特許第5939897号(P5939897)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5939897
(24)【登録日】2016年5月27日
(45)【発行日】2016年6月22日
(54)【発明の名称】表示装置及び誘導灯装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 9/02 20060101AFI20160609BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20160609BHJP
   F21V 15/01 20060101ALI20160609BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20160609BHJP
   F21Y 115/20 20160101ALN20160609BHJP
【FI】
   F21S9/02 110
   F21V23/00 120
   F21V15/01 300
   F21Y101:02
   F21Y105:00 100
【請求項の数】3
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2012-132964(P2012-132964)
(22)【出願日】2012年6月12日
(65)【公開番号】特開2013-258033(P2013-258033A)
(43)【公開日】2013年12月26日
【審査請求日】2015年6月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】390014546
【氏名又は名称】三菱電機照明株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100099461
【弁理士】
【氏名又は名称】溝井 章司
(72)【発明者】
【氏名】石井 慎二
(72)【発明者】
【氏名】丹下 理和
【審査官】 竹中 辰利
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−023671(JP,A)
【文献】 特開2010−021073(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 9/02
F21V 15/01
F21V 23/00
F21Y 115/10
F21Y 115/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
板状であり、表側の面に図柄が描かれ、上記図柄を裏側から照らす光源を有する表示ユニットと、
上記表示ユニットの裏側の面を覆う裏面カバーと、上記裏面カバーの一部が上記表示ユニットから離れる方向に膨らんだ中空箱状の点灯収納部とを有する本体枠と、
上記点灯収納部の内側に配置され、上記光源に対して電力を供給する点灯ユニットと
を有し、
上記点灯収納部は、
上記表示ユニットの裏側の面よりも面積が小さく、上記光源に対向している略長方形板状の収納裏面部と、
上記収納裏面部の上側から上記表示ユニットの裏側の面まで設けられ、上記表示ユニットの上面と略同一面上にある収納上面部と
を有する記載の表示装置。
【請求項2】
上記点灯収納部は
上記収納裏面部に対して鈍角をなし、上記収納裏面部の左側と、上記裏面カバーとの間を接続する収納左側面部と、
上記収納裏面部に対して鈍角をなし、上記収納裏面部の右側と、上記裏面カバーとの間を接続する収納右側面部と
を有する請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の表示装置を有し、
上記表示ユニットに描かれた図柄は、避難誘導を表わす図柄である誘導灯装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、表示装置及びそれを用いた誘導灯装置に関する。
【背景技術】
【0002】
誘導灯装置などの表示装置において、LEDなどの点光源を光源として用いた光源ユニットを表示板の側方に配置し、導光板などを用いて光源が放射した光を導くことにより、表示板を内側から照らすものがある。
また、本体を表示ユニットよりも小さくすることにより、表示装置を小型化する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−146815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光源を点灯するための電力を供給するための配線を、本体と光源ユニットとの間に設ける必要がある。本体が表示ユニットよりも小さい場合、光源ユニット側の接続部を光源ユニットの中央付近に設けるか、配線を本体や表示ユニットの外に引き出す必要がある。接続部を光源ユニットの中央付近に設けると、光源の配置に影響する場合がある。
この発明は、例えば、表示装置の小型化を図り、本体の外に配線を出すことなく、光源の配置に影響しない表示装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明にかかる表示装置は、板状であり、表側の面に図柄が描かれ、上記図柄を裏側から照らす光源を有する表示ユニットと、上記表示ユニットの裏側の面を覆う裏面カバーと、上記裏面カバーの一部が上記表示ユニットから離れる方向に膨らんだ中空箱状の点灯収納部とを有する本体枠と、上記点灯収納部の内側に配置され、上記光源に対して電力を供給する点灯ユニットとを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
この発明にかかる表示装置によれば、表示装置の小型化を図り、本体の外に配線を出すことなく、光源の配置に影響しない表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】実施の形態1における誘導灯装置10の外観を示す正視図及び斜視図。
図2】実施の形態1における表示ユニット11の構造を示す斜視図。
図3】実施の形態1における本体枠16の構造を示す斜視図。
図4】実施の形態1における誘導灯装置10の使用態様を示す斜視図。
図5】比較例における誘導灯装置90の使用態様を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
実施の形態1について、図1図5を用いて説明する。
【0009】
図1は、この実施の形態における誘導灯装置10の外観を示す正視図及び斜視図である。
【0010】
誘導灯装置10(表示装置)は、例えば、表示ユニット11と、本体枠16とを有する。
【0011】
表示ユニット11は、例えば長方形板状である。表示ユニット11は、例えば、表示板12と、表示枠13と、光源ユニット14(図2参照。)と、導光板15(図2参照。)とを有する。
表示板12は、例えば長方形板状であり、透過性の樹脂などによって形成されている。表示板12の表側の面には、例えば避難口や避難口の方向など避難誘導を表わすピクトグラム(図柄)が描かれている。
光源ユニット14は、例えばLEDや有機ELなどの光源を有する。
導光板15は、光源ユニット14の光源が放射した光を導く。導光板15に導かれた光は、表示板12に描かれた図柄を内側から照らす。
表示枠13は、例えば長方形枠状である。表示枠13は、表示板12や光源ユニットを覆い、光源ユニットの光源が放射した光が、表示板12以外の部分から外部に漏れるのを防ぐ。表示枠13は、例えば、表示前面部31と、表示右側面部32と、表示左側面部33と、表示下面部35とを有する。表示前面部31は、例えば長方形板状であり、表示板12の表側の面を露出させるための開口を有する。表示右側面部32は、例えば長方形板状であり、表示前面部31の右側に、表示前面部31に対して略垂直に設けられている。表示左側面部33は、例えば長方形板状であり、表示前面部31の左側に、表示前面部31に対して略垂直に設けられている。表示下面部35は、例えば長方形板状であり、表示前面部31の下側に、表示前面部31に対して略垂直に設けられている。
【0012】
本体枠16(器具本体)は、表示ユニット11の裏側を覆う。本体枠16は、例えば、裏面カバー17と、点灯収納部18とを有する。
裏面カバー17は、例えば長方形板状である。裏面カバー17は、表示ユニット11とほぼ同じ大きさを有し、表示ユニット11の裏側の面を覆う。裏面カバー17は、例えば、カバー裏面部71と、カバー左側面部72(図3参照。)と、カバー右側面部73(図3参照。)と、カバー下面部75とを有する。カバー裏面部71は、点灯収納部18の部分を除いた長方形板状である。カバー左側面部72は、カバー裏面部71の左側に、カバー裏面部71に対して略垂直に設けられている。カバー右側面部73は、カバー裏面部71の右側に、カバー裏面部71に対して略垂直に設けられている。カバー下面部75は、カバー裏面部71の下側に、カバー裏面部71に対して略垂直に設けられている。
点灯収納部18(電気部品収納部)は、裏面カバー17の一部が表示ユニット11から離れる方向へ膨らんだ形状である。点灯収納部18は、表示ユニット11との間に、点灯ユニットなどを収納する空間を形成している。点灯収納部18は、例えば、収納裏面部81と、収納左側面部82と、収納右側面部83と、収納上面部84と、収納下面部85とを有する。
収納裏面部81は、例えば長方形板状である。収納裏面部81は、例えば、ノックアウト部811〜814を有する。ノックアウト部811〜814は、ノックアウトにより開口を形成できるように加工された部分である。ノックアウト部811〜814は、誘導灯装置10を壁面に取り付けて使用する際に開口させて、電源線や取付金具などを挿通する。
収納左側面部82は、例えば長方形板状である。収納左側面部82は、収納裏面部81の左側に設けられ、収納裏面部81に対して鈍角をなす。収納左側面部82は、収納裏面部81と、カバー裏面部71との間を接続している。
収納右側面部83は、例えば長方形板状である。収納右側面部83は、収納裏面部81の右側に設けられ、収納裏面部81に対して鈍角をなす。収納右側面部83は、収納裏面部81と、カバー裏面部71との間を接続している。
収納上面部84は、例えば略台形板状である。収納上面部84は、収納裏面部81の上側に、収納裏面部81に対して略垂直に設けられている。収納上面部84は、表示ユニット11の上面とほぼ同一平面上にある。収納上面部84は、例えば、ノックアウト部841〜844を有する。ノックアウト部841〜844は、ノックアウトにより開口を形成できるように加工された部分である。ノックアウト部841〜844は、誘導灯装置10を天井面に取り付けて使用する際に開口させて、電源線や取付金具などを挿通する。
収納下面部85は、例えば略台形板状である。収納下面部85は、収納裏面部81の下側に、収納裏面部81に対して略垂直に設けられている。収納下面部85は、収納裏面部81と、カバー裏面部71との間を接続している。収納下面部85は、例えば、点検窓851を有する。点検窓851は、点検用スイッチや点検用表示灯などを露出させるための開口である。
【0013】
図2は、この実施の形態における表示ユニット11の構造を示す斜視図である。
この図は、表示ユニット11を異なる二つの方向から見たところを示す。
【0014】
光源ユニット14は、例えば長尺形状である。光源ユニット14は、例えば、コネクタ41を有する。コネクタ41(電気的接続部)は、光源ユニット14の一方の端に設けられている。コネクタ41が光源ユニット14の端に設けられているので、光源の配置に影響しない。
表示右側面部32は、内側に取付爪321,322(取付構造)を有する。
表示左側面部33も同様に、内側に取付爪331,332(取付構造)を有する。
【0015】
図3は、この実施の形態における本体枠16の構造を示す斜視図である。
【0016】
カバー左側面部72は、外側に取付凹部721,722(取付構造)を有する。
カバー右側面部73も同様に、外側に取付凹部731,732(取付構造)を有する。
取付凹部721は、取付爪321と係合する。取付凹部722は、取付爪322と係合する。取付凹部731は、取付爪331と係合する。取付凹部732は、取付爪332と係合する。これにより、表示ユニット11と本体枠16とが着脱自在に固定される。
【0017】
点灯収納部18と、表示ユニット11の裏面との間には、略台形柱状の空間が形成される。この空間には、例えば、電源端子台61、バッテリ62、点灯ユニット63、点検アッシー64などが配置されている。電源端子台61には、外部電源からの配線が接続される。点灯ユニット63は、電源端子台61を介して外部電源から入力した電力を変換して、バッテリ62を充電するとともに、光源ユニット14に対して電力を供給する。また、停電などにより外部電源からの電力供給が停止した場合、点灯ユニット63は、バッテリ62を放電して、光源ユニット14に対して電力を供給する。光源ユニット14の光源は、点灯ユニット63から供給された電力により点灯する。点検アッシー64は、点検スイッチや点検用表示灯などを有する。
点灯ユニット63は、図示していないハーネスをコネクタ41に接続することにより、光源ユニット14と電気接続される。本体枠16が表示ユニット11の裏面を覆っているので、ハーネスを、本体枠16の外に出すことなく、光源ユニット14の端に設けられたコネクタ41と接続することができる。
【0018】
図4は、この実施の形態における誘導灯装置10の使用態様を示す斜視図である。
【0019】
誘導灯装置10は、例えば、壁面91に取り付けて使用される。
表示ユニット11よりも点灯収納部18が一回り小さいので、誘導灯装置10の正面あるいは正面に近い方向から誘導灯装置10を見ると、点灯収納部18の部分は見えない。
また、収納左側面部82及び収納右側面部83がテーパー状に斜めになっているので、点灯収納部18の部分が見えない方向の範囲が広い。
【0020】
図5は、比較例における誘導灯装置90の使用態様を示す斜視図である。
【0021】
誘導灯装置90は、本体枠が、表示ユニットとほぼ同じ大きさの直方体箱状である。
比較例の誘導灯装置90は、正面に近い方向から見ても、点灯収納部が見えてしまう。
【0022】
これに対し、この実施の形態における誘導灯装置10は、表示ユニット11の厚みしかないように見えるので、意匠性が高い。
【0023】
また、本体枠16全体を小さくするのではなく、点灯収納部18だけを小さくし、表示ユニット11とほぼ同じ大きさの裏面カバー17を設けているので、表示ユニット11を本体枠16に取り付けるための取付構造を容易に設けることができる。
更に、点灯ユニット63からの配線を接続するための電気的接続部を光源ユニット14の端に設けた場合でも、本体枠16の内側を通って配線することができるので、光源配置の自由度が高い。
【0024】
以上、説明した構成は、一例であり、他の構成であってもよい。例えば、本質的でない部分の構成を、他の構成で置き換えた構成であってもよい。
【符号の説明】
【0025】
10,90 誘導灯装置、11 表示ユニット、12 表示板、13 表示枠、14 光源ユニット、15 導光板、16 本体枠、17 裏面カバー、18 点灯収納部、31 表示前面部、32 表示右側面部、321,322,331,332 取付爪、33 表示左側面部、35 表示下面部、41 コネクタ、61 電源端子台、62 バッテリ、63 点灯ユニット、64 点検アッシー、71 カバー裏面部、72 カバー左側面部、721,722,731,732 取付凹部、73 カバー右側面部、75 カバー下面部、81 収納裏面部、811〜814,841〜844 ノックアウト部、82 収納左側面部、83 収納右側面部、84 収納上面部、85 収納下面部、851 点検窓、91 壁面。
図1
図2
図3
図4
図5