(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記確認された結線状態に応じて、前記内部回路に誤結線が存在する場合には誤結線が存在する地点を確認するステップを更に含む、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の動作検証方法。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明に関する実施例について図面を参照してより詳しく説明する。以下の説明で使用される構成要素に対する接尾語である「モジュール」及び「部」は明細書を容易に作成するためにのみ付与されるか混用されるものであり、それ自体で互いに区別される意味又は役割を有するものではない。
【0015】
以下、
図1を参照して本発明の一実施例による保護装置の構造を説明する。
図1は、本発明の一実施例に関する保護装置のブロック構成図である。
【0016】
図1を参照すると、保護装置10はAC母線100、複同調フィルタ(DTF,Double Tuned Filter)200、高域通過フィルタ(HPF,High Pass Filter)300、フィルタ保護部400及び制御部500を含む。
図1に示した構成要素は必須的ではなく、それより多い構成要素を有するか少ない構成要素を有する保護装置10が具現されてもよい。また、一実施例において制御部500はフィルタ保護部400に含まれてもよい。
【0017】
以下、前記構成要素について順番に説明する。
【0018】
AC母線100は交流電源から供給された交流電力を複同調フィルタ200又は高域通過フィルタ300に伝達する。
【0019】
複同調フィルタ200はAC母線100から入力された交流電力の信号から2つの周波数に同調した帯域特性を有するフィルタである。
【0020】
高域通過フィルタ300は入力された交流電力の信号のうちいずれか特定の周波数より高い周波数の信号のみを通過させるフィルタである。
【0021】
フィルタ保護部400は複同調フィルタ200及び高域通過フィルタ300から伝達された電流に対する情報を介して異常状態感知信号を生成する。フィルタ保護部400は複同調フィルタ保護部410及び高域通過フィルタ430及び動作検証部450を含む。特に、複同調フィルタ保護部410は及び複同調フィルタ200から伝達された電流に対する情報を介して異常状態感知信号を生成する。高域通過フィルタ保護部430は高域通過フィルタ300から伝達された電流に対する情報を介して異常状態感知信号を生成する。
【0022】
一実施例において、異常動作感知信号は保護装置10の構成要素のうちいずれか一つに異常状態が発生した場合、異常状態の発生を知らせる信号である。異常動作感知信号はトリップ(Trip)信号及びアラーム(Alarm)信号を含む。トリップ信号は保護装置10の構成要素に異常状態が発生した場合、保護装置10の構成要素の動作を遮断するための遮断信号である。アラーム信号は保護装置10の構成要素に異常状態が発生した場合、異常状態を知らせるための信号である。
【0023】
動作検証部450は保護装置10の内部結線状態を確認し、複数の継電要素を設定して保護装置10の各構成要素に異常状態が発生するのかを確認する。また、動作検証部450は異常状態の発生可否に応じてフィルタ保護部400が異常状態感知信号を正しく生成するのかを確認する。動作検証部450に対する詳細な説明は後述する。
【0024】
制御部500は保護装置10の全般的な動作を制御する。制御部500の具体的な動作は詳しく後述する。
【0025】
次に、
図2乃至
図4を参照して本発明の一実施例による保護装置の構成についてより詳しく説明する。
【0026】
図2は本発明の一実施例による保護装置の構成図であり、
図3は本発明の一実施例による複同調フィルタの構成図であり、
図4は本発明の一実施例による高域通過フィルタの構成図である。
【0027】
図2を参照すると、保護装置10は
図1で説明したようにAC母線100、複同調フィルタ200、高域通過フィルタ300、フィルタ保護部400及び制御部500を含む。
【0028】
複同調フィルタ200と高域通過フィルタ300はAC母線100によって連結される。詳しくは、AC母線100は複同調フィルタ200の入力端と高域通過フィルタ300の入力端を互いに連結し、交流電源から提供された交流電力を複同調フィルタ200及び高域通過フィルタ300に伝達する。
【0029】
複同調フィルタ200はフィルタ保護部400の複同調フィルタ保護部410に連結され、高域通過フィルタ300はフィルタ保護部400の高域通過フィルタ保護部430に連結される。複同調フィルタ保護部410は複同調フィルタ200から伝達された電流に対する情報を利用して異常状態感知信号を生成する。
【0030】
次に、
図3を参照して複同調フィルタ200の構成について詳しく説明する。
【0031】
図3を参照すると、複同調フィルタ200は遮断器210、キャパシタバンク220、リアクタ230、アレスタ240、リアクタ変流器250及び接地変流器260を含む。
【0032】
遮断器210は過電流測定部211及びガス絶縁開閉器(GIS,Gas Insulated Switchgear)213を含む。遮断器210はAC母線100から入力される送電電流を連結又は遮断する。
【0033】
過電流測定部211はAC母線100から複同調フィルタ200に入力される電流が過電流又は地絡過電流に当たるのかを確認するために、AC母線100から複同調フィルタ200に入力される電流を測定する。一実施例において、過電流測定部211としては変流器(CT,Current Transformer)が使用される。
【0034】
過電流測定部211はAC母線100から複同調フィルタ200に入力される電流の大きさに比例する小さい大きさを有する電流に変換される。過電流測定部211として使用される変流器は電流の測定範囲を拡大するために使用する機器であって、回路に流れる高い電流を必要な低い値に変換して変換された電流を測定する。
【0035】
過電流測定部211は測定された電流に対する情報をフィルタ保護部400の複同調フィルタ保護部410に伝達する。複同調フィルタ保護部410は過電流測定部211で測定された電流を介してガス絶縁開閉器213を活性化又は不活性化させる異常状態感知信号を生成する。詳しくは、複同調フィルタ保護部410は過電流測定部211で測定された電流が予め設定された値を超過する過電流に当たる場合、異常動作感知信号を生成して生成された異常動作感知信号を制御部500に伝達する。制御部500は伝達された異常動作感知信号を介して複同調フィルタ200に過電流が入力されていることを確認してガス絶縁開閉器213を活性化させ、活性化されたガス絶縁開閉器213はAC母線100から入力される電流を遮断する。一方、複同調フィルタ保護部410は過電流測定部211で測定された電流が予め設定された値を超過しない場合には異常動作感知信号を生成しなくてもよく、制御部500はガス絶縁開閉器213を非活性化させてAC母線100から複同調フィルタ200に電流が持続的に入力されるようにする。
【0036】
ガス絶縁開閉器213は過電流測定部211で測定された電流を利用し、測定された電流が過電流又は地絡過電流に当たる場合に活性化されてAC母線100から複同調フィルタ200に入力される電流を遮断する。
【0037】
キャパシタバンク220、リアクタ230、アレスタ240及びリアクタ変流器250はAC母線100から入力される交流電流から高調波成分の電流を除去するための役割をする。
【0038】
キャパシタバンク220は遮断器210から出力された電流の不平衡可否を確認する。キャパシタバンク220は第1キャパシタバンク221、第2キャパシタバンク223及び不平衡電流測定部225を含む。第1キャパシタバンク221及び第2キャパシタバンク223それぞれは複数の容量性素子を含む。前記容量性素子はキャパシタである。不平衡電流測定部225は第1キャパシタバンク221のa地点と第2キャパシタバンク223のb地点の電流を測定し、測定されたそれぞれの電流に対する情報を複同調フィルタ保護部410に伝達する。複同調フィルタ保護部410は不平衡電流測定部225から伝達された電流に対する情報を介してa地点から流れる電流とb地点から流れる電流間の不平衡可否を確認し、確認された結果に応じて異常状態感知信号を生成する。詳しくは、複同調フィルタ保護部410は前記a地点に流れる電流とb地点に流れる電流との間に不平衡が発生したと確認した場合には異常状態感知信号を生成して生成した異常状態感知信号を制御部500に伝送し、制御部500は伝送された異常状態感知信号を介してキャパシタバンク220に不平衡電流が流れていることを確認して第1キャパシタバンク221と第2キャパシタバンク223に平衡電流が流れるように制御する。
【0039】
リアクタ(reactor)230はキャパシタバンク220から出力された電流から高調波成分の電流を除去する。リアクタ230は一つのインダクタを含む。
【0040】
アレスタ(arrester)240はリアクタ230に瞬間的な過電圧やインパルス電圧が印加されることを防止する。アレスタ240はリアクタ230に瞬間的な過電圧やインパルス電圧が印加される場合、それを除去してリアクタ230を保護する。
【0041】
リアクタ変流器250はリアクタ230から出力される交流電流から高調波成分の電流を除去する。
【0042】
リアクタ変流器250は容量性受動素子251、誘導性受動素子253、アレスタ255及び高調波過電流測定部257を含む。容量性受動素子251としてはキャパシタが使用され、誘導性受動素子253はインダクタを含む。アレスタ255は誘導性素子253に瞬間的な過電圧やインパルス電圧がかかることを防止する。高調波過電流測定部257は誘導性素子253から出力された電流から高調波成分の電流を除去するために誘導性素子253から出力された電流に対する情報をフィルタ保護部400の複同調フィルタ保護部410に伝達する。複同調フィルタ保護部410は高調波過電流測定部257から伝達された電流に対する情報を介してリアクタ変流器250から高調波成分の電流がきちんと除去されているのかを確認し、確認した状態に応じて異常状態感知信号を生成する。詳しくは、複同調フィルタ保護部410はリアクタ変流器250から高調波成分の電流がきちんと除去されていないと確認される場合、異常状態感知信号を生成して生成された異常状態感知信号を制御部500に伝達する。制御部500は伝送された異常状態感知信号を介してリアクタ変流器250の出力から高調波成分の電流が除去されていないことを確認し、リアクタ変流器250の出力から高調波成分の電流を除去するように複同調フィルタ200を制御する。
【0043】
接地変流器260は複同調フィルタ200から出力される電流を測定する。前記過電流測定部211はAC母線100から複同調フィルタ200に入力される電流に対する情報を複同調フィルタ保護部410に伝達し、接地変流器260は複同調フィルタ200から出力される電流を測定して測定された電流に対する情報を複同調フィルタ保護部410に伝達する。複同調フィルタ保護部410は過電流測定部211及び接地変流器260から伝達された電流に対する情報を利用して複同調フィルタ200に入力される電流と複同調フィルタ200から出力される電流を比較する。複同調フィルタ保護部410は複同調フィルタ200に入力される電流と複同調フィルタ200から出力される電流を比較し、その差が予め設定された差の内にあるのかを確認する。もし、前記差が予め設定された差を超過する場合、複同調フィルタ保護部410は異常状態感知信号を生成して生成された異常状態感知信号を制御部500に伝達する。一実施例において、予め設定された差はユーザの設定に応じて異なり得る。
【0044】
次に、
図4を参照して高域通過フィルタ300の構成について詳しく説明する。
【0045】
図4を参照すると、高域通過フィルタ300は遮断器310、キャパシタバンク320、リアクタ330及び接地変流器340を含む。
【0046】
遮断器310は過電流測定部311及びガス絶縁開閉器313を含む。遮断器310はAC母線100から入力される送電電流を連結又は遮断する。
【0047】
過電流測定部311はAC母線100から高域通過フィルタ300に入力される電流が過電流又は地絡過電流に当たるのかを確認するために、AC母線100から高域通過フィルタ300に入力される電流を測定する。一実施例において、過電流測定部311としては変流器が使用される。
【0048】
過電流測定部311はAC母線100から高域通過フィルタ300に入力される電流の大きさに比例する小さい大きさを有する電流に変換する。過電流測定部311として使用される変流器は電流の測定範囲を拡大するために使用する機器であって、回路に流れる高い電流を必要な低い値に変換して変換された電流を測定する。
【0049】
過電流測定部311は測定された電流に対する情報をフィルタ保護部400の高域通過フィルタ保護部430に伝達する。高域通過フィルタ保護部430は過電流測定部311で測定された電流を介してガス絶縁開閉器313を活性化又は非活性化させる異常状態感知信号を生成する。詳しくは、高域通過フィルタ保護部430は過電流測定部311で測定された電流が予め設定された値を超過する過電流に当たる場合、異常動作感知信号を生成して生成された異常動作感知信号を制御部500に伝達する。制御部500は伝達された異常動作感知信号を介して高域通過フィルタ300に過電流が入力されていることを確認してガス絶縁開閉器313を活性化させ、活性化されたガス絶縁開閉器313はAC母線100から入力される電流を遮断する。一方、高域通過フィルタ保護部430は過電流測定部311で測定された電流が予め設定された値を超過しない場合には異常動作感知信号を生成しなくてもよく、制御部500はガス絶縁開閉器313を非活性化させてAC母線100から高域通過フィルタ300に電流が持続的に入力されるようにする。
【0050】
ガス絶縁開閉器313は過電流測定部311で測定された電流を利用し、測定された電流が過電流又は地絡過電流に当たる場合に活性化されてAC母線100から高域通過フィルタ300に入力される電流を遮断する。
【0051】
キャパシタバンク320、リアクタ変流器330及び設置変流器340はAC母線100から入力される交流電流から高調波成分の電流を除去するための役割をする。
【0052】
キャパシタバンク320は遮断器310から出力された電流の不平衡であるか否かを確認する。キャパシタバンク320は第1キャパシタバンク321、第2キャパシタバンク323及び不平衡電流測定部325を含む。第1キャパシタバンク321及び第2キャパシタバンク323それぞれは複数の容量性素子を含む。前記容量性素子はキャパシタである。不平衡電流測定部325は第1キャパシタバンク321のc地点と第2キャパシタバンク323のd地点の電流を測定し、測定されたそれぞれの電流に対する情報を高域通過フィルタ保護部430に伝達する。高域通過フィルタ保護部430は不平衡電流測定部325から伝達された電流に対する情報を介してc地点から流れる電流とd地点から流れる電流間の不平衡であるか否かを確認し、確認した結果に応じて異常状態感知信号を生成する。詳しくは、高域通過フィルタ保護部430は前記c地点に流れる電流とd地点に流れる電流との間に不平衡が発生したと確認した場合には異常状態感知信号を生成して生成した異常状態感知信号を制御部500に伝送し、制御部500は伝送された異常状態感知信号を介してキャパシタバンク320に不平衡電流が流れていることを確認して第1キャパシタバンク321と第2キャパシタバンク323に平衡電流が流れるように制御する。
【0053】
リアクタ変流器330はキャパシタバンク320から出力される交流電流から高調波成分の電流を除去する。
【0054】
リアクタ変流器330は受動素子331、誘導性受動素子333、アレスタ335及び高調波過電流測定部337を含む。受動素子331としては抵抗が使用され、誘導性受動素子333はインダクタを含む。アレスタ335は誘導性素子333に瞬間的な過電圧やインパルス電圧がかかることを防止する。高調波過電流測定部337は誘導性素子333から出力された電流から高調波成分の電流を除去するために、誘導性素子333から出力された電流に対する情報をフィルタ保護部400の高域通過フィルタ保護部430に伝達する。高域通過フィルタ保護部430は高調波過電流測定部337から伝達された電流に対する情報を介してリアクタ変流器330から高調波成分の電流がきちんと除去されているのかを確認し、確認した状態に応じて異常状態感知信号を生成する。詳しくは、高域通過フィルタ保護部430はリアクタ変流器330から高調波成分の電流がきちんと除去されていないと確認される場合、異常状態感知信号を生成して生成された異常動作感知信号を制御部500に伝達する。制御部500は伝送された異常状態感知信号を介してリアクタ変流器330の出力から高調波成分の電流が除去されていないことを確認し、リアクタ変流器330の出力から高調波成分の電流を除去するように高域通過フィルタ300を制御する。
【0055】
接地変流器340は高域通過フィルタ300から出力される電流を測定する。前記過電流測定部311はAC母線100から高域通過フィルタ300に入力される電流に対する情報を高域通過フィルタ保護部430に伝達し、接地変流器340は高域通過フィルタ300から出力される電流を測定して測定された電流に対する情報を高域通過フィルタ保護部430に伝達する。高域通過フィルタ保護部430は過電流測定部311及び接地変流器340から伝達された電流に対する情報を利用して高域通過フィルタ300に入力される電流と高域通過フィルタ300から出力される電流を比較する。高域通過フィルタ保護部430は高域通過フィルタ300に入力される電流と高域通過フィルタ300から出力される電流を比較し、その差が予め設定された差の内にあるのかを確認する。もし、前記差が予め設定された差を超過する場合、高域通過フィルタ保護部430は異常状態感知信号を生成して生成された異常動作感知信号を制御部500に伝達する。一実施例において、予め設定された差はユーザの設定に応じて異なり得る。
【0056】
次に、
図5乃至
図7を参照して本発明の他の実施例による保護装置及びその動作検証方法を説明する。
【0057】
図5は本発明の他の実施例による保護装置を説明するためのブロック図であり、
図6は本発明の他の実施例による保護装置の構成を説明するための図であり、
図7は本発明の他の実施例による保護装置に含まれた変換用変圧器の構成を説明するための図である。
【0058】
まず、
図5を参照すると、本発明の他の実施例による保護装置20はAC母線600、変換用変圧器バンク(CT Bank,Converter Transformer Bank)700、バルブ800、変圧器保護部900、制御部1000を含む。
図5に示した構成要素は必須ではなく、それより多い構成要素を有するか少ない構成要素を有する保護装置20が具現されてもよい。また、一実施例において制御部1000は変圧器保護部900に含まれてもよい。
【0059】
以下、前記構成要素について順番に説明する。
【0060】
AC母線600は交流電源から供給された交流電力を変換用変圧器バンク700に伝達する。
【0061】
変換用変圧器縛バンク700はAC母線600とバルブ800と連結される。
【0062】
バルブ800は交流電力を直流電力に変換又は直流電力を交流電力に変換する。即ち、バルブ800は交流電圧を直流電圧に、直流電圧を交流電圧に変換する電力電子用素子である。
【0063】
変圧器保護部900は変換用変圧器バンク700から伝達された電流に対する情報を介して異常状態感知信号を生成する。一実施例において、異常動作感知信号は保護装置20の構成要素のうちいずれか一つに異常状態が発生した場合、異常状態の発生を知らせる信号である。異常動作感知信号はトリップ信号及びアラーム信号を含む。トリップ信号は保護装置20の構成要素に異常状態が発生した場合、保護装置20の構成要素の動作を遮断するための遮断信号である。アラーム信号は保護装置20の構成要素に異常状態が発生した場合、異常状態を知らせるための信号である。
【0064】
変圧器保護部900は第1変圧器保護部910、第2変圧器保護部930及び動作検証部950を含む。
【0065】
第1変圧器保護部910は普段変換用変圧器バンク700から伝達された電流に対する情報を介して異常状態感知信号を生成する。
【0066】
第2変圧器保護部930は第1変圧器保護部910に問題が生じた際に動作し、第1変圧器保護部910と同じ役割をする。
【0067】
動作検証部950は保護装置20の内部結線状態を確認し、複数の継電要素を設定して保護装置20の各構成要素に異常状態が発生するのかを確認する。また、動作検証部950は異常状態の発生したか否かに応じて変圧器保護部900が異常状態感知信号を正しく生成するのかを確認する。
【0068】
制御部1000は保護装置20の全体的な動作を制御する。
【0069】
次に、
図6を参照して本発明の他の実施例による保護装置20の構成を説明する。
【0070】
図6を参照すると、保護装置20は
図5で説明したようにAC母線600、変換用変圧器バンク700、バルブ800、変圧器保護部900、制御部1000を含む。
【0071】
変換用変圧器バンク700はAC母線600に連結されてAC母線600から交流電力を提供され、バルブ800と連結される。
【0072】
変換用変圧器バンク700の各構成要素の入力又は出力は変圧器保護部900に連結される。
【0073】
変圧器保護部900は変換用変圧器バンク700から伝達された電流に対する情報を利用して異常状態感知信号を生成する。
【0074】
次に、
図7を参照して変換用変圧器バンク700の構成について詳しく説明する。
【0075】
図7を参照すると、変換用変圧器バンク700は遮断器710、母線電圧測定部730及び変換用変圧器750を含む。
【0076】
遮断器710は過電流測定部711及びガス絶縁開閉器713を含む。遮断器710はAC母線100から入力される送電電流を連結又は遮断する。
【0077】
母線電圧測定部730は遮断器710から出力されたAC母線600から提供された母線電圧を測定する。一実施例において、母線電圧測定部730はPT(Potential Transformer)を含む。母線電圧測定部730は過電圧継電要素及び過励磁電流継電要素を確認するための構成である。過電圧継電要素は変換用変圧器750に印加される電圧が予め設定された電圧を超過するか否かを確認するための継電要素であり、過励磁電流継電要素は変換用変圧器750に電圧が印加されていない状態で電圧が印加される場合に発生する突入電流を確認するための継電要素である。
【0078】
変換用変圧器750は三相電源を介して入力される交流電力を一定の大きさを有する交流電圧に変換する。
【0079】
変換用変圧器750は2つのY電源、一つのデルタ電源三相電源それぞれに連結された変流器を含む。
【0080】
次に、
図8を参照して本発明の一実施例による保護装置の動作検証方法を説明する。
【0081】
図8は、本発明の一実施例による保護装置の動作検証方法を示すフローチャートである。
図8の実施例を説明するために
図1乃至
図7の内容を斟酌する。また、以下の実施例において各ステップは本発明の一実施例による保護装置10の場合を仮定して説明するが、本発明の他の実施例による保護装置20にも適用可能であるため、それに対する説明は各ステップの末尾に説明する。
【0082】
図8を参照すると、フィルタ保護部400の動作検証部450は保護装置10の内部回路の結線状態を確認する(S101)。フィルタ保護部400は別途に複同調フィルタ200、高域通過フィルタ300及びフィルタ保護部400が連結されている結線状態に対する情報を予め記憶していてもよく、動作検証部450はAC母線100に一定の大きさを有するテスト電流を入力して複同調フィルタ200及び高域通過フィルタ300から出力された電流を介して保護装置10の結線状態を確認する。詳しくは、動作検証部450は前記入力した一定の大きさを有する電流に対する複同調フィルタ200及び高域通過フィルタ300の出力電流が0である場合には保護装置10に誤結線が存在しないことを確認し、0ではない場合には保護装置10に誤結線が存在することを確認する。
【0083】
他の実施例において、動作検証部450は複同調フィルタ200及び高域通過フィルタ300それぞれに含まれた変流器から測定された電流を介してどの地点に結線が発生したのかを確認する。
【0084】
一方、S101を
図5乃至
図7に適用して説明すると、変圧器保護部900の動作検証部950は保護装置20の内部回路の結線状態を確認する(S101)。変圧器保護部900は別途に変換用変圧器バンク700及びバルブ800が連結されている結線状態に対する情報を予め記憶していてもよく、動作検証部950はAC母線100に一定の大きさを有する電流を入力して変換用変圧器バンク700及びバルブ800から出力された電流を介して保護装置20の結線状態を確認する。詳しくは、動作検証部950は前記入力した一定の大きさを有する電流に対する変換用変圧器バンク700及びバルブ800の出力電流が0である場合には保護装置20に誤結線が存在しないことを確認し、0ではない場合には保護装置20に誤結線が存在することを確認する。
【0085】
他の実施例において、動作検証部450は複同調フィルタ200及び高域通過フィルタ300それぞれに含まれた変流器から測定された電流を介してどの地点に結線が発生したのかを確認する。
【0086】
もし、保護装置10に内部結線が存在すると確認された場合(S103)、動作検証部450は保護装置10のどの地点に結線が発生したのかを確認する(S105)。一方、S103及びS105を
図5乃至
図7に適用して説明すると、もし保護装置20に内部結線が存在すると確認された場合(S103)、動作検証部950は保護装置20のどの地点に結線が発生したのかを確認する(S105)。
【0087】
もし、保護装置10に内部結線が存在しないと確認された場合(S103)、動作検証部450は保護装置10の異常状態を感知するために複数の継電要素それぞれを設定する(S107)。一実施例において、複数の継電要素は過電流継電要素、地絡過電流継電要素、不平衡電流継電要素、高調波過電流継電要素及び割合差動継電要素を含む。
【0088】
過電流継電要素は、AC母線100から複同調フィルタ200又は高域通過フィルタ300に入力される電流が予め設定された電流を超過するのか否かを判断するための継電要素である。動作検証部450は複同調フィルタ200及び高域通過フィルタ300に入力される電流が過電流であるのかを確認するために予め設定された値を設定する。
【0089】
地絡過電流継電要素は、AC母線100から複同調フィルタ200又は高域通過フィルタ300に入力される電流が予め設定された地絡電流を超過するのか否かを判断するための継電要素である。動作検証部450は複同調フィルタ200及び高域通過フィルタ300に入力される電流が過地絡電流であるのかを確認するために予め設定された地絡電流値を設定する。
【0090】
不平衡電流継電要素は、複同調フィルタ200のキャパシタバンク220又は高域通過フィルタ300のキャパシタバンク320から測定された電流が不平衡状態を有するのかを確認するための継電要素である。
【0091】
高調波過電流継電要素は、複同調フィルタ200のリアクタ変流器250又は高域通過フィルタ300のリアクタ変流器330から出力される交流電流から高調波成分の電流を除去されたのかを確認するための継電要素である。
【0092】
割合差動継電要素は、複同調フィルタ200の入出力電流の差と高域通過フィルタ300の入出力電流の差が予め設定された差を超過するのかを確認するための継電要素である。
【0093】
一方、S107を
図5乃至
図7に適用して説明する。もし、保護装置20に内部結線が存在しないと確認された場合(S103)、動作検証部950は保護装置20の異常状態を感知するために複数の継電要素それぞれを設定する(S107)。一実施例において、複数の継電要素は過電流継電要素、地絡過電流継電要素、過電圧継電要素、過励磁電流継電要素及び割合差動継電要素を含む。
【0094】
過電流継電要素は、AC母線600から変換用変圧器バンク700に入力される電流が予め設定された電流を超過するのか否かを判断するための継電要素である。動作検証部950は変換用変圧器バンク700に入力される電流が過電流であるのかを確認するために予め設定された値を設定する。
【0095】
地絡過電流継電要素は、AC母線600から変換用変圧器バンク700に入力される電流が予め設定された地絡電流を超過するのか否かを判断するための継電要素である。動作検証部950は変換用変圧器バンク700に入力される電流が過地絡電流であるのかを確認するために予め設定された地絡電流値を設定する。
【0096】
割合差動継電要素は、変換用変圧器バンク700の入出力電流の差が予め設定された差を超過するのかを確認するための継電要素である。
【0097】
動作検証部450は設定された複数の継電要素それぞれを試験するための試験情報に関する入力を受信する(S109)。一実施例において、試験情報は複数の継電要素のうちいずれか一つの継電要素に問題があるのかを確認するために複同調フィルタ200及び高域通過フィルタ300に入力される情報である。例えば、複同調フィルタ200の割合差動継電要素を試験する場合を仮定する。この場合、試験情報は複同調フィルタ200に入力される微小電流であってもよく、動作検証部450は複同調フィルタ200に入力される微小電流の大きさと複同調フィルタ200から出力される電流の大きさを比較してその差が予め設定された差を超過するのかを確認する。
【0098】
一方、S109を
図5乃至
図7に適用して説明する。
【0099】
動作検証部950は設定された複数の継電要素それぞれを試験するための試験情報に関する入力を受信する(S109)。一実施例において、試験情報は複数の継電要素のうちいずれか一つの継電要素に問題があるのかを確認するために変換用変圧器バンク700に入力される情報である。例えば、変換用変圧器バンク700の割合差動継電要素を試験する場合を仮定する。この場合、試験情報は変換用変圧器バンク700に入力される微小電流であってもよく、動作検証部950は変換用変圧器バンク700に入力される微小電流の大きさと変換用変圧器バンク700から出力される電流の大きさを比較してその差が予め設定された差を超過するのか否かを確認する。
【0100】
次に、動作検証部450は入力された試験情報に応じて複数の継電要素のうちどの継電要素に異常状態が発生したのか否かを確認する(S111)。前記複同調フィルタ200の割合差動継電要素を試験する場合を例に挙げると、動作検証部450は複同調フィルタ200に入力される微小電流の大きさと複同調フィルタ200から出力される電流の大きさを比較してその差が予め設定された差を超過する場合には異常状態が発生したと確認する。もし、複同調フィルタ200に入力される微小電流の大きさと複同調フィルタ200から出力される電流の大きさを比較してその差が予め設定された差を超過しない場合、動作検証部450は異常状態が発生しないと確認する。
【0101】
一方、S111を
図5乃至
図7に適用して説明する。
【0102】
次に、動作検証部950は入力された試験情報に応じて複数の継電要素のうちどの継電要素に異常状態が発生したかを確認する(S111)。前記変換用変圧器バンク700の割合差動継電要素を試験する場合を例に挙げると、動作検証部950は変換用変圧器バンク700に入力される微小電流の大きさと変換用変圧器バンク700から出力される電流の大きさを比較してその差が予め設定された差を超過する場合には異常状態が発生したと確認する。もし、変換用変圧器バンク700に入力される微小電流の大きさと変換用変圧器バンク700から出力される電流の大きさを比較してその差が予め設定された差を超過しない場合、動作検証部950は異常状態が発生しないと確認する。
【0103】
もし、複数の継電要素のうちいずれか一つの継電要素に異常状態が発生したと確認された場合、動作検証部450はフィルタ保護部400が異常状態感知信号を生成したかを確認する(S113)。前記複同調フィルタ200の割合差動継電要素を試験する場合を例に挙げると、動作検証部450は複同調フィルタ200に入力される微小電流の大きさと複同調フィルタ200から出力される電流の大きさを比較してその差が予め設定された差を超過する場合、複同調フィルタ保護部410が異常状態感知信号を正しく生成したかを確認する。
【0104】
一方、S113を
図5乃至
図7に適用して説明する。
【0105】
もし、複数の継電要素のうちいずれか一つの継電要素に異常状態が発生したと確認された場合、動作検証部950は変圧器保護部900が異常状態感知信号を正しく生成したかを確認する(S113)。変換用変圧器バンク700の割合差動継電要素を試験する場合を例に挙げると、動作検証部450は変換用変圧器バンク700に入力される微小電流の大きさと変換用変圧器バンク700から出力される電流の大きさを比較してその差が予め設定された差を超過する場合、変圧器保護部900が異常状態感知信号を正しく発生したかを確認する。
【0106】
動作検証部450は生成された異常状態感知信号を介して複数の継電要素のうち異常状態が発生した継電要素をディスプレー部(図示せず)に出力する(S115)。
【0107】
一方、複数の継電要素のうちいずれか一つの継電要素に異常状態が発生していないと確認された場合にはS109に戻る。前記試験情報入力ステップ(S109)は周期的に行われる。
【0108】
一方、S113を
図5乃至
図7に適用して説明する。
【0109】
動作検証部950は生成された異常状態感知信号を介して複数の継電要素のうち異常状態が発生した継電要素にディスプレー部(図示せず)に出力する(S115)。
【0110】
一方、複数の継電要素のうちいずれか一つの継電要素に異常状態が発生していないと確認された場合にはS109に戻る。前記試験情報入力ステップ(S109)は周期的に行われる。
【0111】
本発明の一実施例によると、上述した方法はプログラムが記録された媒体にプロセッサが読み込めるコードとして具現することができる。プロセッサが読み込める媒体の例としてはROM,RAM,CD−ROM,磁気テープ、フロッピディスク、光データ記憶装置などがあり、キャリアウェーブ(例えば、インターネットを介した伝送)の形で具現されることも含む。