【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は前記問題を解決するため下記のような技術事項を採用する。すなわち、本発明は、防震カメラモジュールを調節するための光学防震カメラモジュールの自動調節方法を提供する。前記防震カメラモジュールは、防震モータ制御装置と鏡筒付き防震モータとを含み、該防震モータ(203)は複数個の駆動装置を含み、前記自動調節方法は下記のステップを含む。
ステップS0において、自動調節
プラットフォーム(1)を設置し、該自動調節
プラットフォーム(1)上に目標
平面(103)と制御モジュール(101)を設置し、前記目標
平面(103)上に画像を予め設け、前記自動調節
プラットフォーム(1)上に前記防震カメラモジュール(2)を設け、前記防震モータ制御装置(201)と前記制御モジュール(101)を接続する。これらにより、前記防震カメラモジュール(2)の光軸が前記目標
平面(103)に垂直になるようにし、前記目標
平面(103)と前記光軸との交差点を原点にして空間座標を建立する。前記空間座標は、前記目標
平面(103)上に互いに垂直に設置されるX軸及びY軸と、前記目標
平面(103)に垂直であるZ軸を含む。
ステップS1において、前記制御モジュールは、前記防震モータ制御装置を指示することにより、前記防震モータを制御し、鏡筒の行程を変更する。前記鏡筒の行程は、鏡筒から画像までの距離とこの両者の間の最小距離との間の差異である。
ステップS2において、前記制御モジュールは、前記駆動装置の制御パラメータを1つ又は2つずつ順番に変更することにより、前記鏡筒を移動させる。前記駆動装置の制御パラメータを1つ又は2つずつ変更した後、前記制御モジュールは、補償角度、相対角度及び前記制御パラメータを記録する。前記相対角度は、鏡筒及び前記画像の連結線と前記Z軸との間の挟角である。
ステップS3において、記録された前記制御パラメータ、補償角度及び相対角度を前記制御モジュールに送信する。前記制御モジュールは記録された前記制御パラメータ、補償角度及び相対角度により、移動時の防震ゲインを計算する。
ステップS4において、前記防震ゲインを前記防震モータ制御装置に送信する。
【0011】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節方法において、前記ステップS1は具体的に下記のステップを含む。
ステップS101において、前記制御モジュールは前記行程の
変更回数n
iを予め設定し、前記防震モータ制御装置はi=1に予め設定する。
ステップS102において、前記制御モジュールは、前記防震モータ制御装置に指示をすることにより前記防震モータを制御するとともに鏡筒の行程を変更する。この時の前記行程はS
iである。
前記ステップS3は具体的に下記のステップを含む。
ステップS301において、前記制御モジュールが制御パラメータ、補償角度及び相対角度により、前記行程がS
iであるときの防震ゲインを計算する。
ステップS302において、iとn
iとが等しいかどうかを判断し、等しい場合、ステップS4に入り、等しくない場合、iに1を加える操作を行うとともにステップS102に戻る。
【0012】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節方法における、前記ステップS0において、目標
平面上には少なくとも2個の画像が予め設けられており、該画像は少なくとも2つの対称軸を具備する中実点であり、かつ少なくとも2つの対称軸の間の挟角は90度である。
前記ステップS1において、前記画像の図心を取ってこれを当該画像の目標位置にし、該目標位置を行程の参考位置にする。
【0013】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節方法において、前記制御パラメータをvで示し、v=[v
1、、、
vnj]である。この式において、
njは駆動装置の個数である。行程がS
iである場合、前記防震ゲインと補償角度と防震制御との間の関係はv=K(θ、S
i)である。この式において、Kは防震ゲインであり、θは補償角度であり、θ=[θ
x、θ
y]であり、θ
xとθ
yはRx方向とRy方向の補償角度である。
【0014】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節方法において、前記目標
平面上にn
q個の画像がある場合、イメージセンサで得た映像において、第q個目の画像の図心は
【数1】
である。x
qとy
qの単位は画素であり、平均図心は
【数2】
である。ステップS3において、画像の位置と相対角度との間の関係
【数3】
を計算
し、かつ
【数4】
の変化
【数5】
により補償角
度
【数6】
を計算する。なお、βqは相対角度である。
【0015】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節方法における、前記ステップS0において、自動調節
プラットフォーム上に記憶モジュールを設置し、前記ステップS0において、前記制御モジュールは前記記憶モジュールに予め保存されている調節パラメータを読み出す。
【0016】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節方法において、前記調節パラメータは、前記防震モータが移動した後待っている時間t、駆動装置の個数
nj、調節中の行程の
変更回数n
i、調節中の行程
【数7】
及び制御パラメータを含む。
【0017】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節方法において、前記ステップS4は、前記防震ゲインを前記記憶モジュールに保存するステップを更に含む。
【0018】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節方法において、前記制御パラメータは駆動装置を駆動する電圧値又は電流値を含む。
【0019】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節方法において、前記ステップS0において、前記目標
平面は垂直に設置され、空間座標が建立された後、前記X軸は水平に設置され、前記Y軸は垂直に設置される。
【0020】
本発明は、防震カメラモジュールを調節するための光学防震カメラモジュールの自動調節システムを更に提供する。前記防震カメラモジュールは、防震モータ制御装置と鏡筒付き防震モータとを含み、該防震モータは複数個の駆動装置を含む。前記自動調節システムは自動調節
プラットフォームを含む。前記自動調節
プラットフォーム上には目標
平面と制御モジュールが設けられ、前記目標
平面上には画像が予め設けられている。前記防震カメラモジュールは前記自動調節
プラットフォーム上に設けられ、前記防震モータ制御装置は前記制御モジュールに接続される。前記防震カメラモジュールの光軸は前記目標
平面に垂直である。前記自動調節
プラットフォームは、前記目標
平面と光軸との交差点を原点にして空間座標を建立する。前記空間座標は、前記目標
平面上に互いに垂直に設置されるX軸及びY軸と該目標
平面に垂直であるZ軸とを含む。
前記制御モジュールは、前記防震モータ制御装置に指示をすることにより前記防震モータを制御し、鏡筒の行程を変更する。前記鏡筒の行程は、鏡筒から画像までの距離と、この両者の間の最小距離との間の差異である。
前記制御モジュールは、前記駆動装置の制御パラメータを1つ又は2つずつ順番に変更することにより、前記鏡筒を移動させる。前記駆動装置の制御パラメータを1つ又は2つずつ変更するとき、前記制御モジュールは、補償角度、相対角度及び前記制御パラメータを記録し、記録した制御パラメータ、補償角度及び相対角度により移動時の防震ゲインを計算するとともにこの防震ゲインを前記防震モータ制御装置に送信する。前記相対角度は、鏡筒及び前記画像の連結線と前記Z軸との間の挟角である。
【0021】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節システムにおいて、前記防震モータ制御装置はi=1に予め設定することにも用いられる。前記制御モジュールは、行程の
変更回数n
iを予め設定することにも用いられ、かつ前記防震モータ制御装置に指示をすることにより前記防震モータを制御し、鏡筒の行程を変更する。該行程はS
iである。
前記制御モジュールは、行程がS
iであるときの防震ゲインを計算した後、iとn
iとが等しいかどうかを判断する。この両者が等しい場合、前記制御モジュールは、前記防震ゲインを前記防震モータ制御装置送信し、この両者が等しくない場合、iに1を加える操作を行うことにより鏡筒の行程を再び変更する。
【0022】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節システムにおいて、前記目標
平面上には少なくとも2個の画像が予め設けられている。前記画像は少なくとも2つの対称軸を具備する中実点であり、かつ少なくとも2つの対称軸の間の挟角は90度である。前記制御モジュールは、前記画像の図心を取ってこれを当該画像の目標位置にし、該目標位置を行程の参考位置にする。
【0023】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節システムにおいて、前記制御パラメータをvで示し、v=[v
1、、、
vnj]である。この式において、
njは駆動装置の個数である。行程がS
iである場合、前記防震ゲインと補償角度と防震制御との間の関係はv=K(θ、S
i)である。この式において、Kは防震ゲインであり、θは補償角度であり、θ=[θ
x、θ
y]であり、θ
xとθ
yはRx方向とRy方向の補償角度である。
【0024】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節システムにおいて、前記目標
平面上にn
q個の画像がある場合、イメージセンサで得た映像において、第q個目の画像の図心は
【数8】
である。x
qとy
qの単位は画素であり、平均図心は
【数9】
である。前記制御モジュールは、画像の位置と相対角度との間の関係
【数10】
を計算し、かつ
【数11】
の変化
【数12】
により補償角度
【数13】
を計算する。βqは相対角度である。
【0025】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節システムにおいて、前記防震カメラモジュールは、鏡筒により画像を獲得するイメージセンサを更に含む。前記自動調節
プラットフォーム上には、前記イメージセンサが獲得した画像の種類を変換するとともにこれを前記制御モジュールに送信する画像種類変換モジュールと、調節パラメータを保存する記憶モジュールとが設けられる。
前記制御モジュールは、前記記憶モジュールに予め保存されている調節パラメータを読み出し、かつ種類が変換された画像により補償角度、相対角度及び制御パラメータを記録する。
【0026】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節システムにおいて、前記調節パラメータは、前記防震モータが移動した後待っている時間t、駆動装置の個数
nj、調節中の行程の
変更回数n
i、調節中の行程
【数14】
及び制御パラメータを含む。
【0027】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節システムにおいて、前記制御モジュールは、前記防震ゲインを前記記憶モジュールに保存することにも用いられる。
【0028】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節システムにおいて、前記制御パラメータは駆動装置を駆動する電圧値又は電流値を含む。
【0029】
本発明の光学防震カメラモジュールの自動調節システムにおいて、前記目標
平面は垂直に設置され、前記空間座標において、前記X軸は水平に設置され、前記Y軸は垂直に設置される。