特許第5918201号(P5918201)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5918201
(24)【登録日】2016年4月15日
(45)【発行日】2016年5月18日
(54)【発明の名称】電気コネクタを備える腕時計
(51)【国際特許分類】
   G04G 21/00 20100101AFI20160428BHJP
   G04B 37/16 20060101ALI20160428BHJP
   A44C 5/14 20060101ALI20160428BHJP
【FI】
   G04G1/00 306
   G04B37/16 B
   A44C5/14 N
【請求項の数】9
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-252894(P2013-252894)
(22)【出願日】2013年12月6日
(65)【公開番号】特開2014-115288(P2014-115288A)
(43)【公開日】2014年6月26日
【審査請求日】2013年12月6日
(31)【優先権主張番号】12195918.3
(32)【優先日】2012年12月6日
(33)【優先権主張国】EP
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】591048416
【氏名又は名称】ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(74)【代理人】
【識別番号】100153006
【弁理士】
【氏名又は名称】小池 勇三
(74)【代理人】
【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹
(72)【発明者】
【氏名】ステファーヌ・レオーニ
(72)【発明者】
【氏名】ティエリー・ボネ
【審査官】 藤田 憲二
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭62−200921(JP,U)
【文献】 特開2004−289521(JP,A)
【文献】 特開2007−085821(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2004/0081025(US,A1)
【文献】 特開2004−028834(JP,A)
【文献】 特許第3094935(JP,B2)
【文献】 実開昭59−098391(JP,U)
【文献】 特開2000−259577(JP,A)
【文献】 実開昭56−094982(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2004/0084200(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G04G 21/00
G04B 37/16
A44C 5/00,5/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気コネクタ(5)を備える腕時計(1)であって、
前記電気コネクタ(5)は接続要素(15)を介して、腕時計ケースの内部に配設された少なくとも1つの電子回路及び/又は充電式バッテリに接続される、腕時計(1)において、
前記電気コネクタ(5)は、前記腕時計を装着した際にユーザの手首と接触するブレスレット(4)の内側表面に配置され、また前記ブレスレット(4)を前記腕時計ケースの中央部分(3)に固定する部分である前記ブレスレット(4)の端部に配設され、
前記電気コネクタ(5)は、充電器又は電子機器のオス型コネクタを受承するためのメス型電気コネクタであり、
前記メス型電気コネクタ(5)は、前記ブレスレット(4)の前記端部に配置され、前記メス型電気コネクタの開口は前記ブレスレットの前記内側表面側となり、
ブレスレットは互いに対して接続される一連のリンクを有する2つのストランド(4、4’)からなり、
各前記ブレスレットの前記ストランド(4、4’)の最後の前記リンクは、前記ケースの前記中央部分(3)に、前記中央部分(3)の対向する側にそれぞれ固定され、そして
前記ブレスレット(4)の端部は、前記ストランド(4、4’)の最後の前記リンクであ
前記ストランド(4)の少なくとも前記最後のリンクは、前記電気コネクタ(5)を配設する前記ハウジング(6)を含み、そして、壁(14)を有し、前記壁(14)の外面は、前記ケースの前記中央部分(3)の外側表面(12)に当接して固定位置で前記リンクを保持し、回転を防止すること
を特徴とする、腕時計(1)。
【請求項2】
前記メス型電気コネクタ(5)は、USB電気コネクタであることを特徴とする、請求項1に記載の腕時計(1)。
【請求項3】
前記メス型USBコネクタ(5)は、オス型電気コネクタを受承するために、挿入の鉛直方向又は前記ブレスレット(4)の内側湾曲に対して若しくは前記ブレスレット(4)の内側表面に対して垂直方向に、前記内側表面に配置されることを特徴とする、請求項2に記載の腕時計(1)。
【請求項4】
前記電気コネクタ(5)は、前記ブレスレット(4)の前記内側表面側に作製されたハウジング(6)に配設され、前記ブレスレット(4)は、前記ケースの前記中央部分(3)に固定されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の腕時計(1)。
【請求項5】
前記ブレスレット(4)は金属製ブレスレットであること、及び
各前記ストランド(4、4’)の前記最後のリンクは貫通開口(23)を含み、これにより、角状部の円形開口(13)内のピン(7)又はチューブ(7’)及び前記ピン(7)の組立体によって、前記ケースの前記中央部分(3)の各対向する側の前記角状部の間に固定されること
を特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の腕時計(1)。
【請求項6】
前記ケースの前記中央部分(3)の前記外側表面(12)は、平坦であるか、又円筒形の一部を画定すること、及び
前記壁(14)の外面は、前記中央部分(3)の前記外側表面(12)に完全に当接するように、前記外側表面(12)の形状に相補的な形状を有すること
を特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の腕時計(1)。
【請求項7】
前記接続要素(15)は前記ケースの前記中央部分(3)の開口(16)に密閉状態で固定されること、及び
前記接続要素(15)は前記ケース内において、少なくとも前記電子回路を有するプリント回路基板(25)に機械的及び電気的に接続されること
を特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の腕時計(1)。
【請求項8】
前記接続要素(15)は、前記中央部分(3)の前記外側表面(12)の前記貫通開口(16)を通って密閉状態で固定されること、
前記接続要素(15)は、前記ケース内において、少なくとも前記電子回路を有するプリント回路基板(25)に機械的及び電気的に接続されること、及び
前記接続要素(15)は、前記ハウジング(6)に配置した前記電気コネクタ(5)の接続領域への機械的及び電気的接続のために、前記壁(14)の通路(24)を通って前記ケースの外部に向かって延伸すること
を特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の腕時計(1)。
【請求項9】
前記接続要素(15)は可撓性コネクタであることを特徴とする、請求項に記載の腕時計(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばUSBタイプのコネクタである電気コネクタを備える腕時計に関する。この電気コネクタは、接続要素を介して、腕時計ケースの内部に配設された少なくとも1つの電子回路及び/又は充電式バッテリに接続される。
【背景技術】
【0002】
電気機械式腕時計は、無線周波測位信号を受信するため若しくはデータ信号を伝送するための、又は腕時計の複数の機能を制御するための電子ユニットを含んでよい。このタイプの腕時計にはカラー表示デバイスを設けてもよく、このために充電式バッテリの使用を必要とする。接続要素を上記バッテリと連結して腕時計に配設してよく、これにより上記接続要素を充電装置に接続して、バッテリを充電する又はデータを転送する。接続要素は、コンピュータ又は壁取り付け式充電器に接続するためにUSBコネクタの形態をとってよい。特許文献1に開示されているように、オス型USBコネクタを、腕時計ブレスレットのストランドの締結用端部に配置してよい。一般にこのタイプのUSBコネクタを保護する又は隠すことは困難であり、これが欠点である。
【0003】
この点に関して、ブレスレットを腕時計ケースに固定するための2つの角状部の間に回転可能に設置されたストレージユニットを備える電子腕時計を開示する特許文献2を挙げることができる。このストレージユニットは、ケースに固定した端部と反対側の端部に、メス型USBコネクタを含む。ブレスレットは、USBコネクタを静位置で受承するためのハウジングを含む。コネクタは容易に回転移動でき、これによりUSBコネクタを充電デバイス又はストレージユニットが含むデータを処理若しくは保存するためのデバイスに接続する。USBコネクタを有するこのタイプのストレージユニットは寸法が大きく、完全に隠すことができない。更に、ユニットを環境条件から保護することも困難であり、これらは欠点である。
【0004】
少なくとも1つの電気コネクタ又はプラグを有する電子腕時計を開示する特許文献3も挙げることができる。シンチコネクタ又はRCAコネクタの形態で示されるこの電気プラグは、腕時計ケースの中央部分の開口部を通して固定される。また、ブレスレットの末端のハウジングにプラグが設置され、このハウジングは腕時計の風防ガラス側で開く。プラグはまた、オス型USBコネクタにも接続してよく、このUSB雄コネクタはブレスレットの留め金近傍においてブレスレットに固定される。ユーザの手首に腕時計を装着した場合にもプラグは視認可能なままであり、プラグを環境条件から保護することは困難であり、これらは欠点である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国登録特許第7006408号B2号
【特許文献2】中国特許第20099374号
【特許文献3】中国実用新案第2921901U号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って本発明の目的は、腕時計内部の電子回路及び/又は充電式バッテリにアクセスするための電気コネクタをブレスレット上に備える腕時計を提案することによって上述の欠点を克服することであり、この電気コネクタは簡素な設計を有し、手首に装着した際に視認できず、環境条件から保護される。
【課題を解決するための手段】
【0007】
従って本発明は、独立請求項1の特徴を含む電気コネクタを備える腕時計に関する。
【0008】
この腕時計の特定の実施形態は、従属請求項2〜12において定義される。
【0009】
本発明による腕時計の1つの利点は、電気コネクタ、詳細にはUSBコネクタを、腕時計ケースの中央部分に近接させてブレスレットの内側表面に配設するという点にある。したがって電気コネクタは、腕時計をユーザの手首に装着した際に、環境条件から保護される。ケースの中央部分を通して配設される接続要素を介して、電気コネクタをプリント回路基板上の電子回路及び/又は充電式バッテリに接続する。
【0010】
本発明の利点でもあるが、ブレスレットの最後のリンクに配設されるメス型電気コネクタにより、USB又はHDMI(登録商標)プラグを、ブレスレット又はストラップの内側の湾曲に対して垂直な挿入方向に接続できる。スポーツ用腕時計又はマルチメディア腕時計の場合には、ケーブルによって充電器に接続できる電気コネクタを介して、充電式バッテリを充電できる。電気コネクタはブレスレットの最後のリンクのハウジングに設置され、このハウジングは、ケースの中央部分に当接してリンクを固定位置で保持できる壁を有する。電気コネクタの接続領域は、可撓性ゼブラコネクタであってよい接続要素の接続端子に当接するか、又は固定される。
【0011】
電気コネクタを備える腕時計の目的、利点及び特徴は、添付の図面を参照した以下の非限定的な説明において、より明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、ブレスレットの本発明による腕時計ケースへの接続部における、腕時計の部分三次元底面図である。
図2図2は、電気コネクタを有するブレスレットのストランドを本発明による腕時計ケースに組み付ける前の腕時計の、部分三次元拡大底面図である。
図3図3は、ブレスレットの本発明による腕時計ケースへの接続部における、部分長手方向断面図である。
図4図4は、本発明による腕時計ケースを通る電気的接続要素を有する腕時計ケースの中央部分の、部分側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下の説明において、当該技術分野において当業者に公知である腕時計の全ての構成部品は、簡略化した様式でしか説明しない。主に、腕時計上の電気コネクタの配置に重点を置く。
【0014】
図1〜3は、ブレスレット4、4’を有する腕時計1の部分三次元図又は部分断面図である。腕時計1は、特にブレスレットに配設される電気コネクタ5を備える。上記腕時計1は、供給電圧源又はバッテリ(図示せず)によって電力供給される電気機械式腕時計であってよい。供給電圧源又はバッテリを、腕時計ケースの背面カバー2の上方に位置するケース内に配設する。バッテリは充電式バッテリであってもよい。背面カバー2を、例えばネジ22を用いてケースの中央部分3に固定し、ここで従来の密閉ガスケットを挿入する。中央部分3及び背面カバー2を、風防ガラス8及びそのベゼルで閉鎖する。風防ガラス8を、時刻を表示する針又は特にLCDスクリーンであるディスプレイスクリーンを有する腕時計の文字盤(図示せず)の上方に配置する。
【0015】
ブレスレットは、展開式留め金又は従来の留め金を有する2つのストランド4、4’からなってよい。図1〜3に示した例では、ブレスレットは、2つのストランド4、4’からなる金属製のブレスレットであり、このストランド4、4’はピンを用いて互いに対して枢動できるように互いに接続される一連のリンクを備える。各ストランド4、4’の最後のリンクは貫通開口23を含み、これにより、角状部の円形開口13に挿入されたチューブ7’及びピン7の組立体によってケースの中央部分3の角状部の間に固定される。ケースの中央部分3に固定される最後のブレスレットのリンクはそれぞれ壁14を有し、壁14の外面はケースの中央部分3の外側表面12に当接して、リンクを固定位置で保持して回転を防止する。好ましくは、壁14の外面の少なくとも1つの全体部分が中央部分の外側表面12に当接する。外側表面12は平坦であってよいか、又は円筒形の一部を画定してよい。壁14の外面は、中央部分3の外側表面12に完全に当接するように、外側表面12の形状に相補的な形状を有する。
【0016】
腕時計1は、好ましくはメス型USB電気コネクタである電気コネクタ5を含む。このUSB電気コネクタ又はUSBプラグを、2つの従来の固定用角状部の間でケースの中央部分3に固定されるブレスレット4、4’の端部において、ブレスレット4、4’の内部に配置する。メス型電気コネクタ5はブレスレットの材料と部分的に一体としてよく、又は好ましくはブレスレットのハウジング6に配置してよい。ブレスレット4のハウジング6は、腕時計がユーザの手首に装着されている際は視認できない内側表面側で開く。
【0017】
上述したようなリンクからなる金属製ブレスレットの場合、メス型USB電気コネクタを、ケースの中央部分3に固定される最後のリンクのハウジング6に配置する。壁14はハウジング6の壁を画定し、この壁は固定用開口23と中央部分3の表面12との間に位置する。ハウジング6は、電気コネクタ5の外側部分に相補的な形状である。電気コネクタ5を金属製リンクのハウジング6に挿入する場合、この電気コネクタ5の外側部分は絶縁材料製であってよい。
【0018】
ひとたび最後のリンクのハウジング6内に挿入されると、USB電気コネクタ5は、最後のリンクの壁14の通路24を通ってアクセス可能な電気的接続領域を有する。この電気コネクタ5の接続領域は、接続要素15の電気的接続端子に当接する、又は固定される、又は溶接されるものとする。図4に示すように、この接続要素15は、中央部分3の表面12の開口16を通して密閉状態で固定される。表面12を有する中央部分3のこの部分は、絶縁材料製であってよく、又は中央部分3全体のように金属材料製であってよいが、この場合接続要素の周縁部を電気的に絶縁しなければならない。
【0019】
接続要素15はケース内部で、腕時計の動作のための1つ又は複数の電子回路(図示せず)を有するプリント回路基板25に機械的又は電気的に接続される。プリント回路基板25は、電子回路に電力供給するためのバッテリに従来の様式で接続される。電気コネクタ5の接続領域への機械的及び電気的接続のために、接続要素15はケースの外部に向かって延伸し、壁14の通路24に入る。この接続要素15は、可撓性ゼブラコネクタであってよい。
【0020】
好ましくは、ブレスレットをケースの中央部分3に固定する前に、電気コネクタ5をブレスレット4の最後のリンクのハウジング6に配置する。そしてブレスレットの最後のリンク4を中央部分3に固定する。従って、接続領域と接続要素15の接続端子との間に接触圧を印加でき、これにより電気的接続を確立する。この構成を用いると、腕時計1のブレスレット4、4’を交換すること、及び最後のリンクのハウジング6の電気コネクタ5を交換することも容易である。
【0021】
好ましくは、メス型USB電気コネクタ又はプラグを、充電器又はコンピュータステーション等の電子機器が備える相補的なUSBフラッシュドライブ又はUSBコネクタプラグを受承するよう配設する。USBプラグはマイクロUSBプラグであってよい。このように、充電式バッテリを充電するために、又は腕時計からコンピュータステーションへ若しくはコンピュータステーションから腕時計へデータを転送するために、USBプラグを配設してよい。また、無線データ伝送デバイスを備えるUSBフラッシュドライブをUSB電気コネクタに接続してもよい。
【0022】
ブレスレットのUSB電気コネクタ5のUSBフラッシュドライブ又はプラグへの接続は、腕時計がユーザの手首から取り外された時にしか行うことができない。メス型USBコネクタ5は、USBフラッシュドライブ又はUSBプラグを受承するために鉛直方向、即ちブレスレットの内面又はケースの背面カバー2に対して垂直方向に配設される。これにより、腕時計を台等の支持体上に腕時計の風防ガラス8側を下にして配置すると、USBフラッシュドライブ又はUSBプラグの挿入が容易になる。
【0023】
以上の説明から、当業者は請求項によって定義される本発明の範囲を逸脱することなく、電気コネクタを備える腕時計の様々な変形例を考案できる。ユーザが腕時計を装着すると視認できなくなる内面において腕時計ケースに固定されるブレスレットの2つの端部に、異なる又は同一のタイプの2つの電気コネクタを使用することを想定できる。ブレスレットは、ブレスレットの表面がユーザの手首と接している側の、2つの固定用角状部の間の位置において、プラスチック材料と一体である電気コネクタを有する、プラスチック製ブレスレットであってよい。ブレスレットのメス型又はオス型電気コネクタは、HDMI電気コネクタ又は腕時計と電気コネクタに接続される電気装置との間でデータを転送するための別のタイプのコネクタであってもよい。電気コネクタの開口を、ブレスレットの内側表面の延長上に配設された保護カバーで閉鎖することもできる。この保護カバーはブレスレットの端部で摺動してよく、これにより電気コネクタの開口を覆ったり露出させたりすることができる。接続要素及び接続コネクタは、単一部品を形成し得る。
【符号の説明】
【0024】
1 腕時計
3 中央部分
4 ブレスレット
4、4’ ストランド
5 電気コネクタ
6 ハウジング
7 ピン
7’ チューブ
12 外側表面
13 角状部の開口
14 壁
15 接続要素
16 中央部分の開口
23 貫通開口
25 プリント回路基板
図1
図2
図3
図4