【文献】
スマートフォンの待受画面が広告媒体に。 新サービス「ラッテスクリーン」を開始。,[online],株式会社アップディスコ・ジャパン,2013年 3月11日,[2015年8月20日検索],インターネット,URL,http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000006562.html
【文献】
スマホのロック画面を広告媒体にしたCash Slide,[online],2013年 3月26日,[2015年8月20日検索],インターネット,URL,http://ameblo.jp/kyonn94/entry-11498834509.html
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
前記の問題を解決するために、本発明は、相違する複数のアプリケーションに、各々従属された広告モジュールを用いて、広告出力がロック画面でできるようにして、アプリケーションの利用に妨害されなく、特定アプリケーションに従属して広告することが防げるようにすることにその目的がある。
【0013】
また、本発明は広告視聴によって生成されるリワードをユーザが随意にアプリケーションで分配できるようにして、アプリケーションごとに提供する商品に対するリワードの使用範囲を拡張させることにその目的がある。
【0014】
さらに、本発明は、広告モジュールが設置されたアプリケーションを識別して、該アプリケーションと連関する広告をロック画面に出力することによって、アプリケーションの開発社が広告主として積極的に参与するように誘導し、これを通じてユーザのリワードに対する幅広い使用ができるように保障することにその目的がある。
【0015】
その他にも、本発明は、リワード生成条件を広告モジュールによってロック画面で表示される広告を単純なる視聴のみならず、アプリケーション設置と関連されたユーザ入力で設定して、アプリケーションに対する広告効果を高めることにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
前記の目的を達成するためのユーザ端末のロック状態によるロック画面を介して、広告サーバーから提供される広告を出力するアプリケーションに含まれた広告モジュールを用いた広告システムは、前記ユーザ端末に設置される一つ以上のアプリケーションと、前記各アプリケーションに挿入されて前記各アプリケーションと並行設置されて、前記ロック画面に外部から受信された広告情報を出力し、前記ユーザ端末機を通じたユーザ入力によって発生されたイベント情報を感知して、前記広告情報に対応し、既設定されたリワード生成条件が満たされる場合、前記リワードを生成して前記広告サーバーへ伝送する広告モジュールと、前記広告モジュールに前記広告情報を提供し、前記広告モジュールから受信したリワードを前記ユーザ端末に対応して積立し、積立されたリワードを前記各アプリケーションの内、少なくとも一つで使えるように伝達する広告サーバーとを含む。
【0017】
この時、前記リワード生成条件は、前記ユーザ入力を通じたロック解除、前記広告情報に挿入されたユーザインターフェイスに対する入力、前記ユーザ入力を通じて広告情報にリンクされたアドレスに接続、または、前記ユーザ入力を通じて前記広告情報に対応するアプリケーションの設置の内、少なくとも一つに対して既設定されたイベント情報を含むことを特徴とすることができる。
【0018】
また、前記ユーザ端末に前記広告モジュールが挿入されたアプリケーションが、複数で設置される場合、最初に設置された広告モジュールで統合されて、各アプリケーションに挿入された広告モジュールに既保存されたアプリケーションの識別情報を保存し、前記広告モジュールは、アプリケーションの追加、または、削除によって前記アプリケーションの識別情報を追加、または、削除することを特徴とすることができる。
【0019】
さらに、前記広告モジュールは、前記アプリケーションの実行と連動して、一番最近に実行されたアプリケーションの識別情報を前記広告サーバーへ伝送し、前記広告サーバーは、前記識別情報を根拠に、一番最近実行されたアプリケーションで使えるように積立されたリワードを伝達することを特徴とすることができる。
【0020】
その他にも、前記広告モジュールは、前記広告サーバーに各アプリケーションの識別情報を提供し、前記広告サーバーは、前記アプリケーション識別情報による広告情報を提供することを特徴とすることができる。
【0021】
一方、前記リワード生成条件は、前記広告情報によって相違して設定されることを特徴とすることができる。
【0022】
その他に、前記広告サーバーは、積立されたリワードを各アプリケーションに対して既設定された比率によって分配して伝達することを特徴とすることができる。
【0023】
この時、前記広告サーバーは、前記ユーザ端末機に設置された前記アプリケーションの個数によって前記既設定された比率を自動的に可変することを特徴とすることができる。
【0024】
また、前記広告サーバーは、前記ユーザ端末機から提供されるユーザ入力を受信して、前記既設定された比率を可変することを特徴とすることができる。
【0025】
さらに、前記広告サーバーは、積立されたリワードを各アプリケーションに対応されるサーバーへ伝送して、アイテムや商品購買に使えるように登録することを特徴とすることができる。
【0026】
この時、前記広告サーバーは、各アプリケーションに割り当てられたリワードを、前記各アプリケーションに既設定された還元率によってポイントで還元し、還元されたポイントを各アプリケーションに対応されるサーバーに前記ユーザ端末のユーザ情報に対応して登録することを特徴とすることができる。
【0027】
一方、前記アプリケーションは、前記リワードで購買できる一つ以上のアイテムを提供することを特徴とすることができる。
【0028】
さらに、前記広告モジュールは、ユーザ端末機を通じたユーザ入力を根拠に活性化され、ロック画面に広告情報を出力することを特徴とすることができる。
【0029】
その他にも、前記広告モジュールは、前記広告サーバーから受信される複数の広告情報を既設定された時間周期で前記ロック画面に出力することを特徴とすることができる。
【0030】
前記の目的を達成するための本発明の実施例によるユーザ端末に設置される一つ以上のアプリケーションに挿入されて、各アプリケーションとともに並行設置される広告モジュールが広告サーバーと通信してユーザ端末に広告を提供するアプリケーションに含まれた広告モジュールを用いた広告方法は、前記広告モジュールが広告サーバーに広告情報を要請する第1段階と、前記広告モジュールが広告サーバーから受信した広告情報を、ユーザ端末のロック状態によるロック画面に出力する第2段階と、前記広告モジュールがユーザ端末を通じたユーザ入力によって発生されたイベント情報を感知して、前記広告情報に対応して既設定されたリワード生成条件と比較する第3段階と、前記広告モジュールが前記第3段階の比較結果によってリワードを生成して、前記広告サーバーへ伝送する第4段階と、前記広告サーバーが前記広告モジュールから受信されたリワードを前記ユーザ端末に対応して積立し、積立されたリワードを前記各アプリケーションの内、少なくとも一つで使えるように伝達する第5段階とを含む。
【0031】
この時、前記第1段階は、前記広告モジュールが既保存された前記各アプリケーションの識別情報を伝送し、前記第2段階は、前記広告サーバーから前記各アプリケーションの識別情報による広告情報を受信することを特徴とすることができる。
【0032】
また、前記第1段階は、前記広告モジュールが一番最近に実行されたアプリケーションの識別情報を前記広告サーバーへ伝送し、前記第5段階は、前記広告サーバーが前記広告モジュールから受信された識別情報に対応されるアプリケーションで使えるように積立されたリワードを伝達することを特徴とすることができる。
【0033】
さらに、前記第5段階は、前記広告サーバーが積立されたリワードを各アプリケーションに対して既設定された比率によって分配して、各アプリケーションで使えるように伝達することを特徴とすることができる。
【0034】
その他、前記第5段階は、前記広告サーバーが前記ユーザ端末機に設置された前記アプリケーションの個数によって前記既設定された比率を自動的に可変することを特徴とすることができる。
【0035】
その他にも、前記第5段階は、前記広告サーバーが前記ユーザ端末機から提供されるユーザ入力を受信して、前記既設定された比率を可変することを特徴とすることができる。
【0036】
また、前記第5段階は、前記広告サーバーが積立されたリワードを各アプリケーションに対応されるサーバーへ伝送して、アイテムや商品購買で使えるように登録することを特徴とすることができる。
【0037】
この時、前記第5段階は、各アプリケーションに割り当てられたリワードを前記各アプリケーションに既設定された還元率によってポイントで還元し、還元されたポイントを各アプリケーションに対応されるサーバーに前記ユーザ端末のユーザ情報に対応して登録する段階とをさらに含むことを特徴とすることができる。
【発明の効果】
【0038】
本発明によると、ユーザ端末に一つ以上のアプリケーションと並行設置される広告モジュールがロック画面を通じて広告を掲載し、ユーザのアプリケーションの利用を妨害せず、複数のアプリケーションが設置された場合、いずれか一つのアプリケーションが削除されても、持続的に広告を提供することができ、広告モジュールが生成したリワードを前記複数のアプリケーションの各々に対して分配し、いずれか一つのアプリケーション内に使用範囲が限られず、複数のアプリケーションまで使用範囲を拡張させることができて、広告主とユーザをすべて満足させる効果がある。
【0039】
また、本発明によると、広告主が直接自社のアプリケーションに広告モジュールを挿入し、前記広告サーバーには、自社と関連された広告情報を前記広告サーバーに提供することができ、自社のアプリケーションに対するユーザ等の設置頻度が高くなるほど、自社と関連された広告情報が集中的にユーザ端末のロック画面に掲載され、広告効果を増加させることができるため、広告主が自社のアプリケーションに前記広告モジュールが挿入することを積極的に誘導することができる。
【0040】
さらに、本発明は、アプリケーションの内、いずれか一つが削除されても、広告モジュールが広告情報を持続的に出力できるため、広告主は広告サーバーに広告情報を提供だけすると、持続周期の短いアプリケーションの選好度に構わず、安定的に広告を進行することができ、特定アプリケーションの選好度が高くなる場合、別途の介入なしに前記特定アプリケーションの選好度の増加による利得を楽しめる効果がある。
【0041】
その他、本発明は、広告情報に対するリワード生成条件をアプリケーションの設置のような様々な方式で構成し、アプリケーションの実質的な設置を誘導することによって、アプリケーションにおける広告効果を大きく改善することができる。
【発明を実施するための形態】
【0043】
以下、本発明の実施例によりアプリケーションに含まれた広告モジュールを用いた広告システムを、図面を通じて詳しく説明する。
【0044】
図1は、本発明の実施例によりアプリケーションに含まれた広告モジュールを用いた広告システムの構成環境図であり、図示されたように、前記アプリケーションに含まれた広告モジュールを用いた広告システムは、複数のアプリケーション(20)が設置された複数のユーザ端末(10)と、ネットワークを介して各ユーザ端末(10)に前記複数のアプリケーション(20)を提供するアップストアサーバー(300)及び、各ユーザ端末(10)のユーザ情報(会員情報)を保存する会員データベース(220)を含めて、前記ネットワークを介して各ユーザ端末に広告データベース(210)で保存された広告を提供する広告サーバー(200)を含むことができる。
【0045】
この時、前記ユーザ端末(10)は、様々な通信方式を提供するスマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant=携帯情報端末)等を含むことができる。
【0046】
一方、前記アプリケーションに含まれた広告モジュールを用いた広告システムは、前記ユーザ端末に設置されるアプリケーション(20)に挿入されて前記アプリケーション(20)の設置の時に並行設置される広告モジュール(100)を含むことができる。前記広告モジュールは、アプリケーション内部に含まれる形(インアップ(in‐app):in application)で構成することができる。
【0047】
前記広告モジュール(100)は、
図2に図示されたように、相違するアプリケーション(21、22、23)に挿入されて、前記アプリケーション(21、22、23)がユーザ端末に設置される場合、前記アプリケーション(21、22、23)とともに、ユーザ端末(10)に並行設置されることができる。
【0048】
また、図示されたように、相違する複数のアプリケーション(21、22、23)に挿入された複数の広告モジュール(101、102、103)が並行設置される場合、前記複数の広告モジュールは、一つの広告モジュール(100)で統合することができる。
【0049】
この時、各広告モジュール(101、102、103)は、相違するアプリケーションの識別情報を保存することができ、一つで統合設置された広告モジュール(100)は、相違する一つ以上のアプリケーションにおけるアプリケーション識別情報を保存することができる。
【0050】
これを、
図3を通じてさらに詳しく説明すると、
図3(a)に図示されたように、アプリケーション1(21)とともに、ユーザ端末に最初に設置された広告モジュール1(101)が存在する場合、後に設置されるアプリケーション2(22)及びアプリケーション3(23)に各々挿入された広告モジュール2(102)及び広告モジュール3(103)は並行設置されず、各広告モジュールに保存されたアプリケーション2(22)とアプリケーション3(23)の識別情報(key値)を前記広告モジュール1(101)に保存できる。
【0051】
この時、前記広告モジュール2(102)と広告モジュール3(103)は、前記広告モジュール1(101)に重複設置され、アプリケーション2(22)とアプリケーション3(23)の識別情報を前記広告モジュール1(101)に保存することもできる。
【0052】
これにより、前記広告モジュール1(101)がアプリケーション1ないしアプリケーション3(21、22、23)の識別情報を保存して、
図3(b)に図示されたように一つの広告モジュール(100)で統合され、前記広告モジュール(100)が広告サーバー(200)と通信して前記ユーザ端末(10)のロック画面に広告サーバー(200)から受信された広告情報を出力することができる。
【0053】
これによって、前記広告モジュール(100)は、保存された一つ以上の相違する識別情報を前記広告サーバー(200)へ伝送してユーザ端末(10)に設置されたアプリケーションを識別するための情報を提供することができ、前記広告サーバー(200)は、前記広告モジュール(100)から受信された一つ以上の識別情報を通じて、ユーザ端末に設置されたアプリケーションの現況を判断することができる。
【0054】
一方、ユーザ端末に統合設置された広告モジュール(100)は、前述のように一つ以上のアプリケーション(21、22)における識別情報を保存することができ、
図4(a)に図示されたように、前記広告モジュール(100)は、前記広告サーバー(200)から広告情報を受信してユーザ端末(10)のロック画面(30)に出力することができる。
【0055】
この時、
図4(b)に図示されたように、ユーザ端末に既設置されたアプリケーションの内、一つ(21)が削除される場合、前記広告モジュール(100)は、既保存された識別情報の内、削除されたアプリケーション(21)に対応される識別情報を削除することができる。
【0056】
これによって、前記広告モジュール(100)は、前記広告サーバー(200)へ広告情報を要請し、現在保存された一つ以上の識別情報を前記広告サーバー(200)へ伝送することができ、前記広告サーバー(200)は、前記広告モジュール(100)から受信される識別情報によって削除されたアプリケーションを判断することができる。
【0057】
さらに、前記広告モジュール(100)は、モバイル運営体制が設置された前記ユーザ端末(10)と連動して、
図4(c)に図示されたように、前記広告モジュール(100)を活性化するかどうかにおけるユーザインターフェイスを提供することができ、ユーザ端末を通じたユーザ入力を受信して選択的に前記広告モジュールを活性化させることができる。
【0058】
これによって、ユーザがロック画面に広告情報が出力されることを求めない場合、広告モジュールを非活性化してロック画面に広告情報が出力されないようにすることができる。
この時、前記広告モジュール(100)を活性化するかどうかにおけるユーザインターフェイスは、ユーザ端末に設置されたモバイル運営体制のほかにも、前記アプリケーションを通じて提供されることができる。
【0059】
前述の構成によって、本発明の実施例によりアプリケーションに含まれた広告モジュールを用いた広告システムの詳細動作構成を、
図5を通じて説明すると、図示されたように、ユーザ端末(10)に設置されるアプリケーション(21、22)に各々挿入された広告モジュール1及び広告モジュール2(101、102)は、前記各アプリケーションの設置とともに並行設置され、一つの広告モジュール(100)で前記ユーザ端末(10)に統合される[(1)]。
【0060】
また、前記広告モジュール(100)は、設置完了とともに活性化されるか、前記ユーザ端末(10)を通じたユーザ入力によって広告モジュール(100)が活性化される。この時、前記ユーザ端末(10)に広告モジュールが挿入されたアプリケーションが最初に設置される場合、別途の統合なしに該広告モジュールが並行設置される。
【0061】
これにより、活性化された前記広告モジュール(100)は、前記広告サーバー(200)から提供される広告情報を受信して[(2)]、ユーザ端末(10)のロック状態によるロック画面(30)を通じて前記広告情報を出力することができる[(3)]。
【0062】
この時、本発明と関連された"ロック画面"(30)を詳しく説明すると、前記ユーザ端末(10)は、ユーザの意思とは関係のないタッチスクリーンや、外部入力ボタン等を通じた入力が持続的に発生して誤作動することを防ぐためにロック状態が設定されている。
【0063】
従って、前記ユーザ端末(10)は前記ロック状態によってユーザ端末の最初の駆動の時、前記ロック画面(30)をディスプレイに表示するようになり、前記ロック状態の解除に対応する既設定された入力が受信されてこそ、ロックを解除して随意に機能を利用できるようにする。
【0064】
また、本発明による広告モジュールは、アップル(登録商標)のモバイル運営体制であるiOS(登録商標)と、グーグル(登録商標)のモバイル運営体制であるアンドロイド(登録商標)などで実行されることが好ましいが、これに限られることがない。
【0065】
これによる、既存の広告サービスモデルが、アプリケーションが提供する画面でバナーやポップアップの形で広告を進行して、アプリケーションの利用を妨害することと違って、前記広告モジュールは、ユーザ端末のディスプレイに表示されるロック画面に前記広告情報を出力し、アプリケーションの利用を妨害しない。
【0066】
特に、ゲームアプリケーションのように、ゲーム画面に全体的にユーザ入力が発生するようになるが、ゲーム画面の一部に広告情報を出力する場合、該広告情報における誤入力によって、ゲームの進行が妨害されることが頻繁に発生する。
【0067】
しかし、本発明は、アプリケーションの実行画面に広告情報を出力せず、前記ロック画面に出力して誤入力が発生するおそれがなく、ロック画面に広告情報を出力してバナーやポップアップの形の制限的な広告の形態よりさらに効果的な広告情報を提供することができる。
【0068】
この時、前記広告情報は、イメージデータ、動画データ、フラッシュデータ等を含むことができ、これによって既存のアプリケーションが提供する画面に従属された静的な広告形態を改善して、さらに集中度の高い広告を提供することができる。
【0069】
一方、前記広告モジュール(100)は、ユーザ端末(10)を通じたユーザ入力によって発生されたイベント情報を感知[(4)]して前記広告情報に対応して、既設定されたリワード生成条件と比べることができ、前記リワード生成条件に対応されるイベント情報が感知される場合、リワードを生成して前記広告サーバー(200)に提供することができる[(5)]。
【0070】
この時、本発明で説明するリワードは、広告情報と連関してユーザに支給される一種のサイバーマネー(cyber money)であって、前記各アプリケーションで提供するサービスを利用するときに使うことができる。
【0071】
また、前記リワード生成条件は、前記ロック状態を解除するか、前記広告情報に挿入されたユーザインターフェイスにおける入力が発生するか、前記ユーザ入力を通じて前記広告情報にリンクされたアドレスに接続するか、前記広告情報を通じてアップストアサーバー(300)に接続して前記広告情報に対応されるアプリケーションの設置などを含むユーザ入力に基づく様々なイベント情報が設定される。
【0072】
以後、前記広告サーバー(200)は、前記ユーザ端末(10)に設置された広告モジュール(100)から提供されたリワードを積立することができ、前記ユーザ端末(10)に設置された各アプリケーション(21、22)の内、いずれか一つで積立されたリワードを使えるようにアプリケーションに対応されるサーバーへ積立されたリワードを伝送することができる[(6)]。
【0073】
前述のプロセスで、前記広告モジュール(100)は、アプリケーション1及びアプリケーション2(21、22)における識別情報を保存することができ、前記アプリケーション1及びアプリケーション2(21、22)における識別情報を前記広告サーバー(200)へ伝送することができる。
【0074】
これによって、前記広告サーバー(200)は、前記広告モジュール(100)から受信された識別情報を通じて前記ユーザ端末(10)に設置されたアプリケーション1及びアプリケーション2(21、22)を識別することができ、前記積立されたリワードを前記アプリケーション1及びアプリケーション2(21、22)の内、いずれか一つで使えるように提供することができる。
【0075】
一例として、
図6に図示されたように、前記広告サーバー(200)は、ウェブサイトを通じて前記積立されたリワードにおける情報を提供することができ、前記ウェブサイトに接続したユーザ端末(10)からユーザ入力を受信して積立されたリワードを随意にアプリケーションに割当するために設定インターフェイスを、前記ウェブサイトを通じて提供することができる。
【0076】
これによって、前記広告サーバー(200)は、前記設定インターフェイスを通じたユーザ入力に基づき、各アプリケーション(21、22)に入力されたリワードにより、各アプリケーション(21、22)に対応されるサーバーへ伝送し、ユーザが随意にアプリケーションでリワードを使えるように提供する。
【0077】
また、前記広告サーバー(200)は、積立されたリワードを各アプリケーション(21、22)において、既設定された比率で自動配分し、各アプリケーションに対応されるサーバーへ伝送することもできて、これについての説明は、以下から詳しく説明する。
【0078】
さらに、前記広告サーバー(200)は、広告モジュール(101、102)が挿入されたアプリケーション(21、22)ごとに配分されたリワードを各アプリケーション(21、22)に対応されるポイントで還元して、各アプリケーション(21、22)と関連されたサーバーに還元されたポイントを登録して積立することができる。
【0079】
この時、前記広告サーバー(200)は、還元なしに分配されたリワードを直ちに各アプリケーションの関連サーバーに提供し、各アプリケーションの関連サーバーで還元ができるようにするか、前記リワードがポイントで使えるようにできることが自明である。
【0080】
これによって、ユーザは、広告情報の視聴や特定入力を通じて積立したリワードを各アプリケーションで提供するアイテムのような商品購買に使うポイントとして使うことができる。
【0081】
従って、図示されたように、ユーザ端末に設置されたゲームアプリケーション1及びゲームアプリケーション2(21、22)に各々挿入された広告モジュール1及び広告モジュール2(101、102)が一つの広告モジュール(100)で統合設置され、前記広告モジュールを通じて積立されたリワードを各ゲームアプリケーション(21、22)に分配して、ゲームアプリケーション1及びゲームアプリケーション2(21、22)に対応されるポイントで還元して、各ゲームアプリケーション(21、22)で提供するアイテムを購買することができる。
【0082】
また、積立されたリワードをユーザが随意に一つのアプリケーションに集中的に割当して随意にアイテムを購買することもできる。
【0083】
一方、前述の構成の他にも、
図7に図示されたように、相違する複数のアプリケーション(21、22)に挿入された複数の広告モジュール(101、102)が並行設置される場合、統合されず個別的に並行設置されることができ、各アプリケーションが実行される時に対応されて設置された広告モジュールが実行されることができる。
【0084】
これを、
図7(a)を通じて詳しく説明すると、各広告モジュール(101、102)は、対応されるアプリケーション(21、22)を設置する時に並行設置され、ユーザ端末で実行されたアプリケーションに対応される広告モジュールが実行され、前記ユーザ端末のロック画面に広告を出力することができる。
【0085】
この時、前記各広告モジュール(21、22)は、対応されるアプリケーションの識別情報を保存して対応されるアプリケーションの実行とともに活性化される場合、前記広告サーバー(200)へ既保存された識別情報を伝送することができる。これによって、以下で説明するように、前記広告サーバー(200)は、前記受信された識別情報と連関された広告情報を活性化された広告モジュールに伝送することができる。
【0086】
一方、図示された
図7(a)で広告モジュール1(101)が対応されるアプリケーション1(21)とともに活性化されて、広告情報を出力する途中にアプリケーション2(22)が実行されて前記広告モジュール2(102)が活性化される場合、前記広告モジュール2(102)は、前記広告モジュール1(101)の実行を停止(非活性化)させ、前記広告モジュール2(102)が活性化されて前記ユーザ端末のロック画面(30)に広告情報を出力することができる。
【0087】
この時、前記各広告モジュールは、アプリケーションと連動することができ、一番最近に実行されたアプリケーションの識別情報と同じ識別情報を有する広告モジュールがロック画面に広告情報を出力するように動作することができる。
【0088】
これによって、前記広告モジュール2(102)は、前記広告モジュール1(101)に保存されたアプリケーション1(21)の識別情報を代替して、自分に既保存されたアプリケーション2(22)の識別情報を前記広告サーバー(200)へ伝送し、広告情報を受信し、該広告情報を前記ユーザ端末のロック画面(30)に出力することができる。
【0089】
これによって、アプリケーション1(21)と連関された広告情報を出力する広告モジュール1(101)を停止させ、活性化された広告モジュール2(102)がアプリケーション2(22)と連関された広告情報をユーザ端末のロック画面(30)に出力することができる。
【0090】
また、
図7(b)に図示されたように、各アプリケーション(21、22)に対応されて独立的に並行設置された各広告モジュール(101、102)は、各アプリケーション(21、22)の追加及び削除と連動して追加及び削除の管理ができる。これによって、図示されたように、アプリケーション1(21)が削除される場合、前記アプリケーション1(21)と並行設置された広告モジュール1(101)がともに削除されることができる。
【0091】
この場合にもアプリケーション1及び広告モジュール1の削除と関係なく、アプリケーション2(22)が実行されると、広告モジュール2(102)が実行されて依然としてユーザ端末のロック画面(30)に広告情報を出力することができる。
【0092】
一方、
図7(c)に図示されたように、各アプリケーション(20)は、自分と並行設置された広告モジュール(100)を活性化するかどうかをユーザ端末のユーザ入力を通じて入力されることができ、前記活性化するかどうかによって前記広告モジュール(100)を実行するかどうかが決定され、ユーザ端末のロック画面(30)に選択的に広告情報を出力することもできる。
【0093】
図7の構成で各広告モジュールは、前記広告サーバーにリワードを積立することができ、前記広告サーバーで積立されたリワードを随意にアプリケーションに配分することができるため、リワードの使用範囲を拡張できる。
【0094】
前述のような構成により、前記広告モジュールは、特定アプリケーションに挿入されてユーザ端末に並行設置されるが、該広告モジュールが生成したリワードの使用範囲は、広告モジュールが挿入された前記特定アプリケーション内に限定されず、広告モジュールが挿入された他のアプリケーションの商品購買に使うことができる。これを通じて、ユーザのリワードの使用範囲を拡張することができる。
【0095】
また、広告モジュールが挿入されたアプリケーションの内、いずれか一つが削除されても、他のアプリケーションに設置された広告モジュールが広告情報を持続的にロック画面に出力できるため、広告主は広告サーバーに広告情報を提供のみすれば、持続周期の短いアプリケーションの選好度に構わず、安定的に広告を進行することができて、広告モジュールが挿入された特定アプリケーションの選好度が高くなる場合、別途の介入なしに前記特定アプリケーションの選好度の増加により得となる。
【0096】
図8は、前述の広告モジュール(100)の詳細構成図であり、図示されたように、前記広告モジュール(100)は、広告情報収集部(110)、活性化部(120)、ロック画面連動部(140)、イベント感知部(150)、リワード処理部(160)及び制御部(130)とを含むことができる。
【0097】
まず、前記広告情報収集部(110)は、前記広告サーバー(200)と通信して広告情報を受信し、これを前記制御部(130)に提供することができる。
【0098】
前記制御部(130)は、前記広告情報収集部(110)から提供された広告情報を前記ロック画面連動部(140)に提供し、前記ロック画面連動部(140)は、ユーザ端末(10)のロック状態を感知してロック状態によるロック画面に前記広告情報を出力することができる。
【0099】
一方、前記活性化部(120)は、前記ユーザ端末(10)を通じたユーザ入力を受信して前記広告モジュール(100)の活性化、または非活性化における選択情報を入力されることができ、前記選択情報を前記制御部(130)に提供することができる。
【0100】
前記制御部(130)は、前記選択情報によって前記広告情報収集部(110)を制御して広告情報を受信するかどうかを決定することができる。
【0101】
また、前記イベント感知部(150)は、前記ユーザ端末を通じたユーザ入力により発生されたイベント情報を感知し、前記ロック画面に出力された広告情報に対応して既設定された前記リワード生成条件を前記制御部(130)から受信して前記リワード生成条件と前記イベント情報とを比べることができ、前記イベント情報が前記リワード生成条件を満たす場合、結果情報を生成して前記リワード処理部(160)に提供することができる。
【0102】
この時、前記リワード生成条件は前記広告情報に保存されることができ、広告情報の種類によって相違するリワード生成条件が設定されることができる。
【0103】
前述による前記イベント感知部(150)の構成を、
図9を通じてさらに詳しく説明すると、前記イベント感知部(150)は、ロック画面(30)に広告情報(40)が出力されると、前記制御部(130)から広告情報(40)に対応されるリワード生成条件を受信し、ユーザ入力により発生されたイベントを感知して前記リワード生成条件と一致するかどうかに基づき、結果情報を生成して前記リワード処理部(160)に提供することができる。
【0104】
一例として、
図9(a)に図示されたように、ロック画面(30)に出力された広告情報(40)に対応されるリワード生成条件がロック状態解除(31)である場合、前記イベント感知部(150)は、前記ユーザ入力によってロック状態解除(31)におけるイベントを感知してロック状態が解除される場合、結果情報(50)を前記リワード処理部(160)に提供することができる。
【0105】
また、
図9(b)に図示されたように、ロック画面(30)に出力された広告情報(40)に対応されるリワード生成条件が広告情報に対応されるアプリケーションの設置である場合、前記イベント感知部(150)は、前記広告情報に挿入されたユーザインターフェイス(61)におけるユーザ入力を通じて前記アップストアサーバー(300)へ接続するかどうかを感知し、アップストアサーバー(300)から該広告情報(40)に対応されるアプリケーションを設置(62)するかどうかを感知して設置が完了される場合、結果情報を前記リワード処理部(160)に伝送することができる。
【0106】
この時、前記イベント感知部(150)は、アップストアサーバー(300)へ接続した後、設置が完了されないと結果情報を生成しないことができる。
【0107】
この時、前記リワード生成条件が前記広告情報に挿入されたユーザインターフェイスにおけるユーザ入力である場合、前記イベント感知部(150)は、前記広告情報に挿入されたユーザインターフェイスにおける入力のみで結果情報を生成することができ、前記リワード生成条件が前記広告情報にリンクされたアドレスへの接続である場合、前記イベント感知部(150)は、広告情報を通じたアドレス接続のみで結果情報を生成することができる。
【0108】
また、前記リワード生成条件は、CPA(Cost Per Action=成果報酬)による広告情報にリンクされたウェブページに接続してブックマークの追加、会員加入、SNS(Social Networking Service=ソーシャルネットワーキングサービス)で支援する推薦機能、二次バイラル広告などのアクションにおけるイベント情報を含めるか、CPS(Cost Per Sale=売り上げ成功報酬)によるウェブページに接続して実際に物を購入するアクションおけるイベント情報を含めるか、CPL(Cost Per Lead=見込み客獲得単価)による広告情報を通じた会員加入におけるイベント情報を含めることができ、このようなリワード生成条件は、広告情報ごとに相違させて設定できることは前述のとおりである。
【0109】
一方、前記リワード処理部(160)は、前記結果情報を受信してリワードを生成することができ、生成されたリワードを前記広告サーバー(200)へ伝送してリワードを累積することができる。
【0110】
この時、前記イベント感知部(150)は、相違するリワード生成条件によって相違する値のリワードを設定し、これを結果情報に提供することができて、前記リワード処理部(160)は、前記結果情報に含まれたリワード値によってリワードを生成することもできる。
【0111】
また、前記リワード処理部(160)は、前記制御部(130)と連動して広告情報ごとに相違する値のリワードを生成することもできる。
【0112】
一方、前述の構成に基づき、前記広告モジュールは、ユーザ端末に設置されたアプリケーションと連関された広告を選別的に受信できるが、これに関する実施例を、
図10を通じて詳しく説明する。
【0113】
前記制御部(130)は、アプリケーション識別部(131)、広告情報選択部(132)及びリワード生成条件設定部(133)を含むことができ、前記アプリケーション識別部(131)は、ユーザ端末(10)に設置された一つ以上のアプリケーションにおける識別情報を保存して前記広告情報収集部(110)に提供することができる。
【0114】
これによって、前記広告情報収集部(110)は、前記識別情報を前記広告サーバー(200)へ伝送することができ、前記広告サーバー(200)は、前記識別情報に基づき、前記ユーザ端末に設置されたアプリケーションと連関された広告を提供することができる。
【0115】
一例として、前記広告サーバー(200)は、前記ユーザ端末(10)に設置されたアプリケーションの開発社が広告主として提供した広告情報を前記広告情報収集部(110)に提供することができる。
【0116】
一方、前述の構成に加えて、前記広告情報選択部(132)は、前記広告情報収集部(110)から提供される複数の広告情報の内、一つを選択して前記ロック画面連動部(140)に提供することができて、前記ロック画面連動部(140)は、選択された広告情報をロック画面に出力することができる。
【0117】
この時、前記広告情報選択部(132)は、複数の広告情報を一つずつ既設定された時間周期で前記ロック画面連動部(140)に提供して、個別広告情報が順次的に前記ロック画面に出力されるようにできる。
【0118】
一方、前記広告情報選択部(132)は、選択した広告情報を前記リワード生成条件設定部(133)に提供し、前記リワード生成条件設定部(133)は、前記広告情報に含まれた前記リワード生成条件を抽出して前記イベント感知部(150)に提供することができる。
【0119】
これによって、前記イベント感知部(150)は、前述のように前記リワード生成条件とユーザ入力に基づいたイベント情報を比べて結果情報を生成することができる。
【0120】
図11は、本発明の実施例による広告サーバー(200)の詳細構成図を示した図面であり、図示されたように、前記広告サーバー(200)は、アプリケーション管理部(201)と、広告管理部(202)と、リワード積立部(203)と、リワード分配部(204)と、リワード還元部(205)と、ポイント登録部(206)とを含むことができ、ユーザ端末と関連された会員情報を保存する会員データベース(220)及び広告関連情報を保存する広告データベース(210)とを含むことができる。
【0121】
まず、前記アプリケーション管理部(201)は、ユーザ端末(10)と通信してユーザ端末(10)に設置されたアプリケーションの内、広告モジュールが挿入されたアプリケーションの設置現況を判断することができる。
【0122】
これは、前述のように相違する一つ以上のアプリケーションと並行設置された広告モジュール(100)が既保存された一つ以上のアプリケーション識別情報を前記アプリケーション管理部(201)に伝送することができ、これによって前記アプリケーション管理部(201)がユーザ端末に対応して広告モジュール(100)から伝送された一つ以上のアプリケーション識別情報に基づき、広告モジュールが挿入されたアプリケーションを識別することができるため、前記アプリケーション管理部(201)は一つ以上のアプリケーション識別情報をユーザ端末(10)に対応する会員データベース(220)の会員情報にアプリケーションの設置現況情報(221)で保存することができる。
【0123】
また、前記広告管理部(202)は、前記ユーザ端末(10)にアプリケーションと並行設置された広告モジュール(100)で前記広告データベース(210)に保存された広告情報を伝送することができる。
【0124】
この時、前記広告データベース(210)には広告モジュール(100)が挿入されたアプリケーションごとに対応されるアプリケーション識別情報(212)と複数の広告情報(213)が保存されることができる。
【0125】
これによって、前記広告管理部(202)は、前記会員データベース(220)のアプリケーションの設置現況情報(221)を前記アプリケーション識別情報と比べて、ユーザ端末(10)に設置されたアプリケーションを識別し、各アプリケーションに対応される広告情報を前記ユーザ端末(10)に設置された広告モジュール(100)に伝送することができる。
【0126】
この時、前記広告データベース(210)は、アプリケーションと関係なく広告情報が保存されることができ、この場合、前記広告管理部(202)は、ランダムに広告情報を選択して前記広告モジュール(100)に伝送できることは自明である。
【0127】
これによって、広告主が直接に自社のアプリケーションに広告モジュールを挿入し、前記広告サーバーには自社と関連された広告情報を前記広告サーバーに提供することができ、自社のアプリケーションにおけるユーザらの設置頻度が高くなるほど、自社と関連された広告情報が集中的にユーザ端末のロック画面に掲載されて広告効果を増加させることができる。このような構成によって、本発明は広告主が自社のアプリケーションに前記広告モジュールの挿入することを積極的に誘導することができる。
【0128】
一方、前記リワード積立部(203)は、前記広告モジュールが生成したリワードを積立して前記会員データベース(220)にユーザ端末(10)に対応する会員情報に累積リワード情報(222)で保存することができ、前記リワード分配部(204)は、前記累積リワード情報(222)により積立されたリワードを、前記ユーザ端末を通じたユーザ入力を受信してユーザが随意にアプリケーションに対応されるサーバーへ伝送して該アプリケーションでユーザがリワードを使えるようにすることができる。
【0129】
また、前記リワード分配部(204)は、積立されたリワードを前記アプリケーションの設置現況情報(221)によるアプリケーションごとに分配することができる。
この時、前記リワード分配部(204)は、
図12に図示されたように、前記アプリケーションの設置現況情報(221)によるユーザ端末に設置されたアプリケーションの設置個数によって既設定された比率で各広告モジュールが挿入されたアプリケーションごとに前記積立されたリワードを分配することができる。
【0130】
一例として、前記リワード分配部(204)は、
図12(a)に図示されたように、一番先に設置されたアプリケーション1において積立されたリワードの分配率を高く設定し、その後設置されるアプリケーション2とアプリケーション3によって既設定された比率で分配率を調整して、図示されたように、アプリケーション1ないし3において4:3:3(総計10)で前記積立されたリワードを分配することができる。
【0131】
この時、前記既設定された比率は、各アプリケーションの設置とともに可変設定されることができ、一例として前記リワード分配部(204)は、ユーザ端末に前記アプリケーション1が設置された場合、既設定された比率によって分配率を10/10で設定し、その後アプリケーション2が設置される場合、既設定された比率によってアプリケーション1における分配率を5/10で設定し、次にアプリケーション3が設置される場合、既設定された比率によってアプリケーション1における分配率を4/10で設定することができる。
【0132】
以後、アプリケーション3が削除される場合、前記リワード分配部(204)は、設置個数による既設定された比率で分配率を調整して
図12(b)に図示されたように、前記アプリケーション1ないしアプリケーション2において分配率を5:5(総計10)で調整することができる。
【0133】
その後、アプリケーション4が設置される場合、前記リワード分配部(204)は、設置個数による既設定された比率で分配率を調整して、
図12(c)に図示されたように、アプリケーション1、アプリケーション2及びアプリケーション4において4:3:3(総計10)で調整することができる。
【0134】
前述の
図12の分配方式は一実施例であって、前記リワード分配部(204)は、アップストアサーバー(300)で提供するアプリケーションのダウンロードチャート、または人気チャートにおける情報によって既設定された比率で分配率を調整することもでき、その他に様々な方式が適用できることは自明であり、アプリケーションの削除及び追加設置による分配率の調整も様々な方式が適用できることが自明である。
【0135】
さらに、前記広告サーバー(200)は、
図13に図示されたように、リワード分配設定におけるウェブサイトを提供することができ、前記リワード分配部(204)は、前記ウェブサイトに接続したユーザ端末(10)からユーザ入力を受信し、前記ユーザ入力によって前記ユーザ端末(10)に設置されたアプリケーションの前記分配率を調整することができる。
【0136】
また、前記リワード分配部(204)は、ユーザ入力によって調整された分配率をリワード分配設定情報(223)でユーザ端末の会員情報に対応して会員データベース(220)で保存することができる。この時、いずれか一つのアプリケーションにおいてのみ、積立されたリワードが割当されるように調整することができるのは当然である。
これによって、ユーザが随意にアプリケーションに集中的にリワードを割当することができる。
【0137】
一方、前記ポイント登録部(206)は、広告モジュールが挿入されたアプリケーションごとに前記分配率によって割り当てられたリワードを各アプリケーションと関連されたアプリケーションの関連サーバー(400)へ伝送することができ、これによってユーザは、ユーザ端末に設置されたアプリケーションを通じて前記リワードを前記アプリケーションの関連サーバー(400)で提供するアイテムや商品の購買に使うことができる。
【0138】
この時、広告モジュール(100)が挿入されたアプリケーションごとに前記アイテムや商品の購買に使うポイント対比のリワードの価値が異なることもあるため、本発明による広告サーバー(200)は、前記リワードをアプリケーションごとにポイントで還元を支援するリワード還元部(205)をさらに含むことができる。
【0139】
この時、前記ポイントは、各アプリケーションで支援する電子貨幣単位を含み、一例としてポイントやゴールドなどの様々な名称を含むことができる。
【0140】
また、前記広告データベース(210)は、アプリケーションごとに還元情報(211)を保存してあり、前記アプリケーションの還元情報(211)は、各アプリケーションにおいて前記アイテムや商品の購買に使うためのポイント関連情報が保存されることができ、また、前記リワードと前記ポイントとの間の還元率における情報を含むことができる。
【0141】
これによって、前記リワード還元部(205)は、各アプリケーションに割り当てられたリワードを各アプリケーションで支援するポイントで還元して、前記ポイント登録部(206)に伝送することができ、前記ポイント登録部(206)は、還元されたポイントをアプリケーションの関連サーバー(400)へ伝送して積立することができる。
【0142】
前述のリワード還元部(205)における動作構成の一例として、
図14に図示されたように、積立されたリワード100において、アプリケーション1とアプリケーション2とに5:5の比率で配分された場合、前記リワード還元部(205)は、アプリケーション1でポイント対比リワードの価値(還元比率)が1:1である場合、割り当てられた50リワードをアプリケーションで支援するポイント単位である50ポイントで還元することができる。
【0143】
また、前記リワード還元部(205)は、アプリケーション2でポイント対比リワードの価値が1:2である場合、割り当てられた50リワードを25ポイント(図示された実施例でアプリケーション2は、ポイントをゴールドで設定)で還元することができる。
【0144】
このように、リワード還元部(205)は、アプリケーションごとに還元比率によってリワードをポイントで還元して前記ポイント登録部(206)に提供し、前記ポイント登録部(206)は、還元されたポイントを各アプリケーションに対応するアプリケーションの関連サーバー(400)へ伝送して登録することができる。
これによって、ユーザは、積立されたリワードを複数のアプリケーションで使うことができる。
【0145】
また、前述の構成を通じて広告主は、広告サーバーの主体と一つの協約を通じて様々なアプリケーションを介して広告を進行できると同時に、自社のアプリケーションに広告モジュールを挿入して配布し、その後、該アプリケーションの選好度が高くなる場合、ユーザらが生成したリワードを該アプリケーションに集中的に積立することによって、広告支出による費用をリワードでまた回収できるようになり、広告費用を大きく節減することができる。
【0146】
一方、前記広告サーバー(200)は、
図7の構成によってユーザ端末に各アプリケーションに対応して統合なしに各広告モジュール(100)が並行設置された場合、前記広告サーバー(200)は、識別情報を伝送する広告モジュール(100)をユーザ端末で活性化された広告モジュール(100)で識別することができ、前記広告サーバー(200)は、活性化された広告モジュールに対応されるアプリケーションにリワードを積立することもできる。
【0147】
これによって、前記広告サーバー(200)は、一番最近に実行されたアプリケーションを識別することができ、該アプリケーションにリワードを積立することができる。
【0148】
また、統合された広告モジュールの場合にも各アプリケーションと連動して一番最近に実行されたアプリケーションの識別情報を前記広告サーバーへ伝送することができ、一番最近実行されたアプリケーションにリワードを積立することができる。
【0149】
これによって、特定アプリケーションの持続的な実行を通じてリワードを特定アプリケーションに持続的に積立することができる。
即ち、ユーザは、随意にアプリケーションにのみ持続的にリワードを積立することを随意に行なった場合、該アプリケーションのみを持続的に実行させ、一つのアプリケーションのみに集中的にリワードが積立されるようにすることができる。
【0150】
一方、前記広告サーバー(200)のリワード分配部(204)における構成は、前記広告モジュール(100)のリワード処理部(160)に含まれることができ、また、前記広告モジュール(100)が挿入されたアプリケーションは、ユーザ端末に設置する時、並行設置される広告モジュール(100)と相互連動することができ、前記広告モジュール(100)における活性化をするかどうかを選択することができる。
【0151】
前述のような構成によって、前記広告モジュール(100)は、生成されたリワードを積立してユーザ端末(10)に設置されたアプリケーションの現況によって積立されたリワードを各アプリケーションに分配して前記広告サーバー(200)へ伝送することができ、前記広告サーバー(200)は、アプリケーションごとに分配されたリワードを各アプリケーションに対応するアプリケーションの関連サーバー(400)へ伝送してユーザがアプリケーションで該リワードを使えるようにできる。
【0152】
特に、前記広告モジュール(100)は、前記アプリケーションを実行するかどうかを感知して、一番最近実行されたアプリケーションに加重値を高く与えることができ、前記加重値によって分配率を調整することができる。
【0153】
これによって、前記広告モジュール(100)は、生成されたリワードを積立して、積立されたリワードを、一番最近実行されたアプリケーションに集中的に割当することができる。
この時、前記広告モジュール(100)は、広告サーバー(200)やユーザ入力を通じて、アプリケーションごとにリワードの分配における設定情報を入力されて分配率を調整できることは自明である。
【0154】
また、前記ユーザ端末(10)に設置された各アプリケーションは、前記広告モジュール(100)を活性化するかどうかを選択することができ、前記広告モジュール(100)は、各アプリケーションを活性化するかどうかにおける選択情報を受信し、前記選択情報によって活性化されたアプリケーションに対応されるアプリケーション識別情報を広告サーバー(200)へ伝送することができる。
【0155】
これによって、広告サーバー(200)は、受信されたアプリケーション識別情報に対応されるアプリケーションと関連された広告情報を前記広告モジュールに伝送して、ユーザが随意にアプリケーションにおける広告情報のみを提供するように動作することができる。
【0156】
図15は、前述のアプリケーションに含まれた広告モジュールを用いた広告システムの広告方法における順序図であり、図示されたように、前記ユーザ端末に広告モジュールが挿入されたアプリケーションが設置されると(S1)、広告モジュールが自動的に活性化されるが(S2)、広告モジュールの活性化におけるユーザ入力を受信して活性化されることもできる。
【0157】
活性化された広告モジュール(100)は、前記広告サーバー(200)へアプリケーション識別情報と広告情報の要請における信号を伝送することができ(S3)、前記広告サーバー(200)は、前記広告モジュール(100)に広告情報を伝送することができる(S4)。
【0158】
前記広告モジュール(100)は、広告サーバー(200)から受信された広告情報をユーザ端末(10)のロック状態によるロック画面に出力することができ(S5)、前記ユーザ入力によって発生されたイベント情報を感知(S6)して、該イベント情報を前記広告情報に対応されて既設定されたリワード生成条件と比べて一致する場合、リワードを生成することができる(S7)。
【0159】
前記広告モジュール(100)は、生成されたリワードを広告サーバー(200)へ伝送して積立して(S8)、前記広告サーバー(200)は、積立されたリワードを、前記アプリケーション識別情報を通じてユーザ端末(10)に設置されたアプリケーションの設置現況によって各アプリケーションにユーザ入力、または既設定された分配率によって分配することができる(S9)。
【0160】
その後、前記広告モジュール(100)は、分配されたリワードを各アプリケーションに対応するアプリケーションの関連サーバーへ伝送し(S10)、ユーザがリワードを利用して各アプリケーションで提供されるアイテムや商品の購買に使えるようにすることができる。