(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について説明する。
<概 要>
本情報処理装置は、ユーザに闇雲にコンテンツをリコメンドするのではなく、ユーザが欲しいと思われる時に適切な情報をタイミングよくリコメンドするものである。
すなわち、メインコンテンツにおけるオブジェクトの表示に対応して、オブジェクト関連情報を表示させるためのアイコンをメインコンテンツとともに表示させることを含む。
【0010】
<構 成>
〔ハードウエア〕
図1は、一実施形態に係るハードウエア構成を示すブロック図である。
同図に示す情報処理装置(例えば、テレビジョン受像器)100は、受信部(チューナ)11、ストリーム分離部(DEMUX:demultiplexer:デマルチプレクサ)12、映像デコード部13、表示処理部(スケーラ)14、表示部(モニタ)15、パーソナルDB(database)16、サービス17、GPS(Global Positioning System:汎地球測位システム)18、受信制御部19、センサ20、リモコン受信部21、入力手段22、カメラ23、及びネットワーク接続部24を有する。
【0011】
受信部11は、地上デジタル放送、BS(broadcasting satellite:放送衛星)放送、もしくはCS(communication satellite:通信衛星)放送を受信し、受信したストリームをストリーム分離部12に入力するチューナとして機能する回路である。受信部11は、受信制御部19の制御により受信するチャンネルを変更する機能を有する。
ストリーム分離部12は、映像、音声、データ等の多重化されたストリームを分離するDEMUX処理を行う。ストリーム分離部12は、分離されたストリームのうち映像に関するストリームを映像デコード部13に入力する。その他のストリームについては本発明とは直接関係がないので説明を割愛する。
映像デコード部13は、入力された映像に関するストリームをデコードして映像データとして後段の処理ブロックに入力する。ストリームについては限定しないが、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)、H.264等の規格のものが挙げられる。
表示処理部14は、表示部15にストリーム画像(コンテンツとも言う)やサイドメニュー(アイコンとも言う)の表示可能な範囲や大きさを制御する。
表示部15は、例えば、HDTV(high-definition television:高品位テレビ)を表示することのできるモニタであり、例えば液晶表示装置が挙げられる。
【0012】
受信制御部19は、受信部11、表示処理部14、パーソナルDB16、サービス17、GPS18、センサ20、リモコン受信部21、入力手段22、及びカメラ23からのデータに基づいて各種処理を行う機能を有する回路であり、例えばマイクロプロセッサが挙げられる。受信制御部19は、抽出手段19a、絞り込み手段19b、収集手段19c、画像処理手段19d、検索手段19e、分析手段19f、ユーザ特定手段19g、オブジェクト特定手段19h、嗜好管理手段19i、関連情報管理手段1j、及びアイコン表示手段19kを有する。
受信制御部19は、入力手段22もしくは図には示されないリモコンから入力された電源オンオフ、番組切り替えの指示、音量調節等の指示に基づき電源オンオフ、チャンネル切り替え等の制御をする機能を有する。
【0013】
抽出手段19aは、パーソナルDB16に蓄積したデータからキーワードを抽出する機能を有する。
絞り込み手段19bは、キーワードを頻度でランキングすることで興味情報を絞り込む機能を有する。
収集手段19cは、絞り込んだ興味情報に関連するコンテンツを収集する機能を有する。
画像処理手段19dは、ユーザの過去のライフログをビジュアル表示、検索するための第一のサイドメニュー、ショッピングサイトと連携してユーザの嗜好に応じた商品をネットショッピングするための第二のサイドメニュー、及びユーザの嗜好に応じて収集したコンテンツ毎にまとめたチャンネル用の第三のサイドメニューを、コンテンツを表示するメイン画面と共に表示部15に表示させる機能を有する。
これのサイドメニューの選択は、ユーザによるリモコンの操作で行われる。
検索手段19eは、ユーザの興味情報に基づいてネットワーク接続部24により接続されたネットワークのサイトからユーザの興味情報に関連するデータを検索する機能を有する。
分析手段19fは、抽出したキーワードのジャンル、頻度等を分析する機能を有する。
ユーザ特定手段19gは、表示手段としての表示部15に表示されたコンテンツを視聴しているユーザを特定する機能を有する。ユーザ特定手段19gは、カメラ23で表示部15の前面を常時撮影し、視聴している人物の数が単数の場合はその人物がユーザであると特定し、視聴している人物が複数の場合はリモコンを所持している人物をユーザであると認識する。
オブジェクト特定手段19hは、表示部15に表示されているコンテンツに含まれるオブジェクトを特定する機能を有する。オブジェクトは、メインコンテンツを視聴するユーザが興味を有するものであり、ユーザの興味情報は、別途蓄積する。
嗜好管理手段19iは、特定されたオブジェクトに対するユーザの嗜好を管理する機能を有する。
関連情報管理手段19jは、所定の基準よりも強く嗜好されるオブジェクトに関連するオブジェクト関連情報を取得しユーザごとに紐付けて管理する機能を有する。
アイコン表示手段19kは、オブジェクト関連情報に対応するオブジェクトがオブジェクト関連情報に紐付けられるユーザの視聴しているコンテンツに表示されたときに、選択実行されることによりオブジェクト関連情報を表示するためのアイコンを、表示手段の周縁に選択実行可能であることがわかるように表示する機能を有する。
これら抽出手段19a、絞り込み手段19b、収集手段19c、画像処理手段19d、検索手段19e、分析手段19f、ユーザ特定手段19g、オブジェクト特定手段19h、嗜好管理手段19i、関連情報管理手段19j、及びアイコン表示手段19kは、ソフトウエアで構成される。
【0014】
受信制御部19にて行われるコンテンツの分類は、取得したコンテンツデータの一部を表示するサムネイルを生成し、興味情報の各々に付与された属性毎にまとめ、同一属性を有する情報に対する処理の基礎となった指示の履歴に基づいて、ユーザにとって優先度が高いか否かで判断する。
また、優先度が高いとは、ユーザの視聴する番組のジャンル、出演者、もしくは団体毎に視聴回数、及び視聴時間を測定し、視聴回数、及び視聴時間の多い番組を興味度が高いとする。
【0015】
蓄積手段としてのパーソナルDB16は、ユーザ毎にファイルに分けて興味情報を記憶する。
サービス17は、情報処理装置100が図にはネットワーク接続装置24によりネットワーク接続されている場合に、得られた情報を記憶する装置である。
GPS18は、情報処理装置100の現在位置に関する情報を探索する装置である。
センサ20は、情報処理装置100の前面のリモコン使用可能領域に人がいるか否か、距離はどのくらいかを判断する。
リモコン受信部21は、図には示されていないリモコンとの間でチャンネル切り替えや音量調節等の制御信号や応答信号を授受する。
入力手段22は、例えば、電源ボタン、チャンネル切り替えボタン、音量ボタン、もしくは入力切換ボタンである。
カメラ23は、情報処理装置100の前面で図には示されていないリモコンを操作するユーザを認識するため撮影し、電気信号に変換する機能を有する。これは、ユーザが複数存在する場合にユーザ毎に顔を認識し、興味情報を紐づけるのに利用される。
ネットワーク接続部24は、図示しないネットワークと接続する機能を有する。
【0016】
〔ソフトウエア〕
図2は、
図1に示した情報処理装置100に用いられるソフトウエアの構成図の一例である。
ユーザの行動31やユーザの状態32がTPO(time position occasion:時、所、場合)に応じて分析され、パーソナルDB(データベース)16に記憶される。パーソナルDB16には例えばHDD(ハードディスクドライブ)が用いられる。
TPOは、ユーザが誰であるかに加え、ユーザの行動31及びユーザの状態32を含む。ユーザの行動31としては、例えば、TV/録画コンテンツ、SNS/Twitter(ツイッター「以下、登録商標」)、メール/ブラウザ、検索、スケジューラ、及びショッピング等が挙げられる。
TV/録画コンテンツは、放送時間、チャンネル、番組名、ジャンル、出演者名、録画時間、及び録画モード等を意味する。
SNSは、ソーシャルネットワーキングサービスの略語であり、人と人とのつながりを促進・サポートするWebサイトである。友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校等を通じて新たな人間関係を提供したりする、会員制のサービスである。Twitterは、140文字以内の「ツイート」と称される短文を投稿できる情報サービスで、ツイッター社によって提供されている。
SNSやTwitterで話題からキーワードを分析することでユーザの興味情報を得ることができる。
メールは、ユーザが他者との間で情報を授受するものであり、メールを分析すればユーザの興味情報を得ることができる。
ブラウザは、インターネット上の情報を探し出し表示するためのソフトウエアであり、例えば、ネットスケープ・ナビゲータやインターネット・エクスプローラーが挙げられる。ブラウザをユーザが利用するときのキーワードを分析すれば興味情報が得られる。
検索は、キーワードを使ってユーザが知りたい情報を得るので、キーワードからユーザの興味情報が得られる。
スケジューラは、個人のスケジュールを管理するソフトウエアであり、スケジュールのキーワードからユーザの興味情報を得ることができる。
ショッピングは、ユーザがいつ、どのような商品を、いくつ購入したか履歴に残るので、ユーザの興味情報を得ることができる。
【0017】
一方、ユーザの状態32としては、位置、移動検知手段、表情(集中度)、及び感情状態が挙げられる。
位置は、ユーザが情報処理装置100を使用しているときの位置であり、情報処理装置100のGPS18よりユーザが情報処理装置100を利用しているときの位置情報を把握することができる。
移動検知手段は、例えば、ユーザが電車で移動している状態か、自動車で移動している状態か、もしくは徒歩で移動している状態かを把握する手段であり、例えば加速度センサや振動センサ等のセンサが挙げられる。この移動検知手段はユーザがスマートホンをリモコンとして利用する場合に用いられる。
表情(集中度)は、ユーザの表情が硬いか柔らかい、もしくはユーザが画面の特定箇所を凝視しているか、退屈しているか、居眠りしているか等を画像認識処理により判断するものである。
感情状態は、ユーザが喜怒哀楽、無表情(真顔)のいずれを示しているか等を画像認識処理により判断するものである。
【0018】
パーソナルDB16に記憶されたデータは、必要に応じてリコメンドエンジン34に送られる。リコメンドエンジン34はユーザに必要と判断されるデータを提供するためのソフトウエアであり、サービス17に接続されている。リコメンドエンジン34はサービス17との間で、サーチクエリーとサーチリザルトとを行う。
リコメンドエンジン34は重要キーワードを抽出する重要キーワード抽出部35と、ユーザランキングによる絞り込みを行う絞り込み部36とを有する。重要キーワードは、ユーザ毎に異なる興味や関心の高いキーワードであり、頻出度の高い固有名詞(例えば、人名、キャラクタ名、曲名、番組名、国名、都市名、地名、競技名、ゲーム名等)が挙げられる。ユーザランキングは、統計数学的処理を施してユーザ毎に抽出されたキーワードを頻度順にランク付けをしたものである。絞り込みとは、ランク付けされたキーワードを上位から所定の順位まで選択して絞り込んだものをすぐに提供できるように確保しておくことである。
【0019】
リコメンド結果37は、ユーザに推薦すべきであると判断した場合にユーザに提供される情報であり、例えばユーザの好みのタレント、歌手、嗜好品、スポーツ、旅行等に関するイベント、放送番組、グッズ等の情報が挙げられる。
【0020】
<動 作>
図3は、
図1に示した情報処理装置の動作を示すフローチャートの一例である。
まず、TPOの判定が開始されると、情報抽出エンジンが作動し(ステップS1)、パーソナルDBとの間で情報の授受が行われる(ステップS2、S5)。
次に検索エンジンが作動し(ステップS3)、サービスとの間でサーチクエリーとサーチリザルトとが行われる(ステップS6)。
マッチングエンジンが作動し(ステップS3)、重要キーワードを抽出し、ユーザランキングによる絞り込みが行われ、リコメンド結果が得られる(ステップS4)。
【0021】
<パーソナル機能>
図1に示した情報処理装置100は、電源をつけると、ユーザが見たいものが放送番組、録画番組、WEBコンテンツの区分け無く準備されるようになっている。
このような情報処理装置100の画面遷移等について、
図4〜
図8を参照して説明する。
図4は、
図1に示した情報処理装置100及びリモコン40の外観図である。
情報処理装置100の画面103は、放送番組や録画番組等のコンテンツを再生するメイン画面101と、サイドメニュー102と、を有する。サイドメニュー102は、例えば、第一のサイドメニューとしてのPersonal Viewer(以下、パーソナルビューア)102a、第二のサイドメニューとしてのShopping Channel(以下、ショッピングチャンネル)102b、及び第三のサイドメニューとしてのPersonal Channel(以下、パーソナルチャンネル)102cを有し、いずれか一つをリモコン40のボタン操作で選択することができる。
各サイドメニュー102a〜102cは、ユーザの嗜好に対応したコンテンツが紐づけられているので、通常は、例えば
図4に示すように、「Personal Viewer」、「Shopping Channel」、及び「Personal Channel」の文字と人のシンボルだけのさり気ない表示がされているが、ユーザがこれらのサイドメニュー102a〜102cのいずれかを選択することで、ユーザの所望する情報を得ることができるようになっている。
【0022】
パーソナルビューア102aとは、ユーザの過去のライフログをビジュアル表示、検索できる機能である。ショッピングチャンネル102bとは、ショッピングHubと連携し、ユーザの嗜好に応じた商品をネットショッピングできる機能である。パーソナルチャンネル102cとは、ユーザが選びやすいように配列を変更するものであり、ユーザの嗜好に応じて収集し、映像系をメイン画面のメインフレームにまとめ、それ以外の関連商品をメイン画面のサブウィンドウに配置するチャンネルである。
【0023】
一方、リモコン40は、チャンネル切り替えボタン、音量調節ボタンの他に「いいねボタン」を有し、例えば番組視聴中に出演者が持っている物にユーザが興味を持った場合、カーソル操作をして「いいねボタン」を押すことにより情報処理装置100の例えば記憶手段としてのパーソナルDB16に記憶される。
尚、
図4中104は、録画番組である「アングリー」の再生開始アイコンである。リモコン40のボタン操作により図には示されないカーソルを再生開始アイコン104に移動させてクリックすることにより録画番組が再生されるようになっている。
【0024】
以下に、パーソナルビューア、ショッピングチャンネル、及びパーソナルチャンネルについて述べるが、これらのサイドメニューの内容はTPOに応じて切り替わるようになっている。
<パーソナルビューア>
図5は、パーソナルビューアについての説明図である。
リモコン40のボタン操作により、
図5の左に記載されている情報処理装置100のサイドメニュー102のうちのパーソナルビューア102aが選択されると、
図5の右下のようなメイン画面101が情報処理装置100に表示される。メイン画面101にはユーザが過去に視聴した番組の各サムネイルが表示される。サムネイル群の中にユーザが「何か見覚えのあるものがあるぞ、これ何だっけ?」と思ったときにリモコン40の操作により、ユーザに見覚えのあるサムネイルをドロップすると、右上のような「[Disc1『輝く太陽のように/The Bird with Wings』…略…視聴 3:29[4:12]」と、CD情報が表示される。ユーザはそのCDを購入する場合には、サイドメニュー102bを選択することでショッピングチャンネルのサイトの画面に遷移することで、購入しやすくなる。
【0025】
<ショッピングチャンネル>
図6は、ショッピングチャンネルについての説明図である。
図6に示すように情報処理装置100−1のメイン画面101にパティシエの厨房が表示されているとする。
この画面を見ているユーザU1が「毎週アップルパイを見ているとたべたくなるなぁ」と思い、サイドメニュー102のうちのショッピングチャンネル102bをリモコン40で選択すると、「ママゾン」や「楽夫」等の提携サービスにより取得したメイン画面101−1が得られる。メイン画面101−1の左上には「アップルパイ」の通販サイトが表示されている。ユーザU1はそのアップルパイを購入したい場合にはその通販サイトで購入することができる。
また
図6のメイン画面101−2にサムネイル群が表示されており、以前ユーザU2が番組視聴中にリモコン40で「いいね」を押した番組テーマ曲のアイコンを発見した場合、ユーザU2がショッピングチャンネル102bをリモコン40で選択すると、メイン画面101−2が表示される。メイン画面101−2には「輝く太陽のように/The Bird with Wings …略…在庫有り」が表示されているとする。
ユーザU2がショッピングチャンネル102bをリモコン40で選択し、ショッピングチャンネルのサイトの画面に遷移することで購入が容易となる。
【0026】
<パーソナルチャンネル>
図7は、パーソナルチャンネルについての説明図であり、
図8は、
図7の拡大図である。
図7の左下にメイン画面101に放送番組「アングリー」の録画画面がサイドメニュー102と共に表示されており、メイン画面101の周囲にはユーザが以前視聴、ダウンロード、もしくは録画した番組のサムネイルが配置されている。これらは情報処理装置100に記録されている放送番組のイメージである。
これらの番組については、サイドメニュー102のうちのパーソナルチャンネル102cをリモコン40のボタン操作により選択すると、右上のようにユーザ好みのチャンネルとしての「○井 理」のチャンネルが形成される。
すなわち、
図8に示すように情報処理装置の電源を投入すると、メイン画面101は、見出し101a、メインフレームTV番組101b、サブフレーム101c、お気に入りフレーム101d、お気に入りフレーム101dに関連する商品枠101e、前回の録画番組101f、及び動画サイト101gに区分けされる。
【0027】
以上のように、本実施形態によれば、闇雲にコンテンツをリコメンドするのではなく、ユーザが欲しいと思われる時に適切な情報をタイミング良くリコメンドすることができる。
【0028】
<プログラム>
以上で説明した本発明に係る情報処理装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。よって、一例として、プログラムにより本発明の機能を実現する場合の説明を以下で行う。
【0029】
例えば、
情報処理装置のコンピュータに、
表示手段が、少なくともコンテンツを表示する手順、
ユーザ特定手段が、表示手段に表示されたコンテンツを視聴しているユーザを特定する手順、
オブジェクト特定手段が、コンテンツに含まれるオブジェクトを特定する手順、
嗜好管理手段が、特定されたオブジェクトに対するユーザの嗜好を管理する手順、
関連情報管理手段が、所定の基準よりも強く嗜好されるオブジェクトに関連するオブジェクト関連情報を取得しユーザごとに紐付けて管理する手順、
アイコン表示手段が、オブジェクト関連情報に対応するオブジェクトがオブジェクト関連情報に紐付けられるユーザの視聴しているコンテンツに表示されたときに、選択実行されることによりオブジェクト関連情報を表示するためのアイコンを、表示手段の周縁に選択実行可能であることがわかるように表示する手順、
を実行させるためのプログラムが挙げられる。
【0030】
これにより、プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明に係る情報処理装置を実現することができる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
【0031】
<記憶媒体>
ここで、記憶媒体としては、例えばCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM、ROM、FeRAM等の半導体メモリやHDDが挙げられる。
【0032】
CD−ROMは、Compact Disc Read Only Memoryの略である。フレキシブルディスクは、Flexible Disk:FDを意味する。CD−Rは、CD Recordableの略である。RAMは、Random-Access Memoryの略である。ROMは、Read-Only Memoryの略である。FeRAMは、Ferroelectric RAMの略で、強誘電体メモリを意味する。HDDは、Hard Disc Driveの略である。
【0033】
尚、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。例えば、上述した実施の形態ではメインコンテンツとともにオブジェクトを表示した場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、サイドでもよく、オーバレイでもよい。また、オブジェクトについては表示されていなかったものを表示するようにしてもよく、表示属性(大きさ・輝度・色相等)を変更するのであってもよい。