【実施例】
【0036】
図1(斜視図)及び
図2(平面図)は、本願発明に係る配線基板連結装置の一例を構成する第1のコネクタを成すリセプタクルコネクタ11及びリセプタクルコネクタ11が取り付けられた第1の配線基板12を示す。リセプタクルコネクタ11は、合成樹脂等の絶縁材料によって形成されたハウジング13(第1のハウジング)を備えており、ハウジング13は第1の配線基板12における
図1において上方に向いた面(以下、上面という)に固定されている。
【0037】
ハウジング13には、各々が弾性を有した導電性板材により形成された屈曲帯状部材を成す複数のリセプタクル側コンタクト14(第1のコンタクト)が、相互対向する2個の列を成して配列配置されている。複数のリセプタクル側コンタクト14の夫々には、第1の配線基板12の上面に設けられた配線端子部(図示が省略されている。)に接続される基板接続部14aと、後述される第2のコネクタを成すプラグコネクタに備えられるプラグ側コンタクトに当接する接触接続部14bとが、夫々帯状部材の両端部分を成すものとして設けられている。
【0038】
また、ハウジング13には、一対の第1の金属部材15が、各々の大部分がハウジング13における複数のリセプタクル側コンタクト14の配列方向(以下、第1のコンタクト配列方向という。)の両端部分16の夫々に埋め込まれる状態をもって固定されている。一対の第1の金属部材15の夫々には、各々が第1の配線基板12の上面に連結される一対の基板連結部17と一対の第1の係合係止部18とが設けられている。一対の基板連結部17は、第1の配線基板12の上面に連結されることにより、ハウジング13と共に第1の配線基板12に固定され、それにより、各第1の金属部材15は、ハウジング13の第1の配線基板12の上面への取付けに寄与するものとなっている。また、一対の第1の係合係止部18は、各々がハウジング13によって位置規制されたもとで相互対向する位置に配されており、夫々が、例えば、係合突起部を形成していて、後述される第2のコネクタを成すプラグコネクタに備えられる第2の係合係止部との相互係合係止状態をとる。
【0039】
図3(斜視図)は、本願発明に係る配線基板連結装置の一例を、
図1及び
図2に示されるリセプタクルコネクタ11と共に構成する、第2のコネクタを成すプラグコネクタ21の部分及びプラグコネクタ21が取り付けられた第2の配線基板22を示す。
図3においては、プラグコネクタ21は、第2の配線基板22の
図3において下方に向いた面(以下、下面という。)に取り付けられている。そして、第2の配線基板22には、一対の矩形の透孔23が形成されており、プラグコネクタ21の一部分が、第2の配線基板22の
図3において上方に向いた面(以下、上面という。)の外部から、一対の透孔23の夫々を通じて、第2の配線基板22の下面側へと伸びている。
【0040】
図4(斜視図)及び
図5(平面図)は、プラグコネクタ21を、それが取り付けられた第2の配線基板22を取り除いた状態をもって示し、また、
図6(底面図)は、プラグコネクタ21及びプラグコネクタ21が取り付けられた第2の配線基板22を示す。
【0041】
図4〜
図6に示されるように、プラグコネクタ21は、合成樹脂等の絶縁材料によって形成されたハウジング24(第2のハウジング)を備えており、ハウジング24は第2の配線基板22の下面に固定されている。ハウジング24には、各々が弾性を有した導電性板材により形成された屈曲帯状部材を成す複数のプラグ側コンタクト25(第2のコンタクト)が、相互対向する2個の列を成して配列配置されている。複数のプラグ側コンタクト25の夫々には、第2の配線基板22に設けられた配線端子部(図示が省略されている。)に接続される基板接続部25aと、第1のコネクタを成すリセプタクルコネクタ11が備えるリセプタクル側コンタクト14に設けられた接触接続部14bが当接するものとされる接触接続部25bとが、プラグ側コンタクト25の両端部分を成すものとして設けられている。
【0042】
ハウジング24は、第2の配線基板22の下面に対接する平板状部26と平板状部26から第2の配線基板22の下面から離隔する方向に突出する周壁状部27とを有している。そして、ハウジング24には、その周壁状部27の外周を覆うものとされて、複数のプラグ側コンタクト25の配列方向(以下、第2のコンタクト配列方向という。)に直交する方向において相互対向する一対の第2の金属部材29が取り付けられている。一対の第2の金属部材29の夫々には、各々が第2の配線基板22の下面に連結される一対の基板連結部30と一対の弾性腕状部31とが設けられている。一対の基板連結部30は、第2の配線基板22の下面に連結されることにより、ハウジング24と共に第2の配線基板22に固定され、それにより、各第2の金属部材29は、ハウジング24の第2の配線基板22の下面への取付けに寄与するものとなっている。
【0043】
一対の弾性腕状部31の夫々には、リセプタクルコネクタ11に備えられた第1の係合係止部18との相互係合係止状態をとる第2の係合係止部32(
図8,9,10等に示される。)と第1の係合部33とが設けられている。第2の係合係止部32は、例えば、係合凹部を形成するものとされている。また、第1の係合部33は、例えば、係合突起部を形成していて、後述される可動操作部材に設けられた第2の係合部との相互係合状態をとる。そして、各々が第2の係合係止部32と第1の係合部33とが設けられたものとされた一対の弾性腕状部31は、ハウジング24における第2のコンタクト配列方向の両端部分34の夫々に対応する位置に配されており、ハウジング24に対して移動可能とされている。
【0044】
さらに、プラグコネクタ21は、ハウジング24に対して移動可能に設けられた可動操作部材40を備えている。可動操作部材40は、その全体が、例えば、棒状金属材料に屈曲加工が施されて形成されて第2のコンタクト配列方向に伸びる棒状部材とされ、ハウジング24が固定された第2の配線基板22の上面外において第2のコンタクト配列方向に沿う中間部分41と、中間部分41の両端部に夫々設けられて、各々が第2の配線基板22に設けられた透孔23を通じてハウジング24における第2のコンタクト配列方向の両端部分34の夫々の内部へと伸びる一対の屈曲部分42とを有している。一対の屈曲部分42には、夫々の先端部分に、プラグコネクタ21における第2の金属部材29の弾性腕状部31に設けられた第1の係合部33を押圧して変位させる押圧部43と第1の係合部33との相互係合状態をとる第2の係合部45とが形成されている。
【0045】
そして、可動操作部材40は、操作タグ44が装着された中間部分41が第2の配線基板22の上面に近接もしくは当接せしめられるとともに、一対の屈曲部分42の夫々の大部分が第2の配線基板22に設けられた透孔23を通じてハウジング24の内部に押し込まれることになる押込み位置と、操作タグ44が装着された中間部分41が第2の配線基板22の上面から離隔せしめられるとともに、一対の屈曲部分42の夫々の大部分が第2の配線基板22に設けられた透孔23を通じてハウジング24の外部に引き揚げられることになる引揚げ位置とを選択的にとる。可動操作部材40が押込み位置をとるものとされるときには、例えば、引揚げ位置をとる可動操作部材40に、その中間部分41を第2の配線基板22の上面に向かう方向に変位させる押込み操作が加えられ、また、可動操作部材40が引揚げ位置をとるものとされるときには、例えば、押込み位置をとる可動操作部材40に、その中間部分41を第2の配線基板22の上面から離隔する方向に変位させる引揚げ操作が加えられる。可動操作部材40に加えられる、その中間部分41を第2の配線基板22の上面から離隔する方向に変位させる引揚げ操作は、例えば、中間部分41に装着された操作タグ44が引き揚げられることによって行われる。
【0046】
なお、可動操作部材40が引揚げ位置をとるときには、可動操作部材40における屈曲部分42の先端部分に形成された押圧部43が、第2の配線基板22の下面に当接し、それによって、屈曲部分42の引揚げ変位を制限して、可動操作部材40の引揚げ位置を規制する。
【0047】
可動操作部材40における屈曲部分42の先端部分に形成された押圧部43は、可動操作部材40が引揚げ位置から押込み位置へと移行するとき、プラグコネクタ21における一対の第2の金属部材29の弾性腕状部31に夫々形成されて相互対向する一対の第1の係合部33の夫々を押圧して、それらを一旦相互に離隔する方向に変位させる。その後、押圧部43が一対の第1の係合部33の位置を通過すると、一対の第1の係合部33の夫々が弾性腕状部31の弾性によって元の位置に復帰し、それにより、一対の第1の係合部33と可動操作部材40における屈曲部分42の先端部分に形成された第2の係合部45とが相互係合状態をとり、押込み位置におかれた可動操作部材40における屈曲部分42の位置を規制する。
【0048】
また、一対の第1の係合部33との相互係合状態におかれた第2の係合部45は、可動操作部材40が押込み位置から引揚げ位置へと移行するとき、一対の第1の係合部33を一旦相互に離隔する方向に変位させ、一対の第1の係合部33との相互係合状態を解除する。その後、第2の係合部45が先端部分に形成された可動操作部材40における屈曲部分42が一対の第1の係合部33の位置を通過すると、一対の第1の係合部33の夫々が弾性腕状部31の弾性によって元の位置に復帰する。
【0049】
このようなもとで、第2の配線基板22におけるプラグコネクタ21のハウジング24が固定された下面が第1の配線基板12におけるリセプタクルコネクタ11のハウジング13が固定された上面に対向するものとされて、第2の配線基板22が第1の配線基板12に対面近接して重ね合わせられるとき、本願発明に係る配線基板連結装置の一例を構成する第1のコネクタと第2のコネクタとを夫々成すリセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ21とが相互係合状態をとる。斯かる際には、先ず、
図7(第2の配線基板22の図示が省略されている。)に示されるように、第1の配線基板12を伴ったリセプタクルコネクタ11 と第2の配線基板22を伴ったプラグコネクタ21とが相互対向配置される。
【0050】
このとき、プラグコネクタ21のハウジング24が、リセプタクルコネクタ11のハウジング13に対向せしめられ、プラグコネクタ21のハウジング24に配列配置された複数のプラグ側コンタクト25が、リセプタクルコネクタ11のハウジング13に配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14に夫々対応する位置をとるものとされる。そして、
図8に示されるように、プラグコネクタ21のハウジング24に取り付けられた第2の金属部材29に形成された第2の係合係止部32が、リセプタクルコネクタ11のハウジング13に固定された第1の金属部材15に形成された第1の係合係止部18に対応する位置をとるものとされる。さらに、
図7及び
図8に示されるように、プラグコネクタ21が備える可動操作部材40が引揚げ位置をとるものとされ、
図8及び第1の金属部材15と第2の金属部材29と可動操作部材40との位置関係を示す
図9に示されるように、可動操作部材40における屈曲部分42の先端部分に形成された押圧部43が、ハウジング24に取り付けられた第2の金属部材29に形成された一対の第1の係合部33の夫々に近接した位置に配される。
【0051】
次に、第2の配線基板22が、プラグコネクタ21のハウジング24が固定された下面を、第1の配線基板12のリセプタクルコネクタ11のハウジング13が固定された上面に近接させる位置をとって、第2の配線基板22が第1の配線基板12に対面近接して重ね合わせられると、
図10(第2の配線基板22の図示が省略されている。)及び
図11に示されるように、プラグコネクタ21のハウジング24がリセプタクルコネクタ11のハウジング13との係合状態をとり、第2の配線基板22を伴ったプラグコネクタ21と第1の配線基板12を伴ったリセプタクルコネクタ11とが相互係合状態におかれる。
【0052】
斯かる際には、プラグコネクタ21のハウジング24に配列配置された複数のプラグ側コンタクト25における接触接続部25bがリセプタクルコネクタ11のハウジング13に配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14における接触接続部14bに夫々接触接続される。それにより、複数のプラグ側コンタクト25における基板接続部25aが夫々接続された第2の配線基板22に設けられた複数の配線端子部が、複数のプラグ側コンタクト25及び複数のリセプタクル側コンタクト14を介して、複数のリセプタクル側コンタクト14における基板接続部14aが夫々接続された第1の配線基板12に設けられた複数の配線端子部に夫々連結され、第1の配線基板12と第2の配線基板22とが電気的に相互連結される。
【0053】
また、このとき、
図11及び第1の金属部材15と第2の金属部材29と可動操作部材40との位置関係を示す
図12に示されるように、リセプタクルコネクタ11のハウジング13に固定された第1の金属部材15に設けられた第1の係合係止部18と、プラグコネクタ21のハウジング24に取り付けられた第2の金属部材29に設けられた弾性腕状部31に形成された第2の係合係止部32とが、相互係合係止状態をとり、プラグコネクタ21のハウジング24をリセプタクルコネクタ11のハウジング13に対して係止する。それにより、プラグコネクタ21のハウジング24のリセプタクルコネクタ11のハウジング13からの不所望な離脱が阻止される。
【0054】
第1の係合係止部18と第2の係合係止部32とが相互係合係止状態をとるにあたっては、プラグコネクタ21とリセプタクルコネクタ11とが相互係合するに伴って、例えば、係合突起部を形成する第1の係合係止部18が、例えば、係合凹部を形成する第2の係合係止部32に近接していき、その後、第1の係合係止部18が第2の係合係止部32が形成された弾性腕状部31の部分を乗り越えて、第2の係合係止部32に係合する動作が行われるが、斯かる動作は、第2の係合係止部32が形成された弾性腕状部31がハウジング24に対して移動可能とされていて、第2の係合係止部32が第1の係合係止部18に対して移動可能とされていることにより可能とされている。また、このとき、プラグコネクタ21が備える可動操作部材40は、引揚げ位置を維持しており、
図11に示されるように、可動操作部材40における屈曲部分42の先端部分に形成された押圧部43は、ハウジング24に取り付けられた一対の第2の金属部材29に夫々設けられた一対の弾性腕状部31に形成されて相互対向する一対の第1の係合部33に近接した位置に配されている。
【0055】
その後、引揚げ位置をとる可動操作部材40に、例えば、その中間部分41を第2の配線基板22の上面に向かう方向に変位させる押込み操作が加えられて、
図13(第2の配線基板22の図示が省略されている。)及び
図14に示されるように、可動操作部材40が押込み位置をとるものとされると、操作タグ44が装着された可動操作部材40の中間部分41が、第2の配線基板22の上面に近接もしくは当接するものとされ、また、可動操作部材40における屈曲部分42が、第2の配線基板22に設けられた透孔23を通じてハウジング24の内部に押し込まれる。それに伴い、可動操作部材40における屈曲部分42の先端部分に形成された押圧部43が、一対の第2の金属部材29の弾性腕状部31に夫々形成されて相互対向する一対の第1の係合部33の夫々を第2の配線基板22側から押圧して、それらを一旦相互に離隔する方向に変位させる。そして、押圧部43が一対の第1の係合部33の位置を通過すると、一対の第1の係合部33の夫々が弾性腕状部31の弾性によって元の位置に復帰し、それにより、
図14及び第1の金属部材15と第2の金属部材29と可動操作部材40との位置関係を示す
図15に示されるように、一対の第1の係合部33と可動操作部材40における屈曲部分42の先端部分に形成された第2の係合部45とが相互係合状態をとり、押込み位置におかれた可動操作部材40における屈曲部分42の位置を規制する。
【0056】
このようにして、一対の第1の係合部33と第2の係合部45とが相互係合状態をとることによって、押込み位置におかれた可動操作部材40における屈曲部分42の位置が規制されたもとにあっては、各々が第2の係合係止部32及び第1の係合部33が形成されたものとされる一対の弾性腕状部31が、可動操作部材40における屈曲部分42によってハウジング24に対する移動が阻止される状態におかれる。それにより、各弾性腕状部31に形成された第2の係合係止部32が、それに係合したリセプタクルコネクタ11が備える第1の金属部材15に設けられた第1の係合係止部18からの離脱が禁じられるものとされ、第1の係合係止部18と第2の係合係止部32とが相互係合係止状態をとって、プラグコネクタ21のハウジング24をリセプタクルコネクタ11のハウジング13に対して係止する状態が、安定に維持される。
【0057】
その結果、
図16に示されるように、プラグコネクタ21のハウジング24に配列配置された複数のプラグ側コンタクト25における接触接続部25bがリセプタクルコネクタ11のハウジング13に配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14における接触接続部14bに夫々接触接続された状態が継続される、プラグコネクタ21が備えるハウジング24のリセプタクルコネクタ11が備えるハウジング13からの不所望な離脱が阻止される状態が、極めて安定かつ堅固に維持されることになる。
【0058】
なお、一対の第1の係合部33との相互係合状態におかれた第2の係合部45は、可動操作部材40が押込み位置から引揚げ位置へと移行するときには、一対の第1の係合部33を一旦相互に離隔する方向に変位させ、一対の第1の係合部33との相互係合状態を解除する。その後、第2の係合部45が先端部分に形成された可動操作部材40における屈曲部分42が一対の第1の係合部33の位置を通過すると、一対の第1の係合部33の夫々が弾性腕状部31の弾性によって元の位置に復帰する。
【0059】
このようにして、一対の第1の係合部33と第2の係合部45との相互係合状態が解除されると、各弾性腕状部31がハウジング24に対する移動が可能な状態におかれて、各弾性腕状部31に形成された第2の係合係止部32が、それに係合したリセプタクルコネクタ11が備える第1の金属部材15に設けられた第1の係合係止部18から容易に離脱し得るものとされ、第1の係合係止部18と第2の係合係止部32との相互係合係止状態の解除が可能とされる。それにより、プラグコネクタ21のハウジング24をリセプタクルコネクタ11のハウジング13から適正に離脱させることができる。
【0060】
上述のようなリセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ21とを含んで構成される本願発明に係る配線基板連結装置の一例によれば、リセプタクルコネクタ11のハウジング13に固定された第1の金属部材15に設けられた第1の係合係止部18と、プラグコネクタ21のハウジング24に取り付けられた第2の金属部材29に設けられた弾性腕状部31に形成された第2の係合係止部32とが、相互係合係止状態をとってプラグコネクタ21のハウジング24のリセプタクルコネクタ11のハウジング13からの不所望な離脱を阻止する係止手段を構成するもとにおいて、第2の金属部材29に設けられた弾性腕状部31に形成された第1の係合部33と可動操作部材40に設けられた第2の係合部45との相互係合により位置規制された押し込み位置をとる可動操作部材40が、第1の係合係止部18と第2の係合係止部32との相互係合状態の解除を阻止するので、プラグコネクタ21のハウジング24がリセプタクルコネクタ11のハウジング13との係合状態をとり、それに伴って、ハウジング24に配列配置された複数のプラグ側コンタクト25がハウジング13に配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14との接触接続状態をとる、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ21との相互係合状態を、極めて安定かつ堅固に維持することができる。
【0061】
また、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ21とが相互係合した状態におかれ、プラグコネクタ21のハウジング24がリセプタクルコネクタ11のハウジング13との係合状態をとったもとで、可動操作部材40に押込み位置をとらせる操作は、例えば、その中間部分41を第2の配線基板22における上面の外部に位置させるとともに、その屈曲部分42を第2の配線基板22に設けられた透孔23を通じて第2のハウジング24内に位置させて、引揚げ位置をとる可動操作部材40を、第2の配線基板22からハウジング13が固定された第1の配線基板12に向かう方向をもってハウジング24内側に押し込むだけの、極めて簡単で容易なものとされる。従って、特別な工具等の使用を必要としない極めて簡単で容易な操作により、リセプタクルコネクタ11のハウジング13に固定された第1の金属部材15に設けられた第1の係合係止部18と、プラグコネクタ21のハウジング24に取り付けられた第2の金属部材29に設けられた弾性腕状部31に形成された第2の係合係止部32とを、相互係合状態の解除が禁止される状態におくことができることになる。
【0062】
さらに、本願発明に係る配線基板連結装置にあっては、リセプタクルコネクタ11のハウジング13に固定された第1の金属部材15に設けられた第1の係合係止部18とプラグコネクタ21のハウジング24に取り付けられた第2の金属部材29に設けられた弾性腕状部31に形成された第2の係合係止部32とが相互係合状態をとるもとで、押込み位置をとっていた可動操作部材40が引揚げ位置をとるものとされると、第2の金属部材29に設けられた弾性腕状部31に形成された第1の係合部33と可動操作部材40に設けられた第2の係合部45との相互係合状態が解除されるとともに、第1の係合係止部18と第2の係合係止部32とが相互係合係止を解除し得る状態におかれ、それにより、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ21とを相互係合状態から解放することができる状態が得られる。
【0063】
斯かるもとで、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ21とが相互係合した状態におかれ、プラグコネクタ21のハウジング24がリセプタクルコネクタ11のハウジング13との係合状態をとったもとで、押込み位置をとっていた可動操作部材40に引揚げ位置をとらせる操作は、例えば、その中間部分41を第2の配線基板22の上面に近接もしくは当接させるとともに、その屈曲部分42を第2の配線基板22に設けられた透孔23を通じて第2のハウジング24内に位置させて、押込み位置をとる可動操作部材40を、第1の配線基板12から第2の配線基板22に向かう方向をもって第2の配線基板22の外部へと引き揚げるだけの、極めて簡単で容易なものとされる。従って、特別な工具等の使用を必要としない極めて簡単で容易な操作により、リセプタクルコネクタ11のハウジング13に固定された第1の金属部材15に設けられた第1の係合係止部18とプラグコネクタ21のハウジング24に取り付けられた第2の金属部材29に設けられた弾性腕状部31に形成された第2の係合係止部32との相互係合状態を解除して、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ21とを相互係合状態から解放することができる状態におくことができることになる。
【0064】
また、本願発明に係る配線基板連結装置にあっては、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ21とが相互係合した状態におかれてプラグコネクタ21のハウジング24がリセプタクルコネクタ11のハウジング13との係合状態をとったとき、可動操作部材40が、その中間部分41を第2の配線基板22の上面に近接もしくは当接させるとともに、その屈曲部分42を第2の配線基板22に設けられた透孔23を通じてプラグコネクタ21のハウジング24内に位置させる押込み位置をとり、第2の配線基板22の外部に僅かに突出するに過ぎないものとされるが、斯かるもとにおいては、第1の配線基板12と第2の配線基板24との間に配されるリセプタクルコネクタ11及びプラグコネクタ21を含んだ装置全体の薄型化を図ることができることになる。