特許第5931179号(P5931179)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5931179可動磁石リニアモーターのコギング力リップル低減
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5931179
(24)【登録日】2016年5月13日
(45)【発行日】2016年6月8日
(54)【発明の名称】可動磁石リニアモーターのコギング力リップル低減
(51)【国際特許分類】
   H02K 41/02 20060101AFI20160526BHJP
【FI】
   H02K41/02 Z
【請求項の数】17
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-509466(P2014-509466)
(86)(22)【出願日】2012年5月4日
(65)【公表番号】特表2014-513515(P2014-513515A)
(43)【公表日】2014年5月29日
(86)【国際出願番号】US2012036450
(87)【国際公開番号】WO2012154529
(87)【国際公開日】20121115
【審査請求日】2013年12月12日
(31)【優先権主張番号】61/483,179
(32)【優先日】2011年5月6日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】13/196,128
(32)【優先日】2011年8月2日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】591009509
【氏名又は名称】ボーズ・コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】BOSE CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100089037
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邊 隆
(72)【発明者】
【氏名】リチャード・タッカー・カールマーク
(72)【発明者】
【氏名】マーク・エー・ヘイナー
(72)【発明者】
【氏名】スティーブン・ジェイ・マガイア
【審査官】 森山 拓哉
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−328927(JP,A)
【文献】 特開平07−329783(JP,A)
【文献】 特開2004−007937(JP,A)
【文献】 特開平11−308850(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 41/00−41/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
リニアモーターのための電機子であって、
磁極部分を有する磁石構造を含み、前記磁極部分が、非磁性及び非導電性の材料で充填された直線状磁極内ギャップによって分離される磁石タイルを含み、前記直線状磁極内ギャップが、意図した運動方向に平行な方向に延び、
前記磁石タイルにバックヨークが設けられていない、
電機子。
【請求項2】
前記磁石構造が、2つ以上の磁極部分を有し、各磁極部分が、非磁性非導電性の材料で充填された直線状磁極内ギャップによって分離される磁石タイルを含み、前記ギャップが、意図した運動方向に平行な方向に延びる、請求項1に記載の電機子。
【請求項3】
2つ未満のエッジで前記磁石タイルの少なくともいくつかを係合するフレーム構造をさらに含む、請求項1に記載の電機子。
【請求項4】
前記フレームは、前記磁石タイルの少なくともいくつかのいずれのエッジをも係合しない、請求項3に記載の電機子。
【請求項5】
複数の前記磁石タイルは、2つの他のエッジよりも実質的に短い2つのエッジを有する、請求項1に記載の電機子。
【請求項6】
前記磁石構造は、磁極内ギャップが当該電機子の移動のいずれの時点でも前記リニアモーターの固定子の端面のエッジであって意図した運動方向に垂直であるエッジと整列しないように寸法を決められ、構成されている、請求項1に記載の電機子。
【請求項7】
リニアモーターのための電機子であって、
磁極部分を有する磁石構造を含み、各磁極部分が、非磁性及び非導電性の材料で充填された磁極内ギャップによって分離される細長い磁石タイルを含み、前記細長方向が、意図した運動方向に平行であり、
前記磁石タイルにバックヨークが設けられていない、
電機子。
【請求項8】
前記磁石構造は、3つ以上の磁極部分を有し、各磁極部分が、非磁性及び非導電性の材料で充填された磁極内ギャップによって分離される細長い磁石タイルを含み、前記細長方向は、意図した運動方向に平行である、請求項7に記載の電機子。
【請求項9】
2つ未満のエッジで前記磁石タイルの少なくともいくつかを係合するフレーム構造をさらに含む、請求項7に記載の電機子。
【請求項10】
前記フレームは、前記磁石タイルの少なくともいくつかのいずれのエッジをも係合しない、請求項9に記載の電機子。
【請求項11】
前記磁石構造は、磁極内ギャップが当該電機子の移動のいずれの時点でも前記リニアモーターの固定子の端面のエッジであって意図した運動方向に垂直であるエッジと整列しないように寸法を決められ、構成されている、請求項7に記載の電機子。
【請求項12】
低磁気リラクタンス材料からなる第1のコアであって、エッジを有する第1のコアと、
低磁気リラクタンス材料からなる第2のコアであって、エッジを有する第2のコアと、
磁石構造を有する電機子であって、前記磁石構造が、非磁性及び非導電性の材料で充填されたギャップによって分離される磁石タイルを含む、電機子と、
を備え、
前記第1のコア、前記第2のコア、および前記電機子は、前記第1のコアのエッジがギャップと整列するとき、前記第2のコアのエッジがギャップと整列しないように寸法を決められ、構成され、
前記ギャップが、意図した運動方向に平行な方向に延び
前記磁石タイルにバックヨークが設けられていない、
リニアモーター。
【請求項13】
前記磁石タイルは細長く、前記磁石タイルの細長方向は、前記電機子の意図した運動方向に平行である、請求項12に記載のリニアモーター。
【請求項14】
2つ未満のエッジで前記磁石タイルの少なくともいくつかを係合するフレーム構造をさらに含む、請求項12に記載のリニアモーター。
【請求項15】
前記フレームは、前記磁石タイルの少なくともいくつかのいずれのエッジをも係合しない、請求項14に記載のリニアモーター。
【請求項16】
前記磁石構造は、磁極内ギャップが前記電機子の移動のいずれの時点でも前記リニアモーターの前記コアの端面のエッジであって意図した運動方向に垂直であるエッジと整列しないように寸法を決められ、構成されている、請求項12に記載のリニアモーター。
【請求項17】
複数の前記磁石タイルは、2つの他のエッジよりも実質的に短い2つのエッジを有する、請求項12に記載のリニアモーター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、リニアモーターの電機子のための磁石タイル構造について述べる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
一態様では、リニアモーターのための電機子は、磁極部分を有する磁石構造を含む。磁極部分は、非磁性及び非導電性の材料で充填された直線状磁極内ギャップによって分離される磁石タイルを含む。ギャップは、意図した運動方向に平行な方向に延びる。磁石構造は、2つ以上の磁極部分を有してもよい。各磁極部分は、非磁性及び非導電性の材料で充填された直線状磁極内ギャップによって分離される磁石タイルを含んでもよい。ギャップは、意図した運動方向に平行な方向に延びてもよい。特許請求の範囲に規定された電機子はさらに、2つ未満のエッジで磁石タイルの少なくともいくつかを係合するフレーム構造を含んでもよい。フレームは、磁石タイルの少なくともいくつかのいずれのエッジをも係合しなくてもよい。複数の磁石タイルは、2つの他のエッジよりも実質的に短い2つのエッジを有してもよい。磁石構造は、磁極内ギャップが電機子の移動のいずれの時点でも固定子歯エッジと整列しないように寸法を決められ、構成され得る。
【0003】
別の態様では、リニアモーターのための電機子は、磁極部分を有する磁石構造を含む。各磁極部分は、非磁性及び非導電性の材料で充填された磁極内ギャップによって分離される細長い磁石タイルを含む。細長方向は、意図した運動方向に平行であってもよい。磁石構造は、3つ以上の磁極部分を有してもよい。各磁極部分は、非磁性及び非導電性の材料で充填された磁極内ギャップによって分離される細長い磁石タイルを含んでもよい。細長方向は、意図した運動方向に平行であってもよい。電機子はさらに、2つ未満のエッジで磁石タイルの少なくともいくつかを係合するフレーム構造を含んでもよい。フレームは、磁石タイルの少なくともいくつかのいずれのエッジをも係合しなくてもよい。電機子はさらに、意図した運動方向に垂直でかつフレームの端部の中間にある横方向支柱を含み、タイルの少なくとも2つの短い方のエッジを係合するフレームを含んでもよい。磁石構造は、磁極内ギャップが電機子の移動のいずれの時点でも固定子歯エッジと整列しないように寸法を決められ、構成され得る。
【0004】
別の態様では、リニアモーターは、低磁気リラクタンス材料からなる第1のコアを含む。第1のコアは、エッジを有する。リニアモーターはまた、低磁気リラクタンス材料からなる第2のコアも含む。第2のコアは、エッジを有する。リニアモーターは、磁石構造を含む電機子を含む。磁石構造は、非磁性及び非導電性の材料で充填されたギャップによって分離される磁石タイルを含む。第1のコア、第2のコア、および電機子は、第1のコアのエッジがギャップと整列するとき、第2のコアのエッジがギャップと整列しないように寸法を決められ、構成されている。
【0005】
他の特徴、目的、および利点は、次の図面と関連して読むとき、次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】可動磁石リニアモーターの簡略化した等角図である。
図2A】磁石キャリアの簡略化した図である。
図2B】磁石キャリアおよび磁石構造の簡略化した図である。
図3】タイル状磁石構造の概略図である。
図4】固定子歯および磁石タイルの概略図である。
図5】リニアモーターの力対変位のグラフである。
図6】磁石キャリアおよび磁石構造の概略図である。
図7】磁石構造の製図である。
図8】固定子歯および磁石タイルの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1は、可動磁石リニアモーター(またリニアアクチュエータとも呼ばれる)の簡略化した等角図および後続の図で使用されることになる座標系を示す。第1の巻線12−1および第2の巻線13−1は、軟鉄などの、低磁気リラクタンス材料のC形状コア11−1の脚部11A−1および11B−1の周りに巻き付けられる。第1の巻線12−2および第2の巻線13−2は、軟鉄などの、低磁気リラクタンス材料の第2のC形状コア11−2の脚部11A−2および11B−2の周りに巻き付けられる。可動磁石キャリア17に据え付けられた永久磁石16は、C形状コアに接触することなく、C形状コアのエアギャップに位置決めされ、好ましくはエアギャップのできるだけ多くを占める。永久磁石16は、コア11−1および11−2の対向表面の間に隣接する異なる磁極(この図では示されない)を有する。可動磁石キャリア17および永久磁石16は、リニアモーターの電機子の部品であり、電機子の他の部品は、この図では示されない。可動磁石キャリアは、図示されないサスペンションによって支持され、そのサスペンションは、C形状コアの対向面の方に磁石を付勢する横方向(すなわち、図1の座標系によるとY方向)「衝突」力に対抗しながら矢印18によって示されるX方向への運動を可能にする。この図および後続の図では、X方向は、電機子(armature)の意図した運動方向であり、Y方向は、電機子の平面に垂直な衝突力の方向であり、Z方向は、電機子の平面にあり、意図した運動方向に垂直であることにある。図では、意図した運動方向(X方向)は、鉛直方向である。
【0008】
動作時には、巻線12−1、13−1、12−2および13−2での交流電流信号、例えば運動制御信号は、永久磁石16の磁場と相互作用し、そのことにより、矢印18によって示される方向への電機子の運動が、引き起こされる。
【0009】
図2Aは、磁石キャリア17の簡略化した図を示す。磁石キャリアのための典型的な構成は、フレーム22および窓24の構成である。
【0010】
図2Bで示すように、フレーム22は、磁石の4つの側面すべてで磁石16を係合する。磁石は、エポキシなどの接着剤によって、または締まりばめを補完するための接着剤がある場合でも、ない場合でも、締まりばめによって機械的に適所に保持され得る。磁石キャリアは、リニアモーターの動作によって生成される機械的エネルギー(運動および力)を有益に用いることができるように、電機子を周囲の構造に結合するための構造(図示されず)を有してもよい。
【0011】
磁石は、1つまたは複数の磁極部分を有する。図2Bの例では、磁石は、2つの南磁極部分(「S」と指定される)および1つの北磁極部分(「N」と指定される)を有する。他の実装形態は、より少ない磁極またはより多い磁極を有してもよい。
【0012】
いくつかの実装形態では、北磁極部分および南磁極部分は、一体構造であってもよい。しかしながら、特に磁石がより大きくなるにつれて、一体型磁極部分は、望ましくないこともある。一体型磁極構造は、磁石での望ましくない加熱損失につながる渦電流を促進することもある。
【0013】
一体型磁石磁極での望ましくない加熱損失は、一体型磁石磁極のXZ平面に垂直に突き進むコイル磁束の時間に関する導関数に比例する。一体型磁石磁極をより小さい電気的に絶縁された小部分にさらに分割することで、望ましくない加熱損失は、分割されない一体型磁極でさもなければ生じることになるよりも少なくなるという結果になる。
【0014】
加えて、大きな一体型磁極構造は、従来の励磁コイルを使用して磁化することが困難なこともあり、容易に製造できる磁石材料の単一ブロックのサイズに対する実際的な限界がある。
【0015】
渦電流に起因する電力消失の問題および一体型磁極構造を製造し、磁化することの困難さを避けるためには、磁極構造は、図3で示すように、個別「タイル」26で構成されてもよく、その結果磁極構造は、コイル磁束が磁石に垂直である平面、この実施形態ではxz平面で分割される。図3の磁石16は、2つの南磁極構造および1つの北磁極構造を含む。磁極構造のそれぞれは、4つの個別「タイル」26を含む。実際の実装形態では、各タイル構造は、5つ以上の、例えば9つのタイルを含んでもよい。タイルのそれぞれは、この図では細長い長方形であり、細長方向は、矢印18によって示される運動方向に垂直に向いている。タイルのそれぞれは、少なくとも2つのエッジでフレーム22によって係合される。非導電性及び非磁性の接着剤、例えばエポキシが、隣接するタイル間のギャップ、例えばギャップ30に入れられる。図3の構造は、妥当なサイズの磁性材料の使用および従来のサイズの励磁コイルの使用を可能にする。望ましくない渦電流損失は、より多くのかつより小さいタイルの使用を通じて低減されている。従って、それらのタイルは、多くの電力を消失せず、より少なく、より大きなタイルと関連するより長い経路長の渦電流にさらされる構造ほど多くの熱を発生させない。
【0016】
残念ながら、図4で示すように、図3の構造は、コアのエッジ32(以下では「固定子歯」)が磁極の隣接するタイル間のギャップ30(以下では磁極内ギャップ)と整列するとき、コギング力を受ける。コギング力は、図5の力対変位曲線でゆらぎおよび/または非線形性34(ときにはコギング力リップル(cogging force ripple)と呼ばれる)を引き起こす。コギング力リップルは、リニアモーターの電機子の運動を制御することの困難さの原因になることもある。
【0017】
図6は、コギング力リップルを低減する構造を示す。図6の構造では、タイルは、図6を見ると細長い長方形であり、細長方向は、矢印18によって示される運動方向(x方向)に平行に向いている。図6の構造に関しては、固定子歯のエッジは、いずれの磁極内ギャップとも整列せず、それで磁極内ギャップとの固定子歯の整列から結果として生じるコギング力は、実質的に除去される。
【0018】
図7は、図示される寸法(mm単位で)をもつ図6の構造の実際の実装形態を示す。図7の実装形態では、北磁極部分は、電機子の運動方向の方向に縦に配置され、結果として得られる磁極内ギャップ52をもつ2つのタイル、例えば48および50を含む。しかしながら、リニアモーターの部品の構成、ストローク、および寸法は、磁極内ギャップ52がモーターの動作中に固定子歯のエッジとぴったり合わないように配置できるので、この磁極内ギャップ52は、コギング力リップルを引き起こす必要がない。
【0019】
図8は、コギング力を低減するための別の構造を例示する。図8の構造では、タイルは、図3でのように配置される。固定子歯の寸法および配置ならびにタイル24の寸法および構成は、エッジ132A、132B、232Aおよび232Bなどの1つの固定子歯のエッジが磁極内ギャップ152Aおよび152Bと整列するとき、エッジ332A、332B、432A、および432Bなどの別の固定子歯のエッジが磁極内ギャップと整列しないように配置される。
【0020】
本明細書で開示される特定の装置および技術の多数の使用およびそれらからの多数の展開は、本発明概念から逸脱することなくなされてもよい。その結果、本発明は、本明細書で開示され、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲によってのみ限定される、ありとあらゆる新規特徴および特徴の新規組合せを包含すると解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0021】
11−1 C形状コア
11A−1 脚部
11B−1 脚部
11−2 第2のC形状コア
11A−2 脚部
11B−2 脚部
12−1 第1の巻線
12−2 第1の巻線
13−1 第2の巻線
13−2 第2の巻線
16 永久磁石
17 可動磁石キャリア
18 矢印
22 フレーム
24 窓
26 タイル
30 ギャップ
32 コアのエッジ
34 ゆらぎおよび/または非線形性
48 タイル
50 タイル
52 磁極内ギャップ
132A 固定子歯のエッジ
132B 固定子歯のエッジ
152A 磁極内ギャップ
152B 磁極内ギャップ
232A 固定子歯のエッジ
232B 固定子歯のエッジ
332A 固定子歯のエッジ
332B 固定子歯のエッジ
432A 固定子歯のエッジ
432B 固定子歯のエッジ
図1
図2A
図2B
図3
図4
図6
図7
図8
図5