
ここで、ダウンリンクデータは、以下のデータにおける少なくとも1つを含むがこれに限らない。
【0029】
動的スケジューリングのPDSCH(Physical Downlink Shared Channel,物理ダウンリンクリンク共有チャネル)、半動的スケジューリングのPDSCHとSPS(Semi−Persistent Schedule,半持続的スケジューリング)にリソースリリースを指示するPDCCH(Physical Downlink Control Channel,物理ダウンリンク制御チャネル)。
【0030】
好ましくは、専属フィードバックタイミング関係は、以下の条件における少なくとも1つを満たす。
【0031】
(1)専属フィードバックタイミング関係は、Rel−8 TDDシステムが支援するフィードバックタイミング関係のうちの1つである。例えば、表1における1つである。詳細はプロトコルTS36.213を参照できる。
【0032】
(2)専属フィードバックタイミング関係に基づき確認したダウンリンクデータに対応するフィードバック情報を伝送するアップリンクサブフレームは、プライマリーキャリアでのアップリンクサブフレームのサブセットまたはフルセットである。即ち、専属タイミング関係に基づき、ACK/NACKフィードバックを行う場合、対応するフィードバックサブフレームは、プライマリーキャリアにおける少なくとも1つのアップリンクサブフレームである。
【0033】
好ましくは、ユーザー設備10が確認する専属フィードバックタイミング関係は、ネットワーク側が配置してもよく、予め約束してもよい。もし、ユーザー設備10が確認する専属フィードバックタイミング関係は、ネットワーク側が配置したものであれば、ネットワーク側設備20が確認した専属フィードバックタイミング関係をユーザー設備10に配置する。もし、ユーザー設備10が確認する専属フィードバックタイミング関係は予め約束できるのであれば、ネットワーク側設備20が確認した専属フィードバックタイミング関係も予め約束する。以下にそれぞれの説明を記述する。
【0034】
〈方式一〉
専属フィードバックタイミング関係をネットワーク側が配置する。
【0035】
具体的に、ネットワーク側設備20は、ユーザー設備10に専属フィードバックタイミング関係を配置する。ユーザー設備10は、ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0036】
ここで、ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係とプライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係は同じである(即ち、ネットワーク側は、プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を専属フィードバックタイミング関係とし、ユーザー設備10に配置する)。
【0037】
または、ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置におけるアップリンクサブフレームは、ユーザー設備が集合させる任意のキャリア(この任意のキャリアは1つのキャリアでもよく、複数キャリアでもよい)でのアップリンクサブフレームのサブセットまたはフルセットである。
【0038】
〈方式二〉
専属フィードバックタイミング関係を予め約束する。即ち、プロトコルを介して予めユーザー設備10に配置する。
【0039】
具体的に、ユーザー設備10は予め約束した専属フィードバックタイミング関係を確認し、ネットワーク側設備20は予め約束した専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0040】
ここで、予め約束した専属フィードバックタイミング関係とプライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係は同じである(即ち、ユーザー設備10は、プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を専属フィードバックタイミング関係とする)。
【0041】
または、プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が0または1または2または6(表1参照)である場合、予め配置を約束した専属フィードバックタイミング関係は、TDDアップ/ダウンリンク配置2に対応するフィードバックタイミング関係である。プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が3または4(表1参照)である場合、予め約束した専属フィードバックタイミング関係は、TDDアップ/ダウンリンク配置4に対応するフィードバックタイミング関係である。
【0042】
説明が必要な点として、どの方式を用いたとしても、ネットワーク側設備20とユーザー設備10は全て同じ専属タイミング関係を利用すべきであり、具体的にプロトコルを介して約束するか、ネットワーク側がどの方式を用いるかを通知できることである。
実施過程において、ユーザー設備10がフィードバック情報を送信する前に、さらにネットワーク側設備20がフィードバック情報を受信する前に、さらにフィードバック情報ビット数を確認できる。
【0043】
好ましくは、伝送ダウンリンクデータが対応するACK/NACK情報について、ACK/NACK codebookの大きさは、専属のACK/NACKフィードバックタイミング関係に基づき、確認する。
【0045】
好ましくは、ユーザー設備がフィードバック情報を送信する前に、さらに具体的なフィードバック情報を確認できる。異なるキャリアでのフィードバック情報は全てプライマリーキャリアにて伝送しなければならないため、異なるキャリアにて少なくとも2種類のTDDアップ/ダウンリンク配置がある。よって、あるサブフレームについて、おそらく専属フィードバックタイミング関係は、ダウンリンクに対応し、キャリアはアップリンクに対応する。または、専属フィードバックタイミング関係は、アップリンクに対応し、キャリアダウンリンクに対応するという状況となる。
【0046】
これらサブフレームに対する好ましい処理方法は、
対応するTDDアップ/ダウンリンク配置と専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が異なるキャリアにおいて、専属フィードバックタイミング関係が、ダウンリンクに対応し、キャリアがアップリンクに対応する第1特定サブフレームについて、ユーザー設備が、第1特定サブフレームに対し、フィードバック情報を送信し、
対応するTDDアップ/ダウンリンク配置と専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が異なるキャリアにおいて、専属フィードバックタイミング関係に対してアップリンクとして対応され、キャリアに対してダウンリンクに対応される第2特定サブフレームについて、前記ユーザー設備が、前記第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報を特別処理する。
【0047】
前記ユーザー設備の、前記第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報の特別処理は、第2特定サブフレームについて、ユーザー設備が第2特定サブフレームへフィードバック情報を送信しないことと、または、第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報と第2特定サブフレームの前または後の直近の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームに位置するフィードバック情報を合併し、かつ、第2特定サブフレームの前、または、後の直近の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームのフィードバック情報の位置を占用し、合併後のフィードバック情報を送信することと、を備える。
【0048】
ここで、本発明に係るネットワーク側設備は、基地局(例、マクロ基地局、ホーム基地局等)でもよく、RN(中継)設備でもよく、さらに他のネットワーク側設備でもよい。
【0049】
以下に例を挙げ、第1特定サブフレームと第2特定サブフレームの処理方法について詳細に説明する。
【0050】
〈実施形態1〉
図7に示すように、TDDアップ/ダウンリンク配置2が対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。UEは、TDDアップ/ダウンリンク配置1と配置2の2種類のキャリアが集合している。UEは、〈数1〉を用いて、専属タイミング関係に基づき、フィードバックするACK/NACKビット数を確認する。ここで、Band1内のサブフレーム3と8について、アップリンクサブフレームではあるが、これに対応し、フィードバック情報を提供して、フィードバック情報序列における他のビット位置を正確に確保しなければならない。
【0051】
アップリンクサブフレームに対応しないフィードバック情報があるため、好ましい方式は、アップリンクサブフレームに対応するフィードバック情報は、NACK情報である。しかし、ACKを約束して利用しもてよい。後続の実施形態において、アップリンクサブフレームに対応するフィードバック情報は、NACK情報であることを例に挙げ説明する。ACKを用いる方式とNACKを用いる方式は類似しているため、ここでは説明を繰り返さない。
【0052】
図7を例に挙げ、もし、〈数2〉を用いてフィードバック情報ビット数を確認すると、各キャリアがそれぞれ計算後に和を求めるため、Band1内のサブフレーム3と8はフィードバック情報を提供しなくてもよい。
【0053】
〈実施形態2〉
TDDアップ/ダウンリンク配置1が対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。UEは、TDDアップ/ダウンリンク配置1と配置2の2種類のキャリアが集合している。UEは、専属タイミング関係に基づき、フィードバックするACK/NACKビット数を確認する。ここで、実施形態2には2種類の処理方法がある。
【0054】
〈方式1〉
図8に示すように、Band2内のサブフレーム3とサブフレーム8はACK/NACK情報をフィードバックしない。
【0055】
〈方式2〉
図9に示すように、Band2内のサブフレーム3とサブフレーム8は、隣接するダウンリンクサブフレームをACK/NACK合併後、さらにフィードバックする。合併後のACK/NACK情報は、隣接サブフレーム(即ち、サブフレーム4とサブフレーム9)のACK/NACK情報位置を占用する。
【0056】
実施形態2について、数1による数式を用いる場合と、数2による数式を用いる場合の效果は同じである。
【0057】
〈実施形態3〉
TDDアップ/ダウンリンク配置1が対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。UEは、TDDアップ/ダウンリンク配置1と配置2の2種類のキャリアが集合しているが、異なるbandでは同期しない。即ち、対応するサブフレーム番号は異なる。UEは、専属タイミング関係に基づき、ACK/NACKをフィードバックし、かつ、フィードバックしたACK/NACKビット数を確認する。ここで、実施形態3には2種類の処理方法がある。
【0058】
〈方式1〉
図10に示すように、Band2内のサブフレーム0と1は、ACK/NACK情報をフィードバックしない。もし、数1による数式を用いると、Band2内のサブフレーム2は、アップリンクサブフレームではあるがこれに対応してNACK情報を提供しなければならない。一方、数2による数式を用いれば、band2内のサブフレーム2は、フィードバック情報を提供しなくてもよい。
【0059】
〈方式2〉
図11に示すように、Band2内のサブフレーム0とサブフレーム1は、つながっているダウンリンクサブフレームにてACK/NACKを合併後、さらにフィードバックする。合併後のACK/NACK情報は、隣接サブフレーム(即ち、サブフレーム9とサブフレーム4)のACK/NACK情報位置を占用する。もし、数1による数式を用いると、Band2内のサブフレーム2は、アップリンクサブフレームではあるが、これに対応してNACK情報を提供しなければならない。一方、数2による数式を用いれば、band2内のサブフレーム2は、フィードバック情報を提供しなくてもよい。
【0060】
〈方式3〉
図12と
図13が示すように、数1による数式を用いて、Band2内のサブフレーム0と1は、つながっているアップリンクサブフレームとACK/NACKを合併後、さらにフィードバックする。かつ、当該アップリンクサブフレームが専属タイミング関係におけるダウンリンクサブフレームに対応する場合、隣接するアップリンクサブフレームは、実際にはACK/NACK合併参加せず、サブフレーム0とサブフレーム1に対応するACK/NACK情報を合併させればよい。
【0061】
説明が必要な点として、前記の例に挙げたものは2つのキャリアおよびTDDアップ/ダウンリンク配置1と配置2であり、他のキャリア数および他の配置方式は前記の例と類似しているため、ここでは説明を繰り返さない。
【0062】
同様な発明思想に基づき、本発明に係る実施形態はさらに、ユーザー設備、ネットワーク側設備、フィードバック情報の送信方法およびフィードバック情報の受信方法を提供する。これら設備と方法が解決する問題の原理とフィードバック情報を伝送するシステムは類似しており、これら設備の方法の実施形態はシステムの実施形態を参照できるため、ここでは説明を繰り返さない。
【0063】
図3に示すように、本発明に係るユーザー設備は、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行する。
【0064】
前記ユーザー設備は、
専属フィードバックタイミング関係を確認する、第1タイミング関係確認モジュール300と、
確認した専属フィードバックタイミング関係に基づき、プライマリーキャリアにてダウンリンクデータに対応するフィードバック情報を伝送する、送信モジュール310とを備える。
【0065】
好ましくは、第1タイミング関係確認モジュール300は、ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0066】
ここで、ネットワーク側配置は、プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。または、ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置におけるアップリンクサブフレームは、ユーザー設備が集合させる任意のキャリアにおけるアップリンクサブフレームのサブセットまたはフルセットである。
【0067】
好ましくは、第1タイミング関係確認モジュール300は、予め約束した専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0068】
ここで、プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を予め約束して利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。または、プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置は、0または1または2または6であると予め約束した場合、TDDアップ/ダウンリンク配置2に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置は3または4である場合、TDDアップ/ダウンリンク配置4に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。
【0069】
好ましくは、第1タイミング関係確認モジュール300に基づき、〈数1〉または〈数2〉フィードバック情報ビット数を確認する。
【0070】
好ましくは、第1タイミング関係確認モジュール300は、対応するTDDアップ/ダウンリンク配置と専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が異なるキャリアにおいて、専属フィードバックタイミング関係は、アップリンクに対応し、キャリアはダウンリンクに対応する第2特定サブフレームについて、第2特定サブフレームに対し、フィードバック情報を送信する。
【0071】
好ましくは、第1タイミング関係確認モジュール300は、対応するTDDアップ/ダウンリンク配置と専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が異なるキャリアにおいて、専属フィードバックタイミング関係は、アップリンクに対応し、キャリアダウンリンクに対応する第2特定サブフレームについて、前記第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報を特別処理する。
【0072】
好ましくは、第1タイミング関係確認モジュール300が、前記第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報に対し、特別処理する場合、具体的に、第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報を送信しない。または、第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報と第2特定サブフレームの前または後の直近の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームに位置するフィードバック情報を合併し、かつ、第2特定サブフレームの前または後の直近の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームのフィードバック情報の位置を占用し、合併後のフィードバック情報を送信する。
【0073】
図4に示すように、本発明に係るネットワーク側設備は、
専属フィードバックタイミング関係を確認する、第2タイミング関係確認モジュール400と、
確認した専属フィードバックタイミング関係に基づき、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備のプライマリーキャリアにてユーザー設備からのフィードバック情報を受信する、受信モジュール410と、を備える。
【0074】
好ましくは、第2タイミング関係確認モジュール400は、ユーザー設備に専属フィードバックタイミング関係を配置する。
【0075】
ここで、配置した専属フィードバックタイミング関係とプライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係は同じである。または、配置した専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置におけるアップリンクサブフレームは、ユーザー設備が集合させる任意のキャリアにおけるアップリンクサブフレームのサブセットである。
【0076】
好ましくは、第2タイミング関係確認モジュール400は、予め約束した専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0077】
ここで、プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を予め約束して利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。または、プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置は0または1または2または6であると予め約束した場合、TDDアップ/ダウンリンク配置2に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が3または4である場合、TDDアップ/ダウンリンク配置4に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。
【0078】
好ましくは、第2タイミング関係確認モジュール400は、数1または数2による数式に基づき、フィードバック情報ビット数を確認する。
【0079】
図5に示すように、本発明に係るフィードバック情報の送信方法は、以下のステップ501からステップ502を備える。
【0080】
ステップ501において、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備が専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0081】
ステップ502において、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備が確認した専属フィードバックタイミング関係に基づき、プライマリーキャリアにてダウンリンクデータに対応するフィードバック情報を伝送する。
【0082】
好ましくは、専属フィードバックタイミング関係は、以下の条件における少なくとも1つを満たす。
【0083】
(1)専属フィードバックタイミング関係は、Rel−8 TDDシステムが支援するフィードバックタイミング関係のうちの1つである。即ち、表1における1つである。
【0084】
(2)専属フィードバックタイミング関係に基づき、確認したダウンリンクデータに対応するフィードバック情報を伝送するアップリンクサブフレームは、プライマリーキャリアにおいてアップリンクサブフレームのサブセットまたはフルセットである。即ち、専属タイミング関係に基づき、ACK/NACKフィードバックを行う場合、これに対応するフィードバックサブフレームはプライマリーキャリアにおける少なくとも1つのアップリンクサブフレームである。
【0085】
好ましくは、ステップ501において、ユーザー設備が確認した専属フィードバックタイミング関係は、ネットワーク側が配置してもよく、予め配置してもよい。以下にそれぞれを説明する。
【0086】
〈方式1〉
専属フィードバックタイミング関係はネットワーク側が配置する。
【0087】
具体的に、ユーザー設備ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0088】
ここで、ネットワーク側は、プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を配置し、専属フィードバックタイミング関係とする。または、ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置におけるアップリンクサブフレームは、ユーザー設備が集合させる任意のキャリア(ここでの任意のキャリアは任意の1つのキャリアでもよく、任意の複数キャリアでもよい)におけるアップリンクサブフレームのサブセットまたはフルセットである。
【0089】
〈方式2〉
専属フィードバックタイミング関係は予め約束する。
【0090】
具体的に、ユーザー設備は、予め約束した専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0091】
ここで、プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を予め約束して利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。または、プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置は、0または1または2または6(表1参照)であると予め約束した場合、TDDアップ/ダウンリンク配置2に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が3または4(表1参照)である場合、TDDアップ/ダウンリンク配置4に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。
【0092】
説明が必要な点として、どの方式を用いたとしても、ネットワーク側設備とユーザー設備は全て同じ専属タイミング関係を利用すべきであり、具体的にプロトコルを介して約束するか、ネットワーク側がどの方式を用いるかを通知できることである。
【0093】
実施過程において、ステップ502の前に、ユーザー設備は、さらにフィードバック情報ビット数を確認できる。
【0094】
好ましくは、伝送ダウンリンクデータが対応するACK/NACK情報について、ACK/NACK codebookの大きさは、専属のACK/NACKフィードバックタイミング関係に基づき、確認する。
【0095】
具体的に、ユーザー設備は、数1または数2による数式に基づき、フィードバック情報ビット数を確認する。
【0096】
ユーザー設備とネットワーク側設備は、同じ公式を用いてフィードバック情報ビット数を確認しなければならない。
【0097】
あるサブフレームについて、専属フィードバックタイミング関係は、おそらくダウンリンクに対応し、キャリアはアップリンクに対応する。または、専属フィードバックタイミング関係は、アップリンクに対応し、キャリアダウンリンクに対応するという状況となる。これらサブフレームに対する好ましい処理方法は、ステップ502の前に、対応するTDDアップ/ダウンリンク配置と専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が異なるキャリアにおいて、専属フィードバックタイミング関係が、ダウンリンクに対応し、キャリアがアップリンクに対応する第1特定サブフレームについて、ユーザー設備は、第1特定サブフレームに対し、フィードバック情報を送信する。
【0098】
対応するTDDアップ/ダウンリンク配置と専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が異なるキャリアにおいて、専属フィードバックタイミング関係は、アップリンクに対応し、キャリアダウンリンクに対応する第2特定サブフレームについて、ユーザー設備が前記第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報を特別処理する。
【0099】
前記ユーザー設備が前記第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報を特別処理するステップは、第2特定サブフレームに対して、ユーザー設備が第2特定サブフレームへフィードバック情報を送信しないステップと、または、第2特定サブフレームに対応するフィードバック情報と第2特定サブフレームの前または後の直近の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームに位置するフィードバック情報を合併し、かつ、第2特定サブフレームの前または後の直近の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームのフィードバック情報の位置を占用し、合併後のフィードバック情報を送信するステップと、を備える。
【0100】
図6に示すように、本発明に係るフィードバック情報の受信方法は、以下のステップ601からステップ602を備える。
【0101】
ステップ601において、ネットワーク側設備は、専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0102】
ステップ602において、ネットワーク側設備は、確認した専属フィードバックタイミング関係に基づき、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーションを実行するユーザー設備のプライマリーキャリアにてユーザー設備からのフィードバック情報を受信する。
【0103】
好ましくは、専属フィードバックタイミング関係が以下の条件における少なくとも1つを満たす。
【0104】
(1)専属フィードバックタイミング関係は、Rel−8 TDDシステムが支援するフィードバックタイミング関係における1つ、即ち、表1における1つである。
【0105】
(2)専属フィードバックタイミング関係に基づき、確認したダウンリンクデータに対応するフィードバック情報を伝送するアップリンクサブフレームは、プライマリーキャリアにおいてアップリンクサブフレームのサブセットまたはフルセットである。即ち、専属タイミング関係に基づき、ACK/NACKフィードバックを行う場合、これに対応するフィードバックサブフレームはプライマリーキャリアにおける少なくとも1つのアップリンクサブフレームである。
【0106】
好ましくは、ネットワーク側設備が確認した専属フィードバックタイミング関係は、ユーザー設備に配置したものでもよく、予め配置したものでもよい。以下にそれぞれを説明する。
【0107】
〈方式1〉
専属フィードバックタイミング関係はネットワーク側を配置する。
【0108】
具体的に、ネットワーク側設備は、ユーザー設備に専属フィードバックタイミング関係を配置する。
【0109】
ここで、ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係とプライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係は同じである。または、ネットワーク側が配置する専属フィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置におけるアップリンクサブフレームは、ユーザー設備が集合させる任意のキャリアにおけるアップリンクサブフレームのサブセットであるまたはフルセットである。
【0110】
〈方式2〉
専属フィードバックタイミング関係を予め約束する。
具体的に、ネットワーク側設備は、予め配置した専属フィードバックタイミング関係を確認する。
【0111】
ここで、プライマリーキャリアに対応するフィードバックタイミング関係を予め約束して利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。または、プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が0または1または2または6(表1参照)であると予め約束した場合、TDDアップ/ダウンリンク配置2に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。プライマリーキャリアが対応するフィードバックタイミング関係に対応するTDDアップ/ダウンリンク配置が3または4(表1参照)である場合、TDDアップ/ダウンリンク配置4に対応するフィードバックタイミング関係を利用し、専属フィードバックタイミング関係とする。
【0112】
説明が必要な点として、どの方式を用いたとしても、ネットワーク側設備とユーザー設備は、全て同じ専属タイミング関係を利用すべきである。具体的にプロトコルを介して約束するか、ネットワーク側がどの方式を用いるかを通知できることである。
【0113】
実施過程において、ステップ602の前に、ネットワーク側設備は、さらにフィードバック情報ビット数を確認できる。
【0114】
具体的に、ネットワーク側設備は、〈数1〉または〈数2〉に基づき、フィードバック情報ビット数を確認する。
【0115】
ここで、
図5と
図6は1つのフローを合成し、フィードバック情報を伝送する方法を形成する。即ち、先にステップ501とステップ601を実行し、さらにステップ502を実行し、最後にステップ602を実行する。
【0116】
ステップ501とステップ601には必然的な前後の順序はない。もし、専属フィードバックタイミング関係はネットワーク側が配置したものであれば、先にステップ601を実行し、さらにステップ501を実行する。もし、専属フィードバックタイミング関係は予め配置していれば、先にステップ501を実行し、さらにステップ601を実行できる。また、先にステップ601を実行し、さらにステップ501してもよく、同時にステップ501とステップ601を実行してもよい。
【0117】
本分野の技術者として、本発明の実施形態が、方法、システム或いはコンピュータプログラム製品を提供できるため、本発明は完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの両方を結合した実施形態を採用できることがかわるはずである。さらに、本発明は、一つ或いは複数のコンピュータプログラム製品の形式を採用できる。当該製品はコンピュータ利用可能なプログラムコードを含むコンピュータ利用可能な記憶媒体(ディスク記憶装置と光学記憶装置等を含むがそれとは限らない)において実施する。
【0118】
以上は本発明の実施形態の方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフロー図および/またはブロック図によって、本発明を記述した。理解すべきことは、コンピュータプログラム指令によって、フロー図および/またはブロック図における各フローおよび/またはブロックと、フロー図および/またはブロック図におけるフローおよび/またはブロックの結合を実現できる。プロセッサはこれらのコンピュータプログラム指令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み式処理装置、或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備の処理装置器に提供でき、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサは、これらのコンピュータプログラム指令を実行し、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0119】
これらのコンピュータプログラム指令は又、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置を特定方式で動作させるコンピュータ読取記憶装置に記憶できる。これによって、指令を含む装置は当該コンピュータ読取記憶装置内の指令を実行でき、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0120】
これらコンピュータプログラム指令はさらに、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備に実装もできる。コンピュータプログラム指令が実装されたコンピュータ或いは他のプログラム可能設備は、一連の操作ステップを実行することによって、関連の処理を実現し、コンピュータ或いは他のプログラム可能な設備において実行される指令によって、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0121】
上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。
【0122】
異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーション実行後にフィードバック情報を伝送できるため、異なるTDDアップ/ダウンリンク配置を利用するキャリア・アグリゲーション実行後の伝送効率とシステム性能を高める。
【0123】
無論、当業者によって、上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。