特許第5925963号(P5925963)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5925963
(24)【登録日】2016年4月28日
(45)【発行日】2016年5月25日
(54)【発明の名称】エンコードされたTIM情報通信方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 28/06 20090101AFI20160516BHJP
【FI】
   H04W28/06 110
【請求項の数】8
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-517175(P2015-517175)
(86)(22)【出願日】2013年6月11日
(65)【公表番号】特表2015-529024(P2015-529024A)
(43)【公表日】2015年10月1日
(86)【国際出願番号】KR2013005104
(87)【国際公開番号】WO2013187649
(87)【国際公開日】20131219
【審査請求日】2015年1月22日
(31)【優先権主張番号】10-2012-0063372
(32)【優先日】2012年6月13日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2013-0025959
(32)【優先日】2013年3月12日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】514311759
【氏名又は名称】ケイティー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】KT CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(72)【発明者】
【氏名】ジョン ヤンソク
(72)【発明者】
【氏名】キム ジュヨン
【審査官】 遠山 敬彦
(56)【参考文献】
【文献】 特表2010−520653(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0146253(US,A1)
【文献】 特表2010−519875(JP,A)
【文献】 Minyoung Park et al.,TGah Efficient TIM Encoding,IEEE 802.11-12/388r2,2012年 5月14日,p.3-12,24,25,URL,https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/12/11-12-0388-02-00ah-tgah-efficient-tim-encoding.pptx
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ページ(page)、該ページに含まれる1つ以上のブロック(block)及び該ブロックに含まれる1つ以上のサブブロック(sub−block)で構成された階層的構造のTIM(Traffic Indication Map)を端末が受信する方法において、
アクセスポイントからページインデックス及び複数のブロックに対する第1のビットマップを含むビーコン(beacon)フレームを受信する段階と、
前記複数のブロックに対する第1のビットマップに基づいて前記TIMに含まれる前記複数のブロックに対してデコードを実行するかどうかを決定する段階と、を含み、
前記複数のブロックは前記ページインデックスによって指定されるページに含まれ
前記第1のビットマップは、前記複数のブロックのそれぞれにおいて、該複数のブロックのうちのいずれかのブロックに対応する少なくとも1つの端末のための情報があるかどうかを示し、
前記ビーコンフレームは、複数の前記サブブロックに対する第2のビットマップをさらに含み、該第2のビットマップは、前記複数のサブブロックのそれぞれにおいて、該複数のサブブロックのうちのいずれかのサブブロックに対応する少なくとも1つの端末のための情報があるかどうかを示し、
サブブロックのそれぞれのビットは、該サブブロックのビット位置に対応する端末のための情報があるかどうかを示す、ことを特徴とするTIM情報受信方法。
【請求項2】
前記端末のAID(association ID)が含まれたブロックを指定するビットが前記複数のブロックに対する第1のビットマップに設定された場合、前記端末のAID(association ID)が含まれた前記複数のブロックはデコードされるように決定されることを特徴とする、請求項1に記載のTIM情報受信方法。
【請求項3】
前記端末のAID(association ID)が含まれたブロックを指定するビットが前記複数のブロックに対する第1のビットマップに設定されていない場合、前記複数のブロックはデコードされないように決定されることを特徴とする、請求項1に記載のTIM情報受信方法。
【請求項4】
前記端末のAIDが含まれたブロックを指定するビットが前記複数のブロックに対する第1のビットマップに設定されていない場合、前記複数のブロックはデコードされないように決定され、前記端末は節電状態(power save mode)に進むことを特徴とする、請求項3に記載のTIM情報受信方法。
【請求項5】
前記複数のブロックに対する第1のビットマップは最大4オクテット(octet)の長さを有することを特徴とする、請求項1に記載のTIM情報受信方法。
【請求項6】
ページ(page)、該ページに含まれる1つ以上のブロック(block)及び該ブロックに含まれる1つ以上のサブブロック(sub−block)で構成された階層的構造のTIM(Traffic Indication Map)をアクセスポイントが伝送する方法において、
ページインデックス及び複数のブロックに対する第1のビットマップを含むビーコン(beacon)フレームを生成する段階と、
前記ビーコンフレームを端末に伝送する段階と、を含み、
前記TIMに含まれる前記複数のブロックに対してデコードを実行するかどうかは、前記複数のブロックに対する第1のビットマップに基づいて決定され、前記複数のブロックは前記ページインデックスによって指定されるページに含まれ、
前記第1のビットマップは、前記複数のブロックのそれぞれにおいて、該複数のブロックのうちのいずれかのブロックに対応する少なくとも1つの端末のための情報があるかどうかを示し、
前記ビーコンフレームは、複数の前記サブブロックに対する第2のビットマップをさらに含み、該第2のビットマップは、前記複数のサブブロックのそれぞれにおいて、該複数のサブブロックのうちのいずれかのブロックに対応する少なくとも1つの端末のための情報があるかどうかを示し、
サブブロックのそれぞれのビットは、該サブブロックのビット位置に対応する端末のための情報があるかどうかを示す、TIM情報伝送方法。
【請求項7】
ページ(page)、該ページに含まれる1つ以上のブロック(block)及び該ブロックに含まれる1つ以上のサブブロック(sub−block)で構成された階層的構造のTIM(Traffic Indication Map)を受信する端末であって、
トランシーバと
プロセッサとを含み、
前記プロセッサは、
前記トランシーバを用いて、アクセスポイントから、ページインデックス及び複数のブロックに対する第1のビットマップを含むビーコン(beacon)フレームを受信し、
前記複数のブロックに対する第1のビットマップに基づいて前記TIMに含まれる前記複数のブロックに対してデコードを実行するかどうかを決定するように構成され、
前記複数のブロックは前記ページインデックスによって指定されるページに含まれ
前記第1のビットマップは、前記複数のブロックのそれぞれにおいて、該複数のブロックのうちのいずれかのブロックに対応する少なくとも1つの端末のための情報があるかどうかを示し、
前記ビーコンフレームは、複数の前記サブブロックに対する第2のビットマップをさらに含み、該第2のビットマップは、前記複数のサブブロックのそれぞれにおいて、該複数のサブブロックのうちのいずれかのブロックに対応する少なくとも1つの端末のための情報があるかどうかを示し、
サブブロックのそれぞれのビットは、該サブブロックのビット位置に対応する端末のための情報があるかどうかを示す、端末。
【請求項8】
ページ(page)、該ページに含まれる1つ以上のブロック(block)及び該ブロックに含まれる1つ以上のサブブロック(sub−block)で構成された階層的構造のTIM(Traffic Indication Map)を伝送するアクセスポイントであって、
トランシーバと
プロセッサとを含み、
前記プロセッサは、
ページインデックス及び複数のブロックに対する第1のビットマップを含むビーコン(beacon)フレームを生成し、
前記トランシーバを用いて、前記ビーコンフレームを端末に伝送するように構成され、
前記TIMに含まれる前記複数のブロックに対してデコードを実行するかどうかは、前記複数のブロックに対する第1のビットマップに基づいて決定され、前記複数のブロックは前記ページインデックスによって指定されるページに含まれ
前記第1のビットマップは、前記複数のブロックのそれぞれにおいて、該複数のブロックのうちのいずれかのブロックに対応する少なくとも1つの端末のための情報があるかどうかを示し、
前記ビーコンフレームは、複数の前記サブブロックに対する第2のビットマップをさらに含み、該第2のビットマップは、前記複数のサブブロックのそれぞれにおいて、該複数のサブブロックのうちのいずれかのブロックに対応する少なくとも1つの端末のための情報があるかどうかを示し、
サブブロックのそれぞれのビットは、該サブブロックのビット位置に対応する端末のための情報があるかどうかを示す、アクセスポイント。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信技術に関し、より詳細には、不要なデコードプロセスを低減し、電力消耗を減らすことができるエンコードされたTIM(Traffic Indication Map)情報通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
情報通信技術の発展に伴い、多様な無線通信技術が開発されている。このうち無線LAN(wireless local area network、WLAN)は、無線周波数技術に基づいて個人用の携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、携帯型マルチメディアプレーヤー(portable multimedia player、PMP)などのような携帯型端末を使用して家庭や企業または特定サービス提供地域で、無線でインターネットに接続することができるようにする技術である。
【0003】
無線LAN技術に対する標準は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準として開発されている。IEEE 802.11aは、5GHzで無認可帯域(unlicensed band)を利用して54Mbpsの伝送速度を提供する。IEEE 802.11bは、2.4GHzで直接シーケンス方式(direct sequence spreadspectrum、DSSS)を適用して、11Mbpsの伝送速度を提供する。IEEE 802.11gは、2.4GHzで直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)を適用して、54Mbpsの伝送速度を提供する。IEEE 802.11nは、多重入出力OFDM(multiple input multiple output−OFDM、MIMO−OFDM)を適用して、4個の空間的なストリーム(spatial stream)に対して300Mbpsの伝送速度を提供する。IEEE 802.11nでは、チャネル帯域幅(channel bandwidth)を40MHzまで支援し、この場合に、600Mbpsの伝送速度を提供する。
【0004】
このような無線LANの普及が活性化され、これを利用したアプリケーションが多様化されるにつれて、IEEE 802.11nが支援するデータ処理速度よりもさらに高い処理率を支援するための新しい無線LAN技術に対する必要性が増加している。超高処理率(very high throughput、VHT)無線LAN技術は、1Gbps以上のデータ処理速度を支援するために提案されているIEEE 802.11無線LAN技術中の1つである。そのうち、IEEE 802.11acは、6GHz以下の帯域で超高処理率提供のための標準として開発されており、IEEE 802.11adは、60GHz帯域で超高処理率提供のための標準として開発されている。
【0005】
このような無線LAN技術を基礎とするシステムにおいて、アクセスポイント(AccessPoint、AP)は、端末に伝送するデータがある場合、ビーコン(Beacon)のTIM要素(TIM element)のうちビットマップコントロール(Bitmap Control)と部分仮想ビットマップ(Partial Virtual Bitmap)に各端末のAID(association ID)に対応するビット(bit)を設定することによって、端末が伝送されるデータがあることを確認することができるようにする。
【0006】
TIM要素フォーマット(TIM element format)の長さ(Length)フィールドが1オクテット(octet)を有するので、部分仮想ビットマップ(Partial Virtual Bitmap)は、最大251オクテット(octet)まで有することができ、全体2007個(8×251−1)の端末を表現することができる。
【0007】
一方、2007個以上の端末をTIMビットマップ(TIM bitmap)で表現し管理するために、階層的AID(association ID)構造を有し、TIMビットマップ(TIM bitmap)をブロック(block)単位でエンコードする方法が提案された。
【0008】
既存のビットマップコントロール(Bitmap Control)には、ページアイディー(Page ID)を表示し、部分仮想ビットマップ(Partial Virtual Bitmap)には、ブロック(Block)単位でエンコードされたビットマップブロック(Encoded Bitmap Block)を連続的に表示する。
【0009】
1つのエンコードされたビットマップブロック(Encoded Bitmap Block)は、3ビット(bits)のブロックコントロール、5ビット(bits)のブロックオフセット(block offset)、1オクテット(octet)のブロックビットマップ(Block Bitmap)で構成された2オクテット(octet)固定長の部分と可変長のサブブロックビットマップ(sub−block bitmap)部分とで構成される。
【0010】
ところが、N番目(ここで、Nは1以上の自然数)ブロック(block)に存在する端末が自分のTIMビット(TIM bit)が設定されているかを確認するためには、N番目ブロック(block)のブロックコントロール(Block control)位置を捜し、ブロックエンコードモード(Block encoding mode)によって実際ビットマップ位置を確認しなければならない。また、各ブロック(block)が可変長であるから、N番目ブロックコントロール(Blcok control)の位置を固定位置で捜すことができず、一番目ブロック(block)からN−1番目ブロックを順次にデコード(decoding)しなければならない。
【0011】
すなわち、実際に伝送されるデータがある場合、すべてのブロック(block)のビットマップ(bitmap)をすべてデコードすることを意味するが、センサーネットワークのような少量のデータが間歇的に伝送される環境では、大概、データがないにもかかわらず、データがあるかを確認するために、すべてのDTIMビーコンに対してすべてのブロック(block)をデコードしなければならないという問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
前述のような問題点を解決するために、本発明の目的は、不要なデコードプロセスを低減し、電力消耗を減らすことができるエンコードされたTIM情報受信方法を提供することにある。
【0013】
また、本発明の他の目的は、不要なデコードプロセスを低減し、電力消耗を減らすことができるエンコードされた情報伝送方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
前記目的を達成するための本発明の一実施例によるエンコードされたTIM情報受信方法によれば、ページ(page)、ブロック(block)及びサブブロック(sub−block)で構成された階層的構造でエンコードされたTIM(Traffic Indication Map)を端末が受信する方法において、アクセスポイントからエンコードされたTIMを受信する段階と、前記エンコードされたTIMからページインデックス(page index)を抽出する段階と、前記ページインデックスによって指定されるページに属するブロックに対するビットマップ包含の可否を指示するブロックビットマップ情報を抽出する段階とを含む。
【0015】
ここで、前記ブロックビットマップ情報は、前記エンコードされたTIM内で前記ブロックまたはサブブロックを指定するビットマップ情報より前方部に位置することができる。
【0016】
ここで、前記抽出されたブロックビットマップ情報において前記端末のAID(association ID)が含まれたブロックを指定するビットが設定された場合、前記端末のAID(association ID)が含まれたブロックのビットマップをデコードする段階を含むことができる。
【0017】
ここで、前記抽出されたブロックビットマップ情報において前記端末のAID(association ID)が含まれたブロックを指定するビットが設定されていない場合、前記ブロックまたはサブブロックを指定するビットマップをデコードしない段階を含むことができる。
【0018】
ここで、前記抽出されたブロックビットマップ情報において前記端末のAID(association ID)が含まれたブロックを指定するビットが設定されていない場合、前記ブロックまたはサブブロックを指定するビットマップをデコードせず、節電状態(power save mode)に進むことができる。
【0019】
また、本発明の他の目的を達成するために、本発明の一実施例によるエンコードされたTIM情報伝送方法によれば、ページ(page)、ブロック(block)及びサブブロック(sub−block)で構成された階層的構造でエンコードされたTIM(Traffic Indication Map)をアクセスポイントが伝送する方法において、ページインデックスによって指定されるページに属するブロックに対するビットマップ包含の可否を指定するブロックビットマップ情報を生成する段階と、前記ページインデックスと前記ブロックビットマップ情報を含むTIMを生成する段階と、前記TIMを端末に伝送する段階とを含む。
【0020】
ここで、前記ブロックビットマップ情報は、前記エンコードされたTIM内で前記ブロックまたはサブブロックを指定するビットマップ情報より前方部に位置することができる。
【発明の効果】
【0021】
前述のような本発明の一実施例によるデジタルエンコードされたTIM情報通信方法によれば、アクセスポイントから受信されたエンコードされたTIMからページインデックス(page index)を抽出し、前記ページインデックスによって指定されるページに属するブロックに対するビットマップ包含の可否を指示するブロックビットマップ情報を抽出した後、抽出されたブロックビットマップ情報において前記端末のAIDが含まれたブロックを指定するビットが設定されたか否かによってデコードを行うか否かをあらかじめ判断する。
【0022】
したがって、DTIMビーコン(Delivery Traffic Indication Map beacon)のブロックビットマップ(Block bitmap)部分のみを読んで、全体TIM mapのデコード可否を判別できるようにして、毎DTIMビーコン(DTIM beacon)に対する不要なデコードプロセスを低減し、低電力端末の消耗電力の改善をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1図1は、ビーコンのTIM要素フォーマット(TIM element format)を示す。
図2図2は、階層的AID構造を示す。
図3図3は、ブロック単位でエンコードされたトラフィックインディケーションビットマップ(Traffic Indication bitmap)を示す。
図4図4は、本発明の一実施例によってブロックビットマップ4オクテットが追加されたブロック単位TIMビットマップエンコードを示す。
図5図5は、本発明の一実施例によってブロックビットマップ4オクテットを追加し、共通ブロックコントロールフィールドを使用するTIMエンコードモードを示す。
図6図6は、本発明の一実施例によるエンコードされたTIM情報受信方法を示すフローチャートである。
図7図7は、本発明の一実施例によるエンコードされたTIM情報伝送方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明は、多様な変更を行うことができ、さまざまな実施例を有することができるところ、特定の実施例を図面に例示し、詳細に説明する。しかし、これは、本発明を特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含むものと理解しなければならない。
【0025】
第1、第2などの用語は、多様な構成要素を説明するのに使用されることができるが、前記構成要素は、前記用語に限定されるわけではない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的で使用される。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく、第1構成要素は、第2構成要素として命名されることができ、同様に、第2構成要素も第1構成要素として命名されることができる。及び/またはという用語は、複数の関連された記載された項目の組み合わせまたは複数の関連された記載された項目のうちいずれかの項目を含む。
【0026】
任意の構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるか、「接続されて」いると言及されたときには、他の構成要素に直接的に連結されているか、または接続されていることもできるが、中間に他の構成要素が存在することもできると理解しなければならない。一方、任意の構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるか、「直接接続されて」いると言及されたときには、中間に他の構成要素が存在しないものと理解しなければならない。
【0027】
本出願で使用された用語は、単に特定の実施例を説明するために使用されたものであって、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上、明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。本出願で、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、1つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性をあらかじめ排除しないものと理解しなければならない。
【0028】
異なって定義されない限り、技術的や科学的な用語を含んでここで使用されるすべての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有している。一般的に使用される辞書に定義されているもののような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものと解釈されなければならないし、本発明で明白に定義しない限り、理想的や過度に形式的な意味として解釈されない。
【0029】
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施例をさらに詳細に説明する。本発明を説明するに際して、全体的な理解を容易にするために図面上の同一の構成要素に対しては、同一の参照符号を使用し、同一の構成要素に対しては重複された説明を省略する。
【0030】
明細書全体で、ステーション(station、STA)は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準の規定に従う媒体接続制御(medium access control、MAC)と無線媒体(medium)に対する物理階層(physical layer)インターフェース(interface)を含む任意の機能媒体を意味する。ステーション(STA)は、アクセスポイント(access point、AP)であるステーション(STA)と非アクセスポイント(non−AP)であるステーション(STA)とに区分することができる。アクセスポイント(AP)であるステーション(STA)は、単純にアクセスポイント(AP)と呼ばれることがあり、非アクセスポイント(non−AP)であるステーション(STA)は、単純に端末(terminal)と呼ばれることがある。
【0031】
端末(terminal)は、プロセッサ(Processor)とトランシーバ(transceiver)を含み、ユーザインターフェースとディスプレイ(display)装置などをさらに含むことができる。プロセッサは、無線ネットワークを通じて伝送するフレームを生成するか、または無線ネットワークを通じて受信されたフレームを処理するように考案されたユニット(unit)を意味し、ステーション(STA)を制御するためのさまざまな機能を行う。トランシーバは、プロセッサと機能的に連結されており、ステーション(STA)のために無線ネットワークを通じてフレームを送受信するように考案されたユニットを意味する。
【0032】
アクセスポイント(AP)は、集中制御機、基地局(base station、BS)、ノード−B(node−B)、eノード−B、BTS(base transceiver system)、またはサイト制御機などを指称することができ、それらの一部または全部の機能を含むことができる。
【0033】
端末は、無線送受信ユニット(wireles stransmit/receive unit、WTRU)、ユーザ装備(user equipment、UE)、ユーザ端末(user terminal、UT)、アクセス端末(access terminal、AT)、移動局(mobile station、MS)、携帯用端末(mobile terminal)、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者ステーション(subscriber station、SS)、無線機器(wireless device)または移動加入者ユニット(mobile subscriber unit)などを指称することができ、それらの一部または全部の機能を含むことができる。
【0034】
ここで、端末で通信が可能なデスクトップコンピュータ(desktop computer)、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、タブレット(tablet)PC、無線電話機(wireless phone)、モバイルフォン(mobile phone)、スマトフォン(smart phone)、e−bookリーダー機、PMP(Portable Multimedia Player)、携帯用ゲーム機、ナビゲーション(navigation)装置、デジタルカメラ(digital camera)、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)再生機、デジタル音声録音機(digital audio recorder)、デジタル音声再生機(digital audio player)、デジタル映像録画器(digital picture recorder)、デジタル映像再生機(digital picture player)、デジタル動画録画器(digital video recorder)、デジタル動画再生機(digital video player)などを使用することができる。
【0035】
後述する本発明の一実施例によるエンコードされたTIM情報通信方法は、上記で説明したIEEE 802.11無線LANシステムに適用されることができ、しかも、IEEE 802.11無線LANシステムだけでなく、WPAN(Wireless Personal Area Network)、WBAN(Wireless Body Area Network)などのような多様なネットワークに適用されることができる。
【0036】
図1は、ビーコンのTIM要素フォーマット(TIM element format)を示し、図2は、階層的AID構造を示し、図3は、ブロック単位でエンコードされたトラフィックインディケーションビットマップを示す。
【0037】
図1図3を参照すれば、無線LANシステムにおいてビーコン(Beacon)のTIM要素フォーマット(TIM element format)は、要素アイディー(element ID)、長さ(Length)、DTIMカウント(DTIM count)、DTIMピリオド(DTIM period)、ビットマップコントロール(Bitmap Control)、部分仮想ビットマップ(Partial Virtual Bitmap)で構成される。
【0038】
アクセスポイントは、端末に伝送するデータがある場合、ビーコンのTIM要素(TIM element)のうちビットマップコントロール(Bitmap Control)と部分仮想ビットマップ(Partial Virtual Bitmap)に各端末のAID(association ID)に対応するビット(bit)を設定することによって、端末に伝送するデータがあることを通知する。
【0039】
TIM要素フォーマット(TIM element format)の長さ(Length)フィールドが1オクテット(octet)を有するので、部分仮想ビットマップ(Partial Virtual Bitmap)は、最大251オクテット(octet)まで有することができ、全体2007個(8×251−1)の端末を表現することができる。
【0040】
また、2007個以上の端末をTIMビットマップ(TIM bitmap)で表現し管理するために、図2のような階層的AID(association ID)構造を有し、図3のようにTIMビットマップ(TIM Bitmap)をブロック(block)単位でエンコードする方法が提案された。
【0041】
具体的に図3を参照すれば、提案されたTIMビットマップ(TIM Bitmap)をブロック(block)単位でエンコードする方法は、既存のビットマップコントロール(Bitmap Control)には、ページアイディー(Page ID)を表示し、部分仮想ビットマップ(Partial Virtual Bitmap)には、ブロック(Block)単位でエンコードされたビットマップブロック(Encoded Bitmap Block)を連続的に表示する。
【0042】
また、1つのエンコードされたビットマップブロック(Encoded Bitmap Block)は、3ビット(bits)のブロックコントロール(block control)、5ビット(bits)のブロックオフセット(Block offset)、1オクテット(octet)のブロックビットマップ(Block Bitmap)で構成された2オクテット(octet)固定長さ部分と可変長のサブブロックビットマップ(sub−block bitmap)部分で構成される。
【0043】
ここで、ブロックコントロール(Block control)フィールドは、ブロックビットマップ(Block Bitmap)とサブブロックビットマップ(sub−blockbitmap)フィールドがどんなに使用されるかを制御する。また、ブロックオフセット(Block Offset)は、ブロック(Block)のオフセット(offset)値を示す。また、ブロックビットマップ(Block Bitmap)は、AIDビット(bit)が設定されているサブブロック(sub−block)の位置ビットマップ(Bitmap)を示す。また、サブブロック(Sub−blocks)は、サブブロック(sub−block)内のAIDの位置ビットマップ(bitmap)を示す。
【0044】
N番目(ここで、Nは1以上の自然数)ブロック(Block)に存在する端末が自分のTIMビット(TIM bit)が設定されているかを確認するためには、N番目ブロック(Block)のブロックコントロール(Block control)の位置を捜し、ブロックエンコードモード(Block encoding mode)によって実際ビットマップ(bitmap)位置を確認しなければならない。
【0045】
また、各ブロック(block)が可変長なので、N番目ブロックコントロール(block control)の位置を固定位置で捜すことができず、一番目ブロック(Block)からN−1番目ブロックを順次にデコードしなければならない。
【0046】
すなわち、実際に伝送されるデータがある場合、すべてのブロック(block)のビットマップ(bitmap)をすべてデコードすることが意味あるが、センサーネットワークのような少量のデータが間歇的に伝送される環境では、大概データがないにもかかわらず、データがあるかを確認するために、すべてのDTIMビーコン(DTIM beacon)に対してすべてのブロック(block)をデコードしなければならない問題点が発生する。
【0047】
以下、前記問題点を解決するために、DTIMビーコン(DTIM beacon)のTIM要素(TIM element)一部だけを見て、端末自分に伝送されるデータがないものと判断し、追加的なデコードを中止することができる本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0048】
図4は、本発明の一実施例によってブロックビットマップ4オクテットが追加されたブロック単位TIMビットマップエンコードを示し、図5は、本発明の一実施例によってブロックビットマップ4オクテットを追加し、ブロックコントロールフィールドを使用するTIMエンコードモードを示す。
【0049】
図4及び図5を参照すれば、本発明の一実施例は、TIMビットマップ(TIM bitmap)に4オクテット(octet)のブロックビットマップ(Block bitmap)を追加する。
【0050】
すなわち、端末は、自分のAID(association ID)が属するブロックインデックス(block index)を基準として1次的にTIM要素(TIM element)のブロックビットマップ(block bitmap)全体デコード可否を決定することができる。
【0051】
ここで、ブロックビットマップ(Block bitmap)は、データ伝送対象端末のAID(association ID)が含まれたブロック(block)のオフセット(offset)に対応するビットマップ(bitmap)を意味する。
【0052】
また、前記ブロックビットマップは、エンコードされたTIM内でブロックまたはサブブロックを指定するビットマップ情報より前方部に位置する。
【0053】
具体的に、図4を参照すれば、本発明の実施例によるTIMビットマップ(TIM bitmap)は、ブロック(block)単位でエンコードし、既存のビットマップコントロール(Bitmap Control)には、ページアイディー(Page ID)を表示し、部分仮想ビットマップ(Partial Virtual Bitmap)には、特定ブロックのエンコード可否を表示するブロックビットマップ(Block Bitmap)とブロック(Block)単位でエンコードされたビットマップブロック(Encoded Bitmap Block)を連続的に表示する。
【0054】
また、1つのエンコードされたビットマップブロック(Encoded Bitmap Block)は、3ビット(bits)のブロックコントロール(block control)、5ビット(bits)のブロックオフセット(Block offset)、1オクテット(octet)のサブブロックビットマップ(Sub−Block Bitmap)で構成された2オクテット(octet)固定長さ部分と可変長のサブブロック(sub−block)部分で構成される。
【0055】
ここで、ブロックコントロール(Block control)フィールドは、サブブロックビットマップ(Sub−Block Bitmap)とサブブロック(sub−block)フィールドがどんなに使用されるかを制御する。また、ブロックオフセット(Block Offset)は、ブロック(Block)のオフセット(offset)値を示す。また、サブブロックビットマップ(Sub−Block Bitmap)は、AIDビット(bit)が設定されているサブブロック(sub−block)の位置ビットマップ(Bitmap)を示す。また、サブブロック(Sub−blocks)は、サブブロック(sub−block)内のAIDの位置ビットマップ(bitmap)を示す。
【0056】
具体的に、図5を参照すれば、本発明の実施例によるTIMビットマップ(TIM bitmap)はブロック(block)単位でエンコードし、既存のビットマップコントロール(Bitmap Control)には、ページアイディー(Page ID)とブロックコントロール(Block control)で構成され、部分仮想ビットマップ(Partial Virtual Bitmap)には、特定ブロックのエンコード可否を表示するブロックビットマップ(Block Bitmap)とブロック(Block)単位でエンコードされたビットマップブロック(Encoded Bitmap Block)を連続的に表示する。
【0057】
また、1つのエンコードされたビットマップブロック(Encoded Bitmap Block)は、1オクテット(octet)の固定長さサブブロックビットマップ(Sub−Block Bitmap)部分と可変長のサブブロック(sub−blocks)部分で構成される。
【0058】
ここで、ブロックコントロール(Block control)は、3bit長さを有し、サブブロックビットマップ(Sub−Block Bitmap)とサブブロック(Sub−Blocks)がどんな方式でエンコードされたかを制御する。また、サブブロックビットマップ(Sub−Block Bitmap)は、AIDビット(bit)が設定されているサブブロック(sub−block)の位置ビットマップ(Bitmap)を示す。また、サブブロック(Sub−blocks)は、サブブロック(sub−block)内のAIDの位置ビットマップ(bitmap)を示す。
【0059】
具体的に、端末は、アクセスポイントからエンコードされたTIMを受信し、受信されたエンコードされたTIMからまずブロックビットマップ(Block bitmap)情報を抽出し、端末のAID(association ID)が含まれたエンコードされたビットマップブロックを指定するビットが設定されたかを判断することができる。
【0060】
端末は、抽出されたブロックビットマップ情報に端末のAIDが含まれたエンコードされたビットマップブロックを指定するビットが設定された場合、端末のAIDが含まれたエンコードされたビットマップブロックのビットマップをデコードする。
【0061】
または、端末は、抽出されたブロックビットマップ情報に端末のAIDが含まれたエンコードされたビットマップブロックを指定するビットが設定されていない場合、ブロックまたはサブブロックを指定するエンコードされたビットマップブロックのビットマップデコードを中止する。
【0062】
また、全体エンコードブロック(block)を同一のモード(mode)で使用することができる場合、図5に示されたように、各エンコードブロックのブロックコントロール(block control)フィールドとブロックオフセット(Block Offset)フィールドを省略することができる。
【0063】
本発明の一実施例によれば、端末は、アクセスポイントから受信されたエンコードされたTIMからブロックビットマップ(Block bitmap)情報を抽出し、抽出されたブロックビットマップ情報に端末のAID(association ID)が含まれたエンコードされたビットマップブロックを指定するビットが設定されていない場合、ブロックまたはサブブロックを指定するエンコードされたビットマップブロックのビットマップデコードを中止することができ、低電力端末の電力消耗を減らすことができる。
【0064】
図6は、本発明の一実施例によるエンコードされたTIM情報受信方法を示すフローチャートである。
【0065】
図6を参照すれば、本発明の一実施例による端末は、アクセスポイントからエンコードされたTIM(Traffic Indication Map)を受信する(S610)。
【0066】
端末は、段階610によって受信されたエンコードされたTIMからページインデックス(pageindex)を抽出する(S620)。
【0067】
その後、端末は、段階620によって抽出されたページインデックスによって指定されるページに属するブロックに対するビットマップ包含の可否を指示するブロックビットマップ情報を抽出する(S630)。
【0068】
ここで、ブロックビットマップ情報は、前記エンコードされたTIM内でブロックまたはサブブロックを指定するビットマップ情報より前方部に位置する。
【0069】
端末は、抽出されたブロックビットマップ情報で端末のAIDが含まれたエンコードされたビットマップブロックを指定するビットが設定されたか否かを判断する(S640)。
【0070】
端末は、段階640によって抽出されたブロックビットマップ情報において端末のAIDが含まれたエンコードされたビットマップブロックを指定するビットが設定された場合、端末のAIDが含まれたエンコードされたビットマップブロックのビットマップをデコードする(S650)。
【0071】
または、端末は、段階640によって抽出されたブロックビットマップ情報において端末のAIDが含まれたエンコードされたビットマップブロックを指定するビットが設定されていない場合、ブロックまたはサブブロックを指定するエンコードされたビットマップブロックのビットマップをデコードしない(S660)。
【0072】
また、端末は、段階660によってブロックまたはサブブロックを指定するエンコードされたビットマップブロックのビットマップをデコードせず、節電状態(power save mode)に進む(S670)。
【0073】
ここで、段階660及び段階670は、説明の便宜上、ブロックまたはサブブロックを指定するエンコードされたビットマップブロックのビットマップをデコードしない段階を優先的に行ったが、段階660と段階670は、順次的な段階だけでなく、逆順及び同時に行われてもよい。
【0074】
本発明の一実施例によるエンコードされたTIM情報受信方法によれば、ブロックビットマップ情報をエンコードされたTIM内でブロックまたはサブブロックを指定するビットマップ情報より前方部に位置させて、ブロックビットマップ情報に端末のAIDが含まれたエンコードされたビットマップブロックを指定するビットが設定されていない場合、ブロックまたはサブブロックを指定するエンコードされたビットマップブロックのビットマップをデコードしなくてもよいので、低電力端末の消耗電力を減らすことができる。
【0075】
図7は、本発明の一実施例によるエンコードされたTIM情報伝送方法を示すフローチャートである。
【0076】
図7を参照すれば、アクセスポイントは、ページインデックスによって指定されるページに属するブロックに対するビットマップ包含の可否を指定するブロックビットマップ情報を生成する(S710)。
【0077】
ここで、ブロックビットマップ情報は、端末がDTIMビーコン(DTIM beacon)のTIM要素(TIM element)の前方部だけをみて端末自分に伝送されるデータがあるか否かを判断できるように、エンコードされたTIM内でブロックまたはサブブロックを指定するビットマップ情報より前方部に位置する。
【0078】
アクセスポイントは、段階710によって生成したページインデックスとブロックビットマップ情報を含むTIMを生成する(S720)。
【0079】
その後、アクセスポイントは、段階720によって生成したTIMを端末に伝送する(S730)。
【0080】
本発明の一実施例によるエンコードされたTIM情報伝送方法によれば、ブロックビットマップ情報をエンコードされたTIM内でブロックまたはサブブロックを指定するビットマップ情報より前方部に位置させて、ブロックビットマップ情報に端末のAIDが含まれたエンコードされたビットマップブロックを指定するビットが設定されていない場合、ブロックまたはサブブロックを指定するエンコードされたビットマップブロックのビットマップをデコードしなくてもよいので、低電力端末の消耗電力を減らすことができる。
【0081】
以上、実施例を参照して説明したが、当該技術分野の熟練された当業者は、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域を逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7