特許第5936655号(P5936655)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5936655
(24)【登録日】2016年5月20日
(45)【発行日】2016年6月22日
(54)【発明の名称】乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置
(51)【国際特許分類】
   B66B 29/00 20060101AFI20160609BHJP
【FI】
   B66B29/00 B
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-165967(P2014-165967)
(22)【出願日】2014年8月18日
(65)【公開番号】特開2016-41625(P2016-41625A)
(43)【公開日】2016年3月31日
【審査請求日】2015年5月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000236056
【氏名又は名称】三菱電機ビルテクノサービス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110423
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道治
(74)【代理人】
【識別番号】100111648
【弁理士】
【氏名又は名称】梶並 順
(74)【代理人】
【識別番号】100147566
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100161171
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 潤一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100117776
【弁理士】
【氏名又は名称】武井 義一
(74)【代理人】
【識別番号】100188329
【弁理士】
【氏名又は名称】田村 義行
(74)【代理人】
【識別番号】100188514
【弁理士】
【氏名又は名称】松岡 隆裕
(74)【代理人】
【識別番号】100090011
【弁理士】
【氏名又は名称】茂泉 修司
(74)【代理人】
【識別番号】100194939
【弁理士】
【氏名又は名称】別所 公博
(72)【発明者】
【氏名】藤井 幸広
【審査官】 藤村 聖子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−124145(JP,A)
【文献】 特開2010−018419(JP,A)
【文献】 特開2003−292280(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 21/00−31/02
F16H 7/00− 7/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
二重スプロケットに巻き掛けられた無端状の2列チェーンの中の一方のチェーンが他方のチェーンよりも予め設定された寸法を超えて延びたことを検出する乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置であって、
前記二重スプロケットとの間に前記一方のチェーンおよび前記他方のチェーンが挟まれるようにして前記一方のチェーンおよび前記他方のチェーンに接触する接触部と、
前記接触部における前記一方のチェーンに接触している部分である第1接触部が前記接触部における前記他方のチェーンに接触している部分である第2接触部よりも前記二重スプロケットから前記予め設定された寸法に対応する距離である設定距離を超えて離れたことを検出する検出部と、
前記第1接触部が前記第2接触部よりも前記設定距離を超えて離れたことを前記検出部が検出した場合に、異常信号を出力する異常信号出力部と
を備えたことを特徴とする乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置。
【請求項2】
前記検出部は、前記接触部に対して固定され前記二重スプロケットから前記第1接触部までの距離と前記二重スプロケットから前記第2接触部までの距離との差に対応して回動する回動軸と、前記回動軸に設けられた軸回動検出板と、前記回動軸の回動角度に対応して前記軸回動検出板との間の距離が変化する位置に設けられ、前記軸回動検出板との間の距離を測定する距離センサとを有し、前記距離センサの測定結果を用いて、前記第1接触部が前記第2接触部よりも前記二重スプロケットから前記設定距離を超えて離れたか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置。
【請求項3】
前記検出部は、前記接触部に対して固定され前記二重スプロケットから前記第1接触部までの距離と前記二重スプロケットから前記第2接触部までの距離との差に対応して回動する回動軸と、前記回動軸の回動角度を測定するエンコーダとを有し、前記エンコーダの測定結果を用いて、前記第1接触部が前記第2接触部よりも前記設定距離を超えて離れたか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、2列チェーンの片伸びを検出する乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、隣り合う踏段軸の間の距離を測定する踏段軸間距離測定装置と、踏段軸間距離測定装置の測定結果を用いて、踏段軸間の伸び量を算出する伸び量算出装置とを備え、伸び量測定装置によって測定された踏段軸間の伸び量から、踏段チェーンの伸び量を算出するエスカレータの踏段チェーン伸び量測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−68960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、2列チェーンの中の一方のチェーンが他方のチェーンよりも予め設定された寸法を超えて延びたことを検出することができないという問題点があった。
【0005】
この発明は、2列チェーンの中の一方のチェーンが他方のチェーンよりも予め設定された寸法を超えて延びたことを検出することができる乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置は、二重スプロケットに巻き掛けられた無端状の2列チェーンの中の一方のチェーンが他方のチェーンよりも予め設定された寸法を超えて延びたことを検出する乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置であって、二重スプロケットとの間に一方のチェーンおよび他方のチェーンが挟まれるようにして一方のチェーンおよび他方のチェーンに接触する接触部と、接触部における一方のチェーンに接触している部分である第1接触部が接触部における他方のチェーンに接触している部分である第2接触部よりも二重スプロケットから予め設定された寸法に対応する距離である設定距離を超えて離れたことを検出する検出部と、第1接触部が第2接触部よりも設定距離を超えて離れたことを検出部が検出した場合に、異常信号を出力する異常信号出力部とを備えている。
【発明の効果】
【0007】
この発明に係る乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置によれば、2列チェーンの中の一方のチェーンが他方のチェーンよりも予め設定された寸法を超えて延びた場合に、接触部における一方のチェーンに接触している部分である第1接触部が接触部における他方のチェーンに接触している部分である第2接触部よりも二重スプロケットから予め設定された寸法に対応する距離である設定距離を超えて離れたことを検出部が検出し、異常信号出力部が異常信号を出力するので、2列チェーンの中の一方のチェーンが他方のチェーンよりも予め設定された寸法を超えて延びたことを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】この発明の実施の形態1に係るエスカレータの要部を示す構成図である。
図2図1の駆動スプロケット、動力伝達チェーンおよびチェーン片伸び検出装置を示す拡大図である。
図3図2の駆動スプロケット、動力伝達チェーンおよびチェーン片伸び検出装置を示す正面図である。
図4図3のチェーン片伸び検出装置を示す正面図である。
図5】この発明の実施の形態2に係るチェーン片伸び検出装置を示す側面図である。
図6図5のチェーン片伸び検出装置を示す正面図である。
図7図6のチェーン片伸び検出装置を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータの要部を示す構成図である。図において、エスカレータ(乗客コンベヤ)は、駆動装置101と、駆動装置101の駆動を制御する制御装置102と、駆動装置101の駆動によって回転する駆動スプロケット(2重スプロケット)103と、駆動スプロケット103に隣り合うように配置された動力伝達スプロケット104と、駆動スプロケット103と動力伝達スプロケット104とに渡って巻き掛けられた動力伝達チェーン(2列チェーン)105と、動力伝達スプロケット104と一体に設けられた踏段駆動スプロケット106と、踏段駆動スプロケット106に巻き掛けられた踏段チェーン107とを備えている。踏段チェーン107には、複数の踏段(図示せず)が無端状に連結されている。
【0010】
制御装置102の制御によって駆動装置101の駆動が開始されると、駆動スプロケット103が回転し、動力伝達チェーン105によって、駆動スプロケット103の回転力が動力伝達スプロケット104に伝達され、踏段駆動スプロケット106が回転する。これにより、踏段チェーン107が循環移動し、踏段が循環移動する。
【0011】
駆動スプロケット103は、一対のスプロケットが厚さ方向に重ねられた状態で固定された二重スプロケットとなっている。駆動スプロケット103は、一枚の鉄板から形成されている。つまり、駆動スプロケット103は、一対のスプロケットが一体となって形成されている。
【0012】
動力伝達チェーン105は、一対のチェーンが横幅方向に重ねられた状態で固定された2列チェーンとなっている。
【0013】
また、このエスカレータは、動力伝達チェーン105の片伸びを検出するチェーン片伸び検出装置(乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置)200Aをさらに備えている。
【0014】
図2図1の駆動スプロケット103、動力伝達チェーン105およびチェーン片伸び検出装置200Aを示す拡大図、図3図2の駆動スプロケット103、動力伝達チェーン105およびチェーン片伸び検出装置200Aを示す正面図、図4図3のチェーン片伸び検出装置200Aを示す正面図である。動力伝達チェーン105は、一方のチェーンである第1チェーン108と、他方のチェーンである第2チェーン109とを有している。第1チェーン108および第2チェーン109は、同一の軸を用いて互いに連結されている。動力伝達チェーン105には、潤滑油の不足、異物の付着などによって、第1チェーン108がおよび第2チェーン109の何れか一方が他方よりも大きく延びてしまう片伸びが発生する場合がある。この例では、第1チェーン108が第2チェーン109よりも大きく伸びる場合について説明するが、第2チェーン109が第1チェーン108よりも大きく伸びる場合にも適用できる。この場合、第2チェーン109が一方のチェーンに該当し、第1チェーン108が他方のチェーンに該当する。
【0015】
第1チェーン108が第2チェーン109よりも大きく伸びた場合には、第1チェーン108における駆動スプロケット103に巻き掛けられている部分が第2チェーン109における駆動スプロケット103に巻き掛けられている部分よりも駆動スプロケット103の径方向外側に移動する。チェーン片伸び検出装置200Aは、第1チェーン108における駆動スプロケット103に巻き掛けられている部分が第2チェーン109における駆動スプロケット103に巻き掛けられている部分よりも駆動スプロケット103の径方向外側に移動することを利用して、第1チェーン108が第2チェーン109よりも大きく伸びることを検出する。
【0016】
第2チェーン109に対する第1チェーン108の伸び量は、第2チェーン108における駆動スプロケット103における駆動スプロケット103に巻き掛けられている部分に対する第1チェーン108における駆動スプロケット103に巻き掛けられている部分の径方向外側への移動量に対応する。
【0017】
チェーン片伸び検出装置200Aには、第1チェーン108が第2チェーン109よりも大きく伸びる異常が発生したと判定するための寸法が予め設定されている。チェーン片伸び検出装置200Aは、駆動スプロケット103との間に第1チェーン108および第2チェーン109が挟まれるようにして第1チェーン108および第2チェーン109に接触するローラ(接触部)201Aと、ローラ201Aにおける第1チェーン108に接触している部分である第1接触部202Aがローラ201Aにおける第2チェーンに接触している部分である第2接触部203Aよりも駆動スプロケット103から予め設定された寸法に対応する距離である設定距離を超えて離れたことを検出する検出部204と、第1接触部202Aが第2接触部203Aよりも設定距離を超えて離れたことを検出部204が検出した場合に、異常信号を出力する異常信号出力部205とを備えている。
【0018】
また、検出部204は、ローラ201Aに対して固定された回動軸206と、回動軸206に設けられた軸回動検出板207と、軸回動検出板207との間の距離Lを測定する距離センサ208と、距離センサ208の測定結果を用いて、第1チェーン108が第2チェーン109よりも予め設定された寸法よりも大きく伸びたか否かを判定する判定部209と、回動軸206を回動可能に支持する支持部210とを有している。
【0019】
回動軸206は、駆動スプロケット103から第1接触部202Aまでの距離と駆動スプロケット103から第2接触部203Aまでの距離との差に対応して回動するように、ローラ201Aに対して固定されている。
【0020】
距離センサ208は、回動軸206の回動角度に対応して軸回動検出板207との間の距離Lが変化する位置に設けられている。
【0021】
判定部209は、距離センサ208の測定結果を用いて、第1接触部202Aが第2接触部203Aよりも駆動スプロケット103から設定距離を超えて離れたか否かを判定する。判定部209には、第1チェーン108が第2チェーン109よりも大きく伸びる異常が発生したと判定するために予め設定された寸法に対応する回動軸206の回動角度が予め設定されている。これにより、検出部204は、第1接触部202Aが第2接触部203Aよりも駆動スプロケット103から予め設定された寸法に対応する距離である設定距離を超えて離れたことを検出する。
【0022】
次に、チェーン片伸びチェーン片伸び検出装置200Aの動作について説明する。第1チェーン108が第2チェーン109よりも予め設定された寸法よりも大きく伸びた場合には、第1接触部202Aが第2接触部203Aよりも駆動スプロケット103から設定距離を超えて離れる。これにより、回動軸206が回動し、距離センサ208によって測定される距離Lが変化する。判定部209は、距離センサ208の測定結果を用いて、第1接触部202Aが第2接触部203Aよりも駆動スプロケット103から設定距離を超えて離れたと判定する。これにより、異常信号出力部205が異常信号を出力する。異常信号が出力されると、制御装置102は、駆動装置101の駆動を停止する。
【0023】
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るチェーン片伸び検出装置200Aによれば、動力伝達チェーン105の中の第1チェーン108が第2チェーン109よりも予め設定された寸法を超えて延びた場合に、ローラ201Aにおける第1チェーン108に接触している部分である第1接触部202Aがローラ201Aにおける第2チェーン109に接触している部分である第2接触部203Aよりも駆動スプロケット103から予め設定された寸法に対応する距離である設定距離を超えて離れたことを検出部204が検出し、異常信号出力部205が異常信号を出力するので、動力伝達チェーン105の中の第1チェーン108が第2チェーン109よりも予め設定された寸法を超えて延びたことを検出することができる。
【0024】
また、検出部204は、ローラ201Aに対して固定され駆動スプロケット103から第1接触部202Aまでの距離と駆動スプロケット103から第2接触部203Aまでの距離との差に対応して回動する回動軸206と、回動軸206に設けられた軸回動検出板207と、回動軸206の回動角度に対応して軸回動検出板207との間の距離Lが変化する位置に設けられ、軸回動検出板207との間の距離を測定する距離センサ208とを有し、距離センサ208の測定結果を用いて、第1接触部202Aが第2接触部203Aよりも駆動スプロケット103から設定距離を超えて離れたか否かを判定するので、動力伝達チェーン105の中の第1チェーン108が第2チェーン109よりも予め設定された寸法を超えて延びたことを簡単な構成で検出することができる。
【0025】
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係るチェーン片伸び検出装置を示す側面図、図6図5のチェーン片伸び検出装置を示す正面図、図7図6のチェーン片伸び検出装置を示す正面図である。図5および図6では、駆動スプロケット103および動力伝達チェーン105も示されている。チェーン片伸び検出装置200Bは、シュー(接触部)201Bと、シュー201Bにおける第1チェーン108に接触している部分である第1接触部202Bがシュー201Bにおける第2チェーン109に接触している部分である第2接触部203Bよりも駆動スプロケット103から予め設定された寸法に対応する距離である設定距離を超えて離れたことを検出する検出部204と、第1接触部202Bが第2接触部203Bよりも設定距離を超えて離れたことを検出部204が検出した場合に、異常信号を出力する異常信号出力部205とを備えている。
【0026】
また、検出部204は、シュー201Bに対して固定された回動軸206と、回動軸206に設けられ、回動軸206の回動角度を検出するエンコーダ211と、エンコーダ211の測定結果を用いて、第1チェーン108が第2チェーン109よりも予め設定された寸法よりも大きく伸びたか否かを判定する判定部209と、回動軸206を回動可能に支持する支持部210とを有している。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0027】
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るチェーン片伸び検出装置200Bによれば、検出部204は、シュー201Bに対して固定され駆動スプロケット103から第1接触部202Bまでの距離と駆動スプロケット103から第2接触部203Bまでの距離との差に対応して回動する回動軸206と、回動軸206の回動角度を測定するエンコーダ211とを有し、エンコーダ211の測定結果を用いて、第1接触部202Bが第2接触部203Bよりも設定距離を超えて離れたか否かを判定するので、動力伝達チェーン105の中の第1チェーン108が第2チェーン109よりも予め設定された寸法を超えて延びたことを簡単な構成で検出することができる。
【0028】
なお、各上記実施の形態では、エスカレータのチェーンの片伸びを検出するチェーン片伸び検出装置の構成について説明したが、動く歩道のチェーンの片伸びを検出するチェーン片伸び検出装置であってもよい。
【0029】
また、各上記実施の形態では、動力伝達チェーン105の片伸びを検出するチェーン片伸び検出装置の構成について説明したが、踏段チェーンまたは移動手摺駆動チェーンの片伸びを検出するチェーン片伸び検出装置であってもよい。
【符号の説明】
【0030】
101 駆動装置、102 制御装置、103 駆動スプロケット(二重スプロケット)、104 動力伝達スプロケット、105 動力伝達チェーン(2列チェーン)、106 踏段駆動スプロケット、107 踏段チェーン、108 第1チェーン、109 第2チェーン、200A、200B チェーン片伸び検出装置(乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置)、201A ローラ(接触部)、201B シュー(接触部)、202A、202B 第1接触部、203A、203B 第2接触部、204 検出部、205 異常信号出力部、206 回動軸、207 軸回動検出板、208 距離センサ、209 判定部、210 支持部、211 エンコーダ。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7