(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記内側クッションの前記ヒンジ結合された部位が、前記ヒンジ結合された部分で、一定の撓み率で撓曲、回動または屈曲し、前記撓み率が0.04N/mm±45%である、請求項7に記載の密着インターフェース。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、改善された患者密着インターフェースを提供すること、または少なくとも業界または公衆に有用な選択肢を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、
内側クッションと、
使用者の顔の輪郭に実質的に密着するように構成された外装と、
を含む、使用者に呼吸用気体流を供給する装置の一部として使用される密着インターフェースであって、前記内側クッションと前記外装がそれぞれ鼻根部、左右の頬部、および上唇部または顎部のいずれか一方を有し、使用中、前記部位は、それに対応する使用者の鼻根部、左右の頬部、および上唇部または顎部のいずれかと位置合わせされ、
内側クッションがヒンジ結合された部位を含み、前記ヒンジ結合された部位が、前記内側クッションの頬部とは実質的に独立して撓曲するように構成されている、密着インターフェースである。
【0008】
別の態様によれば、ヒンジ結合された部位は、ヒンジ部分によって各前記頬部に連結されている。
【0009】
別の態様によれば、鼻根部はヒンジ結合された部位である。
【0010】
別の態様によれば、顎部はヒンジ結合された部位である。
【0011】
別の態様によれば、ヒンジ結合された部位は外装の方に付勢され、使用中、前記内側クッションのヒンジ結合された部位は前記外装に実質的に接触する。
【0012】
別の態様によれば、使用中、前記密着インターフェースは、前記気体を受け入れる本体と連結しており、
本体とクッションのヒンジ結合された部位との間に間隙が設けられており、前記間隙は、前記内側クッションのヒンジ結合された部位が前記クッションの頬部とは独立して撓曲するための空間を提供する。
【0013】
別の態様によれば、各前記ヒンジ部分は、前記内側クッションのヒンジ結合された部位とそれに対応する前記頬部との間に形成された狭窄部であり、前記内側クッションのヒンジ結合された部位と頬部は一体形成されている。
【0014】
別の態様によれば、間隙は内側クッションの鼻根部の谷であり、谷は、使用中に前記本体に面する内側クッションの側にある。
【0015】
別の態様によれば、谷は、ヒンジ結合された部位の全周に延び、谷の第1の端部は一方の頬部に隣接しており、谷の第2の端部は他方の頬部に隣接している。
【0016】
別の態様によれば、各狭窄部分は、前記谷の前記第1の端部または第2の端部と位置合わせされた切欠きによって形成されており、切欠きは、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成されている。
【0017】
別の態様によれば、各狭窄部分は前記谷の前記第1の端部または第2の端部と位置合わせされたスリットによって形成されており、スリットは、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成されている。
【0018】
別の態様によれば、各前記ヒンジ部分は前記内側クッションの鼻部を外装の方に付勢し、使用中、前記内側クッションのヒンジ結合された部位は、前記外装に実質的に接触する。
【0019】
別の態様によれば、前記狭窄部は、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成された第1の切欠きと、使用中にマスク本体に面する内側クッションの側に形成された第2の切欠きとによって形成され、前記第1の切欠きと第2の切欠きは前記狭窄部を形成するように位置合わせされている。
【0020】
別の態様によれば、前記狭窄部は、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成された第1のスリットと、使用中にマスク本体に面する内側クッションの側に形成された切欠きとによって形成され、前記スリットと切欠きは前記狭窄部を形成するように位置合わせされている。
【0021】
別の態様によれば、前記狭窄部は、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成された切欠きによって形成されている。
【0022】
別の態様によれば、前記狭窄部は、使用中にマスク本体に面する内側クッションの側に形成された切欠きによって形成されている。
【0023】
別の態様によれば、クッションのヒンジ結合された部位は、ヒンジ結合された部分で撓曲、回動または屈曲する。
【0024】
クッションのヒンジ結合された部位が、ヒンジ結合された部分で、一定の撓み率で撓曲、回動または屈曲する別の態様によれば、撓み率は0.04N/mm±45%である。
【0025】
別の態様によれば、撓み率は0.04N/mm±30%である。
【0026】
別の態様によれば、撓み率は0.04N/mm±15%である。
【0027】
別の態様によれば、内側クッションと外装は別々に形成されている。
【0028】
別の態様によれば、内側クッションと外装は一体形成されている。
【0029】
本発明の別の態様は、
内側クッションと、
使用者の顔の輪郭に実質的に密着するように構成された外装と、
を含む、使用者に呼吸用気体流を供給する装置の一部として使用される密着インターフェースであって、前記内側クッションと前記外装がそれぞれ鼻根部、左右の頬部、および上唇部または顎部のいずれか一方を有し、使用中、前記部位は、それに対応する使用者の鼻根部、左右の頬部、および上唇部または顎部のいずれかと位置合わせされ、
使用中、前記内側クッションの鼻根部が前記内側クッションの頬部とは実質的に独立して撓曲するように、前記内側クッションの鼻根部がヒンジ部分によって各前記内側クッションの頬部に連結されている、密着インターフェースである。
【0030】
本発明の別の態様は、
内側クッションと、
使用者の顔の輪郭に実質的に密着するように構成された外装と、
を含む、使用者に呼吸用気体流を供給する装置の一部として使用される密着インターフェースであって、前記内側クッションと前記外装がそれぞれ鼻根部、左右の頬部、および顎部を有し、使用中、前記部位は、それに対応する使用者の鼻根部、左右の頬部、および顎部と位置合わせされ、
使用中、前記内側クッションの顎部が前記内側クッションの頬部とは実質的に独立して撓曲するように、前記内側クッションの顎部がヒンジ部分によって各前記内側クッションの頬部に連結されている、密着インターフェースである。
【0031】
本発明の別の態様は、使用者に呼吸用気体流を供給する装置の一部として使用される患者インターフェースであって、
前記気体を受け入れる本体インターフェースと、
前記本体に連結されており、使用者の顔の輪郭に実質的に密着するように構成されている密着インターフェースと、
を含む患者インターフェースであり、前記密着インターフェースが、
内側クッションと外装とを含み、前記内側クッションと前記外装がそれぞれ鼻根部、左右の頬部、および上唇部または顎部のいずれか一方を有し、使用中、前記部位は、それに対応する使用者の鼻根部、左右の頬部、および上唇部または顎部のいずれかと位置合わせされ、
内側クッションはヒンジ結合された部位を含み、前記ヒンジ結合された部位は、前記内側クッションの頬部とは実質的に独立して撓曲するように構成されている、患者インターフェースである。
【0032】
本明細書および特許請求の範囲で使用される「含む(comprising)」の用語は、「から少なくとも一部なっている」ことを意味する。本明細書および特許請求の範囲の「含む」の用語が入った各記述を解釈する場合、この用語に導かれる1つまたは複数のもの以外の特徴も存在し得る。「含む(comprise)」および「含む(comprises)」などの関連用語も同様に解釈されるべきである。
【0033】
本発明が関連する分野の当業者は、添付の特許請求の範囲に定義される本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の構成、ならびに様々な実施形態および用途における多くの変更を想到するであろう。本明細書における開示および記載は、単に説明を目的とし、決して本発明を限定するものではない。
【0034】
図面を参照して好ましい実施形態を説明するが、それらは例示に過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【
図1】好ましい実施形態および代替の実施形態の患者密着インターフェースと共に使用され得る持続的気道陽圧システムなどの、使用者に加熱加湿気体流を提供するシステムのブロック図である。
【
図2】好ましい実施形態および代替の実施形態の密着インターフェースを組み込み得る、鼻マスクの図である。
【
図3】好ましい実施形態および代替の実施形態の密着インターフェースを組み込み得る、フェイスマスクの断面図である。
【
図4a】内側クッションのマスク本体側から見た、従来技術の密着インターフェース内側クッションの斜視図である。
【
図4b】内側クッションの使用者の顔面側から見た、
図4aの従来技術の密着インターフェース内側クッションの斜視図である。
【
図4c】矢印Aの方向に向かって見た、
図4aの従来技術の密着インターフェース内側クッションの断面図である。
【
図5a】第1の実施形態による密着インターフェース内側クッションの図である。
【
図5b】
図5aの密着インターフェース内側クッションの側面図である。
【
図5c】矢印Bの方向に力を加えることによって生じる鼻根部の撓みを示す、
図5aの密着インターフェース内側クッションの図である。
【
図6】第2の実施形態による密着インターフェース内側クッションの図である。
【
図7】第3の実施形態による密着インターフェース内側クッションの図である。
【
図8】第4の実施形態による密着インターフェース内側クッションの図である。
【
図9】第5の実施形態による密着インターフェース内側クッションの図である。
【
図10a】第6の実施形態による密着インターフェース内側クッションの図である。
【
図10b】矢印Bの方向に力を加えることによって生じる鼻根部の撓みを示す、
図10aの密着インターフェース内側クッションの図である。
【
図11】好ましい形態の内側クッションの鼻根部を撓ませるのに必要な力を、従来技術の内側クッションの鼻根部を撓ませるのに必要な力と比較して示すグラフである。
【
図12】第7の実施形態による密着インターフェース内側クッションの図である。
【
図13a】一体形成された内側クッションと外装とを含む、従来技術の密着インターフェースである。
【
図13b】第8の実施形態による密着インターフェースの図である。
【
図13c】矢印Dの方向に力を加えることによって生じる鼻根部の撓みを示す、
図13bの密着インターフェースの図である。
【
図13d】第9の実施形態による密着インターフェースの図である。
【
図13e】内側クッションの残りの部位とは実質的に独立して撓む鼻根部を示す
図13dの密着インターフェースの図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
本明細書に記載の好ましい形態および代替の形態の密着インターフェースは、CPAP療法の供給を改善する。特に、従来技術と比較して、使用者の顔面にかかるマスクの圧力の低下を可能にすることができ、漏れを低減する密着インターフェースについて記載する。記載する密着インターフェースを、呼吸器集中治療に一般に、または換気装置と共に使用できることが分かるであろう。しかし、説明のため、加湿CPAPシステムにおける使用に関して説明することにする。また、記載する好ましい形態および代替の形態を、以下に限定されるものではないが、使用者の鼻および口の周囲に密着するフルフェイスマスクおよび使用者の鼻の周囲に密着する鼻マスクを含む患者インターフェースのいずれかの形態に適用できることが分かるであろう。
【0037】
図1を参照すると、加湿持続的気道陽圧(CPAP)システムが示されており、患者1は、加湿気体輸送路または吸気導管3に接続された患者インターフェース2を介して加湿加圧気体を受け取っている。供給システムはVPAP(可変型気道陽圧)およびBiPAP(二相性気道陽圧)であっても、または他の多くの形態の呼吸器療法であってもよいことを理解されたい。
【0038】
吸気導管3は、一定量の水6を収容する加湿室5の出口4に接続されている。吸気導管3は、導管の壁を加熱して導管内の加湿気体の凝縮を低減する加熱手段または電熱線(図示せず)を収容してもよい。加湿室5は好ましくはプラスチック材料から形成され、加湿機8の熱板7と直接接触している熱伝導性の高い底部(例えば、アルミニウム製の底部)を有してもよい。加湿機8は制御手段または電子制御装置9を備え、これは、関連するメモリに記憶されたコンピュータソフトウェア命令を実行するマイクロプロセッサをベースにする制御装置を含んでもよい。
【0039】
制御装置9は、装置の使用者が、例えば、患者1に供給される気体の湿度または温度の所定の必要な値(事前設定値)を設定することができる、使用者入力インターフェースまたはダイヤル10などの入力源からの入力を受信する。制御装置はまた、例えば、コネクタ13を介した温度および/または流速センサ11および12、ならびに熱板温度センサ14などの他の入力源からの入力を受信してもよい。ダイヤル10で使用者が設定した湿度または温度の値の入力および他の入力に応答して、制御装置9は、加湿室5内の水6を加熱するために熱板7に通電する時間(およびレベル)を決定する。加湿室5内の一定量の水6が加熱される時、水蒸気が水の表面上の加湿室の容積を充填し始め、加湿室5の出口4から流出すると共に、入り口16を通って加湿室に入る気体(例えば、空気)の流れが気体供給装置または送風機15から提供される。患者の口から吐き出された気体は
図1の周囲環境に直接排出される。
【0040】
送風機15は、送風機の入口17を通して空気または他の気体を吸い込む可変圧力調整器または可変速ファン21を備える。可変速ファン21の速度は、電子制御装置18によって制御される(または、代わりに制御装置18の機能を制御装置9で果たすことができる)。制御装置は、任意の有用な基準に従ってファン速度または調整圧力を制御してもよい。例えば、制御装置は、制御装置9からの入力、およびダイヤル19で使用者が設定した所定の必要な圧力またはファン速度の値(事前設定値)に応答してもよい。
【0041】
患者インターフェース
鼻マスクの形態の典型的な患者インターフェースを
図2に示す。マスクは中空体22を含み、その入口23は吸気導管3に接続している。マスク2は使用者1の鼻の周囲に配置され、ヘッドギヤ25が患者1の後頭部の周囲に固定されている。ヘッドギヤ25から中空体22および額当て26にかかる拘束力によって、マスクシール100に十分な圧迫力が確保され、患者の顔面に対する有効なシールが得られる。
【0042】
中空体22は、比較的可撓性のない材料で構成されている。例えば、中空体22は、ポリカーボネートプラスチックから形成されてもよい。このような材料は、必要な剛性を提供すると共に、透明であり、比較的良好な断熱材である。マスクの弁、別の呼気導管、マスクを通る通気路、または他のいずれかの適した方法で呼気を排出することができる。
【0043】
マスクシール
漏れを防止するため、使用者の顔面に有効なシールを提供するマスクシール100が、マスク本体22の周囲に設けられている。マスクシール100は、患者の顔の輪郭にほぼ追従するような形状に作られている。マスクシールは、使用者の鼻の周囲の、即ち、鼻根部から使用者の鼻の各側に隣接する頬部を下降し続けて使用者の人中領域を横切る、使用者の顔の輪郭にほぼ適合するような輪郭に作られている。同様に、使用者の鼻および口を被覆するフルフェイスマスクにこのマスクシールを適用した場合、接顔部は使用者の顎部およびより幅の広い頬部の顔の輪郭に近似する形状に作られるであろう。マスクシール100は、ヘッドギヤ25で圧力を加えたとき、特定の使用者の個々の輪郭に合うように変形するであろう。
【0044】
使用者の鼻の周囲に密着する従来技術の鼻マスクアセンブリを
図3に示す。マスクシール40は、内側クッション41が密着外装43で被覆された構成になっている。内側クッション41は、使用者の顔面の周囲のマスクシールに沿って圧力を分散させるように、弾性材料、例えば、ポリウレタンフォームから構成されている。他の形態では、クッション41は、ゲル、シリコーン、または他の複合材料などの他の適切な材料で形成されてもよい。
【0045】
内側クッションの顔面側53は、使用者の顔の形状にほぼ適合するような形状に作られている。
図4a−4cに示すように、患者の鼻根部上にフィットすることが意図された凹陥部54、患者の鼻の中央から延びる軟骨に追従する各側の頬の輪郭55、および使用者の鼻と上唇との間の患者の顔の領域に密着する凹陥部56がある。クッションの反対側57は、マスク本体に適合し、接続するような形状に作られている。
【0046】
内側クッションは、鼻根部に高くなった橋65を含んでもよい。高くなった橋65は、クッションのマスク本体側57のクッションに形成された切抜きまたは谷66として記載することもできる。高くなった橋65は、マスク本体22によって支持されないため、可撓性がずっと高く、結果として患者の鼻根部にかかる圧力が小さくなる。
【0047】
他の形態では、クッションは他の橋部分を有し、これらの架橋領域でクッションの可撓性が比較的高くなっていてもよい。例えば、内側クッションは、使用者の鼻と上唇領域との間に密着することが意図された部位に谷67が形成されていてもよい。
【0048】
再び
図3を参照すると、内側クッション41は、中空体22の開放面62の内周61に配置されており、高くなった鼻根部65などの高くなった橋部分以外で、マスク本体と接触している。本体22の内周61に延び、マスクの高くなった鼻根部69の各側で終端する空隙68内にクッションが配置されており、クッションの高くなった橋部分65はマスク本体22と接触しない。空隙68は、マスクの内周に延びる2つの離間した壁76および77によって略形成されている。
図3に示すように、壁は空隙が略三角形の断面を有するように構成されている。
【0049】
同様に、外装43はマスク本体22の外周に、本体22に直接、押込嵌め構成(図示せず)で、または間接的に、
図3に示すような比較的可撓性のないシールクリップ42で取り付けられている。外装43のマスク本体側はシールクリップに取り付けられている。シールクリップはマスク本体22に接続している。クリップは、密着インターフェースを何度もマスク本体に容易に着脱することを可能にする、解放可能な剛性または半剛性のインターフェースを提供する。外装43は、内側クッション41の頂部を囲繞し、緩く被覆する。
【0050】
外装の一方側は、また、使用者の顔の輪郭に適合するような形状に作られており、使用中に使用者の顔に隣接するクッションの側の形状にぴったりと適合する。
【0051】
図3の従来技術のマスクアセンブリでは、クッション41は別々の品目であり、外装43がクッション41の所定の位置に被嵌している。外装は、クッションをマスクアセンブリ2内の所定の位置に保持する。他の形態では、クッションは外装に永久にまたは解放可能に取り付けられてもよい。あるいは、クッションはマスク本体22に永久にもしくは解放可能に取り付けられてもよく、または、外装と内側クッションは一体形成されてもよい。例えば、内側クッション41と外装43が一体形成されている代替の従来技術の密着インターフェース40の断面を
図13aに示す。
図13aの密着インターフェースは、通常、シリコーンで一体形成されている。
【0052】
本明細書に記載の密着インターフェースを、
図3のマスクのような従来技術のマスクに導入してもよい。例えば、本明細書に記載の密着インターフェース100を、
図3の従来技術のマスクの密着インターフェース40の代わりに使用することができる。
図3の鼻マスクに組み込まれることが意図された密着インターフェースに関して、好ましい実施形態および代替の実施形態を記載する。しかし、本明細書に記載の密着構成を、使用者の鼻および口の周囲に密着するフルフェイスマスクなどの他のマスクアセンブリに組み込んでもよい。
【0053】
ヒンジ結合された部位
ヒンジ結合された部位を有するマスク内側クッションを含む密着インターフェースについて記載する。ヒンジ結合された部位は、好ましくはヒンジ部分によって内側クッションの頬部に取り付けられている。ヒンジ部分は、内側クッションのヒンジ結合された部位がクッションの頬部とは独立して撓曲することを可能にする。ヒンジ結合された部位が内側クッションの残りの部分とは独立して撓曲すると、マスクシールの他の部位で加えられる力を低減することなく、ヒンジ結合された部位でマスクシールインターフェース100によって使用者の顔面に加えられる力を独立して低減することができる。
【0054】
ヒンジ結合された鼻根部
使用者の中で不快感の一般的な原因は、長時間の使用中にマスクシール100が使用者の鼻根部に当接して加える圧力である。極端な場合、従来技術の密着インターフェースは、使用者の鼻根部の皮膚の切傷または損傷を引き起こすことがある。鼻根部でマスク密着インターフェースによって加えられる圧力または力を低減すると同時に、使用者の顔面に対する有効なシールを維持することは、記載される好ましい形態および代替の形態の密着インターフェースで達成される大きな利点である。
【0055】
好ましい実施形態では、内側クッションの鼻根部は、内側クッションのヒンジ結合された部位である。ヒンジ結合された鼻根部は、好ましくは、ヒンジ部分によって内側クッションの頬部に取り付けられている、または連結されている。ヒンジ結合された鼻根部は、内側クッションの鼻根部がクッションの頬部、および顎部または上唇部とは独立して撓曲することを可能にする。鼻根部が内側クッションの残りの部分とは独立して撓曲すると、マスクシールの他の部位で加えられる力を低減することなく、鼻根部でマスクシールインターフェース100によって使用者の顔面に加えられる力を独立して低減することができる。
【0056】
図5a−5cを参照し、密着インターフェース100の好ましい実施形態について説明する。内側クッション101は、概ね、4つの部位、即ち、使用者の鼻根部と対応する鼻根部103、使用者の左右の頬と対応する2つの頬部104、および使用者の人中領域と対応する上唇部105を含む。鼻根部は、概ね、使用者の鼻の頂部から使用者の鼻の各側を下降し、ほぼ使用者の鼻の各側が使用者の頬と交わるところまで延びる。
【0057】
鼻根部103は、ヒンジ部分107によって各頬部104に取り付けられている。ヒンジ部分は、鼻根部103が内側クッションの残りの部分とは実質的に独立して撓曲することを可能にする。
【0058】
好ましくは、各ヒンジ部分は、内側クッションの鼻部とそれに対応する頬部との間に形成された狭窄部107である。好ましくは、内側クッションの鼻部、頬部、および顎部または上唇部は、一体形成されている。
【0059】
狭窄部分107は鼻根部が頬部とは実質的に独立して撓曲することを可能にする。高くなった鼻根部は狭窄部分で容易に屈曲する。鼻根部に加えられる圧力または力は、内側クッションの残りの部分から効果的に切り離される。使用中、鼻根部は、実質的に使用者の顔面の鼻根部から離れるように屈曲し、使用者の鼻根部に当接する圧力を低減すると同時に、依然としてこの領域で外装を支持する。マスクシール100と使用者の顔面との間に有効なシールを作り出すために、実質的に外装の全周で外装を支持することが望ましい。理想的には、マスクシールは、シールの周囲で使用者の顔面に均一な圧力を加える。
【0060】
鼻根部の形状は、使用者によって著しく異なる。使用者の鼻と鼻根部が高い場合、シールの他の位置で有効なシールを達成するようにマスクを締め付ける時、マスクの鼻根部に過剰な圧力が生じる。従来技術のマスクを使用するとき鼻根部に過剰な圧力がかかる様々な使用者では、ヒンジ結合された鼻根部を組み込んでいるマスクシールによって鼻根部の圧力が低減する。
【0061】
図5a−5cの実施形態では、クッション101は、使用中にマスク本体22に面するまたは連結するクッションの側に谷106を有し、谷は、従来技術に関して記載したように鼻根部103にある。好ましくは、谷106は、実質的に鼻根部の全周に、即ち、一方の頬部104から他方の頬部104まで延び、谷106の第1の端部108は一方の頬部104に隣接し、谷106の第2の端部108は他方の頬部104に隣接している。
【0062】
図5a−5cの実施形態では、各狭窄部分107は、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成された切欠き109によって形成されており、この切欠きは谷106の端部108と位置合わせされている。
【0063】
好ましい内側クッションは、従来技術に関して記載したように、他の谷または他の橋部分を含んでもよい。例えば、好ましい内側クッションは谷67を有し、クッションのこの部位は使用者の上唇部と対応する。
【0064】
図5cは、どのようにして鼻根部103が内側クッションの残りの部分と実質的に独立して撓曲し得るかを示す。鼻根部の頂部に矢印Bの方向に力を加えると、切欠き109が開き、内側クッションの反対側の谷106の端部108が圧縮される。クッションの鼻根部は、内側クッションの残りの部分とは実質的に独立して、狭窄部107で撓曲または屈曲する。
【0065】
図6に示すように、狭窄部分107は、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成された第1の切欠き110と、使用中にマスク本体に面する内側クッションの側に形成された第2の切欠き111とによって形成され、第1の切欠きと第2の切欠きが狭窄部分を形成するように位置合わせされていてもよい。
【0066】
あるいは、狭窄部分107は、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成されたスリット112または切れ目と、使用中にマスク本体に面する内側クッションの側に形成された切欠き111とによって形成され、スリットと切欠きが狭窄部分を形成するように位置合わせされていてもよい。
【0067】
あるいは、
図7に示すように、各狭窄部分107は、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成されたスリット112によって形成され、このスリットが谷106の端部108と位置合わせされていてもよい。
【0068】
あるいは、
図8に示すように、狭窄部分107は、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成された切欠き113によって形成され、切欠きがクッションの幅のかなりの部分にわたって延びていてもよい。あるいは、
図9に示すように、狭窄部分は、使用中にマスク本体に面する内側クッションの側に形成された切欠き113によって形成され、切欠きがクッションの幅のかなりの部分にわたって延びていてもよい。別の代替の実施形態では、狭窄部分は、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側に形成されたスリットによって形成され、スリットはクッションの幅のかなりの部分にわたって延びていてもよい。
【0069】
図9の実施形態の1つの利点は、内側クッションがシールの周囲で外装と連続的に接触するように構成されていることである。他の実施形態の内側クッションの使用者の顔面側の切欠き110,113またはスリット112は外装と不連続に接触することになり、それはあまり望ましくない。
【0070】
図10aの別の代替の実施形態では、複数のスリット114が狭窄部分107を形成するように構成されている。
図10bに示すように、使用中に鼻根部の頂部に矢印Cの方向に加えられる力により、内側クッションの鼻根部はヒンジ結合された部分107で撓曲または屈曲する。スリット114間の材料の指115は外装との架橋接触点116となり、シールの狭窄位置における外装の支持を助ける。
【0071】
マスクシールの周囲のクッションの厚さは通常約5mmであり、使用中、外装を支持する。クッションの厚さは、
図4cに項目58として最もよく示されている。厚さ約5mmのフォームクッションでは、
図5bに示すように、狭窄部分107を横切るクッションの幅59は好ましくは約10mmである。狭窄部107の幅59が10mmよりかなり大きい場合、鼻根部103は内側クッション101の残りの部分と実質的に独立して撓まないまたは屈曲しない。幅が10mmよりかなり大きい場合、従来技術のクッションと比較して、鼻根部の圧力が十分に低下しない。
【0072】
逆に、狭窄部分107の幅59が10mmよりかなり小さい場合、鼻根部103は容易に撓曲し過ぎて、使用中、外装を十分に支持しない。狭窄部分が狭すぎる場合、クッションが鼻根部で外装を十分に支持しないため、シールの有効性が損なわれる。
【0073】
好ましくは、狭窄部分の幅は8mm〜12mmの範囲である。
【0074】
内側クッションは、ゲル、シリコーンまたは他の複合材料などの他の材料から製造されてもよい。材料が異なり、周囲の厚さが異なる場合、狭窄部分の幅59は、クッションの残りの部分とは実質的に独立して屈曲または撓曲する鼻根部を含むクッションが達成されるように、前述の好ましい寸法から変更する必要がある可能性がある。
【0075】
谷106は本体と内側クッションとの間に間隙または空間を提供し、鼻根部103がその中に内側クッションの頬部とは独立して撓曲し得る。あるいは、本体は、マスク本体22の内周に空隙または開放領域を有してもよく、鼻部がその中に撓曲し得る。この代替の実施形態では、内側クッションは、使用中にマスク本体22に面するまたは連結するクッションの側の鼻根部に谷106が形成されていてもまたは形成されていなくてもよい。このような実施形態の一例を
図6に示す。
【0076】
好ましい形態および代替の形態を、内側クッションと外装が一体化されているタイプの密着インターフェースに組み込んでもよい。内側クッションと外装が一体化されているタイプの密着インターフェース100の例を
図13bおよび
図13dに記載する。
【0077】
図13bの実施形態では、各狭窄部分107は、内側クッション101の側に形成された切欠き109によって形成されている。切欠き109は実質的に、使用中に使用者の顔に面する内側クッションの側にある。切欠きまたは谷106は、内側クッションの後方部分に形成され、空間106を提供し、内側クッションの鼻根部103がその中に内側クッション101の残りの部位とは実質的に独立して撓曲し得る。
【0078】
図13cは、どのようにして鼻根部103が内側クッションの残りの部分と実質的に独立して撓曲し得るかを示す。鼻根部の頂部に矢印Dの方向に力を加えると、切欠き109が開き、内側クッションの反対側が圧縮される。クッションの鼻根部は、内側クッションの残りの部分とは実質的に独立して、狭窄部107で撓曲または屈曲する。分かり易くするために、外装は変形した状態で示していないが、使用中、外装は、内側クッションが撓む時に、内側クッションと一緒に変形し、外装は、内側クッションと実質的に接触した状態を維持する。
【0079】
別の代替の実施形態を
図13dに示す。狭窄部は、内側クッション101の鼻根部103の後方部分の谷または切欠き106によって形成され、内側クッションの前方側には切欠きがない。
【0080】
別々の内側クッションと外装を含む密着インターフェースに関して前述したものと類似の構成を含む、内側クッションと外装が一体化されている密着インターフェースに組み込まれた別の代替の実施形態を示す。例えば、
図13bの狭窄部分107は切欠き109の代わりにスリットで形成されてもよい。
【0081】
好ましい実施形態では、内側クッションのヒンジ結合された部位は、使用中、ヒンジ結合された部位が外装と実質的に接触するように、外装の方に付勢される。
図5a−5cの実施形態では、内側クッションはこの形状に形成されるため、鼻部は外装接触位置に付勢される。内側クッションの鼻根部は、応力がかかっていない状態または撓んでいない状態では、外装と実質的に接触している。鼻根部をマスク本体22の方に撓ませるために、内側クッションの鼻根部を変形させることが必要である。鼻根部に加えられる力によって内側クッションに生じる応力の大部分がクッションの狭窄部に集中する。これは、クッションの他の部位とは実質的に独立して鼻根部の撓みを達成する。そのため、鼻根部を撓ませるまたは変形させるのに必要な力が実質的に低減する。これは、従来技術のマスク密着インターフェースと比較して、より快適に使用者の顔面にフィットすると同時に、効果的なシールを維持する。
【0082】
図5a−5cの実施形態の内側クッションの鼻根部に力を加えるとき、鼻根部は狭窄部分107で捩れるか、または屈曲する。狭窄部分またはヒンジ部分107は、内側クッションの鼻部を外装の方に付勢する。
【0083】
本明細書に記載の好ましい構成および代替の構成を組み込んでいるマスクは、様々な使用者の顔の輪郭に対するフィット感が改善されている。ヒンジ結合された部位は容易に撓曲して、例えば使用者の鼻根部から離れると同時に、依然として、シールのこの部位で外装の支持部材となる。使用中、典型的なCPAP圧力でマスク内部に提供される気体によって、外装が使用者の顔面に向かって幾分膨張することがある。前述の密着インターフェースでは、使用者の顔面と接触する外装は、クッションのヒンジ結合された部位を含めて、内側クッションと使用者の顔面との間に効果的に挟持される。この構成によって、使用者の顔面に対する確実なシールが得られる。
【0084】
代替の形態では、密着インターフェースは、機械的なヒンジ結合された部分を含む内側クッションで実施されてもよい。例えば、ヒンジ結合された部分は、片方2つが枢着ピンで一緒に接続されているブラケットを含んでもよい。ブラケットの片方が頬部に隣接するヒンジ結合された部位、例えば、鼻根部に接続され、ブラケットのもう片方が、鼻根部の一方側に隣接する頬部に接続されている。一方のヒンジ結合された部分または両方のヒンジ結合された部分が弾性部材などの付勢機構を含み、好ましい実施形態に関して前述したように、鼻根部を撓んでいない状態に付勢してもよい。一方または両方のヒンジ結合された部分が、撓んでいない状態を画定する端止めを含んでもよい。
【0085】
あるいは、高くなった鼻根部とマスク本体22との間の間隙に、ばねなどの付勢手段または弾性部材を配置してもよい。
【0086】
別の代替の形態では、ヒンジ結合された部位は、クッションの他の部位と別々になっていてもよい。例えば、鼻根部は2つの枢着点でマスク本体に回動自在に取り付けられ、枢着点が共通の回動軸を有し、内側クッションの残りの部分がマスク本体に取り付けられていてもまたは連結していてもよい。各枢着点は、枢着ピンと枢着ピン受け入れ部分を含んでもよい。一方または両方の枢着点が弾性部材を含み、内側クッションの鼻根部を撓んでいない状態に付勢してもよい。撓んでいない状態では、鼻根部は、外装と実質的に接触している。あるいは、高くなった鼻根部とマスク本体22との間の間隙にばねなどの付勢手段または弾性部材を配置して、内側クッションの鼻根部を撓んでいない状態に付勢してもよい。
【0087】
前述の好ましい形態および代替の形態の密着インターフェースで、内側クッションのヒンジ結合された部位を撓ませるのに必要な力の著しい低減が達成されてきた。例えば、
図11は、
図5a−5cの実施形態のヒンジ結合された鼻根部をある距離(mm)だけ撓ませるのに必要な力(ニュートン)を、従来技術のシールの鼻根部分を撓ませるのに必要な力と比較して示すグラフである。
図11から、鼻根部を撓ませるのに必要な力120は、従来技術の密着インターフェースの鼻根部を撓ませるのに必要な力121の約半分であることが分かる。
【0088】
本明細書に記載の好ましい形態および代替の形態は、クッションのヒンジ結合された部位がヒンジ結合された部分を中心に好ましい撓み率で撓曲、回動、または屈曲することを可能にする。例えば、好ましい形態を組み込んでいるクッションの鼻根部がクッションのヒンジ結合された部位である場合、
図5Cに矢印Bで示すように、クッションの頂部領域に力を加えるとき、好ましくはヒンジ結合された鼻根部は0.04N/mm±45%の割合で撓む。好ましくは、撓み率は0.04N/mm±30%である。最も好ましくは、撓み率は0.04N/mm±15%である。
【0089】
ヒンジ結合された顎部
フェイスマスクまたは鼻マスク密着インターフェースの問題となる別の領域は、顎部または上唇部である。例えば、顎部の形状は使用者によって著しく異なる。使用者の顎が突き出ている場合、マスクシールの他の位置で有効なシールを達成するように使用者の顔にマスクを締め付ける時、マスクの顎部に過剰な圧力が生じる。
【0090】
好ましい形態および代替の形態をマスクシールに適用して、顎部または上唇部における力または圧力の低減を達成してもよい。
図12に示すように、フルフェイスマスク用の内側クッション201は、顎部205と頬部204との間の領域にヒンジ部分207を組み込んでいる。この実施例のヒンジ部分207は狭窄部207であり、顎部205がヒンジ部分207で、内側クッション201の残りの部分とは実質的に独立して撓曲または屈曲することを可能にする。従来技術のマスクを使用するとき顎部に過剰な圧力がかかる様々な使用者では、このマスクシールによって顎部の圧力が低下する。
【0091】
顎部205と頬部204との間のヒンジ部分207は、鼻根部と頬部との間のヒンジ部分107に関して前述した実施例のいずれか1つと同様に形成されてもよい。例えば、ヒンジ結合された部位207は、鼻根部を独立して撓曲させることに関して前述した狭窄部分の実施形態のいずれか1つとして形成されてもよい。あるいは、ヒンジ部分207が機械的なヒンジであり、顎部が機械的なヒンジによって頬部に連結されていてもよい。一方のヒンジ結合された部分または両方のヒンジ結合された部分は弾性部材などの付勢手段を含み、ヒンジ結合された鼻根部に関して前述したように、鼻根部を撓んでいない状態に付勢してもよい。一方または両方のヒンジ結合された部分が、撓んでいない状態を画定する端止めを含んでもよい。あるいは、顎部とマスク本体22との間の間隙に、ばねなどの付勢手段または弾性部材を配置してもよい。
【0092】
別の代替の形態では、顎部は、クッションの他の部位と別々になっていてもよい。顎部は2つの枢着点によりマスク本体に回動自在に取り付けられ、枢着点が共通の回動軸を有し、内側クッションの残りの部分がマスク本体に取り付けられていてもまたは連結していてもよい。各枢着点は、枢着ピンと枢着ピン受け入れ部分を含んでもよい。一方または両方の枢着点が弾性部材を含み、内側クッションの顎部を撓んでいない状態に付勢してもよい。撓んでいない状態では、顎部は、外装と実質的に接触している。あるいは、顎部とマスク本体22との間の間隙にばねなどの付勢手段または弾性部材を配置して、内側クッションの顎部を撓んでいない状態に付勢してもよい。
【0093】
顎部が撓曲することを可能にするため、好ましい実施形態は、使用中にマスク本体22に面するまたは連結するクッションの側に谷を含み、谷はクッションの顎部にある。谷は本体と内側クッションとの間に間隙または空間を提供し、顎部205がその中に内側クッションの頬部204とは独立して撓曲し得る。あるいは、本体は、マスク本体22の内周に空隙または開放領域を有してもよく、顎部がその中に撓曲し得る。この代替の実施形態では、内側クッションは、使用中にマスク本体22に面するまたは連結するクッションの側の顎部に谷が形成されていてもまたは形成されていなくてもよい。
【0094】
前述の説明は、その好ましい形態を含む。本発明の範囲から逸脱することなく、本発明に変更を加えることが可能である。