特許第5939667号(P5939667)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5939667
(24)【登録日】2016年5月27日
(45)【発行日】2016年6月22日
(54)【発明の名称】電磁式燃料噴射弁
(51)【国際特許分類】
   F02M 51/06 20060101AFI20160609BHJP
【FI】
   F02M51/06 G
   F02M51/06 A
   F02M51/06 B
   F02M51/06 C
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-39039(P2012-39039)
(22)【出願日】2012年2月24日
(65)【公開番号】特開2013-174172(P2013-174172A)
(43)【公開日】2013年9月5日
【審査請求日】2014年12月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】000141901
【氏名又は名称】株式会社ケーヒン
(74)【代理人】
【識別番号】100071870
【弁理士】
【氏名又は名称】落合 健
(74)【代理人】
【識別番号】100097618
【弁理士】
【氏名又は名称】仁木 一明
(74)【代理人】
【識別番号】100152227
【弁理士】
【氏名又は名称】▲ぬで▼島 愼二
(72)【発明者】
【氏名】森谷 昌輝
(72)【発明者】
【氏名】高瀬 宜史
(72)【発明者】
【氏名】安田 敬弘
(72)【発明者】
【氏名】宮下 純一
【審査官】 安井 寿儀
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−097659(JP,A)
【文献】 特開2004−285922(JP,A)
【文献】 特開平11−132127(JP,A)
【文献】 特表2002−531750(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第02336544(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F02M 51/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
前端部に弁孔(7)を有し、その後方に磁性円筒体(4)、非磁性円筒体(6)、中空の固定コア(5)及び燃料入口筒(9)を順次連ねてなり内部を燃料流路とする弁ハウジング(2)と、前記固定コア(5)の外周に配設されるコイル(30)と、このコイル(30)を収容すると共に、前記磁性円筒体(4)及び固定コア(5)間を磁気的に接続するコイルハウジング(31)と、前記磁性円筒体(4)内に軸方向移動可能に収容されて前記固定コア(5)前端の環状の吸引面(5a)に対向させる可動コア(12)と、前記可動コア(12)に連結されて該可動コア(12)の中心部に配置される弁杆(13)と、前記弁杆(13)に連結されて前記弁孔(7)を開閉する弁体(14)と、前記可動コア(12)を付勢する弁ばね(22)とを備え、前記可動コア(12)は、前記固定コア(5)の吸引面(5a)及び前記磁性円筒体(4)の内周面に対向する環状の磁路形成部(12a)と、前記磁路形成部(12a)及び前記弁杆(13)間の半径方向中間部である環状の燃料流路形成部(12b)とを有しており、前記コイル(30)の通電に伴ない前記固定コア(5)及び可動コア(12)間に発生する磁気吸引力により前記弁体(14)を開弁するようにした電磁式燃料噴射弁において、
記磁路形成部(12a)の前に、截頭円錐面に構成されて前方に向かって拡径する漏斗状の凹面(18)形成し、前記燃料流路形成部(12b)の後端面に前記弁ばね(22)のばね座(24)を凹設し、該ばね座(24)と前記燃料流路形成部(12b)の前面側の部分とを連通させる複数の燃料通孔(20)を、前記燃料流路形成部(12b)に形成したことを特徴とする電磁式燃料噴射弁。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として内燃機関の燃料供給系に使用される電磁式燃料噴射弁に関し、特に、前端部に弁孔を有し、その後方に磁性円筒体、非磁性円筒体、中空の固定コア及び燃料入口筒を順次連ねてなり内部を燃料流路とする弁ハウジングと、前記固定コアの外周に配設されるコイルと、このコイルを収容すると共に、前記磁性円筒体及び固定コア間を磁気的に接続するコイルハウジングと、前記磁性円筒体内に軸方向移動可能に収容されて前記固定コア前端の環状の吸引面に対向させる可動コアと、前記可動コアに連結されて前記弁孔を開閉する弁体とを備えてなり、前記コイルの通電に伴ない前記固定コア及び可動コア間に発生する磁気吸引力により前記弁体を開弁するようにした電磁式燃料噴射弁の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
かゝる電磁式燃料噴射弁は、下記特許文献1に開示されるように既に知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−285922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のかゝる電磁式燃料噴射弁では、可動コアを、内部を燃料通路とした中空円筒状に形成している。こうした形状の可動コアにおいては、コイルの通電時、可動コアにおける磁路の充分な有効面積を得て、固定コア及び可動コア間に大なる磁気吸引力を発生させることができる。
【0005】
しかしながら、上記中空円筒状の可動コアにおける磁束の分布状態を調べてみると、固定コア及び磁性円筒体側に寄った横断面が略三角をなす領域に磁束が集中し、その領域以外の部分は、可動コアの重量を増すだけのものであることが分かった。
【0006】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、可動コアにおける磁路の充分な有効面積を確保しながら可動コアの軽量化を図ることで、弁体の開閉応答性向上をもたらし得る前記電磁式燃料噴射弁を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、前端部に弁孔を有し、その後方に磁性円筒体、非磁性円筒体、中空の固定コア及び燃料入口筒を順次連ねてなり内部を燃料流路とする弁ハウジングと、前記固定コアの外周に配設されるコイルと、このコイルを収容すると共に、前記磁性円筒体及び固定コア間を磁気的に接続するコイルハウジングと、前記磁性円筒体内に軸方向移動可能に収容されて前記固定コア前端の環状の吸引面に対向させる可動コアと、前記可動コアに連結されて該可動コアの中心部に配置される弁杆と、前記弁杆に連結されて前記弁孔を開閉する弁体と、前記可動コアを付勢する弁ばねとを備え、前記可動コアは、前記固定コアの吸引面及び前記磁性円筒体の内周面に対向する環状の磁路形成部と、前記磁路形成部及び前記弁杆間の半径方向中間部である環状の燃料流路形成部とを有しており、前記コイルの通電に伴ない前記固定コア及び可動コア間に発生する磁気吸引力により前記弁体を開弁するようにした電磁式燃料噴射弁において、前記磁路形成部の前に、截頭円錐面に構成されて前方に向かって拡径する漏斗状の凹面形成し、前記燃料流路形成部の後端面に前記弁ばねのばね座を凹設し、該ばね座と前記燃料流路形成部の前面側の部分とを連通させる複数の燃料通孔を、前記燃料流路形成部に形成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の特徴によれば、可動コアの環状の磁路形成部の前面を、前方に向かって拡径する漏斗状の凹面に形成したことで、その凹面は、コイルの通電時、磁路形成部内を走る磁束の外側領域に副うことになり、可動コアにおける磁路の有効面積を充分に確保しつゝ、上記凹面の内側が空所となった分、可動コアの重量を軽減することができ、したがって可動コアにおける磁路の有効面積の確保と重量軽減とが相俟って可動コア、延いては可動コアに連結した弁体の開閉応答性の向上を図ることができる。また可動コアの重量軽減は、その素材の使用量を減少させるので、コストの低減にも寄与することになる。
【0009】
しかも、可動コアの漏斗状の凹面を截頭円錐面で構成したことで、該凹面の成形もしくは切削加工を容易に行うことができる
【0010】
また、可動コアの中心部に、前記弁体を支持する弁杆を連結し、この弁杆と環状の前記磁路形成部との間の燃料流路形成部、燃料流路形成部の後端面に凹設されたばね座と燃料流路形成部の前面側の部分とを連通させる複数の燃料通孔を設けたことで、可動コアにおける磁路の有効面積を確保しながら、可動コアに大流量の燃料を流すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施形態に係る電磁式燃料噴射弁の縦断面図。
図2図1の2部拡大図(図3の2−2線断面図)。
図3図2の3−3線断面図。
図4】本発明の参考形態を示す、図2との対応図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の実施形態及び参考形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
【0013】
先ず、図1図3に示す本発明の実施形態の説明より始める。図1及び図2において、内燃機関用の電磁式燃料噴射弁(以下、単に燃料噴射弁という。)Iの弁ハウジング2は、円筒状の弁座部材3と、この弁座部材3の後端部に嵌合して液密に溶接される磁性円筒体4と、この磁性円筒体4の後端に突き当てゝ液密に溶接される非磁性円筒体6と、この非磁性円筒体6の内周面に前端部を嵌合して液密に溶接される円筒状の固定コア5と、この固定コア5の後端に同一素材をもって一体に連設される燃料入口筒9とで構成される。
【0014】
図2に明示するように、弁座部材3には、その前端面に開口する弁孔7と、この弁孔7の内端に連なる円錐状の弁座8と、この弁座8の大径部に連なる弁案内孔15と、この弁案内孔15の後端にテーパ孔16を介して接続される、弁案内孔15より大径で円筒状の大径孔17とが設けられる。
【0015】
非磁性円筒体6の前端部には、固定コア5と嵌合しない部分が残され、その部分から弁座部材3に至る弁ハウジング2内に弁組立体Vが収容される。この弁組立体Vは、固定コア5の前端の吸引面5aに対置される可動コア12と、この可動コア12の中心部に一体に連結されて前方に突出する弁杆13と、この弁杆13に溶接され、前記弁座8と協働して弁孔7を開閉するよう弁案内孔15により摺動自在に支承される、鋼球よりなる球状の弁体14とで構成される。この弁体14の外周面には、弁案内孔15の内周面との間に燃料通路を画成する複数の平坦部14aが形成される。
【0016】
弁ハウジング2の外周には、固定コア5及び可動コア12に対応してコイル組立体28(図1及び図2参照)が嵌装される。このコイル組立体28は、磁性円筒体4の後端部から固定コア5にかけてそれらの外周面に嵌合するボビン29と、これに巻装されるコイル30とからなっており、そのボビン29の後端部には、その一側方に突出するカプラ端子33の基端部が保持され、このカプラ端子33にコイル30の端末が接続される。
【0017】
上記コイル組立体28を収容保持する磁性体のコイルハウジング31が弁ハウジング2に取り付けられる。このコイルハウジング31は、コイル組立体28を囲繞する胴部31aと、この胴部31aの両端から半径方向内方に屈曲してコイル組立体28の前後両端面を支持する前後一対の端壁31b、31b′と、これら両端壁31b、31b′から軸方向外方に突出して磁性円筒体4及び固定コア5の各外周面に嵌合する前後一対の連結ボス31c、31c′とよりなっており、これら連結ボス31c、31c′の各先端薄肉部が磁性円筒体4及び固定コア5の各外周面に溶接により固着される。而して、コイルハウジング31、磁性円筒体4、可動コア12及び固定コア5により、コイル30の通電時、固定コア5及び可動コア12を励磁するための磁路39が形成される。
【0018】
磁性円筒体4の後半部から固定コア5の後端部に亙りそれらの外周面には、コイル組立体28、コイルハウジング31を埋封する合成樹脂製の被覆層34がモールド成形される。その際、前記カプラ端子33を収容、保持してコイル組立体28の一側方に突出するカプラ35が被覆層34と一体成形される。
【0019】
図2及び図3において、固定コア5は、燃料入口筒9の内部に連なる中空部19を有し、この固定コア5の環状の前端面が吸引面5aとなる。可動コア12は、その外周部となる環状の磁路形成部12aと、半径方向中間部となる環状の燃料通路形成部12bと、中心部となる弁杆連結部12cとよりなっている。その環状の磁路形成部12aは、固定コア5の環状の吸引面5aに対向する環状の吸引作用面12a′と、前記磁性円筒体4及び非磁性円筒体6の内周面に対向する外周面とを有し、その前面は、前方に向かって拡径する漏斗状の凹面18に形成される。この凹面18は、コイル30の通電時、可動コア12内を走る磁束fの最外側の形状に副うように形成されるもので、截頭円錐面で構成される。
【0020】
燃料通路形成部12bには、固定コア5の中空部19に連通する複数の燃料通孔20、20…が弁杆連結部12cを囲む環状配列の状態で設けられ、弁杆連結部12cには、前記弁杆13の根元が連結される。この弁杆13は、同一素材をもって可動コア12と一体成形してもよく、または別の素材で成形したものを可動コア12の中心部に、圧入や溶接等により固着してもよい。
【0021】
可動コア12の外周面には、磁性円筒体4の内周面に摺動自在に支承される環状のジャーナル部12jが形成される。したがって、弁組立体Vは、弁体14が嵌合する弁案内孔15と、可動コア12のジャーナル部12jが嵌合する磁性円筒体4との互いに大きく離れた2点で摺動自在に支持され、弁組立体Vの開閉姿勢を安定させることができる
【0022】
可動コア12の燃料通路形成部12bの後端面には、円形のばね座24が凹設され、前記複数の燃料通孔20は該ばね座24と燃料流路形成部12bの前面側の部分とを連通させる。また固定コア5の中空部19にはすり割り付きパイプ状のリテーナ23が圧入され、このリテーナ23と上記ばね座24との間に可動コア12を弁体14の閉弁側に付勢する弁ばね22が縮設される。その際、リテーナ23の中空部19への嵌合深さにより弁ばね22のセット荷重が調整される。
【0023】
弁座部材3の前端面には、弁孔7の外端が臨む、それより大径の燃料拡散室25と、この燃料拡散室25を外部に開放する複数の燃料噴孔11、11…とを有する鋼板製のインジェクタプレート10が液密に溶接される。
【0024】
また燃料入口筒9の後端部の外周には、Oリング等のシール部材40を装着する環状のシール溝41が形成される。このシール溝41の前端壁は、燃料入口筒9の前部外周面に圧入される合成樹脂製のカラー42の後端のフランジ42aで構成され、またその後端壁は、燃料入口筒9の入口に圧入される燃料フィルタ43の取り付けフランジ43aで構成される。その燃料入口筒9の後端部外周には、図示しない燃料供給管が嵌装され、その内周面に前記シール部材40が密接するようになっている。
【0025】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0026】
図示しない燃料ポンプから図示しない燃料供給管を介して燃料入口筒9に圧送される高圧燃料は燃料フィルタ43で濾過された後、弁ハウジング2の内部、即ち燃料入口筒9の内部、固定コア5の中空部19、可動コア12の燃料通孔20、20…、非磁性円筒体6、磁性円筒体4及び弁座部材3の内部等を満たす。そしてコイル30を消磁した状態では、弁ばね22の付勢力で弁組立体Vは前方に押圧され、弁体14を弁座8に着座させて弁孔7を閉じている。
【0027】
コイル30を通電により励磁すると、それにより生ずる磁束がコイルハウジング31、磁性円筒体4、可動コア12、固定コア5、コイルハウジング31へと順次走り、両コア5、12間に発生する磁気吸引力により可動コア12が弁ばね22のセット荷重に抗して固定コア5に吸引され、弁体14が弁座8から離座するので、弁孔7が開放され、弁座部材3の内部を満たしていた高圧燃料が弁孔7を出て燃料拡散室25で半径方向に拡散し、そして複数の燃料噴孔11、11…から、この燃料噴射弁Iを装着した図示しない内燃機関の燃焼室又は吸気路に噴射される。
【0028】
ところで、可動コア12の環状の磁路形成部12aの前面は、その軸方向中間部から前端にわたり前方に向かって拡径する漏斗状の凹面18に形成されるので、その凹面18は、コイル30の通電時、磁路形成部12a内を走る磁束fの外側領域に副うことになり、可動コア12における磁路の有効面積を充分に確保しつゝ、上記凹面18の内側が空所となった分、可動コア12の重量を軽減することができる。このような可動コア12における磁路の有効面積の確保と重量軽減とが相俟って可動コア12、延いては弁体14の開閉応答性の向上を図ることができる。また可動コア12の重量軽減は、その素材の使用量を減少させるので、コストの低減にも寄与することになる。
【0029】
しかも前記漏斗状の凹面18を、截頭円錐面で構成したことで、該凹面18の成形もしくは切削加工が容易となる。
【0030】
また可動コア12の中心部には、弁体14を支持する弁杆13を連結し、この弁杆13と環状の前記磁路形成部12aとの間の燃料流路形成部12b、燃料流路形成部12bの後端面に凹設されたばね座24と燃料流路形成部12bの前面側の部分とを連通させる複数の燃料通孔20を設けたので、可動コア12における磁路の有効面積を確保しながら、可動コア12内に大流量の燃料を流すことができる。
【0031】
次に、図4に示す本発明の参考形態について説明する。
【0032】
この参考形態では、可動コア12における磁路形成部12aの漏斗状の凹面18が軸方向中間部に向かって膨らむ湾曲面で構成される。その他の構成は、前実施形態と同様であるので、図4中、前実施形態と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
【0033】
この参考形態によれば、漏斗状の凹面18を構成する湾曲面は、可動コア12における磁束fの外側領域に一層副うようになり、それだけ該凹面18の内側容積が大きくなり、可動コア12の重量軽減を更に図ることができる。
【0034】
以上、本発明の実施形態及び参考形態について説明したが、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
【符号の説明】
【0035】
I・・・・・電磁式燃料噴射弁
V・・・・・弁組立体
f・・・・・磁束
2・・・・・弁ハウジング
3・・・・・弁座部材
4・・・・・磁性円筒体
5・・・・・固定コア
5a・・・・固定コアの吸引面
6・・・・・非磁性円筒体
7・・・・・弁孔
12・・・・可動コア
12a・・・磁路形成部
12b・・・燃料通路形成部
12c・・・弁杆連結部
13・・・・弁杆
14・・・・弁体
18・・・・凹面
19・・・・固定コアの中空部
20・・・・燃料通孔
22・・・・弁ばね
24・・・・ばね座
30・・・・コイル
31・・・・コイルハウジング
図1
図2
図3
図4