(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下で説明される
図1乃至
図9を介して、本文書において、本発明の原理を説明するために用いられる様々な実施形態は一例に過ぎず、本発明は本文書の範囲に限定されない。当業者にとって、本発明の原理はあらゆる種類の無線通信システムにも適用され得ることは自明である。
【0016】
以下、本発明の好ましい実施形態を添付された図面を参照して説明する。なお、本発明を説明するに当たって、関連する公知の機能または構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要に不明確にする可能性があると判断された場合、その詳細な説明は省略する。また、以下で記載される用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であって、これはユーザ、運用者の意図または慣例などによって異なることがある。したがって、その定義は本明細書全般にわたる内容に基づいて行われるべきである。
【0017】
ホームネットワークシステムとしてDLNA(Digital Living Network Alliance)ネットワークが注目されている。前記DLNAネットワークは、無線LANを介して複数のデジタルデバイスを互いに接続し、それぞれのデジタルデバイスが保有する音楽、写真、映画などのような様々なコンテンツを共有可能にする。したがって、前記DLNAネットワークをサポートする移動端末の場合、ユーザのDLNAサービス要求に応じて無線LANを介して自分が接続したネットワークに接続された全てのデバイスを感知し、感知されたデバイスから所望のコンテンツを受信する、又は自分が保有するコンテンツを感知されたデバイスに送信することによって、ユーザの望むコンテンツを共有できる。
【0018】
特に、最近では、移動端末が自分のデバイスで再生しているコンテンツを相手デバイスにそのまま送信し、前記コンテンツが相手デバイスで再生されるようにする方式が提案された。このような方式は、前記移動端末のコンテンツを他のデバイスで再生できるという利点があるが、ユーザの様々な欲求を満たすには限界がある。例えば、従来、提案されていた方式によって移動端末が画面に表示された映像をTVに伝達して表示する場合を仮定すると、前記映像は、前記移動端末の画面サイズに適した解像度を有するので、ユーザは前記TVに表示した映像が完全ではないという印象を受けるようになる問題点がある。
【0019】
また、DLNAネットワークで用いられるUPnP(Universal Plug and Play)プロトコルは、リアルタイムで迅速な応答を要求するデータ処理には適していない問題点がある。
【0020】
以下、本発明では、デバイス間でウェブコンテンツを共有し、ウェブコンテンツを共有する際、1つのデバイスが他のデバイスを制御する技術について説明する。前記ウェブコンテンツは、ウェブ上でURL(Uniform Resource Locator)を有する全てのコンテンツを意味するもので、例えば、ウェブページ、ウェブマガジン(又はe−マガジン)、ウェブ動画及びウェブゲームなどがある。以下、本発明では、説明の便宜のために前記ウェブページを例に挙げて説明する。しかし、以下で説明される本発明は、ウェブ上で提供される全てのコンテンツに対して同様に適用され得る。
【0021】
また、以下、本発明では、説明の便宜のために、ウェブコンテンツ共有を要求するデバイスを移動端末であると仮定して説明する。しかし、以下で説明する本発明は、移動端末ではないデバイスがウェブコンテンツ共有を要求する場合にも同様に適用され得る。前記移動端末は、DLNAデバイスとともにDLNAネットワーク内で動作する移動端末である場合がある。前記移動端末は、スマートフォン、タブレットPC、ノートPCなどを含むことができ、前記DLNAデバイスは、TV及びPCなどのような屋内デジタルデバイスである場合がある。
【0022】
図1は、本発明によるデバイス間ウェブページを共有するシステムを示す。
【0023】
上記
図1を参照すると、移動端末100は、ウェブページ共有機能をサポートするデバイスを検索するための信号を送信し、周辺のウェブページ共有機能をサポートするデバイス102を検索する。以降、前記移動端末100は、ユーザ要求に応じて前記検索されたデバイス102にウェブページに関する情報を含むウェブページ共有要求信号を送信する(ステップ110)。ここで、前記ウェブページに関する情報110は、前記ウェブページの位置情報、すなわち、URL(Uniform Resource Locator)を意味する。以降、前記移動端末100は、前記検索されたデバイス102の入力装置として動作する制御モードに切り替え(ステップ120)、ユーザ入力データに対応する制御情報を前記検索されたデバイス102に送信する。
【0024】
ここで、前記ユーザ入力データは、前記移動端末で各種センサを用いて感知可能なユーザの動作及び音声を意味する。例えば、タッチセンサを介して入力されるユーザのタッチ座標、ジャイロセンサ及び加速度センサを介して感知されたユーザモーションベクター、マイクセンサを介して入力されるユーザ音声信号、並びにカメラセンサを介して入力される映像の変化によるモーションベクターのうち少なくとも1つを意味する。
【0025】
前記デバイス102は、移動端末100からウェブページ共有機能をサポートするデバイス検索信号が受信されると、それに対する応答信号をデバイスに送信する。以降、前記デバイス102は、前記移動端末100からウェブページに関する情報を含むウェブページ共有要求信号を受信する(ステップ110)。ここで、前記ウェブページに関する情報110は、前記ウェブページのURLを意味する。以降、前記デバイスは102は、前記移動端末100の要求に応じてウェブブラウザを実行して前記ウェブページのURLに接続することによって前記ウェブページをロードした後、画面に表示する。この時、前記デバイス102の前記画面に表示されるウェブページは、前記デバイス102の画面サイズに最適化された解像度を有する。すなわち、前記デバイス102は、前記ウェブブラウザを介して前記URLから前記デバイス102の画面サイズに対応する解像度のウェブページをロードする、または前記URLからウェブページをロードした後、前記ロードしたウェブページの解像度を前記デバイス102の画面サイズに対応する解像度に変更処理して表示できる。
【0026】
このように、前記デバイス102は、画面サイズに対応する解像度のウェブページを表示することによって、ユーザに高品質の映像を提供できる。前記デバイス102は、前記ウェブページを表示した後、前記移動端末100から制御情報130を受信し、受信された制御情報130に応じてウェブページを制御する動作を行う。例えば、前記移動端末100から受信される制御情報130に応じてウェブページに対するマウスカーソルを移動させる、またはウェブページの文字入力ウィンドウに文字を入力する動作を行うことができる。
【0027】
図2は、本発明の実施形態によるデバイス間ウェブページを共有するための信号の流れを示す。
【0028】
上記
図2を参照すると、移動端末200は、ステップ210にて、ウェブページ共有が可能なデバイスを検索するための信号を送信する。すると、移動端末200と同じDLNAネットワークに接続されたデバイス202乃至206は、前記ウェブページ共有可能なデバイス検索信号を受信し、自分がウェブページ共有機能をサポートするか否かを確認する。前記第1デバイス202及び第2デバイス204がウェブページ共有機能をサポートすると仮定した場合、前記第1デバイス202及び第2デバイス204は、ステップ212にて、前記移動端末200にウェブページ共有が可能であることを知らせる応答信号を送信する。この時、前記移動端末200は、前記第1デバイス202及び第2デバイス204がウェブページ共有機能をサポートすることを認識し、前記第1デバイス202及び第2デバイス204を含むデバイスリストを生成する。
【0029】
以降、前記移動端末200は、ステップ214にて、ユーザ制御に応じてウェブブラウザが実行される際、特定のウェブページをロードして画面に表示し、ステップ216にて、当該ウェブページの共有が可能であることをユーザに知らせる。この時、前記移動端末200は、画面にウェブページ共有が可能であることを示すアイコン又はメッセージを表示する、または所定のアラーム音を発生させることもできる。以降、前記移動端末200は、ステップ218にて、ユーザのウェブページ共有要求が感知されると、ステップ220にて、前記予め生成されたデバイスリストを画面に表示し、ステップ222に進み、ユーザ制御に応じて1つのデバイスを選択する。ここで、前記移動端末200は、ユーザが画面に表示された共有アイコンを選択する、または所定の機能キー又は音声信号を入力する場合、ユーザからウェブページ共有が要求されたことを感知できる。また、前記予め生成したデバイスリストに1つのデバイスのみが存在する場合、前記移動端末200は、前記ステップ220及びステップ222を省略できる。
【0030】
以降、前記移動端末200は、ステップ224にて、前記ウェブページに対するURL情報を含むウェブページ共有要求信号を選択された第1デバイス202に送信する。すると、前記ウェブページ共有要求信号を受信した第1デバイス202は、ステップ226にて、ウェブブラウザを実行し、ウェブブラウザを介して前記ウェブページに対するURLに接続して当該ウェブページをロードした後、前記第1デバイス202の画面サイズに対応する解像度を有するウェブページを画面に表示する。
【0031】
ここで、前記画面サイズに対応する解像度は、前記第1デバイス202の設計時に決定された前記第1デバイス202がサポート及び推奨する最適の解像度である場合もあり、ユーザによって前記第1デバイス202の解像度に設定された解像度である場合もある。以降、前記第1デバイス202は、ステップ228にて、前記ウェブページ制御のための状態情報を確認し、これを前記移動端末200に送信する。ここで、前記ウェブページ制御のための状態情報は、ウェブブラウザが正常に実行されたか否かに関する情報、ウェブページのロードに完了したか否かに関する情報、サポートする入力方式に関する情報である場合がある。ここで、前記サポートする入力方式は、前記第1デバイス202がタッチマウス、モーションマウス、キーボード(又はキーパッド又はタッチパッド)及びマイクなどのような入力方式のうちサポート可能な入力方式を意味する。
【0032】
以降、前記移動端末200は、前記第1デバイス202から受信された状態情報を分析して前記第1デバイス202がウェブページのロードに成功したか否かを判断し、成功したと判断された場合、前記第1デバイス202がサポートする制御モードに切り替える。例えば、前記第1デバイス202がタッチマウス及びキーボード入力方式をサポートする場合、前記移動端末200は、前記タッチマウスとして動作する制御モード又はキーボードとして動作する制御モードに切り替えることができる。ここで、前記移動端末200は、前記状態情報を分析した結果、前記第1デバイス202がウェブブラウザの非正常な動作によってウェブページをロードすることに失敗したと判断された場合、前記第1デバイス202にウェブページ共有要求信号を再送する、またはユーザにウェブページ共有に失敗したことを知らせることができる。
【0033】
前記制御モードに切り替えた移動端末200は、ステップ232にて、前記移動端末に搭載された各種センサを介して前記制御モードに対応するユーザ動作及び音声を認識して前記ウェブページに対する制御情報を生成し、ステップ234にて、前記ウェブページに対する制御情報を前記第1デバイス202に送信する。例えば、前記移動端末200がタッチマウスとして動作する制御モードである場合、前記移動端末200は、画面にタッチマウスとして動作することを示すメッセージを表示し、タッチセンサを介してユーザのタッチ座標を感知して感知されたタッチ座標を前記第1デバイス202に送信する。この時、前記移動端末200は、感知されたタッチ座標をそのまま前記第1デバイス202に送信することもでき、前記感知されたタッチ座標を前記第1デバイス202の画面座標又は所定の命令(例えば、画面拡大及び縮小、画面回転、前のページに戻る、カラー変更など)に変換処理して送信することもできる。別の例として、前記移動端末200がモーションマウスとして動作する制御モードである場合、前記移動端末200は、ジャイロセンサ及び加速度センサを介してユーザ動作による移動端末のモーションを感知してモーションベクターを計算し、前記モーションベクターをそのまま前記第1デバイス202に送信する、または前記モーションベクターを画面の座標又は所定の命令に変更処理して前記第1デバイス202に送信できる。
【0034】
すると、前記第1デバイス202は、前記制御情報に応じてウェブページを制御する。例えば、前記第1デバイス202は、前記移動端末200から座標データが受信された場合、ウェブページを制御するマウスカーソルを前記座標データに対応する位置に移動させて表示する。別の例として、前記第1デバイス202は、前記移動端末200から文字データが受信された場合、表示されたウェブページの文字入力ウィンドウに前記受信された文字データを入力する機能を行う。さらに別の例として、前記第1デバイス202は、前記移動端末200から画面拡大又は縮小命令が受信された場合、前記ウェブページを拡大または縮小して表示する機能を行う。
【0035】
ここで、図示していないが、前記第1デバイス202が入力方式の変更が必要であるか否かを判断し、前記移動端末200に入力方式の切り替えを要求することもできる。例えば、前記第1デバイス202がモーションマウスとして動作する移動端末200の制御情報に応じてウェブページを制御する動作を行う間にウェブページの文字入力ウィンドウにマウスカーソルが存在するようになる場合、前記移動端末200に文字入力のためのマイク又はキーボード動作モードに切り替えることを要求できる。
【0036】
また、上記
図2で、移動端末200とデバイスとの間でウェブページ共有のために送受信するステップ210、ステップ212、ステップ224及びステップ228の信号はuPnP(Universal Plug and Play)プロトコルを用いることができるが、ウェブページ制御のために送受信するステップ234の信号はnon−uPnPプロトコルを用いるべきである。これは前記uPnPがリアルタイムで迅速な応答を要求するデータ処理に適していないからである。
【0037】
また、上記説明では、各デバイスが自分がウェブページ共有機能をサポートするかを検査して移動端末に応答信号を送信したが、設計方式によっては、各デバイスが自分がサポートする機能を移動端末に送信すると、移動端末が各デバイスのサポート機能を分析してウェブページ共有が可能なデバイスを区分することもできる。
【0038】
すると、上記説明に基づいて、以下で、本発明による移動端末及びデバイスのブロック構成及び動作手順について詳細に説明する。
【0039】
図3は、本発明の実施形態による移動端末のブロック構成を示す。
【0040】
上記
図3を参照すると、前記移動端末は、制御部300、通信部310、表示部320、入力部330、音声入力部340、動作認識センサ350及び保存部360を含んで構成され、特に、前記制御部300は、共有デバイス検索部302及びウェブページ共有制御部304を含んで構成される。
【0041】
まず、前記制御部300は、前記移動端末の全般的な動作を制御及び処理し、本発明によれば、ウェブページ共有のための機能を制御及び処理する。すなわち、前記制御部300は、共有デバイス検索部302を介してウェブページ共有が可能な周辺デバイスを検索する。また、前記制御部300は、前記ウェブページ共有制御部304を介して前記検索されたデバイスに基づいてウェブページ共有デバイスを選択してウェブページ情報を送信し、前記デバイスの入力装置として動作するための機能を制御及び処理する。
【0042】
具体的には、前記共有デバイス検索部302は、前記通信部310を制御して前記移動端末が接続中のDLNAネットワークに接続されたデバイスのうちウェブページ共有が可能なデバイスを検索するための機能を制御及び処理する。この時、前記共有デバイス検索部302は、ウェブページ共有可能なデバイス検索信号を前記DLNAネットワークに接続されたデバイスに送信し、これに対する応答信号を送信したデバイスをウェブページ共有が可能なデバイスであると判断できる。また、前記共有デバイス検索部302は、前記DLNAネットワークに接続されたデバイスにサポート可能なサービス機能に関する情報を要求する信号を送信し、各デバイスからサポート可能なサービス機能を知らせる信号を受信した後、これを通じてウェブページ共有機能をサポートするデバイスを検索できる。ここで、前記共有デバイス検索部302は、所定のAPIセット(set)を取り込んで(import)ウェブページ共有機能をサポートするデバイスを検索できる。例えば、前記共有デバイス検索部302は、UPnP又はnon−UPnPベースのAPIを用いてウェブページ共有が可能なデバイスの検索を要求する信号を前記DLNAネットワークに接続されたデバイスに送信できる。また、共有前記共有デバイス検索部302は、ウェブページ共有が可能なデバイスのリストを生成するためのWeb Browser Enable Device Listを用いて前記ウェブページ共有可能なデバイス検索信号に対する応答信号を受信及び分析することによって、ウェブページ共有機能をサポートするデバイスの情報を獲得できる。
【0043】
前記共有デバイス検索部302は、前記ウェブページが可能なデバイスが検索されると、検索されたデバイスを含む共有デバイスリストを生成し、これを前記保存部360に保存する。ここで、前記共有デバイス検索部302のデバイス検索及びリスト生成機能は、移動端末がDLNAネットワークに接続中の状況で所定の周期ごとに行うことができ、前記DLNAネットワークに新しいデバイスが接続される、又は接続が解除される場合ごとに行うこともできる。
【0044】
前記ウェブページ共有制御部304は、ユーザによってウェブブラウザが実行される際、特定のウェブページをロードして画面に表示し、前記保存部360に保存された共有デバイスリストを確認して共有デバイスが存在するか否かを判断した後、ウェブページの共有可否をユーザに知らせるための機能を制御及び処理する。前記ウェブページ共有制御部304は、前記表示部320を制御してウェブページ共有が可能であることを示すアイコン又はメッセージを表示する、またはオーディオ出力部(図示せず)を制御してウェブページ共有が可能であることを示すアラーム音を発生させることができる。前記ウェブページ共有制御部304は、前記入力部330を介してユーザのウェブページ共有要求が感知されると、前記共有デバイスリストを画面に表示し、ユーザ制御に応じて共有デバイスを決定する。ここで、前記ウェブページ共有制御部304は、所定のAPIを取り込んで画面に共有デバイスリストを表示できる。例えば、前記ウェブページ共有制御部304は、共有デバイスリストを含むWeb Browser Enable Device Requestを上位アプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)に提供し、前記画面に前記共有デバイスリストを表示できる。
【0045】
前記ウェブページ共有制御部304は、前記共有デバイスが決定されると、現在表示中のウェブページに対するURL情報を含むウェブページ共有要求信号を選択されたデバイスに送信するための機能を制御及び処理する。以降、前記ウェブページ共有制御部304は、記デバイスからウェブページのロードに関する情報及びサポートする入力方式に関する情報を含む状態情報が受信された場合、前記デバイスのサポートする入力方式で動作する制御モードに切り替え、切り替えられた制御モードに応じてユーザの音声又は動作を認識し、これに基づいて制御情報を生成して前記デバイスに送信するための機能を制御及び処理する。
【0046】
すなわち、前記ウェブページ共有制御部304は、前記制御モードに応じて前記音声入力部340を介してユーザの音声を認識する、または前記動作認識センサ350を介してユーザのタッチ及びモーションを認識し、認識結果に基づいて制御情報を生成して前記デバイスに送信処理する。この時、前記ウェブページ共有制御部304は、前記認識結果をそのまま前記共有デバイスに送信する、または前記認識結果を前記共有デバイスで処理可能な形態のデータに変換して前記共有デバイスに送信できる。例えば、前記共有デバイスが複雑な演算が可能なデバイスの場合、前記ウェブページ共有制御部304は、前記認識結果をそのまま送信して前記共有デバイスで所望の形態に変換処理できるようにする。反対に、前記共有デバイスが複雑な演算が不可能なデバイスの場合、前記ウェブページ共有制御部304は、前記認識結果を前記共有デバイスが所望する形態に変換処理して送信できる。ここで、前記ウェブページ共有制御部304は、所定のAPI及びAction関数に基づいてURLを前記共有デバイスに送信し、前記共有デバイスでウェブブラウザを実行し前記URLをロードするように制御する。例えば、所定のGetCurrentURL関数を用いて前記移動端末で表示中のウェブページに対するURL情報を獲得した後、得られたURL情報を含むRunBrowser(URL) APIを用いて前記URL情報を前記共有デバイスに伝達する。また、前記ウェブページ共有制御部304は、BrowserStateEvent APIを用いて前記デバイスから状態情報を受信し、Device State関数を用いて前記受信された状態情報を獲得できる。また、前記ウェブページ共有制御部304は、前記移動端末に含まれた少なくとも1つのセンサを介して入力されるデータを分析し、ユーザの望むイベントを示すデータ又は命令に加工し、加工されたデータ又は命令を含むSendCommand(CMD)を前記共有デバイスに伝達し、前記共有デバイスのウェブページ表示を制御できる。また、前記ウェブページ共有制御部304は、EventListenerを用いて共有デバイスで発生したイベントに関する情報を受信することができる。
【0047】
前記通信部310は、前記制御部300の制御に応じて周辺デバイスと信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記通信部310は、前記制御部300の制御に応じてDLNAネットワーク接続のための信号の送受信を行い、DLNAネットワークに接続された周辺デバイスのうちウェブページ共有が可能なデバイスを検索し、検索されたデバイスとウェブページ共有のための信号を送受信し、ウェブページを共有する相手デバイスに制御情報を送信する機能を行う。
【0048】
前記表示部320は、前記移動端末の動作中に発生する各種状態情報、文字及び映像を表示し、前記制御部300の制御に応じてウェブブラウザ実行時、ウェブページを表示し、ウェブページの共有が可能であることを知らせるアイコン又はメッセージを表示する。前記表示部320は、前記制御部300の制御に応じて現在動作中の制御モードに対応する画面表示を行う。例えば、前記表示部320は、前記移動端末が相手デバイスに対するキーボードとして動作するモードである場合、キーボードのように構成される文字入力画面を表示し、前記移動端末が相手デバイスに対するモーションマウスとして動作するモードである場合、マウスを含む画面を表示できる。ここで、前記移動端末が動作する制御モードによる前記表示部320の表示映像は設計方式によって様々に変更設定されることができる。
【0049】
前記入力部330は、少なくとも1つの機能キー及びタッチセンサを含み、ユーザが押すキーに対応するデータ又はユーザがタッチする位置に対応する座標を前記制御部300に提供する。
【0050】
前記音声入力部340は、ユーザの音声信号を入力されデジタル信号に変換した後、前記制御部300に提供する。
【0051】
前記動作認識センサ350は、ユーザの動作を認識する各種センサを意味するもので、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、タッチセンサ及びカメラセンサのようにユーザのモーションを感知できるセンサを含む。前記動作認識センサ350は、前記制御部300の制御に応じて駆動され、ユーザのタッチ動作を認識する、またはユーザのモーションによる端末の方向、角度及び加速度の変化などを感知して前記制御部300に提供する。
【0052】
前記保存部360は、前記移動端末の動作に必要な各種プログラム及びデータを保存し、本発明によれば、前記制御部300から提供される共有デバイスリストを保存する。ここで、前記共有デバイスリストは、前記制御部300の制御に応じて所定の周期ごとに更新されることができる。前記共有デバイスリストは、デバイスID、デバイス名を含み 、当該デバイスとの通信に必要な各種情報を含むことができる。
【0053】
本発明において、
図3に関連して説明された方法は、それぞれの移動端末に保存された1つ以上のソフトウェアモジュールで1つ以上の命令として提供され得る。
図4は、本発明の実施形態による共有デバイスのブロック構成を示す。
【0054】
上記
図4を参照すると、前記デバイスは、制御部400、通信部410、表示部420及び入力部430を含んで構成され、特に、前記制御部400は、ウェブページ共有制御部402を含む。
【0055】
前記制御部400は、前記デバイスの全般的な動作を制御及び処理し、本発明によれば、移動端末のウェブページを共有するための機能を制御及び処理する。すなわち、前記制御部400は、ウェブページ共有制御部402を介して移動端末にウェブページ共有が可能であることを知らせた後、前記移動端末からウェブページに関する情報を受信して当該ウェブページを画面に表示し、前記移動端末から制御情報を受信して前記ウェブページに対する制御動作を行うための機能を制御及び処理する。
【0056】
具体的には、前記ウェブページ共有制御部402は、前記通信部410を介して移動端末からウェブページ共有可能なデバイス検索信号が受信された場合、前記移動端末にウェブページ共有が可能であることを知らせる応答信号を送信するための機能を制御及び処理する。この時、前記ウェブページ共有制御部402は、前記デバイスがサポート可能なサービス機能を知らせる信号を送信することもできる。
【0057】
前記ウェブページ共有制御部402は、前記移動端末からウェブページに対するURL情報を含むウェブページ共有要求信号が受信された場合、ウェブブラウザを介して前記URLに接続して当該ウェブページをロードした後、前記表示部420を介して表示するための機能を制御及び処理する。この時、前記ウェブページ共有制御部402は、前記ウェブブラウザが正常に実行されたか否かに関する情報、ウェブページのロードに完了したか否かに関する情報及びサポートする入力方式を示す状態情報を生成し、前記移動端末に送信するための機能を制御及び処理する。ここで、前記入力方式は、タッチマウス、モーションマウス、キーボード(又はキーパッド又はタッチパッド)及びマイクなどのような入力方式があり、前記ウェブページ共有制御部402は、上記の入力方式のうち前記デバイスがサポートする入力方式に関する情報を前記移動端末に送信するための機能を制御及び処理する。
【0058】
また、前記ウェブページ共有制御部402は、前記移動端末から制御情報が受信された場合、前記制御情報に応じて前記ウェブページを制御するための機能を行う。例えば、前記ウェブページ共有制御部402は、前記移動端末から座標データが受信された場合、ウェブページを制御するマウスカーソルを前記座標データに対応する位置に移動させて表示するための機能を制御及び処理し、前記移動端末200から文字データが受信された場合、表示されたウェブページの文字入力ウィンドウに前記受信された文字データを入力するための機能を制御及び処理する。さらに別の例として、前記ウェブページ共有制御部402は、前記移動端末から画面拡大又は縮小命令が受信された場合、前記ウェブページを拡大または縮小して表示するための機能を制御及び処理する。
【0059】
前記通信部410は、前記制御部400の制御に応じて周辺デバイスと信号を送受信するための機能を行う。特に、前記通信部410は、前記制御部400の制御に応じてDLNAネットワーク接続のための信号の送受信を行い、DLNAネットワークに接続された移動端末にウェブページ共有が可能であることを知らせる信号を送信する。また、前記通信部410は、前記移動端末からウェブページに関する情報を含むウェブページ共有要求信号及びウェブページ制御情報を受信して前記制御部400に提供するための機能を行う。
【0060】
前記表示部420は、前記デバイスの動作中に発生する各種状態情報、文字及び映像を表示し、前記制御部400の制御に応じて前記移動端末から受信されたURLに対応するウェブページを表示する。この時、前記表示部420は、前記制御部400の制御に応じて、前記デバイスの画面サイズに対応する解像度を有するウェブページを表示する。また、前記表示部420は、前記制御部400の制御下に、前記移動端末の制御情報に対応する座標に前記ウェブページを制御するためのマウスカーソルを移動させて表示する、または前記移動端末の制御情報に対応する文字を前記ウェブページの文字入力ウィンドウに表示する機能を行う。
【0061】
前記入力部430は、少なくとも1つの機能キー及びタッチセンサを含み、ユーザが押すキーに対応するデータ又はユーザがタッチする位置に対応する座標を前記制御部400に提供する。
【0062】
本発明において、
図4に関連して説明された方法は、それぞれの移動端末に保存された1つ以上のソフトウェアモジュールで1つ以上の命令として提供され得る。
【0063】
図5A及び
図5Bは、本発明の実施形態によるウェブページを共有するための移動端末の動作手順を示す。
【0064】
上記
図5A及び
図5Bを参照すると、前記移動端末は、ステップ501にて、ウェブページ共有可能なデバイス検索信号を送信する。この時、前記ウェブページ共有可能なデバイス検索信号は、前記移動端末が接続したDLNAネットワークに接続されたデバイスに送信する。以降、前記移動端末は、ステップ503に進み、少なくとも1つのデバイスからウェブページ共有が可能であることを示す信号が受信されたか否かを確認し、前記少なくとも1つのデバイスからウェブページ共有が可能であることを示す信号が受信されなかった場合、前記移動端末は、所定の時間までに待機した後、前記ステップ501に戻り、以下のステップを再度行う。
【0065】
一方、前記少なくとも1つのデバイスからウェブページ共有が可能であることを示す信号が受信された場合、前記移動端末は、ステップ505に進み、前記受信された信号に基づいてウェブページ共有が可能なデバイスを確認し、確認されたデバイスを含む共有デバイスリストを生成して保存する。
【0066】
以降、前記移動端末は、ステップ507に進み、ユーザ制御に応じてウェブブラウザが実行されたか否かを検査する。もし、前記ウェブブラウザが実行されなかった場合、前記移動端末は、所定の時間までに待機した後、前記ステップ501に戻り、以下のステップを再度行う。
【0067】
一方、前記ウェブブラウザが実行された場合、前記移動端末は、ステップ509にて、ユーザ制御に応じてウェブページを表示し、ユーザにウェブページ共有が可能であることを知らせる。この時、前記移動端末200は、画面にウェブページ共有が可能であることを示すアイコン又はメッセージを表示する、または所定のアラーム音を発生させることができる。例えば、前記移動端末は、上記
図7Aに示すように、ウェブページが表示された画面の所定の位置にウェブページ共有が可能であることを知らせるアイコン701を表示する。
【0068】
以降、前記移動端末は、ステップ511にて、前記ユーザがウェブページ共有を要求したか否かを検査する。すなわち、前記移動端末は、ユーザが前記画面に表示されたアイコン701を選択、または前記ウェブページ共有のために所定の機能キーをユーザが入力したか否かを検査する。もし、前記ユーザがウェブページ共有を要求しなかった場合、前記移動端末は、本発明によるアルゴリズムを終了する。
【0069】
一方、前記ユーザがウェブページ共有を要求した場合、前記移動端末は、ステップ513に進み、前記予め生成した共有デバイスリストを画面に表示する。例えば、
図7Aに示すように、前記移動端末はウェブページが表示された画面の所定の位置に共有デバイスリスト703を表示する。以降、前記移動端末は、ステップ515にて、前記ユーザ制御に応じて前記共有デバイスリストに含まれたデバイスのうちウェブページを共有する1つのデバイスを選択する。例えば、前記移動端末は、
図7Bに示すように、ユーザ制御に応じてTVを選択できる。ここで、前記共有デバイスリストに1つのデバイスが存在する場合、前記移動端末は、前記ユーザがウェブページ共有を要求した場合、前記ステップ513及びステップ515を省略して下記のステップ517に直ちに進むことができる。
【0070】
前記移動端末は、ステップ517にて、前記移動端末で現在表示中のウェブページに対するURL情報を含む信号を前記選択されたデバイスに送信してウェブページ共有を要求する。以降、前記移動端末は、ステップ519にて、前記デバイスからウェブページ制御のための状態情報が受信されたか否かを検査する。もし、状態情報が受信されなかった場合、前記移動端末は、前記ステップ517に戻り、前記デバイスにウェブページ共有要求信号を再送できる。もし、前記状態情報が受信された場合、前記移動端末は、ステップ521に進み、前記デバイスがウェブページロードの完了に成功したかを判断する。もし、前記デバイスがウェブページロードの完了に失敗した場合、前記移動端末は、前記ステップ517に戻り、前記ウェブページ共有要求信号を再送できる。ここで、前記デバイスがウェブページロードが連続して失敗した場合、前記移動端末は、前記デバイスとのウェブページ共有が不可能であることをユーザに知らせ、ウェブページ共有のために他のデバイスを選択するように要求できる。例えば、前記移動端末は、
図7Bに示すように、ユーザが選択したTVに現在のウェブページのURL情報を送信し、前記TVからウェブページロードに成功したか否か及びサポートする入力方式などを含むウェブページ制御のための状態情報を受信することができる。
【0071】
もし、前記デバイスがウェブページロードの完了に成功した場合、前記移動端末は、ステップ523に進み、前記デバイスの入力装置として動作するために、前記状態情報で前記デバイスがサポートする入力方式を確認し、前記デバイスがサポートする入力方式のうちいずれか1つに対応する制御モードに切り替える。以降、前記移動端末は、ステップ525に進み、前記切り替えられた制御モードに応じて各種センサを介して入力されるユーザデータを分析して制御情報を生成し、ステップ527にて、前記制御情報を前記デバイスに送信する。例えば、前記TVがタッチマウス、キーボード及びモーションマウス方式をサポートする場合、前記移動端末は、
図8A乃至
図8B及び
図9に示すように、当該制御モードに切り替えて動作できる。すなわち、前記移動端末は、前記TVに対するタッチマウスとして動作する制御モードに切り替え、
図8Aに示すように、ユーザの画面タッチ動作を感知してタッチ座標を共有デバイスであるTVに送信する。この時、前記TVは、前記タッチ座標に応じてウェブページを制御するマウスカーソルを移動させて表示できる。また、前記移動端末は、前記TVに対するキーボードとして動作する制御モードに切り替え、
図8Bに示すように、画面に文字入力のためのキーボードを表示し、ユーザがタッチする位置の文字を共有デバイスであるTVに送信する。この時、前記TVは、前記移動端末から受信された文字をウェブページの文字入力ウィンドウに表示でき、表示された文字を用いてウェブ検索機能を行うことができる。
【0072】
また、前記移動端末は、前記TVに対するモーションマウスとして動作する制御モードに切り替え、上記
図9に示すように、ユーザのモーションによる端末のモーション、すなわち、端末方向、角度及び加速度を測定してモーションベクターを生成し、生成されたモーションベクターを共有デバイスであるTVに送信する。この時、前記TVは、前記移動端末から受信されるモーションベクターによって前記ウェブページを制御するマウスカーソルを移動させることができる。勿論、この時、前記移動端末は、モーションベクターをTVの画面サイズに適した座標に変換処理して送信することもできる。また、前記移動端末は、前記画面にマウスを表示し、ユーザがマウスの左ボタンまたは右ボタンをタッチする場合、当該ボタンに対する所定の命令(例えば、選択、付加機能の表示等)を前記TVに送信することもできる。また、図示していないが、前記移動端末は、カメラセンサを介してモーション又はカラー情報などを認識して制御情報を生成し、これを前記TVに送信することもできる。
【0073】
以降、前記移動端末は、ステップ529に進み、ユーザ制御に応じてウェブページ共有終了イベントが発生したか否かを検査する。もし、前記ウェブページ共有終了イベントが発生しなかった場合、前記移動端末は、前記ステップ525に戻り、以下のステップを再度行う。この時、図面に示していないが、前記移動端末は、前記デバイスの要求に応じて他の制御モードに変更して動作することもでき、ユーザの要求に応じて他の制御モードに変更して動作することもできる。
【0074】
一方、前記ウェブページ共有終了イベントが発生した時、前記移動端末は、ウェブページ共有終了を知らせる信号を前記デバイスに送信し、本発明によるアルゴリズムを終了する。
【0075】
図6は、本発明の実施形態によるウェブページを共有するためのデバイスの動作手順を示す。
【0076】
上記
図6を参照すると、前記デバイスは、ステップ601にて、移動端末からウェブページ共有可能なデバイス検索信号を受信する。以降、前記デバイスは、ステップ603にて、前記デバイスがウェブページ共有が可能なデバイスであることを知らせる信号を前記移動端末に送信する。
【0077】
以降、前記デバイスは、ステップ605にて、前記移動端末からウェブページURLを含むウェブページ共有要求信号が受信されたか否かを検査する。前記移動端末からウェブページ共有要求信号が受信されなかった場合、前記デバイスは、所定の時間までに待機した後、前記ステップ601に戻り、以下のステップを再度行う。
【0078】
一方、前記ウェブページ共有要求信号が受信された場合、前記デバイスは、ステップ607にて、ウェブブラウザを実行して前記移動端末から受信されたURLに接続して当該ウェブページをロードした後、前記第1デバイス202の画面サイズに対応する解像度を有するウェブページを画面に表示する。以降、前記デバイスは、ステップ609にて、ロードに成功したか否か及びサポートする入力方式を示す状態情報を前記移動端末に送信する。例えば、前記デバイスは、
図7Bに示すように、移動端末からウェブページのURL情報を受信し、受信されたURLに接続してウェブページをロード及び表示した後、前記ウェブページのロードに成功したか否か及びサポートする入力方式を含むウェブページ制御のための状態情報を送信する。
【0079】
以降、前記デバイスは、ステップ611に進み、移動端末から制御情報が受信されたか否かを検査する。もし、前記制御情報が受信されなかった場合、前記デバイスは、ステップ617に進み、前記移動端末からウェブページURL情報を含む共有要求信号が再受信されたか否かを検査する。この時、前記デバイスは、前記共有要求信号が再受信された場合、前記ステップ607に戻り、以下のステップを再度行う一方、前記共有要求信号が再受信されなかった場合は、本発明によるアルゴリズムを終了する。
【0080】
一方、前記制御情報が受信された場合、前記デバイスは、ステップ613にて、前記制御情報を分析してウェブページを制御する。例えば、前記デバイスがタッチマウス、キーボード及びモーションマウス方式をサポートするTVである場合、
図8A乃至
図8B及び
図9に示すように、移動端末から当該方式に対応する制御情報を受信してウェブページを制御できる。すなわち、前記デバイスは、
図8Aに示すように、タッチマウスとして動作する移動端末からタッチ座標を受信することができ、受信されたタッチ座標に応じてウェブページを制御するマウスカーソルを移動させて表示できる。また、前記デバイスは、上記
図8Bに示すように、キーボードとして動作する移動端末から文字情報を受信し、受信された文字をウェブページの文字入力ウィンドウに表示し、表示された文字を用いてウェブ検索機能を行うことができる。また、前記デバイスは、
図9に示すように、モーションマウスとして動作する移動端末から端末のモーション、すなわち、端末方向、角度及び加速度を示すモーションベクターを受信し、受信されたモーションベクターによって前記ウェブページを制御するマウスカーソルを移動させることができる。また、図示していないが、前記デバイスは、前記移動端末から所定の命令(例えば、選択、付加機能の表示、カラー変更、画面拡大及び縮小、画面回転、前のページに戻る等)を受信し、当該動作を行うこともできる。
【0081】
以降、前記デバイスは、ステップ615に進み、ウェブページ共有終了イベントが発生したか否かを検査する。前記デバイスは、前記ウェブページ共有終了イベントが発生しなかった場合、前記ステップ611に戻り、以下のステップを再度行い、前記ウェブページ共有終了イベントが発生した場合は、本発明によるアルゴリズムを終了する。ここで、前記ウェブページ共有終了イベントは、前記移動端末からウェブページ共有終了信号を受信して発生する場合もあり、前記デバイスに装着された入力装置を介して発生する場合もある。
【0082】
上記本発明では、デバイス間でウェブコンテンツを共有し、ウェブコンテンツの共有時に1つのデバイスが他のデバイスの入力装置として動作する構成について説明したが、前記1つのデバイスが他のデバイスの入力装置として動作する構成は、ウェブコンテンツの共有時に限定されるものではない。すなわち、デバイス間通信が可能な状況である場合、上記のように1つのデバイスが他のデバイスの入力装置として動作する構成が適用されることができる。
【0083】
本発明は、ウェブコンテンツのURL情報を用いてデバイス間でウェブコンテンツを共有し、ウェブコンテンツ共有を要求したデバイスが制御モードに切り替えて相手デバイスの入力装置として動作することによって、ユーザがウェブコンテンツを途切れることなく円滑に鑑賞することができ、別途の外部入力装置がなくてもユーザがウェブコンテンツを再生するデバイスを容易に制御できる効果がある。
【0084】
本発明の実施形態において、1つ以上の動作を行うためのプログラム命令(instructions)は、1つ以上のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録または固定され得る。プログラム命令は、コンピュータによって実行されることができる。例えば、コンピュータは、プログラム命令を実行するためのプロセッサを動作させることができる。媒体はデータ構造、データファイル、プログラム命令のそれぞれ又は組み合わせを含むことができる。前記コンピュータ読取可能な記録媒体は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのようなマグネティック媒体(Magnetic Media)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)のような光気録媒体(Optical Media)、フロプティカルディスク(Floptical Disk)のような光磁気媒体(Magneto−Optical Media)、並びにROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどを含むことができる。プログラム命令の例としては、コンパイラ(compiler)によって生成される機械語コード(machine code)だけでなく、インタプリタ(interpreter)などを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含むことができる。プログラム命令、すなわち、ソフトウェアは、コンピュータシステムに結合されたネットワークを介して分散されることによって、ソフトウェアは分散方式で実行または保存されることができる。例えば、ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読取記録媒体に保存されることができる。また、本発明の実施形態を達成するための関数プログラム、コード、及びコードセグメントはフローチャート及びブロック図並びにこれに対応する説明を用いて本発明の属する技術分野におけるプログラマーによって容易に解析され得る。また、本発明の請求項及び/又は明細書に記載の実施形態による方法は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせの形態として具現され得る。例えば、本発明の実施形態は、コンピュータで実行されるソフトウェアパッケージ又はソフトウェアが実行される
コンピュータでとして具現され得る。
【0085】
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない限度内で様々な変形が可能である。したがって、本発明の範囲は説明された実施形態に限定されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲のみでなくこの特許請求の範囲と均等なものによって定められるべきである。