特許第5943979号(P5943979)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5943979
(24)【登録日】2016年6月3日
(45)【発行日】2016年7月5日
(54)【発明の名称】ディスプレイ照明用の照明アッセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20160621BHJP
   F21V 3/00 20150101ALI20160621BHJP
   F21V 5/00 20150101ALI20160621BHJP
   F21V 5/02 20060101ALI20160621BHJP
   F21V 5/08 20060101ALI20160621BHJP
   B60K 35/00 20060101ALI20160621BHJP
   G02B 6/00 20060101ALI20160621BHJP
   G02F 1/13357 20060101ALI20160621BHJP
   G09F 13/04 20060101ALN20160621BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20160621BHJP
【FI】
   F21S2/00 433
   F21S2/00 431
   F21S2/00 436
   F21V3/00 530
   F21V5/00 530
   F21V5/02 100
   F21V5/02 150
   F21V5/02 300
   F21V5/08
   B60K35/00 Z
   G02B6/00 331
   G02F1/13357
   !G09F13/04 D
   F21Y101:02
【請求項の数】16
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-201031(P2014-201031)
(22)【出願日】2014年9月30日
(65)【公開番号】特開2015-109261(P2015-109261A)
(43)【公開日】2015年6月11日
【審査請求日】2014年9月30日
(31)【優先権主張番号】61/884,225
(32)【優先日】2013年9月30日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/884,173
(32)【優先日】2013年9月30日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/495,343
(32)【優先日】2014年9月24日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】313005662
【氏名又は名称】コンチネンタル オートモーティブ システムズ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】CONTINENTAL AUTOMOTIVE SYSTEMS, INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100099483
【弁理士】
【氏名又は名称】久野 琢也
(72)【発明者】
【氏名】ヴィアチェスラフ ボリゾヴィチ バーマン
(72)【発明者】
【氏名】リチャード ダニエル サンダーズ
【審査官】 竹中 辰利
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−105542(JP,A)
【文献】 特開2004−119143(JP,A)
【文献】 特開2004−106662(JP,A)
【文献】 特開2013−187059(JP,A)
【文献】 特開2011−145612(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
B60K 35/00
F21V 3/00
F21V 5/00
F21V 5/02
F21V 5/08
G02B 6/00
G02F 1/13357
F21Y 115/10
G09F 13/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
計器ディスプレイ用の照明アッセンブリであって、
照明ハウジングと、
該照明ハウジングの開口上方にわたって支持されているディスプレイと、
前記照明ハウジング内に位置する光源と、
該光源近傍の受光面、上面、及び底面を有するライトガイドであって、前記上面は、前記ディスプレイに向かって光を方向付ける複数のプリズムを有している、ライトガイドと、
ディフューザの上面で前記光源の近傍に配置され、前記光源に起因する輝点を補正するために、前記ディフューザから前記ディスプレイに向かう光を一様に拡散させるピラミッド型プリズムと、
を備えることを特徴とする、計器ディスプレイ用の照明アッセンブリ。
【請求項2】
前記複数のプリズムがそれぞれ、上面と、該上面に対して横方向の出射窓とを有していて、光は前記出射窓を通って前記上面に対して横方向に向けられるようになっている、請求項1記載の照明アッセンブリ。
【請求項3】
前記ライトガイドの前記上面は、前記照明ハウジングの前記開口に対して平行な線に対して第1の角度を成して配置されていて、該第1の角度は、0°よりも大きく90°よりも小さい、請求項2記載の照明アッセンブリ。
【請求項4】
前記ライトガイドの高さは、前記受光面から離れる方向で減少している、請求項3記載の照明アッセンブリ。
【請求項5】
前記ディフューザは、前記ライトガイドと前記ディスプレイとの間に配置されている、請求項1ないし4のいずれか1項記載の照明アッセンブリ。
【請求項6】
前記ディフューザは、前記照明ハウジングにおける開口に面した底面を有していて、該底面にはセレーションが設けられている、請求項5記載の照明アッセンブリ。
【請求項7】
前記セレーションはそれぞれ、受光する入射窓と、反射面とを有していて、該反射面は、前記ディスプレイに向けて前記照明ハウジングの前記開口に対して垂直方向に光を方向付けるように、前記ディスプレイに対して角度をなしている、請求項6記載の照明アッセンブリ。
【請求項8】
前記ライトガイドの前記出射窓は、前記ディフューザの入射窓と整合している、請求項7記載の照明アッセンブリ。
【請求項9】
前記ライトガイドは、前記ディスプレイ及び前記ライトガイドに対してほぼ平行に位置する受光面を有している、請求項1ないし8のいずれか1項記載の照明アッセンブリ。
【請求項10】
前記受光面は、前記光源に対して垂直方向に延びる波形を有している、請求項9記載の照明アッセンブリ。
【請求項11】
計器ディスプレイ用の照明アッセンブリであって、
照明ハウジングと、
該照明ハウジングの開口上方にわたって支持されているディスプレイと、
前記照明ハウジング内に位置する光源と、
該光源近傍の受光面、上面、底面を有するライトガイドと、
該ライトガイドから透過された光を受容する、前記照明ハウジングの開口上方に位置するディフューザであって、該ディフューザの上面に対して垂直な方向に向かって光を方向付けるセレーションを有する底面を含むディフューザと、
前記ディフューザの上面で前記光源の近傍に配置され、前記光源に起因する輝点を補正するために、前記ディフューザから前記ディスプレイに向かう光を一様に拡散させるピラミッド型プリズムと、
を備えることを特徴とする、計器ディスプレイ用の照明アッセンブリ。
【請求項12】
前記ライトガイドの上面には、光を前記ディスプレイに向かって方向付ける複数のプリズムが設けられている、請求項11記載の照明アッセンブリ。
【請求項13】
前記複数のプリズムがそれぞれ、上面と、該上面に対して横方向の出射窓とを有していて、光は前記出射窓を通って前記上面に対して横方向に向けられるようになっており、前記ライトガイドの前記上面は、前記照明ハウジングの前記開口に対して平行な線に対して第1の角度を成して配置されていて、該第1の角度は0°よりも大きく90°よりも小さい、請求項12記載の照明アッセンブリ。
【請求項14】
前記セレーションはそれぞれ、受光する入射窓と、反射面とを有していて、該反射面は、前記ディスプレイに向けて前記照明ハウジングの前記開口に対して垂直方向に光を方向付けるように、前記ディスプレイに対して角度をなしている、請求項13記載の照明アッセンブリ。
【請求項15】
前記ライトガイドの前記出射窓は、前記ディフューザの入射窓に対して光結合されている、請求項14記載の照明アッセンブリ。
【請求項16】
前記受光面は前記ディスプレイに対してほぼ平行に位置していて、前記ライトガイドは波形入射部を有する、請求項1ないし10のいずれか1項記載の照明アッセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願に関する相互参照
この出願は、2013年9月30日付けで出願された米国仮出願番号61/884225号及び61/884173号の優先権を請求する。
【0002】
本発明は概して、計器盤(インストルメント・クラスター)ディスプレイ用の照明アッセンブリに関する。さらに詳しく言うならば本発明は、光の透過を改善する構造を含む照明アッセンブリに関する。
【背景技術】
【0003】
楔形ライトガイド(導光板)は通常、デジタルディスプレイ照明を提供するために使用される。ライトガイドは反射面を有した照明ハウジング内に支持される。ライトガイドからの光の多くは比較的狭い角度を成してディスプレイの方向に外側に向かって方向付けられ、その結果多くの光が照明ハウジングから反射されて、結果として光の拡散は一様ではなく非効率的なものである。従って、ライトガイドとディスプレイとの間に配置されたディフューザには、ディスプレイへの光の一様な拡散を提供することが求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、効率的な光の拡散を可能にする、計器ディスプレイ用の照明アッセンブリを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題を解決するために本発明の構成では、照明ハウジングと、照明ハウジングの開口上方にわたって支持されているディスプレイと、前記照明ハウジング内に位置する光源と、該光源近傍の受光面、上面、底面を有するライトガイドと、を有する照明アッセンブリにおいて、前記上面は、前記ディスプレイに向かって光を方向付ける複数のプリズムを有しているようにした。
【発明の効果】
【0006】
車両インストルメントパネル用の照明アッセンブリの一実施態様は、光源近傍で照明ハウジング内に支持されるライトガイドを有している。このライトガイドは、ディスプレイ及び運転者に向かって効果的に光を透過する複数のプリズムを備えた上面を有している。このライトガイドは、光ガイドからの光を運転者の方向に方向付ける光反射面を含む複数のセレーションを備えたディフューザに対応させることができる。
【0007】
実施態様による照明アッセンブリは、光をより効果的に方向付け、デジタル又はその他の車両計器ディスプレイの同じ照明又はより多くの照明を提供するために、比較的小さい又は比較的少ない光源を使用することができる。
【0008】
様々な実施態様が図示した固有の構成部分を有しているが、本発明の構成はこれら特別な組み合わせに限定されるものではない。実施態様の1つに示された構成要素又は特徴のいくつかを、実施態様の別のものに記載の特徴又は構成要素と組み合わせて使用することができる。
【0009】
ここに開示されたこれらの特徴及びその他の特徴は、以下の明細書及び図面により最良に理解することができ、以下に図面の簡単な説明を示す。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】デジタルディスプレイを備えた自動車のインストルメントパネルを概略的に示した図である。
図2】照明アッセンブリの一実施態様を示す断面図である。
図3】ライトガイドの一実施態様の断面を拡大して示す図である。
図4】照明アッセンブリの別の実施態様を示す断面図である。
図5】ディフューザの一実施態様の断面を拡大して示す図である。
図6】照明アッセンブリの別の実施態様を示す断面図である。
図7】照明アッセンブリの別の実施態様を示す断面図である。
図8】ライトガイドの一実施態様を上方から示した図である。
図9図8のライトガイドの実施態様を示す斜視図である。
図10図8ライトガイドの一部を下方から示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
詳細な説明
図1及び図2に示したように、車両のインストルメントパネル10は複数のメータ12と中央に配置されたデジタルディスプレイアッセンブリ56とを備えている。デジタルディスプレイアッセンブリ56は、車両運転に関する情報を運転者に伝える。デジタルディスプレイアッセンブリ56は照明アッセンブリ14(図2)によって照明される。照明アッセンブリ14は光源20を含み、この光源20はライトガイド22を通して光を放射する。例示したデジタルディスプレイ56は、別個の光源20からの光を利用するいかなる構造のものであっても良い。
【0012】
光源20は、これに限定するものではないが、発光ダイオード(LED)を含むいかなる構造であっても良い。図示したように、図2には、照明アッセンブリ14の例が断面図で示されていて、単一の光源20が示されている。しかしながら光源20は、照明ハウジング16内に整列された複数の光源20を有していても良い。照明ハウジング16は光を含んでいて、開口18を通して光を放射することができる。開口18は、デジタルディスプレイ56の表面にほぼ平行に配置されている。図示したように、アッセンブリ14は開口18が上方を向いた状態で示されているが、設置状態では、開口18は車両運転者に向かうディスプレイの方向を向いている。この方向付けは、車両運転者に所望される視線角度を提供するように規定されたいかなる角度であっても良い。ライトガイド22は、ライトボックスと言われることもある照明ハウジング16内に配置されている。光がディスプレイ56に向かう所望の方向でのみ放射されるように照明ハウジング16は反射光を含む。
【0013】
図2の参照に継続して図3に示したように、例示した照明ハウジング16は光源20を一方の側で支持し、かつライトガイド22を支持している。ライトガイド22は、上面24と、底面26と、光源20の近位に位置する受光面28とを含んでいる。この例では、受光面28は開口18に対して垂直である。ライトガイド22は楔形であって、受光面28近くの第1の幅30と、この第1の幅30よりもずっと小さい、ライトガイド22の遠位端部近くの第2の幅32とを有している。底面26は、末端に向かって受光面28から離れる方向で上方へと上面24に向かって減径していて、全体として楔形状となっている。
【0014】
光源20は、第1の幅30を有する端部近傍の受光面28近くに配置されている。ディフューザ17(図2)はライトガイド22の上方に配置されていて、ライトガイド22から放射される光をディスプレイ56の背面に向かって拡散させ、一様に分散させる。ディスプレイ56は、自動車又はその他の車両の運転パラメータを示す情報を提供する計器盤のためのものであって良い。この実施例では、光はディフューザ17を通過してディスプレイ56の背面へと放射される。
【0015】
本発明によるライトガイド22の上面24は複数のプリズム34を含んでおり、これらのプリズム34は、照明ハウジング16の表面からの光の多くを反射するというよりは、光58を直接ディフューザ17へと方向付ける。プリズム34はそれぞれ上面36と出射窓40とを有している。上面36は、開口18に対して平行な面15に対して所定の角度38を成して位置している。この実施態様では角度38はできるだけ小さい。角度38は、開口18の平面15に対してほぼ垂直であって良い。角度38の例は、0°よりも大きく90°よりも小さい。プリズム34が規定する面を通って光58はライトガイド22から出て行き、ディフューザ17へと入る。ディフューザ17への直接的な光路が多いほど、最初に照明ハウジング16の表面から反射されずにディフューザ17に入る光は増える。ライトガイド22からディフューザ17へと放射される光の増大により、照明効率が上がる。
【0016】
図4及び図5に示されているように、別の照明アッセンブリ14´は、底面46に一連のセレーション48を有したディフューザ42を備えている。ディフューザ42はディスプレイ56に平行な上面44を有していて、開口18とディスプレイ56に対してほぼ垂直な方向で光60を透過する。セレーション48は、光60を運転者の方向に回転させる構造体である。換言するとセレーション48は、この実施態様のライトガイド22に入る光58に対して垂直な方向に光60を向ける。
【0017】
セレーション48はそれぞれ、開口18に対して、かつ運転者の方向に対して垂直な入射窓50と、光反射面52とを有している。光反射面52は、運転者に向かう方向に光を反射し方向付ける角度54を成して配置されている。この実施例では、角度54はほぼ45°であるが、別の角度であってもよく、別の角度は本発明の想定内にある。さらに、角度54は、ライトガイド22から受ける光の方向に対応するように個々のセレーション48において変化されて良い。
【0018】
この実施態様では、セレーション48はライトガイド22のプリズム34に光結合されている。光結合は、ディフューザ42の対応するセレーション48の入射窓50に対してライトガイド22の出射窓40(図3)を構成することにより得られる。一例では、ライトガイド22の出射窓40は、ディフューザ42の対応するセレーション48の入射窓50に対して整合されている。整合の一例では、出射窓40と入射窓50とが互いに平行に、ライトガイド22とディフューザ42との間の隙間全体にわたって位置している。
【0019】
さらに、ライトガイド22のプリズム34及び対応する出射窓40の数は、ディフューザ42の複数のセレーション48の数とサイズに関して設けられている。プリズム34とセレーション48との間のサイズ及び距離は、運転者の方向への光の所望の透過を提供するように決定されている。
【0020】
セレーション48は、ディフューザ42の底面46全体にわたってあるのではなく、運転者へ光を回転させる必要がない領域では存在しない。例えば、光源20に近いディフューザ42の部分は、セレーション48によって運転者に光を向ける必要がない。
【0021】
図6に示した、本発明によるさらに別の照明アッセンブリ14´´は、ディフューザ42の側の上面44に支持されるピラミッド型プリズム68を有している。ピラミッド型プリズム68は輝点近傍に位置している。輝点は、光源20への近接又は特殊構造の別の光学的特性により生じ得る。ピラミッド型プリズム68は輝点を補正するために光を分散させ、ディスプレイ56に向かう光60をより均等に分散させる。本発明の例では、複数のピラミッド型プリズム68が、光源20近傍でディフューザ42の上面44上に配置されていて、ディフューザ42の全長に沿ってほぼ一様な光の分散を提供するために輝点がさらに拡散される必要があるディフューザ42に沿った別の場所にも配置されて良い。
【0022】
図7に示した別の照明アッセンブリ14´´´は、照明ハウジング16の開口18に対してほぼ平行に位置する受光面66を有するライトガイド64を備えている。この実施態様のライトガイド64は受光面66から、終端部に向かって横方向に延在するボディ部分70内へと湾曲している。ライトガイド64の幅は、受光面66から離れる方向で減少している。
【0023】
図7に続いて、図8図9図10に示したように、受光面66は複数の光源20のそれぞれの位置に配設されていて、対応する1つの光源20の上方に位置する円形面を有している。円形の受光面66はそれぞれ波形部分72の一部であり、この波形部分72は内方に湾曲していて、終端部に向かって先細る一様の形の表面を成形している。波形の受光面66は折り曲げ部分72内へと先細りしていて、ライトガイド62内に光が入る点で厚さを変更させている。これにより光の効率は向上する。
【0024】
従って、本発明の照明アッセンブリ14によれば、より効果的な光の透過が得られ、これにより輝度が向上し、インストルメントパネルを表示する照明用の同じ又はより大きな光を発生するためにより少ない又は小さい光源を使用することができる。本発明の実施態様が説明されたが、当業者には、いくつかの変化実施態様が本発明の範囲内で想起されることが認識されるだろう。
【符号の説明】
【0025】
10 インストルメントパネル、 12 メータ、 14,14´,14´´,14´´´ 照明アッセンブリ、 15 開口に対して平行な面、 16 照明ハウジング、 17 ディフューザ、 18 開口、 20 光源、 22 ライトガイド、 24 上面、 26 底面、 28 受光面、 30 第1の幅、 32 第2の幅、 34 プリズム、 36 上面、 40 出射窓、 42 ディフューザ、 44 上面、 46底面、 48 セレーション、 50 出射窓、 52 光反射面、 54 角度、 56 デジタルディスプレイ、 58 光、 60 光、 64 ライトガイド、 66 受光面、 68 ピラミッド型プリズム、 70 ボディ部分、 72 波形部分
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10