特許第5925198号(P5925198)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社ハイレックスコーポレーションの特許一覧

<>
  • 特許5925198-ウインドレギュレータ 図000002
  • 特許5925198-ウインドレギュレータ 図000003
  • 特許5925198-ウインドレギュレータ 図000004
  • 特許5925198-ウインドレギュレータ 図000005
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5925198
(24)【登録日】2016年4月28日
(45)【発行日】2016年5月25日
(54)【発明の名称】ウインドレギュレータ
(51)【国際特許分類】
   E05F 11/38 20060101AFI20160516BHJP
   E05F 11/48 20060101ALI20160516BHJP
   B60J 1/17 20060101ALI20160516BHJP
【FI】
   E05F11/38 G
   E05F11/48 F
   B60J1/17 B
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-518148(P2013-518148)
(86)(22)【出願日】2012年5月31日
(86)【国際出願番号】JP2012064032
(87)【国際公開番号】WO2012165527
(87)【国際公開日】20121206
【審査請求日】2015年3月31日
(31)【優先権主張番号】特願2011-121144(P2011-121144)
(32)【優先日】2011年5月31日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】390000996
【氏名又は名称】株式会社ハイレックスコーポレーション
(72)【発明者】
【氏名】梅村 泰司
【審査官】 家田 政明
(56)【参考文献】
【文献】 特許第4637522(JP,B2)
【文献】 実開平1−131785(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05F 11/38
E05F 11/48
B60J 1/17
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
窓ガラスが固定されるキャリアプレートと、
該キャリアプレートの移動をガイドするガイドレールと、
該ガイドレールの一端に設けられるハウジングと、
前記ガイドレールの他端に設けられるワイヤガイドと、
前記ハウジングに収容されるドラムと、
前記ワイヤガイドに掛け回され、一端が前記キャリアプレートに、他端が前記ドラムに連結された上昇用ワイヤと、
一端が前記キャリアプレートに、他端が前記ドラムに連結された下降用ワイヤと、
前記ドラムを回転駆動する駆動部とを備えたウインドレギュレータにおいて、
前記ガイドレールは、レール本体部と、前記レール本体部の一端に設けられ、前記ハウジングへ挿通される挿通部と、前記レール本体部に設けられた係止片とを有し、
前記ハウジングは、前記挿通部を収容する収容部と、前記係止片の先端と係合する係合部と、前記係止片の先端と当接したときに前記係止片の先端を前記係合部まで案内する案内部とを有し、
前記係止片と前記係合部とが係合することで、前記ハウジングが前記上昇用ワイヤおよび前記下降用ワイヤの張力を減少させる方向へ移動するのを規制することを特徴とするウインドレギュレータ。
【請求項2】
前記係止片は、前記レール本体部から突出するように折り曲げられている部分であることを特徴とする請求項1記載のウインドレギュレータ。
【請求項3】
前記案内部は、前記係止片を前記係合部まで案内するにしたがって、前記レール本体部からの前記係止片の折り曲げ角度を増加させるように、前記係合部に向かって傾斜していることを特徴とする請求項2記載のウインドレギュレータ。
【請求項4】
前記係止片は、前記ハウジングに向かって延び、幅広に形成されていることを特徴とする請求項2または3記載のウインドレギュレータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のドアに適用されるウインドレギュレータに関する。
【背景技術】
【0002】
車両のドアのインナーパネルに固定して使用されるウインドレギュレータは、一般に、窓ガラスが固定されるガラスホルダと、該ガラスホルダと連結されるキャリアプレートと、キャリアプレートに一端が連結される上昇用及び下降用のワイヤと、該ワイヤの配索方向を変更するワイヤガイドと、前記ワイヤの他端が連結されるドラムと、ドラムを回動させることで前記ワイヤの一方を巻き取り、他方を送り出すことで、キャリアプレートと共にガラスホルダに固定された窓ガラスを上下に移動させる駆動部とを備える。このウインドレギュレータにおいては、常にワイヤに張力が付与されている状態としておく必要がある。
【0003】
このようなことを鑑みてか、特許文献1には、ワイヤガイドが設けられたブラケットを、ワイヤに張力が付与される状態でガイドレールの一端に一体に結合させるウインドレギュレータが開示されている。また、特許文献2には、ワイヤガイドが設けられたブラケットと、該ブラケットを回転可能に保持すると共に、該ブラケットを任意の位置でボルトとナットとにより固定できるベースブラケットとを備えるウインドレギュレータが開示されている。このウインドレギュレータは、ブラケットをワイヤに張力が付与される位置に回転させた後、当該位置でベースブラケットに固定するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−270328号公報
【特許文献2】特開2000−356068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されるウインドレギュレータにおいては、ブラケットとガイドレールとの間に嵌合構造が設けられておらず、よってこれらを一体に結合させる際には、互いに傾かないように製造設備で位置決めしつつ作業を行う必要がある。そのため、当該ウインドレギュレータには、製造が煩雑になるという問題がある。
【0006】
また、特許文献2に開示されるウインドレギュレータにおいては、ワイヤに張力が付与された状態を維持しつつ、ボルトとナットとによりブラケットをベースブラケットに固定する必要がある。そのため、当該ウインドレギュレータにも、製造が煩雑になるという問題がある。更に、当該ウインドレギュレータを使用途中において、ナットが緩んだ場合には、ブラケットがワイヤの張力を下げる方向へ移動してしまうという問題もある。
【0007】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、製造が容易で、確実にワイヤへ張力が付与できるウインドレギュレータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明のウインドレギュレータは、窓ガラスが固定されるキャリアプレートと、該キャリアプレートの移動をガイドするガイドレールと、該ガイドレールの一端に設けられるハウジングと、前記ガイドレールの他端に設けられるワイヤガイドと、前記ハウジングに収容されるドラムと、前記ワイヤガイドに掛け回され、一端が前記キャリアプレートに、他端が前記ドラムに連結された上昇用ワイヤと、一端が前記キャリアプレートに、他端が前記ドラムに連結された下降用ワイヤと、前記ドラムを回転駆動する駆動部とを備えたウインドレギュレータにおいて、前記ガイドレールが、レール本体部と、前記レール本体部の一端に設けられ、前記ハウジングへ挿通される挿通部と、前記レール本体部に設けられた係止片とを有し、前記ハウジングが、前記挿通部を収容する収容部と、前記係止片の先端と係合する係合部と、前記係止片の先端と当接したときに前記係止片の先端を前記係合部まで案内する案内部とを有し、前記係止片と前記係合部とが係合することで、前記ハウジングが前記上昇用ワイヤおよび前記下降用ワイヤの張力を減少させる方向へ移動するのを規制することを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
(1)本発明のウインドレギュレータは、窓ガラスに固定されたキャリアプレートの移動をガイドするガイドレールに設けられた係止片の先端と、上昇用ワイヤ及び下降用ワイヤの他端に連結されたドラムを収容するハウジングに設けられた係合部とが係合することにより、ハウジングが、上昇用ワイヤおよび下降用ワイヤの張力を減少させるガイドレールの長手方向に移動することを規制できる。又、本ウインドレギュレータは、前記係止片の先端と前記係合部とが係合しない場合であっても、前記ハウジングに設けられた案内部が係止片の先端を係合部まで案内して、追加工を行うことなく、係止片の先端と係合部とを係合させることができる。従って、本ウインドレギュレータは、製造が容易であると共に、確実に上昇用ワイヤ及び下降用ワイヤへ張力を付与することができる。
【0010】
(2)本発明のウインドレギュレータは、係止片が、前記ガイドレールのガイドレール本体部から突出するように該ガイドレール本体部を折り曲げた部分により構成されている。従って、本ウインドレギュレータは、係止片を別部材により構成する必要がなく、一層製造が容易である。
【0011】
(3)本発明のウインドレギュレータは、係合部に向かって傾斜した案内部が、係止片の先端と摺接しながら該係止片の先端を係合部まで案内する。従って、本ウインドレギュレータは、係止片の先端と係合部との係合が確実になり、一層製造が容易であると共に、上昇用ワイヤ及び下降用ワイヤの張力が安定する。
【0012】
(4)本発明のウインドレギュレータは、係合片がハウジングに向かって伸びて幅広に形成されている。これにより、本ウインドレギュレータは、係止片の剛性を向上して、ハウジングが上昇用ワイヤ及び下降用ワイヤの張力を減少させる方向へ移動することを安定して規制することができるので、一層確実に上昇用ワイヤ及び下降用ワイヤに張力を付与できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明のウインドレギュレータの正面図。
図2】ガイドレールの図であり、(a)拡大正面図、(b)A−A拡大断面図、(c)B−B拡大断面図。
図3】ハウジングの図であり、(a)拡大正面図、(b)拡大平面図、(c)C−C拡大断面図。
図4】ガイドレールとハウジングとの組み付けを説明する要部拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。本発明のウインドレギュレータ1は、図外の車両用のドアのインナーパネルに固定して使用されるものであり、図1に示すように、図外の窓ガラスが固定された図外のガラスホルダが固定されているキャリアプレート2と、キャリアプレート2をガイドして昇降させるガイドレール3と、ガイドレール3の上端付近に取り付けられるワイヤガイド4と、ワイヤガイド4から所定距離下方のガイドレール3に取り付けられて、ドアのインナーパネルへの固定に使用されるブラケット5と、ガイドレール3の下端に取り付けられるハウジング6と、ハウジング6内に収容されるドラム7と、ハウジング6に取り付けられて、ドラム7を回動する駆動部8とを有している。更に、本ウインドレギュレータ1では、上昇用ワイヤ9はワイヤガイド4に掛け回されて、一端がキャリアプレート2に連結され、他端がドラム7に連結されている。下降用ワイヤ10は、一端をキャリアプレート2に連結され、他端をドラム7に連結されている。
【0015】
本発明のウインドレギュレータ1は、上記の構成をとることによって、駆動部8がドラム7を回転駆動して、上昇用ワイヤ9をドラム7に巻き取ると共に、下降用ワイヤ10をドラム7より一端側へ送り出すことで、前記窓ガラスを上昇させるものである。本発明のウインドレギュレータ1は、上昇用ワイヤ9をドラム7より一端側へ送り出すと共に、下降用ワイヤ10をドラム7に巻き取ることで、窓ガラスを下降させるものである。
【0016】
ウインドレギュレータ1は、ガイドレール3及びハウジング6の構成に特徴があり、それ以外の構成については公知のものを採用することができる。従って、以下では、ガイドレール3及びハウジング6の構成を中心に説明する。
【0017】
ガイドレール3は、図2に示すように、上下方向に所定の長さを有する略長方形状の亜鉛メッキ鋼板等の金属薄板を所定形状に形成したものである。ガイドレール3は、上下に延びるレール本体部11と、レール本体部11の下端に設けられて、図3に示すハウジング6に挿通する挿通部12とを備える。ガイドレール3は、幅方向の一端の縁に略直角に折り曲げられた折曲部13と、幅方向の他端より所定の長さ内側に形成され、二重に折り曲げられて折曲部13と逆方向に突出する二重折曲部14が形成されている。
【0018】
レール本体部11は、上端付近に設けられ、図1に示すワイヤガイド4を回動可能に取り付けるための貫通孔15と、下端付近に設けられ、図3に示すハウジング6を係止する係止片16とを備える。
【0019】
係止片16は、図2(a)によく表れるように、上縁がレール本体部11に繋がって、レール本体部11の幅方向に所定の幅を有し、レール本体部11の下端方向に延びる矩形の板である。係止片16は、レール本体部11を打ち抜くことでレール本体部11と一体に形成されたものである。係止片16は、図2(b)、(c)によく表れるように、下縁が前記折曲部13と同一方向に突出するよう上縁にて所定角度折り曲げられている。
【0020】
挿通部12は、図2(a)に示すように、二重折曲部14を含み形成される矩形の第一挿通部17と、第一挿通部17と切欠部18を挟んで設けられ、係止片16の下方に位置して折曲部13を含み形成される矩形の第二挿通部19とを備える。第一挿通部17は、第二挿通部19と比べて、ガイドレール3の幅方向に狭く、且つ、ガイドレール3の長手方向に長く形成されている。
【0021】
ハウジング6は、樹脂、金属等の材料により構成されており、図3に示すように、内部に図1に示すドラム7を回動可能に収容する図外のドラム収容部が形成された本体部20と、本体部20の上面から突出した突出部21とを備える。
【0022】
突出部21には、図3(b)によく表れるように、上面の右側端付近から、左側端方向へ向かって順次、図2(a)に示す第一挿通部17を収容する第一収容部22、図外のドラム収容部に連通しており、図1に示す下降用ワイヤ10を挿通する下降用ワイヤ案内溝23、図2(a)に示す第二挿通部19を収容する第二収容部24、及び、ドラム収容部に連通しており、図1に示す上昇用ワイヤ9を挿通する上昇用ワイヤ案内溝25が、何れも上方に開口して形成されている。なお、第一収容部22と第二収容部24とは、収容部26を構成しており、第一挿通部17及び第二挿通部19がガイドレール3の長手方向へ移動するのを許容し、第一挿通部17および第二挿通部19がガイドレール3の長手方向に対する垂直方向への移動するのを規制する。
【0023】
突出部21は、図3(c)によく表れているように、第二収容部24の正面側の上面から上方に立設する突出板27を備えている(図3(a)(b)参照)。突出部21は、突出板27の背面側面と、突出部21の上面とが接合する角部付近により、図2に示す係止片16の先端と結合する係合部28を構成している。突出部21は、第2収容部24と突出板27との間の上面に、第2収容部24側から係合部28に向かって下方に傾斜した傾斜面を形成することにより、係止片16の先端を係合部28に案内する案内部29を構成している。なお、案内部29は係止片16の先端を係合部28に案内できる形状であれば、傾斜面に限られない。
【0024】
以上のように各部が構成されるガイドレール3とハウジング6の組み付けについて説明する。この組み付けは、ガイドレール3の挿通部12の第一挿通部17及び第二挿通部19を、ハウジング6の収容部26の第一収容部22及び第二収容部24に夫々挿入して、図4(a)に示すように、ハウジング6に対しガイドレール3を下方に相対移動させる(矢印i)。この際、ガイドレール3のレール本体部11に形成されている係止片16の上縁での折り曲げ角度が適正であれば、係止片16の先端は、ハウジング6の係合部28に係合する。
【0025】
ここで、前記係止片16は、図2(a)に示すように、レール本体部11の下端方向、即ちハウジング6の方向に向かって伸びている。係止片16は、幅広に形成されており、図4(a)に示すように、先端がハウジング6の係合部28と係合した際に、ハウジング6がガイドレール3に対し、ガイドレール3の長手方向の上方向、即ち、図1に示す上昇用ワイヤ9及び下降用ワイヤ10の張力を減少させる方向へ移動することを安定して規制できる剛性を有している。従って、係止片16の先端を係合部28に係合することで、ハウジング6は、上昇用ワイヤ9及び下降用ワイヤ10の張力を減少させる方向への移動を規制される。
【0026】
ガイドレール3とハウジング6との組み付け時において、図4(b)に示すように、係止片16の上縁での折り曲げ角度が不足している場合は、ガイドレール3の挿通部12の第一挿通部17及び第二挿通部19を、ハウジング6の収容部26の第一収容部22及び第二収容部24に夫々挿入して、ハウジング6に対しガイドレール3を下方に相対移動させると(矢印ii)、係止片16の先端がハウジング6の案内部29に当接する。
【0027】
上記状態にて、ハウジング6に対しガイドレール3を下方に更に相対移動させると、係止片16の先端が、係合部28に向かって傾斜している案内部29に摺接しながら、係合部28まで案内されるにしたがって、係止片16の上縁での折り曲げ角度が増加する(矢印iii)。これにより、係止片16の先端は、係合部28に係合して、ハウジング6は上昇用ワイヤ9及び下降用ワイヤ10の張力を減少させる方向への移動を規制される。
【0028】
以上説明した本発明のウインドレギュレータ1では、窓ガラスが固定された図外のガラスホルダが固定されているキャリアプレート2をガイドするガイドレール3のレール本体部11に設けられ、幅広に形成していることで剛性を向上した係止片16の先端と、上昇用ワイヤ9及び下降用ワイヤ10の他端に連結されたドラム7を収容するハウジング6に設けられた係合部28とが係合する。これにより、本ウインドレギュレータ1では、ハウジング6が、上昇用ワイヤ9及び下降用ワイヤ10の張力を減少する方向に移動することを規制することができる。
【0029】
本発明のウインドレギュレータ1では、係止片16が、ガイドレール3のレール本体部11を折り曲げた部分により構成されているので、レール本体部11と別部材で係止片16を構成する必要がなく、一層製造が容易である。
【0030】
本発明のウインドレギュレータ1は、ハウジング6が係合部28へと傾斜した傾斜面である案内部29を備えている。そのため、本ウインドレギュレータ1では、係止片16の上縁での折り曲げ角度が不足して、係止片16の先端が係合部28と係合しない場合であっても、案内部29が係止片16の先端を摺接しながら、係止片16の先端を係合部28に案内する。これにより、本ウインドレギュレータ1は、追加工を行うことなく、確実に係止片16の先端を係合部28に係合させて、ハウジング6が、上昇用ワイヤ9及び下降用ワイヤ10の張力を減少する方向に移動することを規制することができる。そのため、本ウインドレギュレータ1では、製造が容易であると共に、確実に上昇用ワイヤ9及び下降用ワイヤ10へ張力を付与することができる。また、上昇用ワイヤ9及び下降用ワイヤ10の張力を安定させることができる。
【0031】
なお、本実施の形態で示したウインドレギュレータ1は、本発明に係るウインドレギュレータの一態様にすぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明に係るウインドレギュレータは、車両用ドアに適用することができる。
【符号の説明】
【0033】
1 ウインドレギュレータ
2 キャリアプレート
3 ガイドレール
4 ワイヤガイド
6 ハウジング
7 ドラム
8 駆動部
9 上昇用ワイヤ
10 下降用ワイヤ
11 レール本体部
12 挿通部
16 係止片
26 収容部
28 係合部
29 案内部
図1
図2
図3
図4