(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記切替弁は、前記第1流体圧シリンダのロッド側と前記流体圧排出ラインとを接続する排出位置と、前記第1流体圧シリンダのロッド側とヘッド側とを接続する連通位置とに切替自在な切替弁であり、前記作動制限装置は、前記フォークの積荷荷重が前記閾値を超えると前記切替弁を前記連通位置に切り替えることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
前記作動制限装置は、前記フォークの積荷荷重が前記閾値を超えると前記フォークを上昇させるための操作装置の作動を制限することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のフォークリフト。
前記フォークリフト本体における前記フォークの取付位置とは反対側における車輪接地荷重を検出する車輪接地荷重検出センサを設け、前記作動制限装置は、前記車輪接地荷重が予め設定された制限接地荷重を下回ると前記第1流体圧シリンダの作動を制限することを特徴とする請求項1または2に記載のフォークリフト。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下に添付図面を参照して、本発明に係るフォークリフトの好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
【実施例1】
【0025】
図1は、本発明の実施例1に係るフォークリフトを表す概略構成図、
図2は、実施例1のフォークリフトにおけるリフトシリンダの油圧回路図である。
【0026】
実施例1のフォークリフトにおいて、
図1に示すように、フォークリフト本体11は、2つの前輪12及び2つの後輪13により走行可能であり、搭載されたエンジン(または、電気モータ)により前輪12または後輪13を駆動することで、前進及び後退可能となっている。また、図示しない操作ハンドルにより後輪13を操舵することで、所望方向に走行可能となっている。
【0027】
フォークリフト本体11は、前部にマスト14が下部を支点として傾斜(チルト)自在に支持されており、このマスト14にフォーク15が昇降(リフト)自在に支持されている。チルトシリンダ(第2流体圧シリンダ)16は、油圧の給排によりロッド16aを移動可能であり、このロッド16aの先端部がマスト14に連結されている。リフトシリンダ(第1流体圧シリンダ)17は、油圧の給排によりロッド17aを移動可能であり、このロッド17aの先端部にガイドローラ18が装着されており、ワイヤ19は一端部がフォーク15の上端部に連結され、中間部がガイドローラ18にガイドされ、他端部がマスト14の上端部に連結されている。
【0028】
従って、チルトシリンダ16に油圧を給排すると、ロッド16aを前後移動し、マスト14の下部を支点として傾斜させることで、フォーク15をチルトさせることができる。また、リフトシリンダ17に油圧を給排すると、ロッド17aが上下移動し、ガイドローラ18を介してワイヤ19が移動することで、フォーク15が牽引され、このフォーク15をリフトさせることができる。
【0029】
駆動源21は、例えば、エンジン(または、電気モータ)であり、ポンプ22を駆動してタンク23に貯留されている作動油を加圧することができる。コントロールバルブ24は、ポンプ22で加圧された作動油をチルトシリンダ16やリフトシリンダ17に供給することで、このチルトシリンダ16やリフトシリンダ17を作動することができる。操作装置25は、作業者が操作可能であり、フォーク15のチルトやリフトの操作信号を出力することができる。制御装置26は、操作装置25からの操作信号に基づいて駆動源21、ポンプ22、コントロールバルブ24を駆動制御可能となっている。
【0030】
このように構成された実施例1のフォークリフトは、フォーク15が積荷を載せて安全に走行することができるように、フォーク15が保持することができる積荷の制限積載重量が設定されている。即ち、フォーク15に制限積載重量を超えた積荷を載せたとき、このフォーク15が上昇できないように、フォーク15の作動が制限される。
【0031】
即ち、
図2に示すように、油圧供給ライン(流体圧供給ライン)31は、一端部がタンク23に接続され、他端部がリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に接続されている。この油圧供給ライン31は、タンク23側にポンプ22が装着され、リフトシリンダ17側にコントロールバルブ24が装着されている。油圧戻りライン32は、油圧供給ライン31におけるポンプ22とコントロールバルブ24の間から分岐してタンク23に接続されており、リリーフ弁33が設けられている。
【0032】
油圧排出ライン(流体圧排出ライン)34は、一端部がリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2に接続され、他端部がタンク23aに接続されている。なお、タンク23とタンク23aは、同じものであってもよい。この油圧排出ライン34は、切替弁35が設けられており、油圧連通ライン36は、一端部が切替弁35に接続され、他端部がリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に接続されている。この切替弁35は、電磁弁であって、非通電時には、油圧排出ライン34によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とタンク23aを連通し、通電時には、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。
【0033】
圧力センサ37は、油圧供給ライン31におけるコントロールバルブ24とリフトシリンダ17との間の油圧、つまり、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に左右する油圧を検出し、制御装置26に出力する。制御装置26は、圧力センサ37が検出した部屋R1に作用する油圧に基づいて切替弁35を切替制御する。
【0034】
即ち、制御装置26は、本発明の作動制限装置として機能し、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量(予め設定された閾値)を超えると、切替弁35によりリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1の油圧とロッド側の部屋R2の油圧との圧力バランスを変更してリフトシリンダ17の作動を制限する。
【0035】
具体的に、切替弁35は、前述したように、油圧排出ライン34によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とタンク23aを接続する排出位置と、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を接続する連通位置とに切替自在である。制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、つまり、圧力センサ37が検出した部屋R1に作用する油圧が制限積載重量に対応した制限油圧を超えると、切替弁35に通電して連通位置に切り替え、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1とを連通する。
【0036】
なお、この制限油圧は、予め実験等により制限積載重量に対応した油圧として求めておくことが望ましい。また、この制限油圧は、リリーフ弁33のリリーフ圧よりも低く設定しておくことが望ましい。
【0037】
従って、作業者が操作装置25を操作してフォーク15をリフトする操作信号を出力すると、制御装置26は、操作装置25からの操作信号に基づいてポンプ22を駆動制御すると共にコントロールバルブ24を駆動制御する。即ち、制御装置26は、所定の油圧をコントロールバルブ24により油圧供給ライン31を通してリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に供給する。すると、リフトシリンダ17にて、ロッド17aが上昇することでガイドローラ18を介してワイヤ19を移動し、フォーク15を牽引してリフトさせることで、積荷を上昇させることができる。
【0038】
このとき、圧力センサ37は、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に供給される油圧を検出して制御装置26に出力しており、制御装置26は、この部屋R1に作用する油圧と予め設定された制限油圧とを比較する。そして、制御装置26は、部屋R1に作用する油圧が制限油圧以下であると判断すれば、切替弁35を非通電状態のままとすることで、油圧排出ライン34によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とタンク23aとが連通している。そのため、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に油圧が供給されてロッド17aが上昇すると、ロッド側の部屋R2の油圧が油圧排出ライン34からタンク23aに排出されるため、適正に作動してフォーク15により積荷を上昇させることができる。
【0039】
なお、リフトシリンダ17は、フォーク15を下降するとき、ロッド17aが下降するため、このとき、コントロールバルブ24によりヘッド側の部屋R1の油圧がタンク23に戻される一方、ロッド側の部屋R2の容積が拡大するため、この部屋R2に油圧排出ライン34を通してタンク23aの油圧(作動油)が吸引される。
【0040】
一方、制御装置26は、部屋R1に作用する油圧が制限油圧を超えていると判断すれば、切替弁35を通電状態とすることで、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。そのため、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に油圧が供給されても、この油圧が油圧排出ライン34及び油圧連通ライン36を通してロッド側の部屋R2に流れることとなり、ヘッド側の部屋R1の油圧とロッド側の部屋R2の油圧とがほぼ同圧となり、ロッド17aを上昇することができなくなる。即ち、制御装置26は、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたときには、フォーク15の上昇動作を規制することで、このフォーク15やリフトシリンダ17などの各種機器の損傷を未然に防止することができる。
【0041】
このように実施例1のフォークリフトにあっては、前輪12及び後輪13を有するフォークリフト本体11と、フォークリフト本体11の前部にマスト14を介して昇降自在に支持されるフォーク15と、このフォーク15を昇降可能なリフトシリンダ17と、リフトシリンダ17のヘッド側の部屋R1に油圧を供給可能な油圧供給ライン31と、リフトシリンダ17のロッド側の部屋R2から油圧を排出可能な油圧排出ライン34と油圧排出ライン34に設けられる切替弁35とを設け、制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると切替弁35によりリフトシリンダ17のヘッド側の部屋R1の油圧とロッド側の部屋R2の油圧との圧力バランスを変更してリフトシリンダ17の作動を制限する。
【0042】
従って、制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、切替弁35によりリフトシリンダ17のヘッド側の油圧とロッド側の油圧との圧力バランスを変更する。具体的には、切替弁35によりリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1とロッド側の部屋R2を連通し、部屋R1の油圧と部屋R2の油圧を同圧とする。そのため、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に油圧が供給されても、ロッド17aを作動することができず、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたとき、フォーク15の上昇動作を規制して各種機器の損傷を未然に防止することができる。
【0043】
また、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に対してロッド17aがあるロッド側の部屋R2の方が流路面積が小さいことから、油圧供給ライン31ではなく油圧排出ライン34に切替弁35を設けることで、圧力損失を低減することが可能となり、燃費の悪化を抑制することができる。
【0044】
また、実施例1のフォークリフトでは、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とタンク23aとを油圧排出ライン34により接続し、この油圧排出ライン34に切替弁35を設けると共に、切替弁35とリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1とを油圧連通ライン36により接続し、切替弁35の非通電時には、油圧排出ライン34によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とタンク23aを連通し、通電時には、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通し、制御装置26は、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1の圧力がフォーク15の制限油圧を超えると切替弁35を通電する。
【0045】
従って、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1の圧力がフォーク15の制限油圧を超えると切替弁35を通電するため、部屋R1の油圧と部屋R2の油圧が同圧となり、リフトシリンダ17の作動を規制し、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたとき、フォーク15の上昇動作を規制して各種機器の損傷を未然に防止することができる。
【実施例2】
【0046】
図3は、本発明の実施例2に係るフォークリフトにおけるリフトシリンダの油圧回路図である。なお、本実施例のフォークリフトの基本的な構成は、上述した実施例1とほぼ同様の構成であり、
図1を用いて説明すると共に、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0047】
実施例2のフォークリフトにおいて、
図3に示すように、油圧供給ライン31は、一端部がタンク23に接続され、他端部がリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に接続されており、この油圧供給ライン31は、ポンプ22とコントロールバルブ24が装着されている。油圧排出ライン34は、一端部がリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2に接続され、他端部がタンク23aに接続されている。この油圧排出ライン34は、リリーフ弁41が設けられると共に、リリーフ弁41を迂回する油圧迂回ライン42が設けられ、この油圧迂回ライン42は、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2からタンク23aへの油圧の流れを防止する逆止弁43が装着されている。このリリーフ弁41は、圧力制御弁であって、通常は閉止しており、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2から油圧排出ライン34に作用する油圧に応じて開放可能となっている。
【0048】
具体的に、リリーフ弁41は、制限積載重量に対応した開放圧が設定されている。この開放圧は、予め実験等により制限積載重量に対応した油圧として求めておくことが望ましい。また、この開放圧は、リリーフ弁33のリリーフ圧よりも低く設定しておくことが望ましい。そのため、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2(油圧排出ライン34)の油圧がこの開放圧を超えると、リリーフ弁41が開放する。つまり、制限積載重量W
Lとリリーフ弁41の開放力(開放圧)F
Rとの和であるロッド17aの押し下げ力(W
L+F
R)が、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1の最大油圧であるロッド17aの最大押し上げ力(F
L)と釣り合うように、リリーフ弁41の開放圧を設定する。
【0049】
従って、
図1及び
図3に示すように、作業者が操作装置25を操作してフォーク15をリフトする操作信号を出力すると、制御装置26は、操作装置25からの操作信号に基づいてポンプ22を駆動制御すると共にコントロールバルブ24を駆動制御する。即ち、制御装置26は、所定の油圧をコントロールバルブ24により油圧供給ライン31を通してリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に供給する。すると、リフトシリンダ17にて、ロッド17aが上昇することでガイドローラ18を介してワイヤ19を移動し、フォーク15を牽引してリフトさせることで、積荷を上昇させることができる。
【0050】
このとき、フォーク15の積荷が制限積載重量以下であれば、積荷重量Wとリリーフ弁41の開放力(開放圧)F
Rの和であるロッド17aの押し下げ力(W+F
R)が、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1の最大油圧であるロッド17aの最大押し上げ力F
Lより小さくなることから、リリーフ弁41が開放する。すると、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に油圧が供給されてロッド17aが上昇すると、ロッド側の部屋R2の油圧が油圧排出ライン34からタンク23aに排出されるため、適正に作動してフォーク15により積荷を上昇させることができる。
【0051】
なお、リフトシリンダ17は、フォーク15を下降するとき、ロッド17aが下降するため、このとき、コントロールバルブ24によりヘッド側の部屋R1の油圧がタンク23に戻される一方、ロッド側の部屋R2の容積が拡大するため、この部屋R2に油圧排出ライン34及び油圧迂回ライン42を通してタンク23aの油圧(作動油)が吸引される。
【0052】
一方、フォーク15の積荷が制限積載重量を超えていれば、積荷重量Wとリリーフ弁41の開放力(開放圧)F
Rの和であるロッド17aの押し下げ力(W+F
R)が、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1の最大油圧であるロッド17aの最大押し上げ力(F
L)より大きくなることから、リリーフ弁41が開放しない。すると、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に油圧が供給されても、ロッド側の部屋R2の油圧が油圧排出ライン34からタンク23aに排出されないため、ロッド17aを上昇することができなくなる。即ち、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたときには、フォーク15の上昇動作を規制することで、このフォーク15やリフトシリンダ17などの各種機器の損傷を未然に防止することができる。
【0053】
このように実施例2のフォークリフトにあっては、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とタンク23aとを油圧排出ライン34により接続し、この油圧排出ライン34にリリーフ弁41を設け、このリリーフ弁41の開放圧をフォーク15の制限積載重量に対応して設定している。即ち、制限積載重量W
Lとリリーフ弁41の開放力F
Rとの和であるロッド17aの押し下げ力(W
L+F
R)が、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1の最大油圧であるロッド17aの最大押し上げ力F
Lと釣り合うように、リリーフ弁41の開放圧を設定している。
【0054】
従って、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、油圧排出ライン34の圧力が低下してリリーフ弁41の開放圧を超えないことから、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2の圧力が低下せず、リフトシリンダ17の作動を規制し、フォーク15の上昇動作を規制して各種機器の損傷を未然に防止することができる。また、リリーフ弁41などを設けるだけでよく、装置の簡素化、コンパクト化を可能とすることができる。
【実施例3】
【0055】
図4は、本発明の実施例3に係るフォークリフトにおける各シリンダの油圧回路図、
図5は、実施例3の変形例を表すフォークリフトにおける各シリンダの油圧回路図である。なお、本実施例のフォークリフトの基本的な構成は、上述した実施例1とほぼ同様の構成であり、
図1を用いて説明すると共に、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0056】
実施例3のフォークリフトにおいて、
図1及び
図4に示すように、油圧供給ライン31は、一端部がタンク23に接続され、他端部が分流弁51により第1油圧供給ライン31aと第2油圧供給ライン31bに分岐されている。そして、第1油圧供給ライン31aは、リフトシリンダ17に接続され、第2油圧供給ライン31bは、チルトシリンダ16に接続されている。油圧供給ライン31は、ポンプ22が装着され、第1、第2油圧供給ライン31a,31bは、コントロールバルブ24(24a,24b)が装着されている。
【0057】
また、第1、第2油圧戻りライン32a,32bは、第1、第2油圧供給ライン31a,31bにおけるポンプ22とコントロールバルブ24の間から分岐してタンク23に接続されており、第1、第2リリーフ弁33a,33bがそれぞれ設けられている。そして、第1リリーフ弁33aは、フォーク15の制限積載重量に対応した開放圧が設定されている。
【0058】
なお、リフトシリンダ17及び油圧排出ライン34側の構成は、前述した実施例1と同様であることから、詳細な説明は省略する。
【0059】
従って、作業者が操作装置25を操作してフォーク15をリフトする操作信号を出力すると、制御装置26は、操作装置25からの操作信号に基づいてポンプ22を駆動制御すると共にコントロールバルブ24を駆動制御する。即ち、制御装置26は、所定の油圧をコントロールバルブ24により油圧供給ライン31を通してリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に供給する。すると、リフトシリンダ17にて、ロッド17aが上昇することでガイドローラ18を介してワイヤ19を移動し、フォーク15を牽引してリフトさせることで、積荷を上昇させることができる。
【0060】
このとき、フォーク15の積荷が制限積載重量以下であれば、第1油圧供給ライン31aの油圧が第1リリーフ弁33aの開放圧より低くなり、第1リリーフ弁33aが閉止している。そのため、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に適正に油圧が供給されてロッド17aが上昇し、フォーク15により積荷を上昇させることができる。
【0061】
一方、フォーク15の積荷が制限積載重量を超えていれば、第1油圧供給ライン31aの油圧が第1リリーフ弁33aの開放圧より高くなり、第1リリーフ弁33aが開放して第1油圧供給ライン31aの油圧が第1油圧戻りライン32aを通してタンク23に戻る。そのため、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に油圧が供給されず、ロッド17aを上昇することができなくなり、フォーク15やリフトシリンダ17などの各種機器の損傷を未然に防止することができる。
【0062】
なお、実施例3のフォークリフトは、上述した構成に限定されるものではない。例えば、
図5に示すように、第1油圧供給ライン31aは、一端部がタンク23に接続され、他端部がリフトシリンダ17に接続されている。第2油圧供給ライン31bは、一端部がタンク23に接続され、他端部がチルトシリンダ16に接続されている。そして、第1油圧供給ライン31aは、第1ポンプ22aが装着され、第2油圧供給ライン31bは、第2ポンプ22bが装着されている。その他の構成は同様である。
【0063】
即ち、第1、第2ポンプ22a,22bを有する第1、第2油圧供給ライン31a,31bをそれぞれ独立して設けてもよい。
【0064】
このように実施例3のフォークリフトにあっては、フォーク15をチルトシリンダ16により傾斜可能に支持すると共に、リフトシリンダ17により昇降可能に支持し、リフトシリンダ17に第1油圧供給ライン31aを接続すると共にこの第1油圧供給ライン31aに第1リリーフ弁33aを有する第1油圧戻りライン32aを接続し、チルトシリンダ16に第2油圧供給ライン31bを接続すると共に第2油圧供給ライン31bに第2油圧戻りライン32bを接続し、第1リリーフ弁33aの開放圧をフォーク15の積荷が制限積載重量に対応して設定している。
【0065】
従って、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、第1油圧供給ライン31aの圧力が上昇して第1リリーフ弁33aの開放圧を超えることから、第1油圧供給ライン31aの油圧が第1油圧戻りライン32aによりタンク23に戻されることとなり、リフトシリンダ17の作動を規制し、フォーク15の上昇動作を規制して各種機器の損傷を未然に防止することができる。また、フォーク15の積荷荷重に対応して第1油圧供給ライン31aにおける第1リリーフ弁33aの開放圧が設定されることで、第2油圧供給ライン31bの圧力に影響を与えることなく、開放圧を設定することができ、適正にフォーク15の上昇動作を制限することができる。
【実施例4】
【0066】
図6は、本発明の実施例4に係るフォークリフトにおけるリフトシリンダの油圧回路図である。なお、本実施例のフォークリフトの基本的な構成は、上述した実施例1とほぼ同様の構成であり、
図1を用いて説明すると共に、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0067】
実施例4のフォークリフトにおいて、
図1及び
図6に示すように、油圧供給ライン31は、一端部がタンク23に接続され、他端部がリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に接続され、ポンプ22とコントロールバルブ24が装着されている。油圧排出ライン34は、一端部がリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2に接続され、他端部がタンク23aに接続されている。この油圧排出ライン34は、切替弁35が設けられ、油圧連通ライン36は、一端部が切替弁35に接続され、他端部がリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に接続されている。この切替弁35は、通電時に、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。
【0068】
制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、つまり、圧力センサ37が検出した部屋R1に作用する油圧が制限積載重量に対応した制限油圧を超えると、切替弁35に通電して連通位置に切り替え、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。
【0069】
また、制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、フォーク15を上昇させるための操作装置25の作動を制限する。具体的に、制御装置26は、切替弁35を切替制御するだけでなく、操作装置25からのフォーク15を上昇させるための操作信号の入力を拒否する。または、制御装置26は、切替弁35を切替制御するだけでなく、図示しない拘束装置により操作装置25を操作不能とする。
【0070】
また、制御装置26は、警報機としてのスピーカ51と表示部(ディスプレイ等)52が接続されており、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、スピーカ51から音の警報を発すると共に、表示部52に表示の警報を発する。
【0071】
従って、作業者が操作装置25を操作してフォーク15をリフトする操作信号を出力すると、制御装置26は、操作装置25からの操作信号に基づいてポンプ22を駆動制御すると共に、コントロールバルブ24を駆動制御する。即ち、制御装置26は、所定の油圧をコントロールバルブ24により油圧供給ライン31を通してリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に供給する。すると、リフトシリンダ17にて、ロッド17aが上昇することでガイドローラ18を介してワイヤ19を移動し、フォーク15を牽引してリフトさせることで、積荷を上昇させることができる。
【0072】
このとき、制御装置26は、部屋R1に作用する油圧が制限油圧を超えていると判断すれば、切替弁35を通電状態とすることで、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。そのため、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に油圧が供給されても、この油圧が油圧排出ライン34及び油圧連通ライン36を通してロッド側の部屋R2に流れることとなり、ヘッド側の部屋R1の油圧とロッド側の部屋R2の油圧とがほぼ同圧なり、ロッド17aを上昇することができなくなる。即ち、制御装置26は、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたときには、フォーク15の上昇動作を規制することで、このフォーク15やリフトシリンダ17などの各種機器の損傷を未然に防止することができる。
【0073】
また、制御装置26は、部屋R1に作用する油圧が制限油圧を超えていると判断したとき、スピーカ51から警告音を発すると共に、表示部52に警告表示を出す。すると、作業者は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると認識して操作装置25の操作を停止することとなる。
【0074】
なお、制御装置26は、部屋R1に作用する油圧が制限油圧を超えていると判断したとき、スピーカ51から警告音を発すると共に、表示部52に警告表示を出すようにしたが、この構成に限定されるものではない。例えば、制御装置26は、部屋R1に作用する油圧が制限油圧の90%を超えていると判断したとき、スピーカ51から警告音を発すると共に、表示部52に警告表示を出し、部屋R1に作用する油圧が制限油圧の100%を超えていると判断したとき、切替弁35によりリフトシリンダ17の作動を規制したり、操作装置25の操作を不能としたりしてもよい。
【0075】
このように実施例4のフォークリフトにあっては、制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、切替弁35によりリフトシリンダ17の作動を規制すると共に、フォーク15を上昇させるための操作装置25の作動を制限する。
【0076】
従って、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、切替弁35によりリフトシリンダ17の作動を規制するだけでなく、操作装置25の操作を不能とすることで、簡単な構成で容易にフォーク15の上昇動作を制限することができる。この場合、フォーク15の上昇動作を制限する機能を二重に設けることで、更なる安全性の向上を図ることができる。
【0077】
また、実施例4のフォークリフトでは、制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、切替弁35によりリフトシリンダ17の作動を規制すると共に、スピーカ51から警告音を発すると共に、表示部52に警告表示を出す。従って、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、警報が出されるため、作業者に対して警告を与えることができ、安全性を向上することができる。
【実施例5】
【0078】
図7は、本発明の実施例5に係るフォークリフトにおけるリフトシリンダの油圧回路図である。なお、本実施例のフォークリフトの基本的な構成は、上述した実施例1とほぼ同様の構成であり、
図1を用いて説明すると共に、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0079】
実施例5のフォークリフトにおいて、
図1及び
図7に示すように、油圧供給ライン31は、一端部がタンク23に接続され、他端部がリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に接続され、ポンプ22とコントロールバルブ24が装着されている。油圧排出ライン34は、一端部がリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2に接続され、他端部がタンク23aに接続されている。この油圧排出ライン34は、切替弁35が設けられ、油圧連通ライン36は、一端部が切替弁35に接続され、他端部がリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に接続されている。この切替弁35は、通電時に、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。
【0080】
圧力センサ37は、油圧供給ライン31におけるコントロールバルブ24とリフトシリンダ17との間の油圧、つまり、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に作用する油圧を検出し、制御装置26に出力する。また、ロードセル(歪センサなど)61は、フォーク15に装着されており、このフォーク15に作用する応力(歪など)を検出し、制御装置26に出力する。制御装置26は、圧力センサ37が検出した部屋R1に作用する油圧、または、ロードセル61が検出したフォーク15に作用する応力に基づいて切替弁35を切替制御する。
【0081】
即ち、制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、切替弁35によりリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1の油圧とロッド側の部屋R2の油圧との圧力バランスを変更してリフトシリンダ17の作動を制限する。具体的に、制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、つまり、圧力センサ37が検出した部屋R1に作用する油圧が制限積載重量に対応した制限油圧を超えると、また、ロードセル61が検出したフォーク15に作用する応力が制限積載重量に対応した制限応力を超えると、切替弁35に通電して連通位置に切り替え、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。
【0082】
従って、作業者が操作装置25を操作してフォーク15をリフトする操作信号を出力すると、制御装置26は、操作装置25からの操作信号に基づいてポンプ22を駆動制御すると共にコントロールバルブ24を駆動制御する。即ち、制御装置26は、所定の油圧をコントロールバルブ24により油圧供給ライン31を通してリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に供給する。すると、リフトシリンダ17にて、ロッド17aが上昇することでガイドローラ18を介してワイヤ19を移動し、フォーク15を牽引してリフトさせることで、積荷を上昇させることができる。
【0083】
このとき、制御装置26は、部屋R1に作用する油圧が制限油圧を超えているか、または、フォーク15に作用する応力が制限応力を超えると判断すれば、切替弁35を通電状態とすることで、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。そのため、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に油圧が供給されても、この油圧が油圧排出ライン34及び油圧連通ライン36を通してロッド側の部屋R2に流れることとなり、ヘッド側の部屋R1の油圧とロッド側の部屋R2の油圧とがほぼ同圧なり、ロッド17aを上昇することができなくなる。即ち、制御装置26は、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたときには、フォーク15の上昇動作を規制することで、このフォーク15やリフトシリンダ17などの各種機器の損傷を未然に防止することができる。
【0084】
このように実施例5のフォークリフトにあっては、制御装置26は、リフトシリンダ17の部屋R1の油圧が制限油圧を超えているか、または、フォーク15に作用する応力が制限応力を超えると判断すると、切替弁35によりリフトシリンダ17の作動を制限しており、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたとき、フォーク15の上昇動作を規制して各種機器の損傷を未然に防止することができる。また、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたかの判定を、圧力センサ37とロードセル61により判定することで、検出方法の多重化により信頼性を向上し、更なる安全性を向上することができる。
【実施例6】
【0085】
図8は、本発明の実施例6に係るフォークリフトにおけるリフトシリンダの油圧回路図である。なお、本実施例のフォークリフトの基本的な構成は、上述した実施例1とほぼ同様の構成であり、
図1を用いて説明すると共に、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0086】
実施例6のフォークリフトにおいて、
図1及び
図8に示すように、油圧供給ライン31は、一端部がタンク23に接続され、他端部がリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に接続され、ポンプ22とコントロールバルブ24が装着されている。油圧排出ライン34は、一端部がリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2に接続され、他端部がタンク23aに接続されている。この油圧排出ライン34は、切替弁35が設けられ、油圧連通ライン36は、一端部が切替弁35に接続され、他端部がリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に接続されている。この切替弁35は、通電時に、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。
【0087】
圧力センサ37は、油圧供給ライン31におけるコントロールバルブ24とリフトシリンダ17との間の油圧、つまり、リフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に作用する油圧を検出し、制御装置26に出力する。また、フォークリフト本体11と後輪13のリアアクスルマウント71との間にロードセル72が設けられており、このロードセル72は、フォークリフト本体11とリアアクスルマウント71との間の荷重(圧縮荷重)を検出し、制御装置26に出力する。制御装置26は、圧力センサ37が検出した部屋R1に作用する油圧、または、ロードセル72が検出したフォークリフト本体11に作用する応力に基づいて切替弁35を切替制御する。
【0088】
即ち、制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、切替弁35によりリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1の油圧とロッド側の部屋R2の油圧との圧力バランスを変更してリフトシリンダ17の作動を制限する。具体的に、制御装置26は、フォーク15の積荷荷重が制限積載重量を超えると、つまり、圧力センサ37が検出した部屋R1に作用する油圧が制限積載重量に対応した制限油圧を超えると、また、ロードセル72が検出した荷重が制限積載重量に対応した制限荷重を下回ると、切替弁35に通電して連通位置に切り替え、リフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。
【0089】
この場合、フォーク15は、フォークリフト本体11の前部に設けられていることから、このフォーク15に積荷が載ると、フォークリフト本体11の前部の荷重が増加し、後部の荷重が減少する。即ち、ロードセル72は、フォークリフト本体11におけるフォーク15の取付位置とは反対側における車輪接地荷重を検出する車輪接地荷重検出センサとして機能する。
【0090】
従って、作業者が操作装置25を操作してフォーク15をリフトする操作信号を出力すると、制御装置26は、操作装置25からの操作信号に基づいてポンプ22を駆動制御すると共に、コントロールバルブ24を駆動制御する。即ち、制御装置26は、所定の油圧をコントロールバルブ24により油圧供給ライン31を通してリフトシリンダ17におけるヘッド側の部屋R1に供給する。すると、リフトシリンダ17にて、ロッド17aが上昇することでガイドローラ18を介してワイヤ19を移動し、フォーク15を牽引してリフトさせることで、積荷を上昇させることができる。
【0091】
このとき、制御装置26は、部屋R1に作用する油圧が制限油圧を超えているか、または、後輪13の接地荷重が制限荷重を下回ると判断すれば、切替弁35を通電状態とすることで、油圧排出ライン34と油圧連通ライン36によりリフトシリンダ17におけるロッド側の部屋R2とヘッド側の部屋R1を連通する。そのため、リフトシリンダ17は、ヘッド側の部屋R1に油圧が供給されても、この油圧が油圧排出ライン34及び油圧連通ライン36を通してロッド側の部屋R2に流れることとなり、ヘッド側の部屋R1の油圧とロッド側の部屋R2の油圧とがほぼ同圧なり、ロッド17aを上昇することができなくなる。即ち、制御装置26は、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたときには、フォーク15の上昇動作を規制することで、このフォーク15やリフトシリンダ17などの各種機器の損傷を未然に防止することができる。
【0092】
このように実施例6のフォークリフトにあっては、制御装置26は、リフトシリンダ17の部屋R1の油圧が制限油圧を超えているか、または、後輪13の接地荷重が制限荷重を下回ると判断すると、切替弁35によりリフトシリンダ17の作動を制限しており、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたとき、フォーク15の上昇動作を規制して各種機器の損傷を未然に防止することができる。また、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたかの判定を、圧力センサ37とロードセル72により判定することで、検出方法の多重化により信頼性を向上し、更なる安全性を向上することができる。
【0093】
なお、上述した実施例5、6では、フォーク15に制限積載重量を超える積荷が搭載されたかの判定を、圧力センサ37とロードセル61,72により行ったが、ロードセル61,72のうちの一つだけで判定してもよく、2つのロードセル61,72、圧力センサ37及びロードセル61,72により判定してもよい。この場合、一つのロードセル61,72を用いることで、構造の簡素化を可能とすることができ、圧力センサ37及びロードセル61,72を用いることで、信頼性を向上することができる。