(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5932011
(24)【登録日】2016年5月13日
(45)【発行日】2016年6月8日
(54)【発明の名称】支持装置及び支持装置を備える子供安全シート
(51)【国際特許分類】
B60N 2/28 20060101AFI20160526BHJP
【FI】
B60N2/28
【請求項の数】22
【外国語出願】
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2014-255662(P2014-255662)
(22)【出願日】2014年12月18日
(65)【公開番号】特開2015-117020(P2015-117020A)
(43)【公開日】2015年6月25日
【審査請求日】2015年2月5日
(31)【優先権主張番号】201320848573.0
(32)【優先日】2013年12月19日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511165452
【氏名又は名称】寶鉅兒童用品香港股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BP Children’s Products HK Co., Limited
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】陳 英忠
【審査官】
永安 真
(56)【参考文献】
【文献】
特開2003−094994(JP,A)
【文献】
特開平07−061274(JP,A)
【文献】
特開平11−004728(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
子供自動車シートに配置される支持装置であって、
第1の支持部材と、
第2の支持部材と、
前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の一方に移動可能に装着される係止部材とを含み、
前記第1の支持部材の端が前記子供自動車シートに装着され、
前記第2の支持部材の端が前記第1の支持部材の他の端に移動可能に接続され、前記第2の支持部材の他の端が自動車フロアで支持され、
緩衝構造及び少なくとも2つの係合部分が、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の他方に位置付けられ、前記少なくとも2つの係合部分は、前記第1の支持部材の移動方向に沿って配置され、前記係止部材は、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間の相対的な移動を抑制するために、前記少なくとも2つの係合部分のうちの1つと選択的に係合し、前記係止部材は、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間の相対的な移動を可能にするために、前記少なくとも2つの係合部分のうちの前記1つから外れ、
前記緩衝構造は、前記少なくとも2つの係合部分のうちの2つの隣接する係合部分の間に配置され、前記係止部材は、前記子供自動車シートが外力による衝撃を受けるときに、前記子供自動車シートが受ける衝撃を吸収するために、前記少なくとも2つの係合部分のうちの前記1つから前記緩衝構造に移動するよう駆動させられる、
支持装置。
【請求項2】
前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材はパイプ形状の構造であり、互いに伸縮自在である、請求項1に記載の支持装置。
【請求項3】
前記係止部材は、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の前記一方に対して旋回させられる、請求項1に記載の支持装置。
【請求項4】
前記係止部材は、係止部分と、該係止部分に接続される操作部分と、前記係止部分及び前記操作部分に接続されるシャフトとを含み、前記操作部分は、前記シャフトによって前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の前記一方に対して回転するよう前記係止部分を駆動させる、請求項3に記載の支持装置。
【請求項5】
第1の弾性部材を更に含み、該第1の弾性部材の端が、前記係止部材が装着される前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の前記一方に接続され、前記第1の弾性部材の他の端が前記係止部材に接続され、前記第1の弾性部材は、前記少なくとも2つの係合部分のうちの前記1つと係合するよう前記係止部材を付勢する、請求項3に記載の支持装置。
【請求項6】
係合区画が前記2つの隣接する係合部分によって形成され、該係合区画は、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の他方の2つの対向する側に配置され、前記係止部材及び前記第1の弾性部材は、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の前記他方の各側に取り付けられ、前記係合区画に対応する、請求項5に記載の支持装置。
【請求項7】
前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の前記一方は、シート部材を含み、前記係止部材は、前記シート部材に対して旋回させられる、請求項1に記載の支持装置。
【請求項8】
前記係止部材は、係止部分と、該係止部分に接続される操作部分とを含み、前記係止部分は、前記シート部材内に配置され、前記操作部分は、前記シート部材から晒される、請求項7に記載の支持装置。
【請求項9】
前記少なくとも2つの係合部分は係合穴であり、前記緩衝構造は前記2つの隣接する係合穴の間に配置される、請求項1に記載の支持装置。
【請求項10】
前記緩衝構造は、遮断バーを含み、該遮断バーは、前記2つの隣接する係合穴が互いに連絡し合うのを阻止するために、前記2つの隣接する係合穴の間に配置される、請求項9に記載の支持装置。
【請求項11】
不均一化された幅を備える第1の緩衝スロットが、前記第1の支持部材の前記移動方向に沿って前記遮断バー上に形成され、前記第1の緩衝スロットは、前記第1の緩衝スロットが前記係合穴に接続される場所に第1のノッチを形成するように前記遮断バーの側部に貫入し、前記係止部材は、前記少なくとも2つの係合穴の1つと係合するための係止部分を含み、前記第1のノッチの幅は、前記係止部分の幅未満である、請求項10に記載の支持装置。
【請求項12】
前記第1の緩衝スロットはV形状である、請求項11に記載の支持装置。
【請求項13】
前記緩衝構造は、遮断バーと、接続スロットとを含み、前記遮断バーは、前記2つの隣接する係合穴が互いに連絡し合うのを阻止するために、前記2つの隣接する係合穴の間に配置され、前記接続スロットは、前記2つの隣接する係合穴を接続するために、前記遮断バー上に形成され且つ前記遮断バーを貫通し、前記係止部材は、前記少なくとも2つの係合穴のうちの前記1つと係合するための係止部分を含み、前記接続スロットの幅は、前記係止部分の幅未満である、請求項9に記載の支持装置。
【請求項14】
前記緩衝構造は、遮断バーと、分離スロットとを含み、前記遮断バーは、前記2つの隣接する係合穴が互いに連絡し合うのを阻止するために、前記2つの隣接する係合穴の間に配置され、前記分離スロットは、前記遮断バー上に形成される、請求項9に記載の支持装置。
【請求項15】
前記係止部材は、前記少なくとも2つの係合穴のうちの前記1つと係合するための係止部分を含み、前記分離スロットの高さは、前記係止部分が前記分離スロットと係合しないように、前記係止部分の高さ未満である、請求項14に記載の支持装置。
【請求項16】
前記緩衝構造は、接続スロットを更に含み、該接続スロットは、前記分離スロット及び前記少なくとも2つの係合穴のうちの前記1つに接続され、前記接続スロットの幅は、前記係止部分の幅未満である、請求項15に記載の支持装置。
【請求項17】
前記第1の支持部材から離れる前記第2の支持部材の前記他端は、前記自動車フロア上で支持するための支持ベースを備え、該支持ベースは、前記第2の支持部材に形成される貫通穴内に挿入するための固定部材を含み、第2の緩衝スロットが、前記貫通穴より上で前記第2の支持部材に形成され、不均一化された幅を備える前記第2の緩衝スロットは、前記第1の支持部材の前記移動方向に沿って配置され、第2のノッチを形成するよう前記貫通穴と連絡させられ、前記第2のノッチの幅は、前記固定部材の幅未満である、請求項1に記載の支持装置。
【請求項18】
前記第2の緩衝スロットはV形状である、請求項17に記載の支持装置。
【請求項19】
子供自動車シートと、
該子供自動車シートに配置される支持装置とを含み、
該支持装置は、
第1の支持部材と、
第2の支持部材と、
前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の一方に移動可能に装着される係止部材とを含み、
前記第1の支持部材の端が前記子供自動車シートに装着され、
前記第2の支持部材の端が前記第1の支持部材の他の端に移動可能に接続され、前記第2の支持部材の他の端が自動車フロアで支持され、
緩衝構造及び少なくとも2つの係合部分が、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の他方に位置付けられ、前記少なくとも2つの係合部分は、前記第1の支持部材の移動方向に沿って配置され、前記係止部材は、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間の相対的な移動を抑制するために、前記少なくとも2つの係合部分のうちの1つと選択的に係合し、前記係止部材は、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間の相対的な移動を可能にするために、前記少なくとも2つの係合部分のうちの前記1つから外れ、
前記緩衝構造は、前記少なくとも2つの係合部分のうちの2つの隣接する係合部分の間に配置され、前記係止部材は、前記子供自動車シートが外力による衝撃を受けるときに、前記子供自動車シートが受ける衝撃を吸収するために、前記少なくとも2つの係合部分のうちの前記1つから前記緩衝構造に移動するよう駆動させられる、
子供安全シート。
【請求項20】
前記少なくとも2つの係合部分は係合穴であり、前記緩衝構造は前記2つの隣接する係合穴の間に配置される、請求項19に記載の子供安全シート。
【請求項21】
前記緩衝構造は、遮断バーと、分離スロットとを含み、前記遮断バーは、前記2つの隣接する係合穴が互いに連絡し合うのを阻止するために、前記2つの隣接する係合穴の間に配置され、前記分離スロットは、前記遮断バー上に形成される、請求項20に記載の子供安全シート。
【請求項22】
前記係止部材は、前記少なくとも2つの係合穴のうちの前記1つと係合するための係止部分を含み、前記分離スロットの高さは、前記係止部分が前記分離スロットと係合しないように、前記係止部分の高さ未満である、請求項21に記載の子供安全シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は支持装置に関し、より具体的には、子供自動車シートのための緩衝効果をもたらし且つ子供自動車シートの支持高さを柔軟に調節し得る支持装置、及び該支持装置を備える子供安全シートに関する。
【背景技術】
【0002】
経済の発展及び人々の生活水準の向上に伴い、日々の生活における人々の必要を満たすために、様々の製品に対する要求が増大している。自動車を例に取れば、自動車は大きな交通便宜を私たちにもたらすので、自動車は極めて普及した交通手段になっている。
【0003】
子供を快適且つ安全に自動車シートの上に座らせるために、子供自動車シートは自動車内に装着されるのが望ましい。何故ならば、子供自動車シートは子供用に設計され、子供を締付器具で自動車シートに締め付けることによって子供の安全性を保証し得るからである。緊急停止又は事故衝突が自動車に起こるときに、子供自動車シートは子供の怪我を低減させ得る。子供自動車シートが自動車シート上に装着され且つ固定機構によって自動車に接続されるとき、支持機構が子供自動車シートの正面端に配置されることが要求される。子供安全シートの正面端に強力な支持力をもたらすために、支持機構の底部が自動車フロアによって支持され、支持機構の頂部が子供自動車シートに接続され、子供安全シートを自動車シート上にしっかりと配置させる。
【0004】
しかしながら、子供が従来的な支持機構を用いて子供自動車シート上に座っているとき、それは子供の安全性に影響を与え得る。何故ならば、緊急停止又は事故衝突が自動車に起こり、それに応じて子供自動車シートが衝撃を受けるときに、従来的な支持機構は子供自動車シートへの強力な支持力をもたらし得るに過ぎないからである。更に、従来的な支持機構の高さを調節し得ないので、異なる要求に従って支持機構の長さを調節することによって従来的な支持機構を異なる種類の自動車に適合させ得ない。従って、従来的な支持機構及びそれを備える子供安全シートを改良することは重要な問題になっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記欠点を解決するために、本発明は子供の安全性を保証するよう子供自動車シートのための緩衝効果をもたらし得る支持装置及び該支持装置を備える子供安全シートを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求される発明によれば、支持装置が子供自動車シートの上に配置される。支持装置は第1の支持部材と第2の支持部材と係止部材とを含む。第1の支持部材の端が子供自動車シートに装着される。第2の支持部材の端が第1の支持部材の他の端に移動可能に接続される。第2の支持部材の他の端が自動車フロアで支持される。係止部材は第1の支持部材及び第2の支持部材の一方に移動可能に装着される。緩衝構造及び少なくとも2つの係合部分が、係止部材が装着されない第1の支持部材及び第2の支持部材の他方に形成される。少なくとも2つの係合部分は第1の支持部材の移動方向に沿って配置される。係止部材は、第1の支持部材と第2の支持部材との間の相対的な移動を抑制するために、少なくとも2つの係合部分のうちの1つと選択的に係合する。係止部材は、第1の支持部材と第2の支持部材との間の相対的な移動を可能にするために、少なくとも2つの係合部分のうちの1つから外れる。緩衝構造は少なくとも2つの係合部分のうちの2つの隣接する係合部分の間に配置される。子供自動車シートが外力による衝撃を受けるときに、子供自動車シートが受ける衝撃を吸収するために、係止部材は少なくとも2つの係合部分のうちの1つから緩衝構造に移動するよう駆動させられる。
【0007】
好ましくは、第1の支持部材及び第2の支持部材はパイプ形状の構造であり、互いに覆われる(sheathed)。
【0008】
好ましくは、係止部材は第1の支持部材及び第2の支持部材の一方に対して旋回させられる。
【0009】
好ましくは、係止部材は係止部分と操作部分とシャフトとを含む。操作部分は係止部分に接続される。シャフトは係止部分及び操作部分に接続される。操作部分はシャフトによって第1の支持部材及び第2の支持部材の一方に対して回転するよう係止部分を駆動する。
【0010】
好ましくは、支持部材は第1の弾性部材を更に含む。第1の弾性部材の端が、係止部材が装着される第1の支持部材及び第2の支持部材の一方に接続される。第1の弾性部材の他の端が係止部材に接続され、第1の弾性部材は少なくとも2つの係合部分のうちの1つと係合するよう係止部材を付勢する。
【0011】
好ましくは、係合区画が2つの隣接する係合部分によって形成される。係合区画は第1の支持部材及び第2の支持部材の他方の2つの対向する側に配置され、係止部材及び第1の弾性部材は第1の支持部材及び第2の支持部材の他方の各側に取り付けられ、係合区画に対応する。
【0012】
好ましくは、第1の支持部材及び第2の支持部材の一方はシート部材を含み、係止部材はシート部材に対して旋回させられる。
【0013】
好ましくは、係止部材は係止部分と操作部分とを含む。操作部分は係止部分に接続される。係止部分はシート部材内に配置され、操作部分はシート部材から晒される。
【0014】
好ましくは、少なくとも2つの係合部分は係合穴であり、緩衝構造は2つの隣接する係合穴の間に配置される。
【0015】
好ましくは、緩衝構造は遮断バーを含み、遮断バーは、少なくとも2つの係合穴のうちの2つの隣接する係合穴が互いに連絡し合うのを阻止するよう、2つの隣接する係合穴の間に配置される。
【0016】
好ましくは、不均一化された幅を備える第1の緩衝スロットが、第1の支持部材の移動方向に沿って遮断バー上に形成される。第1の緩衝スロットは、第1の緩衝スロットが係合部分に接続される場所に第1のノッチを形成するよう、遮断バーの側部に貫入する。係止部材は少なくとも2つの係合穴の1つと係合するための係止部分を含み、第1のノッチの幅は係止部分の幅未満である。
【0017】
好ましくは、第1の緩衝スロットはV形状である。
【0018】
好ましくは、緩衝構造は遮断バーと接続スロットとを含む。遮断バーは、2つの隣接する係合穴が互いに連絡し合うのを阻止するために、2つの隣接する係合穴の間に配置される。接続スロットは、2つの隣接する係合穴を接続するよう、遮断バー上に形成され且つ遮断バーを貫通する。係止部材は少なくとも2つの係合穴のうちの1つと係合するための係止部分を含み、接続スロットの幅は係止部分の幅未満である。
【0019】
好ましくは、緩衝構造は遮断バーと分離スロットとを含む。遮断バーは、2つの隣接する係合穴が互いに連絡し合うのを阻止するために、2つの隣接する係合穴の間に配置される。分離スロットは遮断バー上に形成される。
【0020】
好ましくは、係止部材は少なくとも2つの係合穴のうちの1つと係合するための係止部分を含む。分離スロットの幅は、係止部分が分離スロットと係合しないように、係止部分の高さ未満である。
【0021】
好ましくは、緩衝構造は接続スロットを更に含む。接続スロットは分離スロット及び少なくとも2つの係合穴のうちの1つに接続され、接続スロットの幅は係止部分の幅未満である。
【0022】
好ましくは、第1の支持部材から離れる第2の支持部材の他端は、自動車フロア上で支持するための支持ベースを備える。支持ベースは第2の支持部材に形成される貫通穴内に挿入するための固定部材を含む。第2の緩衝スロットが貫通穴より上で第2の支持部材に形成される。不均一化された幅を備える第2の緩衝スロットは第1の支持部材の移動方向に沿って配置され、第2のノッチを形成するよう貫通穴と連絡させられ、第2のノッチの幅は固定部材の幅未満である。
【0023】
好ましくは、第2の緩衝スロットはV形状である。
【0024】
請求される発明によれば、子供安全シートが子供自動車シートと支持装置とを含む。支持装置は子供自動車シート上に配置され、第1の支持部材と第2の支持部材と係止部材とを含む。第1の支持部材の端が子供自動車シートに装着される。第2の支持部材の端が第1の支持部材の他の端に移動可能に接続される。第2の支持部材の他の端が自動車フロアで支持される。係止部材は第1の支持部材及び第2の支持部材の一方に移動可能に装着される。緩衝構造及び少なくとも2つの係合部分が、係止部材が装着されない第1の支持部材及び第2の支持部材の他方に位置付けられる。少なくとも2つの係合部分は第1の支持部材の移動方向に沿って配置される。係止部材は、第1の支持部材と第2の支持部材との間の相対的な移動を抑制するために、少なくとも2つの係合部分のうちの1つと選択的に係合する。係止部材は、第1の支持部材と第2の支持部材との間の相対的な移動を可能にするために、少なくとも2つの係合部分のうちの1つから外れる。緩衝構造は少なくとも2つの係合部分のうちの2つの隣接する係合部分の間に配置される。子供自動車シートが外力による衝撃を受けるときに、子供自動車シートが受ける衝撃を吸収するために、係止部材は少なくとも2つの係合部分のうちの1つから緩衝構造に移動するよう駆動させらる。
【0025】
要約すれば、本発明の係止部材は第1の支持部材及び第2の支持部材の一方に移動可能に装着される。緩衝構造及び少なくとも2つの係合部分は第1の支持部材及び第2の支持部材の他方に配置される。少なくとも2つの係合部分は第1の支持部材の移動方向に沿って配置される。係止部材は第1の支持部材及び第2の支持部材の間の相対的な移動を制約するために係合部分と選択的に係合する。係止部材は第1の支持部材及び第2の支持部材の間の相対的な移動を可能にするために係合部分から外れる。従って、子供自動車シートを調節することが必要とされるときには、第1の支持部材及び第2の支持部材の間の相対的な移動の調節によって支持装置の高さを調節し得るよう、第1の支持部材及び第2の支持部材の間の相対的な位置の調節を可能にするために、係止部材は係合部分から外れなければならず、それは異なる種類の自動車のために子供自動車シートを適合させる目的を達成する。子供自動車シートが衝撃を受けるとき、係止部材は係合部分から緩衝構造まで移動するよう駆動させられる。支持装置は緩衝構造の作動によって子供自動車シートが受ける衝撃を緩衝し、それは子供の安全を効果的に保証する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【
図1】本発明の実施態様に従った子供安全シートを示す概略図である。
【
図2】本発明の第1の実施態様に従った子供安全シートの支持装置を示す概略図である。
【
図3】第2のカバーを示していない本発明の第1の実施態様に従った子供自動車シートの支持装置を示す概略図である。
【
図4】本発明の第1の実施態様に従った子供安全シートの支持装置を示す分解図である。
【
図5】本発明の第1の実施態様に従った子供安全シートの支持装置を示す断面図である。
【
図6】本発明の第1の実施態様に従った
図5に示される部分Aを示す拡大図である。
【
図7】本発明の第2の実施態様に従った支持装置の第2の支持部材を示す概略図である。
【
図8】本発明の第3の実施態様に従った支持装置の第2の支持部材を示す概略図である。
【
図9】本発明の第4の実施態様に従った支持装置の第2の支持部材を示す概略図である。
【
図10】本発明の第5の実施態様に従った支持装置を示す概略図である。
【
図11】本発明の第5の実施態様に従った支持装置の第2の支持部材を示す概略図である。
【
図12】本発明の第5の実施態様に従った支持装置の第2の支持部材を示す分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
図1を参照のこと。
図1は本発明の実施態様に従った子供安全シート100の概略図である。子供安全シート100は、子供自動車シート20と、支持装置10とを含む。支持装置10は、子供自動車シート20と図示されていない自動車フロアとの間に配置され、事故衝突が起こるときに子供自動車シート20上の子供の安全を保証するよう、子供自動車シート20のための緩衝効果をもたらす。
【0028】
図2乃至
図6を参照のこと。
図2は本発明の第1の実施態様に従った子供安全シート100の支持装置10の概略図である。
図3は本発明の第1の実施態様に従った子供自動車シート100の支持装置10の概略図であり、第2のカバー162を示していない。
図4は本発明の第1の実施態様に従った子供安全シート100の支持装置10の分解図である。
図5は本発明の第1の実施態様に従った子供安全シート100の支持装置10の断面図である。
図6は本発明の第1の実施態様に従った
図5に示される部分Aの拡大図である。支持装置10は、第1の支持部材11と、第2の支持部材12と、係止部材13とを含む。好ましくは、第1の支持部材11及び第2の支持部材12は、自動車フロアに対して垂直な方向に沿って自動車フロアと子供自動車シート20との間に配置される。第1の支持部材11及び第2の支持部材12が直線に沿って互いに接続されるように、第1の支持部材11の頂端が子供自動車シート20上に装着され、第1の支持部材11の底端が第2の支持部材12の頂端に移動可能に接続され、第2の支持部材12の底端が自動車フロア上で支持され、それはより良好な支持効果をもたらす。
【0029】
係止部材13は第1の支持部材11上に移動可能に装着される。好ましくは、係止部材13が第1の支持部材11に対して回転可能であるように、係止部材13は第1の支持部材11に旋回的に接続され、それは装着空間を減少させる。具体的には、この実施態様において、係止部材13は、操作部分131と、係止部分132と、シャフト133とを含む。係止部材13はシャフト133を介して旋回的に取り付けられる。操作部分131及び係止部分132が一体的な構造を形成するように、シャフト133は操作部分131及び係止部分132に接続される。好ましくは、係止部分132は操作部分131内に埋設される。操作部分131が係止部分132を確実に駆動させて第1の支持部材11に対してシャフト133の周りで回転するように、係止部分132及び操作部分131を共に固定するために、シャフト133は係止部分132及び操作部分131が連結される場所を通じて挿入される。他の実施態様では、係止部分132と操作部分131との間の接続部材を省くために、係止部分132及び操作部分131を一体的に統合し得る。緩衝構造121及び少なくとも2つの係合部分122が第2の支持部材12上に形成される。少なくとも2つの係合部分122は、第1の支持部材11の移動方向に沿って、即ち、
図1に示される第1の支持部材11の上下方向に沿って配置される。係止部材13の係止部分132は、第1の支持部材11と第2の支持部材12との間の相対的な動作を抑制するために、少なくとも2つの係合部分122の一方と選択的に係合する。係止部材13の係止部分132は、第1の支持部材11と第2の支持部材12との間の相対的な動作を可能にするために、少なくとも2つの係合部分122の一方から外れる。
【0030】
好ましくは、緩衝構造121は、第1の支持部材11の移動方向に沿って2つの隣接する係合部分122の間に配置される。具体的には、係合部分122は、係合部分122の構造を簡略化するために、係合穴である。従って、係止部材13の係止部分132は係合穴と係合し、緩衝構造121は2つの隣接する係合穴の間に配置される。緩衝効果を強化するために、緩衝構造の数を増大させ得る。
【0031】
子供自動車シート20が外力による衝撃を受けるとき、係止部材13の係止部分132は係合部分122から緩衝構造122に移動するよう駆動させられ、それは子供自動車シート20が受ける衝撃を吸収する。具体的には、子供自動車シート20が外力による衝撃を受けるとき、子供自動車シート20が受ける外力を吸収するために、係止部材13の係止部分132は、上方係合部分122から下方係合部分122に移動するよう駆動させられ、緩衝構造121は係止部材13の係止部分132によって破壊される。他の実施態様では、係止部材13を第2の支持部材12上に移動可能に装着させてよく、緩衝構造121及び少なくとも2つの係合部分122は第1の支持部材11上に配置され、それも第1の支持部材11と第2の支持部材12との間の相対的な移動を可能にし、事故衝突が起こるときに子供自動車シート20のために緩衝効果をもたらすことが留意されなければならない。
【0032】
図2乃至
図6を参照のこと。好ましくは、第1の支持部材11及び第2の支持部材12はパイプ形状の構造であり得る。パイプ形状の構造は子供自動車シート20を支持する強度要件を満足するのみならず、第1の支持部材11及び第2の支持部材12の重量も減少させ、それは第1の支持部材11と第2の支持部材12との間の相対的な移動を助ける。パイプ形状の構造の第1の支持部材11及びパイプ形状の構造の第2の支持部材12は互いに伸縮自在(入れ子式)である。具体的には、この実施態様において、第1の支持部材11は第2の支持部材上にスリーブ接続されるので、係止部分132、操作部分131、及び係合部分122の間の構造的な関係を簡略化させるために、係止部材13の操作部分131は係合部分122からより容易に外れるよう係止部材13の係止部分132を駆動させる。他の実施態様では、第1の支持部材11を第2の支持部材12の内側にスリーブ接続させてもよい。この場合には、第1の支持部材11と第2の支持部材12との間の相対的な移動を可能にするために、係止部分132が係合部分122から外れるように、操作部分131は第1の支持部材11の中心に向かって移動するよう係止部分132を駆動させることが要求される。
【0033】
係止部材13を自動的に回復するために、支持装置10は第1の弾性部材15を更に含む。第1の弾性部材15の端が第1の支持部材11に接続される。第1の弾性部材15の他端は係止部材13に接続される。第1の弾性部材15は係止部材13を付勢して係合部分122と係合させる。好ましくは、第1の弾性部材15の端が第1の支持部材11に当接する。第1の弾性部材15の他端は係止部材13の操作部分131及び係止部分132のうちの少なくとも一方に当接する。第1の弾性部材15は係止部材13の係止部分132を付勢して係合部分122と係合させる。具体的には、この実施態様では、操作部分131は通常状態において第1の弾性部材15によって生成される弾性力によって係合部分122と係合し続けるよう係止部分132を駆動させるように、第1の弾性部材15はシャフト133上にスリーブ接続され、第1の弾性部材15の端が操作部分131に弾性的に当接し、第1の弾性部材15の他端が第1の支持部材11に弾性的に当接する。第1の支持部材11と第2の支持部材12との間の接続を保証するために、係合区画12aが少なくとも2つの係合部分122の2つの隣接する係合部分122によって形成される。係合区画12aは、
図5に示される第2の支持部材12の左側及び右側のような、第2の支持部材12の2つの対向側に配置される。係止部材13及び第1の弾性部材15は第2の支持部材12の各側に取り付けられ、係合区画12aにそれぞれ対応する。第2の支持部材12の2つの対向側にある係合区画12aは、第1の支持部材11と第2の支持部材12との間の支持強度を増大させ、それは子供の安全をより確実に保証する。
【0034】
係止部材13を第1の支持部材11の上に容易に装着するために、第1の支持部材11はシート部材16を含み、係止部材13はシート部材16に対して旋回させられる。好ましくは、係止部材13はシャフト133によってシート部材16に対して旋回させられる。具体的には、この実施態様では、係止部材13の操作部材131を容易に操作するために、係止部材13の係止部分132はシート部材16内に配置され、操作部分131はシート部材16から晒される。より具体的には、
図2乃至
図6に示されるように、シート部材16は第1の支持部材11の移動方向に沿って第1の支持部材11上にスリーブ接続される。シート部材16は、第1のカバー161と、第2のカバー162と、強化部材163とを含む。第1のカバー161及び第2のカバー162は互いに結合される。強化部材163は第1のカバー161及び第2のカバー162の組み合わせの内側に配置される。係止部材13はシャフト133によって強化部材163に旋回的に接続される。係止部材13の操作部分131は第1のカバー161及び第2のカバー162の少なくとも一方から晒される。好ましくは、この実施態様において、操作部分131は第1のカバー161及び第2のカバー162から晒される。好ましくは、この実施態様において、シート部材16は2つの強化部材163を含む。第1の支持部材11が2つの強化部材163の間にしっかりと保持されるように、2つの強化部材163は互いに離間して並んで配置される。係止部材13の操作部分131及び係止部分132が2つの強化部材163の間の空間内で回転し得るように、係止部材の操作部分131及び係止部分132は2つの強化部材163の間に配置される。他の実施態様では、シャフト133によって係止部材13を第1のカバー161及び第2のカバー162の一方に旋回させることができ、シート部材16が第1のカバー161及び第2のカバー162だけを含むように設計されるときに、操作部分132は第1のカバー161及び第2のカバー162の少なくとも一方から晒され、それは係止部材」13がシート部材16の上に旋回的に取り付けられるという目的も達成することが理解されなければならない。
【0035】
図1乃至
図5を参照のこと。この実施態様では、自動車フロアに当接するために、支持ベース17が支持装置10の第2の支持部材12の底端に配置される。支持ベース17は、ベース本体171と、回転部材172と、第2の弾性部材173とを含む。ベース本体171は第2の支持部材12上にスリーブ接続される。回転部材172はベース本体171内に配置され、ベース本体171に対して旋回させられる。第2の弾性部材173は回転部材172とベース本体171との間の接続される。具体的には、第2の弾性部材173は回転部材172及びベース本体171に当接し、回転部材172を付勢してベース本体172から回転させる。ベース本体171と第2の支持部材12との間の接続を確実にするために、支持ベース17は固定部材174を更に含む。固定部材174が通過するのを可能にするために、貫通穴123が第2の支持部材12に形成される。固定部材174は貫通穴123を通過させられ、固定部材174の2つの端がベース本体171に固定される。回転部材172は表示部分1721を含む。表示部分1721が赤色のような危険を示す色を表示するとき、第2の弾性部材173が回転部材172を付勢してベース本体171から回転させるので、それは支持装置10が自動車フロアにしっかりと当接していないかもしれないことを使用者に気付かせる。支持装置10が自動車フロアに当接するときに、表示部分1721が緑色のような安全を示す他の色を表示するように、自動車フロアは回転部材172を押して回転させ、それによって、使用者は支持装置10が良好に装着されていることを確認し得る。
【0036】
図1乃至
図6を参照のこと。この実施態様において、緩衝構造121は、分離スロット1212と、遮断バー1213とを含む。遮断バー1213は、隣接する係合穴の間の連絡を阻止する。分離スロット1212は遮断バー1213上に形成される。係止部材13の係止部分132が遮断バー1213をより容易に打ち破り(break through)得るように、遮断バー1213は分離スロット1212によって対応する緩衝リブ1213aに分離され、それはより良好な緩衝効果をもたらす。具体的には、支持装置10の高さが調節されるときに、係止部材13の係止部分132が分離スロット1212と係合し得ないように、第2の支持部材12に対する第1の支持部材11の移動方向に沿う分離スロット1212の高さは、係止部材13の係止部分132の高さ未満であり、それは子供の安全を保証するのを助ける。何故ならば、子供は子供自動車シート20の上に座っているからである。子供自動車シート20が外力による衝撃を受けるとき、係止部分132は駆動させられて上方係合部分122から下方係合部分122に移動し、係止部分132を移動させることは、緩衝リブ1213aによってもたらされる抵抗力による緩衝効果をもたらすために、下方係合部分122内に進入するよう、緩衝リブ1213aを打ち破り得る。
【0037】
図7を参照のこと。
図7は本発明の第2の実施態様に従った支持装置10の第2の支持部材12の概略図である。
図7に示されるように、緩衝構造121は遮断バー1213を含む。緩衝構造121がより大きな剛的な衝撃を受け得て、第1の支持部材11のためにより強力な支持をもたらし得るよう、遮断バー1213は隣接する係合穴の間の連絡を阻止する。
【0038】
図8を参照のこと。
図8は本発明の第3の実施態様に従った支持装置10の第2の支持部材12の概略図である。
図8に示されるように、緩衝構造121は、接続スロット1211と、遮断バー1213とを含む。遮断バー1213は隣接する係合穴の間の連絡を阻止し、接続スロット1211は遮断バー1213上に形成され、遮断バー1213を貫通し、係合穴を連絡し、接続スロット1211の幅は、係止部材13が係止バー1213をより容易に打ち破り得るように、係止部材13の係止部分132の幅未満であり、それは子供自動車シート20が外力による衝撃を受けるときにより良好な緩衝効果をもたらす。
【0039】
図9を参照のこと。
図9は本発明の第4の実施態様に従った支持装置10の第2の支持部材12の概略図である。
図9に示されるように、緩衝構造121は、接続スロット1211と、分離スロット1212と、遮断バー1213とを含む。遮断バー1213は隣接する係合穴の間の連絡を阻止し、分離スロット1212は遮断バー1213上に形成され、遮断バー1213を対応する緩衝リブ1213aに分離し、接続スロット1211は緩衝リブ1213aを貫通して分離スロット1212及び係合穴と連絡し、接続スロット1211の幅は、係止部材13が遮断バー1213をより容易に打ち破り得るように、係止部材13の係止部分132の幅未満であり、それは子供自動車シート20が外力による衝撃を受けるときにより良好な緩衝効果をもたらす。具体的には、支持装置10の高さが調節されるときに、係止部材13の係止部分132が分離スロット1212と係合し得ないように、第2の支持部材12に対する第1の支持部材11の移動方向に沿う分離スロット1212の高さは、係止部材13の係止部分132の高さ未満であり、それは子供が子供自動車シート20の上に座っているときに子供の安全を保証するのを助ける。
【0040】
図10を参照のこと。
図10は本発明の第5の実施態様に従った支持装置10’の概略図である。
図10に示されるように、支持装置10’は支持装置10に類似する。緩衝構造121と支持ベース17との間の相違を以下に記載する。
【0041】
図10乃至
図12を参照のこと。
図11は本発明の第5の実施態様に従った支持装置10’の第2の支持部材12の概略図である。
図12は本発明の第5の実施態様に従った支持装置10’の第2の支持部材12の分解図である。この実施態様において、緩衝構造121は遮断バー1213を含む。遮断バー1213は2つの隣接する係合穴の間の連絡を阻止する。不均一化された幅を備えるテーパ形態における第1の緩衝スロット1214が、第1の支持部材11の移動方向に沿って遮断バー1213上に形成される。第1の緩衝スロット1214は、第1のノッチ1214aを形成するために、遮断バー1213の側部に貫通して係合穴と連絡する。好ましくは、第1のノッチ1214aは、子供自動車シート20が外力による衝撃を受けるときに、即ち、
図10に示されるように、第1のノッチ1214aが係合穴より下に配置されるときに、緩衝構造121に向かって移動する係止部材13が遮断バー1213によって停止させられる、遮断バー1213の側に配置される。他の実施態様では、係合穴が第1の支持部材11に形成されるときに、第1のノッチ1214aは係合穴の上に配置される。子供自動車シート20が外力による衝撃を受けるときに、係止部材13が遮断バー1213をより容易に打ち破り得るように、第1のノッチ1214aの幅は係止部材13の係止部分132の幅未満であり、それはより良好な緩衝効果をもたらす。具体的には、この実施態様において、第1の緩衝スロット1214は、遮断バー1213が係止部材13のためにより大きな抵抗力をもたらすようにV形状であり、それは緩衝効果を強化する。
【0042】
支持ベース17は第2の支持部材12の底端に配置され、ベース本体171と、回転部材172と、第2の弾性部材173とを含む。ベース本体171は第2の支持部材12上にスリーブ接続される。回転部材172はベース本体171内に配置され、ベース本体171に対して旋回させられる。第2の弾性部材173は回転部材172とベース本体171との間に接続される。具体的には、回転部材172の表示部分1721が自動車フロア上の支持装置10’の装着状態を表示するように、第2の弾性部材173は回転部材172及びベース本体171に当接し、回転部材172を付勢してベース本体171から回転させる。支持装置10’の回転部材172の表示部分1721の表示原理は、支持装置10の表示原理と類似する。具体的には、この実施態様において、支持ベース17は固定部材174を更に含む。固定部材174が通過するのを可能にするために、貫通穴123は第2の支持部材12に形成される。ベース本体171及び第2の支持部材12をしっかりと接続するために、固定部材174は貫通穴123内に挿入され、固定部材174の2つの端はベース本体171に固定される。より具体的には、第2の緩衝スロット124が第2の支持部材12に形成され、貫通穴123より上に配置される。第2のノッチ124aを形成するために、第2の緩衝スロット124は第1の支持部材11の移動方向に沿って配置され、貫通穴123と連絡させられる。第2のノッチ124aの幅は、支持ベース17が緩衝効果ももたらし得るように、固定部材174の幅未満であり、それは子供自動車シート20の上に座っている子供を固定するのを助ける。好ましくは、第2の緩衝スロット124の幅は不均一化させられる。好ましくは、この実施態様において、第2の緩衝スロット124は、固定部材174のためにより大きな抵抗力をもたらすようV形状に形成され、それはより良好な緩衝効果をもたらす。
【0043】
従来技術と対照的に、本発明の係止部材は第1の支持部材及び第2の支持部材の一方に移動可能に装着される。緩衝構造及び少なくとも2つの係合部分は第1の支持部材及び第2の支持部材の他方に配置される。少なくとも2つの係合部分は第1の支持部材の移動方向に沿って配置される。第1の支持部材と第2の支持部材との間の相対的な移動を抑制するために、係止部材は係合部分と選択的に係合する。第1の支持部材と第2の支持部材との間の相対的な移動を可能にするために、係止部材は係合部分から外れる。従って、子供自動車シートを調節することが必要とされるときには、第1の支持部材と第2の支持部材との間の相対的な位置の調節によって支持装置の高さを調節し得るよう、第1の支持部材と第2の支持部材との間の相対的な位置の調節を可能にするために、係止部材は係合部分から外れなければならず、それは異なる種類の自動車のために子供自動車シートを適合させる目的を達成する。子供自動車シートが衝撃を受けるとき、係止部材は駆動させられて係合部分から緩衝構造に移動する。支持装置は緩衝構造の操作によって子供自動車シートが受ける衝撃を緩衝し、それは子供の安全を効果的に保証する。
【0044】
当業者は本発明の教示を維持しながら装置及び方法の数多くの修正及び変更を行い得ることに直ちに気付くであろう。
【符号の説明】
【0045】
10 支持装置
10’ 支持装置
11 第1の支持部材
12 第2の支持部材
12a 係合区画
13 係止部材
15 第1の弾性部材
16 シート部材
17 支持ベース
20 子供自動車シート
100 子供安全シート
121 緩衝構造
122 係合部分
123 貫通穴
124 第2の緩衝スロット
124a 第2のノッチ
131 操作部分
132 係止部分
133 シャフト
161 第1のカバー
162 第2のカバー
163 強化部材
171 ベース本体
172 回転部材
173 第2の弾性部材
174 固定部材
1211 接続スロット
1212 分離スロット
1213 遮断バー
1213a 緩衝リブ
1214 第1の緩衝スロット
1214a 第1のノッチ
1721 表示部分