特許第5928500号(P5928500)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5928500商品登録装置、POSシステム及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5928500
(24)【登録日】2016年5月13日
(45)【発行日】2016年6月1日
(54)【発明の名称】商品登録装置、POSシステム及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G07G 1/12 20060101AFI20160519BHJP
【FI】
   G07G1/12 331A
   G07G1/12 321H
   G07G1/12 301E
【請求項の数】5
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2014-21297(P2014-21297)
(22)【出願日】2014年2月6日
(65)【公開番号】特開2015-148935(P2015-148935A)
(43)【公開日】2015年8月20日
【審査請求日】2014年12月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】000145068
【氏名又は名称】株式会社寺岡精工
(74)【代理人】
【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
(74)【代理人】
【識別番号】100094400
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 三義
(74)【代理人】
【識別番号】100145481
【弁理士】
【氏名又は名称】平野 昌邦
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 文克
【審査官】 宮下 浩次
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−242839(JP,A)
【文献】 特開2011−237940(JP,A)
【文献】 特開2009−259074(JP,A)
【文献】 特開平06−162350(JP,A)
【文献】 特開2012−098953(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07G 1/00 − 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品を登録する商品登録装置であって、
商品の登録情報が精算装置において読み出されるように宣言する宣言手段と、
品の登録を完了させる操作が行われた後に前記宣言手段による前記宣言が可能な画面において商品の登録を禁止する制御手段と
を備え、
前記宣言手段は、
操作可能に表示されるキーであり、
前記宣言手段であるキーには、
前記登録情報が読み出される精算装置を指定するキーと、読み取り可能なコード情報であって読み取りによって前記登録情報が読み出されるコード情報が印字された券を発行するキーとがあり、
前記指定するキー及び前記発行するキーは、
商品の登録を完了させる操作が行われた後に前記宣言が可能な画面に表示されることを特徴とする商品登録装置。
【請求項2】
前記制御手段は、
前記宣言手段による前記宣言が可な画面において商品を登録させる操作があった場合、商品の登録が禁止されている旨を出力することを特徴とする請求項に記載の商品登録装置。
【請求項3】
前記指定するキーは、
夫々の精算装置に対応付けて夫々表示され、
前記指定するキーの夫々に対応付けて、夫々の精算装置の動作状況が表示されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商品登録装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項の何れかに記載の商品登録装置と、精算装置とを備えるPOSシステム。
【請求項5】
品の登録情報が精算装置において読み出されるように宣言する宣言手段を有し、商品を登録する商品登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記宣言手段は、
操作可能に表示されるキーであり、
前記宣言手段であるキーには、
前記登録情報が読み出される精算装置を指定するキーと、読み取り可能なコード情報であって読み取りによって前記登録情報が読み出されるコード情報が印字された券を発行するキーとがあり、
前記コンピュータを、
品の登録を完了させる操作が行われた後に前記宣言手段による前記宣言が可能な画面において商品の登録を禁止する制御手段、
商品の登録を完了させる操作が行われた後に前記指定するキー及び前記発行するキーを商品の登録を完了させる操作が行われた後に前記宣言が可能な画面に表示させる表示手段
として機能させることを特徴とするプログラム
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品登録装置POSシステム及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、通信機能を有する商品販売データ処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1とは異なるが、商品登録装置で商品の登録処理を行い、登録装置とは別の精算装置で精算を行うシステムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平4−33197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ある客の取引について商品登録装置で登録処理を行った後に、精算装置において精算処理が行われるようにする操作をするのを忘れて、当該客の次の客の購入商品の登録を開始し、当該客の購入商品と次客の購入商品とが混在してしまう可能性がある。つまり、他の客の購入商品が誤って登録される虞があるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、他の客の購入商品が誤って登録されることを防止することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る商品登録装置は、商品を登録する商品登録装置であって、商品の登録情報が精算装置において読み出されるように宣言する宣言手段と、品の登録を完了させる操作が行われた後に前記宣言手段による前記宣言が可能な画面において商品の登録を禁止する制御手段とを備え、前記宣言手段は、操作可能に表示されるキーであり、前記宣言手段であるキーには、前記登録情報が読み出される精算装置を指定するキーと、読み取り可能なコード情報であって読み取りによって前記登録情報が読み出されるコード情報が印字された券を発行するキーとがあり、前記指定するキー及び前記発行するキーは、商品の登録を完了させる操作が行われた後に前記宣言が可能な画面に表示されることを特徴とする。
【0010】
上記商品登録装置において、前記制御手段は、前記宣言手段による前記宣言が可な画面において商品を登録させる操作があった場合、商品の登録が禁止されている旨を出力するようにしてもよい。
【0011】
上記商品登録装置において、前記指定するキーは、夫々の精算装置に対応付けて夫々表示され、前記指定するキーの夫々に対応付けて、夫々の精算装置の動作状況が表示されるようにしてもよい。
【0012】
本発明の他の態様に係るPOSシステムは、上記商品登録装置と、精算装置とを備える。
【0013】
本発明の他の態様に係るプログラムは、品の登録情報が精算装置において読み出されるように宣言する宣言手段を有し、商品を登録する商品登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記宣言手段は、操作可能に表示されるキーであり、前記宣言手段であるキーには、前記登録情報が読み出される精算装置を指定するキーと、読み取り可能なコード情報であって読み取りによって前記登録情報が読み出されるコード情報が印字された券を発行するキーとがあり、前記コンピュータを、商品の登録を完了させる操作が行われた後に前記宣言手段による前記宣言が可能な画面において商品の登録を禁止する制御手段、商品の登録を完了させる操作が行われた後に前記指定するキー及び前記発行するキーを商品の登録を完了させる操作が行われた後に前記宣言が可能な画面に表示させる表示手段として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、他の客の購入商品が誤って登録されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明の実施形態におけるPOSシステムの構成例を表すブロック図である。
図2】登録装置の構成例を表すブロック図である。
図3】登録装置の表示例である。
図4】登録装置の表示例である。
図5】登録装置の表示例である。
図6】登録装置の動作の流れを表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1は、本発明の実施形態におけるPOSシステム1の構成例を表すブロック図である。POSシステム1は、店舗に設置される。POSシステム1は、図1に示すように、登録装置(商品登録装置とも称する)10−1、10−2、…と、精算装置20−1、20−2、…と、ストアコントローラ30とを備え、LAN40を介して通信可能に接続されている。なお、登録装置10−1、10−2、…は、同一の構成であるため、特に個々を区別しない場合には、登録装置10と総称する。精算装置20−1、20−2、…は、同一の構成であるため、特に個々を区別しない場合には、精算装置20と総称する。なお、LAN40上には、上記に加えて、登録装置10や精算装置20の処理状況等を監視等する監視装置(不図示)などが接続されていてもよい。
【0024】
ストアコントローラ30は、店舗フロアの各装置(登録処理10、精算装置20)や、店舗外部の装置(例えば、本部の装置)などと通信する、コンピュータ(サーバ)である。ストアコントローラ30は、店舗のバックヤード(不図示)などに設置される。
【0025】
ストアコントローラ30は、少なくとも、制御部(ストアコントローラ制御部と称する。不図示)と、記憶部(ストアコントローラ記憶部と称する。不図示)と、通信部(ストアコントローラ通信部と称する。不図示)と、を備える。ストアコントローラ制御部は、ストアコントローラ30全体を制御する。
【0026】
ストアコントローラ記憶部は、種々の情報を記憶する。例えば、ストアコントローラ記憶部は、商品ファイルをマスタファイルとして記憶する。商品ファイルは、商品コード(例えば、JAN)、商品名、販売価格を含むマスタファイルである。また、ストアコントローラ記憶部は、取引情報を記憶する。取引情報は、各取引を特定(識別)するための取引番号(取引特定情報)、各取引の明細情報を含む取引に関する情報である。取引番号は、例えば、当該取引の処理をした装置の装置番号、取引毎に採番される固有の番号(例えば、シリアル番号)とから構成される番号としてもよい。また、明細情報には、例えば、当該取引の処理をした装置の装置番号、担当者識別情報、取引日時、商品名(又は商品コード)、金額、購入数、合計金額などが含まれていればよい。
【0027】
ストアコントローラ通信部は、ストアコントローラ制御部の制御によって、種々の情報を送受信する。例えば、ストアコントローラ通信部は、外部(例えば、本部のサーバ)から商品ファイルを受信し、ストアコントローラ記憶部に記憶する。また、ストアコントローラ通信部は、ストアコントローラ記憶部に記憶している商品ファイルを登録装置10や精算装置20に送信(配信)する。また、ストアコントローラ通信部は、登録装置10や精算装置との間で取引情報を送受信する。
【0028】
登録装置10は、主として、商品(購入商品)を登録する登録処理を行う装置である。店員(オペレータ)は、登録装置10を操作し、登録装置10に登録処理を実行させる。
【0029】
精算装置20は、主として、登録処理10によって登録された買上商品を精算する精算処理を行う装置である。客は、登録装置10における処理の完了後、精算装置20の設置場所に移動し、精算装置20を操作し、精算装置20に精算処理を実行させる。
【0030】
登録処理10は、登録処理において登録情報(取引情報)を生成する。精算装置20は、登録処理10において生成された登録情報を取得し、取得した登録情報を用いて精算処理を実行する。精算装置20が登録情報を取得する態様、換言すれば、POSシステム1において、登録情報を登録処理10から精算装置20に供給する態様には、種々の態様がある。
【0031】
(精算装置20を指定する態様)
登録装置10で精算処理を実行させる精算装置20を指定し、LAN40を介して指定先の精算装置20に登録情報に供給する態様である。当該態様の場合、登録処理10は、精算処理を実行させる精算装置20を指定する入力を店員から受け付ける。なお、精算装置20の指定は、商品の登録情報を精算装置20において読み出されるようにする宣言の1つである。
【0032】
登録処理10は、精算処理を実行させる精算装置20を指定する入力があったときに、LAN40を介して指定された精算装置20に登録情報を送信する。これにより、登録情報は、登録処理10から精算装置20に供給される。なお、登録処理10と精算装置20は、直接、情報を送受信してもよいし、ストアコントローラ30を介して、情報を送受信してもよい。即ち、登録処理10は、ストアコントローラ30を介して精算装置20に登録情報を送信してもよいし、直接、精算装置20に登録情報を送信してもよい。
【0033】
また、登録処理10は、精算処理を実行させる精算装置20を指定する入力があったときに、登録情報を送信することに代えて、取引番号を送信するようにしてもよい。この場合には、以下の様にして、登録情報は、登録処理10から精算装置20に供給される。まず、登録処理10は、精算処理を実行させる精算装置20を指定する入力があったときに、LAN40を介して指定された精算装置20に取引番号を送信する。登録装置10から取引番号を受信した精算装置20(指定された精算装置20)は、例えば、所定の操作(例えば、画面タッチ)があったときに、取得した取引番号によって特定される登録情報を登録処理10に要求する。要求情報(登録情報を要求する情報)を受信した登録処理10は、精算装置20からの要求に応じて該当する登録情報を精算装置20に送信する。これにより、登録情報は、登録処理10から精算装置20に供給される。なお、登録処理10と精算装置20は、直接、情報を送受信してもよいし、ストアコントローラ30を介して、情報を送受信してもよい。即ち、登録処理10は、ストアコントローラ30を介して精算装置20に取引番号や登録情報を送信してもよいし、直接、精算装置20に取引番号や登録情報を送信してもよい。また、精算処理20は、ストアコントローラ30を介して登録装置10に要求情報を送信してもよいし、直接、登録装置10に要求情報を送信してもよい。
【0034】
(お会計券を発行する態様)
登録装置10でお会計券を指定し、精算装置20でお会計券上のコード情報を読み取らせることによって、登録情報を供給する態様である。当該態様の場合、登録処理10は、お会計券を発行する旨の入力を店員から受け付ける。なお、お会計券を発行する旨の入力は、商品の登録情報を精算装置20において読み出されるようにする宣言の1つである。
【0035】
なお、お会計券とは、ある取引の買上データ(登録情報)そのものや、取引(即ち、買上データ)を特定するための情報(取引番号)がコード化(例えば、1次元バーコード化や2次元コード(例えばQRコード(登録商標))化)されて印刷されているシートである。お会計券上のコードは精算装置20のスキャナ等によって読み取られ、当該精算装置20に精算すべき取引の買上データが読み出される。
【0036】
(取引番号を1次元バーコード化する態様)
登録処理10は、お会計券を発行する旨の入力があったときに、取引番号を1次元バーコード化した1次元バーコードを印刷したお会計券を発行する。精算装置20は、お会計券に印刷された1次元バーコードを読み取って取引番号を取得し、取得した取引番号によって特定される登録情報を登録処理10に要求し、登録処理10は、当該精算装置20からの要求に応じて該当する登録情報を精算装置20に送信すればよい。なお、精算処理20は、ストアコントローラ30を介して登録装置10に要求情報(登録情報を要求する情報)を送信してもよいし、直接、登録装置10に要求情報を送信してもよい。また、登録処理10は、ストアコントローラ30を介して精算装置20に登録情報を送信してもよいし、直接、精算装置20に登録情報を送信してもよい。
【0037】
なお、精算装置20は、1次元バーコードが印刷されたお会計券から取引番号を取得した場合に、ストアコントローラ30から登録情報を取得してもよい。つまり、精算装置20は、登録装置10に記憶されている登録情報を当該登録装置10に要求するのではなく、ストアコントローラに記憶している登録情報(登録装置10が生成後にストアコントローラ30に送信したもの)をストアコントローラ30に要求してもよい。
【0038】
(登録情報を2次元コード化する態様)
また、登録処理10は、お会計券を発行する旨の入力があったときに、取引番号を1次元バーコード化した1次元バーコードを印刷したお会計券に代えて、登録情報を2次元コード(例えばQRコード(登録商標))化した2次元コードを印刷したお会計券を発行するようにしてもよい。この場合には、精算装置20は、お会計券に印刷された2次元を読み取って登録情報を取得することができる。
【0039】
図2は、登録装置10の構成例を表すブロック図である。登録装置10は、図2に示すように、CPU101と、ROM102と、RAM103と、スキャナ部104と、店員用表示部105と、客用表示部106と、ハードディスク107と、店員用操作部108と、通信部109と、ブザー110と、印刷部111と、バス112とを備える。これらは、バス112を介して互いに接続されている。
【0040】
CPU101は、ROM102に記憶されているプログラムをRAM103に展開し、実行することにより、登録装置10全体を制御する。詳細は後述する。
【0041】
ROM102は、種々の情報を記憶する。例えば、ROM102は、CPU101によって実行されるプログラムや、自装置の装置番号(装置識別情報)などを記憶する。
【0042】
RAM103は、種々の情報を一時記憶する。例えば、RAM103は、ROM102から読み出されたプログラムや、当該プログラムの実行などによって取得又は生成される情報(例えば、各種の判定結果、登録情報、読取情報)を一時記憶する。なお、RAM103は、商品ファイルを一時記憶してもよい。
【0043】
スキャナ部104は、商品に付されたバーコードを光学的に読み取って当該商品の商品コードを取得(コード化されていた商品コードを逆変換して取得)する。スキャナ部104は、取得した商品コードをCPU101に通知する。また、スキャナ部104は、店員の名札等に付されたバーコードを光学的に読み取って当該店員を識別する担当者識別情報(例えば、担当者コード、担当者名)を取得する。スキャナ部104は、取得した担当者識別情報をCPU101に通知する。
【0044】
店員用表示部105は、店員に情報を表示する、例えば、液晶タッチディスプレイ装置である。店員用表示部105は、店員用操作部108に代えて店員用操作部108が備える操作ボタン(後述)と同様の機能を有する各種のGUI操作ボタンを表示してもよい。また、店員用表示部105は、所定商品(例えば、生鮮食料品)を登録するためのプリセットボタンを表示してもよい。店員用表示部105において店員の操作があった場合には、操作信号がCPU101に通知される。
【0045】
客用表示部106は、客に情報を表示する、例えば、液晶ディスプレイ装置である。客用表示部106は、店員用表示部105と同様、液晶タッチディスプレイ装置であってもよい。例えば、客用表示部106は、メッセージ(例えば、公共料金の金額確認)に対する操作を受け付ける。客用表示部106において客の操作があった場合には、操作信号がCPU101に通知される。
【0046】
ハードディスク107は、種々の情報を記憶する。例えば、ハードディスク107は、ストアコントローラ30から送信され、通信部109によって受信された商品ファイルを記憶する。なお、ROM102に代えて、ハードディスク107が、上述のプログラムを記憶してもよい。
【0047】
店員用操作部108は、各種の操作ボタン(操作キー)を備える。例えば、店員用操作部108は、数字ボタン(数字キー)、小計ボタン(小計キー)、精算装置指定ボタン(精算装置指定キー)、お会計券発行ボタン(お会計券発行キー)、確認ボタン(確認キー)、取消ボタン(取消キー)などを備える。また、店員用操作部108は、上述のプリセットボタン(プリセットキー)を備えていてもよい。店員用操作部108において、店員の操作があった場合には、操作信号がCPU101に通知される。
【0048】
通信部109は、LAN40を介して他の装置と通信するための通信インタフェースである。ブザー110は、確認音や警告音などを発生させるための音発生部である。印刷部111は、お会計券となどの媒体を印刷、発行する。
【0049】
CPU101は、操作内容や処理の進行状況に応じて表示内容を制御する。CPU101は、本実施例においては、例えば、商品を登録しようとするときには登録画面(図3参照)を表示し、商品の登録を完了しようとするときには小計画面(図4参照)を表示するように制御する。なお、図3の登録画面、図4の小計画面の詳細は後述する。
【0050】
CPU101は、スキャナ部104を介して商品コードを取得した場合(商品に付されたバーコードがスキャナ部104によって読み取られた場合)、ハードディスク107に記憶されている商品ファイルを参照し、買上商品の商品名や販売価格を特定し、個々の買上商品の商品名や販売価格や購入数をRAM103に一時記憶する。つまり、登録処理を実行する。プリセットボタンが押下(タッチ)された場合も同様である。
【0051】
CPU101は、スキャナ部104を介して担当者識別情報を取得した場合(名札等に付されたバーコードがスキャナ部104によって読み取られた場合)、RAM103に担当者識別情報を一時記憶する。
【0052】
CPU101は、登録情報(取引情報)を生成する。例えば、CPU101は、宣言の後に(例えば、精算装置指定ボタンの押下後、お会計券発行ボタンの押下後)に、RAM103に一時記憶されている情報や、ROM102に記憶されている情報などに基づいて登録情報(取引番号及び明細情報)を生成する。
【0053】
以下、CPU101による、登録情報の生成、及び、その後の処理について、精算装置20の指定があった場合とお会計券の発行の入力があった場合とに分けて説明する。
【0054】
(精算装置20の指定があった場合)
CPU101は、精算装置指定ボタンが押下された旨の操作信号を受信した場合、上述の如く登録情報を生成する。登録情報を生成したCPU101は、通信部109を制御して、精算装置指定ボタンによって指定された精算装置20に当該登録情報を送信する。なお、上述の如く、CPU101は、ストアコントローラ30を介して精算装置20に登録情報を送信してもよいし、直接、精算装置20に登録情報を送信してもよい。また、CPU101は、直接、精算装置20に登録情報を送信する場合においても、当該精算装置20に加えて、ストアコントローラ30に登録情報を送信してもよい。また、CPU101は、他の装置(精算装置20、ストアコントローラ30)への送信に加えて、登録情報をRAM103に一時記憶してもよい。
【0055】
また、登録情報を生成したCPU101は、当該登録情報全体ではなく、当該登録情報に含まれる取引番号を、精算装置20に送信してもよい。なお、上述の如く、CPU101は、ストアコントローラ30を介して精算装置20に取引番号を送信してもよいし、直接、精算装置20に取引番号を送信してもよい。また、CPU101は、精算装置20への取引番号に加えて、ストアコントローラ30に登録情報(取引番号及び明細情報)を送信してもよい。また、CPU101は、他の装置(精算装置20、ストアコントローラ30)への送信に加えて、登録情報(取引番号及び明細情報)をRAM103に一時記憶してもよい。なお、CPU101は、取引番号の送信先である精算装置20から登録情報を要求された場合には、当該要求に応じた登録情報(当該要求に含まれる取引番号の登録情報)を精算装置20に応答(送信)すればよい。
【0056】
(お会計券の発行の入力があった場合)
CPU101は、お会計券発行ボタンが押下された旨の操作信号を受信した場合、上述の如く登録情報を生成する。登録情報を生成したCPU101は、生成した登録情報をRAM103に一時記憶する。また、CPU101は、印刷部111を制御して、当該登録情報に含まれる取引番号を1次元バーコード化した1次元バーコードを印刷したお会計券を発行させる。なお、お会計券上の1次元バーコードは、精算装置20にて読み取られるようにできている。また、CPU101は、お会計券を読み取った精算装置20から登録情報を要求された場合には、当該要求に応じた登録情報(当該要求に含まれる取引番号の登録情報)を精算装置20に応答(送信)すればよい。
【0057】
また、登録情報を生成したCPU101は、1次元バーコードを印刷したお会計券ではなく、印刷部111を制御して、当該登録情報全体を2次元コード(例えばQRコード(登録商標))化した2次元コードを印刷したお会計券を発行させてもよい。なお、お会計券上の2次元コードは、精算装置20にて読み取られるようにできている。
【0058】
また、CPU101は、本実施例においては、上記以外にも、操作内容や処理の進行状況に応じて各種の制御を実行可能である。
【0059】
例えば、CPU101は、特定の操作(小計キーの押下)が行われてから所定の宣言(精算装置20の指定、お会計券の発行)が行われる迄の間における、商品の登録を禁止する制御を行う場合がある。あるいは、CPU101は、特定の操作(小計キーの押下)が行われてから所定の宣言(精算装置20の指定、お会計券の発行)が行われる迄の間における、商品の登録について警告を出力(店員用表示部105に表示)する場合がある。即ち、小計画面の表示中において、精算装置20の指定(精算装置指定ボタンの押下)か、お会計券の発行(お会計券発行ボタンの押下)がなされる前に、ある商品に付されたバーコードがスキャナ部104によって読み取られた場合やある商品のプリセットが押下された場合には、CPU101は、当該登録を禁止する制御や、当該登録について警告を出力する場合がある。
【0060】
例えば、CPU101は、小計画面が表示されてから宣言が行われる迄の間において商品を登録させる操作があった場合、警告として登録拒否を確認するための確認画面を表示する。一例として、CPU101は、上記の場合に、登録の許否を指定可能な確認画面(図5(a)、図5(b)参照))を表示する。なお、図5(a)及び図5(b)の確認画面の詳細は後述する。
【0061】
また、CPU101は、登録の許否を指定可能な確認画面において登録を許可する旨の入力(指定)があったときには、当該商品を登録する。例えば、図5(a)の確認画面において「商品登録をします。」が選択されたときや、図5(b)の確認画面において「はい。」が選択されたときには、当該商品を登録する。
【0062】
一方、CPU101は、登録の許否を指定可能な確認画面において登録を許可しない旨の入力(指定)があったときには、宣言が可能な情報を表示する。例えば、図5(a)の確認画面において「商品登録をしません。」が選択されたときや、図5(b)の確認画面において「いいえ。」が選択されたときには、何れかの精算装置20を指定するボタンを配置した精算装置指定画面(図5(c)参照)を表示する。なお、図5(c)の精算装置指定画面の詳細は後述する。
【0063】
図3図5は、登録装置10の表示例である。図3は登録画面の一例である。図4(a)は小計画面の一例である。図4(b)は送信されたことを確認するための確認画面(送信確認画面とも称する)である。図5(a)は商品の登録の許否を指定可能な確認画面の一例である。図5(b)は商品の登録の許否を指定可能な確認画面の他の例である。図5(c)は精算装置指定画面の一例である。
【0064】
図3に例示した登録画面は、商品を登録するときに表示される画面である。画面左上は、今(最後に)登録した商品の商品名や販売価格を表示する領域である。図3に例示した登録画面においては、商品名「卵(M)」、内税売「¥180」が表示されている。画面左下(左中央)は、当該客(一取引)について登録した商品について一欄表示する領域である。図3に例示した登録画面においては、缶ビール、アスパラ、卵(M)が夫々の販売価格とともに表示されている。画面右上は、当該客について現在の登録迄の合計を表示する領域である。図3に例示した登録画面においては、合計の買上点数として「3」、合計の買上金額として「¥563」が表示されている。画面右下(右中央)は、プリセットボタンを配置する領域である。図3に例示した登録画面においてはタブ「野菜」におけるプリセットボタン「きゅうり」「にんじん」などが配置されている。なお、図3に例示した登録画面には、店員用操作部108の小計キーに相当する小計ボタンが配置されていないが、登録画面に小計キーに相当する小計ボタンを配置してもよい。
【0065】
図4(a)に例示した小計画面は、当該客(一取引)について商品の登録を完了しようとするときに表示される画面である。例えば、小計画面は、登録画面の表示中に小計キーが押下された場合に表示される。画面左側は、当該客(一取引)について登録した商品について一欄表示する領域である。図4(a)に例示した小計画面においては、缶ビール、アスパラ、卵(M)が夫々の販売価格とともに表示されている。画面右側は、当該客の合計を表示する領域である。図4(a)に例示した小計画面においては、合計の買上点数として「3」、合計の買上金額として「¥563」が表示されている。
【0066】
画面下部の符号A〜符号Cは、精算装置指定ボタンである。なお、「102レジ」「103レジ」「104レジ」は、夫々が、POSシステム1に属する何れかの精算装置20に付された名称である。例えば、「102レジ」は精算装置20−1、「103レジ」は精算装置20−2、「104レジ」は精算装置20−3というように対応している。店員は、当該取引の精算処理を「102レジ」にて実行させるようとするときは精算装置指定ボタン「102レジ」を押下し、当該取引の精算処理を「103レジ」にて実行させるようとするときは精算装置指定ボタン「103レジ」を押下し、当該取引の精算処理を「104レジ」にて実行させるようとするときは精算装置指定ボタン「104レジ」を押下する。即ち、精算装置指定ボタンによって精算処理を実行させる精算装置20が指定される。なお、店員用操作部108として精算装置指定キーを備える場合には、精算装置指定キーによって精算処理を実行させる精算装置20を指定されるようにしてもよい。
【0067】
画面下部の符号Dは、お会計券発行ボタンである。店員は、当該取引の精算処理を、お会計券を読み取った精算装置20にて実行させるようとするときはお会計券発行ボタンを押下する。即ち、お会計券発行ボタンによってお会計券が発行される。なお、店員用操作部108としてお会計券発行キーを備える場合には、お会計券発行キーによってお会計券が発行されるようにしてもよい。
【0068】
図4(a)に例示した小計画面では、精算装置指定ボタン(符号A〜符号C)や、お会計券発行ボタン(符号D)が、小計画面の購入商品の商品名が表示される欄や、買上点数、合計金額が表示される欄(買上商品に関する情報を表示する欄)に隣接して配置されている。このように、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンが、買上商品に関する情報を表示する欄と隣接して表示されているので、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンを押すことを店員に促すことができ、それらを押さずに次のお客の商品登録をすることを極力回避することができる。なお、図4(a)では、購入商品の商品名が表示される欄と、合計金額を表示する欄に隣接している例を示したが、これに限らず、購入商品の商品名が表示される欄、買上点数が表示される欄、合計金額が表示される欄の少なくとも1つの欄のみに隣接するようにしてもよい。つまり、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンなどを、商品名、点数、合計金額などのように店員が注目する、買上商品に関する情報を表示する欄のいずれか1つ、又は複数と隣接させて配置することで、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンを押すことを店員に促すことができる。
【0069】
画面下部の符号Eは、登録画面ボタンである。店員は、当該取引として商品を登録するときは登録画面ボタンを押下する。例えば、客Aに対する小計画面を表示しているときに客Aが購入する商品として商品Xを登録するときには、店員は、一旦、小計画面から抜けて登録画面に戻すために登録画面ボタンを押下する。即ち、登録画面ボタンが押下された場合には登録画面が表示される。なお、店員用操作部108として登録画面ボタンに相当するキー(登録画面キー)が存在する場合には、当該登録画面キーの押下によって登録画面が表示されるようにしてもよい。
【0070】
図4(b)に示した送信確認画面は、指定された精算装置20に登録情報等を送信した場合に表示される画面である。例えば、図4(a)に例示した小計画面において精算装置指定ボタン「102レジ」の押下後に、「102レジ」に登録情報等に送信され、「102レジ」から登録情報等を正常に受信した旨の応答を受信した場合に、図4(b)に示した送信確認画面が表示される。
【0071】
図5(a)に示した確認画面は、小計画面において商品の登録をしようとしたとき、具体的には例えば、小計画面が表示されているときにスキャナ部104によって商品がスキャンされときに表示される画面である。例えば、客Aに対する小計画面を表示しているときに商品Xのスキャンがあった場合には図5(a)に示した確認画面が表示される。図5(a)に示した確認画面において、ボタン「商品登録します。」は当該取引として当該商品(小計画面が表示されているときにスキャンされた商品)の登録(追加)を許可する旨のボタン、ボタン「商品登録しません。」は当該取引として当該商品の登録を許可しない旨のボタンである。換言すれば、ボタン「商品登録します。」が押下された場合には当該取引として当該商品が登録されるが、ボタン「商品登録しません。」が押下された場合には当該取引として当該商品が登録されない。従って、客Aに対する小計画面の表示中に商品Xをスキャンし、図5(a)に示した確認画面が表示された場合には、店員は、商品Xが客Aのものであるか否かを確認し、商品Xが客Aのものであるときにはボタン「商品登録します。」を押下し、商品Xが客Aのものでないときには(例えば客Aの次の客Bのものであるときには)ボタン「商品登録しません。」を押下すればよい。
【0072】
なお、図5(a)の確認画面に代えて図5(b)の確認画面を表示してもよい。例えば、客Aに対する小計画面の表示中に商品Xをスキャンし、図5(b)に示した確認画面が表示された場合には、店員は、商品Xが客Aのものであるか否かを確認し、商品Xが客Aのものであるときにはボタン「はい。」を押下し、商品Xが客Aのものでないときにはボタン「いいえ。」を押下すればよい。
【0073】
図5(c)に示した精算装置指定画面は、登録の許否を指定可能な確認画面において当該取引として当該商品の登録を許可しない旨の入力(指定)があった場合に表示される画面である。つまり、図5(a)の確認画面においてボタン「商品登録しません。」が押下された場合や、図5)の確認画面においてボタン「いいえ。」が押下された場合には、図5(c)に示した精算装置指定画面が表示される。図5(c)に示した精算装置指定画面には、図4(a)に示した小計画面の画面下部と同様、精算装置指定ボタン「102レジ」、精算装置指定ボタン「103レジ」、精算装置指定ボタン「104レジ」が配置されている。つまり、客Aに対する小計画面の表示中に商品Xをスキャンした場合には図5(a)や図5(b)の確認画面が表示されるが、店員は、商品Xが客Aのものでないと判断したときには登録を許可しない旨の入力(ボタン「商品登録しません。」やボタン「いいえ。」の押下)を行い、更に、図5(c)に示した精算装置指定画面において、客Aの取引について精算処理を行う精算装置20を指定することができる。
【0074】
なお、図5(c)に示した精算装置指定画面の各ボタンには、夫々の精算装置20の稼働状況(動作状況)が表示されている。例えば、精算装置指定ボタン「102レジ」には待機中である旨が表示され、精算装置指定ボタン「103レジ」及び精算装置指定ボタン「104レジ」にはオフライン中である旨が表示されている。なお、登録装置10は、例えば、夫々の精算装置20からの通知や夫々の精算装置20との通信状況によって、夫々の精算装置の稼働状況を判断すればよい。なお、図4(a)に示した小計画面に配置された精算装置指定ボタン「102レジ」等も同様である。
【0075】
図6は、登録装置10の動作の流れを表すフローチャートである。具体的には、図6のフローチャートは、ある客について商品を登録し始めてから精算装置20を指定する迄のフローチャートである。図6のフローチャートの開始時において、店員用表示部105には、商品が1つも登録されていない登録画面が表示されているものとする。なお、図6のフローチャートではお会計券に関する処理は省略している。
【0076】
ステップS10:登録画面において、スキャナ部104によって商品がスキャン、あるいは、プリセットボタン(又はプリセットキー)によって商品が選択されたか否かを判断する。商品がスキャン(あるいは選択)された場合にはステップS12に進む。商品がスキャン(あるいは選択)されていない場合にはステップS14に進む。
ステップS12:当該商品を登録する。
ステップS14:小計キー(又は小計ボタン)が押下されたか否かを判断する。小計キーが押下された場合にはステップS20に進む。小計キーが押下されていない場合にはステップS10に戻る。
【0077】
ステップS20:登録画面に代えて小計画面を表示する。
ステップS22:小計画面において、登録画面ボタン(又は登録画面キー)が押下されたか否かを判断する。登録画面ボタンが押下された場合にはステップS24に進む。登録画面ボタンが押下されていない場合にはステップS26に進む。
ステップS24:小計画面に代えて登録画面を表示する。その後、ステップS10に戻る。
【0078】
ステップS26:小計画面の下部(又は、ステップS36に続いて当該ステップS26を実行する場合には精算装置指定画面)において、精算装置20が指定されたか否か、即ち、精算装置指定ボタン(又は、精算装置指定キー)が押下されたか否かを判断する。精算装置20が指定された場合にはステップS40に進む。精算装置20が指定されていない場合にはステップS28に進む。なお、ステップS36に続いて当該ステップS26を実行する場合にはステップS36において表示された精算装置指定画面は、何れかの精算装置指定ボタンの押下後に消去される。
【0079】
ステップS28:小計画面において、スキャナ部104によって商品がスキャン、あるいは、プリセットキーによって商品が選択されたか否かを判断する。商品がスキャン(あるいは選択)された場合にはステップS30に進む。商品がスキャン(あるいは選択)されていない場合にはステップS22に戻る。
【0080】
ステップS30:登録拒否を確認するための確認画面を表示する。例えば、小計画面に重畳させて、登録の許否を指定可能な確認画面を表示する。
ステップS32:登録の許否を指定可能な確認画面において、登録を許可する旨の入力(指定)があったか、登録を許可しない旨の入力(指定)があったかを判断する。登録を許可する旨の入力(指定)があった場合にはステップS34に進む。例えば、ステップS30において図5(a)の確認画面を表示した場合においてボタン「商品登録します。」が押下された場合やステップS30において図5(b)の確認画面を表示した場合においてボタン「はい。」が押下された場合にはステップS34に進む。一方、登録を許可しない旨の入力(指定)があった場合にはステップS36に進む。例えば、ステップS30において図5(a)の確認画面を表示した場合においてボタン「商品登録しません。」が押下された場合やステップS30において図5(b)の確認画面を表示した場合においてボタン「いいえ。」が押下された場合にはステップS36に進む。なお、ステップS30において表示された確認画面は、何れかのボタンの押下後に消去される。
【0081】
ステップS34:ステップS28においてスキャン(あるいは選択)された商品を登録する。即ち、登録画面の表示中にスキャン(あるいは選択)された商品が登録されるのと同様に(ステップS10、ステップS12)、小計画面の表示中にスキャン(あるいは選択)された商品を登録する(ステップS28、ステップS34)。その後、ステップS22に戻る。
【0082】
ステップS36:精算装置指定画面を表示する。例えば、小計画面に重畳させて、図5(c)の精算装置指定画面を表示する。その後、ステップS26に戻る。即ち、登録を許可しない旨の入力(指定)があった場合には(ステップS32:No)、小計画面の表示中にスキャン(あるいは選択)された商品を登録しない。
【0083】
ステップS40:登録情報を生成し、指定された精算装置20に送信する。
ステップS42:送信確認画面を表示する。例えば、小計画面に重畳させて、図4(b)の送信確認画面を表示する。
ステップS44:登録画面を表示する。そして、本フローチャートは終了する。
【0084】
なお、ステップS42にて表示される送信確認画面は、当該送信確認画面上の何れかの領域がタッチされた場合、又は、当該送信確認画面の表示後に所定時間が経過した場合、又は、ステップS44にて登録画面が表示された場合に消去されるようにしてもよい。ステップS44にて表示される登録画面は、ステップS42にて表示される送信確認画面が消去された場合に表示してもよい。
【0085】
以上、本発明の一実施形態によるPOSシステム1によれば、他の客の商品が誤って登録されることを防止することができる。小計画面の表示中に商品がスキャン(あるいは商品が選択)された場合であって、且つ、その後に当該商品の登録を許可しない旨の入力(指定)を行った場合には、当該商品を登録しないので、例えば、次の客の商品が誤って登録されることを防止することができる。
【0086】
なお、図5(c)の精算装置指定画面には、精算装置20を指定するボタンが配置されているが、精算装置20を指定するボタンに加えて、当該商品(小計画面の表示中にスキャン(あるいは商品が選択)された商品)を登録しない旨を表示してもよい。また、精算装置指定画面において、精算装置20を指定しない旨の入力を受け付けるようにしてもよい。例えば、図5(c)の精算装置指定画面の右上角の×印が押下された場合には、精算装置20を指定せずに処理を続けるようにしてもよい(例えば、図6のフローチャートにおいてステップS26(即ちステップS2)に戻るようにしてもよい)。
【0087】
また、上記実施形態では、小計画面の表示中にスキャン(あるいは商品が選択)された商品について登録を許可しない旨の入力(指定)を行った場合には、当該取引の精算処理を実行させる精算装置20を指定するボタンを配置した画面(例えば、図5(c)の精算装置指定画面)を表示する例を説明したが(例えば、図6のステップS36)、上記に代えて、お会計券を発行させるボタンを配置した画面を表示してもよいし、精算装置20を指定するボタンもお会計券を発行させるボタンも配置した画面を表示するようにしてもよい。また、精算装置指定画面には、上述のボタンの押下を店員に促すメッセージを表示してもよい。即ち、精算装置指定画面において宣言を促す表示をしてもよい。
【0088】
また、例えば、図5(a)の確認画面を表示した場合においてボタン「商品登録しません。」が押下された場合や図5(b)の確認画面を表示した場合においてボタン「いいえ。」が押下された場合など、登録を許可しない旨の入力(指定)があった場合には、精算装置指定ボタンを配置した精算装置指定画面(図5(c)の精算装置指定画面)や、お会計券発行ボタンを配置した精算装置指定画面や、精算装置20を指定しない旨の入力(右上角の×印)を受け付ける精算装置指定画面などを表示すると説明したが、上述のような、登録を許可しない旨の入力(指定)があった場合の動作(制御)は上記に限定されない。例えば、上述のような、登録を許可しない旨の入力(指定)があった場合には、上述のような精算装置指定画面を表示せずに図4(a)の小計画面に戻り、戻った小計画面で、精算装置指定ボタン(符号A〜符号C)や、お会計券発行ボタン(符号D)の何れかのボタンの押下を店員に促すメッセージを表示してもよい。即ち、小計画面上において宣言を促す表示をしてもよい。これにより、店員は迅速に符号Aから符号Dのいずれのかのキーを押下することができるようなる。
【0089】
また、上記実施形態では、小計画面の表示中にスキャン(あるいは商品が選択)された商品について登録を許可しない旨の入力(指定)を行った場合には、当該取引の精算処理を実行させる精算装置20を指定するボタンを配置した画面(例えば、図5(c)の精算装置指定画面)を表示する例を説明したが(例えば、図6のフローチャートのステップS36)、上記場合に上記画面を表示しなくてもよい。即ち、登録を許可しない旨の入力(指定)を行った場合には(図6のフローチャートのステップS32(No)の場合には)、単に、ステップS26(即ちステップS2)に戻るようにしてもよい。
【0090】
また、上記実施形態では、小計画面の表示中に商品のスキャン等があった場合には、登録の許否を指定可能な確認画面を表示する例を説明したが、上記の場合に、登録の許否を指定可能な確認画面を表示せずに、図5(c)に示したような精算装置指定画面を表示してもよい。即ち、小計画面の表示中に商品のスキャン等があった場合には(図6のフローチャートのステップS28(Yes)の場合)、店員に登録の許否を確認させることなくステップS36に進むようにしてもよい。あるいは、小計画面の表示中に商品のスキャン等があった場合には、登録の許否を指定可能な確認画面も精算装置指定画面も表示せずに、単に、ステップS26(即ちステップS2)に戻るようにしてもよい。つまり、当該商品の登録を単に禁止してもよい。なお、上述の如く、商品の登録を単に禁止する際には、登録の許否の指定を要しない確認画面(単に商品の登録が禁止された旨を示した画面。所定時間経過後やタッチされた後に消去されるもの)を表示してもよい。
【0091】
また、上記実施形態では、ある客Aの小計画面の表示中にスキャン(あるいは商品が選択)された商品について登録を許可しない旨の入力(指定)を行った場合には、当該客Aの購入商品として当該商品を登録しないと説明したが、他の客B(例えば、客Aの次の客B)の購入商品として、当該商品を登録するようにしてもよい。
【0092】
例えば、客Aの小計画面の表示中に商品がスキャン(あるいは商品が選択)された場合に、図5(a)の確認画面(又は図5(b)の確認画面)に代えて、当該取引の商品として当該商品を登録する旨のボタン(上記例における客Aの商品として登録する旨のボタン)と、当該取引の次取引の商品として当該商品を登録する旨のボタン(上記例における客Bの商品として登録する旨のボタン)とを配置した確認画面を表示し、当該取引の次取引の商品として当該商品を登録する旨のボタンが押下された場合に、当該取引の次取引の商品として当該商品を登録するようにしてもよい。例えば、当該取引の次取引の商品として当該商品を登録する旨のボタンが押下された場合には、当該取引の次取引の登録情報として当該商品の登録情報を記憶し、次取引の最初の商品がスキャン(あるいは商品が選択)されたときに記憶している登録情報を当該次取引に追加するようにしてもよい。例えば、客Aの小計画面の表示中に商品Xがスキャン(あるいは商品が選択)された場合に、上述のような確認画面を表示し、客Aの取引の次の取引の商品として商品Xを登録する旨のボタンが押下された場合には、客Aの取引の次の取引の登録情報として商品Xの登録情報を記憶し、客Aの次の客Bの最初の商品Yがスキャン(あるいは商品が選択)されたときに、既に記憶している商品Xの登録情報を客Bの取引に追加するようにしてもよい。
【0093】
なお、当該取引の商品として当該商品を登録する旨のボタンと、当該取引の次取引の商品として当該商品を登録する旨のボタンとを配置した画面ではなく、当該取引の商品として当該商品を登録する旨のボタンと、当該取引の次取引の商品として当該商品を登録する旨のボタンと、当該商品を登録しない旨のボタン(上記例における客Aの商品としても客Bの商品としても登録しない旨のボタン)とを配置した画面を表示してもよい。
【0094】
また例えば、小計画面の表示中に商品がスキャン(あるいは商品が選択)され、図5(a)の確認画面(又は図5(b)の確認画面)において登録を許可しない旨の入力(指定)があった場合に、当該取引の次取引の商品として当該商品を登録する旨のボタン(上記例における客Bの商品として登録する旨のボタン)と、当該商品を登録しない旨のボタン(上記例における客Bの商品としても登録しない旨のボタン)とを配置した画面を表示してもよい。
【0095】
また、上記実施形態では、登録装置10が登録画面とは別に小計画面を表示する態様について説明したが、登録装置10は小計画面も兼ね備える登録画面(例えば、図4(a)に示した精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンなどを配置した登録画面)を表示するようにしてもよい。以下、説明の便宜上、登録画面とは別に小計画面を表示する態様における登録画面を登録画面T1、小計画面も兼ね備える登録画面を登録画面T2と区別する。なお、登録画面T2を表示する態様の場合には、小計画面は不要である。
【0096】
登録画面T1を表示する態様においては、上述した様に、登録装置10は、小計画面において、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンが押下される前に、商品がスキャン等された場合には、当該商品の登録を禁止し、または、当該商品の登録について警告を出力したが、登録画面T2を表示する態様においては、登録装置10は、登録画面T2において、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンが押下される前に、商品がスキャン等された場合には、当該商品の登録を禁止し、または、当該商品の登録について警告を出力してもよい。
【0097】
即ち、登録装置10は、購入された商品の登録情報を精算装置において読み出されるように宣言する宣言手段(精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタン)と、当該宣言手段による宣言が行われる迄の間における、商品の登録を禁止し、または、商品の登録について警告を出力する制御手段と、を備えるものであってもよい。
【0098】
なお、登録画面T2において、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンは、無条件にいつでも押下可能であってもよいし、特定の条件下において押下可能であってもよい。
【0099】
例えば、登録画面T2において所定の操作が行われる前は精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンが押下不能であって、所定の操作が行われる後に精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンが押下可能となるようにしてもよい。具体的には、登録画面T2は、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンを押下可能するためのボタン(以下、「ボタンF」という)を配置するようにしてもよい。即ち、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンを押下する前には、ボタンFの押下が必要になる。
【0100】
あるいは、ボタンFを配置した登録画面T2には精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンを配置せずに、登録画面T2においてボタンFが押下された場合に、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンが配置された画面(図5(c)に示したような画面)を登録画面T2に重畳して表示してもよい。なお、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンが配置された画面では、精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンは、無条件にいつでも押下可能である。また、ボタンFの押下後に精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンの押下があったときには、当該取引は終了する。
【0101】
即ち、登録装置10は、商品の登録情報を精算装置20において読み出されるように宣言する宣言手段(精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタン)と、当該宣言手段による宣言を可能にする特定操作(例えば、小計ボタン(小計キー)押下やボタンFの押下)を実行する特定操作手段と、特定操作が行われてから宣言が行われる迄の間(精算装置指定ボタンやお会計券発行ボタンが押下可能である状態)における、商品の登録を禁止し、または、商品の登録について警告を出力する制御手段と、を備えるものであってもよい。
【0102】
(1)上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る商品登録装置は、商品を登録する商品登録装置であって、商品の登録情報が精算装置において読み出されるように宣言する宣言手段と、前記商品の登録を完了させる操作が行われた後、前記宣言手段による前記宣言が行われる迄の間における商品の登録を禁止する制御手段とを備えるものであってもよい。
(2)上述した課題を解決するために、本発明の他の態様に係る商品登録装置は、商品を登録する商品登録装置であって、商品の登録情報が精算装置において読み出されるように宣言する宣言手段と、前記宣言手段による前記宣言が受け付け可能になった後、前記宣言手段による前記宣言が行われる迄の間における商品の登録を禁止する制御手段と備えるものであってもよい。
(3)上記商品登録装置において、前記制御手段は、前記宣言手段による前記宣言が受け付け可能になった後、前記宣言手段による前記宣言が行われる迄の間において商品を登録させる操作があった場合、商品の登録が禁止されている旨を出力するようにしてもよい。
(4)上記商品登録装置において、前記制御手段は、前記宣言手段による前記宣言が受け付け可能になった後、前記宣言手段による前記宣言が行われる迄の間において商品を登録させる操作があった場合、登録の許否を指定可能な確認画面を表示し、当該確認画面において登録を許可する旨の指定があったときは、当該商品を登録するようにしてもよい。
(5)上記商品登録装置において、前記宣言手段は、操作可能に表示されるキーであり、前記宣言手段であるキーは、商品の登録を完了させる操作が行われた後に、操作可能に表示されるようにしてもよい。
(6)上記商品登録装置において、上記商品登録装置において、前記宣言手段であるキーには、前記登録情報が読み出される精算装置を指定するキーと、読み取り可能なコード情報であって読み取りによって前記登録情報が読み出されるコード情報が印字された券を発行するキーとがあり、前記指定するキー及び前記発行するキーは、商品の登録を完了させる操作が行われた後に、同一画面に表示されるようにしてもよい。
(7)上記商品登録装置において、前記指定するキーは、夫々の精算装置に対応付けて夫々表示され、前記指定するキーの夫々に対応付けて、夫々の精算装置の動作状況が表示されるようにしてもよい。
(8)本発明の他の態様に係るPOSシステムは、上述の商品登録装置と上述の精算装置とを備えることを特徴とする。
(9)上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る商品登録装置は、購入された商品を登録する商品登録装置であって、購入された商品の登録情報を精算装置において読み出されるように宣言する宣言手段と、前記宣言手段による前記宣言が行われる迄の間における商品の登録について警告を出力する制御手段とを備えることを特徴とする。
上記商品登録装置によれば、他の客の購入商品が誤って登録されることを防止することができる。即ち、宣言手段による宣言が行われる迄の間の商品の登録について警告が出力されるので、他の客の購入商品が誤って登録されることを防止することができる。なお、宣言手段による宣言とは、精算装置において精算処理が行われるようにする操作であって、例えば、登録情報が読み出される精算装置の指定(若しくは、登録情報が読み出される精算装置を指定する操作)や、お会計券の発行(若しくは、お会計券を発行する操作)である。また、宣言手段とは、例えば、精算装置指定ボタン(後述)やお会計券発行ボタン(後述)などである。
(10)上記商品登録装置において、前記宣言手段は、購入された商品を登録するときに表示する商品登録画面に続いて登録された商品の小計金額を表示するための小計画面が表示されているときに前記宣言を行い、前記制御手段は、前記小計画面が表示されてから前記宣言手段による前記宣言が行われる迄の間における、商品の登録を禁止し、または、商品の登録について警告を出力するようにしてもよい。
上記商品登録装置によれば、例えば、ある客Aの全部の購入商品の登録が終わって小計画面を表示し小計画面において宣言を行った積りで(実際には宣言をし忘れて)、他の客Bの購入商品をスキャン等してしまった場合には、他の客Bの購入商品の商品登録は禁止されるか、他の客Bの購入商品の登録について警告が出力されるので、他の客Bの購入商品が客Aの購入商品として誤って登録されることを防止することができる。
(11)上記商品登録装置において、前記制御手段は、前記小計画面が表示されてから前記宣言手段による前記宣言が行われる迄の間において商品を登録させる操作があった場合、前記警告として確認画面を表示するようにしてもよい。
上記商品登録装置によれば、確認画面が表示されるので登録するかしないかを確認することができる。例えば、客Aに購入商品の小計を表示した小計画面において宣言前に商品Xをスキャンした場合には確認画面が表示されるので、店員は、商品Xが客Aの購入商品であるか否かを確認する機会を得ることができる。
(12)上記商品登録装置において、前記制御手段は、登録の許否を指定可能な確認画面を表示し、確認画面において登録を許可する旨の指定があったときは、当該商品を登録するようにしてもよい。
上記商品登録装置によれば、確認後に簡便に登録を行うことができる。例えば、客Aに購入商品の小計を表示した小計画面において宣言前に商品Xをスキャンした場合には確認画面が表示されるが、商品Xが客Aの購入商品であると判明したときは、店員は、表示中の確認画面から登録を許可する旨を指定して、商品Xを客Aの購入商品として登録することができる。
(13)上記商品登録装置において、前記制御手段は、登録の許否を指定可能な確認画面を表示し、確認画面において登録を許可しない旨の指定があったときは、前記宣言手段による前記宣言を行うことが可能な情報を表示するようにしてもよい。
上記商品登録装置によれば、確認後に簡便に宣言を行うことができる。例えば、客Aに購入商品の小計を表示した小計画面において宣言前に商品Xをスキャンした場合には確認画面が表示されるが、商品Xが客Aの購入商品でないと判明したときは、店員は、表示中の確認画面において登録を許可しない旨を指定し、その後に表示される宣言を行うことが可能な情報(例えば、精算装置指定画面など)において、客Aの購入商品(小計画面に反映された商品であるため、商品Xは客Aの購入商品に含まれない)について宣言を行うことができる。
(14)上記商品登録装置において、前記制御手段は、登録の許否を指定可能な確認画面を表示し、確認画面において登録を許可しない旨の指定があったときは、前記宣言手段による前記宣言を促す表示をするようにしてもよい。
上記商品登録装置によれば、確認後に宣言をすべき旨を店員に知らせることができる。従って、店員は、登録を許可しなかった後に、何をするのかを迷ったり、宣言をし忘れたりすることがなくなる。
(15)上記商品登録装置において、前記宣言手段は小計画面に表示されるキーであり、該キーは前記小計画面における買上商品に関する情報を表示する欄と隣接して表示されるものであってもよい。
上記商品登録装置によれば、小計画面において、買上商品に関する情報(例えば、点数、合計金額など)の近傍に宣言手段であるキーが隣接している表示されているので、宣言を促すことができる。換言すれば、宣言をすべきときに、何をするのかを迷ったり、宣言をし忘れたりするのを防止することができ、その結果、他の客の購入商品が誤って登録されることを防止することができる。
(16)上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係るPOSシステムは、上述の登録装置と上述の精算装置とを備えることを特徴とする。上記POSシステムによれば、上記と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0103】
なお、本実施形態のPOSシステム1(又は、登録装置10、精算装置20、ストアコントロ−ラ30)の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、POSシステム1(又は、登録装置10、精算装置20、ストアコントロ−ラ30)の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0104】
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【符号の説明】
【0105】
1…POSシステム 10…登録装置(商品登録装置) 20…精算装置 30…ストアコントローラ 40…LAN 101…CPU 102…ROM 103…RAM 104…スキャナ部 105…店員用表示部 106…客用表示部 107…ハードディスク 108…店員用操作部 109…通信部 110…ブザー 111…印刷部 112…バス
図1
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図3
図4
図5
図6