特許5924480IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

磁性材料粉末、その磁性粉末材料を含む低損失複合磁性材料、及びその低損失複合磁性材料を含む磁性素子

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来例1の技術は、結晶性の異なる2種類の合金粉末と、絶縁性の結着剤とを使用することによって、コア損失を低下させるという面では優れたものである。
圧粉磁芯の製造を例にとると、圧粉磁芯の材料で生じるコア損失のうち、80〜90%近くがヒステリシス損失によるものである。こうしたヒステリシス損失は、保磁力が小さい非晶質粉末を使用することによって改善することができる。 一般に、合金粉末を使用した磁性素子は、常温で金属系粉末と結着剤とを混合し、その後、その混合粉末を加圧成形して製造される。ここで、合金粉末として非晶質粉末を使用すると、硬度が高く塑性変形しにくいため、所定の成形体密度を得る上で、高圧力成形が必要となる。しかし、非晶質粉末を高圧で成形すると、成形時に生じる応力によってコア損失が大きくなるという問題がある。
このため、保磁力が小さい非晶質粉末の特性を生かすことができ、低圧成形を行うことができる低損失磁性材料に対するという社会的要請がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、のような状況の下で完成されたものであり、電気的特性に優れ、かつ磁性素子の生産性を向上させることができる磁性粉末材料、その磁性粉末材料を用いた低損失複合磁性材料、及びその低損失複合磁性材料を用いた磁性素子を提供することを目的とする。 すなわち、本発明の第1の態様は、磁性粉末材料の重量に対して、45〜80wt%の非晶質粉末と、55〜20wt%の結晶質粉末とを含み、前記磁性粉末材・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、優れた特性を有する複合磁性粉末を製造することができる。また、この複合磁性粉末を使用することによって、低損失、かつ低圧で成形できる磁性素子を製造することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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