特許第5934842号(P5934842)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5934842
(24)【登録日】2016年5月13日
(45)【発行日】2016年6月15日
(54)【発明の名称】車両シート用ロック装置及び車両シート
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/44 20060101AFI20160602BHJP
   B60N 2/30 20060101ALI20160602BHJP
【FI】
   B60N2/44
   B60N2/30
【請求項の数】15
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-522121(P2015-522121)
(86)(22)【出願日】2013年7月25日
(65)【公表番号】特表2015-522480(P2015-522480A)
(43)【公表日】2015年8月6日
(86)【国際出願番号】EP2013065723
(87)【国際公開番号】WO2014019932
(87)【国際公開日】20140206
【審査請求日】2015年1月20日
(31)【優先権主張番号】102012015236.1
(32)【優先日】2012年7月31日
(33)【優先権主張国】DE
(31)【優先権主張番号】102012020269.5
(32)【優先日】2012年10月17日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】502156098
【氏名又は名称】ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100111235
【弁理士】
【氏名又は名称】原 裕子
(72)【発明者】
【氏名】クロスリー、 マーク
(72)【発明者】
【氏名】ゴウリ、 ラマカント ケイ.
(72)【発明者】
【氏名】ムレー、 アシシュ ディー.
(72)【発明者】
【氏名】プシュパラジャン、 プラサンス エム.
(72)【発明者】
【氏名】シン、 ラミンダー
(72)【発明者】
【氏名】スッケ、 ビナイ ケイ.
(72)【発明者】
【氏名】ユーゼック、 ハリル
(72)【発明者】
【氏名】ワヤル、 ヴィカス
【審査官】 永安 真
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−138836(JP,A)
【文献】 特開2007−131183(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/44
B60N 2/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロック装置(10)のロック状態を示すための表示装置(8)を備えた車両シート(1)用ロック装置(10)であって、
前記表示装置(8)は、前記ロック装置(10)がロックされているときに見える少なくとも1つのロックインジケータ(31,32)と、前記ロック装置(10)がロック解除されているときに見える少なくとも1つのロック解除インジケータ(33、34)とを有し、前記表示装置(8)は、前記ロック装置(10)がロックされているときにロック位置にあり、前記ロック装置(10)がロック解除されているときにロック解除位置にある少なくとも1つのインジケータアーム(30)を有し、
前記インジケータアーム(30)は第1ロックインジケータ(31)と第1ロック解除インジケータ(33)とを有する表示領域(39)を含み、
前記ロック装置(10)は金属製保持シート(20)を用いて前記車両シート(1)に固定され、前記ロック位置にある前記インジケータアーム(30)によって覆われる第2ロック解除インジケータ(34)が前記金属製保持シート(20)に設けられていることを特徴とする、ロック装置(10)。
【請求項2】
前記ロック装置(10)がロック解除されているときに前記少なくとも1つのロックインジケータ(31、32)が覆われることを特徴とする、請求項1に記載のロック装置(10)。
【請求項3】
前記ロック装置(10)がロックされているときに前記少なくとも1つのロック解除インジケータ(33、34)が覆われることを特徴とする、請求項1又は2に記載のロック装置(10)。
【請求項4】
前記インジケータアーム(30)がそのロック位置からロック解除位置に旋回することができるように支持されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のロック装置(10)。
【請求項5】
前記ロック解除位置にある前記インジケータアーム(30)によって覆われる第2ロックインジケータ(32)が前記金属製保持シート(20)上に設けられることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載のロック装置(10)。
【請求項6】
前記第2ロックインジケータ(32)と前記第2ロック解除インジケータ(34)とが前記金属製保持シート(20)の両面に配置されることを特徴とする、請求項5に記載のロック装置(10)。
【請求項7】
前記第1ロックインジケータ(31)は、前記インジケータアーム(30)がロック解除位置にあるとき前記金属製保持シート(20)によって覆われることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載のロック装置(10)。
【請求項8】
前記第1ロック解除インジケータ(33)は、前記インジケータアーム(30)がロック位置にあるとき前記金属製保持シート(20)によって覆われることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載のロック装置(10)。
【請求項9】
前記第1ロックインジケータ(31)と前記第1ロック解除インジケータ(33)が前記表示領域(39)の両面に配置されることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載のロック装置(10)。
【請求項10】
前記金属製保持シート(20)に貫通開口部(26)が形成され、前記表示領域(39)が前記貫通開口部と一直線になっていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載のロック装置(10)。
【請求項11】
前記ロック位置にある前記インジケータアーム(30)が前記貫通開口部(26)の外に配置されることを特徴とする、請求項10に記載のロック装置(10)。
【請求項12】
前記ロック解除位置にある前記インジケータアーム(30)が前記貫通開口部(26)を通って突き出ることを特徴とする、請求項10又は11に記載のロック装置(10)。
【請求項13】
前記ロック装置(10)をロック解除するために、前記インジケータアーム(30)と共に運ばれるように前記インジケータアーム(30)に連結されたロック解除レバー(16)が設けられることを特徴とする、請求項1から12のいずれか1項に記載のロック装置(10)。
【請求項14】
前記インジケータアーム(30)と前記ロック解除レバー(16)とが平行に伸びる軸を中心に旋回可能であることを特徴とする、請求項13に記載のロック装置(10)。
【請求項15】
請求項1から14のいずれか1項に記載の少なくとも1つのロック装置(10)を備える車両シート(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部分の特徴を有する車両シート用ロック装置に関する。
本発明はまた、請求項15の特徴を有する車両シートに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的なタイプのロック装置が、特許文献1から知られている。ロック装置をロック解除するために、ロック装置の固定要素と一体的に構成されたロック解除ボルトが設けられる。旋回軸として働く軸受ピンを中心にロック解除ボルトを旋回させることにより、ロック装置をロック解除することができる。
【0003】
車両シートのユーザにとって、車両シートのすべてのロック装置が完全にロックされていることは極めて重要である。そうでなければ、車両シートは衝突の際に車両構造体から外れる可能性があり、ユーザの負傷につながる場合がある。ロック装置のロック状態の表示は、従って、ユーザにとって有用である。
【0004】
ロック装置のロック状態は、ロック解除ボルトの角度位置から確認することができる。ロック解除ボルトは、従って、ロック装置がロックされているか又はロック解除されているかを示す。
【0005】
しかしながら、ロック解除ボルトは、ロック装置及び車両シートに比べて相対的に小さい。また、個々のロック装置のロック解除ボルトは、車両シートのシート部材の下の比較的見るのが困難な場所に配置される。従って、ロック装置のロック状態は、目視で確認することが比較的困難である。特に、車両シートの複数のロック装置のロック状態を同時に把握することは困難である。
【0006】
特許文献2には、ロック装置のロック状態を示すためのロックインジケータ及びロック解除インジケータを有するロック装置が開示されている。
【0007】
特許文献3にも、ロック装置のロック状態を示すためのロックインジケータ及びロック解除インジケータを有するロック装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】国際公開第2004/069585号
【特許文献2】独国特許出願公開第102004060565号明細書
【特許文献3】独国特許出願公開第102004060565号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、冒頭で述べたタイプの車両シート用ロック装置を改良すること、特にロック装置のロック状態のインジケータの視認性を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的は、本発明によれば、請求項1に記載される特徴を有するロック装置により達成される。個別に又は互いに組み合わせて使用することができる有利な実施形態は、従属請求項に記載される。
【0011】
車両シート用の一般的なタイプのロック装置は、ロック装置のロック状態を示すための表示装置を備え、表示装置は、ロック装置がロックされているときに見える少なくとも1つのロックインジケータと、ロック装置がロック解除されているときに見える少なくとも1つのロック解除インジケータとを有し、表示装置は、ロック装置がロックされているときにロック位置にあり、ロック装置がロック解除されているときにロック解除位置にある少なくとも1つのインジケータアームを有し、インジケータアームは、第1ロックインジケータと第1ロック解除インジケータとを有する表示領域を備える。
【0012】
本発明によれば、ロック位置にあるインジケータアームによって覆われる第2ロック解除インジケータが金属製保持シート上に設けられる。
【0013】
ロック装置のロックされているロック状態とロック装置のロック解除されているロック状態の両方を、それによって、いずれの場合も明確に視認することができる。ロック装置のロック解除されているロック状態は、2つの異なる場所で、すなわち、第1ロック解除インジケータと第2ロック解除インジケータとで認知することができる。
【0014】
特に対応する色識別によって、好ましくは緑色を施した面として構成される少なくとも1つのロックインジケータによって、及び/又は赤色を施した面として構成される少なくとも1つのロック解除インジケータによって、ロック装置のロック状態の表示の視認性が有利に向上する。
【0015】
有利には、少なくとも1つのロックインジケータは、ロック装置がロック解除されているときに覆われる。
【0016】
少なくとも1つのロック解除インジケータも、有利には、ロック装置がロックされているときに覆われる。
【0017】
好ましくは、インジケータアームは、そのロック位置からロック解除位置に旋回することができるように支持される。
【0018】
本発明の別の有利な実施形態によれば、ロック解除位置にあるインジケータアームによって覆われる第2ロックインジケータが金属製保持シートに設けられる。
【0019】
好ましくは、第2ロックインジケータと第2ロック解除インジケータは、金属製保持シートの両面に配置される。
【0020】
有利には、第1ロックインジケータは、この場合、インジケータアームがロック解除位置にあるときに金属製保持シートによって覆われる。
【0021】
加えて又は代わりに、第1ロック解除インジケータも、有利には、インジケータアームがロック位置にあるときに金属製保持シートによって覆われる。
【0022】
好ましくは、第1ロックインジケータと第1ロック解除インジケータは表示領域の両面に配置される。
【0023】
本発明の有利な発展形態によれば、金属製保持シートには貫通開口部が形成され、表示領域は貫通開口部と一直線になっている。
【0024】
インジケータアームがロック位置にあるとき、インジケータアームは貫通開口部の外に配置される。
【0025】
インジケータアームがロック解除位置にあるとき、インジケータアームは貫通開口部を通って突き出る。
【0026】
ロック装置をロック解除するために、有利にはロック解除レバーが設けられ、ロック解除レバーは、インジケータアームと共に運ばれるようにインジケータアームに連結される。
【0027】
好ましくは、インジケータアームとロック解除レバーは、平行に延びる軸を中心に旋回させることができる。
【0028】
上記目的はまた、本発明による少なくとも1つのロック装置を備えた車両シートによって達成される。
【0029】
図面に示された有利な実施形態を参照して、本発明を以下でより詳細に説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1】タンブル位置にある車両シートの縦方向断面である。
図2】タンブル位置にある図1の車両シートの側面図である。
図3】ロック装置がロックされている状態の図1の囲まれた領域の拡大図である。
図4】ロック装置がロック解除されている状態の図1の囲まれた領域の拡大図である。
図5】ロック装置がロックされている状態の図2の囲まれた領域の拡大図である。
図6】ロック装置がロック解除されている状態の図2の囲まれた領域の拡大図である。
図7】車両シートの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
自動車用の車両シート1は、シート部材2と、シート部材2に取り付けられ、シート部材2に対して折り畳むことができる背もたれ3とを有する。ヘッドレスト4が、シート部材2とは反対側の背もたれ3の端部に配置される。
【0032】
車両内の車両シート1の配置と従来の車両の進行方向によって、以下で使用される方向指示が定義される。この例では、地面に対して垂直に配向される方向を以下では鉛直方向と称し、鉛直方向に対して垂直且つ進行方向に対して垂直な方向を以下では横方向と称する。
【0033】
車両シート1は、複数のロック装置10を用いて車両構造体に固定することができる。この例では、2つのロック装置10が進行方向における車両シート1の後方領域に設けられ、これらのロック装置10の一方は進行方向右側に配置され、これらのロック装置10の他方は進行方向左側に配置されている。2つの追加のロック装置10が、進行方向における車両シート1の前方領域に設けられ、これらのロック装置10の一方は進行方向右側に配置され、これらのロック装置10の他方は進行方向左側に配置されている。
【0034】
この例で説明する車両シート1は、車両の第2シート列のシートである。図1は横方向に対して垂直に車両シート1を通る断面であり、進行方向右側に配置されたロック装置10が見えている。図2は車両シート1の側面図であり、進行方向左側に配置されたロック装置10が見えている。
【0035】
図3及び図4は、進行方向右側の車両シート1の前方領域に配置されたロック装置10を示し、図5及び図6は、進行方向左側の車両シート1の前方領域に配置されたロック装置10を示す。この例に示される全ての図において、視線方向は同じであり、すなわち、いずれの場合も、進行方向に対して右への横方向である。
【0036】
ロック状態では、ロック装置10の戻り止め11が、車両構造体に配置されたピン15の周りに係合する。ロック装置10のロック解除状態では、戻り止め11は、横方向に延びる軸を中心に離れた所へ旋回し、ピン15を解放する。ロック解除のために、図示しない固定要素に固定されたロック解除レバー16が横方向に延びる軸を中心に旋回し、それにより固定要素が戻り止め11を解放する。このようなロック装置10は、例えば、国際公開第2004/069585号に記載され、その開示内容は、この点において参照により本明細書に明示的に含まれるものとする。
【0037】
従来の移動位置に基づいて、背もたれ3は、シート部材2の上に折り畳むことができる。続いて後方ロック装置10をロック解除することにより、図1及び図2に示すように、車両シート1の後方領域を上へ旋回させ、タンブル位置に移動させることができる。ガス圧縮ばね5が、車両シート1をタンブル位置に保持する。
【0038】
以下により詳細に記載される2つの前方ロック装置10をロック解除することにより、タンブル位置において、車両シート1を車両構造体から解放し、車両から取り外すことができる。
【0039】
2つの前方ロック装置10は、この例では、横方向に対して垂直に延びる平面に対して鏡面対称に構成される。2つ後方ロック装置10を2つの前方ロック装置10と同様に構成することも考えられる。
【0040】
2つの前方ロック装置10は各々、各ロック装置10のロック状態を示すための表示装置8を有する。表示装置8は、従って、各ロック装置10がロックされているか又はロック解除されているかを示す。
【0041】
前方ロック装置10の各々は、金属製保持シート20によって車両シート1に固定される。ガス圧縮ばね5の端部も、金属製保持シート20に取り付けられる。金属製保持シート20は、主に縦(前後)方向及び鉛直方向に延びる。
【0042】
金属製保持シート20は、鉛直方向において下部に位置し且つガス圧縮ばね5が固定される保持領域22と、鉛直方向において上部に位置し且つ保持領域22に対して横方向にずれた機能領域24とを備える。その結果、鉛直方向から見て機能領域24と保持領域22との間に貫通開口部26が形成される。
【0043】
表示装置8は、横方向に延びる軸を中心に旋回することができるように金属製保持シート20に支持されたインジケータアーム30を有する。戻り止め11をその回りに旋回させることができる軸と、ロック解除レバー16をその回りに旋回させることができる軸と、インジケータアーム30をその回りに旋回させることができる軸とは、従って、横方向に互いに平行に延びる。
【0044】
インジケータアーム30とロック解除レバー16は、相互に運ばれるように、この例ではほぞ及びスロットガイドを用いて連結される。インジケータアーム30のその回転軸から離れた端部に、横方向に見て金属製保持シート20の貫通開口部26と一直線になった表示領域39が設けられる。
【0045】
ロック装置10がロックされているとき、図3及び図5に示すように、インジケータアーム30はロック位置にあり、表示領域39は鉛直方向において実質的に金属製保持シート20の機能領域24と同じ高さに且つ貫通開口部26の上に配置される。ロック位置にあるインジケータアーム30は、従って、貫通開口部26の外に配置される。
【0046】
ロック装置10がロック解除されているとき、図4及び図6に示すように、インジケータアーム30はロック解除位置にあり、表示領域39は貫通開口部26に挿入され、鉛直方向において機能領域24の下に且つ実質的に金属製保持シート20の保持領域22と同じ高さに配置される。ロック解除位置にあるインジケータアーム30は、従って、貫通開口部26を通って延びる。
【0047】
横方向において内側に面する側、すなわち、車両シートの中心に向けられた側に、表示領域39は、図3に見られる第1ロックインジケータ31を有する。横方向において外側に面する側、すなわち、車両シートの中心から離れる方向へ向けられた側に、表示領域39は、図6に見られる第1ロック解除インジケータ33を有する。
【0048】
横方向において内側に面する側に、機能領域24は、図4に見られる第2ロック解除インジケータ34を有する。横方向において外側に面する側に、保持領域22は、図5に見られる第2ロックインジケータ32を有する。
【0049】
ロックインジケータ31,32は、この例では、緑色を施した面として構成され、車両シート1が車両構造体に固定されていることを示す。ロック解除インジケータ33,34は、この例では赤色を施した面として構成され、車両シート1を車両構造体から解放することができることを示す。
【0050】
ロック装置10がロックされてインジケータアーム30がロック位置にあるとき、第1ロックインジケータ31は、横方向内側から見た場合、その結果、図3に示すようにインジケータアーム30の表示領域39に見ることができ、横方向外側から見た場合、第2ロックインジケータ32は、図5に示すように金属製保持シート20の保持領域22に見ることができる。第2ロック解除インジケータ34は、この場合、インジケータアーム30の表示領域39によって覆われ、第1ロック解除インジケータ33は、この場合、金属製保持シート20の機能領域24によって覆われる。
【0051】
ロック装置10がロック解除されてインジケータアーム30がロック解除位置にあるとき、第1ロック解除インジケータ33は、横方向外側から見た場合、その結果、図6に示すようにインジケータアーム30の表示領域39に見ることができ、横方向内側から見た場合、第2ロック解除インジケータ34は、図4に示すように金属製保持シート20の機能領域24に見ることができる。第2ロックインジケータ32は、この場合、インジケータアーム30の表示領域39によって覆われ、第1ロックインジケータ31は、この場合、金属製保持シート20の保持領域22によって覆われる。
【0052】
上記明細書、特許請求の範囲及び図面において開示された特徴は、本発明をその様々な形態で実施するために、個別にと組み合わせでの両方で重要であり得る。
【符号の説明】
【0053】
1 車両シート
2 シート部材
3 背もたれ
4 ヘッドレスト
5 ガス圧縮ばね
8 表示装置
10 ロック装置
11 戻り止め
15 ピン
16 ロック解除レバー
20 金属製保持シート
22 保持領域
24 機能領域
26 貫通開口部
30 インジケータアーム
31 第1ロックインジケータ
32 第2ロックインジケータ
33 第1ロック解除インジケータ
34 第2ロック解除インジケータ
39 表示領域
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7