特許第5928134号(P5928134)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5928134
(24)【登録日】2016年5月13日
(45)【発行日】2016年6月1日
(54)【発明の名称】コンデンサの製造方法
(51)【国際特許分類】
   H01G 9/008 20060101AFI20160519BHJP
   H01G 11/74 20130101ALI20160519BHJP
   H01G 13/00 20130101ALI20160519BHJP
【FI】
   H01G9/04 355
   H01G11/74
   H01G13/00 307Z
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-102468(P2012-102468)
(22)【出願日】2012年4月27日
(65)【公開番号】特開2013-232456(P2013-232456A)
(43)【公開日】2013年11月14日
【審査請求日】2015年4月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】000228578
【氏名又は名称】日本ケミコン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083725
【弁理士】
【氏名又は名称】畝本 正一
(74)【代理人】
【識別番号】100140349
【弁理士】
【氏名又は名称】畝本 継立
(74)【代理人】
【識別番号】100153305
【弁理士】
【氏名又は名称】畝本 卓弥
(72)【発明者】
【氏名】福島 航太
【審査官】 柴垣 俊男
(56)【参考文献】
【文献】 実公昭34−14457(JP,Y1)
【文献】 登録実用新案第3136629(JP,U)
【文献】 特開平8−153655(JP,A)
【文献】 特開2010−16043(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01G 9/008
H01G 11/74
H01G 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷間圧接法により電極箔と引出し端子を接続したコンデンサの製造方法であって、
圧接金型の押圧部の押圧面角度と同等の角度または前記押圧面角度より大きい角度で拡開した傾斜面部を持つ凹部を引出し端子に形成する工程と、
前記引出し端子の前記凹部を覆って前記引出し端子に電極箔を重ねる工程と、
前記電極箔の上から前記圧接金型を押し付けて前記引出し端子と前記電極箔とを前記凹部で接続する工程と、
を含むことを特徴とするコンデンサの製造方法。
【請求項2】
前記凹部は、前記圧接金型の先端部面積より大きい平坦面または湾曲面を備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサの製造方法。
【請求項3】
前記引出し端子の少なくとも側面に拘束治具を配置することを特徴とする請求項1または2に記載のコンデンサの製造方法。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電解コンデンサ、電気二重層コンデンサなどのコンデンサに関し、たとえば、コンデンサ素子の電極箔と引出し端子の接続に冷間圧接(コールドウエルド)法を用いるコンデンサの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電解コンデンサ、電気二重層コンデンサなどのコンデンサのコンデンサ素子では、陽極側および陰極側の電極箔の間にセパレータを重ねて巻回した後、電解液を含浸させ、または、電極箔とセパレータを交互に積層した後、電解液を含浸させている。陽極側の電極箔にはエッチング処理を経た箔に化成処理を施し、誘電体皮膜が形成されている。陰極側の電極箔にはたとえば、エッチング処理を施し、必要に応じて化成処理を施して誘電体皮膜を形成している。いずれの電極箔にも引出し端子が接続され、この引出し端子と電極箔との接続にはたとえば、冷間圧接が用いられる。冷間圧接は、重ね合わせた部材間を非加熱状態で圧接する方法である。
【0003】
冷間圧接法による接続では電極箔と引出し端子の接続部に押圧する金型に台形状の押圧面を持つ金型を使用することが知られている(たとえば、特許文献1、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平7−235453号公報
【特許文献2】特開2007−273645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、コンデンサの製造において、冷間圧接による引出し端子と電極箔の接続では、平金型上に設置された引出し端子の上に電極箔を載せ、この電極箔の上から圧接金型を押圧する。電極箔は圧接金型と引出し端子との間に挟まれた状態となる。圧接金型の押圧により、圧接金型の先端部により電極箔および引出し端子の接合部が生成される。
【0006】
圧接金型の押圧により、電極箔および引出し端子には圧接金型の先端形状に応じた変形を生じる。既述の接合部を中心に引出し端子には幅方向に金属流動を呈し、伸びを生じる。この伸びに追従し、電極箔には放射状方向の伸びを生じる。このように伸びが生じた部分では、電極箔と引出し端子の接続が不完全となるという課題がある。
【0007】
一方接合部では電極箔と引出し端子とが固定される。接合部を中心として伸びた電極箔には局所的な薄化を生じる。電極箔は引出し端子に比較して薄く、伸びによる局所的な薄化は電極箔を脆弱化し、引出し端子と電極箔との接続強度を低下させるという課題がある。つまり、接合部では固定されているため、電極箔が伸びる際、接続部周辺の電極箔全体が均一に伸ばされ、徐々に薄くなるのではなく、接続部周辺の電極箔が急激に薄くなるため、接続部に応力が加わった場合、その応力が急激に薄くなった部分に集中する。そのため、接続強度が低下する。
【0008】
引出し端子に形成された凹部を傾斜角度の異なる二面上に形成され、この凹部内に電極箔を圧接して接続する方法では、凹部の入口側の傾斜面に電極箔が圧接金型によって押し付けられる。この状態から更に圧接金型を押し付けると、最初に接触した部分で電極箔の移動が停止し、その後は電極箔が伸びに転じる。これにより、電極箔の伸びによる局所的な薄化が進み、脆弱化した部分で接続部が形成されてしまい、電極箔と引出し端子との接続強度が低下してしまうという課題がある。つまり、電極箔の移動が停止した部分の電極箔の厚さと、その後、伸ばされた部分の電極箔の厚さは、電極箔が伸びる際、接続部周辺の電極箔全体が均一に伸ばされ、徐々に薄くなるのではなく、接続部周辺の電極箔が急激に薄くなる。接続部に応力が加わった場合、その応力が急激に薄くなった部分に集中するため、接続強度が低下する。
【0009】
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、加圧による引出し端子の伸びを抑制し、電極箔の伸びおよび脆弱化を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明のコンデンサの製造方法は、圧接金型の押圧部の押圧面角度と同等の角度または前記押圧面角度より大きい角度で拡開した傾斜面部を持つ凹部を引出し端子に形成する工程と、前記引出し端子の前記凹部を覆って前記引出し端子に電極箔を重ねる工程と、前記電極箔の上から前記圧接金型を押し付けて前記引出し端子と前記電極箔とを接続する工程とを含んでいる。
【0011】
上記コンデンサの製造方法において、前記凹部は、前記圧接金型の先端部面積より大きい平坦面または湾曲面を備えてもよい。
【0012】
上記コンデンサの製造方法において、前記引出し端子の少なくとも側面に拘束治具を配置してもよい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0014】
(1) 引出し端子の伸びが抑制され、引出し端子に追従する電極箔の伸びを防止できる。
【0015】
(2) 伸びによる電極箔の脆弱化を防止でき、引出し端子との接続強度を高めることができる。
【0016】
(3) 電極箔の局所的な伸び、脆弱化を防止でき、引出し端子との接続強度が高められることにより、信頼性の高いコンデンサを製造することができる。
【0017】
そして、本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面および各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】第1の実施の形態に係る圧接金型および引出し端子の一例を示す断面図である。
図2】電極箔と引出し端子との圧接工程の一例を示す断面図である。
図3】第2の実施の形態に係る圧接金型および引出し端子の一例を示す断面図である。
図4】引出し端子と電極箔との接続に関する比較例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
〔第1の実施の形態〕
【0020】
図1は、第1の実施の形態に係る圧接金型および引出し端子を示している。この圧接金型および引出し端子は冷間圧接法による電極箔と引出し端子との接続に用いられる。
【0021】
<圧接金型および引出し端子>
【0022】
圧接金型2は成形型の一例である。この圧接金型2は、先端部に球面部2−1を備え、この球面部2−1を最小直径として円錐状の押圧面部2−2を備えている。この押圧面部2−2の拡開角度θ1 は一例として90度以下に設定されている。
【0023】
電極箔4に接続される引出し端子6には凹部8が形成されている。この凹部8は最深部に平坦部8−1を備え、この平坦部8−1から傾斜して拡開する傾斜面部8−2が形成されている。圧接金型2の球面部2−1の直径Rに対し、平坦部8−1の幅W1は、R≦W1に設定されている。つまり、平坦部8−1の面積は球面部2−1の垂直投影面積より大きく設定されている。また、傾斜面部8−2の拡開角度θ2 は既述の押圧面部2−2の拡開角度θ1 よりも大きく設定されている。つまり、θ2 ≧θ1 である。
【0024】
電極箔4は陽極側の電極箔でもよいし、陰極側の電極箔でもよい。陽極側の電極箔4ではエッチング処理の後、基材部10の表面に化成処理によって誘電体皮膜12が形成されている。また、陰極側の電極箔4では、基材部10の表面層にエッチング層が形成されており、必要に応じて化成処理によって誘電体皮膜が形成されている。引出し端子6は、電極箔4と同等の金属で形成されている。図中の引出し端子6はたとえば、端子リードの平坦部で構成される。
【0025】
電極箔4との接続の際、引出し端子6の凹部8側の面部には凹部8を塞いで電極箔4が設置される。
【0026】
<拘束治具>
【0027】
拘束治具13は、引出し端子6を拘束し、引出し端子6の金属流動を阻止する治具であり、底面部13−1と側壁部13−2とを備えている。底面部13−1は平坦面を成し、この底面部13−1の両側に底面部13−1と直交方向に側壁部13−2が立設されている。底面部13−1と側壁部13−2とで形成されたキャビティ15には引出し端子6が設置されている。引出し端子6の幅W2に対して引出し端子6が挿入可能な幅に設定されている。なお、図示しないが、側壁部13−2は引出し端子6の端面側に設置してもよい。
【0028】
<圧接工程>
【0029】
図2は、コンデンサの製造方法における引出し端子6と電極箔4との圧接工程を示している。この圧接工程では、図2のAに示すように、拘束治具13のキャビティ15に設置された引出し端子6の凹部8の中心に圧接金型2の中心を合せ、圧接金型2を電極箔4の上から凹部8に向かって下降し、押圧する。電極箔4は圧接金型2の先端によって湾曲状態となる。圧接金型2と引出し端子6の凹部8との間に挟まれた電極箔4は、圧接金型2と引出し端子6の凹部8の傾斜面部8−2との間の間隔部14から圧接金型2の矢印a方向の移動に伴って凹部8内にガイドされる。凹部8の傾斜面部8−2の拡開角度θ2 が圧接金型2の拡開角度θ1 より大きいので、角度差θ2 −θ1 が電極箔4を移動させる十分な空間を形成する。
【0030】
このような間隔部14による電極箔4の移動では、引出し端子6の凹部8の傾斜面部8−2と圧接金型2の押圧面部2−2との間で固定される部分がなく、電極箔4を局所的に引き伸ばす契機や起点が生じない。凹部8の平坦部8−1に電極箔4が到達するまで圧接金型2の球面部2−1で移動する。つまり、電極箔4は局所的に引き伸ばされることなく、均等に引き伸ばされながら凹部8の内形状に成形される。
【0031】
凹部8の平坦部8−1に到達した電極箔4は、図2のBに示すように、圧接金型2によって引出し端子6に圧接され、偏平状態となる。これにより、電極箔4は引出し端子6に接続される。
【0032】
このように圧接金型2の移動に対し、成形途上の電極箔4が固定状態にならないので、電極箔4の局所的な伸びを生じることがない。このため、伸びを伴うことなく、電極箔4と引出し端子6の凹部8が接続される。図2のBにおいて、矢印bは凹部8の平坦部8−1および傾斜面部8−2に電極箔4が一様に圧接される応力分散を示している。このような均等圧接により、電極箔4の伸びを均一に伸ばせ、電極箔4を徐々に薄くでき、局所的に伸ばされることを防止し、伸びによる局所的な薄化や脆弱化を防止でき、応力集中を防ぎ、電極箔4と引出し端子6との接続強度を高めることができる。
【0033】
また、このような拡開角度θ1 、θ2 の角度設定(θ1 ≦θ2 )では、引出し端子6の凹部8に無用な成形応力が働かないので、引出し端子6の伸びや変形を防止できる。
【0034】
〔第2の実施の形態〕
【0035】
図3は、第2の実施の形態に係るコンデンサの製造工程を示している。図3において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
【0036】
この実施の形態では、図3のAに示すように、引出し端子6の凹部8の拡開角度θ2 を圧接金型2の拡開角度θ1 と同一(θ1 =θ2 )に設定している。引出し端子6側の凹部8の開口幅W3 が圧接金型2の最大直径Pより大きく設定されている。
【0037】
この圧接工程では、図3のBに示すように、引出し端子6の凹部8を覆って電極箔4が設置され、この電極箔4の上から凹部8の中心に向かって圧接金型2を下降させる。
【0038】
圧接金型2と引出し端子6の凹部8の傾斜面部8−2との間には、既述した間隔部14が形成される。この間隔部14は、引出し端子6側の凹部8の開口幅W3 が圧接金型2の最大直径Pより大きく設定されていることにより、電極箔4を移動させる空間部を構成する。
【0039】
斯かる構成では、第1の実施の形態と同様に、電極箔4が引出し端子6の傾斜面部8−2に固定されることがなく、凹部8の平坦部8−1まで滑らかに移動する。このため、電極箔4は圧接成形による局所的な伸びを抑制でき、徐々に薄くすることが可能となり、伸びによる局所的な薄化や脆弱化を防止できる。これにより、電極箔4と引出し端子6との接続強度を高めることができる。
【0040】
また、引出し端子6は拘束治具13のキャビティ15内に設置され、金属流動による引出し端子6の変形を防止することができる。
【0041】
<比較例>
【0042】
図4は、引出し端子6の凹部8の開口幅W3 より大なる幅W4 を持つ圧接金型16を用いた比較例を示している。このように、圧接金型16が凹部8の開口幅W3 より大きいと、圧接金型16の拡開角度θ1 が凹部8の拡開角度θ2 と同一であっても、平坦部18が小さい場合には、圧接金型16が引出し端子6の開口縁部に電極箔4を挟んで止まることになる。つまり、電極箔4が成形途上で固定され、この固定時点から圧接金型16の移動によって電極箔4に伸びを生じることになる。図4において、Aは電極箔4が圧接金型16と引出し端子6とで把持されて固定される部分を示し、Bは電極箔4が平坦部18に到達していない状態を示している。電極箔4を平坦部18に到達させるには、その分だけ電極箔4の伸びを伴うことになる。
【0043】
平坦部18を大きくすれば、凹部8の傾斜面部20を圧接金型16から遠避けることができるが、その分だけ引出し端子6の幅を大きく設定しなければならない。容量形成に寄与しない引出し端子6の幅の拡大化は好ましくない。したがって、上記実施の形態では、平坦部8−1を小さくでき、引出し端子6の幅を狭くでき、その軽量化にも寄与している。
【0044】
第1の実施の形態や第2の実施の形態では、引出し端子6の伸びや変形を防止できるため、引出し端子6の接続部の周辺には、金属流動がなく、その痕跡は生じない。つまり、引出し端子6の接続部の周辺には、金属流動による伸びを表す所謂スジの発生はない。これに対し、比較例では、圧接金型16が引出し端子6の開口縁部を、電極箔4を介して押圧している。そのため、電極箔4を平坦部18に到達させるまで、引出し端子6を押圧し、引出し端子6に成形応力が働き、金属流動を抑制することができないので、引出し端子6の伸びが少なからず生じる。このため、接続部周辺の表面には金属流動の痕跡を表すスジが生じる。換言すれば、スジの生成が金属流動の有無を表している。
【0045】
〔他の実施の形態〕
【0046】
(1) 上記実施の形態では、コンデンサの製造工程のうち、電極箔と引出し端子との接続を示している。コンデンサの製造にあっては、引出し端子を接続した電極箔を用いたコンデンサ素子の形成や、電解液の含浸工程、外装ケースへの封入工程、外装ケースの封口工程が含まれることは言うまでもない。
【0047】
(2) 上記実施の形態では、凹部8に平坦部8−1を形成しているが、この平坦部8−1を圧接金型2の球面部2−1より大きい曲率半径を持つ湾曲面に形成してもよい。
【0048】
(3) 上記実施の形態では、拘束治具13を用いて引出し端子6の側面方向への金属流動を防止する構成を説明した。本発明は、このような拘束治具13を用いない場合にも適用でき、拘束治具13の設置に限定されるものではない。
【0049】
(4) 上記実施の形態では、先端部を球形面とした圧接金型2を用いたが、先端部を矩形端面とした断面台形の押圧面を備える圧接金型を用いてもよい。
【0050】
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明は引出し端子と電極箔との接続に冷間圧接を行う際の引出し端子の伸びなどの変形を防止できる。この伸びに追従する電極箔の伸びや薄化を防止し、電極箔の脆弱化を回避することができる。電極箔と引出し端子との接続強度を高めることができる。これにより、コンデンサの信頼性の向上などに寄与し、極めて有益である。
【符号の説明】
【0052】
2 圧接金型
2−1 球面部
2−2 押圧面部
4 電極箔
6 引出し端子
8 凹部
8−1 平坦部
8−2 傾斜面部
10 基材部
12 誘電体皮膜
13 拘束治具
13−1 底面部
13−2 側壁部
14 間隔部
15 キャビティ
16 圧接金型
18 平坦部
20 傾斜面部

図1
図2
図3
図4