(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0013] 以下の詳細な説明は、単に例示的で、コンテンツまたはアプリケーションの実施形態およびこの種の実施形態を使う能力を制限することを目的とするものではない。本願明細書において記載されている実装は、他の実装を超える利点があると実現される必要はない。さらに、前の背景または以下の詳細な説明に示されるいかなる理論によっても拘束される意図はない。
【0008】
[0014] 本願明細書において議論される技術および概念は、一般にディスプレイパネル(例えば液晶ディスプレイ(LCD))のディスプレイ素子を使用している連続したビデオ・フレームを表すための方法とシステムに関する。本願明細書において記載されているコンテンツのさまざまな実施態様は周知であり、簡潔さのために、多くの従来の技術は画像処理、ビデオ処理、ビデオ符号化および/または復号化、立体的なイメージング(液晶および/またはLCD)に関した、そして、システム(そして、システムの個々の操作の構成要素)の他の機能的な態様は一時的に本願明細書において言及されるだけであるかまたは完全に周知の詳細を提供せずに省略する。
【0009】
[0015] 後で詳しく述べるように、複数のビデオ・フレームで第1のフレームに関するある具体例ではストアされた画像データは、第1のフレームに対応するフレームインターバルの初めに、ディスプレイパネルのディスプレイ素子へ移される。第1のフレームインターバルの間に、次のフレームに関する画像データは、ディスプレイパネルの各々のディスプレイ素子に備えてたくわえられる。第1のフレームに関する画像データがディスプレイ素子へ移されたあと、ディスプレイパネルに関するバックライトは起動するか、またはさもなければ、第1のフレームを視者に提出するためにつけられる。バックライトは、ディスプレイパネルが正確にバックライトが起動する第1のフレームを反映するように、ディスプレイパネルのディスプレイ素子の応答時間に対応するフレームインターバルを開始した後に時間の量を起動するディスプレイ素子が安定した送信(または輝度)を有する。フィールド連続ステレオの場合、ビデオ・フレームの複数で各々のフレームがコード化されるか、またはさもなければ、視者の特定の目に指定される所で、第1のフレームに対応する目に合わせられるシャッタ・レンズは起動することができ、またはさもなければ、透明になり、それによって視聴者が適当な目を有する第1のフレームを認めることができた。次のフレームインターバルの前に、バックライトおよびシャッタ・レンズは停止し、ストアされた画像データは第2のフレームインターバルの初めにディスプレイ素子へ移される。画像データがディスプレイパネルのディスプレイ素子へ移されたあと、ディスプレイパネルに関するバックライトは起動し、第2のフレームに対応する第2のシャッタ・レンズは起動する。第2のフレームインターバルの間に、次のフレーム(例えば第3のフレーム)に関する画像データは、ディスプレイパネル、その他の各々のディスプレイ素子に備えてたくわえられる。
【0010】
[0016] フレームインターバルの初めにディスプレイ素子の全てにそれぞれのビデオ・フレームに関する画像データを移すことによって、バックライトおよび適当なシャッタ・レンズは、フレームインターバル中に前の時間に起動することができる。バックライトがつけられ、シャッタ・レンズがフレームインターバルのより大きなパーセンテージのために透明であるので、のより大きなパーセンテージのために透明であるので、感知された輝度およびイメージディスプレイの品質は改善される。次のビデオ・フレームに関する画像データは、前のフレームに対応するフレームインターバルの間にストアされ、それによって画像データが次のフレームインターバルの初めにディスプレイ素子へ移されることができる。ストアされた画像データがディスプレイ素子へ移される前に、バックライトはオフにされ、シャッタ・レンズは不透明なステートに返され、それによって、フィールド連続ステレオ・イメージが表されるとき、クロストーク(すなわち不適当な目でフレームを感知する視者)を予防する。
【0011】
[0017]
図1は、ディスプレイシステム100の典型的な実施形態を表す。ディスプレイシステム100の例示の実施形態は、制御モジュール102、表示装置104および一対のシャッタ・レンズ120、122を含んでいるヘッド装着可能装置106を含むが、これに限定されるものではない。例示の実施形態では、表示装置104は、ディスプレイパネル108、照明アセンブリ110およびコントローラ112を含む。ある具体例では、照明アセンブリ110は、ディスプレイパネル108を介して光を導くように構成されるバックライトとして実現され、したがって、便宜のために、別の実施形態では、照明アセンブリ110は、本願明細書においてバックライト・アセンブリと称され、コントローラ112は、別の実施形態では、本願明細書においてバックライト・コントローラと称されるが、これらに限定されるものではない。制御モジュール102は、ディスプレイパネル108に連結して、現在のイメージにディスプレイパネル108のディスプレイ素子に関するピクセル駆動回路に、制御信号を提供するように構成され、および/または、後で詳しく述べるように、コンテンツに対応するビデオはコンテンツソース114から受けた。例示の実施形態では、制御モジュール102は、バックライト・アセンブリ110の活性化を制御するために、バックライト・コントローラ112にタイミング信号を出力する。レンズ120、122は、視者の目に合わせられるように構成され、視者と表示装置104との間で視者の照準線に配置され、後で詳しく述べるように、制御モジュール102は、レンズ120、122の透明度および/または不透明度を変化させるためにレンズ・コントローラ116に対するタイミング信号を出力して、立体的なイメージングを達成するように構成される。この点に関して、
図1は、透明であるとして右のレンズ120を、および、不透明であるとして左のレンズ122を描くが、後で詳しく述べるように、ディスプレイシステム100の作動中、左のレンズ122は透明でもよく、右のレンズ120が不透明でもよく、または、両方のレンズ120、122が並行して不透明でもよい。
【0012】
[0018] 制御モジュール102は、一般にハードウェア、ファームウェア、装置、構成要素、回路、および/または、コンテンツソース114からのビデオコンテンツを受信して、処理し、コンテンツソース114から受け取られるコンテンツでフレームに対応する表示装置104上の画像を表すように適切に構成されたソフトウェア(またはそれの組合せ)を表す。制御モジュール102は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ディジタル信号プロセッサまたは機能性を制御することができる他のロジックのいかなる種類をも使用して、および/または、さもなければ、表示装置104と相互に作用してインプリメントされることができる。制御モジュール102はまた、スタティック、ダイナミック、フラッシュ、または、制御モジュール102によって処理するために命令および/またはデータをストアすることができる他のメモリと関係していてもよい。
【0013】
[0019] コンテンツソース114は、一般に、装置、構成要素、回路および/または、制御モジュール102にビデオコンテンツを提供するように構成されるロジックを表す。例えば、ある実施形態では、コンテンツソース114は、例えば、放送テレビ、放送衛星、ケーブル・テレビ、セルラーまたは他の無線電話網、インターネットまたは他のデータ通信網、物理的なメディア、および/または、コンテンツを配送するための他の適切な通りのような放送または他の流通経路のソートにわたってビデオコンテンツを受信するレシーバ・システムの出力から成ることができる。ある具体例では、コンテンツソース114によって提供されるビデオコンテンツは、コード化されるか、またはさもなければ、立体的なイメージングのために構成される複数のビデオ・フレームから成る。これに関して、各々のビデオ・フレームは、指定され、または、視者の左の目か右の目のいずれかによって認めるように構成されている静止画からなる。ここで使用しているように、将来の視者の左目によって知覚されるように指定されおよび/または企図されたコンテンツは、左のチャネルコンテンツ(または左のチャネル・フレーム)と称され、並びに、将来の視者の右目によって知覚されるように指定されおよび/または企図されたコンテンツは、右のチャネルコンテンツ(または右のチャネル・フレーム)と称される。ある具体例では、右のチャネル・ビデオ・フレームは、第1のカメラによって捕えられるイメージを含み、左のチャネル・ビデオ・フレームは、第1のカメラの左に配置される第2のカメラによって捕えられるイメージを含み、その結果、右のチャネルコンテンツと左のチャネルコンテンツと間に視差を生じる。このように、視聴者が、同じ時間に実質的に彼または彼女の右の目を有する右のチャネルコンテンツ、および、彼または彼女の左の目を有する左のチャネルコンテンツを認めるとき、深さを認識する視者視差は、三次元イメージを生産する結果としてなる。
【0014】
[0020] ある具体例では、コンテンツソース114によって提供されるコンテンツが、右のチャネルと左のチャネルとの間で交互にされるフレームを含むように、右のチャネルフレームおよび左のチャネルフレームがつなぎ合わせられ、フィールド連続ステレオで、または、交互のフレーム連続として知られる。例えば、コンテンツソース114からのコンテンツの第1の(または最初の)フレームは、コード化されることができるか、またはさもなければ、右の目のために次の第2のフレームと称されることができ、第1のフレームは、コード化されることができるか、またはさもなければ、左の目のために次の第3のフレームと称されることができ、第2のフレームはコード化されることができるか、またはさもなければ、右の目などに指定されることができる。ある具体例では、コンテンツソース114によって提供されるビデオコンテンツのフレームレートは120Hz(または、1秒につき120フレーム)より大きく、そうすると、各々の目は、一方で下部フレームレートで認知可能でもよい限られてゆらめいているか他の視覚アーティファクトを有する映画の幻覚を引き起こすために少なくとも1秒につき60フレームのレートで、その対応するフレームを認める。右の目に対する右のチャネル・フレームおよび左の目に対する左のチャネル・フレームの同期連続した表示は、連続した右のチャネルおよび左のチャネル・フレームが、同時に表示装置104に表示されているという印象を視聴者に提供し、結果として三次元イメージになる。
【0015】
[0021] 典型的な実施形態では、バックライト・アセンブリ110が起動するとき、バックライト・アセンブリ110がディスプレイパネル108を照らすように、ディスプレイパネル108は、バックライト・アセンブリ110と視者と間の照準線に配置されるディスプレイ素子の実質的に平面矩形のアレイを有する。この点に関して、ディスプレイパネル108のディスプレイ素子は、バックライト・アセンブリ110から光の送信を制御する。ディスプレイ素子は、表示装置104のピクセルを提供するためにアレイまたはマトリックスで配置され、表示装置104の各々のピクセルは、ディスプレイパネル108の一つ以上のディスプレイ素子として実現される。ある具体例では、ディスプレイパネル108は、ディスプレイパネル108を介してバックライト・アセンブリ110から視者の方へ進んでいる光の偏光角度を調整するために、ディスプレイ素子全体の電圧を制御するための薄膜トランジスタ(TFT)のマトリックスを含むアクティブ・マトリックス・ディスプレイから成る。その実施形態では、ディスプレイ素子は、液晶、有機発光ダイオードまたは他の適切な発光または光変調ディスプレイとして実現されることができる。後で詳しく述べるように、各々のディスプレイ素子は、表示装置104のそれぞれのピクセルの極性および/または電気状態を制御するピクセルの駆動回路を提供する複数の薄膜トランジスタと関係する。各々のピクセル駆動回路は、後で詳しく述べるように、それぞれのディスプレイ素子が前のフレームに関する画像データを表すと共に、次のフレームに関するそれぞれのディスプレイ素子に対応する画像データをストアするのに利用されるコンデンサのような、少なくとも一つの電気エネルギー記憶部材を含む。
【0016】
[0022] ある具体例では、バックライト・アセンブリ110は、一つ以上の光源(例えば一つ以上の電球、発光ダイオード(LED)、蛍光灯、等)として実現される。ある実施形態によれば、バックライト・アセンブリ110は、
図7のコンテキストにおいて下記でより詳細に説明するように、視者の右目に向かってディスプレイパネル108を介して光を差し向けるように構成される一つ以上のLED、および、視者の左目に向かってディスプレイパネル108を介して光を差し向けるように構成される一つ以上のLEDからなる操縦可能LEDアレイとして実現され得る。バックライト・コントローラ112は一般に、ハードウェア、ファームウェア、処理ロジック、および/または、制御モジュール102にコミュニケーション連結して、制御モジュール102から受け取られるタイミング信号に応答してバックライト・アセンブリ110を作動するように構成されるソフトウェアを表す。実施形態に従い、バックライト・コントローラ112は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ディジタル信号プロセッサ、または、機能性を制御することができる他のロジック、および/またはさもなければ、バックライト・アセンブリ110と相互に作用してインプリメントされることができる。後で詳しく述べるように、制御モジュール102および/またはバックライト・コントローラ112は、コンテンツソース114から受け取られるコンテンツのフレームに対応する画像データを有するディスプレイパネル108をリフレッシュさせ(または、更新させ)た後のバックライト・アセンブリ110を起動させ(または、オンにする)、コンテンツの次のフレームに対応する画像データを有するディスプレイパネル108をリフレッシュさせる(または、更新させる)前に、バックライト・アセンブリ110を停止させる(または、オフにする)ように構成される。
【0017】
[0023]
図1に示すように、一つ以上の実施形態によれば、ヘッド装着可能な装置106は、表示装置104の視者のヘッドにつけられ、レンズ120、122が視者の目に合わせられるように、レンズ120、122の一対を確実にし、支持し、および/または、収容するように構成されるのに適している支持構造118を含む。換言すれば、支持構造118がユーザの頭部につけられるときに、レンズ120、122は、視者と表示装置104と間の視者の照準線に配置される。ある実施形態によれば、支持構造118は、眼鏡フレームとして実現されるが、別の実施形態では、支持構造118は、ヘルメット、ゴーグル、マスク、バイザー等として実現されることができ、ユーザに対するサポート及び/又は快適さを提供するストラップまたは他の要素やなどを含むことができる。ある具体例では、頭部-装着可能な装置106は、レンズ・コントローラ116を含み、それは支持構造体118とともに要素を成してもよい。レンズ・コントローラ116は一般に、ハードウェア、ファームウェア、処理ロジックおよび/または制御モジュール102にコミュニケーション連結し、制御モジュール102から受け取られるタイミング信号に応答してレンズ120、122を作動するように構成されるソフトウェアを表す。実施形態に従い、レンズ・コントローラ116は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ディジタル信号プロセッサ、または、機能性を制御することができる他のロジックのいかなる種類も使用して、および/またはさもなければ、レンズ120、122と相互に作用してインプリメントされることができる。
【0018】
[0024] ある具体例では、各々のレンズ120、122は可変の透明度および/または不透明度を備え、右のチャネル・フレームが、表示装置104に表示され、右のレンズが実質的に不透明であり、一方、左のレンズが実質的に透明である間、左のチャネル・フレームが表示装置104に表示されるとき、視者(例えば右のレンズ120)の右側の目に合わせられるレンズが実質的に透明であり、一方、視者(例えば左のレンズ122)の左の目に合わせられるレンズが実質的に不透明であるように、制御モジュール102および/またはレンズコントローラ116は、それぞれのレンズ120、122の透明度および/または不透明度を制御するように構成される。後で更に詳細に
図4のコンテキストに記載されているように、制御モジュール102および/またはレンズ・コントローラ116は、コンテンツが他の目に指定されるのを認めることから視者の目を予防するために、コンテンツソース114から受け取られるコンテンツの次のフレームに対応する画像データを有するディスプレイパネル108をリフレッシュさせる(または更新する)前にレンズ120、122を停止させるように構成される。このように、
図1が、透明な右のレンズ120および不透明な左のレンズ122を表しているけれども、ディスプレイシステム100の作動中、さまざまな時間で、右のレンズ120が不透明でもよく、一方、左のレンズ122が透明、または、両方のレンズ120、122が同時に透明でもよい点に留意する必要がある。
【0019】
[0025]
図1が説明のために、ディスプレイシステム100の簡略表現および説明の容易さであると実現されなければならず、
図1は、いかなる形であれアプリケーションまたはコンテンツの範囲を制限することを目的としない。この点に関して、
図1がバックライト・アセンブリを使用している実装またはバックライト付ディスプレイパネルのコンテキストに記載されているにもかかわらず、本願明細書において記載されているコンテンツは、バックライト付きディスプレイ・パネルでの利用に限られていることを企図せず、実際問題として、本願明細書において記載されているコンテンツはfrontlitディスプレイパネルで利用されることができるかまたはディスプレイパネル108に光を向けるように構成されるいかなる適切な照明アセンブリも使用していることができる。その上、
図1が、制御モジュール102および表示装置104を離散的な構成要素として描くにもかかわらず、実施形態によっては、制御モジュール102および表示装置104は統合化製品として実現されることができる。ある実施形態では、バックライト・コントローラ112の特徴および/または機能性は、制御モジュール102に組み込まれることができる。実際問題として、ディスプレイシステム100は、従来技術において認められるように、追加的な機能および特徴を提供するための多数の他の装置および構成要素を含むことができる。
【0020】
[0026]
図2は、ある実施形態によるディスプレイパネル(例えば、
図1のディスプレイパネル108)のピクセルを提供するためにディスプレイ素子の用途に適している典型的なピクセル駆動回路200を表す。ピクセル駆動回路200の例示の実施形態では、複数のトランジスタ202、204、206、208、複数の電気エネルギー記憶部材210、212およびディスプレイ素子214が挙げられるが、これに限定されるものではない。ある具体例では、静電容量(C
LC)として電気的に表される液晶として、ディスプレイ素子214は実現される。したがって、便宜のために、ディスプレイ素子214は、本願明細書において液晶と称されるが、それに限定されるものではないが、ある具体例では、電気エネルギー記憶部材210、212は、コンデンサとして実現される。実際には、ピクセル駆動回路200は、水平に整列配置された列および垂直に整列配置されたカラムを提供するために従来の方法で繰り返され、アレンジされ、配列または液晶表示パネル(例えばディスプレイパネル108)に関するピクセルのマトリックスに結果としてなった。
【0021】
[0027] ある具体例では、トランジスタ202、204、206、208は薄膜トランジスタとして実現される。第1および第2のトランジスタ202、204は、1つの列の時間の間、それらのそれぞれのエネルギー記憶部材210(212)を満たすために、充分なゲート・ドライブ可能性を提供するように設計されている(および、閾値電圧に関して、チャネルの幅と長さの比率に関して適合される)。第3および第4のトランジスタ206、208は、液晶214にエネルギーをそれらのそれぞれのエネルギー記憶部材210、212から移すように設計され、適合される。同様に、ある具体例では、コンデンサ210、212は薄膜コンデンサとして実現され、適合されることができて、実質的に同じ電気特徴を有する。ある具体例では、コンデンサ210、212の静電容量は、液晶214の静電容量の約1乃至2倍の範囲の中であって、概して約1ピコファラド未満である。後で詳しく述べるように、現在のフレームに関する画像データが移られ、および/または、液晶214によって表示されると共に、コンデンサ210、212は画像データを次のフレームに備えてたくわえるために用いられる。
【0022】
[0028] 例示の実施形態では、第1のトランジスタ202のソース端子216が、それぞれのピクセル(例えば、液晶214)に関する画像データに対応する電圧(V
D)を受信するように構成されるノード226に連結される。例えば、ノード226での電圧(V
D)は、LCDのそれぞれのピクセルに関する意図されたグレイスケール輝度または送信と対応する。ある具体例では、画像データ・ノード226は、液晶表示パネルのピクセルのそれぞれの列の各々のピクセル駆動回路200に連結するカラムラインと対応する。第1のトランジスタ202のドレイン端子218は、ノード222で第1のコンデンサ210に連結する。示すように、ある具体例では、コンデンサ210は、ピクセル駆動回路200に関するノード222とグランドリファレンスノード224との間で連結される。第1のトランジスタ202のゲート端子220は、それぞれのピクセル(例えば、液晶214)を含む列に関して、左のチャネル列選択された信号(R
L)を受信するように構成されたノード228に連結する。この点に関して、ノード228は、液晶表示パネルのピクセルのそれぞれの列の各々のピクセル駆動回路200に連結する左のチャネル列選択ラインと対応する。後で詳しく述べるように、ノード226での電圧(V
D)が、それぞれのピクセル(例えば、液晶214)に関する左のチャネル画像データと対応するとき、第1のトランジスタ202の閾値電圧を上回る電圧は、充分な持続期間の間、ノード228に印加され、その結果、電圧(V
D)は、コンデンサ210に転送され、ストアされる。したがって、コンデンサ210は、本願明細書における別の実施形態では、左のチャネル記憶コンデンサと称されることができる。このように、カラムラインの電圧が、それぞれの列ピクセルに関する左のチャネル画像データと対応するとき、第1のトランジスタ202の閾値電圧を上回る電圧は、液晶のそれぞれの列の左のチャネル記憶コンデンサに、左のチャネル画像データをピクセルのそれぞれの列に備えてたくわえる1つの列時間の間、ノード228で印加される。
【0023】
[0029] これと同様の方法で、第2のトランジスタ204のソース端子246は、ノード226に連結され、第2のトランジスタ204のドレイン端子248は、ノード252で第2のコンデンサ212に連結され、コンデンサ212は、ピクセル駆動回路200に関するグランドリファレンスノード224とノード252との間で連結される。第2のトランジスタ204のゲート端子250は、それぞれのピクセル(例えば、液晶214)を含む列に関する右のチャネル列選択信号(R
R)を受信するように構成されるノード230に連結する。この点に関して、ノード230は、液晶表示パネルのピクセルのそれぞれの列の各々のピクセル駆動回路200に連結される右のチャネル列選択ラインと対応する。ノード226での電圧(V
D)が、それぞれのピクセル(例えば、液晶214)に関する右のチャネル画像データと対応するとき、第2のトランジスタ204の閾値電圧を上回る電圧は、充分な持続期間の間にノード230に印加され、電圧(V
D)は、コンデンサ212に転送され、ストアされる。したがって、コンデンサ212は、本願明細書の別の実施形態では、右のチャネル記憶コンデンサと称され得る。このように、カラムラインの電圧が、それぞれの列ピクセルに関する右のチャネル画像データと対応するとき、第2のトランジスタ204の閾値電圧を上回る電圧は、液晶のそれぞれの列の右のチャネル記憶コンデンサに、右のチャネル画像データをピクセルのそれぞれの列に備えてたくわえる1つの列時間の間にノード228に印加される。
【0024】
[0030] 第3のトランジスタ206のソース端子236は、ノード222で左のチャネル記憶コンデンサ210に連結し、第3のトランジスタ206のドレイン端子238はノード242で液晶214に連結する。第3のトランジスタ206のゲート端子240は、左のチャネル・フレーム選択信号(F
L)を受信するように構成されるノード232に連結する。後で詳しく述べるように、左のチャネル画像データを表示するためにリフレッシュさせるかまたは液晶214、および/または、ピクセル駆動回路200を含む液晶表示パネルを更新するために、左のチャネル記憶コンデンサ210によってストアされる電圧がノード242へ動かされ、液晶214全体にストアされるように、第3のトランジスタ206の閾値電圧を上回る電圧は充分な持続期間の間にノード232に印加される。同様の方法で、第4のトランジスタ208のソース端子254は、ノード252で右のチャネル記憶コンデンサ212に連結し、第4のトランジスタ208のドレイン端子256はノード242で液晶214に連結する。第4のトランジスタ208のゲート端子258は、右のチャネル・フレーム選択信号(F
R)を受信するように構成されるノード234に連結する。後で詳しく述べるように、右のチャネル画像データを表示するためにリフレッシュさせるかまたは液晶214および/またはピクセル駆動回路200を含む液晶表示パネルを更新するために、右のチャネル記憶コンデンサ212によってストアされる電圧がノード242へ動かされ、液晶214全体にストアされるように、第4のトランジスタ208の閾値電圧を上回る電圧は充分な持続期間の間にノード234に印加される。ある具体例では、ノード232は、液晶表示パネルの各々のピクセル駆動回路200に連結する左のチャネル・フレーム選択ラインと対応し、ノード234は液晶表示パネルの各々のピクセル駆動回路200に連結する右のチャネル・フレーム選択ラインと対応する。示すように、ノード242とノード244との間で連結される液晶214が、バイアス電圧(V
B)を受信するように構成され、バイアス電圧が、液晶214全体に高められる電圧を釣り合わせることにより、認められる表示ゆらぎを最小化するように選択される。
【0025】
[0031]
図2は、簡略表現および説明の容易さのために、ピクセル駆動回路200の簡略化された表現であると理解されなければならず、
図2は、いかなる形であれアプリケーションまたはコンテンツの範囲を制限することを目的としない。この点に関して、
図2がn型トランジスタを使用している実施のコンテキストに記載されているにもかかわらず、多数の等価回路がインプリメントされることができる(例えば、P型トランジスタだけ、または、n型およびp型トランジスタの組合せを使用する)点に留意する必要がある。その上、
図2が、回路要素および/または端末間の直接の電気接続を表すにもかかわらず、実質的に類似した方法で機能すると共に、別の実施形態は回路要素および/または構成要素に介入して使用することができる。
【0026】
[0032]
図3は、他の実施形態によるディスプレイパネル、例えば、
図1のディスプレイパネル108)のピクセルを提供するために液晶の用途に適している典型的なピクセル駆動回路300を表す。ピクセル駆動回路300の例示の実施形態は、複数のトランジスタ302、304、複数の電気エネルギー記憶部材(例えばコンデンサ306、308およびディスプレイ素子310)が挙げられるが、これに限定されるものではない。ある具体例では、静電容量(C
LC)として電気的に表される液晶として、ディスプレイ素子310が実現される。したがって、便宜のために、ディスプレイ素子310は、本願明細書において液晶と称されるが、それに限定されるものではない。実際には、ピクセル駆動回路300は、水平に整列配置された列および垂直に整列配置されたカラムを提供するために従来の方法で繰り返され、アレンジされ、配列または液晶表示パネル(例えばディスプレイパネル108)に関するピクセルのマトリックスに結果としてなった。上記の通りに、ある具体例では、薄膜トランジスタおよびコンデンサ306、308が薄膜コンデンサとして実現されるように、トランジスタ302、304は実現される。コンデンサ306、308の静電容量は、液晶310の静電容量の約1乃至2倍の範囲の中である。後で詳しく述べるように、現在のフレームに関する画像データが移られ、および/または、第2のコンデンサ308、および/または、液晶310によって表示されると共に、第1のコンデンサ306は画像データを次のフレームに備え、ストアするために用いる。
【0027】
[0033]
図3の例示の実施形態では、第1のトランジスタ302のソース端子318が、それぞれのピクセル(例えば、液晶310)に関する画像データに対応する電圧(V
D)を受信するように構成されるノード312に連結される。ある具体例では、画像データ・ノード312は、液晶表示パネルのピクセルのそれぞれの列の各々のピクセル駆動回路300に連結するカラムラインと対応する。第1のトランジスタ302のドレイン端子320は、ノード324で第1のコンデンサ306に連結する。示すように、ある具体例では、コンデンサ306はピクセル駆動回路300に関するノード324とグランドリファレンスノード336との間で並列に電気的に構成される。第1のトランジスタ302のゲート端子322は、それぞれのピクセル(例えば、液晶310)を含んでいる列に関する列選択信号(R)を受信するように構成されるノード314に連結する。この点に関して、ノード314は、液晶表示パネルのピクセルのそれぞれの列の各々のピクセル駆動回路300に連結する列選択ラインと対応する。後で詳しく述べるように、ノード312での電圧(V
D)が、それぞれのピクセル(例えば、液晶310)に関する画像データと対応するとき、第1のトランジスタ302の閾値電圧を上回る電圧は、充分な持続期間の間にノード314に印加され、電圧(V
D)はコンデンサ306全体にストアされる。したがって、コンデンサ306は、本願明細書において別の実施形態では、記憶コンデンサと称されることができる。このように、カラムラインの電圧が、それぞれの列ピクセルに関する画像データと対応するとき、第1のトランジスタ302の閾値電圧を上回る電圧は、液晶のそれぞれの列の記憶コンデンサに、ピクセルのそれぞれの列に関する画像データをストアするために1つの列時間に関してノード314で印加される。
【0028】
[0034] 第2のトランジスタ304のソース端子326はノード324で記憶コンデンサ306に連結し、第2のトランジスタ304のドレイン端子328はノード332で液晶310および第2のコンデンサ308に連結する。第2のトランジスタ304のゲート端子330は、フレーム選択された信号(F)を受信するように構成されるノード316に連結する。後で詳しく述べるように、液晶310および/またはピクセル駆動回路300を含む液晶表示パネルをリフレッシュさせるかまたは更新するために、記憶コンデンサ306によってストアされる電圧がノード332に第2のコンデンサ308および/または液晶310へ移されるように、第2のトランジスタ304の閾値電圧を上回る電圧は充分な持続期間の間にノード316に印加される。示すように、第2のコンデンサ308は、ノード332とピクセル駆動回路300に関するグランドリファレンスノード336との間に構成され、液晶310は、上記に類似した方法で、バイアス電圧(V
B)を受信するように構成されるノード334とノード332との間でに構成される。ある具体例では、ノード332は、液晶表示パネルの各々のピクセル駆動回路300に連結されるフレーム選択ラインと対応する。
【0029】
[0035]
図3は、簡略表現および説明の容易さのためにピクセル駆動回路300の簡略化した表示であり、
図3はいかなる形であれアプリケーションまたはコンテンツの範囲を制限することを目的としないことを理解すべきである。この点に関して、
図3がn型トランジスタを使用している実施のコンテキストに記載されているにもかかわらず、多数の等価回路がインプリメントされることができ(例えば、P型トランジスタだけ、または、n型およびp型トランジスタの組合せを使用する)点に留意する必要がある。加えて、
図3が回路要素および/または端末間の直接の電気接続を表すにもかかわらず、実質的に類似した方法で機能すると共に、別の実施形態は回路要素および/または構成要素に介入して使用することができる。
【0030】
[0036]
図4を参照すると、ある具体例では、ディスプレイシステムは表示プロセス400を実行するように構成されることができ、追加的なタスク、機能および動作は下に記載した。さまざまなタスクは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはそれらのいかなる組合せにもよっても遂行することができる。説明の便宜上、以下の説明は、
図1乃至3と関連して前述の要素に関連することができる。実際には、タスク、機能および動作は、記載されているシステム(例えば制御モジュール102、ディスプレイパネル108、バックライト・アセンブリ110、バックライト・コントローラ112、レンズ・コントローラ116、レンズ120、122、ピクセル駆動回路200および/またはピクセル駆動回路300)の異なる要素によって実行されることができる。どんな数の追加的または代わりのタスクが含まれてもよいが、本願明細書において詳述しない更なる機能性を有するより広範囲のプロシージャまたはプロセスに組み込まれることができること含むと認められなければならない。
【0031】
[0037]
図4を参照し、
図1乃至3を継続的に参照すると、表示プロセス400は、ディスプレイパネルを含んでいる表示装置上の現在の立体的なビデオで実行されることができる。ある具体例では、表示プロセス400は、それぞれのビデオ・フレーム(タスク402)に対応するフレームインターバルの開始で、ディスプレイパネルのディスプレイ素子に視者の1つの目に対応するビデオ・フレームに関する画像データを移すか、またはさもなければ、書き込むことから始まる。これに関して、ビデオフレームに関する画像データに対応するストアされた電圧は、フレームインターバルの開始で記憶コンデンサからそれらの関連するディスプレイ素子まで移される。例えば、制御モジュール102は、コンテンツの右のチャネル・フレームに関するストアされた画像データを表す電圧を、記憶コンデンサからのコンテンツソース114から、ディスプレイパネル108のそれらの対応するディスプレイ素子まで移すために、ディスプレイパネル108のピクセル駆動回路200、300を作動することができる。表示プロセス400は、視者の他の目に対応する次のビデオ・フレームに関する画像データを書き出し、転送し、またはさもなければストアすることに続く(タスク404)。この点に関して、ディスプレイ素子が前のビデオ・フレームに対応する画像データを表しながら、現在のフレームインターバルの間に、次のビデオ・フレームに関する画像データに対応する電圧は、記憶コンデンサへ移される。例えば、ディスプレイ素子が前の右のチャネル・フレームを表しながら、制御モジュール102は、コンテンツソース114からストレージコンデンサにコンテンツの左のチャネル・フレームに対応する電圧をストアするために、ディスプレイパネル108のピクセル駆動回路200、300を作動することができる。このように、視者(例えば右のチャネル・フレーム)の他の目に指定され、および/または、コード化された画像データが、ディスプレイパネル108のディスプレイ素子によって表示されると共に、視者(例えば左のチャネル・フレーム)の1つの目に指定され、および/または、コード化される画像データはフレームインターバルの間にストアされる。
【0032】
[0038] ある具体例では、画像データが完全にディスプレイパネルのディスプレイ素子へ移されたあと(タスク406)、表示プロセス400は、バックライト・アセンブリを起動させることに続く。この点に関して、一旦ディスプレイパネルのディスプレイ素子が視者にディスプレイパネル108を照らすか、表すか、またはさもなければ、現在のビデオ・フレームに関する画像データを表示するために安定した送信および/または輝度(例えば、それらの命令されたグレイスケール輝度)を達成するならば、制御モジュール102はバックライト・アセンブリ110を起動させるか、またはさもなければ、オンにする。表示プロセス400は、ディスプレイパネルによって、現在表示されているビデオ・フレームに対応するシャッタ・レンズの透明度を起動させるか、またはさもなければ、増やすことに続く(タスク408)。この点に関して、ディスプレイパネル108および/または表示装置104が、右のチャネル・フレームに対応する現在示している画像データである場合、制御モジュール102および/またはレンズ・コントローラ116は、右のレンズ120を活性化させ、左のレンズ122を不活性化させ、その結果、右のレンズ120は実質的に透明になり、左のレンズ122は実質的に不透明になり、それによって、視聴者が彼または彼女の右の目で右のチャネル・フレームを認めることができる。ある具体例では、次のフレームインターバルが開始する前に、表示プロセス400は、現在のフレームインターバルの終わりにバックライト・アセンブリおよびシャッタ・レンズを停止させることに続く(タスク410、412)。この点に関して、制御モジュール102および/またはバックライト・コントローラ112は、バックライト・アセンブリ110を停止させるか、またはさもなければ、オフにさせ、制御モジュール102および/またはレンズ・コントローラ116は、ディスプレイパネル108を更新および/またはリフレッシュさせる前に、両方のレンズ120、122を停止させるか、またはさもなければ、不透明度を増やす。このように、バックライト・アセンブリ110は、ディスプレイパネル108を照らさず、両方のレンズ120、122は、次のフレームインターバルの初めに次のフレームに関する画像データを移す前に実質的に不透明である。
【0033】
[0039] ある具体例では、バックライト・アセンブリおよびシャッタ・レンズを停止させた後に、タスク402、404、406、408、410、412によって定義されるループは、各次のフレームインターバルの間のディスプレイシステム100の動作の全体にわたって繰り返す。例えば、制御モジュール102は、左のチャネル・フレームに関するストアされた画像データを記憶コンデンサからディスプレイパネル108のディスプレイ素子へ移すようにディスプレイパネル108のピクセル駆動回路200、300を作動することができ、記憶コンデンサに次の右のチャネル・フレームを表す電圧をストアする。左のチャネルをディスプレイ素子に移した後に、制御モジュール102および/またはバックライト・コントローラ112は、バックライト・アセンブリ110を起動させるか、またはさもなければ、オンにさせ、その結果、バックライト・アセンブリ110は、ディスプレイパネル108を照射させ。制御モジュール102、および/または、レンズ・コントローラ116は、左のレンズ122を起動させ、右のレンズ120を停止させることにより、表示装置104によって表示されている左のチャネル画像データが、視者によって認められることができる。左のチャネル・フレームインターバルの終わりで、制御モジュール102が、記憶コンデンサからディスプレイパネル108のディスプレイ素子へ右のチャネル・フレームに関するストアされた画像データを移し、次の左のチャネル・フレームの表示電圧を記憶コンデンサにストアするようにディスプレイパネル108のピクセル駆動回路200、300を作動する前に、バックライト・アセンブリ110およびレンズ120、122は停止させられる。右のチャネル・フレームをディスプレイ素子へ移した後に、制御モジュール102および/またはバックライト・コントローラ112は、バックライト・アセンブリ110を起動させるか、またはさもなければ、オンにさせ、その結果、バックライト・アセンブリ110は、ディスプレイパネル108を照らし、制御モジュール102および/または、レンズ・コントローラ116は、右のレンズ120を起動させ、左のレンズ122を停止させることにより、表示装置104によって表示されている右のチャネル画像データが視者によって認められることができる。
【0034】
[0040]
図5は、ピクセル駆動回路200を有するディスプレイパネル(例えば、ディスプレイパネル108)を使用する表示プロセス400の典型的な実施のタイミング図を表す。このような実施形態では、ピクセル駆動回路200は、水平に整列配置された列および垂直に整列配置されたカラムを提供するために従来の方法で繰り返され、アレンジされ、上記の通りに、配列またはディスプレイパネル108に関するピクセルのマトリックスに結果としてなった。
図1-2および4-5を参照すると、右のチャネル・フレームインターバルの間、フレームインターバル(時間)の初めに、制御モジュール102は、第4のトランジスタ208を起動させ、またはさもなければ、オンにして、右のチャネル記憶コンデンサ212(またはあるいは、ノード252の電圧)によってノード242で液晶214にストアされるようなノード242と関連して第4のトランジスタ208の閾値電圧を上回るノード234(*)で右のチャネルにフレーム選択電圧信号を提供する。同時に、制御モジュール102は、第3のトランジスタ206が停止するか、またはさもなければ、ノード242と関連して第3のトランジスタ206の閾値電圧より少ないノード232(*)での電圧信号を適用することによってオフにされることを確実にする。第4のトランジスタ208が電流を伝導するとき、制御モジュール102は、第4のトランジスタ208全体の電圧低下より小さいノード252での電圧に等しい電圧に対して、ノード242の静電容量(例えば、液晶214の静電容量)を十分にチャージすることを必要とする時間の量以上である時間の継続期間の間、ノード234で電圧を提供する。
図5に示すように、一つ以上の実施形態によれば、ノード234の電圧は、右のチャネル・フレームインターバルの全ての継続期間のために、言い換えると、次の左のフレームインターバルの開始の時間まで、提供されることができる。この方法において、ディスプレイパネル108の各々の液晶214のために、制御モジュール102は、右のチャネル・フレームインターバルの初めに、それぞれの液晶214に対応する右のチャネル・フレーム画像データを移す。
【0035】
[0041] 次の左のチャネル・フレームに対応する画像データを書き出し、転送し、またはさもなければ、ストアするために、ノード226(*)の電圧が、それぞれの液晶214に関する左のチャネル・フレーム画像データに対応するとき、制御モジュール102は、現在の右のチャネル・フレームインターバルの中で、同時に第1のトランジスタ202の閾値電圧を上回るノード228(*)で電圧信号を提供する。この点に関して、
図5が、右のチャネル・フレームインターバルの初めに適用されているノード228での電圧を表すけれども、ノード228の電圧が印加される時間は、それぞれの液晶214があるディスプレイパネル108の特定の列に従って変化する。例えば、制御モジュール102は、ピクセル(または、液晶)の第1の列のイメージ日付に対応するディスプレイパネル108の列全体の電圧を印加することによって、ピクセル(または液晶)の第2の列のイメージ日付と対応するようにディスプレイパネル108の列全体に印加される電圧を変える前に、ピクセルの第1の列に関する適当な列選択信号を同時に適用され、第2の列のピクセルの列に適切な列画像データを次のフレーム用に記述することができる。この点に関して、ディスプレイパネル108の第1の列の各々のそれぞれのピクセル駆動回路200に関して、ディスプレイパネル108(例えば、それぞれのノード226で)の列全体の画像データ電圧が、それぞれの液晶214に関する左のチャネル記憶コンデンサ210に書くか、移すか、またはさもなければ、左のチャネル画像データを次の左のチャネル・フレームに備えてたくわえるためにピクセルの第1の列に関する左のチャネル画像データと対応するときに、制御モジュール102はノード228で左のチャネル列選択された信号を適用する。同様に、ディスプレイパネル108(例えば、それぞれのノード226で)の列全体の画像データ電圧が、それぞれの液晶214に関する左のチャネル記憶コンデンサ210に書くか、移すか、またはさもなければ、左のチャネル画像データを次の左のチャネル・フレームに備えてたくわえるためにピクセルのそれぞれの列に関する左のチャネル画像データと対応するときに、ディスプレイパネル108の各々の列のために、制御モジュール102はノード228で左のチャネル列選択された信号を適用する。
【0036】
[0042] 制御モジュール102は、左のチャネル記憶コンデンサ210の十分に静電容量(C
L)を満たすことを必要とする時間の量以上である時間(t
R)の継続期間の間のノード228で、列選択電圧信号を出力し、その結果、
ノード222の電圧が、ノード226で電圧に実質的に等しくなり、すなわち、第1のトランジスタ202がオンのときに、第1のトランジスタ202にわたって落ちる電圧を引いたノード226の電圧に等しい電圧となる。列時間の継続期間(t
R)は、上記のフレームインターバル中に、次のフレームに関する画像データが、移され、書き出され、またはさもなければ、液晶の各々の列に関する記憶コンデンサにストアされることを確実にするためにディスプレイパネルの列の数によって分割されるフレームインターバルの継続期間以下である。ある具体例では、各々のフレームインターバルの継続期間(例えば、t
2−t
1)は、1秒の120分の1以下であり(例えば、8.33ミリ秒以下)、右のチャネル・フレームおよび左のチャネル・フレームが、少なくとも60Hzのリフレッシュ・レートで、視聴者に各々示される。制御モジュール102は、第1のトランジスタ202がオンである間、第2のトランジスタ204が不活性化され、またはさもなければ、オフにされることを確実にし、および/または、ノード226の電圧は、ノード252と関連して第2のトランジスタ204の閾値電圧より少ないノード230で、電圧信号を適用することによって左のチャネル・フレームと対応する。左のチャネル画像データをそれぞれの液晶214に関する記憶コンデンサ210へ移した後、制御モジュール102は、それが液晶214へ転送される前に、ノード226で電圧を修正されないようにするためにノード226と関連して第1のトランジスタ202の閾値電圧より少ないノード228で電圧信号を適用することによって、フレームインターバルの剰余に関する第1のトランジスタ202を不活性化させるか、またはさもなければ、オフにする。
【0037】
[0043] ある具体例では、右のチャネル・フレームインターバルを開始した後、制御モジュール102は、特定の時間(t
LCD)バックライト・アセンブリ110を起動させるか、またはさもなければ、オンにするためにバックライト・コントローラ112に信号を送る。ある具体例では、バックライト・アセンブリ110が起動するフレームインターバルを開始した後の時間(t
LCD)は、ディスプレイパネル108の各々の液晶が、ノード242で電圧応答して安定した送信および/または輝き(例えば、その命令されたグレイスケール輝度)に達することを確実にすることを要求した時間の総量に対応し、並びに、ディスプレイパネル108の応答時間に対応する。この点に関して、右のチャネル・フレーム画像データが、右のチャネル記憶コンデンサ212から液晶214に完全に移されたあと、制御モジュール102は、バックライト・アセンブリ110を起動させるか、またはさもなければ、オンにするためにバックライト・コントローラ112の信号を送る。安定した送信および/または輝度を達成するために液晶に関して要求される時間の総量以上の右のチャネル・フレームインターバルの開始の後、制御モジュール102は、右のレンズ120を起動させ、特定の時間に左のレンズ122を停止させるためにレンズ・コントローラ116の信号を送る。この点に関して、バックライト・アセンブリ110が活性化された後、
図5が活性化されている右のレンズ120を示すけれども、ある実施形態では、制御モジュール102は、右のレンズ120およびバックライト・アセンブリ110を同期をとって活性化させることができる。このように、右のチャネル・フレーム画像データが、右のチャネル記憶コンデンサ212から液晶214に完全に移されたあと、右のレンズ120は透明である。
【0038】
[0044] 次の左のチャネル・フレームインターバルの前に、制御モジュール102は、バックライト・アセンブリ110を不活性化させるか、またはさもなければ、オフにするためにバックライト・コントローラ112の信号を送り、制御モジュール102もまた、両方のレンズ120、122を不活性化させるためにレンズ・コントローラ116の信号を送る。このように、ディスプレイパネル108が、リフレッシュされるかまたは更新されるとき、左のチャネル・フレーム画像データは、視者の右の目によって認められるのを防止され、レンズ120、122がともに不透明であるとき、エネルギーは、バックライト・アセンブリ110を不活性化させることによって節約される。
図5に示すように、ある実施形態では、制御モジュール102は、右のレンズ120およびバックライト・アセンブリ110を同期をとって停止させることができる。他の実施形態では、右のレンズ120は、バックライト・アセンブリ110を停止させる前に停止することができる。
【0039】
[0045] 次の左のチャネル・フレームインターバル(時間t
2)の初めで、制御モジュール102は、第3のトランジスタ206を活性化させ、またはさもなければ、オンにさせ、並びに、ノード242で液晶214に対する前の右のチャネル・フレームインターバルの間に、左のチャネル記憶コンデンサ210(またはあるいは、ノード222の電圧)へ転送された左のチャネル・フレームに対応する電圧を移すためにノード242と関連して第3のトランジスタ206の閾値電圧を上回るノード232(F
L)で左のチャネルにフレーム選択電圧信号を提供する。
【0040】
同時に、制御モジュール102は、第4のトランジスタ208が、ノード242と関連して第4のトランジスタ208の閾値電圧より少ないノード234(F
R)で電圧信号を適用することにより、不活性化され、またはさもなければ、オフにされることを確実にする。上記の通り、制御モジュール102は、ノード222の電圧に実質的に等しい電圧までノード242(例えば、液晶214の静電容量)の静電容量を十分に満たすことを必要とする時間の量以上である時間の継続期間の間、ノード232で電圧を印加する。
【0041】
[0046] 左のチャネル・フレームインターバルの間に、ノード226の電圧がそれぞれの液晶214に関する右のチャネル・フレーム画像データと対応するとき、制御モジュール102は、次の右のチャネル・フレームに対応する画像データを左のチャネル・フレームインターバルの中で適当な時間で右のチャネル記憶コンデンサ212に書き出し、転送し、またはさもなければ、ストアするためにノード252と関連する第2のトランジスタ204の閾値電圧を上回るノード230(R
R)で電圧を印加する。上記の通り、ディスプレイパネル108の各々の列に関して、ディスプレイパネル108の列全体の画像データ電圧が、次の右のチャネル・フレームに関する右のチャネル画像データをそれぞれの液晶214に関する右のチャネル記憶コンデンサ212に書き出し、転送し、またはさもなければ、ストアするために、ピクセルのそれぞれの列に関する右のチャネル画像データと対応するとき、制御モジュール102はノード228で右のチャネル列選択された信号を適用する。制御モジュール102は、右のチャネル記憶コンデンサ212の静電容量(C
R)を十分に充電する1つの列時間(t
R)の間、ノード230で、列選択電圧信号を提供し、その結果、ノード252の電圧は、第2のトランジスタ204全体にわたって落ちる電圧を引いたノード226での電圧に実質的に等しい。制御モジュール102は、第2のトランジスタ204がオンである間、第1のトランジスタ202が不活性化されるか、またはさもなければ、オフにされたことを確実にし、および/または、ノード226の電圧は、ノード222と関連して第1のトランジスタ202の閾値電圧より少ないノード228で、電圧信号を適用することによって右のチャネル・フレームと対応する。
【0042】
[0047] 上記の通り、安定した送信および/または輝度を成し遂げるために、ディスプレイパネル108の各々の液晶に関して要求される時間の量に対応する左のチャネルフレームインターバルを開始した後に、制御モジュール102は、特定の時間(t
LCD)にバックライト・アセンブリ110を活性化させるか、またはさもなければ、オンにするためにバックライト・コントローラ112の信号を送り、制御モジュール102は、バックライト・アセンブリ110と同期して、または、バックライト・アセンブリ110を起動させた後のいずれかで、左のレンズ122を起動させ、右のレンズ120を停止させるためにレンズ・コントローラ116の信号を送る。このように、バックライト・アセンブリ110は活性化され、左のチャネル・フレーム画像データが液晶へ完全に移されたあと、左のレンズ122は透明である。次の右のチャネル・フレームインターバルを開始する前に(時間t
3)、制御モジュール102は、バックライトアセンブリ110を不活性化させ、またはさもなければ、オフにするためにバックライト・コントローラ112の信号を送り、上述したように、右のチャネル・フレームインターバルの初めに、右のチャネル・フレーム画像データを移す前に、制御モジュール102はまた、レンズ120、122の両方を不活性化させるようにレンズ・コントローラ116の信号を送る。
【0043】
[0048]
図6は、ピクセル駆動回路300を有するディスプレイパネル(例えばディスプレイパネル108)を使用して、表示プロセス400の典型的な実施のタイミング図を表す。この点に関して、ピクセル駆動回路300は、水平に整列配置された列および垂直に整列配置されたカラムを提供するために従来の方法で繰り返され、アレンジされ、上記の通りに、配列またはディスプレイパネル108に関するピクセルのマトリックスに結果としてなった。
図1、3、4および4を参照すると、右のチャネル・フレームインターバルに関して、それぞれの右のチャネル・フレームに対応している画像データは、記憶コンデンサ306によって前にストアされ、制御モジュール102は、第2のトランジスタ304を活性化させ、またはさもなければ、オンにさせ、右のチャネル・フレームに対応する電圧をノード324で液晶310に移すためにノード332と関連して第2のトランジスタ304の閾値電圧を上回るノード316(F)でフレーム選択電圧信号を提供する。制御モジュール102は、十分にノード332の静電容量をノード324での電圧と実質的に等しい(すなわち、第2のトランジスタ304がオンであるとき、第2のトランジスタ304全体の電圧をノード324の電圧から引く)電圧まで十分にチャージするのに必要とされる時間の量に対応する持続時間(t
F)の間、ノード342に電圧を提供する。ある実施形態によれば、フレーム選択時間(t
F)は、1つの列時間(t
R)以上である。コンデンサ308は、フレーム選択時間の間、液晶310を通るリーク電流のためのパワー損失を補償する。ノード332と関連して第2のトランジスタ304の閾値電圧より少ないノード316で、電圧信号を適用することによってフレームインターバルの剰余に関するフレーム選択時間(t
F)の後、制御モジュール102は、第2のトランジスタ304を不活性化し、またはさもなければ、オフにする。
【0044】
[0049] 次の左のチャネル・フレームに対応する画像データを書き出し、転送し、またはさもなければ、ストアするために、ノード312の電圧(V
D)がそれぞれの液晶310に関する左のチャネル・フレーム画像データに対応するとき、制御モジュール102は、現在の右のチャネル・フレームインターバルの中で、一度に第1のトランジスタ302の閾値電圧を上回るノード314(R)で列選択電圧信号を提供する。ある具体例では、第2のトランジスタ304が完全にオフにされ、それによって、現在の右のチャネルフレームインターバル中に、左のチャネル・フレーム画像データを表している電圧をノード332および/または液晶310へ移されるのを防止することを確実にするために列選択電圧信号を提供する前に、制御モジュール102は、少なくとも一つの不感時間(t
d)の間、待つ。上記の通り、制御モジュール102は、すなわち、ノード324の電圧がノード312での電圧に実質的に等しいように、記憶コンデンサ306を十分に満たすのに必要な時間の量である1つの列時間(t
R)の間にノード312で電圧を提供する。列時間(t
R)の継続期間が、フレームインターバルの継続期間からフレーム選択時間(t
F)を引いたもの以下であり、不惑時間(t
d)は、前のフレームインターバル中に、次のフレームに関する画像データが、液晶の各々の列に関する記憶コンデンサに転送され、書き出され、またはさもなければ、ストアされることができることを確実にするためにディスプレイパネルの列の数で分割される。左のチャネル画像データをそれぞれの液晶310に関する記憶コンデンサ306へ移した後、液晶310へ転送される前に、制御モジュール102は、ノード324での電圧が修正されるのを防止するためにノード324と関連して第1のトランジスタ302の閾値電圧より少ないノード314で、電圧信号を適用することによって、フレームインターバルの剰余に関する第1のトランジスタ302を不活性化し、またはさもなければ、オフにする。
【0045】
[0050] 上記の通り、ディスプレイパネル108の各々の液晶が、安定した送信および/または輝きを達成すること確実にするために必要とする時間の量と対応する右のチャネルフレームインターバルが開始した後に、制御モジュール102は、特定の時間(t
LCD)でバックライト・アセンブリ110をに起動させるか、またはさもなければ、オンにするためにバックライト・コントローラ112の信号を送る。右のチャネル・フレーム画像データが完全に液晶へ移されたあと、右のレンズ120が透明であるように、制御モジュール102は、右のレンズ120を起動させ、左のレンズ122を停止させるためにレンズ・コントローラ116の信号を送る。次の左のチャネル・フレームインターバルの前に、制御モジュール102は、バックライトアセンブリ110を不活性化させ、またはさもなければ、オフにするためにバックライト・コントローラ112の信号を送り、制御モジュール102はまた、レンズ120、122の両方を不活性化させるためにレンズ・コントローラ116の信号を送る。
【0046】
[0051] 左のチャネル・フレームインターバルの初めに、制御モジュール102は、第2のトランジスタ304を活性化させ、またはさもなければ、オンにさせ、左のチャネル・フレームに対応する電圧を記憶コンデンサ306から液晶310まで移すためにノード332と関連して第2のトランジスタ304の閾値電圧を上回るノード316 (F)でフレーム選択電圧信号を出力する。少なくとも不感時間の間(t
d)待った後、ノード312の電圧が、次の右のチャネル・フレームに対応する画像データを記憶コンデンサ306に書き出し、移し、またはさもなければ、ストアするために液晶310に関する右のチャネル・フレーム画像データと対応するとき、制御モジュール102は、1つの列時間(t
R)の間のノード314で、列選択電圧信号を提供する。安定した送信および/または輝きを成し遂げるためにディスプレイパネル108の各々の液晶に関して要求される時間の量に対応する左のチャネルフレームインターバルの開始後、制御モジュール102は、特定の時間(t
LCD)でバックライト・アセンブリ110を起動させ、またはさもなければ、オンにするためにバックライト・コントローラ112の信号を送る。左のチャネル・フレーム画像データが、液晶310へ完全に移されたあと、制御モジュール102は、左のレンズ122を起動させ、右のレンズ120を停止させるようにレンズ・コントローラ116の信号を送る。左のチャネル・フレームインターバルの終わりに、制御モジュール102は、バックライトアセンブリ110を停止させるか、またはさもなければ、オフにするためにバックライト・コントローラ112の信号を送り、制御モジュール102はまた、上記の通り、次の右のチャネルフレームインターバルのはじめに、右のチャネル・フレーム画像データを記憶コンデンサ306からノード332に移す前に、レンズ120、122の両方を不活性化させるためにレンズ・コントローラ116の信号を送る。
【0047】
[0052]
図7は、上記した
図4の表示処理400を実行するのに適しているディスプレイシステム700の他の実施形態を表す。ディスプレイシステム700の例示の実施形態は、制御モジュール702、表示装置704および目追跡モジュール720を含むが、これに限定されるものではない。表示装置704の例示の実施形態は、ディスプレイパネル108、操縦可能バックライト・アセンブリ710、および、目追跡モジュール720に結合されるバックライト・コントローラ712を含む。
図7のディスプレイシステム700の残りのエレメントは、
図1を参照して上記したディスプレイシステム100で見つかるそれらの対応するエレメントと同様であり、これらの共通のエレメントは、ディスプレイシステム700のコンテキストにおいてここでは冗長に詳述しない。
【0048】
[0053] ある具体例では、操作可能バックライト・アセンブリ710は、ディスプレイパネル108を通るアレイの一つ以上のLEDから、視者の特定の目まで、光を導くことができる視者の照準線に配置される光学を有し、アレイに配置された発光ダイオード(LED)のような複数の照明エレメントとして実現される。制御モジュール702は、コンテンツソース114から受けたコンテンツに対応するビデオ、および/または、現在のイメージにディスプレイパネル108のディスプレイ素子に関するピクセル駆動回路に制御信号を提供する。制御モジュール702は、バックライト・アセンブリ710の活性化を制御するために、バックライト・コントローラ712にタイミング信号を出力する。その上、制御モジュール702は、例えば、バックライト・アセンブリ710が、バックライト・コントローラ712に表示されているフレーム(例えば右のチャネル・フレームまたは左のチャネル・フレーム)のタイプを知らせることによって起動するときに、イメージを認めなければならない視者の目を識別することができる。
【0049】
[0054] 目追跡モジュール720は、表示装置704と関連して追跡し、決定し、またはさもなければ、視者の位置および/または視者の目の物理的な位置を識別するように構成され、好ましくは、表示装置704の上又は付近にあり(例えば、表示装置704の上に)、ディスプレイパネル108に関して中心される。目追跡モジュール720から得られる視者の目の物理的な位置に基づいて、バックライト・コントローラ712は、視者の適当な目に、ディスプレイパネル108による光を導くように構成されるバックライト・アセンブリの照明エレメントを決定する。例えば、右のチャネル・フレームのために、バックライト・コントローラ712は目追跡モジュール720から、視者の右の目730の位置を得て、右側の目の場所730およびバックライト・アセンブリ710の光学の構成に基づいて、バックライト・コントローラ712は、光学による光を導くように構成されるバックライト・アセンブリ710の、そして、視者の右の目730の方のディスプレイパネル108による照明エレメントのサブセットを決定するか、またはさもなければ、識別する。同様に、左のチャネル・フレームに関して、バックライト・コントローラ712は目追跡モジュール720から、視者の左の目740の位置を得て、左の目の場所740およびバックライト・アセンブリ710の光学の構成に基づいて、バックライト・コントローラ712は光学による光を導くように構成されるバックライト・アセンブリ710の、そして、視者の左の目740の方のディスプレイパネル108による照明エレメントのサブセットを決定するか、またはさもなければ、識別する。このように、制御モジュール702は、バックライト・アセンブリ710の制御起動に、バックライト・コントローラ712にタイミング信号を出力するとき、バックライト・コントローラ712は、照明エレメントの適当なサブセットを識別し、ディスプレイパネル108による光を導いて、それによってフレームを視者の適当な目に表すために照明エレメントのサブセットを起動させる。いくつかの実施形態で説明したように、バックライト・コントローラ712の特徴および/または機能性は、制御モジュール702に組み込まれることができる。
【0050】
[0055] 例えば、
図4および
図7を参照すると、表示プロセス400は、表示装置704上の立体的なビデオを表すように、ディスプレイシステム700を使用して実装されることができる。表示プロセス400は、それぞれのビデオ・フレームに対応するフレームインターバルの初めに移すか、またはさもなければ、ディスプレイパネル108のディスプレイ素子に、画像データを視者の1つの目に対応するビデオ・フレーム用に書き出すことによって始まる。例えば、制御モジュール702は、コンテンツソース114からコンテンツの右のチャネル・フレームに関してストアされた画像データを表す電圧を記憶コンデンサからディスプレイパネル108のそれらの対応するディスプレイ素子まで移すディスプレイパネル108のピクセル駆動回路200、300を作動することができる。画像データが、ディスプレイパネル108のディスプレイ素子へ完全に移されたあと、制御モジュール702はバックライト・アセンブリ710を起動させる。この点に関して、制御モジュール702は、ディスプレイパネル108(例えば右のチャネル・フレーム)によって表示されているフレームのタイプを識別することができ、バックライト・アセンブリ710を起動させるか、またはさもなければ、オンにするためにバックライト・コントローラ712の信号を送ることができる。バックライト・コントローラ712は、ディスプレイパネル108(例えば、右の目の場所)によって表示されているフレームのタイプに対応する視者の目の位置を得て、並びに、目の場所、および、バックライト・アセンブリ710の照明エレメントおよび/または光学の構成に基づいて、ディスプレイパネル108を介して視者の適当な目に光を差し向けるために照らされなければならないバックライト・アセンブリ710の照明エレメントを決定する。例えば、バックライト・コントローラ712は、光学素子およびディスプレイパネル108を介して右の目の場所730に光を差し向けることができるバックライト・アセンブリ710の一つ以上のLEDを決定することができ、次いで、ディスプレイパネル108を照射するためにそれらのLEDを起動させまたはオンにし、右のチャネル・フレームを視者の右の目730に表すことができる。
【0051】
[0056] 上記の通り、ディスプレイパネル108のディスプレイ素子が前の右のチャネル・フレームを表すと共に、制御モジュール702は、コンテンツソース114から記憶コンデンサへコンテンツの左のチャネル・フレームに対応する電圧を例えばストアすることによって、視者の他の目に対応する次のビデオ・フレームに関する画像データを書き出し、移し、またはさもなければ、ストアする。ディスプレイパネル108を更新しておよび/またはリフレッシュさせる前に、制御モジュール702および/またはバックライト・コントローラ712は、バックライト・アセンブリ710を停止させるか、またはさもなければ、オフにする。バックライト・アセンブリ710を停止させた後、制御モジュール702は、記憶コンデンサからディスプレイパネル108のディスプレイ素子まで、左のチャネル・フレームに関するストアされた画像データを移す。左のフレーム・データを転送したあと、制御モジュール702は、ディスプレイパネル108(例えば、左のチャネル・フレーム)によって表示されているフレームのタイプを識別し、並びに、バックライト・アセンブリ710を起動させ、またはさもなければ、オンにするためにバックライト・コントローラ712の信号を送ることによって、バックライト・アセンブリ710を起動させる。バックライト・コントローラ712は、視者の左の目の場所740を得て、左の目の場所740およびバックライト・アセンブリ710の照明エレメントおよび/または光学素子の構成に基づいて、視者の左の目740に、ディスプレイパネル108を通して光を差し向けるように照明エレメントを決定する。例えば、バックライト・コントローラ712は、左の目の場所740に、光学素子およびディスプレイパネル108を通して光を導くことができる一つ以上のLEDを決定することができ、次いで、ディスプレイパネル108を照らすために、それらのLEDを起動させることができ、またはさもなければ、オンにすることができ、左のチャネル・フレームを視者の左の目740に表示することができる。左のチャネル・フレームインターバルの終わりで、上記の通り、制御モジュール702がディスプレイパネル108に右のチャネル・フレームに関するストアされた画像データを移す前に、バックライト・アセンブリ710は停止する。このように、クロストークを予防するために画像データを移すときに、バックライト・アセンブリ710は、光を視者の適当な目に差し向け、ディスプレイパネル108を照らさない。
【0052】
[0057] 簡潔に要約すると、上記した方法および装置の1つの効果はそれぞれのビデオ・フレームに関する画像データがフレームインターバルの初めにディスプレイパネルのディスプレイ素子の全てに譲渡されるということであり、そして、それは順番に、それぞれのビデオ・フレームに対応するバックライトおよび/またはシャッタ・レンズがフレームインターバルのより大きなパーセンテージのために起動するのを許容する。バックライトがオンにされ、および/または、シャッタ・レンズが、フレームインターバルのより大きなパーセンテージのために透明であるので、認められた輝きおよびディスプレイの画質、パネルは改善される。その上、ディスプレイパネルのディスプレイ素子の全てが実質的に同じ時間に画像データを受信するので、輝きはディスプレイ全体により一様に認められる。次のビデオ・フレームに関する画像データは、前のフレームインターバルの間にストアされ、それによって画像データが次のフレームインターバルの初めにディスプレイ素子へ移されることができる。ストアされた画像データがディスプレイ素子へ移される前に、バックライトはオフにされ、シャッタ・レンズは不透明な状態に戻され、それによって、エネルギーを節約し、フィールド連続ステレオ・イメージが表示されるクロストーク(すなわち不適当な目でフレームを認めている視者)を防止する。
【0053】
[0058] 技術は、機能的なおよび/または論理ブロック構成要素に関して、そして、動作、処理タスクおよびさまざまなコンピューティング構成要素または装置によって実行されることができる機能の象徴に関して本願明細書において記載される。図に示されるさまざまなブロック構成要素は、いかなる数のハードウェア、ソフトウェアおよび/または指定された機能を実行するように構成されるファームウェア構成要素によって実現されることができると認められなければならない。例えば、システムまたは構成要素の実施形態はさまざまな集積回路構成要素(例えばメモリ素子、デジタル信号処理要素、論理素子、ルックアップ表、等)を使用することができ、それは一つ以上のマイクロプロセッサまたは他の制御装置の制御中で、様々な機能を実行することができる。
【0054】
[0059] 前述の説明は、エレメントまたはノード、または互いに「連結される」特徴を参照する。あるエレメント/ノード/特徴が別のエレメント/ノード/特徴に直接または間接的に(または、直接または間接的に通信で)結合される「結合された/連結された」手段は、機械的である必要はない。このように、図面が要素の1つの典型的な配置を表すことができるにもかかわらず、追加的な介入しているエレメント、装置、特徴または構成要素は表されたコンテンツの実施形態に存在してもよい。加えて、特定の用語が、また、参照だけの目的で以下の説明において使われることができ、制限することを目的としない。例えば「第1」、「第2」および他のかかる数字の用語は、コンテキストによって目核に示されない限り、シーケンスまたは順序を意味しない。ここで使用しているように、「ノード」は、所与の信号、論理レベル、電圧、データ・パターン、電流、または量が現れる、内部または外部の基準点(参照ポイント)、接続ポイント、接合、信号回線、導電エレメント等を意味する。さらに、2つ以上のノードは、1つの物理的なエレメントによって実現されることができる(および、2つ以上の信号は、共通のノードで受け取られまたは出力される場合であっても、多重送信され、変調され、またはさもなければ、区別されることができる)。
【0055】
[0060] 簡潔さのために、従来の技術は画像処理、ビデオ処理、ビデオ符号化および/または復号化、立体的なイメージングに関し、システム(そして、システムの個々の操作の構成要素)の他の機能的な態様は本願明細書において詳述していない。さらに、本願明細書において含まれるさまざまな図に示される接続線は、さまざまな要素の間で典型的な機能的な関係および/または物理的な継手を表すことを目的とする。その多くの他であるか更なる機能的な関係または物理的な接続がコンテンツの実施形態に存在してもよい点に留意する必要がある。
【0056】
[0061] 少なくとも一つの典型的な実施形態が前述の詳細な説明に示されると共に、非常に多くのバリエーションが存在すると認められなければならない。典型的な実施形態は例示だけであって、いかなる形であれ範囲、適用性またはコンテンツの構成を制限することを目的としないこともまた、認められなければならない。むしろ、前述の詳細な説明は、当業者にコンテンツの典型的な実施形態を実行するのに便利なロードマップを提供する。種々の変更は、以下の特許請求の範囲の主題の精神から逸脱することなく例示の実施形態に記載したエレメントの機能およびアレンジメントでなされ得る。