(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5922282
(24)【登録日】2016年4月22日
(45)【発行日】2016年5月24日
(54)【発明の名称】アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするための装置と方法
(51)【国際特許分類】
H04L 12/70 20130101AFI20160510BHJP
H04W 4/24 20090101ALI20160510BHJP
【FI】
H04L12/70 A
H04L12/70 C
H04W4/24
【請求項の数】70
【外国語出願】
【全頁数】30
(21)【出願番号】特願2015-98427(P2015-98427)
(22)【出願日】2015年5月13日
(62)【分割の表示】特願2013-151969(P2013-151969)の分割
【原出願日】2009年12月16日
(65)【公開番号】特開2015-201856(P2015-201856A)
(43)【公開日】2015年11月12日
【審査請求日】2015年6月12日
(31)【優先権主張番号】61/138,103
(32)【優先日】2008年12月16日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】12/549,277
(32)【優先日】2009年8月27日
(33)【優先権主張国】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100194814
【弁理士】
【氏名又は名称】奥村 元宏
(72)【発明者】
【氏名】カル・アイ.・アーマバアラ
【審査官】
安藤 一道
(56)【参考文献】
【文献】
特開2004−032423(JP,A)
【文献】
特開2005−136627(JP,A)
【文献】
特開2008−078878(JP,A)
【文献】
特開2006−054841(JP,A)
【文献】
特開2004−046420(JP,A)
【文献】
特開2007−323115(JP,A)
【文献】
特開2001−285337(JP,A)
【文献】
特開2000−332750(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 12/70
H04W 4/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするための方法において、
アクセス端末において、アプリケーションサービスプロバイダに関係するアプリケーションサービスを備えるソフトウェアアプリケーションを起動させることと、
前記ソフトウェアアプリケーションにより、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを使用するための接続ネットワークとの接続の必要性を検出することと、
前記ソフトウェアアプリケーションの組込の接続管理を使用するプロセッサにより、接続を確立することと、
前記確立された接続を利用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを実行することと
を含み、
前記組込の接続管理は、前記接続を確立するために必要な情報を有し、前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする、前記アプリケーションサービスプロバイダに関係する接続エージェントを識別し、前記接続エージェントは、接続のための少なくとも1つのパラメータを含む、前記接続ネットワークとの接続契約をネゴシエートし、前記接続エージェントは、前記接続ネットワークを介して前記アクセス端末の反対側に位置する、方法。
【請求項2】
接続が確立されたか否かを決定することをさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記接続のための前記少なくとも1つのパラメータは前記接続のコストを含む、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記接続エージェントには、前記接続ネットワークを介して到達可能であり、前記接続エージェントは、公式フルドメイン名(FQDN)、サービスアドレス、または、インターネットプロトコル(IP)アドレスのうちの1つによって識別される、請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含み、前記接続エージェントは、前記接続ネゴシエーション命令を使用する前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする、請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記組込の接続管理は、前記接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行するための、ユーザデバイス内のエンティティに対して提供される情報をさらに有する、請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションと前記エンティティとの間でアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して提供される、請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、請求項6記載の方法。
【請求項9】
前記組込の接続管理は、前記接続エージェントに送られることになる特定の情報をさらに有し、前記特定の情報は、前記ソフトウェアアプリケーションまたは前記接続エージェントのいずれかに関係する、請求項6記載の方法。
【請求項10】
接続は、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、請求項1記載の方法。
【請求項11】
前記接続チャンクは、許容されるデータ量に関して規定される、請求項10記載の方法。
【請求項12】
前記接続チャンクは、許容される接続時間に関して規定される、請求項10記載の方法。
【請求項13】
前記接続チャンクの価格は、前記接続チャンクの特性に基づいている、請求項10記載の方法。
【請求項14】
前記接続エージェントは、前記接続チャンクを購入するための支払方法に関する情報を有する、請求項10記載の方法。
【請求項15】
前記接続チャンクのうちの少なくとも1つの接続チャンクを使用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する、請求項10記載の方法。
【請求項16】
前記組込の接続管理は、支払方法に関する情報を有する、請求項10記載の方法。
【請求項17】
前記支払方法は、
接続のチャンクを販売している前記接続ネットワークによって受け入れられるトークン;
支払エージェントの識別子;
ソフトウェアアプリケーションの代理で、前記接続ネットワークに支払うための支払エージェントに配信されることになる情報;
支払エージェントを介して実行される支払;
クレジットカード番号;または
予め確立されたクレジットもしくはデビット額
のうちの1つである、請求項16記載の方法。
【請求項18】
前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスは、ネットワークに対する接続とは異なる、請求項1記載の方法。
【請求項19】
アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするアクセス端末において、
アプリケーションサービスプロバイダおよびソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを使用するための接続ネットワークとの接続の必要性を検出するソフトウェアアプリケーションと、
前記ソフトウェアアプリケーションを起動させるプロセッサと、
前記ソフトウェアアプリケーションの組込の接続管理からの命令によって、接続を確立する通信コンポーネントと
を具備し、
前記プロセッサは、
前記確立された接続を利用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを実行し、
前記組込の接続管理は、前記接続を確立するために必要な情報を有し、前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする、前記アプリケーションサービスプロバイダに関係する接続エージェントを識別し、前記接続エージェントは、接続のための少なくとも1つのパラメータを含む、前記接続ネットワークとの接続契約をネゴシエートし、前記接続エージェントは、前記接続ネットワークを介して前記アクセス端末の反対側に位置する、アクセス端末。
【請求項20】
前記通信コンポーネントは、接続が確立されたか否かをさらに決定する、請求項19記載のアクセス端末。
【請求項21】
接続のための前記少なくとも1つのパラメータは、前記接続のコストを含む、請求項19記載のアクセス端末。
【請求項22】
前記接続エージェントには、前記接続ネットワークを介して到達可能であり、前記接続エージェントは、公式フルドメイン名(FQDN)、サービスアドレス、または、インターネットプロトコル(IP)アドレスのうちの1つによって識別される、請求項19記載のアクセス端末。
【請求項23】
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含み、前記接続エージェントは、前記接続ネゴシエーション命令を使用する前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする、請求項19記載のアクセス端末。
【請求項24】
前記組込の接続管理は、前記接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行するための、ユーザデバイス内のエンティティに対して提供される情報をさらに有する、請求項19記載のアクセス端末。
【請求項25】
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションと前記エンティティとの間でアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して提供される、請求項24記載のアクセス端末。
【請求項26】
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、請求項24記載のアクセス端末。
【請求項27】
前記組込の接続管理は、前記接続エージェントに送られることになる特定の情報をさらに有し、前記特定の情報は、前記ソフトウェアアプリケーションまたは前記接続エージェントのいずれかに関係する、請求項24記載のアクセス端末。
【請求項28】
接続は、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、請求項19記載のアクセス端末。
【請求項29】
前記接続チャンクは、許容されるデータ量に関して規定される、請求項28記載のアクセス端末。
【請求項30】
前記接続チャンクは、許容される接続時間に関して規定される、請求項28記載のアクセス端末。
【請求項31】
前記接続チャンクの価格は、前記接続チャンクの特性に基づいている、請求項28記載のアクセス端末。
【請求項32】
前記接続エージェントは、前記接続チャンクを購入するための支払方法に関する情報を有する、請求項28記載のアクセス端末。
【請求項33】
前記接続チャンクのうちの少なくとも1つの接続チャンクを使用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する、請求項28記載のアクセス端末。
【請求項34】
前記組込の接続管理は、支払方法に関する情報を有する、請求項28記載のアクセス端末。
【請求項35】
前記支払方法は、
接続のチャンクを販売している前記接続ネットワークによって受け入れられるトークン;
支払エージェントの識別子;
ソフトウェアアプリケーションの代理で、前記接続ネットワークに支払うための支払エージェントに配信されることになる情報;
支払エージェントを介して実行される支払;
クレジットカード番号;または
予め確立されたクレジットもしくはデビット額
のうちの1つである、請求項34記載のアクセス端末。
【請求項36】
アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルする装置において、
アクセス端末において、アプリケーションサービスプロバイダに関係するアプリケーションサービスを備えるソフトウェアアプリケーションを起動させる手段と、
前記ソフトウェアアプリケーションにより、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを使用するための接続ネットワークとの接続の必要性を検出する手段と、
前記ソフトウェアアプリケーションの組込の接続管理を使用して、接続を確立する手段と、
前記確立された接続を利用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを実行する手段と
を具備し、
前記組込の接続管理は、接続を確立するために必要な情報を有し、前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする、前記アプリケーションサービスプロバイダに関係する接続エージェントを識別し、前記接続エージェントは、接続のための少なくとも1つのパラメータを含む、前記接続ネットワークとの接続契約をネゴシエートし、前記接続エージェントは、前記接続ネットワークを介して前記アクセス端末の反対側に位置する、装置。
【請求項37】
接続が確立されたか否かを決定する手段をさらに具備する、請求項36記載の装置。
【請求項38】
接続のための前記少なくとも1つのパラメータは、前記接続のコストを含む、請求項36記載の装置。
【請求項39】
前記接続エージェントには、前記接続ネットワークを介して到達可能であり、前記接続エージェントは、公式フルドメイン名(FQDN)、サービスアドレス、または、インターネットプロトコル(IP)アドレスのうちの1つによって識別される、請求項36記載の装置。
【請求項40】
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含み、前記接続エージェントは、前記接続ネゴシエーション命令を使用する前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする、請求項36記載の装置。
【請求項41】
前記組込の接続管理は、前記接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行するための、ユーザデバイス内のエンティティに対して提供される情報をさらに有する、請求項36記載の装置。
【請求項42】
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションと前記エンティティとの間でアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して提供される、請求項41記載の装置。
【請求項43】
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、請求項41記載の装置。
【請求項44】
前記組込の接続管理は、前記接続エージェントに送られることになる特定の情報をさらに有し、前記特定の情報は、前記ソフトウェアアプリケーションまたは前記接続エージェントのいずれかに関係する、請求項41記載の装置。
【請求項45】
接続は、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、請求項36記載の装置。
【請求項46】
前記接続チャンクは、許容されるデータ量に関して規定される、請求項45記載の装置。
【請求項47】
前記接続チャンクは、許容される接続時間に関して規定される、請求項45記載の装置。
【請求項48】
前記接続チャンクの価格は、前記接続チャンクの特性に基づいている、請求項45記載の装置。
【請求項49】
前記接続エージェントは、前記接続チャンクを購入するための支払方法に関する情報を有する、請求項45記載の装置。
【請求項50】
前記接続チャンクのうちの少なくとも1つの接続チャンクを使用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する、請求項45記載の装置。
【請求項51】
前記組込の接続管理は、支払方法に関する情報を有する、請求項45記載の装置。
【請求項52】
前記支払方法は、
接続のチャンクを販売している前記接続ネットワークによって受け入れられるトークン;
支払エージェントの識別子;
ソフトウェアアプリケーションの代理で、前記接続ネットワークに支払うための支払エージェントに配信されることになる情報;
支払エージェントを介して実行される支払;
クレジットカード番号;または
予め確立されたクレジットもしくはデビット額
のうちの1つである、請求項51記載の装置。
【請求項53】
コンピュータ実行可能なコードを記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体において、
前記コードは、
アクセス端末において、アプリケーションサービスプロバイダに関係するアプリケーションサービスを備えるソフトウェアアプリケーションを起動し、
前記ソフトウェアアプリケーションを介して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを使用するための接続ネットワークとの接続の必要性を検出し、
前記ソフトウェアアプリケーションの組込の接続管理を使用して、接続を確立し、
前記確立された接続を利用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを実行させる
ためのコードを含み、
前記組込の接続管理は、接続を確立するために必要な情報を有し、前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする、前記アプリケーションサービスプロバイダに関係する接続エージェントを識別し、前記接続エージェントは、接続のための少なくとも1つのパラメータを含む、前記接続ネットワークとの接続契約をネゴシエートし、前記接続エージェントは、前記接続ネットワークを介して前記アクセス端末の反対側に位置する、コンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項54】
前記コードはまた、
接続が確立されたか否かを決定するためのコードを含む、請求項53記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項55】
接続のための前記少なくとも1つのパラメータは、前記接続のコストを含む、請求項53記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項56】
前記接続エージェントには、前記接続ネットワークを介して到達可能であり、前記接続エージェントは、公式フルドメイン名(FQDN)、サービスアドレス、または、インターネットプロトコル(IP)アドレスのうちの1つによって識別される、請求項53記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項57】
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含み、前記接続エージェントは、前記接続ネゴシエーション命令を使用する前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする、請求項53記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項58】
前記組込の接続管理は、前記接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行するための、ユーザデバイス内のエンティティに対して提供される情報をさらに有する、請求項53記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項59】
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションと前記エンティティとの間でアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して提供される、請求項58記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項60】
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、請求項58記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項61】
前記組込の接続管理は、前記接続エージェントに送られることになる特定の情報をさらに有し、前記特定の情報は、前記ソフトウェアアプリケーションまたは前記接続エージェントのいずれかに関係する、請求項58記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項62】
接続は、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、請求項53記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項63】
前記接続チャンクは、許容されるデータ量に関して規定される、請求項62記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項64】
前記接続チャンクは、許容される接続時間に関して規定される、請求項62記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項65】
前記接続チャンクの価格は、前記接続チャンクの特性に基づいている、請求項62記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項66】
前記接続エージェントは、前記接続チャンクを購入するための支払方法に関する情報を有する、請求項62記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項67】
前記接続チャンクのうちの少なくとも1つの接続チャンクを使用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する、請求項62記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項68】
前記組込の接続管理は、支払方法に関する情報を有する、請求項62記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項69】
前記支払方法は、
接続のチャンクを販売している前記接続ネットワークによって受け入れられるトークン;
支払エージェントの識別子;
ソフトウェアアプリケーションの代理で、前記接続ネットワークに支払うための支払エージェントに配信されることになる情報;
支払エージェントを介して実行される支払;
クレジットカード番号;または
予め確立されたクレジットもしくはデビット額
のうちの1つである、請求項68記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
【請求項70】
アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするように構成された少なくとも1つのプロセッサにおいて、
アクセス端末において、アプリケーションサービスプロバイダに関係するアプリケーションサービスを備えるソフトウェアアプリケーションを起動させる第1のモジュールと、
前記ソフトウェアアプリケーションにより、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを使用するための接続ネットワークとの接続の必要性を検出する第2のモジュールと、
前記ソフトウェアアプリケーションの組込の接続管理を使用して、接続を確立する第3のモジュールと、
前記確立された接続を利用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する前記アプリケーションサービスを実行する第4のモジュールとを具備し、
前記組込の接続管理は、前記接続を確立するために必要な情報を有し、前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする、前記アプリケーションサービスプロバイダに関係する接続エージェントを識別し、前記接続エージェントは、接続のための少なくとも1つのパラメータを含む、前記接続ネットワークとの接続契約をネゴシエートし、前記接続エージェントは、前記接続ネットワークを介して前記アクセス端末の反対側に位置する、少なくとも1つのプロセッサ。
【発明の詳細な説明】
【0001】
本特許出願は、2008年12月16日に出願され、“アクセスネットワークに対する接続を容易にするためのシステムと方法”と題されている仮出願第61/138,103号に対する優先権を主張し、これは、本出願譲受人に譲渡され、ここで参照により明示的に組み込まれている。
【0002】
本開示は、一般的に、接続管理のための装置と方法に関連する。より詳細には、本開示は、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルすることに関連する。
【0003】
ワイヤレス接続を使用して、柔軟で、モバイルの、容易に配備される接続が、さまざまなユーザデバイスおよび通信インフラストラクチャの間で提供される。音声、データ、マルチメディア、インターネットアクセス、ビデオ、メッセージング等のような、さまざまなタイプのサービスが、ユーザに対して提供されてもよい。一般的に、ユーザがユーザデバイスを、ワイヤレス通信システムに接続するとき、デバイスは、ワイヤレスアクセスに対する、アプリオリな信用証明書と加入データを使用する。この情報は、ワイヤレスユーザとサービスプロバイダの間での接続契約に関係していることが多く、このことは、特定の通信システムに対するワイヤレスアクセスを制限する。予め定められた接続契約は、サービスの非柔軟性および静的な供給という欠点を有している。
【0004】
代わりに、ワイヤレスユーザは、サービスプロバイダに対するアクセスを獲得するために、さまざまなフォームを記入し、支払情報を認証させることによって、通信システムプロバイダに対して、一時的に接続することができる。このことは、一時的な接続契約を確立する際に、ユーザが、アクティブに関与することを強制するという欠点を有する。さらに、ユーザは、その機密の支払情報、例えば、クレジットカードデータに関し、ネットワークサービスを信頼しなければならない。
【0005】
別の例では、ワイヤレスデバイスは、特定のウェブサイトに対する専用アクセスを持っているかもしれず、ここで、サービスプロバイダがアクセスに対して支払う。しかしながら、サービスプロバイダによって提供されるネットワークアクセスを有していないロケーションにおいて、デバイスを使用することをユーザが望む場合、サービスプロバイダは、例えば、別の国において、他のサービスプロバイダとともに、このようなアクセスに対して取り決めなければならない。したがって、現在の接続契約のそれぞれは、アクセスを獲得できない、または、アクセスに対する機密情報をあきらめなければならないという、柔軟でない形態において、ユーザに対する欠点を有している。
【0006】
アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするための装置と方法を開示する。1つの観点にしたがうと、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするための方法は、ソフトウェアアプリケーションを起動させることと、ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを使用するための接続の必要性を検出することと、接続を確立することと、確立された接続を利用して、ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行することとを含む。
【0007】
1つの観点にしたがうと、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするアクセス端末は、ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを使用するための接続の必要性を検出するソフトウェアアプリケーションと、ソフトウェアアプリケーションを起動させるプロセッサと、ソフトウェアアプリケーションからの命令によって、接続を確立する通信コンポーネントとを具備し、プロセッサは、確立された接続を利用して、ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する。
【0008】
1つの観点にしたがうと、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルする装置は、ソフトウェアアプリケーションを起動させる手段と、ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを使用するための接続の必要性を検出する手段と、接続を確立する手段と、確立された接続を利用して、ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する手段とを具備する。
【0009】
1つの観点にしたがうと、コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能媒体において、コンピュータプログラムの実行は、ソフトウェアアプリケーションを起動し、ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを使用するための接続の必要性を検出し、接続を確立し、確立された接続を利用して、ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行させるためのものである。
【0010】
本開示の利点は、ユーザにアクセス柔軟性を提供するために、デバイスの特性としてではなく、サービスまたはアプリケーションの特性として、接続を取り扱い可能にすることを含む。さらに、接続は、必要に応じた支払のベースで、小額のチャンクとして販売されることができ、したがって、サービスビジネスと接続ビジネスの効率的なモジュール化を可能にしている。
【0011】
例示としてのさまざまな観点を示し記述する、以下の詳細な説明から、他の観点が、当業者にとって容易に明らかになるだろうということが理解される。図面および詳細な説明は、説明的な性質のものであり、制限的なものでないとしてみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1は、本開示の1つの観点にしたがった、1つ以上のアクセス端末と、1つ以上のアクセスネットワークを含む、例示的なワイヤレス接続システムを図示する。
【
図2】
図2は、本開示の1つの観点にしたがった、例示的なアクセス端末を図示する。
【
図3】
図3は、本開示の1つの観点にしたがった、例示的なクライアントネゴシエーションコンポーネントを図示する。
【
図4】
図4は、本開示の1つの観点にしたがった、例示的なサーバを図示する。
【
図5】
図5は、本開示の1つの観点にしたがった、例示的なネットワークネゴシエーションコンポーネント105を図示する。
【
図6】
図6は、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするための例示的なフロー図を図示する。
【
図7】
図7は、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするためのプロセスを実行するために、メモリと通信しているプロセッサを具備するデバイスの例を図示する。
【
図8】
図8は、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするのに適したデバイスの例を図示する。
【0013】
添付の図に関連して下記で述べる詳細な説明は、本開示のさまざまな観点の説明として意図され、本開示を実施できる観点のみを表すことを意図していない。本開示で説明するそれぞれの観点は、単に、本開示の例または例示として提供され、必ずしも、他の観点よりも好ましいものとして、あるいは、他の観点に対して有利なものとして、解釈すべきではない。詳細な説明は、本開示の完全な理解を提供する目的で、特定の詳細を含んでいる。しかしながら、本開示が、これらの特定の詳細なしに実施できることは、当業者にとって明らかだろう。いくつかの例では、本開示の概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造およびデバイスが、ブロックダイアグラムの形で示されている。頭字語および他の説明的な専門用語は、便宜上および明確にするために使用されており、本開示の範囲を限定することを意図していない。
【0014】
説明を簡単にする目的で、一連の動作として方法論を示し、説明しているが、いくつかの動作は、1つ以上の観点にしたがって、ここで示し説明しているのとは異なる順序でおよび/または他の動作と同時に起こるかもしれないので、方法論は、動作の順序によって限定されないことを理解し、正しく認識すべきである。例えば、当業者は、代替的に、状態ダイアグラムのような、一連の相互に関係のある状態またはイベントとして、方法論を表すことができることを理解し、正しく認識するだろう。さらに、1つ以上の観点にしたがって、方法論を実現するために、示しているすべての動作が必要とされるわけではない。
【0015】
現在のユーザアプリケーションは、さまざまなユーザデバイス上で、ホスティングされている。1つの例において、ユーザアプリケーションは、ユーザデバイスの一部としての、関係するメモリおよび入出力インターフェースを有するコンピューティングデバイスによって実行されるソフトウェアプログラムによって実現される。ユーザデバイスは、例えば、ラップトップコンピュータ、手乗りコンピュータ、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)等であってもよい。
【0016】
例えば、ユーザアプリケーションは、他のデバイスまたはシステムと接続するネットワークとのデータ交換を要求してもよい。1つの例では、ネットワークは、グローバルな接続を可能にするためのインターネットの一部であってもよい。ネットワーク接続は、デバイスユーザによって、取り決められ、支払われてもよい。しかしながら、いくつかのケースでは、ユーザは、ネットワーク接続に対して支払うことを望まない。別の例では、ユーザは、ネットワーク接続を取り決めし、設定するために必要なスキルを持っていないかもしれず、または、ネットワーク接続を取り決めし、設定することを望まない。ユーザデバイスがネットワークアクセスを有する場合だけに、ユーザアプリケーションが動作するかもしれないので、ユーザアプリケーションとネットワーク接続との間を切り離すことは、サービスプロバイダが、ユビキタス接続された利便性を備えるユーザアプリケーションを提供することを難しくするかもしれない。現在の慣習では、接続が、常に、デバイスに直接的にまたは間接的に関係している。ワイヤレス通信システムは、サービス専用のデバイスを生み出してきており、ここで、接続はデバイスに結び付けられており、ユーザに対する不必要な非柔軟性を生み出している。したがって、デバイスから接続性を切り離す必要がある。
【0017】
本開示は、新しい接続サービス経験をイネーブルする技術を提供する。本開示では、それぞれのイネーブルされたユーザアプリケーションおよび/または(アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)としても呼ぶこともある)サービスプロバイダは、彼ら自身で、彼らのネットワークサービスに対する接続を取り決められる。このソリューションがあると、ネットワークサービスに対する要求された接続は、もはや、ユーザアプリケーションがホスティングされているユーザデバイスの専用の特性ではなく、ユーザアプリケーションまたはネットワークサービス自体の特性である。1つの観点では、ユーザデバイスは、例えば、ワイヤレスモデムとともに、接続のための物理的能力を依然として含んでいなければならない。本開示は、接続の必要を通信し、検出し、購入するための、アプリケーションとサービスプロバイダの能力を含む。このことは、接続を、デバイス自体の特性ではなく、サービスまたはアプリケーションの特性として取り扱うことを可能にする。
【0018】
ここで開示する技術は、これらに制限されていないが、コード分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一搬送波分割多元接続(SC−FDMA)等であってもよい。用語“ネットワーク”および“システム”は、ここで、相互交換可能に使用することが多い。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000のような無線技術を実現してもよい。UTRAは、広帯域−CDMA(W−CDMA(登録商標))、および、他のCDMAの変種を含んでもよい。さらに、cdma2000は、IS−95、IS−2000、および、IS−856標準規格をカバーする。TDMAシステムは、移動体通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現してもよい。
【0019】
OFDMAシステムは、進化UTRA(E−UTRA)、ウルトラ移動体ブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(WiFi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE820.20、フラッシュOFDM等のような無線技術を実現してもよい。UTRAと、E−UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPP長期進化(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースであり、これは、ダウンリンク上でOFDMAを使用し、アップリンク上でSD−FDMAを使用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、および、GSMは、“第3世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)と称される組織からの文書に説明されている。さらに、cdma2000、および、UMBは、“第3世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)と称される組織からの文書に説明されている。さらに、このようなワイヤレス通信システムは、例えば、802.xxワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ブルートゥース(登録商標)、および、他の何らかの短距離または長距離ワイヤレス通信技術を使用することの多い、ピアツーピア(例えば、モバイル対モバイル)アドホックネットワークシステムを追加的に含んでもよい。
【0020】
当業者は、ここで言及したアクセス技術およびワイヤレス通信システムの例は、例示的であり、本開示の精神または範囲に影響を及ぼすことなく、他のアクセス技術とワイヤレス通信システムを使用してもよいことを理解するだろう。さらに、数多くのデバイス、コンポーネント、モジュール、および、類似物を含んでもよいワイヤレス通信システムに関して、さまざまな観点または特徴が提示されることになる。さまざまなワイヤレス通信システムは、追加的なデバイス、コンポーネント、モジュール等を含んでもよく、および/または、図面に関して議論する全てのデバイス、コンポーネント、モジュール等を含んでいなくてもよいことが理解され、認識されるだろう。これらのアプローチの組み合わせがまた使用されてもよい。
【0021】
1つの観点では、この開示される接続管理技術によってカバーされることができるアプリケーションは、これらに限定されるわけではないが、インターネットブラウザ、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)クライアント、ナビゲーションソフトウェア、ゲーミングアプリケーション、ソーシャルネットワークウェブサイト、通信アプリケーション等を含む。ユーザデバイスは、これらに限定されるわけではないが、セルラ電話機、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)、ネットブック、スマートブック、モバイルインターネットデバイス(MID)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ナビゲーションデバイス、ゲーミングデバイス、追跡デバイス、娯楽報道番組システム等を含む。
【0022】
図1は、本開示の1つの観点にしたがった、1つ以上のアクセス端末102と、1つ以上のアクセスネットワーク106とを含む、例示的なワイヤレス通信システム100を図示する。1つの例において、ワイヤレス通信システムは、ワイヤレス接続システムとして呼ばれる。アクセス端末102は、アクセスネットワーク106に接続していてもよい、何らかのデータまたはセルラユーザデバイスを含んでもよい。アクセス端末102は、上で記述した、他のデバイスのうち、例えば、ワイヤレス電話機、ナビゲーションシステム、コンピューティングデバイス、カメラ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、音楽デバイス、または、ワイヤレス接続能力を有している手持ちデバイスであってもよい。さらに、アクセスネットワーク106は、上で記述したように、アクセス端末102に対するさまざまなタイプの通信接続を提供してもよい。
【0023】
ワイヤレス通信システム100は、アクセス端末102がネットワーク106にアクセスするために、対応するネットワークネゴシエーションコンポーネント105と接続性をネゴシエートするためのクライアントネゴシエーションコンポーネント104を含んでもよい。クライアントネゴシエーションコンポーネント104は、通信システム内のどこに位置していてもよいことに留意せよ。例えば、1つの観点では、クライアントネゴシエーションコンポーネント104は、アクセス端末102に関係していてもよい。別の観点では、サービスプロバイダ112が、アクセス端末102のアクセスネットワーク106に対する接続をネゴシエートするために、ネゴシエーションコンポーネント104を有していてもよい。サービスプロバイダ112は、アクセス端末102をアクセスネットワーク106に接続させることに関心のある、第3者のような何らかのエンティティであってもよい。例えば、サービスプロバイダ112はウェブサイトであってもよい。クライアントネゴシエーションコンポーネント104と、ネゴシエーションネットワークコンポーネント105は、アクセス端末102と、アクセスネットワーク106との間で接続パラメータを規定する接続契約107を発生させてもよい。このようなパラメータは、データレート、エラーレート、利用可能性等、とともに、費用のような接続特性を規定してもよい。1つの観点では、ワイヤレス通信システム100は、支払者コンポーネント110を含む。支払者コンポーネント110を使用して、アクセス端末102のアクセスネットワーク106に対する接続の費用に対応して、サーバ108に対して、支払または支払の約束を提供してもよい。1つの観点デバイス、支払は、保存されたクレジットカード番号を介して行われる。
【0024】
図2は、本開示の1つの観点にしたがった、例示的なアクセス端末を図示する。1つの観点では、例示的なアクセス端末は、
図1に示したアクセス端末102である。アクセス端末102は、(
図1に示した)アクセスネットワーク106に対する通信アクセスとともに、(
図1に示した)ワイヤレス通信システム100の他のコンポーネントに対する通信アクセスを、ユーザに提供する。アクセス端末102は、ワイヤレス通信システム上で動作可能な移動体通信デバイスを含む。1つの観点では、異なるスペクトル利用、および/または、異なる無線インターフェースを採用する、さまざまなワイヤレス通信システムを使用してもよい。ワイヤレス通信システムの例は、これらに制限されないが、CDMA(CDMA2000、EV DO、WCDMA(登録商標))、OFDMまたはOFDMA(フラッシュOFDM、802.20、WiMAX、LTE)、周波数分割多重(FDD)、または、時間分割多重(TDD)ライセンスされたスペクトルを使用する、FDMA/TDMA(GSM)システム、802.xxワイヤレスLAN、ブルートゥース技術を使用することの多い、ピアツーピア(例えば、モバイル対モバイル)アドホックネットワークシステムを含む。
【0025】
図2中の例に図示したように、アクセス端末102は、ここで記述した1つ以上のコンポーネントおよび機能に関係する処理機能を実行するためのプロセッサコンポーネント50を具備する。プロセッサコンポーネント50は、単一のまたは複数の組のプロセッサまたはマルチコアプロセッサを含んでもよい。さらに、プロセッサコンポーネント50は、集中処理システムおよび/または分散処理システムとして実現されてもよい。当業者は、プロセッサコンポーネント50が、1つ以上のアプリケーション専用集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここに記述した機能を実行するように設計された、他の電子的ユニット、あるいは、これらの組み合わせにおいて実現されてもよいことを理解するだろう。
【0026】
1つの観点では、
図2中の例において図示したように、アクセス端末102は、プロセッサコンポーネント50によって実行されているアプリケーションのローカル版を保存するためのメモリ52をさらに含む。メモリ52は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出専用メモリ(ROM)、または、これらの組み合わせを含む。
【0027】
さらに、
図2中の例において示したように、アクセス端末102は、ハードウェア、ソフトウェア、および、ここで記述するようなサービスを利用して、1つ以上の第3者との通信を確立して維持することを提供する通信コンポーネント54を含む。通信コンポーネント54は、アクセス端末102上のコンポーネントの間で、また、アクセス端末102と、通信ネットワーク全体にわたって位置しているデバイスおよび/またはアクセス端末102にシリアルにもしくはローカルに接続されているデバイスのような外部デバイスとの間で、通信を搬送してもよい。
【0028】
さらに、アクセス端末102は、データ記憶56を具備してもよく、これは、ここで記述する観点に関連して用いられる情報、データベース、プログラムの大量ストレージを提供する、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの何らかの適切な組み合わせであってもよい。例えば、データ記憶56は、現在実行していないアプリケーションに対するデータレポジトリであってもよい。さらに、アクセス端末102は、アプリケーション62を具備してもよい。1つの例では、アプリケーションはソフトウェアアプリケーションである。
【0029】
1つの観点では、アクセス端末102は、アクセス端末102のユーザからの入力を受け取って、ユーザに対して提示するための出力を発生させるように動作可能な、ユーザインターフェースコンポーネント58を含んでもよい。ユーザインターフェースコンポーネント58は、これらに制限されるわけではないが、キーボード、番号パッド、マウス、タッチパネルディスプレイ、ナビゲーションキー、関数キー、マイクロフォン、音声認識コンポーネント、ユーザからの入力を受け取ることのできる、他の任意のメカニズム、あるいは、これらの何らかの組み合わせを含む、1つ以上の入力デバイスを含んでもよい。さらに、ユーザインターフェースコンポーネント58は、これらに制限されるわけではないが、ディスプレイ、スピーカー、触覚フィードバックメカニズム、プリンタ、ユーザに対して出力を提示することのできる、他の任意のメカニズム、あるいは、これらの何らかの組み合わせを含む、1つ以上の出力デバイスを含んでもよい。1つの観点では、アクセス端末102は、アクセス端末102に対する接続性をネゴシエートするための、クライアントネゴシエーションコンポーネント104を含んでもよい。
【0030】
図3は、本開示の1つの観点にしたがった、例示的なクライアントネゴシエーションコンポーネント104を図示する。クライアントネゴシエーションコンポーネント104は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの何らかの適切な組み合わせであってもよく、例えば、アクセス端末102に対する接続を要求するように動作する、要求器80を含む。接続要求は、アクセス端末102とアクセスネットワーク106との間の接続パラメータを含んでもよい。さらに、クライアントネゴシエーションコンポーネント104は、例えば、アクセスネットワーク106に対して接続するためのルールを提供するように動作する、ルールコンポーネント86を含んでいてもよい。例えば、ルールは、アクセス端末102のユーザによって予め規定されてもよい。
【0031】
1つの観点では、クライアントネゴシエーションコンポーネント104は、アクセスネットワーク106から提示されたネットワーク接続が、接続のために受け入れ可能かどうか、または、要求器80が異なる接続パラメータとともに、異なる接続要求を要求すべきかどうかを決定するように動作する、決定器82を含む。また、クライアントネゴシエーションコンポーネント104は、例えば、クライアントネゴシエーションコンポーネント104と、ネットワークネゴシエーションコンポーネント105との間において同意された接続契約107を受け入れるための受入器84を含む。
【0032】
図4は、本開示の1つの観点にしたがった、例示的なサーバ108を図示する。サーバ108は、アクセスネットワーク106に対するネットワーク接続事項を管理する。サーバ108は、例えば、ここで記述する1つ以上のコンポーネントと機能に関係する処理機能を実行するためのプロセッサコンポーネント70を具備する。1つの観点では、プロセッサコンポーネント70は、単一のまたは複数の組のプロセッサまたはマルチコアプロセッサを含んでもよい。さらに、プロセッサコンポーネント70は、集中処理システムおよび/または分散処理システムとして実現されてもよい。当業者は、プロセッサコンポーネント70が、1つ以上のアプリケーション専用集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここに記述した機能を実行するように設計された、他の電子的ユニット、あるいは、これらの組み合わせにおいて実現されてもよいことを理解するだろう。
【0033】
1つの例では、サーバ108は、プロセッサコンポーネント70によって実行されているアプリケーションのローカル版を保存するためのメモリ72をさらに含む。メモリ72は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、または、これらの組み合わせを含む。
【0034】
さらに、サーバ108は、ハードウェア、ソフトウェア、および、ここで記述するようなサービスを利用して、1つ以上の第3者との通信を確立して維持するための通信コンポーネント74を含む。通信コンポーネント74は、サーバ108上のコンポーネントの間で、また、サーバ108と、通信ネットワーク全体にわたって位置しているデバイスおよび/またはサーバ108にシリアルにもしくはローカルに接続されているデバイスのような外部デバイスとの間で、通信を搬送してもよい。
【0035】
さらに、サーバ108は、データ記憶76を具備してもよく、これは、ここで記述する観点に関連して用いられる情報、データベース、プログラムの大量ストレージを提供する、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの何らかの適切な組み合わせであってもよい。例えば、データ記憶76は、現在実行していないアプリケーションに対するデータレポジトリであってもよい。さらに、サーバ108は、アクセスネットワーク106に対する接続をネゴシエートする、ネットワークネゴシエーションコンポーネント105を具備してもよい。
【0036】
図5は、本開示の1つの観点にしたがった、例示的なネットワークネゴシエーションコンポーネント105を図示する。ネットワークネゴシエーションコンポーネント105は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの何らかの適切な組み合わせであってもよく、アクセス端末102との接続を要求するために動作可能な要求器60を含んでもよい。1つの例において、ネットワークネゴシエーションコンポーネント105は、決定器68を含む。決定器68は、他の決定のうちでも、アクセスネットワーク106に対してどのような接続が利用可能であるかと、クライアントネゴシエーションコンポーネント104から要求された接続をアクセスネットワーク106が提供できるか否かとを判定するように動作する。さらに、ネットワークネゴシエーションコンポーネント105は、取引記録66を含んでもよい。取引記録66は、ネットワークネゴシエーションコンポーネント105とともに発生している現在の取引を識別する。これは、一意的な識別子、状態エントリの形態、または、取引の記録を保持するための何らかの他の形態であってもよい。さらに、ネットワークネゴシエーションコンポーネント105は、例えば、クライアントネゴシエーションコンポーネント104と、ネットワークネゴシエーションコンポーネント105との間で同意された接続契約107を受け入れするための受入器84を含んでもよい。
【0037】
図6は、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするための例示的なフロー図を図示する。1つの例において、ユーザデバイス(例えば、アクセス端末102)は、アプリケーションサービス(例えば、VoIPまたはインターネットブラウジング)を提供し、接続管理を提供する。このようにするための処理ステップを、
図6のフロー図の例において図示した。ブロック610にいて、ソフトウェアアプリケーションを起動する。1つの観点では、ソフトウェアアプリケーションは、プロセッサ50によってアプリケーションサービスを提供するために起動される。ブロック610に引き続いて、ブロック620において、接続に対する必要性を検出する。1つの例において、検出はソフトウェアアプリケーションによって行われる。1つの例において、接続は起動されたソフトウェアアプリケーションのパラメータから決定される。別の例において、ユーザが、接続に対する必要性があることを検出する。例えば、ユーザは、使用されているデバイスが、特定のロケーションにおいてだけ接続を有していて、そのロケーションの外において、そのデバイスにとって接続に対する必要性があることを知っていてもよい。あるいは、ユーザは、接続が購入されない限り、使用されているデバイスが、何の接続も有していないことを知っているかもしれない。
【0038】
ブロック620に引き続いて、ブロック630において、接続を確立する。1つの例において、ソフトウェアアプリケーションは、要求された接続を確立するためのステップをとるために、組込の接続管理を実行する。1つの例において、要求された接続を確立するステップは、ソフトウェアアプリケーションに関係する少なくとも1つのパラメータを使用する。別の例において、通信コンポーネント54は、ソフトウェアアプリケーションからの方向によって、接続を確立する。1つの観点では、接続を確立するためのブロック630のステップは、いくつかの代替の方法で実現されてもよい。1つの例では、組込の接続管理は、接続を確立するために必要な情報と、接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行するユーザデバイス内のエンティティに対して、情報を提供するための能力とを含んでいてもよく、または、接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行させるためのユーザデバイス内のエンティティに対する情報を含んでいてもよい。
【0039】
1つの例では、情報は、接続を確立するために責任のあるユーザデバイス内で、ソフトウェアアプリケーションと、エンティティとの間のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して提供される。別の観点では、組込の接続管理が、ソフトウェアアプリケーションの代理でネゴシエートする接続エージェントを識別する情報を含む。接続エージェントには、接続ネットワークを介して到達可能であり、接続エージェントは、例えば、その公式フルドメイン名(FQDN)、サービスアドレス、または、インターネットプロトコル(IP)アドレスによって識別されてもよい。1つの観点では、接続エージェントは、(
図1に示した)ワイヤレス通信システム100内のどこに位置していてもよい。別の観点では、接続エージェントは、(
図1に示した)サービスプロバイダ112に存在していてもよく、サービスプロバイダ112に関係していてもよい。
【0040】
別の観点では、組込の接続管理は、接続エージェントに送られることになる(特定の情報としても知られる)情報を含む。(特定の情報としても知られる)情報は、アプリケーションおよび接続エージェント特有のものであってもよく、アプリケーションおよび接続エージェントの間で保護されていてもよい。別の観点では、組込の接続管理は、要求される接続の特性についての情報を含む。1つの例では、特性は、接続ネゴシエーション命令であってもよい。別の観点では、組込の接続管理は、要求された接続を、接続ネットワークとともにネゴシエートするための情報や、接続ネットワークに対してネゴシエートされた接続を支払するための情報や、接続ネットワークに対して、ネゴシエートされた接続に対して支払うように支払エージェントに要求するための情報を含んでもよい。
【0041】
別の観点では、組込の接続管理は、支払方法に関する情報を含む。例えば、支払方法は、接続のチャンクを販売している接続ネットワークによって受け入れられるトークンや、支払エージェントの識別子や、ソフトウェアアプリケーションの代理で接続ネットワークに支払うための支払いエージェントに配信されることになる情報や、支払エージェントを介して実行される支払や、クレジットカード番号や、または、予め確立されたクレジットもしくはデビットアマウント等であってもよい。
【0042】
1つの例において、接続は、ユーザの必要性にしたがって、チャンク(すなわち、接続チャンク)で購入(または販売)される。1つの例において、接続チャンクは、許容されるデータ量に関して規定される。別の例において、接続チャンクは、許容される接続時間に関して規定される。1つの例において、接続チャンクの価格は、接続チャンクの(これらに制限される訳ではないが、例えば、データレート、エラーレート、利用可能性等のような)特性に基づいていてもよい。また、例えば、購入に対して利用可能な接続チャンクは、分毎のメガバイト(すなわち、MB/分)において測定されてもよい。購入者は、ある時間において接続の量を自由に購入して、現在のアプリケーションサービスを確立するために使用してもよく、および/または、追加のアプリケーションサービスを確立するために後の時間において使用してもよい。1つの例において、接続チャンクの価格は、関係する接続の特性に基づいていてもよい。関係する接続は、例えば、関連する優先度、サービス品質(QoS)、または、他の特定の接続の取り扱いに関して規定されてもよい。1つの観点では、接続チャンクは、特定の接続に関係しており、ここで、特定の接続は、許容されている接続ピアに関して規定されることができる。
【0043】
ブロック630に引き続いて、ブロック640において、ソフトウェアアプリケーションに対して、接続が確立されたか否かを決定する。接続が確立されていない場合、ブロック630に戻る。接続が確立されている場合、ブロック650に進む。1つの例では、接続は、通信コンポーネント54を通して確立される。さらに、通信コンポーネント54は、1つの例において、接続が確立されたか否かを決定する。ブロック650において、確立された接続を利用して、ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する。1つの例において、ソフトウェアアプリケーションは、アプリケーションモジュール62中に存在し、プロセッサ50、メモリ52、および/または、データ記憶56を使用して実行される。
【0044】
1つの観点では、接続サーバは、接続ネットワークによって、接続サービスを提供し、ここで、接続サービスは、接続チャンクでの購入に対して利用可能である。1つの観点では、接続エージェントは、ユーザ装置に対して接続サービスを購入する。例えば、接続チャンクは、許容されたデータ量または許容された接続時間に関して規定できる。1つの例において、接続チャンクの価格は、接続のチャンクの(例えば、データレート、エラーレート、利用可能性等のような)特性に基づいている。接続サービスは、購入された接続チャンクが消費されたときに期限満了する。しかしながら、接続サーバは、接続サービスの期限満了について、接続エージェントに通知し、接続エージェントは、追加の接続のチャンクを購入することによって、接続サービスを延長してもよい。1つの例において、接続エージェントは、接続サーバに対して、購入に対して利用可能な接続チャンクの特性(例えば、価格情報)に関するクエリを送ってもよい。
【0045】
当業者は、
図6の例示的なフロー図に開示したステップは、本開示の範囲および精神から逸脱することなく、ステップの順序において相互交換されることができることを理解するだろう。また、当業者は、フロー図において図示したステップは排他的なものではなく、本開示の範囲および精神から逸脱することなく、他のステップを含めてもよく、例示的なフロー図における1つ以上のステップを削除してもよいことを理解するだろう。
【0046】
ここで開示した例に関連して説明したさまざまな例示的なコンポーネント、論理ブロック、モジュール、回路、および/または、アルゴリズムステップが、電子ハードウェア、ファームウェア、コンピュータソフトウェア、または、これらを組み合わせたものとして実現されてもよいことを当業者はさらに認識するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの交換可能性を明確に示すために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、および/または、アルゴリズムステップを概してこれらの機能性に関して上述した。そのような機能が、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとして実現されるか否かは、特定の応用およびシステム全体に課せられた設計の制約に依存する。当業者は、それぞれの特定の応用に対して変化する方法で、説明した機能性を実現してもよいが、そのようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲または精神からの逸脱を生じさせるものとして解釈すべきではない。
【0047】
例えば、ハードウェアインプリメンテーションのために、プロセッサは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここで説明した機能を実行するように設計されている他の電子ユニット、あるいはこれらを組み合わせたもの内で実現されてもよい。ソフトウェアでは、インプリメンテーションは、ここで説明した機能を実行するモジュール(例えば、手続、関数等)によるものであってもよい。ソフトウェアコードは、メモリユニット中に記憶されて、プロセッサユニットによって実行されてもよい。加えて、ここで説明したさまざまな例示的なフローダイアグラム、論理ブロック、モジュール、および/または、アルゴリズムステップは、技術的に知られている何らかのコンピュータ読取可能媒体上で運ばれるコンピュータ読取可能命令として、コード化されてもよい。
【0048】
1つ以上の例において、ここで説明したステップまたは関数を、ハードウェアや、ソフトウェアや、ファームウェアや、または、これらの任意の組み合わせによって実現してもよい。ソフトウェアで実現される場合、機能を、コンピュータ読取可能媒体中の1つ以上の命令またはコードとして記憶させてもよく、あるいは、コンピュータ読取可能媒体上で送信してもよい。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にさせる任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であってもよい。例として、これらに制限される訳ではないが、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROM、または、他の光学ディスク、磁気ディスクストレージまたは磁気ストレージ装置、あるいは、所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形態で搬送または記憶するのに使用されることができ、かつ、コンピュータによってアクセスされることができる、他の任意の媒体を含むことができる。さらに、任意の接続は、厳密にコンピュータ読取可能媒体として呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または、他のリモート源から、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線、無線、マイクロウェーブのようなワイヤレス技術を使用して送られる場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、DSL、または、赤外線、無線、マイクロウェーブのようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれるものとする。ディスク(diskとdisc)は、ここで使用するように、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ここで、ディスク(disk)は、通常は、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記のものの組み合わせがまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるだろう。
【0049】
1つの例において、ここで開示した例示的なコンポーネント、フロー図、論理ブロック、モジュール、および/または、アルゴリズムステップが、1つ以上のプロセッサとともに実現または実行される。1つの観点では、プロセッサは、ここで記述した、さまざまなフロー図、論理ブロック、および/または、モジュールを実現または実行するために、プロセッサによって実行されることになる、データ、メタデータ、プログラム命令等を記憶するメモリに結合されている。
図7は、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするためのプロセスを実行するために、メモリと通信しているプロセッサ710を具備するデバイス700の例を図示する。1つの例において、デバイス700を使用して、
図6に図示したアルゴリズムを実現する。1つの観点では、メモリ720は、プロセッサ710内部に位置している。別の観点では、メモリ720は、プロセッサ710の外部に位置している。1つの観点では、プロセッサは、ここで記述したフロー図、論理ブロック、および/または、モジュールを実現または実行するための回路を具備する。
【0050】
図8は、アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするのに適したデバイス800の例を図示する。1つの観点では、デバイス800は、ブロック810、820、830、840、および、850中において、ここで記述したようなアプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドリングするための異なる観点を提供するように構成されている1つ以上のモジュールを備える少なくとも1つのプロセッサによって実現される。例えば、各モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、または、これらの何らかの組み合わせを含む。1つの観点では、デバイス800はまた、少なくとも1つのプロセッサと通信している少なくとも1つのメモリによって実現される。
【0051】
開示した観点の先の説明は、当業者が本開示を製造または使用することができるように提供されている。これらの観点に対するさまざまな改良は、当業者にとって容易に明らかだろう。本開示の精神または範囲から逸脱することなく、ここで定義した一般的な原理を他の観点に対して適用してもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするための方法において、
ソフトウェアアプリケーションを起動させることと、
前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを使用するための接続の必要性を検出することと、
接続を確立することと、
前記確立された接続を利用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行することと
を含む方法。
[2]
接続が確立されたか否かを決定することをさらに含む、請求項1記載の方法。
[3]
前記ソフトウェアアプリケーションは、接続のための少なくとも1つのパラメータを含む、上記[1]の方法。
[4]
前記確立するステップは、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する少なくとも1つのパラメータを使用する、上記[3]の方法。
[5]
前記ソフトウェアアプリケーションが、前記検出ステップを実行する、上記[1]の方法。
[6]
ユーザが、前記検出ステップを実行する、上記[1]の方法。
[7]
前記組込の接続管理は、接続を確立するために必要な情報を有する、上記[1]の方法。
[8]
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする接続エージェントを識別する、上記[7]の方法。
[9]
前記接続エージェントには、接続ネットワークを介して到達可能であり、前記接続エージェントは、公式フルドメイン名(FQDN)、サービスアドレス、または、インターネットプロトコル(IP)アドレスのうちの1つによって識別される、上記[8]の方法。
[10]
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、上記[7]の方法。
[11]
前記組込の接続管理は、接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行するための、ユーザデバイス内のエンティティに対して提供される情報をさらに有する、上記[1]の方法。
[12]
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションと前記エンティティとの間でアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して提供される、上記[11]の方法。
[13]
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、上記[11]の方法。
[14]
前記組込の接続管理は、接続エージェントに送られることになる特定の情報をさらに有し、前記特定の情報は、前記ソフトウェアアプリケーションまたは前記接続エージェントのいずれかに関係する、上記[11]の方法。
[15]
接続は、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、上記[1]の方法。
[16]
前記接続チャンクは、許容されるデータ量に関して規定される、上記[15]の方法。
[17]
前記接続チャンクは、許容される接続時間に関して規定される、上記[15]の方法。
[18]
前記接続チャンクの価格は、前記接続チャンクの特性に基づいている、上記[15]の方法。
[19]
接続エージェントは、前記接続チャンクを購入するための支払方法に関する情報を有する、上記[15]の方法。
[20]
前記接続チャンクのうちの少なくとも1つの接続チャンクを使用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する、上記[15]の方法。
[21]
前記組込の接続管理は、支払方法に関する情報を有する、上記[15]の方法。
[22]
前記支払方法は、
接続のチャンクを販売している接続ネットワークによって受け入れられるトークン;
支払エージェントの識別子;
ソフトウェアアプリケーションの代理で、前記接続ネットワークに支払うための支払エージェントに配信されることになる情報;
支払エージェントを介して実行される支払;
クレジットカード番号;または
予め確立されたクレジットもしくはデビット額
のうちの1つである、上記[21]の方法。
[23]
アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルするアクセス端末において、
ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを使用するための接続に対する必要性を検出するソフトウェアアプリケーションと、
前記ソフトウェアアプリケーションを起動させるプロセッサと、
前記ソフトウェアアプリケーションからの命令によって、接続を確立する通信コンポーネントと
を具備し、
前記プロセッサは、
前記確立された接続を利用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する、アクセス端末。
[24]
前記通信コンポーネントは、接続が確立されたか否かをさらに決定する、上記[23]のアクセス端末。
[25]
前記ソフトウェアアプリケーションは、接続のための少なくとも1つのパラメータを含む、上記[23]のアクセス端末。
[26]
前記ソフトウェアアプリケーションに関係する、前記少なくとも1つのパラメータを使用して、接続のための必要性を確立する、上記[25]のアクセス端末。
[27]
前記組込の接続管理は、接続を確立するために必要な情報を有する、上記[23]のアクセス端末。
[28]
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする接続エージェントを識別する、上記[27]のアクセス端末。
[29]
前記接続エージェントには、接続ネットワークを介して到達可能であり、前記接続エージェントは、公式フルドメイン名(FQDN)、サービスアドレス、または、インターネットプロトコル(IP)アドレスのうちの1つによって識別される、上記[28]のアクセス端末。
[30]
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、上記[27]のアクセス端末。
[31]
前記組込の接続管理は、接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行するための、ユーザデバイス内のエンティティに対して提供される情報をさらに有する、上記[23]のアクセス端末。
[32]
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションと前記エンティティとの間でアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して提供される、上記[31]のアクセス端末。
[33]
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、上記[31]のアクセス端末。
[34]
前記組込の接続管理は、接続エージェントに送られることになる特定の情報をさらに有し、前記特定の情報は、前記ソフトウェアアプリケーションまたは前記接続エージェントのいずれかに関係する、上記[31]のアクセス端末。
[35]
接続は、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、上記[23]のアクセス端末。
[36]
前記接続チャンクは、許容されるデータ量に関して規定される、上記[35]のアクセス端末。
[37]
前記接続チャンクは、許容される接続時間に関して規定される、上記[35]のアクセス端末。
[38]
前記接続チャンクの価格は、前記接続チャンクの特性に基づいている、上記[35]のアクセス端末。
[39]
接続エージェントは、前記接続チャンクを購入するための支払方法に関する情報を有する、上記[35]のアクセス端末。
[40]
前記接続チャンクのうちの少なくとも1つの接続チャンクを使用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する、上記[35]のアクセス端末。
[41]
前記組込の接続管理は、支払方法に関する情報を有する、上記[35]のアクセス端末。
[42]
前記支払方法は、
接続のチャンクを販売している接続ネットワークによって受け入れられるトークン;
支払エージェントの識別子;
ソフトウェアアプリケーションの代理で、前記接続ネットワークに支払うための支払エージェントに配信されることになる情報;
支払エージェントを介して実行される支払;
クレジットカード番号;または
予め確立されたクレジットもしくはデビット額
のうちの1つである、上記[41]のアクセス端末。
[43]
アプリケーションサービスを、組込の接続管理にバンドルする装置において、
ソフトウェアアプリケーションを起動させる手段と、
前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを使用するための接続の必要性を検出する手段と、
接続を確立する手段と、
前記確立された接続を利用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する手段と
を具備する装置。
[44]
接続が確立されたか否かを決定する手段をさらに具備する、上記[43]の装置。
[45]
前記ソフトウェアアプリケーションは、接続のための少なくとも1つのパラメータを含む、上記[43]の装置。
[46]
前記確立する手段は、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する少なくとも1つのパラメータを使用する、上記[45]の装置。
[47]
前記組込の接続管理は、接続を確立するために必要な情報を有する、上記[43]の装置。
[48]
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする接続エージェントを識別する、上記[47]の装置。
[49]
前記接続エージェントには、接続ネットワークを介して到達可能であり、前記接続エージェントは、公式フルドメイン名(FQDN)、サービスアドレス、または、インターネットプロトコル(IP)アドレスのうちの1つによって識別される、上記[48]の装置。
[50]
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、上記[47]の装置。
[51]
前記組込の接続管理は、接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行するための、ユーザデバイス内のエンティティに対して提供される情報をさらに有する、上記[43]の装置。
[52]
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションと前記エンティティとの間でアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して提供される、上記[51]の装置。
[53]
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、上記[51]の装置。
[54]
前記組込の接続管理は、接続エージェントに送られることになる特定の情報をさらに有し、前記特定の情報は、前記ソフトウェアアプリケーションまたは前記接続エージェントのいずれかに関係する、上記[51]の装置。
[55]
接続は、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、上記[43]の装置。
[56]
前記接続チャンクは、許容されるデータ量に関して規定される、上記[55]の装置。
[57]
前記接続チャンクは、許容される接続時間に関して規定される、上記[55]の装置。
[58]
前記接続チャンクの価格は、前記接続チャンクの特性に基づいている、上記[55]の装置。
[59]
接続エージェントは、前記接続チャンクを購入するための支払方法に関する情報を有する、上記[55]の装置。
[60]
前記接続チャンクのうちの少なくとも1つの接続チャンクを使用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する、上記[55]の装置。
[61]
前記組込の接続管理は、支払方法に関する情報を有する、上記[55]の装置。
[62]
前記支払方法は、
接続のチャンクを販売している接続ネットワークによって受け入れられるトークン;
支払エージェントの識別子;
ソフトウェアアプリケーションの代理で、前記接続ネットワークに支払うための支払エージェントに配信されることになる情報;
支払エージェントを介して実行される支払;
クレジットカード番号;または
予め確立されたクレジットもしくはデビット額
のうちの1つである、上記[61]の装置。
[63]
コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能媒体において、
前記コンピュータプログラムの実行は、
ソフトウェアアプリケーションを起動し、
前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを使用するための接続の必要性を検出し、
接続を確立し、
前記確立された接続を利用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行させる
ためのものであるコンピュータ読取可能媒体。
[64]
前記コンピュータプログラムの実行はまた、
接続が確立されたか否かを決定するためのものである、上記[63]のコンピュータ読取可能媒体。
[65]
前記ソフトウェアアプリケーションは、接続のための少なくとも1つのパラメータを含む、上記[63]のコンピュータ読取可能媒体。
[66]
前記確立するステップは、前記ソフトウェアアプリケーションに関係する少なくとも1つのパラメータを使用する、上記[65]のコンピュータ読取可能媒体。
[67]
前記組込の接続管理は、接続を確立するために必要な情報を有する、上記[63]のコンピュータ読取可能媒体。
[68]
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションの代理で接続をネゴシエートする接続エージェントを識別する、上記[67]のコンピュータ読取可能媒体。
[69]
前記接続エージェントには、接続ネットワークを介して到達可能であり、前記接続エージェントは、公式フルドメイン名(FQDN)、サービスアドレス、または、インターネットプロトコル(IP)アドレスのうちの1つによって識別される、上記[68]のコンピュータ読取可能媒体。
[70]
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、上記[67]のコンピュータ読取可能媒体。
[71]
前記組込の接続管理は、接続ネットワークを介して接続確立シグナルを実行するための、ユーザデバイス内のエンティティに対して提供される情報をさらに有する、上記[63]のコンピュータ読取可能媒体。
[72]
前記情報は、前記ソフトウェアアプリケーションと前記エンティティとの間でアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して提供される、上記[71]のコンピュータ読取可能媒体。
[73]
前記情報は、接続ネゴシエーション命令を含む、上記[71]のコンピュータ読取可能媒体。
[74]
前記組込の接続管理は、接続エージェントに送られることになる特定の情報をさらに有し、前記特定の情報は、前記ソフトウェアアプリケーションまたは前記接続エージェントのいずれかに関係する、上記[71]のコンピュータ読取可能媒体。
[75]
接続は、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、上記[63]のコンピュータ読取可能媒体。
[76]
前記接続チャンクは、許容されるデータ量に関して規定される、上記[75]のコンピュータ読取可能媒体。
[77]
前記接続チャンクは、許容される接続時間に関して規定される、上記[75]のコンピュータ読取可能媒体。
[78]
前記接続チャンクの価格は、前記接続チャンクの特性に基づいている、上記[75]のコンピュータ読取可能媒体。
[79]
接続エージェントは、前記接続チャンクを購入するための支払方法に関する情報を有する、上記[75]のコンピュータ読取可能媒体。
[80]
前記接続チャンクのうちの少なくとも1つの接続チャンクを使用して、前記ソフトウェアアプリケーションに関係するサービスを実行する、上記[75]のコンピュータ読取可能媒体。
[81]
前記組込の接続管理は、支払方法に関する情報を有する、上記[75]のコンピュータ読取可能媒体。
[82]
前記支払方法は、
接続のチャンクを販売している接続ネットワークによって受け入れられるトークン;
支払エージェントの識別子;
ソフトウェアアプリケーションの代理で、前記接続ネットワークに支払うための支払エージェントに配信されることになる情報;
支払エージェントを介して実行される支払;
クレジットカード番号;または
予め確立されたクレジットもしくはデビット額
のうちの1つである、上記[81]のコンピュータ読取可能媒体。
[1]
接続ネットワークによって、接続サービスを提供するための方法において、
前記接続ネットワークによって、前記接続サービスを提供することを含み、
前記接続サービスは、接続チャンクでの購入に対して利用可能である方法。
[84]
前記接続チャンクは、接続の単位において規定される、上記[1]の方法。
[85]
前記接続チャンクは、少なくとも、許容されるデータ量に関して規定される、上記[1]の方法。
[86]
前記接続チャンクは、少なくとも、許容される接続時間に関して規定される、上記[1]の方法。
[87]
前記接続チャンクは、特定の接続に関係している、上記[1]の方法。
[88]
前記特定の接続は、少なくとも、許容される接続ピアに関して規定される、上記[87]の方法。
[89]
前記接続ピアは、少なくとも、それらのIPアドレス、または、公式フルドメイン名(FQDN)に関して規定される、上記[88]の方法。
[90]
前記接続チャンクの価格は、前記関係する接続の特性に基づいている、上記[1]の方法。
[91]
前記関係する接続の特性は、少なくとも、関連する優先度、サービス品質(QoS)、または、他の特定の接続の取り扱いに関して規定される、上記[90]の方法。
[92]
前記接続サービスは、前記購入された接続チャンクが消費されたときに期限満了する、上記[1]の方法。
[93]
接続サーバは、前記接続サービスの期限満了について、接続エージェントに通知する、上記[92]の方法。
[94]
接続エージェントは、追加の接続のチャンクを購入することによって、接続サービスを延長する、上記[92]の方法。
[13]
接続ネットワークによって、接続サービスを提供するための接続サーバにおいて、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能なプログラムコードを含むメモリと
を具備し、
前記プログラムコードは、
前記接続ネットワークによって、前記接続サービスを提供すること
を実行させるためのプログラムコードであり、
前記接続サービスは、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、接続サーバ。
[96]
前記接続チャンクは、接続の単位において規定される、上記[13]の接続サーバ。
[97]
前記接続チャンクは、少なくとも、許容されるデータ量に関して規定される、上記[13]の接続サーバ。
[98]
前記接続チャンクは、少なくとも、許容される接続時間に関して規定される、上記[13]の接続サーバ。
[99]
前記接続チャンクは、特定の接続に関係している、上記[13]の接続サーバ。
[100]
前記特定の接続は、少なくとも、許容される接続ピアに関して規定される、上記[99]の接続サーバ。
[101]
前記接続ピアは、少なくとも、それらのIPアドレス、または、公式フルドメイン名(FQDN)に関して規定される、上記[100]の接続サーバ。
[102]
前記接続チャンクの価格は、前記関係する接続の特性に基づいている、上記[13]の接続サーバ。
[103]
前記関係する接続の特性は、少なくとも、関連する優先度、サービス品質(QoS)、または、他の特定の接続の取り扱いに関して規定される、上記[102]の接続サーバ。
[104]
前記接続サービスは、前記購入された接続チャンクが消費されたときに期限満了する、上記[13]の接続サーバ。
[105]
前記メモリは、前記接続サービスの期限満了について、接続エージェントに通知させるためのプログラムコードをさらに含む、上記[104]の接続サーバ。
[106]
接続エージェントは、追加の接続のチャンクを購入することによって、接続サービスを延長する、上記[104]の接続サーバ。
[107]
前記メモリは、購入のために利用可能である前記接続チャンクの特性に関するクエリを受け取らせるためのプログラムコードをさらに含む、上記[13]の接続サーバ。
[108]
前記特性は、価格情報を含む、上記[107]の接続サーバ。
[27]
接続ネットワークによって、接続サービスを提供するための接続エージェントにおいて、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能なプログラムコードを含むメモリと
を具備し、
前記プログラムコードは、
前記接続ネットワークを通して、前記接続サービスを購入すること
を実行させるためのプログラムコードであり、
前記接続サービスは、接続チャンクでの購入に対して利用可能である、接続エージェント。
[110]
前記接続チャンクは、接続の単位において規定される、上記[27]の接続エージェント。
[111]
前記接続チャンクは、少なくとも、許容されるデータ量に関して規定される、上記[27]の接続エージェント。
[112]
前記接続チャンクは、少なくとも、許容される接続時間に関して規定される、上記[27]の接続エージェント。
[113]
前記接続チャンクは、特定の接続に関係している、上記[27]の接続エージェント。
[114]
前記特定の接続は、少なくとも、許容される接続ピアに関して規定される、上記[113]の接続エージェント。
[115]
前記接続ピアは、少なくとも、それらのIPアドレス、または、公式フルドメイン名(FQDN)に関して規定される、上記[114]の接続エージェント。
[116]
前記接続チャンクの価格は、前記関係する接続の特性に基づいている、上記[27]の接続エージェント。
[117]
前記関係する接続の特性は、少なくとも、関連する優先度、サービス品質(QoS)、または、他の特定の接続の取り扱いに関して規定される、上記[116]の接続エージェント。
[118]
前記接続サービスは、前記購入された接続チャンクが消費されたときに期限満了する、上記[27]の接続エージェント。
[119]
前記メモリは、前記接続サービスの期限満了について、接続エージェントに通知させるためのプログラムコードをさらに含む、上記[118]の接続エージェント。
[120]
前記メモリは、追加の接続のチャンクを購入させることによって、接続サービスを延長させるためのプログラムコードをさらに含む、上記[118]の接続エージェント。
[121]
前記メモリは、購入のために利用可能である前記接続チャンクの特性に関するクエリを送らせるためのプログラムコードをさらに含む、上記[27]の接続エージェント。
[122]
前記特性は、価格情報を含む、上記[121]の接続エージェント。