特許第5934866号(P5934866)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5934866
(24)【登録日】2016年5月20日
(45)【発行日】2016年6月15日
(54)【発明の名称】空間安定装置のジンバルブレーキ機構
(51)【国際特許分類】
   F16D 49/16 20060101AFI20160602BHJP
   F16M 11/12 20060101ALI20160602BHJP
【FI】
   F16D49/16 A
   F16M11/12 E
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-225175(P2012-225175)
(22)【出願日】2012年10月10日
(65)【公開番号】特開2014-77482(P2014-77482A)
(43)【公開日】2014年5月1日
【審査請求日】2015年6月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】000203634
【氏名又は名称】多摩川精機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110423
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道治
(74)【代理人】
【識別番号】100111648
【弁理士】
【氏名又は名称】梶並 順
(74)【代理人】
【識別番号】100147500
【弁理士】
【氏名又は名称】田口 雅啓
(74)【代理人】
【識別番号】100166235
【弁理士】
【氏名又は名称】大井 一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100179914
【弁理士】
【氏名又は名称】光永 和宏
(72)【発明者】
【氏名】代田 信吾
【審査官】 中尾 麗
(56)【参考文献】
【文献】 実開平05−023195(JP,U)
【文献】 特開平10−213438(JP,A)
【文献】 特開2010−014141(JP,A)
【文献】 特開昭57−033183(JP,A)
【文献】 実公昭40−002527(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16D 49/00−71/04
F16M 11/00−11/42 F16B 1/02
G03B 17/56
G12B 9/08
G01C 19/00−19/72
H04N 5/222
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定基台(10)上に設けられ鉛直方向(12)の第1軸(AZ)の回りに第1モータ(11)を介して回転自在に設けられた本体(13)と、前記本体(13)に設けられた一対の支持体(14,15)と、前記各支持体(14,15)間に第2モータ(17)と第2軸(EL)を介して水平方向である第2軸(EL)の回りに回転自在に設けられた回動体(16)と、前記第2軸(EL)の近傍に設けられたブレーキディスク(1)と、前記回動体(16)の側部側に設けられ電磁手段(20)により出没自在に設けられたブレーキパッド(7)と、前記回動体(16)の前面(16A)に設けられた撮像体(19)と、を備え、
前記ブレーキディスク(1)に前記ブレーキパッド(7)が付勢されて接することにより、前記回動体(16)の回動を停止させるようにした空間安定装置のジンバルブレーキ機構において、
前記ブレーキディスク(1)は所定の半径(R1)からなるリング(21)の一部をなす円弧型をなし、前記ブレーキパッド(7)が接する前記ブレーキディスク(1)のディスク表面(1a)の中央部(1A)は前記半径(R1)と同一の半径よりなる面で形成され、前記中央部(1A)の両端は前記半径(R1)より徐々に大なる半径となる第1、第2カム面(1b,1c)が形成され、ブレーキパッド(7)がディスク表面(1a)に接した状態では、前記ブレーキパッド(7)は前記各カム面(1b,1c)を乗り越えられないように構成されていることを特徴とする空間安定装置のジンバルブレーキ機構。
【請求項2】
前記電磁手段(20)は、ソレノイドからなることを特徴とする請求項1記載の空間安定装置のジンバルブレーキ機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空間安定装置のジンバルブレーキ機構に関し、特に、ブレーキパッドが接するブレーキディスクのディスク表面の両端に徐々に半径が大となる一対のカム面を形成し、ブレーキ作動中における振動や動揺発生時における回動体の過度の回動を抑えるための新規な改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、用いられいたこの種のブレーキ装置としては、例えば、特許文献1に示される構成を図4及び図5に示すことができる。
すなわち、このブレーキ装置は図4に示すようにブレーキドラム1と、ブレーキドラム1の径方向外側に対向するように配置され、図中の矢印a−b方向に開閉可能とされた1対のブレーキアーム3と、それぞれのブレーキアーム3にブレーキシュー5を介して取り付けられたライニング7を備え、ブレーキアーム3を図1の矢印a方向に閉じるとライニング7がブレーキドラム1に押し付けられて接触し、同ドラム1の回転が摩擦力によって制動され、ブレーキアーム3を矢印b方向に開くとライニング7がブレーキドラム1から離れて制動が解除されるようにしたものである。
【0003】
前記ブレーキドラム1は、例えば、直径260mmの鋳鉄製の円盤であり、図5に示すように外縁部に凸形接触部9が形成されている。この凸形接触部9は図5に示すように中心線Xを中心として、当該ブレーキドラム1の径方向外側に向けて40°の傾斜で次第に近接するテーパ状の2つの接触面12によって形成されている。なお、前記ブレーキドラム1の直径は一例である。
【0004】
前記ライニング7は図6に示すように略ブロック状であり、その内側に前記ブレーキドラム1の凸形接触部9にその外側から嵌合可能な凹型接触部14が形成されている。この凹形接触部14は図6に示すように中心線Xを中心として前記凸形接触部9の接触面12と同一角度で同接触面12とは逆向きに傾斜する逆テーパ状の2つの接触面16によって形成され、ブレーキドラム1の凸形接触部9に凹形接触部14を嵌合すると、接触面12,12と接触面16,16が接触し、その摩擦力によってブレーキドラム1の回転が制動されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−337407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のブレーキ装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、ブレーキドラムの外周を凸形接触部とし、ライニングの接触面を凹形接触部として、互いに摺動接触させてブレーキドラムの回転を制動しているため、例えば、制動中に前記ブレーキドラムに接続された質量体が、外部からの衝撃等による力によって振動等を起こした場合、この振動等による力がブレーキ力を上回った時にはブレーキドラムが回転し、前記質量体である、例えば、カメラ等がこの振動等によって損傷するようなことがあった。
すなわち、ブレーキドラムの外周は同一半径のリングであるため、前述のように、外部から印加された力がブレーキドラムを保持する力を超えた時にブレーキドラムが回転することになっていた。
前述のブレーキドラムの回転を所定の回転範囲で限定しようとすると、メカニカルストッパを設ける方法があるが、このメカニカルストッパを設けると、前述のブレーキドラムが回転する際に前記質量体がこのメカニカルストッパに衝突し、質量体(例えば、カメラ等)の損傷が発生することになっていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による空間安定装置のジンバルブレーキ機構は、固定基台上に設けられ鉛直方向の第1軸の回りに第1モータを介して回転自在に設けられた本体と、前記本体に設けられた一対の支持体と、前記各支持体間に第2モータと第2軸を介して水平方向である第2軸の回りに回転自在に設けられた回動体と、前記第2軸の近傍に設けられたブレーキディスクと、前記回動体の側部側に設けられ電磁手段により出没自在に設けられたブレーキパッドと、前記回動体の前面に設けられた撮像体と、を備え、前記ブレーキディスクに前記ブレーキパッドが付勢されて接することにより、前記回動体の回動を停止させるようにした空間安定装置のジンバルブレーキ機構において、前記ブレーキディスクは所定の半径からなるリングの一部をなす円弧型をなし、前記ブレーキパッドが接する前記ブレーキディスクのディスク表面の中央部は前記半径と同一の半径よりなる面で形成され、前記中央部の両端は前記半径より徐々に大なる半径となる第1、第2カム面が形成され、ブレーキパッドがディスク表面に接した状態では、前記ブレーキパッドは前記各カム面を乗り越えられないようにした構成であり、また、前記電磁手段は、ソレノイドからなる構成である。
【発明の効果】
【0008】
本発明による空間安定装置のジンバルブレーキ機構は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、前述の構成により、ブレーキディスクのディスク表面の両端は、ディスク表面の半径よりも徐々に大なる半径となるカム面が形成されているため、ブレーキ力を超えた揺れ等の外部からの力が加わると、ブレーキパッドがディスク表面を摺動して、何れかのカム面に上がろうとするが、このカム面の半径は、ディスク表面の半径から徐々に大なる半径状態に構成されているため、ブレーキパッドが各カム面を乗り超えることはなく、各カム面がストッパの作用をなし、撮像体等が搭載された回動体の不要な回動を防止し、回動体の撮像体等の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明による空間安定装置のジンバルブレーキ機構を示すための外側ケースを除去した状態を示す斜視図である。
図2図1の要部を示す拡大図である。
図3図1のブレーキディスクを示す拡大図である。
図4】従来のブレーキ装置の構成を示す正面図である。
図5図4のブレーキドラムを示す部分拡大図である。
図6図4のライニングを示す部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、ブレーキパッドが接するブレーキディスクのディスク表面の両端に徐々に半径が大となる一対のカム面を形成し、振動や動揺発生時における回動体の過度の回動を抑えるようにした空間安定装置のジンバルブレーキ機構を提供することを目的とする。
【実施例】
【0011】
以下、図面と共に本発明による空間安定装置のジンバルブレーキ機構の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号10で示されるものは、第1モータ11等を内蔵している固定基台であり、前記固定基台10上には前記第1モータ11によって鉛直方向12に沿う第1軸AZを介して本体13がその回りに回転自在に設けられている。
尚、前記第1軸AZは、前記第1モータ11の回転軸11aと一致している。
【0012】
前記本体13は、前記本体13の下部に互いに180度対向して配設された一対の板状をなす第1、第2支持体14,15を有しており、前記各支持体14,15は互いに離間して鉛直方向に植接して設けられている。
【0013】
前記各支持体14,15間には、前記第1軸AZとは90度異なる水平方向である第2軸ELの回りを回転するように構成された回動体16が回動自在に配設されている。
前記回動体16の一方の側部16aには、前記第1軸AZとは直交する第2軸ELが設けられ、この第2軸ELによって前記回動体16の一方の側部16aが前後方向に回動自在に軸支されている。
【0014】
すなわち、前記第2軸ELは前記第1支持体14に対して図示しない軸受を介して回動自在となるように設けられ、前記一方の側部16aはこの第2軸ELに接続されている。また、前記第2軸ELの外周側に位置すると共に円弧型をなすブレーキディスク1が第1支持体14に固定して設けられている。
【0015】
前記回動体16の他方の側部16bは、第2モータ17を介して前述と同様に前後方向に回動自在に設けられ、前記第2モータ17は第2支持体15に固定されている。
従って、前記第2モータ17を駆動させることによって、前記回動体16は前記各支持体14,15間で前後方向に沿って回動し、前記ブレーキディスク1は、常時、前記第1支持体14側に固定して支持されている。
【0016】
前記回動体16の前面16Aには、前記回動体16の一方の側部16aから他方側部16b迄の幅Wにわたって保持板18が取り付けられており、前記保持板18上には、テレビカメラ、赤外線カメラ等からなる撮像体19及びソレノイド等の電磁手段20とブレーキパッド7が設けられている。
【0017】
前記電磁手段20に設けられたブレーキパッド7は、この電磁手段20をオン・オフすることによって前記ブレーキパッド7は前記ブレーキディスク1のディスク表面1aに対して接触又は離間することができるように構成されている。
【0018】
前記電磁手段20は、例えば、周知のソレノイドを用いた場合は、ソレノイドの往復移動によって前記ブレーキパッド7の出没動作が得られる構成、あるいは、前記電磁手段20内に図示しないスプリングと電磁石が内蔵されており、電磁石が励磁されている間はブレーキパッド7がブレーキディスク1のディスク表面1aから離間し、電磁石の励磁がオフの時は前記スプリングの作用によってブレーキパッド7がブレーキディスク1のディスク表面1aに付勢状態で接触してブレーキが作動した状態となる構成、等の何れかが採用されている。
【0019】
前記ブレーキディスク1は、実際には、図3で示されるように、取付孔1dを介して前述のように前記第1支持体14側に直接又は間接的に固定配置されており、かつ、軸心Pからの所定の半径R1からなるリング21の一部をなすように形成された円弧型をなし、前記ブレーキパッド7が接するディスク表面1aの所定角度範囲からなる中央部1Aは、前記半径R1と同一半径よりなり、この中央部1Aの両端(すなわち、この両端を超える部に相当)には、前記半径R1より徐々に大なる半径となる第1、第2カム面1b,1cが形成されている。尚、前記ブレーキパッド7の形状は、前記軸心Pからの半径R1に沿う内面7aを有する円弧型より構成されている。
【0020】
次に、以上のように構成された空間安定装置30を作動させる場合について説明する。
まず、通常の撮像体19による監視動作の場合、前記撮像体19でターゲットを捕捉した状態で、第1モータ11を本体13に対して水平方向に沿って左右回動させると共に、第2モータ17によって回動体16を前後方向に回動させてターゲットを追従するか、又は、各モータ11,17を介して本体13及び回動体16を回動させて撮像体19によって任意の場所の監視等を自動又は手動で行う場合、電磁手段20の差動によってブレーキパッド7はブレーキディスク1のディスク表面1aから十分に離間しているため、前記回動体16はブレーキ動作に関係なく、各カム面1b,1c上を自在に回動し、各カム面1b,1c以上にブレーキパッド7が回動体16と共に回動した場合には、図示しない一対の弾性ストッパによりその回動が制限されるように構成されている。
【0021】
また、前記空間安定装置30の動作を停止して休止させる場合には、電磁手段20を作動させて前記ブレーキパッド7が、図3のように、ブレーキディスク1のディスク表面1aに、付勢された状態で接しているため、通常の状態では回動体16の前後動作は強制的に停止状態が保持されている。
【0022】
しかしながら、前述の停止保持状態で、空間安定装置30に対して、外部からの大きい力が印加された場合、この力の衝撃によって回動体16が前後方向に強く回動しようとするが、ディスク表面1aの両端に形成された各カム面1b,1cの根元までブレーキパッド7の各端部7a,7bが到達し、さらに、印加された力が大きいと各カム面1b,1cの途中まで前記各端部7a,7bが乗り上げることもあるが、各カム面1b,1cを完全に乗り超えて前述のストッパ(図示せず)に衝突することなく、最悪の場合でも各カム面1b,1cに乗り上げた停止状態が維持される。
【0023】
尚、前述のように、前記各端部7a,7bが各カム面1b,1cに乗り上げた場合においても、ブレーキをオフとする場合には、前記電磁手段20を作動(オン又はオフ)させてブレーキパッド7をディスク表面1aから離間させてブレーキオフ状態とすることにより、ブレーキパッド7は何れかのカム面1b又は1cから離脱し、回動体16を自由回動状態とすることができる。
【0024】
従って、ブレーキオンの状態の前記空間安定装置30に対して、外部から大きい力が印加された場合でも、撮像体19を搭載した回動体16が前述のストッパに直接衝突して、損傷を受けることを防止することができる。
【0025】
前述の本発明による空間安定装置のジンバルブレーキ機構の構成の要旨は、次の通りである。
すなわち、固定基台10上に設けられ鉛直方向12の第1軸AZの回りに第1モータ11を介して回転自在に設けられた本体13と、前記本体13に設けられた一対の支持体14,15と、前記各支持体14,15間に第2モータ17と第2軸ELを介して水平方向である第2軸ELの回りに回転自在に設けられた回動体と、前記第2軸ELの近傍に設けられたブレーキディスク1と、前記回動体16の側部側に設けられ電磁手段20により出没自在に設けられたブレーキパッド7と、前記回動体16の前面16Aに設けられた撮像体19と、を備え、前記ブレーキディスク1に前記ブレーキパッド7が付勢されて接することにより、前記回動体16の回動を停止させるようにした空間安定装置のジンバルブレーキ機構において、前記ブレーキディスク1は所定の半径R1からなるリング21の一部をなす円弧型をなし、前記ブレーキパッド7が接する前記ブレーキディスク1のディスク表面1aの中央部1Aは前記半径R1と同一の半径よりなる面で形成され、前記中央部1Aの両端は前記半径R1より徐々に大なる半径となる第1、第2カム面1b,1cが形成され、ブレーキパッド7がディスク表面1aに接した状態では、前記ブレーキパッド7は前記各カム面1b,1cを乗り越えられないように構成されており、また、前記電磁手段20は、ソレノイドからなる構成である。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明による空間安定装置のジンバルブレーキ機構は、ブレーキパッドが接するブレーキディスクのディスク表面の両端に徐々に半径が大となる一対のカム面を形成し、ブレーキ作動中における振動や動揺発生時における回動体の過度の回動を抑えることにより、空間安定装置の信頼性及び耐久性を大幅に向上させることができる。
【符号の説明】
【0027】
1 ブレーキディスク
1a ディスク表面
1b,1c 第1、第2カム面
1A 中央部
R1 半径
P 軸心
W 幅
AZ 第1軸
EL 第2軸
7 ブレーキパッド
10 固定基台
11 第1モータ
11a 回転軸(第1軸AZ)
12 鉛直方向
13 本体
14 第1支持体
15 第2支持体
16 回動体
16a 一方の側部
16b 他方の側部
16A 前面
17 第2モータ
18 保持板
19 撮像体
20 電磁手段
21 リング
図1
図2
図3
図4
図5
図6