特許第5939286号(P5939286)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5939286
(24)【登録日】2016年5月27日
(45)【発行日】2016年6月22日
(54)【発明の名称】コンバイン
(51)【国際特許分類】
   A01D 63/04 20060101AFI20160609BHJP
【FI】
   A01D63/04
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-175957(P2014-175957)
(22)【出願日】2014年8月29日
(62)【分割の表示】特願2010-120514(P2010-120514)の分割
【原出願日】2010年5月26日
(65)【公開番号】特開2014-217396(P2014-217396A)
(43)【公開日】2014年11月20日
【審査請求日】2014年9月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 学
【審査官】 木村 隆一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−244730(JP,A)
【文献】 特開2008−011820(JP,A)
【文献】 特開2007−330169(JP,A)
【文献】 特開2001−120034(JP,A)
【文献】 特開平05−137436(JP,A)
【文献】 特開2008−136387(JP,A)
【文献】 特開2009−261301(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01D 63/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
刈取部(3)の外側部に備えた分草ガイド(13)と、該分草ガイド(13)を外側方に張り出させて植立穀稈をガイドする張出位置と刈取部(3)側の収納位置とに切替える開閉機構(14)を備えたコンバインにおいて、前記開閉機構(14)は、基部側の駆動側リンク(14a)と前記分草ガイド(13)に連結される従動リンク(14c)を有した折畳みリンクとし、前記駆動側リンク(14a)と一体で回動する駆動軸(14b)を刈取部(3)の外側の部位に軸支するとともに、該駆動軸(14b)を正逆方向に回動させる開閉切替部(15)を設け、前後に延びるロッド部材による補助分草体(16)を、平面視において前記開閉切替部(15)の動作領域を囲む位置に設け、該補助分草体(16)によって前記開閉切替部(15)への植立穀稈の干渉を防止する構成とし、前記刈取部(3)には、左右両端の分草フレーム(12)の間を一体的に支持するパイプ状の刈取横フレーム(21)を設け、該刈取横フレーム(21)の内部に、前記開閉切替部(15)とレバー(17)を連繋する操作ワイヤ(22)を挿通したことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】
前記補助分草体(16)を刈取部(3)に対して着脱可能に取付けた請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記補助分草体(16)を開閉切替部(15)よりも低い位置に配置した請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取部外側部の開閉機構によって開閉可能な分草ガイドとからなる開閉式ナローガイド装置を備えたコンバインに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のように、開閉式ナローガイド装置を備えたコンバインが知られている。上記ナローガイド装置は、植立穀稈を走行機体の先端の刈取部から機体外側に沿って前後方向にガイドしうるロッド部材による分草ガイドと、この分草ガイドを刈取時ガイド用の張出位置と刈取終了後の収納位置とに切替える開閉機構およびその開閉切替部とからなり、レバー操作により必要に応じて分草ガイドを張出位置と収納位置とに切替えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−261301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、分草ガイドの開閉切替部が露出しているため、分草ガイドを使用している場合にあっても、開閉機構の開閉切替部が刈取部の外側部に突出し、未刈り側の植立穀稈のひっかかりによる穀稈の千切れや押倒しを招き、また、開閉切替部に損傷を受ける場合があった。
【0005】
本発明の目的は、開閉式ナローガイド装置の開閉切替部による植立穀稈の千切れや押倒しを防止するとともに、同開閉切替部の損傷を回避することができるコンバインを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、刈取部(3)の外側部に備えた分草ガイド(13)と、該分草ガイド(13)を外側方に張り出させて植立穀稈をガイドする張出位置と刈取部(3)側の収納位置とに切替える開閉機構(14)を備えたコンバインにおいて、前記開閉機構(14)は、基部側の駆動側リンク(14a)と前記分草ガイド(13)に連結される従動リンク(14c)を有した折畳みリンクとし、前記駆動側リンク(14a)と一体で回動する駆動軸(14b)を刈取部(3)の外側の部位に軸支するとともに、該駆動軸(14b)を正逆方向に回動させる開閉切替部(15)を設け、前後に延びるロッド部材による補助分草体(16)を、平面視において前記開閉切替部(15)の動作領域を囲む位置に設け、該補助分草体(16)によって前記開閉切替部(15)への植立穀稈の干渉を防止する構成とし、前記刈取部(3)には、左右両端の分草フレーム(12)の間を一体的に支持するパイプ状の刈取横フレーム(21)を設け、該刈取横フレーム(21)の内部に、前記開閉切替部(15)とレバー(17)を連繋する操作ワイヤ(22)を挿通したことを特徴とするコンバインとする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記補助分草体(16)を刈取部(3)に対して着脱可能に取付けた請求項1に記載のコンバインとする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、前記補助分草体(16)を開閉切替部(15)よりも低い位置に配置した請求項1または請求項2に記載のコンバインとする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、分草ガイド(13)を張出位置と収納位置とに切替える開閉機構(14)を、基部側の駆動側リンク(14a)と分草ガイド(13)に連結される従動リンク(14c)を有した折畳みリンクとし、駆動側リンク(14a)と一体で回動する駆動軸(14b)を刈取部(3)の外側の部位に軸支するとともに、この駆動軸(14b)を正逆方向に回動させる開閉切替部(15)を設け、この開閉切替部(15)を操作するレバー(17)を操縦部(6)に設けたので、操縦部(6)に設けたレバー(17)の操作によって、刈取部(3)の外側の部位に配置される開閉切替部(15)を作動させ、分草ガイド(13)の位置を切替えることができる。
【0010】
また、前後に延びるロッド部材による補助分草体(16)を、平面視において前記開閉切替部(15)の動作領域を囲む位置に設け、該補助分草体(16)によって開閉切替部(15)への植立穀稈の干渉を防止する構成としたので、この補助分草体(16)によって、開閉切替部(15)と圃場の植立穀稈とが干渉しにくくなり、開閉切替部(15)による植立穀稈の千切れや押倒しを防止することができる。
【0011】
そして、開閉切替部(15)とレバー(17)を連繋する操作ワイヤ(22)を、刈取部(3)に設けたパイプ状の刈取横フレーム(21)の内部に挿通して配置することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、上記請求項1に記載の発明の効果を奏するうえに、補助分草体(16)を刈取部(3)に対して着脱可能に取付けたので、補助分草体(16)を容易に補修、交換することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、上記請求項1または請求項2に記載の発明の効果に加え、補助分草体(16)を開閉切替部(15)よりも低い位置に配置したので、開閉切替部(15)を含む開閉機構(14)と圃場面との干渉が回避され、損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】適用対象のコンバインの正面図
図2】刈取部のフレーム構成の平面図
図3】開閉式ナローガイド装置の要部平面図(a)およびその側面図(b)
図4】刈取部の側面図
図5図4のA矢視図
図6図5の要部拡大図
図7】刈刃駆動部の動作説明図(a〜c)
図8】刈刃駆動部の拡大側面図
図9】別の構成によるスライド部材の拡大側面図
図10】接地部材を設けた刈取部の側面図
図11】接地部材の取付時の拡大横断面図
図12】ショベルを設けた刈取部の側面図
図13】ショベルを設けた刈取部の正面図
図14】ショベルの分解斜視図
【発明を実施するための形態】
【0015】
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
本発明の適用対象のコンバイン1は、図1のコンバインの正面図に示すように、圃場走行可能な支持機台2の前方で昇降調節可能な刈取部3と、その後方に左右に配置の脱穀部4および貯留部5と、この貯留部5の前側に配置の操縦部6等によって構成され、刈取部3から脱穀部4の側面部におよぶ開閉式ナローガイド装置7を備える。
【0016】
刈取部3には、図2の刈取部のフレーム構成の平面図に示すように、刈取条間と対応配置した分草杆11,11を前側に延出支持するを備える。開閉式ナローガイド装置7は、主として未刈側となる脱穀部4の側の分草フレーム12の先端から機体中段高さ位置を機体外側に沿って機体後部に延びるロッド部材による分草ガイド13と、この分草ガイド13と連結する折畳みリンクによる開閉機構14と、その駆動側リンク14aの駆動軸14bを操縦部6に配置した開閉操作用のレバー17によって正逆方向に回動動作させる等長アームによる開閉切替部15とから構成され、この開閉切替部15の外側を迂回するように補助分草体16を設ける。
【0017】
詳細には、開閉式ナローガイド装置の要部平面図(a)およびその側面図(b)を図3に示すように、刈取部3には、左右の分草フレーム12,12の後端部を下側から一体支持する角パイプによる刈取横フレーム21を設け、この刈取横フレーム21の中空部に開閉操作用のレバー17と連結して相反動作する複動構成の2本の操作ワイヤ22,22を挿通した上で、その側端口から機体後部側にL字状に案内する。
【0018】
開閉機構14は、駆動側リンク14aと連結する従動リンク14cを分草ガイド13と連結して折畳み可能に構成する。駆動側リンク14aには一体に駆動軸14b構成し、分草フレーム12の後端外側位置に設けた取付部材23に駆動軸14bを軸支する。開閉切替部15は、駆動軸14bの直径線上に延びる等長アームによって駆動軸14bの下端の刈取横フレーム21の高さ位置に一体に構成し、その両端に2本の操作ワイヤ22,22を連結して正逆方向に回動動作させる複動リンクを構成する。
【0019】
補助分草体16は、平面視において駆動軸14bの開閉切替部15の動作領域を囲んで前後に延びるロッド部材を上下に屈曲して駆動軸14bより下位に及ぶ範囲に構成する。その先端部は、分草フレーム12の前後方向の中間位置の外側部に取付部材24を設けてボルト24aの締結により接続し、また、後端部は、取付部材23にボルト23aの締結により接続する。
【0020】
上記構成の開閉式ナローガイド装置7は、レバー操作によって複動動作する2本の操作ワイヤ22,22と開閉切替部15を介して開閉機構14を開閉動作させ、機体の外側方に突出する張出位置と機体に近接する収納位置に分草ガイド13の位置を切替え可能に構成され、その開閉機構14の開閉切替部15は、その外周には位置したロッド部材による補助分草体16によって圃場の植立穀稈との干渉が回避される。
【0021】
したがって、機体の前後進の際の開閉切替部15による植立穀稈の巻込み、押倒しを防止するとともに、同開閉切替部15の損傷を防止することができる。また、補助分草体16は、開閉機構14の駆動軸14bより低位に及んで構成することにより、開閉機構14は、その開閉切替部15を含め、圃場面の突起との干渉が回避されて巻込みや干渉による損傷を防止することができる。
【0022】
また、上記補助分草体16は、刈取部3に設けた取付部材23,24を介して着脱可能に構成したことから、補助分草体16を取付部材23,24から取外して単体で取扱うことができるので、搬送、移動、作業における接触変形によるメンテナンスの必要に応じ、取外すことによって容易に補修、交換をすることができる。
(刈刃装置)
次に、刈取部3の刈刃装置について説明する。
【0023】
刈刃装置31は、刈取部3の側面図およびそのA矢視図を図4図5にそれぞれ示すように、刈取部3の刈取伝動ケース32の前側に近接して左右全幅に及ぶ固定刃33aと、この固定刃33aに接して左右に往復動作可能に支持した可動刃33bとから構成され、この可動刃33bには左右駆動用のスライド溝34aを形成したU型受部34を取付プレート34bによって一体に固定する。
【0024】
U型受部34は、図5の要部拡大図を図6に示すように、可動刃33bの往復動作方向と直交する上下の方向に延びる備え、このU型受部34のスライド溝34aに内接するスライド面35aを両側に形成してスライド動作可能にポリウレタン樹脂等の耐摩材によるスライド部材35を設け、このスライド部材35にボールベアリング等の軸受36を埋め込んでクランクアーム37の半径Rの位置に形成した偏心ピン37aを軸支して刈刃駆動部を構成する。
【0025】
上記構成の刈刃駆動部は、図7の動作説明図(a〜c)に示すように、クランクアーム37の回転動作により偏心ピン37aが半径Rの公転動作をすると、スライド部材35を介してU型受部34と一体の可動刃33bが左右方向に±Rの範囲で往復駆動され、固定刃33aと可動刃33bとにより刈取り穀稈を切断する。
【0026】
この時、スライド部材35は、その片側のスライド面35aをU型受部34のスライド溝34aに内接して切断駆動力を作用することから、その接触圧力が接触面に一様に平均化されて小さく抑えられることから、従来の円形部材の部分接触による大きな接触圧力とそれに伴う摩擦力増加を回避することができる。したがって、上記構成によって刈刃装置の耐久性、防振、防音性の向上とともに、衝撃破損を防止しつつ高速化による刈取作業の高速化が可能となることから、コンバインの作業能率の向上が可能となる。
【0027】
また、上記構成の刈刃駆動部について、図8の拡大側面図に示すように、スライド部材35がその上昇限度位置においてU型受部34の上端から所定高さBまで突出するように構成することにより、スライド部材35が下降したときにU型受部34のスライド溝34aに入り込んだ泥やゴミ等の異物が上端から外に押し出され、スライド面が清浄に保たれることから、スライド面に異物が介在することによる摩耗を防止することができる。
【0028】
また、別の構成によるスライド部材を図9の拡大側面図に示すように、スライド部材35の長さと幅を共通の寸法として左右と上下の4面をスライド面35aとすることにより、縦横の区別なしに容易に組付けすることができ、面圧も高くできるので、高耐久化が可能となる。さらに、摩耗状態を確認できるように升目状の摩耗限度線35bを設け、摩耗時に90°回転して再組付けすることによって耐久性延長が可能となる。
(刈取接地部材)
図10の刈取部の側面図に示すように、刈取部3の下端部の丸パイプによる前フレーム41にソリ状の接地部材42を設け、この接地部材42を圃場面に接地して刈取部3を所定の高さ位置に支持可能に構成する。接地部材42は、図11の拡大横断面図に示すように、その一方の側端部からL型に立上がる取付部材43を設けて上下に延びる長穴を形成し前フレームの片側位置にボルトBで固定することにより、下位取付け状態(a)から上位取付け状態(b)まで高さ調節可能に構成する。
【0029】
上記構成の接地部材42により、通常の収穫走行時は、接地部材42を下位取付けによって引起ラグ44の下端を分草フレーム41より隙間を空けて上部に設定して刈取部3を圃場面より高い一定位置に保持し、一方、完全倒伏の穀稈の収穫時は、接地部材42を上位取付けとし、引起ラグ44が倒伏杆に掛かる位置まで前フレーム41が圃場に沈むように刈取部3を低く保持する。
【0030】
従来の接地部材は、分草フレーム41の下で高さ調節可能に構成されていたことから、分草フレーム41を圃場面まで下げることができず、完全倒伏穀稈の収穫に対応できなかったが、上記のように接地部材を分草フレーム41の片側位置で分草フレームより高く固定できるように調節代を設けることにより、下位取付けにより刈取部3を圃場面より高くフローティング保持して一定高さで収穫走行することができ、また、上位取付けにより前フレーム41が圃場面に沈むように刈取部3を低く保持することにより、完全倒伏の穀稈を引起しつつ収穫走行することができる。
(スクレーパ)
次に、刈取部のスクレーパとしてのショベルについて説明する。
【0031】
刈取部3には、その側面図と正面図を図12および図13に示すように、落下泥土清掃のために、路上についた泥やワラ屑を剥ぎ取るスクレーパとして、外付け型のスクレーパショベル51を設ける。
【0032】
ショベル51は、図14の分解斜視図に示すように、半円状のスクレーパ部52の両側にアーム53,53を設け、刈取部3の前面部に左右の分草杆に横方向にまたがって刈刃装置の可動刃33bと連結して左右動作可能に構成する。ショベル高さはラグ作用高さとし、ラグ作用をカバーして泥の巻き込みを防止するように外部接続することにより、ショベルと刈刃を連結連動させて道路にへばりついた泥を分離させつつ、ショベルで道路に落ちた泥を集めたり、圃場に落とし込んで清掃することができる。
【0033】
上記ショベル51は、上記構成に限ることなく、必要により、左右の分草杆先端と前フレーム側面に設置し、固定するように構成してもよく、また、ラグ作用高さより高く固定してラグ作用を用いることにより泥の差込を防止することができる。
【符号の説明】
【0034】
3 刈取部
6 操縦部
12 分草フレーム
13 分草ガイド
14 開閉機構
14a 駆動側リンク
14b 駆動軸
14c 従動リンク
15 開閉切替部
16 補助分草体
17 レバー
21 刈取横フレーム
22 操作ワイヤ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14