(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第2貯留部の遊戯媒体が前記遊戯フィールドに放出されたときに、前記制御部は、前記放出部が放出した遊戯媒体と同数の遊戯媒体が、前記第1及び第2送出部から前記第2貯留部に送出されるまで、前記第1及び第2送出部の遊戯媒体の送出先を前記第2貯留部に維持することを特徴とする請求項1に記載の遊戯機。
前記第2貯留部の遊戯媒体が前記遊戯フィールドに放出されたときに、前記放出部が放出した遊戯媒体と同数の遊戯媒体が、前記第1及び第2送出部から前記第2貯留部に送出されるまで、前記制御部は、前記放出部による次回の遊戯媒体の放出を保留することを特徴とする請求項2に記載の遊戯機。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年では、上記の遊戯機において、所定の条件の下で抽選を実行し、当たり(ジャックポット(JP)等)が発生したときに遊戯フィールドに多量のメダルを放出するものが主流となっている。このような遊戯機は、当たりの際に放出するメダルを貯留する専用の貯留部(JP貯留部)を有しており、メダルを放出した後のJP貯留部の補給は、内部循環用の送出装置を用いて行われる。
【0007】
しかし、送出装置の能力(送出速度等)には限界があり、連続して当たりが発生した場合などには、JP貯留部のメダル補給が間に合わず、タイムリーなメダル放出が行えない問題があった。
【0008】
この点、特許文献2は、単一の送出装置で複数の貯留部にメダルを均等に配分することを開示するものであり、この問題への解決策は示されていない。
【0009】
本発明は、この問題に鑑みてなされたものであり、遊戯フィールドへの放出用のメダルを貯留する貯留部へのメダル送出を短時間化し、及び/又は、送出装置の効率的な運用を可能とし、及び/又は、送出装置の故障率を低下させることをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願では、第1及び第2回収部を有し、遊戯媒体が移動可能な遊戯フィールドと、前記第1及び/又は第2回収部で回収した遊戯媒体を貯留する第1貯留部と、遊戯媒体を貯留する第2貯留部と、抽選を行う抽選部と、前記抽選部による抽選が当たりのときに前記第2貯留部の遊戯媒体を前記遊戯フィールドに放出する放出部と、前記第1回収部の遊戯媒体を前記第1及び第2貯留部に向けて送出することが可能な第1送出部と、前記第1貯留部の遊戯媒体を前記遊戯フィールド及び第2貯留部に向けて送出することが可能な第2送出部と、前記第1及び第2送出部による遊戯媒体の送出先を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記第2貯留部の遊戯媒体が前記遊戯フィールドに放出されたときに、前記第1及び第2送出部の遊戯媒体の送出先を前記第2貯留部に制御することを特徴とする遊戯機(請求項1)が開示される。
【0011】
本発明では、第1回収部の遊戯媒体を送出する第1送出部を有するため、第1回収部で回収した遊戯媒体数を計測することが可能であり、第1貯留部の遊戯媒体を遊戯フィールドに送出する第2送出部を有するため、遊戯機内での遊戯媒体の循環使用を行うことができる。更に、抽選部による抽選が当たりとなって第2貯留部の遊戯媒体が遊戯フィールドに放出されたときに、第1及び第2送出部による遊戯媒体の送出先が第2貯留部に制御されるため、第2貯留部の遊戯媒体の迅速な補給が可能となり、及び/又は、第1、第2送出部の効率的な運用が実現され、及び/又は、第2送出部の負荷軽減による故障率の低下等の効果が達成され、及び/又は、第2貯留部からの遊戯媒体の放出をタイムリーに行うことが可能となり、及び/又は、第2貯留部からより多量の遊戯媒体が放出される興趣性の高い遊戯機を実現できる。
【0012】
本発明の遊戯媒体は、遊戯フィールドにおいて移動可能な媒体を言う。遊戯媒体の材質、形状等は任意であり、好適には、金属等で形成された球形のボールや円盤状のメダルを使用できる。遊戯媒体は、プッシャー等の移動機構を用いた駆動力によって移動させても良く、自重で移動させても良い。
【0013】
第1、第2回収部には、遊戯フィールドの遊戯媒体を回収可能な開口、通路、ダクト等の任意の構造を採用し得る。第1、第2回収部を有することにより、一方の回収部で遊戯媒体が回収された場合には、遊戯媒体又は他の媒体の払い出しや得点の付与等が行われ、他方の回収部で遊戯媒体が回収された場合には、当該払い出しや付与が行われないなどの内容のゲームを行うことが可能になる。
【0014】
第1、第2貯留部には、遊戯媒体を貯留することができる任意の構造を採用することができる。
【0015】
第1,第2送出部には、遊戯媒体を送出する(移動させる)ことができる任意の装置又は部材を採用することができる。
【0016】
第1送出部は、遊戯媒体を1枚ずつ送出するものであることが好ましく、これにより、送出される遊戯媒体数の計測を確実化又は容易化することができる。第1送出部での送出の際に第1回収部で回収した遊戯媒体数を計測することにより、ペイアウト率の管理を行うことが可能になり、又は、当該遊戯媒体数に基づく払い出しや得点付与等を行うことが可能になる。
【0017】
第1、第2送出部は、遊戯媒体を第1、第2貯留部、遊戯フィールドに向けて送出するものであるが、必ずしも、第1、第2貯留部、遊戯フィールドに直接送出することは必要ではない。例えば、第2送出部から遊戯フィールドに至る遊戯媒体の送出経路に追加的な要素を配置し、第2送出部から遊戯フィールドへの遊戯媒体の送出は、当該追加的な要素を介して行うことが可能である。追加的な要素としては、(遊戯フィールドにおける位置などの)狙いをつけて、及び/又は、タイミングを図って遊戯媒体を遊戯フィールドに投入するための投入部、投入部に供給する遊戯媒体を一時的に貯留する追加の貯留部、追加の貯留部の遊戯媒体を投入部に送出する追加の送出部などが考えられる。
【0018】
放出部には、第2貯留部の遊戯媒体を遊戯フィールドに放出することができる任意の構造を採用することができる。遊戯フィールドへの遊戯媒体の放出は、モーター等の駆動力によって行っても良く、遊戯媒体の自重によって行っても良い。
【0019】
本発明では、前記第2貯留部の遊戯媒体が前記遊戯フィールドに放出されたときに、前記制御部は、前記放出部が放出した遊戯媒体と同数の遊戯媒体が、前記第1及び第2送出部から前記第2貯留部に送出されるまで、前記第1及び第2送出部の遊戯媒体の送出先を前記第2貯留部に維持する(請求項2)ことが好ましく、これにより、遊戯機内で使用する遊戯媒体数の管理を容易化することができる。特に、遊戯フィールド、第1貯留部及び第1、第2送出部を有する遊戯ユニットを複数備え、単一の第2貯留部から各遊戯ユニットの遊戯フィールドに遊戯媒体が放出される遊戯機では、各遊戯ユニットの遊戯媒体数と第2貯留部の遊戯媒体数を一定化することが可能である。また、各遊戯ユニットで必要となる最大数の遊戯媒体と第2貯留部で貯留可能な最大数の遊戯媒体を用意すれば十分なので、遊戯機全体として使用する遊戯媒体の総数を少なくすることが可能である。
【0020】
本発明では、前記第2貯留部の遊戯媒体が前記遊戯フィールドに放出されたときに、前記放出部が放出した遊戯媒体と同数の遊戯媒体が、前記第1及び第2送出部から前記第2貯留部に送出されるまで、前記放出部による次回の遊戯媒体の放出が保留される(請求項3)ことが好ましく、これにより、放出部から遊戯フィールドに放出する遊戯媒体数に不足を生じる事態を防止することができる。
【0021】
本発明では、前記遊戯フィールド、前記第1貯留部及び前記第1、第2送出部を有する複数の遊戯ユニットを更に備え、前記複数の遊戯ユニットのそれぞれが、前記第1及び第2送出部から前記第2貯留部に向けて送出される遊戯媒体が通過する搬送路を更に備え、前記第2貯留部は、個々の前記遊戯ユニットの前記搬送路と連絡する位置の間で移動可能であり、特定の前記遊戯ユニットの前記第1、第2送出部から前記第2貯留部への遊戯媒体の送出が行われる間、前記第2貯留部は、当該特定の遊戯ユニットの前記搬送路と連絡する位置に停止する(請求項4)ことが好ましく、これにより、各遊戯ユニットの第1、第2送出部から第2貯留部への搬送経路を簡略化することができる。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る例示的な遊戯機1を示す説明図である。ここでは、遊戯者が投入する外部メダルの循環システムと、遊戯フィールドで使用される内部メダルの循環システムが分離された分離循環式の遊戯機1を例として説明する。
【0024】
この遊戯機1は、遊戯者が使用する一又は複数の遊戯ユニット10と中央機構30を有している。図示の例では、複数の遊戯ユニット10が中央機構30の周りに円周状に配置されているが、遊戯ユニット10の個数や中央機構30に対する配置等は任意である。各遊戯ユニット10には、遊戯機内部の空間(遊戯フィールド20)との間を仕切る透明のボードが張られており、遊戯者が遊戯フィールド20内の内部メダルM(遊戯媒体)に直接手を触れることができないようになっている。
【0025】
各遊戯ユニット10は、外部メダルを投入する投入口11A,11Bと、外部メダルの払い出しを行う払出口12と、遊戯フィールド20への内部メダルMの投入操作を行うための投入装置13A、13Bを有している。外部メダル及び内部メダルMの規格(形状、サイズ、材質)は任意であり、外部メダルと内部メダルMの規格は同一でも相違しても良い。
【0026】
投入口11A,11Bは、外部メダルを一枚ずつ投入できるスリット等で構成することができる。投入口11A,11Bは、投入された外部メダルを検出する光学式、機械式等任意の方式のセンサー11S(
図4)を有し得る。
【0027】
投入装置13A,13Bは、操作ハンドル14A,14Bと、操作ハンドル14A,14Bの回転を検知するセンサー14AS,14BS(
図4)と、遊戯フィールド20に向かって延びるスキーのジャンプ台様の軌道15A,15Bを有している。投入装置13A,13Bでは、操作ハンドル14A,14Bの回転数又は回転速度に応じた枚数の内部メダルMが勢い良く軌道15A,15Bに繰り出され、軌道15A,15Bの傾斜に従って遊戯フィールド20に向けて飛行する。軌道15A,15Bは、鉛直軸の周りで左右に首振りできるようになっており、遊戯者は、遊戯フィールド20のスリット23(
図2)等を狙って内部メダルMを投入することが可能である。センサー14AS,14BSは、光学式、機械式等任意の方式を採用し得る。
【0028】
図では、2人の遊戯者が同時に遊べるように、各遊戯ユニット10が2つの投入口11A,11B及び投入装置13A,13Bを有する場合が示されているが、投入口11A,11B及び投入装置13A,13Bは1つでも、3つ以上でも良い。
【0029】
各遊戯ユニット10は、上記に加え、精算ボタン16等の操作部材を更に有し得る。
【0030】
図2は、単一の遊戯ユニット10についての遊戯フィールド20と中央機構30を示す説明図である。
【0031】
遊戯フィールド20は、内部メダルMが移動可能な任意構成の空間であるが、本実施形態の遊戯フィールド20は、多数の内部メダルMを載置可能な固定テーブル21と、固定テーブル21上で前後(図の矢印方向)に往復動するプッシャーテーブル22と、プッシャーテーブル22の上方に配置された内部メダルMが通過可能な一又は複数のスリット23と、情報を表示する表示装置24を有し、固定テーブル21の手前及び左右には内部メダルMが落下可能な2つの回収部(獲得部25及び喪失部26)が形成されている。
【0032】
スリット23にはセンサー23S(
図4)が取り付けられており、投入装置13A,13Bの軌道15A,15Bから投入された内部メダルMがスリット23を通過したときに、センサー23Sから制御部50(
図4)に検出信号が送出される。スリット23に入らずに固定テーブル21に落下した内部メダルM(及び後述のホッパー装置H5から放出された内部メダルM)は、固定テーブル21及びプッシャーテーブル22の上面に堆積し、プッシャーテーブル22の往復動によって押し出されていずれかの回収部25,26に落下する。
【0033】
表示装置24に表示される情報は任意であるが、本実施形態では、制御部50で実行される抽選の結果24AやクレジットCR(遊戯者が使用できる内部メダルMの枚数等)が文字、図形等により表示装置24に表示される。表示装置24には、液晶やプラズマモニタ、CRT等を使用できる。
【0034】
中央機構30は、ボールBなどの抽選媒体が移動可能な盤面32と、盤面32の外周に設けられた複数のスロット33有する抽選装置31を有している。盤面32には、ボールBの移動経路を複雑に変化させるための複数の突起34が形成されている。
【0035】
抽選装置31での抽選の方法や抽選によりどのような結果を決定するか等は任意であるが、本実施形態では、複数のスロット33の一部(1つ又は複数)は、抽選装置31での抽選結果を確定させる「終了スロット」とされ、それ以外はそれぞれ同一又は異なるメダル数(例えば、「50」、「100」、「300」等)が割り当てられた「加算スロット」とされており、ボールBが「加算スロット」に入賞する毎に、そのスロット33に割り当てられたメダル数が加算されていき、ボールBが「終了スロット」に入った時点までに加算されたメダル数が抽選結果として決定される。各スロット33には、ボールBの入賞を検出するためのセンサー33S(
図4)が取り付けられている。
【0036】
抽選装置31の下部は、基台35に設けられた円形の軌道35Aに取り付けられており、モーター等の駆動装置31A(
図4)によってその全体が鉛直方向の軸R1の周りで回転可能である。盤面32は、モーター等の駆動装置32A(
図4)によって、その中心軸R2の周りで回転可能である。
【0037】
基台35の内部には、抽選装置31とともに回転するホッパー装置(JPホッパー)H5が収容されている。ホッパー装置H5は、抽選装置31と特定の遊戯ユニット10が所定の位置関係(例えば、対向する位置、正面)にあるときに、その特定の遊戯ユニット10の搬送路L4,L8からの内部メダルMがホッパー装置H5の貯留部に入り、搬送路L11からの内部メダルMがその特定の遊戯ユニット10の遊戯フィールド20に放出される位置に取り付けられている。
【0038】
ホッパー装置H5から遊戯フィールド20により多くの内部メダルMを一挙に放出できるように、中央機構30は、複数台(例えば、2〜10台)のホッパー装置H5(及び搬送路L11)を有することが可能である。ホッパー装置H5,搬送路L4,L8,L11等については更に後述する。
【0039】
図3は、遊戯機1内でのメダル循環システム40を示す説明図である。
【0040】
図示のように、このメダル循環システム40は、各遊戯ユニット10と中央機構30の間で内部メダルMを循環させる内部循環システム40Aと、遊戯ユニット10のみで完結する外部循環システム40Bを有している。
【0041】
内部循環システム40Aは、各遊戯ユニット10に配置された4台のホッパー装置H1〜H4(カウントホッパーH1,仕分けホッパーH2及び投入ホッパーH3,H4)と、中央機構30に配置されたホッパー装置(JPホッパーH5)を有している。
【0042】
各ホッパー装置H1〜H5は、内部メダルMを貯留できる貯留部と、モーター等の駆動によって貯留部の内部メダルMを送出する送出部とを有している。送出部は、内部メダルMが通過可能な一又は複数の孔が形成された円盤を貯留部の底部で回転させたときの回転力によって、当該円盤の孔に取り込まれた内部メダルMを円周方向に送出する周知の構造とすることができる。
【0043】
各ホッパー装置H1〜H5は、各ホッパー装置H1〜H5の送出部から送出される内部メダルMを検知又は計数するためのセンサーH1S〜H5S(
図4)を有し得る。送出部から内部メダルMが一枚ずつ送出されるように構成することにより、センサーH1S〜H5Sによる内部メダルMの検出乃至計数を確実化することができる。センサーH1S〜H5Sは、光学式、機械式等任意の方式とできる。
【0044】
本実施形態では、ホッパー装置H1の送出部は、遊戯機1の稼働中は常に動作状態にあり、ホッパー装置H1の貯留部に入った内部メダルMは直ちにホッパー装置H1から送出される。ホッパー装置H1の貯留部の内部メダルMを検知するセンサーを設け、当該センサーにより内部メダルMを検知したときのみホッパー装置H1の送出部を動作させることも可能である。
【0045】
ホッパー装置H1〜H5は、搬送路L1〜L11及び切替器C1〜C3により、投入装置13A,13B、遊戯フィールド20、回収部25,26と、以下のように接続されている。
【0046】
回収部25,26は、搬送路L1,L2によりホッパー装置H1,H2の貯留部と接続されている。ホッパー装置H1の送出部は、搬送路L3,L4によりホッパー装置H2,H5の貯留部と接続されおり、切替器C1を制御することにより、ホッパー装置H1からホッパー装置H2又はH5のいずれかに内部メダルMを搬送することが可能である。ホッパー装置H2の送出部は、搬送路L5〜L8によりホッパー装置H3〜H5の貯留部と接続されており、切替器C2,C3を制御することにより、ホッパー装置H2からホッパー装置H3〜H5のいずれかに内部メダルMを搬送することが可能である。ホッパー装置H3,H4の送出部は、搬送路L9,L10により投入装置13A,13Bと接続されており、ホッパー装置H3,H4から送出された内部メダルMは、搬送路L9,L10及び投入装置13A,13Bを経て遊戯フィールド20に投入される。ホッパー装置H5の送出部は、搬送路L11により遊戯フィールド20と接続されており、ホッパー装置H5から遊戯フィールド20に内部メダルMを搬送することが可能である。
【0047】
搬送路L1〜L11には、内部メダルMを搬送することができる任意の構造を採用できる。搬送路L1,L2は、内部メダルMよりも十分に大きい断面積と傾斜を有するダクトとすることができ、この場合、回収部25,26で回収された内部メダルMは自重でホッパー装置H1,H2に移動する。搬送路L3〜L11は、内部メダルMが一枚ずつ通過できる断面(縦寸法及び横寸法が内部メダルMの厚み及び径よりわずかに大きい断面)のシュートとすることができ、この場合、ホッパー装置H1〜H5から送出された内部メダルMは、ところてん式に押されてシュート内を移動する。切替器C1〜C3には、内部メダルMの送出先の切り替えを行うことができる機械式のシャッター等の任意の構造を採用できる。
【0048】
外部循環システム40Bは、投入口11A,11B,ホッパー装置(サイズフリーホッパー)H6及び払出口12と、これらの間を結ぶ搬送路L12,L13で構成される。ホッパー装置H6,搬送路L12,L13には、それぞれ内部循環システム40Aのホッパー装置H1,搬送路L1,L3等と同様のものを使用し得る。
【0049】
外部循環システム40Bでは、投入口11A,11Bから投入された外部メダルは搬送路L12からホッパー装置H6に送られて貯留され、ホッパー装置H6は、制御部50の制御に従って貯留された外部メダルを搬送路L13を介して払出口12から払い出す。
【0050】
図4は、遊戯機1のシステム構成を示す説明図である。
【0051】
図示のように、各遊戯ユニット10は制御部50を有し、中央機構30は制御部60を有している。制御部50,60は、それぞれ、CPU51,61や記憶装置52,62、入出力ポート53,63等を有するコンピュータ等の情報処理装置とすることができる。
【0052】
記憶装置52,62は、ROM、RAM、ハードディスク、フラッシュメモリ等の公知の記憶装置を単独又は組み合わせて構成することができる。
【0053】
制御部50,60は、入出力ポート53,63を介して各種外部機器と接続され、記憶装置52,62に格納されるプログラムに従ってこれらの機器と信号の授受を行うことで以下の制御を実行する。
【0054】
制御部50に接続される外部機器には、投入装置13A,13B,表示装置24,ホッパー装置H1〜H4,H6及びセンサー11AS,11BS,14AS,14BS,23S,H1S〜H4S等が含まれ、制御部60に接続される外部機器には、駆動装置31A,32A,ホッパー装置H5,センサー33S,H5S等が含まれる。各遊戯ユニット10の制御部50と中央機構30の制御部60は、それぞれの入出力ポート53,63を介して相互に接続されている。
【0055】
図5は、遊戯者による操作ハンドル14A,14Bの操作に対応して各遊戯ユニット10の制御部50が実行する制御フローを示す説明図である。
【0056】
ステップS1では、センサー14AS,14BSからの信号を監視することで操作ハンドル14A,14Bへの操作が待ち受けられ、操作が行われた場合(Yes)には、ステップS2においてクレジットCRの値が調べられ、1以上である場合(Yes)には、ステップS3において対応するホッパー装置H3,H4が駆動されて操作ハンドル14A,14Bの回転量又は回転速度に対応する内部メダルMが投入装置13A,13Bに送出される。この内部メダルMは、投入装置13A,13Bで付勢されて遊戯フィールド20に投入され、その一部はスリット23を通過する。
【0057】
ホッパー装置H3,H4が送出した内部メダルMの枚数N1は、センサーH3S,H4Sからの信号に基づいて計測されており、ステップS4において、この枚数N1を減算することで記憶装置52等に記憶されたクレジットCRが更新される。更新されたクレジットCRは、適宜のタイミングで表示装置24等において表示される。
【0058】
ステップS1において操作ハンドル14A,14Bへの操作が検出されない場合(No)、ステップS2においてクレジットCRが1未満の場合(No)、及び、ステップS4が完了した場合は、処理はステップS1に戻される。
【0059】
図6は、各遊戯ユニット10の制御部50が実行する抽選処理を示す説明図である。
【0060】
ステップS11では、センサー23Sからの信号に基づいて内部メダルMがスリット23を通過したか否かが検査され、通過が検出された場合には、ステップS12において抽選が実行される。スリット23の通過が検出されない場合は、そのまま処理はステップS11に戻される。
【0061】
ここでの抽選の方法や抽選によりどのような結果を決定するか、或いは、その結果をどのように遊戯者に告知するか等は任意であるが、本実施形態では、ステップS11において内部メダルMの通過を検出した時点で所定範囲(例えば、1〜1000)の乱数を発生させ、この乱数が所定範囲(例えば、1〜10)であれば、「当たり」、それ以外であれば、「ハズレ」の抽選結果が決定され、その結果は表示装置24において文字等により表示される。
【0062】
続くステップS13では、ステップS12における抽選の結果が検査され、「当たり」の場合(Yes)、ステップS14において所定の信号(当たり信号)を制御部60に送信した後に待機状態(ステップS15)となり、ステップS59の補充完了信号の送信を実行した後に処理をステップS11に復帰させる。ステップS13の結果が「ハズレ」の場合(No)、ステップS14,S15をスキップして処理をステップS11に復帰させる。
【0063】
なお、ステップS12〜S15の処理の間に重ねてセンサー23Sからの信号が検出された場合には、当該信号を所定の最大回数(例えば、4〜10回)の範囲で記憶装置52等に記憶しておき、ステップS12〜S15の処理の完了後に、記憶した信号についてのステップS12〜S15を実行することが可能である。
【0064】
図7は、制御部60が実行する抽選装置31の制御のフローを示す説明図である。
【0065】
ステップS21では、各遊戯ユニット10からの当たり信号(ステップS14)の待ち受けが実行され、当該信号を受信した時点で、処理をステップS22に移行させる。当たり信号を受信しない間の抽選装置31の制御は任意であるが、本実施形態では、抽選装置31を軸R1の周りで一定速度で回転させる制御が行われる。
【0066】
ステップS22では、放出枚数DNが初期化され、ステップS23では、ステップS21の当たり信号の発信元の遊戯ユニット10に対して所定の位置(正面等)に抽選装置31を停止させるように駆動装置31Aが制御される。この位置は、当該発信元の遊戯ユニット10の搬送路L4,L8からの内部メダルMがホッパー装置H5の貯留部に入り、搬送路L11からの内部メダルMが当該発信元の遊戯ユニット10の遊戯フィールド20に放出される位置である(
図2参照)。
【0067】
ステップS24では、駆動装置32Aを制御することにより、軸R2の周りで盤面32を回転させる。盤面32が回転すると、いずれかのスロット33に収容されていたボールBが盤面32に放出され、盤面32を転がった後にいずれかのスロット33に入賞する。
【0068】
ステップS25では、センサー33Sからの信号に基づいて各スロット33におけるボールBの入賞が検査される。そして、いずれかの「加算スロット」での入賞が検出された場合には、ステップS26において、当該「加算スロット」に割り当てられたメダル数N2を放出枚数DNに加算した後に処理をステップS25に復帰させる。「終了スロット」への入賞が検出された場合には、ステップS21の当たり信号の発信元の遊戯ユニット10の制御部50に対して放出枚数DNが通知され、更に、ホッパー装置H5の駆動により、放出枚数DNと同数の内部メダルMが搬送路L11から当該遊戯ユニット10の遊戯フィールド20に放出される(ステップS27)。ボールBの入賞が検出されない場合(No)は、そのまま処理をステップS25に復帰させる。
【0069】
このように、ステップS25〜S27では、ボールBが「加算スロット」への入賞と盤面32への放出を繰り返し、最終的にボールBが「終了スロット」に入賞すると、それまでに入賞した「加算スロット」に割り当てられたメダル数N2の積算値に相当する枚数の内部メダルMが遊戯フィールド20に放出される。
【0070】
ステップS27の処理と並行して、ステップS21の当たり信号の発信元の遊戯ユニット10の制御部50に対して所定の信号(補充開始信号)を送信する処理が実行される(ステップS28)。補充開始信号の送信は、遊戯ユニット10内での内部メダルMの循環の円滑性や、放出された内部メダルMのホッパー装置H5への補充の迅速性等を考慮して、ステップS27での内部メダルMの放出開始以降の適宜のタイミングで行うことが可能である。この好適なタイミングとしては、放出枚数DNと同数の内部メダルMの放出の完了時点、所定数(例えば、100枚)の内部メダルMを放出した時点、内部メダルMの放出開始から所定時間(例えば、30秒)が経過した時点等が考えられる。
【0071】
ステップS27の処理の完了後、ステップS29において、遊戯ユニット10からの補充完了信号が待ち受けられ、当該信号を受信した時点で処理はステップS21に復帰する。
【0072】
なお、一の遊戯ユニット10からの当たり信号の受信(ステップS21)に基づくステップS22〜S29の処理(JP処理)の実行中に、他の遊戯ユニット10から重ねて当たり信号を受信した場合には、その信号は記憶装置62等に記憶され、上記一の遊戯ユニット10についてのJP処理の完了後に、上記他の遊戯ユニット10についてのJP処理が実行される。
【0073】
図8は、各遊戯ユニット10において制御部50が実行する内部循環システム40Aの状態制御のフローを示す説明図である。
【0074】
遊戯機1の電源投入等により処理が開始されると、ステップS31において、切替器C1,C2をそれぞれ搬送路L3,L5側に切り替える処理が実行される。これにより、ホッパー装置H1から送出される内部メダルMは、搬送路L3を介してホッパー装置H2に搬送され、ホッパー装置H2から送出される内部メダルMは、搬送路L5〜L7、ホッパー装置H3,H4,投入装置13A,13B等を介して遊戯フィールド20に搬送される。以下では、この状態を「第1の状態」という。
【0075】
第1の状態では、中央機構30からの補充開始信号(ステップS28)の待ち受けが行われ(ステップS32)、当該信号を受信した時点で、切替器C1,C2をそれぞれ搬送路L4,L8側に切り替える処理が実行される(ステップS33)。これにより、ホッパー装置H1,H2から送出される内部メダルMは、搬送路L4,L8を介してホッパー装置H5に搬送される。以下では、この状態を「第2の状態」という。
【0076】
第2の状態では、後述のステップS59における補充完了信号の送信が待ち受けられ(ステップS34)、当該信号が送信された時点で、処理はステップS31に移行し、切替器C1,C2をそれぞれ搬送路L3,L5側に切り替える処理が実行される。これにより、内部循環システム40Aは第1の状態に復帰する。
【0077】
図9は、第1の状態において各遊戯ユニット10の制御部50が実行するホッパー装置H1,H2の制御フローを示す説明図であり、ここでは、ホッパー装置H3,H4の貯留部のメダル数H3N,H4Nの初期値が記憶装置52等に記憶されているものとする。
【0078】
ステップS41では、センサーH1Sからの信号に基づいて、ホッパー装置H1から送出された内部メダルMの枚数N3が調べられ、この枚数N3を加算することで記憶装置等52に記憶されたクレジットCRが更新される。更新されたクレジットCRは、適宜のタイミングで表示装置24等において表示される。第1の状態では、切替器C1は搬送路L3側に切り替えられているため、ホッパー装置H1からの内部メダルMは、ホッパー装置H2に搬送される。
【0079】
続くステップS42では、センサーH3S,H4Sからの信号に基づいて、ステップS3においてホッパー装置H3,H4から投入装置13A,13Bに送出された内部メダルMの枚数N1が調べられ、送出されたホッパー装置H3,H4についてのメダル数H3N,H4Nの更新が行われる。
【0080】
ステップS43では、メダル数H3N,H4Nが規定の下限値LN(例えば、300枚)未満か否かが検査され、下限値LN未満の場合(Yes)は、ステップS44において、切替器C3が下限値LN未満のホッパー装置H3,H4に接続される搬送路L6,L7側に切り替えられ、更に、ステップS45において、ホッパー装置H2に所定数(例えば、300枚)の内部メダルMの送出を実行させる。第1の状態では、切替器C2は搬送路L5側に切り替えられているため、ホッパー装置H2からの内部メダルMは、ステップS44において切り替えられた搬送路L6又はL7を経て下限値LN未満のホッパー装置H3又はH4に搬送される。
【0081】
ステップS43においてメダル数H3N,H4Nが下限値LN未満ではない場合(No)、及び、ステップS45の処理が完了した場合には、処理はステップS41に戻され、以降、ステップS41〜S45の処理が反復する。
【0082】
図10は、第2の状態において各遊戯ユニット10の制御部50が実行するホッパー装置H1,H2の制御フローを示す説明図である。
【0083】
ステップS51では、ホッパー装置H5への内部メダルMの補充枚数SNを初期化する処理が実行される。
【0084】
続くステップS52では、センサーH1Sからの信号により、ホッパー装置H1から送出された内部メダルMの枚数N3が調べられ、この枚数N3を加算することによるクレジットCR及び補充枚数SNの更新が行われる。更新されたクレジットCRは、適宜のタイミングで表示装置24等において表示される。第2の状態では、切替器C1は搬送路L4側に切り替えられているため、ホッパー装置H1からの内部メダルMは、ホッパー装置H5に搬送される。
【0085】
ステップS53では、補充枚数SNがステップS27において制御部60から通知された放出枚数DNと比較され、放出枚数DNに達している場合(Yes)は、処理をステップS57に移行させ、放出枚数DN未満の場合(No)は、処理をステップS54に移行させる。
【0086】
ステップS54では、ホッパー装置H2に内部メダルMの送出を実行させる。第2の状態では、切替器C2は搬送路L8側に切り替えられているため、ホッパー装置H2からの内部メダルMはホッパー装置H5に搬送される。ステップS54で送出された内部メダルMの枚数N4はセンサーH2Sにより計測され、ステップS55において、補充枚数SNにこの枚数N4を加算する処理が実行される。
【0087】
ステップS56では、補充枚数SNが放出枚数DNと比較され、放出枚数DNに達している場合(Yes)は、処理をステップS57に移行させ、補充完了信号を制御部60に送信して第2の状態での処理は終了となる。補充枚数SNが放出枚数DN未満の場合(No)は、ホッパー装置H5への内部メダルMの補給を継続するべく処理はステップS52に戻される。
【0088】
図11は、各遊戯ユニット10の制御部50が実行する外部循環システム40Bの制御フローを示す説明図である。
【0089】
ステップS61では、センサー11Sからの信号に基づいて投入口11A,11Bへの外部メダルの投入の有無が検査され、投入があった場合には(Yes)、ステップS62において、投入された外部メダルの枚数に応じた値を加算することで記憶装置52のクレジットCRが更新される。外部メダルの投入がなければステップS62はスキップとなる。
【0090】
続くステップS63では、精算ボタン16への操作の有無が検査され、操作があった場合には(Yes)、ステップS64においてホッパー装置H6が駆動され、記憶装置52に記憶されたクレジットCRに応じた枚数の外部メダルが払出口12に払い出される。
【0091】
ステップS63において操作が検出されない場合(No)、及び、ステップS64の処理が完了した場合は、処理はステップS61に戻される。
【0092】
上記遊戯機1では、回収部25の内部メダルMを送出する第1送出部(ホッパー装置H1の送出部)を有するため、回収部25で回収された内部メダルMの枚数を計測し、この計測枚数に基づいて遊戯者が獲得した内部メダルMの枚数(クレジットCR)の管理(ステップS41,S52)を行うことが可能である。また、第2貯留部(ホッパー装置H2の貯留部)の内部メダルMを遊戯フィールド20に送出する第2送出部(ホッパー装置H2の送出部)を有するため、内部メダルMの循環使用を行うことができる。そして、ステップS12の抽選が「当たり」となってホッパー装置H5の貯留部の内部メダルMが遊戯フィールド20に放出されたときに、メダル循環システム40が第2の状態に切り替えられ(ステップS33)、2台の送出部(ホッパー装置H1,H2の送出部)によりホッパー装置H5の貯留部の補充が行われる(ステップS52,S54)。そのため、ホッパー装置H2の送出部単独で補充を行う場合と比較して、メダル補充が迅速化され、ホッパー装置H1,H2の運用が効率的になり、及び/又は、ホッパー装置H2の送出部の使用頻度の減少により故障率の低減を図ることができる。
【0093】
また、遊戯機1では、ホッパー装置H5から遊戯フィールド20への内部メダルMの放出(ステップS27)が行われる毎に、放出枚数DNと同数の内部メダルMが補充される(ステップS51〜S57)。そのため、各遊戯ユニット10及びホッパー装置H5における内部メダルの枚数の管理が容易となり、及び/又は、遊戯機1で使用される内部メダルMの総数を少なくすることが可能である。
【0094】
また、遊戯機1では、一の遊戯ユニット10のためのJP処理(ステップS22〜S29)の実行中に他の遊戯ユニット10において「当たり」が発生した場合には、ホッパー装置H5へのメダルMの補充が完了する(ステップS29)まで当該他の遊戯ユニット10のためのJP処理は保留されるため、各JP処理のメダル放出(ステップS27)において内部メダルMが不足するという事態を防止することができる。
【0095】
また、遊戯機1では、ホッパー装置H5の貯留部は、各遊戯ユニット10に対して移動可能であり、特定の遊戯ユニット10が第2の状態にある間(ステップS52,S54のメダル送出が行われる間)、ホッパー装置H5の貯留部は、当該遊戯ユニット10の搬送路L4,L8と連絡する位置(搬送路L4,L8からの内部メダルMがホッパー装置H5の貯留部に入る位置)に停止した状態に維持される。そのため、各遊戯ユニット10の搬送路L4,L8とホッパー装置H5の貯留部を個別に連絡する搬送路が不要となり、中央機構30内の搬送経路を簡略化することができる。
【0096】
なお、上記実施形態では、第1の状態においてホッパー装置H3,H4に貯留される内部メダルMの枚数が十分に大きな下限値LN(例えば、300)を下回らないようにする(ステップS43〜S45)ことで、第2の状態(ステップS51〜S57)では、ホッパー装置H2からホッパー装置H3,H4への内部メダルMの送出は行わないものとされているが、より小さい下限値LNを採用する一方で、第2の状態(ステップS51〜S57)においても、適時ホッパー装置H2からホッパー装置H3,H4への内部メダルMの送出を行うようにすることで、各遊戯ユニット10で使用する内部メダルMの枚数を更に減少させることも可能である。
【0097】
図12は、第2の実施形態の遊戯機におけるメダル循環システム41を示す説明図である。
【0098】
メダル循環システム41は、搬送路L5に配置された切替器C4と、切替器C4と遊戯フィールド20を連絡する搬送路L14を追加で有する点を除いてメダル循環システム40と同様の構成を有している。
【0099】
この遊戯機は、ステップS12の抽選の結果として、「当たり」の他に、一又は複数種類の「小当たり」が設定されており、当該抽選の結果が「小当たり」であった場合には、切替器C4が搬送路L14側に切り替えられて、その「小当たり」の種類に応じた枚数の内部メダルMがホッパー装置H2から搬送路L14経由で遊戯フィールド20に送出される点を除いて、遊戯機1と同様の動作を行う。
【0100】
図13は、第3の実施形態の遊戯機におけるメダル循環システム42を示す説明図である。
【0101】
メダル循環システム42では、分離循環式が採用されておらず、投入口11から投入されたメダルはホッパー装置H2に貯留され、投入されたメダルの枚数に応じた値が記憶装置52のクレジットCRに加算される。メダル循環システム41における搬送路L12,L13及びホッパー装置H6が省略される一方で、投入口11A,11Bとホッパー装置H2を連絡する搬送路L15及び切替器C4と払出口12を連絡する搬送路L16を有している。
【0102】
この遊戯機は、基本的には、第2の実施形態の遊戯機と同様の動作を行うが、ステップS63において精算ボタン16の操作が検出された場合に、切替器C4が搬送路L16側に切り替えられ、記憶装置52に記憶されるクレジットCRに相当する枚数のメダルがホッパー装置H2から搬送路L16経由で払出口12に送出される。
【0103】
図14は、第4の実施形態の遊戯機におけるメダル循環システム43を示す説明図である。
【0104】
メダル循環システム43は、メダル循環システム42と同様、非分離循環式のシステムであるが、投入口11A,11Bからのメダルが投入装置13A,13Bを介してそのまま遊戯フィールド20に投入されるようになっており、メダル循環システム42におけるホッパー装置H3,H4、搬送路L6,L7,L9,L10,L15、切替器C3が省略されている。
【0105】
この遊戯機は、基本的には、第3の実施形態の遊戯機と同様の動作を行うが、ステップS1〜S4,S42〜S45の処理は省略となる。第4の実施形態の遊戯機では、ホッパー装置H1によるメダルの送出がある毎に、切替器C4を搬送路L16側に切り替えて、同数又は対応する枚数のメダルをホッパー装置H2から払出口12に送出することも可能であり、その場合は、ステップS41,S52,S61,S62におけるクレジットCRの管理に係る処理は省略可能である。
【0106】
図15は、第5の実施形態の遊戯機におけるメダル循環システム44を示す説明図である。
【0107】
メダル循環システム44は、回収部(獲得部)25が搬送路L1を介して払出口12と接続され、回収部(喪失部)26が搬送路L2を介してホッパー装置H1と接続され、切替器C4及び搬送路L16が省略されている点を除いてメダル循環システム43と同様の構成を有している。
【0108】
この遊戯機は、基本的には、第4の実施形態の遊戯機と同様の動作を行うが、遊戯者が獲得したメダル(回収部25で回収したメダル)は、搬送路L1を介して直接払出口12に払い出されるため、ステップS41,S52,S61〜S64等におけるクレジットCRの管理に係る処理は省略となる。ホッパー装置H1でのメダル送出の際に計測されるメダル枚数は、ペイアウト率の管理等に使用され得る。
【0109】
上記第2〜第5の実施形態の遊戯機は、遊戯機1について上記したと同様の効果を達成する。
【0110】
以上、例示的な実施形態に基づいて本発明を説明したが、上記実施形態における遊戯機又はこれを構成する部材の形状、寸法、材質、機能構成、動作態様、制御態様、遊戯機の制御に使用するパラメータの種類、算出方法、画像やゲームの内容等は単なる例として記載したものであり、これらは特許請求の範囲の記載内において任意に変更することが可能である。