特許第5930225号(P5930225)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5930225エネルギー効率評価支援装置、コンピュータプログラムおよびエネルギー効率評価支援方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5930225
(24)【登録日】2016年5月13日
(45)【発行日】2016年6月8日
(54)【発明の名称】エネルギー効率評価支援装置、コンピュータプログラムおよびエネルギー効率評価支援方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/04 20120101AFI20160526BHJP
【FI】
   G06Q50/04
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-12302(P2014-12302)
(22)【出願日】2014年1月27日
(65)【公開番号】特開2015-141444(P2015-141444A)
(43)【公開日】2015年8月3日
【審査請求日】2015年4月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006507
【氏名又は名称】横河電機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】井上 賢一
【審査官】 塩田 徳彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−250958(JP,A)
【文献】 特開2003−216715(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0066299(US,A1)
【文献】 特開2001−141762(JP,A)
【文献】 国際公開第2010/029627(WO,A1)
【文献】 特開2012−198637(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0297240(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0208495(US,A1)
【文献】 特開2014−215701(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 50/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エネルギー消費量指標と関係変数との関係を表わしたモデルの設定を受け付けるモデル設定部と、
評価対象となる前記エネルギー消費量指標と前記関係変数の実績値とを収集するデータ収集部と、
前記エネルギー消費量指標の実績値を縦軸及び横軸の一方にとり、前記モデルを用いて前記関係変数の実績値から算出されるエネルギー消費量指標値モデル算出値を前記縦軸及び横軸の他方にとり、前記縦軸及び横軸の間に傾き45度のベースラインを引き、前記データ収集部により得られた前記エネルギー消費量指標の実績値及び前記エネルギー消費量指標値モデル算出値に基づく点をプロットし、プロットされた点が前記ベースラインよりも一方側にあるかまたは他方側にあるかに応じて、エネルギー効率の悪化または向上を示し、前記プロットされた点と前記ベースラインとの縦軸方向距離または横軸方向距離がエネルギーの増減量を示すエネルギー効率評価用画面を生成する評価用画面生成部と、
を備えたことを特徴とするエネルギー効率評価支援装置。
【請求項2】
エネルギー消費量指標と関係変数との関係を表わしたモデルの設定を受け付けるモデル設定部と、
評価対象となる前記エネルギー消費量指標と前記関係変数の実績値とを収集するデータ収集部と、
前記エネルギー消費量指標の実績値を縦軸及び横軸の一方にとり、前記モデルを用いて前記関係変数の実績値から算出されるエネルギー消費量指標値モデル算出値を前記縦軸及び横軸の他方にとり、前記縦軸及び横軸の間に傾き45度のベースラインを引き、前記データ収集部により得られた前記エネルギー消費量指標の実績値及び前記エネルギー消費量指標値モデル算出値に基づく点をプロットし、プロットされた点が前記ベースラインよりも一方側にあるかまたは他方側にあるかに応じて、エネルギー効率の悪化または向上を示し、前記プロットされた点と前記ベースラインとの縦軸方向距離または横軸方向距離がエネルギーの増減量を示すエネルギー効率評価用画面を生成する評価用画面生成部と、
してコンピュータを機能させるコンピュータプログラム。
【請求項3】
コンピュータを用いたエネルギー効率評価支援方法であって、
エネルギー消費量指標と関係変数との関係を表わしたモデルの設定を受け付けるステップと、
評価対象となる前記エネルギー消費量指標と前記関係変数の実績値とを収集するステップと、
前記エネルギー消費量指標の実績値を縦軸及び横軸の一方にとり、前記モデルを用いて前記関係変数の実績値から算出されるエネルギー消費量指標値モデル算出値を前記縦軸及び横軸の他方にとり、前記縦軸及び横軸の間に傾き45度のベースラインを引き、前記データ収集部により得られた前記エネルギー消費量指標の実績値及び前記エネルギー消費量指標値モデル算出値に基づく点をプロットし、プロットされた点が前記ベースラインよりも一方側にあるかまたは他方側にあるかに応じて、エネルギー効率の悪化または向上を示し、前記プロットされた点と前記ベースラインとの縦軸方向距離または横軸方向距離がエネルギーの増減量を示すエネルギー効率評価用画面を生成するステップと、
を有することを特徴とするエネルギー効率評価支援方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エネルギー効率の評価支援を行なうためのエネルギー効率評価支援装置、コンピュータプログラムおよびエネルギー効率評価支援方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、工場等の生産活動における省エネルギー化の要求が一層高まっている。省エネルギー化を推進するためには、エネルギー効率を評価することが必要となるが、エネルギー効率を可視化して評価しやすくするために、エネルギー消費量と生産活動に関するデータとの関係を表示することが従来から行なわれている。
【0003】
生産活動に関するデータとしては、例えば、生産量、生産物や原料の種類、各設備の稼働状況、気温や天気等の環境等種々の項目が用いられるが、特にエネルギー消費量と生産量との関係がエネルギー効率の評価の際に広く用いられている。中でも、エネルギー消費量を生産量で割ることにより得られるエネルギー原単位は、エネルギー効率を示す代表的な指標である。
【0004】
このため、従来から、工場等におけるエネルギー操業を支援するツールでは、エネルギー消費量と生産量との関係を表示する画面を提供している。例えば、図8は、エネルギー消費量(Energy consumption)と、生産量(Production quantity)と、エネルギー原単位(Specific Energy Consumption)とを時間軸上に同時に表示した画面例である。このような画面により、エネルギー効率の時系列での変動を確認し、目標管理することができる。また、異常時にその原因究明に役立てることもできる。
【0005】
図9は、縦軸にエネルギー消費量(Energy consumption)をとり、横軸に生産量(Production)をとって、所定期間毎の集計値をプロットした画面例である。このような画面により、エネルギー効率を視覚的に表わすことができ、また、生産量がゼロでも必要な固定的に消費されるエネルギーであるベースロードを可視化することができる。なお、本図の例では、エネルギー消費量と生産量がパーセント表示となっているが、実数で示されることも多い。
【0006】
図10は、調査期間(Reporting period)におけるエネルギー消費量(Energy consumption)のモデル値(破線)と実績値(実線)とを比較した画面である。エネルギー消費量のモデル値は、基準期間(Baseline period)において、関係変数(Relevant Valuable)である生産量(production):Qとエネルギー消費量:Eとの関係をE=f(Q)としてモデル化し、そのモデルと調査期間における生産量の実績値とから算出するようにしている。このような画面により、エネルギー効率対策の効果を可視化することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2010−271825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このようにエネルギー効率の評価を行なうために様々な表示方法が提案されている。しかしながら、例えば、粗鋼と鋼管、プラスチックペレットと塗料等といったように、多くの種類の製品を生産する企業では、生産量とエネルギー消費量との関係が複雑であり、1つのグラフで可視化することは難しかった。また、多角的なエネルギー効率の評価のために、生産量のみならず種々の要因を考慮したい場合や、エネルギー効率の向上や悪化を直感的に把握したい場合等があり、さらなる表示方法の多様化が望まれている。
【0009】
そこで、本発明は、新たなエネルギー効率の評価用画面を表示することができるエネルギー効率評価支援装置、コンピュータプログラムおよびエネルギー効率評価支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様であるエネルギー効率評価支援装置は、エネルギー消費量指標と関係変数との関係を表わしたモデルの設定を受け付けるモデル設定部と、評価対象となる前記エネルギー消費量指標と前記関係変数の実績値とを収集するデータ収集部と、前記エネルギー消費量指標の実績値を一方の軸にとり、前記モデルを用いて前記関係変数の実績値から算出されるエネルギー消費量指標値モデル算出値を他方の軸にとってプロットしたエネルギー効率評価用画面を生成する評価用画面生成部と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様であるコンピュータプログラムは、エネルギー消費量指標と関係変数との関係を表わしたモデルの設定を受け付けるモデル設定部と、評価対象となる前記エネルギー消費量指標と前記関係変数の実績値とを収集するデータ収集部と、前記エネルギー消費量指標の実績値を一方の軸にとり、前記モデルを用いて前記関係変数の実績値から算出されるエネルギー消費量指標値モデル算出値を他方の軸にとってプロットしたエネルギー効率評価用画面を生成する評価用画面生成部と、してコンピュータを機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の第3の態様であるエネルギー効率評価支援方法は、エネルギー消費量指標と関係変数との関係を表わしたモデルの設定を受け付けるステップと、評価対象となる前記エネルギー消費量指標と前記関係変数の実績値とを収集するステップと、前記エネルギー消費量指標の実績値を一方の軸にとり、前記モデルを用いて前記関係変数の実績値から算出されるエネルギー消費量指標値モデル算出値を他方の軸にとってプロットしたエネルギー効率評価用画面を生成するステップと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、新たなエネルギー効率の評価用画面を表示することができるエネルギー効率評価支援装置、コンピュータプログラムおよびエネルギー効率評価支援方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本実施形態に係るエネルギー効率評価支援装置の構成を示すブロック図である。
図2】エネルギー効率評価用画面について説明する図である。
図3】エネルギー効率が向上、悪化した場合のプロット例を示す図である。
図4】基準期間と評価期間とでエネルギー効率に変化がない場合のプロット例を示す図である。
図5】生産比例分のエネルギー効率が向上したときのプロット例を示す図である。
図6】ベースロードを削減したときのプロット例を示す図である。
図7】エネルギー効率評価支援装置を用いたエネルギー効率評価作業の流れを説明するフローチャートである。
図8】エネルギー消費量と、生産量と、エネルギー原単位とを時間軸上に同時に表示した画面例である。
図9】縦軸にエネルギー消費量をとり、横軸に生産量をとり、所定期間毎の集計値をプロットした画面例である。
図10】調査期間におけるエネルギー消費量の予測値と実績値とを比較した画面である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るエネルギー効率評価支援装置100の構成を示すブロック図である。本図に示すように、エネルギー効率評価支援装置100は、モデル設定部110、データ収集部120、評価用画面生成部130を備えている。
【0014】
エネルギー効率評価支援装置100は、例えば、コンピュータプログラムに従って動作を行なう1台あるいは複数台のコンピュータと外部記憶装置・モニタ・入出力装置等の周辺装置とを用いて構成することができる。コンピュータは、汎用的なパーソナルコンピュータであってもよいし、エネルギー操業の支援に特化したコンピュータ等であってもよい。
【0015】
モデル設定部110は、エネルギー消費量指標と1または複数個の関係変数との関係を数学的に表わしたモデルの設定を作業者から受け付ける。ここで、エネルギー消費量指標は、エネルギー消費量を数値化したものであり、例えば、エネルギー消費量そのものの値を用いるようにしてもよいし、正規化した値やエネルギー消費量を他の量に換算した値を用いるようにしてもよい。
【0016】
関係変数は、例えば、全生産量、製品別生産量、気温・天気等の環境等の生産活動に関連する種々の変数を採用することができる。モデルの策定にあたっては、多変量解析を用いた主成分分析、重回帰解析等を利用して関係変数を選定することができる。
【0017】
モデルは、一般には、E=f(x,x,x…x)の形で表わすことができる。ここで、Eは、エネルギー消費量指標を示し、x,x,x…xは関係変数を示している。モデルの作成に用いたエネルギー消費量指標と関係変数の値を取得した期間を「基準期間」と称する。
【0018】
例えば、関係変数として生産量pを採用した場合は、E=a×p+bという特性のモデルを採用することができる。aとbは、エネルギー消費量指標Eと生産量pの実績値から回帰分析を行なうことにより定めることができる。この場合、bがベースロードを示すことになる。
【0019】
また、関係変数として製品Aの生産量pAと製品Bの生産量pBとを採用した場合は、E=c×pA+d×pB+eという特性のモデルを採用することができる。もちろん、より複雑な他の特性のモデルを採用することも可能である。このようなモデル化により、例えば、製品Aと製品Bとで生産に必要なエネルギーが大きく異なる場合等に、生産量のバランス変動を考慮したエネルギー効率の評価を行なうことができるようになる。
【0020】
データ収集部120は、エネルギー消費量指標およびモデル設定部110で設定されたモデルで採用された関係変数の実績値を収集する。実績値は、例えば、時間、日、週、月、年等の単位で集計した値とすることができる。これらの関係変数は、工場等の管理システムから自動的に取得するようにしてもよいし、作業者の操作に基づいて入力するようにしてもよい。
【0021】
評価用画面生成部130は、データ収集部120が収集したエネルギー消費量指標および関係変数の実績値とモデル設定部110が受け付けたモデルとからエネルギー効率評価用画面200を生成して出力する。出力の態様としては、表示装置に表示したり、印刷したり、電子データとして記録したり他の装置に伝送等することができる。
【0022】
ここで、エネルギー効率評価用画面200は図2に示すように、縦軸にエネルギー消費量指標の実績値をとり、横軸にモデルを用いて関係変数の実績値から得られたエネルギー消費量指標の算出値をとってプロットしたものである。画面上の45度の線をベースラインと称する。また、モデルによるエネルギー消費量指標の算出に用いた実績値を取得した期間を「評価期間」と称する。
【0023】
エネルギー効率評価用画面200では、図3に示すように、プロットされた点がベースラインよりも下側にあれば、基準期間よりもエネルギー効率が向上したことを示すことになる。この場合、ベースラインとの縦軸方向の距離が省エネルギーの程度を表わすことになる。エネルギー消費量指標として消費エネルギー量を用いている場合には、削減できたエネルギー量を示し、エネルギー消費量指標として比率を用いている場合はエネルギー削減率を示すことになる。
【0024】
一方、プロットされた点がベースラインよりも上側にあれば、基準期間よりもエネルギー効率が悪化したことを示すことになる。この場合、ベースラインとの縦軸方向の距離が増エネルギーの程度を表わすことになる。
【0025】
このように、本実施形態のエネルギー効率評価用画面200により、エネルギー削減の効果が視覚的に容易に把握することができるようになるのに加え、エネルギーの削減量や削減率も視覚的に容易に把握することができるようになる。このため、直感的で分かりやすく、エネルギー効率の多面的な評価に役立てることができる。
【0026】
基準期間と評価期間とでエネルギー効率に変化がない場合には、図4に示すように、プロットされた点はベースライン上に乗ることになる。この性質を利用してモデルの正確さを確認することもできる。また、図5に示すようにプロットによりベースラインに比べて傾きの小さいラインが得られた場合には、生産比例分のエネルギー効率が向上したことを示すことになる。
【0027】
図6に示すように、プロットにより得られたラインがベースラインと同じ傾きで下側に移動した場合には、ベースロードが削減されたことを示すことになる。なお、エネルギー効率評価用画面200は、縦軸と横軸とを入れ替えたり、ベースラインが水平となるように45度傾けて表示するようにしてもよい。また、第3の軸として時間軸をとり、継続的な変化を表示するようにしてもよい。
【0028】
図7は、エネルギー効率評価支援装置を用いたエネルギー効率評価作業の流れを説明するフローチャートである。
【0029】
まず、エネルギー消費量指標を表わすモデルの選定を行なう(S101)。モデルは既存のモデルを利用したり、変形してもよいし、新たに作成してもよい。
【0030】
モデルを新たに作成する場合には、関係変数の候補となるデータを収集して、収集したデータから関係変数として採用するデータを抽出し、関係変数とエネルギー消費量指標との関係を表わすモデル、例えば、数式を作成する。関係変数の候補の収集では、エネルギー消費量指標に影響与えると考えられるデータや影響を考察したいデータを任意に収集することができる。もちろん他の手順によりモデルを作成してもよい。また、エネルギー効率評価支援装置100にモデルを作成する機能を付加してもよい。
【0031】
選定したモデルは、モデル設定部110を利用してエネルギー効率評価支援装置100に設定する(S102)。設定するモデルは任意のタイミングで更新したり修正することができる。
【0032】
データ収集部120は、評価期間におけるエネルギー消費量指標と関係変数の実績値を収集する(S103)。実績値の収集は、リアルタイムでもよいしバッチ処理でもよい。
【0033】
そして、関係変数の実績値とモデルを用いてエネルギー消費量指標のモデル算出値を算出し(S104)、エネルギー消費量指標のモデル算出値を横軸とし、エネルギー消費量指標の実績値を縦軸としたエネルギー効率評価用画面200を生成して出力する(S105)。
【符号の説明】
【0034】
100…エネルギー効率評価支援装置、110…モデル設定部、120…データ収集部、130…評価用画面生成部、200…エネルギー効率評価用画面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10