(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
色合いの変化を規定する予め定められている基準に従って当該変化の過程にある色合いが割り当てられるとともに、前記基準が規定する色合いの変化の順に並べられ、照明装置の光源の色合いを設定する操作をそれぞれ受け付ける複数の調色操作部と、前記調色操作部を識別する操作識別情報と前記照明装置の光源の色合いを識別する色合い識別情報とが互いに対応付けられて記録された色合い情報記憶部と、前記複数の調色操作部それぞれに対応する位置に設けられ、対応する前記調色操作部が操作されることにより、前記光源の色合いが選択されたことを表す情報をそれぞれ出力する複数の出力部と、前記操作識別情報と前記出力部を識別する出力識別情報とが互いに対応付けられて記録された出力情報記憶部とを用いて、
前記複数の調色操作部のうちの前記操作を受け付けた調色操作部に割り当てられた前記操作識別情報を、前記操作を受け付けた調色操作部から受け取り、受け取った前記操作識別情報に対応付けられた前記色合い識別情報を前記色合い情報記憶部から読み出す色合い情報読み出しステップと、
前記色合い情報読み出しステップで読み出した前記色合い識別情報を含む信号を生成し、生成した前記色合い識別情報を含む信号を前記照明装置に送信する制御を行う送信制御ステップと、
前記色合い情報読み出しステップで受け取った前記操作識別情報に対応付けられた前記出力識別情報を前記出力情報記憶部から読み出し、読み出した前記出力識別情報により識別される前記出力部に前記光源の色合いが選択されたことを表す情報を出力させる制御を行う出力制御ステップと、を有する、
ことを特徴とする信号送信方法。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0013】
はじめに、
図1を参照して、本実施形態に係る照明システム1の構成を説明する。本システム1は、リモコン装置10と、照明装置20とを備える。リモコン装置10は、照明用のリモコン装置である。一方、照明装置20は、家屋等に設置される照明用機器である。
【0014】
リモコン装置10は、照明装置20の光源の色合いまたは明るさを設定する操作がされたときに、照明装置20の光源の色合いまたは明るさを制御する信号(赤外線信号)を生成し、生成した信号を照明装置20に送信する。一方、照明装置20は、リモコン装置10から送信された信号を受信し、受信した信号を基に光源の色合い及び明るさを制御する。
【0015】
図2を参照して、
図1に示したリモコン装置10の構成を説明する。リモコン装置10は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、送信部15とを備える。
【0016】
制御部11は、リモコン装置10全体を制御する。制御部11は、物理的には、例えば、CPU(Central Processing Unit)、CPUのメインメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)、タイマ等によって構成される。なお、制御部11は、一部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用回路によって構成されてもよい。
【0017】
また、制御部11は、機能的には、色合い情報読み出し部11aと、出力制御部11bと、送信制御部11cとを備える。色合い情報読み出し部11aと、出力制御部11bと、送信制御部11cとは、制御部11の一部を構成するCPUがプログラム記憶部12aに記録された「信号送信プログラム」を実行することにより機能し、後述の信号送信処理を行う。
【0018】
記憶部12は、制御部11が各種処理を行うために使用する各種プログラム及びデータ、制御部11が各種処理を行うことにより取得された各種データを記憶する。記憶部12は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリによって構成される。
【0019】
記憶部12は、上記プログラム記憶部12aと、色合い情報記憶部12bと、出力情報記憶部12cと、明るさ情報記憶部12dと、光源情報記憶部12とを備える。
【0020】
プログラム記憶部12aには、コンピュータの実行によって、色合い情報読み出し部11a、出力制御部11b、送信制御部11cを機能させる信号送信プログラムが記録されている。信号送信プログラムは、リモコン装置10の電源がオンになったときにCPU(制御部11の一部)によって記憶部12から読み出され、電源がオンになった時点から電源がオフになるまで実行される。
【0021】
色合い情報記憶部12bには、色合い情報が記録されている。色合い情報は、
図3に示すように、照明装置20の光源の色合いを設定する操作を受け付ける調色操作部13aを識別する情報である調色操作IDと、照明装置20の光源の色合いを識別する情報である色合いIDとが互いに対応付けられた情報である。
【0022】
出力情報記憶部12cには、出力情報が記録されている。出力情報は、
図4に示すように、調色操作部13aを識別する情報である調色操作IDと、出力部14aを識別する情報である出力IDとが互いに対応付けられた情報である。
【0023】
明るさ情報記憶部12dには、明るさ情報が記録されている。明るさ情報は、
図5に示すように、照明装置20の光源の明るさの度合いを数値で表した明るさレベルと、その明るさレベルを識別する情報である明るさIDとが互いに対応付けられた情報である。明るさレベルは、照明装置20の光源の明るさの変更可能な範囲を一定の比率で分割したものをそれぞれ割り当てた数値である。例えば、光源の明るさが10%以下〜100%の範囲で変更可能な場合にその範囲を10%毎に分割したとき、レベル1からレベル10までの10個の明るさレベル情報が得られる。この場合、明るさ情報記憶部12dには、10個の明るさレベル情報をそれぞれ識別する10個の明るさIDと互いに対応付けられて記録される。
【0024】
光源情報記憶部12dには、光源情報が記録されている。光源情報は、
図6に示すように、照明装置20の光源の色合いを識別する色合いIDと光源の明るさを識別する明るさIDとを有する情報である。光源情報記憶部12dは、現在設定されている照明装置20の照明条件が記録されている。
【0025】
操作部13は、ユーザからの各種操作を受け付ける。操作部13は、受け付けた各種操作にそれぞれ対応する操作信号を制御部11(色合い情報読み出し部11aを含む)に供給する。操作部13は、例えば、複数の操作ボタンを含むユーザインタフェース装置によって構成される。
【0026】
また、操作部13は、リモコン装置10の正面部に、調色操作部13aと調光操作部13bとを備える。調色操作部13aは、複数備えられており、それぞれ照明装置20の光源の色合いを設定する操作を受け付ける。複数の調色操作部13aには、例えば、
図1に示すように、リラックスキー、ナチュラルキー、アクティブキー、常夜灯キーがある。ユーザによって、これらのキーが押し下げられることによって、それぞれのキーに割り当てられた調色操作IDが色合い情報読み出し部11aに供給される。また、これらのキーには、光源の色合いに対応するシーンを特定する情報が表示されている。例えば、リラックスキーは、光源の色合いを電球色(暖色)に設定する操作を受け付けるキーであり、このキーに表示されている「リラックス」というシーンを特定する情報(文字列)をもとに、ユーザは、就寝前のくつろぎ時等に、このキーを選択する。また、アクティブキーは、光源の色合いを昼光色(寒色)に設定する操作を受け付けるキーであり、このキーに表示されている「アクティブ」というシーンを特定する情報(文字列)をもとに、ユーザは、朝の目覚めの時等に、このキーを選択する。さらに、ナチュラルキーは、光源の色合いを中間色(寒色と暖色の中間の色)に設定する操作を受け付けるキーであり、このキーに表示されている「ナチュラル」というシーンを特定する情報(文字列)をもとに、ユーザは、家族団らんの時等に、このキーを選択する。リラックスキー、ナチュラルキー、アクティブキーは、暖色(視覚から暖かい印象を与える色)から寒色(視覚から寒い印象を与える色)にその色合いが変化していく順番に並べられて設けられている。これにより、色合いの選択を行う操作の操作性の向上を図っている。また、常夜灯キーは、光源の色合いを最寒色(青色)に設定する操作を受け付けるキーであり、このキーに表示されている「常夜灯」というシーンを特定する情報(文字列)をもとに、ユーザは、夜間、光源の色合いを最寒色(青色)にして点灯する時等に、このキーを選択する。
【0027】
調光操作部13bは、照明装置20の光源の明るさを設定する操作を受け付ける。
図1に示すように、調光操作部13bは、光源の明るさを明るくする操作を受け付ける上方向キーと、光源の明るさを暗くする操作を受け付ける下方向キーとによって構成される。ユーザによって、これらのキーが押し下げられることによって、それぞれのキーに割り当てられた、明るさを一定の方向に段階的に変化させる情報が送信制御部11cに供給される。例えば、上方向キーが押し下げされたときは、その押し下げに従って、光源の明るさのレベルを1段階上げる情報(1加算する)が送信制御部11cに供給される。一方、下方向キーが押し下げされたときは、その押し下げに従って、光源の明るさのレベルを1段階下げる情報(1減算する)が送信制御部11cに供給される。
【0028】
その他、操作部13は、
図1に示すように、照明装置20の光源の点灯・消灯を切り替える操作を受け付ける中央キーを備える。中央キーが押し下げられることによって、このキーに割り当てられた機能(点灯・消灯)を識別する情報が制御部11に供給され、制御部11の制御のもと、照明装置20の光源の点灯・消灯を切り換える制御信号が送信される。また、操作部13は、設定された時間に自動的に点灯・消灯を行う(留守機能を選択する)操作を受け付ける左方向キーと、設定された時間が経過した後に自動的に消灯を行う(おやすみ機能を選択する)操作を受け付ける右方向キーとを備える。これらのキーが押し下げられることによって、それぞれのキーに割り当てられた機能を識別する情報が制御部11に供給され、制御部11の制御のもと、これらの機能が利用可能となる。その他、例えば、リモコン装置10の側面部には、時刻の設定を行う(時刻設定機能を選択する)操作を受け付けるキーや、チャンネル(CH)の設定を行う(CH設定機能を選択する)操作を受け付けるキーが備えられている。これらのキーが押し下げられることによって、それぞれのキーに割り当てられた機能を識別する情報が制御部11に供給され、制御部11の制御のもと、これらの機能が利用可能となる。
【0029】
表示部14は、制御部11(出力制御部11bを含む)の制御のもと、制御部11から供給される各種画像データ等に基づいて各種画像を画面に表示する。表示部14は、例えば、液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装置等によって構成される。
【0030】
また、表示部14は、複数の出力部14aを備える。複数の出力部14aは、複数の調色操作部13a(リラックスキー、アクティブキー、ナチュラルキー、及び常夜灯キー)のそれぞれに対応する位置に設けられる。調色操作部13aが操作される(押し下げされる)ことにより、その調色操作部13aに対応する位置に設けられた出力部14aは、出力制御部11bの制御のもと点灯等して、光源の色合いが選択されたことを表す情報を出力する。なお、出力部14は、LED光源とLED光源駆動回路等によって構成される。
【0031】
なお、操作部13(調色操作部13a、調光操作部13bを含む)と表示部14(出力部14aを含む)とは、タッチパネルによって構成されても良い。タッチパネルは、所定の操作を受け付ける画面を表示すると共に、画面にユーザが接触した位置に対応する操作信号を制御部11に供給する。
【0032】
送信部15は、制御部11(送信制御部11dを含む)の制御のもと、制御部11から供給される色合いIDまたは明るさIDを含む制御信号(赤外線信号)を生成し、生成した制御信号を照明装置20に送信する。送信部15は、色合いIDまたは明るさIDを含むフレーム時間が108msの通信フレーム(ベースバンド信号)を生成するベースバンド処理部、ベースバンド処理部によって生成された通信フレームを用いて所定の変調方式に従って赤外線変調を行う変調処理部、変調処理部によって赤外線変調された送信用の赤外線信号(制御信号)を送信する赤外線送信部によって構成される。
【0033】
次に、
図7を参照して、
図1に示した照明装置20の構成を説明する。照明装置20は、制御部21と、記憶部22と、光源駆動部23と、光源24と、受信部25とを備える。
【0034】
制御部21は、照明装置20全体を制御する。制御部21は、物理的には、例えば、CPU、RAM、タイマ等によって構成される。なお、制御部21は、一部がASIC等の専用回路によって構成されてもよい。
【0035】
また、制御部21は、機能的には、光源制御部21aを備える。光源制御部21aは、制御部21の一部を構成するCPUがプログラム記憶部22aに記録された「光源制御プログラム」を実行することにより機能し、後述の光源制御処理を行う。
【0036】
記憶部22は、制御部21が各種処理を行うために使用する各種プログラム及びデータ、制御部21が各種処理を行うことにより取得された各種データを記憶する。記憶部22は、例えば、ROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリによって構成される。
【0037】
記憶部22は、上記プログラム記憶部22aと、色合い制御情報記憶部22bと、明るさ制御情報記憶部22cとを備える。
【0038】
プログラム記憶部22aには、コンピュータの実行によって、光源制御部21aを機能させる光源制御プログラムが記録されている。光源制御プログラムは、照明装置20の電源がオンになったときにCPU(制御部21の一部)によって記憶部22から読み出され、電源がオンになった時点から電源がオフになるまで実行される。
【0039】
色合い制御情報記憶部22bには、色合い制御情報が記録されている。色合い制御情報は、
図8に示すように、照明装置20の光源の色合いを識別する情報である色合いIDと光源の色合いを制御する値である色合い制御値とが互いに対応付けられた情報である。光源制御部21aは、リモコン装置10から送信された制御信号(赤外線信号)に色合いIDが含まれていた場合に、その色合いIDに対応付けられた色合い制御値を色合い制御情報記憶部22bから読み出す。光源制御部21aは、読み出した色合い制御値に基づいて、光源駆動部23を駆動させる制御信号を生成し、生成した制御信号を光源駆動部23に供給する。
【0040】
明るさ制御情報記憶部22cには、明るさ制御情報が記録されている。明るさ制御情報は、
図9に示すように、照明装置20の光源の明るさを識別する情報である明るさIDと光源の明るさを制御する値である明るさ制御値とが互いに対応付けられた情報である。光源制御部21aは、リモコン装置10から送信された制御信号(赤外線信号)に明るさIDが含まれていた場合に、その明るさIDに対応付けられた明るさ制御値を明るさ制御情報記憶部22bから読み出す。光源制御部21aは、読み出した明るさ制御値に基づいて、光源駆動部23を駆動させる制御信号を生成し、生成した制御信号を光源駆動部23に供給する。
【0041】
光源駆動部23は、光源制御部21aの制御のもと、光源制御部21aから供給される制御信号に基づいて光源24を駆動させる。光源駆動部23は、調光・調色の方式がPWM方式の場合、インバータ回路によって構成され、調光・調色の方式が位相制御方式の場合、スイッチ回路によって構成される。
【0042】
光源24は、光源駆動部23によって駆動される。光源24はLED(Light Emitting Diode)電球等によって構成される。なお、光源24の色合いは、電球内に搭載された2色(電球色相当/昼白色相当)のLEDチップを用いて、お互いの発光バランスを制御することにより光源の色合いを所定の色合いに調節する。
【0043】
受信部25は、制御部21(光源制御部21aを含む)の制御のもと、リモコン装置10から送信された制御信号(赤外線信号)を受信する。受信部25は、受信した制御信号に含まれる情報(色合いID,明るさID等)を抽出し、抽出した情報を光源制御部21aに供給する。受信部25は、例えば、赤外線信号を受信して増幅する赤外線受信部、赤外線受信部によって増幅された信号をリモコン装置10で用いられた変調方式に従って復調を行う復調処理部、復調処理部によって復調された信号から通信フレームを抽出し、抽出した通信フレームのデータ部に含まれている情報(色合いID,明るさID等)を光源制御部21aに供給するベースバンド処理部によって構成される。
【0044】
次に、
図2に示したリモコン装置10が実行する信号送信処理を、
図10を参照して説明する。
【0045】
リモコン装置10の制御部11(CPU)は、リモコン装置10の電源がオンになったときに、プログラム記憶部12aに記録された「信号送信プログラム」を読み出して実行する。これにより、色合い情報読み出し部11a、出力制御部11b、及び送信制御部11cは、それぞれ以下の処理を行う。
【0046】
最初に、出力制御部11bは、光源情報記憶部12eに記録された光源情報(明るさレベル情報)を光源情報記憶部12eから読み出す(ステップS11)。このときに読み出される光源情報は、リモコン装置10の電源がオフになる前に光源情報記憶部12eに記録された光源情報である。
【0047】
出力制御部11bは、読み出した光源情報を基に、電源がオフになる前に操作された出力部14aに照明装置20の光源の色合いを表す情報を出力し、表示部14に照明装置20の光源の明るさを表す情報を出力する(ステップS12)。
【0048】
具体的には、出力制御部11bは、光源情報が有する色合いIDを抽出し、抽出した色合いIDに対応付けられた調色操作IDを色合い情報記憶部12bから読み出す。出力制御部11bは、読み出した調色操作IDに対応付けられた出力IDを出力情報記憶部12cから読み出す。出力制御部11bは、複数の出力部14aのうち、読み出した出力IDにより識別される出力部14aを点灯させる。例えば、リモコン装置10の電源がオフになる前に、
図1に示すナチュラルキー(調色操作ID(調色操作2))が選択されていた場合、光源情報記憶部12eから抽出される色合いID(色合い2)を基に、出力ID(出力2)を出力情報記憶部12bから読み出し、読み出した出力ID(出力2)により識別される、ナチュラルキーに対応する位置に設けられた出力部14aが点灯する。これにより、ユーザは、照明装置20の現在(オフになる前)の光源の色合いが中間色(寒色と暖色の中間の色)に設定されていることを確認できる。
【0049】
また、出力制御部11bは、読み出した光源情報が有する明るさIDを抽出し、抽出した明るさIDに対応付けられた明るさレベルを明るさ情報記憶部12dから読み出す。出力制御部11bは、読み出した明るさレベルを基に照明装置20の現在(オフになる前)の光源の明るさを表す情報を表示部14の画面に表示する。例えば、リモコン装置10の電源がオフになる前に、調光操作部13bの上方向キーの操作によって明るさレベルが「レベル3(31−40%)」に設定されていた場合、光源情報記憶部12eから抽出される明るさID(明るさ3)を基に、
図1に示すように、「明るさレベル3」を表す情報を画面に表示する。これにより、ユーザは、照明装置20の現在(オフになる前)の光源の明るさがレベル3に設定されていることを確認できる。
【0050】
その後、色合い情報読み出し部11aは、複数の調色操作部13a(リラックスキー、アクティブキー、ナチュラルキー、常夜灯キー)の何れかが操作を受け付けたか(押し下げられたか)否かを判別する(ステップS13)。複数の調色操作部13a(リラックスキー、アクティブキー、ナチュラルキー、常夜灯キー)の何れかが操作を受け付けたと判別した場合は(ステップS13;YES)、色合い情報読み出し部11aはステップS15に進んで後述の調色処理を行う。一方、複数の調色操作部13aの何れも操作を受け付けていないと判別した場合は(ステップS13;NO)、色合い情報読み出し部11aはステップS14に進む。
【0051】
ステップS14では、送信制御部11cは、調光操作部13b(上方向キー、下方向キーの何れか)が操作を受け付けたか(押し下げられたか)否かを判別する。調光操作部13bが操作を受け付けたと判別した場合は(ステップS14;YES)、送信制御部11cはステップS16に進んで後述の調光処理を行う。一方、調光操作部13bが操作を受け付けていないと判別した場合は(ステップS13;NO)、送信制御部11cは、ステップS13に戻る。つまり、リモコン装置10の電源をオンにして、電源オフ前の照明装置20の光源の色合い及び明るさを表す情報(現在設定されている照明条件)を出力した後は、調色操作部13a、調光操作部13bの何れかの操作が行われるまで(ステップS13;YES/ステップS14;YES)、リモコン装置10は待機状態となる。
【0052】
次に、
図10のステップS15において、複数の調色操作部13a(リラックスキー、アクティブキー、ナチュラルキー、常夜灯キー)の何れかが操作を受け付けたと判別した場合に行われる調色処理を、
図11を参照して説明する。
【0053】
色合い情報読み出し部11aは、操作を受け付けた調色操作部13a(例えば、リラックスキー)に割り当てられた調色操作ID(例えば調色操作1)を、操作を受け付けた調色操作部13aから受け取る(ステップS151)。色合い情報読み出し部11aは、受け取った調色操作ID(調色操作1)に対応付けられた色合いID(色合い1)を色合い情報記憶部12bから読み出す(ステップS152)。
【0054】
また、出力制御部11bは、色合い情報読み出し部11aが受け取った調色操作ID(調色操作1)に対応付けられた出力ID(出力1)を出力情報記憶部12cから読み出す。出力制御部11bは、複数の出力部14aのうち、読み出した出力IDにより識別される出力部14aを点灯させる。
図1に示すリラックスキー(調色操作ID(調色操作1))が操作を受け付けた場合、出力制御部11bは、色合い情報読み出し部11aがリラックスキーから受け取った調色操作ID(調色操作1)に対応付けられた出力ID(出力1)を出力情報記憶部12bから読み出し、読み出した出力ID(出力1)により識別される、リラックスキーに対応する位置に設けられた出力部14aを点灯する。これにより、ユーザは、照明装置20の現在(オフになる前)の光源の色合いが昼光色(寒色)に設定されたことを確認できる。
【0055】
送信制御部11cは、色合い情報読み出し部11aが読み出した色合いID(色合い1)を含む制御信号を生成する(ステップ153)。送信制御部11cは、生成した制御信号を、送信部15を用いて照明装置20に送信する制御を行う(ステップS154)。このように、ユーザは、複数の調色操作部13の中から設定したい光源の色合いに対応する調色操作部13を選択する操作を行うことにより、光源の色合いの設定を容易に行うことができる。
【0056】
また、送信制御部11cは、制御信号に含ませた色合いID(色合い1)を新たな色合いIDとして光源情報記憶部12eに記録された色合いIDを更新記録する(ステップS155)。
【0057】
その後、送信制御部11cは、ステップS13に戻り、調色操作部13a、調光操作部13bの何れかが操作されるまで(ステップS13;YES/ステップS14;YES)、リモコン装置10は待機状態となる。
【0058】
次に、
図10のステップS16において、調光操作部13b(上方向キー、下方向キーの何れか)が操作を受け付けたと判別した場合に行われる調光処理を、
図12を参照して説明する。
【0059】
送信制御部11cは、操作を受け付けた調光操作部13b(例えば、上方向キー)に割り当てられた、光源の明るさを一定の方向に段階的に変化させる情報(1加算する情報)を、選択された調色操作部13aから受け取る(ステップS161)。送信制御部11cは、受け取った情報に従って、現在の明るさ(レベル3)を変化させ(レベル4にする)、変化させた明るさに対応付けられた明るさID(明るさ4)を、明るさ情報記憶部12dから読み出す(ステップS162)。
【0060】
送信制御部11cは、読み出した明るさID(明るさ4)を含む制御信号を生成する(ステップ164)。送信制御部11cは、生成した制御信号を、送信部15を用いて照明装置20に送信する制御を行う(ステップS164)。このように、ユーザは、照明装置20の光源の明るさを一定の方向に変化させる操作を受け付ける操作部13bを用いて、照明装置20の光源の明るさを変更させることにより、光源の明るさの設定を容易に行うことができる。
【0061】
また、送信制御部11cは、制御信号に含ませた明るさID(明るさ4)を新たな明るさIDとして光源情報記憶部12eに記録された明るさIDを更新記録する(ステップS165)。
【0062】
その後、送信制御部11cは、ステップS13に戻り、調色操作部13a、調光操作部13bの何れかが操作されるまで(ステップS13;YES/ステップS14;YES)、リモコン装置10は待機状態となる。
【0063】
次に、
図7に示した照明装置20が実行する光源制御処理を、
図13を参照して説明する。
【0064】
照明装置20の制御部21(CPU)は、照明装置20の電源がオンになったときに、その電源がオフになる前の点灯状態で光源24を点灯させる。また。このとき、制御部21は、プログラム記憶部22aに記録された「光源制御プログラム」を読み出して実行する。
【0065】
光源制御部21aは、リモコン装置10から制御信号を受信するまで待機状態を維持し(ステップS21;NO)、リモコン装置10から制御信号を受信したと判別した場合は(ステップS21;YES)、ステップS22に進む。
【0066】
ステップS22では、光源制御部21aは、受信した制御信号に色合いIDが含まれているか否かを判別し、含まれていると判別した場合は(ステップS22;YES)、その色合いIDに対応付けられた色合い制御値を色合い制御情報記憶部22bから読み出す(ステップS23)。光源制御部21aは、読み出した色合い制御値を用いて制御信号を生成し、これを用いて光源駆動部23を駆動させることにより、光源24の色合いを調節する制御を行う。
【0067】
例えば、
図1に示すリモコン装置10において、リラックスキー(複数の調色操作部13aのうちの1つ)が操作されたとき、そのリラックスキーを識別する調色操作ID(調色操作1)に対応する色合いID(色合い1)を含む制御信号が生成され、照明装置20に送信される。光源制御部21aは、受信した制御信号に含まれる色合いID(色合い1)に対応付けられた色合い制御値(色合い制御値1)を基に制御信号を生成し、これを用いて、光源駆動部23を介して光源24を制御することにより、光源24の色合いを、電球色(リラックスキーに対応する光源の色合い)に調節する。
【0068】
その後、光源制御部21aは、ステップS21に戻り、次の制御信号をリモコン装置10から受信するまで待機状態を維持する。
【0069】
一方、ステップS22において、光源制御部21aは、受信した制御信号に色合いIDが含まれていないと判別した場合は(ステップS22;NO)、その明るさIDを含んでいるか否かを判別する(ステップS25)。光源制御部21aは、受信した制御信号に明るさIDが含まれていると判別した場合は(ステップS25;YES)、その明るさIDに対応付けられた明るさ制御値を明るさ制御情報記憶部22cから読み出す(ステップS26)。光源制御部21aは、読み出した明るさ制御値を用いて制御信号を生成し、これを用いて光源駆動部23を駆動させることにより、光源24の明るさを調節する制御を行う。
【0070】
例えば、照明装置20の光源の明るさが明るさレベル(レベル3)に設定されている場合において、
図1に示すリモコン装置10において、上方向キー(調光操作部13bに含まれるキー)が操作されたとき、その上方向キーに対応する現在の明るさのレベルの値を1加算させる情報を基に変化させた、明るさレベル(レベル4)に対応する明るさID(明るさ4)を含む制御信号が生成され、生成された制御信号が照明装置20に送信される。光源制御部21aは、リモコン装置10から送信された制御信号を受信し、受信した制御信号に含まれる明るさID(明るさ4)に対応付けられた色合い制御値(色合い制御値4)を基に制御信号を生成し、これを用いて、光源駆動部23を介して光源24を制御することにより、光源24の明るさを明るさレベル4に対応する明るさ(41−50%)に調節する。
【0071】
その後、光源制御部21aは、ステップS21に戻り、次の制御信号をリモコン装置10から受信するまで待機状態を維持する。
【0072】
なお、ステップS25において、光源制御部21aは、受信した制御信号に明るさIDが含まれていないと判別した場合は(ステップS25;NO)、その制御信号に含まれた情報は、光源制御処理に用いられる情報ではないと判別し、上記と同様、ステップS21に戻り、次の赤外線信号をリモコン装置10から受信するまで待機状態を維持する。
【0073】
以上説明したように、本実施形態に係るリモコン装置10によれば、複数の調色操作部13の中から設定したい光源の色合いに対応する調色操作部13を選択することによって、照明装置20の光源の色合いの設定を容易に行うことができる。また、照明装置20の光源の明るさを一定の方向に変化させる操作を受け付ける調光操作部13bを用いて、照明装置20の光源の明るさを一定の方向に変化させることによって、光源の明るさの設定を容易に行うことができる。これにより、照明装置の照明条件の設定を、ユーザにとって簡単な操作で、かつ、比較的に時間をかけずに行うことができる。
【0074】
なお、リモコン装置10の調光操作部13について、上記実施形態においては、光源の明るさを段階的に変化させる段階調光操作を受け付けるものとして説明したが、一定時間連続的に押し下げを行うことにより、光源の明るさを連続的に変化させる連続調光操作受け付けることもできる。つまり、調光操作部13を操作する時間に従って(連続的または単発的な押し下げに従って)、光源の明るさを変化させる信号の生成及び送信の形態や、表示部14の画面に表示される、照明装置20の光源の明るさを表す情報の表示形態等は、適宜に変更できる。
【0075】
なお、上記実施形態では、リモコン装置10を照明用のリモコン装置、照明装置20を家屋等に設置される照明用機器として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係るリモコン装置は、光源の色合い及び明るさを設定できる機能を備えた装置であれば適宜にその装置と組み合わせて使用できる。例えば、他の照明装置には、デジタルテレビ受像機や携帯機器(携帯電話、PDA、ポータブルナビ、携帯ゲーム機等)のバックライトの明るさ及び色合いを調節するバックライト照明装置がある。この場合、本発明に係るリモコン装置は、バックライト照明用のリモコン装置としても利用できる。
【0076】
なお、本発明に係るリモコン装置は、それぞれ、通常のコンピュータにより実現できる。この場合、上記の実施形態で説明した、信号送信プログラムは、コンピュータにより実行される。また、コンピュータは、信号送信プログラムに従って、それぞれ、上記の実施形態で説明した動作を行う。また、信号送信プログラムは、持ち運び可能な記録媒体等に記録されたものでもよい。持ち運び可能な記録媒体には、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)等がある。また、信号送信プログラムは、持ち運び可能な記録媒体から各種読取装置を介して、対応するリモコン装置にインストールされたものでも良い。さらに、信号送信プログラムは、インターネット等を介して、対応するリモコン装置にダウンロード及びインストールされたものでもよい。また、信号送信プログラムは、リモコン装置と通信可能なサーバ等の記憶装置に格納されたものでも良い。
【0077】
その他、本発明は、上記実施形態の説明及び図面によって限定されるものではなく、上記実施形態及び図面に適宜変更等を加えることは可能である。
【0078】
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
【0079】
(付記1)
照明装置の光源の色合いを設定する操作をそれぞれ受け付ける複数の調色操作手段と、
前記調色操作手段を識別する操作識別情報と前記照明装置の光源の色合いを識別する色合い識別情報とが互いに対応付けられて記録された色合い情報記憶手段と、
前記複数の調色操作手段のうちの前記操作を受け付けた調色操作手段に割り当てられた前記操作識別情報を、前記操作を受け付けた調色操作手段から受け取り、受け取った前記操作識別情報に対応付けられた前記色合い識別情報を前記色合い情報記憶手段から読み出す色合い情報読み出し手段と、
前記色合い情報読み出し手段が読み出した前記色合い識別情報を含む信号を生成し、生成した前記色合い識別情報を含む信号を前記照明装置に送信する制御を行う送信制御手段と、を備える、
ことを特徴とするリモコン装置。
【0080】
(付記2)
前記調色操作手段には、前記光源の色合いに対応するシーンを特定する情報が表示されている、
ことを特徴とする付記1に記載のリモコン装置。
【0081】
(付記3)
前記送信制御手段は、前記生成した信号に含ませた前記色合い識別情報を記録する、
ことを特徴とする付記1または2に記載のリモコン装置。
【0082】
(付記4)
前記複数の調色操作手段それぞれに対応する位置に設けられ、前記操作により前記光源の色合いが選択されたことを表す情報をそれぞれ出力する複数の出力手段と、
前記操作識別情報と前記出力手段を識別する出力識別情報とが互いに対応付けられて記録された出力情報記憶手段と、
前記色合い情報読み出し手段が受け取った前記操作識別情報に対応付けられた前記出力識別情報を前記出力情報記憶手段から読み出し、読み出した前記出力識別情報により識別される前記出力手段に前記光源の色合いを特定する情報を出力させる制御を行う出力制御手段と、を備える、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載のリモコン装置。
【0083】
(付記5)
前記照明装置の光源の明るさを設定する操作を受け付ける調光操作手段を備え、
前記送信制御手段は、前記調光操作手段が前記操作を受け付けたことに従って前記光源の明るさを識別する明るさ識別情報を含む信号を生成し、生成した前記明るさ識別情報を含む信号を前記照明装置に送信する制御を行う、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載のリモコン装置。
【0084】
(付記6)
前記送信制御手段は、前記生成した信号に含ませた前記明るさ識別情報を記録する、
ことを特徴とする付記5に記載のリモコン装置。
【0085】
(付記7)
照明装置の光源の色合いを設定する操作をそれぞれ受け付ける複数の調色操作部と、前記調色操作部を識別する操作識別情報と前記照明装置の光源の色合いを識別する色合い識別情報とが互いに対応付けられて記録された色合い情報記憶部とを用いて、
前記複数の調色操作部のうちの前記操作を受け付けた調色操作部に割り当てられた前記操作識別情報を、前記操作を受け付けた調色操作部から受け取り、受け取った前記操作識別情報に対応付けられた前記色合い識別情報を前記色合い情報記憶部から読み出す色合い情報読み出しステップと、
前記色合い情報読み出しステップで読み出した前記色合い識別情報を含む信号を生成し、生成した前記色合い識別情報を含む信号を前記照明装置に送信する制御を行う送信制御ステップと、を有する、
ことを特徴とする信号送信方法。
【0086】
(付記8)
コンピュータを、
照明装置の光源の色合いを設定する操作をそれぞれ受け付ける複数の調色操作手段、
前記調色操作手段を識別する操作識別情報と前記照明装置の光源の色合いを識別する色合い識別情報とが互いに対応付けられて記録された色合い情報記憶手段、
前記複数の調色操作手段のうちの前記操作を受け付けた調色操作手段に割り当てられた前記操作識別情報を、前記操作を受け付けた調色操作手段から受け取り、受け取った前記操作識別情報に対応付けられた前記色合い識別情報を前記色合い情報記憶手段から読み出す色合い情報読み出し手段、
前記色合い情報読み出し手段が読み出した前記色合い識別情報を含む信号を生成し、生成した前記色合い識別情報を含む信号を前記照明装置に送信する制御を行う送信制御手段、として機能させる、
ことを特徴とするプログラム。