(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記撮影制御部は、前記所定期間後において、前記装置動き検出センサにより検出された動きの大きさが前記第1基準量以下であって且つ前記被写体動き検出部により検出された動きの大きさが前記第2基準量以下であるとき、前記撮像部に前記対象画像を撮影させる
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
前記撮影制御部は、前記所定期間中において前記装置動き検出センサにより検出された動きの大きさから前記第1基準量を設定する際に用いる第1パラメータ、及び、前記所定期間中において前記被写体動き検出部により検出された動きの大きさから前記第2基準量を設定する際に用いる第2パラメータの内、少なくとも一方を、当該撮像装置へ入力されるパラメータ変更指示に応じて変更する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
前記所定期間中における前記装置動き検出センサの検出結果及び前記被写体動き検出部の検出結果に基づき、前記所定期間中における前記画像列の中から複数の画像を抽出して前記複数の画像を合成する画像合成部を更に備えた
ことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の撮像装置。
前記所定期間中における前記装置動き検出センサの検出結果及び前記被写体動き検出部の検出結果に基づき、前記所定期間中における前記画像列の中から1枚の画像を抽出する画像抽出部を更に備えた
ことを特徴とする請求項1〜請求項10の何れかに記載の撮像装置。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、状態量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、状態量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。
【0027】
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の概略全体ブロック図である。撮像装置1は、静止画像及び動画像を撮影及び記録可能なデジタルビデオカメラである。但し、撮像装置1は、静止画像のみを撮影及び記録可能なデジタルスチルカメラであっても良い。撮像装置1は、携帯電話機などの携帯端末に搭載されるものであっても良い。撮像装置1は符号11〜17によって参照される各部位を備える。
【0028】
撮像部11は、撮像素子を用いて被写体の撮影を行う。
図2は、撮像部11の内部構成図である。撮像部11は、光学系35と、絞り32と、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどから成る撮像素子(固体撮像素子)33と、光学系35や絞り32を駆動制御するためのドライバ34と、を有している。光学系35は、撮像部11の画角を調節するためのズームレンズ30、焦点を合わせるためのフォーカスレンズ31及び光学式ぶれ補正を実現するための補正レンズ36を含む複数枚のレンズから形成される。ズームレンズ30及びフォーカスレンズ31は光軸方向に移動可能である。光軸とは、光学系35及び撮像部11の光軸を指す。主制御部13からの制御信号に基づき、光学系35内におけるズームレンズ30及びフォーカスレンズ31の位置並びに絞り32の開度(即ち絞り値)が制御される。撮像素子33は、水平及び垂直方向に複数の受光画素が配列されることによって形成される。撮像素子33の各受光画素は、光学系35及び絞り32を介して入射した被写体像(被写体の光学像)を光電変換し、該光電変換によって得られた被写体像の信号を撮像部11の出力信号として出力する。
【0029】
補正レンズ36は、光軸に直交する方向に移動可能である。即ち、補正レンズ36は、光軸に直交する面に沿って移動することが可能となるように、光学系35内に配置されている。但し、当該面は光軸に対して斜めに交差する面であっても良い。ドライバ34は、主制御部13から出力されるぶれ補正信号(補正レンズ駆動信号)に基づいて補正レンズ36を上記面上で移動させることにより、光学式ぶれ補正を実現する。
【0030】
装置動きセンサ12は、撮像装置1の動きを検出する。撮像装置1の動きは、いわゆる手ぶれなどによって生じる。装置動きセンサ12は、例えば、撮像装置1のヨー方向(水平方向)及びピッチ方向(垂直方向)の角速度を検出して、それらの角速度の検出値を表すセンサ信号を出力する。光学式ぶれ補正は、このセンサ信号に基づき実現される。
【0031】
主制御部13は、信号処理回路、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等にて形成され、撮像装置1内の各部位の動作を統括的に制御する。主制御部13は、撮像部11の出力信号に対して所定の信号処理を施すことで、撮像部11による撮影画像である被写体像の画像データを生成することができる。内部メモリ14は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等にて形成され、撮像装置1内で生成された各種データを一時的に記憶する。表示部15は、液晶ディスプレイパネル等の表示画面を有する表示装置であり、主制御部13の制御の下、撮影画像や記録媒体16に記録されている画像などを表示する。記録媒体16は、カード状半導体メモリや磁気ディスク等の不揮発性メモリであり、主制御部13の制御の下、撮影画像の画像データ等を記録する。操作部17は、静止画像の撮影及び記録を指示するシャッタボタン17a等から成り、ユーザからの各種指示を受け付ける。ユーザの任意の指示は、操作部17等を通じて撮像装置1に入力される。操作部17はタッチパネルを含んでいても良く、シャッタボタン17aはタッチパネル上のボタンであっても良い。
【0032】
図3に示す如く、主制御部13には、センサ信号処理部51、光学式ぶれ補正制御部52、被写体動き検出部53及び撮影制御部54が内在している。
【0033】
センサ信号処理部51は、所定の演算式等を用いて、装置動きセンサ12からのセンサ信号を撮像装置1の動きを示す装置動き情報に変換する。装置動き情報は、撮像装置1の動きの大きさ及び向きを示す情報を含む。
【0034】
光学式ぶれ補正制御部52は、装置動き情報に基づき光学式ぶれ補正を実行する。補正レンズ36が固定されている場合、撮像素子33上に形成される被写体の光学像は、撮像装置1の動きによってぶれる。補正制御部51は、撮像装置1の動きによる被写体の光学像のぶれが打ち消されるように、装置動き情報からぶれ補正信号を生成してドライバ34を通じて補正レンズ36の位置を制御する。このような制御が光学式ぶれ補正に相当し、光学式ぶれ補正により、撮像装置1の動きによる被写体の光学像のぶれが光学的に補正される。
【0035】
被写体動き検出部53は、光学式ぶれ補正を経た撮像部11の出力信号による入力画像列に基づき入力画像列上における被写体の動きを検出し、その検出結果を表す被写体動き情報を生成する。入力画像列とは、時系列に並ぶ入力画像の集まり(時間的に連続する複数の入力画像)を指す。撮像部11は、周期的に被写体の光学像の信号を出力することができる。1枚の入力画像は、撮像部11の出力信号に基づく1枚の静止画像(1つのフレーム又はフィールド)である。被写体動き検出部53は、時間的に連続する複数の入力画像の画像データに基づき、当該複数の入力画像間におけるオプティカルフローを導出する。このオプティカルフローにより、当該複数の入力画像間における被写体の動きの向き及び大きさが示される。被写体動き情報は、任意の2枚の入力画像間における被写体の動きの向き及び大きさを特定する。
【0036】
撮影制御部54は、装置動き情報及び被写体動き情報に基づき、対象画像の撮影タイミングの決定及び制御等を行う。対象画像とは、シャッタ指示に応答して取得及び記録されるべき、撮像部11の撮影画像である。入力画像と同様、対象画像も、光学式ぶれ補正を経た撮像部11の出力信号にて形成される。シャッタ指示とは、ユーザが操作部17等を通じて撮像装置1に入力することができる指示の一種である。例えば、シャッタボタン17aを押す操作がシャッタ指示の入力に相当する。但し、シャッタ指示は、どのような形態で撮像装置1に入力されても良い。
【0037】
以下、対象画像の取得方法に関して特に注目しつつ、撮像装置1の動作又は構成に関する幾つかの実施例を説明する。矛盾なき限り、以下に述べる第1〜第8実施例の内、任意の2以上の実施例を組み合わせて実施することも可能である。
【0038】
<<第1実施例>>
撮像装置1の第1実施例を説明する。
図4において、実線曲線310
A及び破線曲線310
Bは、夫々、装置動き量V
A及び被写体動き量V
Bの時間変化を表している。装置動き量V
Aは、装置動き情報にて特定される撮像装置1の動きの大きさを示す。被写体動き量V
Bは、被写体動き情報にて特定される入力画像列上の被写体の動きの大きさを表す。時刻tにおける装置動き量V
A及び被写体動き量V
Bを夫々記号V
A[t]及びV
B[t]にて表す。
【0039】
詳細には、被写体動き量V
B[t]は、時刻tにおける入力画像及び時刻t’における入力画像間における被写体の動きの大きさを表す。
図5(a)及び(b)には、時刻tにおける入力画像I[t]及び時刻t’における入力画像I[t’]が示されている。入力画像I[t]及びI[t’]は時間的に隣接する2枚の入力画像である。第1実施例及び後述の任意の実施例では、撮像部11の撮影領域内に収まる被写体に花である主要被写体SUBが含まれているものとする。撮像部11の撮影領域内に収まる全被写体の内、主要被写体SUB以外の被写体を背景被写体と呼ぶ。主制御部13に内在する被写体分類部(不図示)は、入力画像の画像データに基づく公知の方法を用いて、入力画像上に存在する各被写体を主要被写体又は背景被写体に分類することができる。例えば、被写体分類部は、入力画像上においてピントが合っている被写体を主要被写体に分類し、それ以外の被写体を背景被写体に分類する。この際、被写体分類部は、入力画像の各領域の画像データに含まれる空間周波数成分に基づき、入力画像上の各被写体についてピントが合っているか否かを判断することができる。或いは例えば、被写体分類部は、入力画像上の所定領域(例えば中央付近の領域)に存在している被写体を主要被写体に分類し、それ以外の被写体を背景被写体に分類しても良い。更に或いは、入力画像から特定種類の物体(例えば人物の顔)が検出されたとき、被写体分類部は、その物体を主要被写体に分類し、それ以外の被写体を背景被写体に分類しても良い。
【0040】
被写体動き量V
B[t]は、主要被写体SUBの動き及び背景被写体の動きを含む、入力画像全体における被写体の動きの大きさを表すものであっても良い。この場合例えば、被写体動き量V
B[t]は、入力画像I[t]及びI[t’]間のオプティカルフローを形成する全動きベクトルの大きさの平均値として求められる。被写体動き量V
B[t]は、主要被写体SUBの動きの大きさを表すものであっても良い。この場合例えば、入力画像I[t]及びI[t’]間のオプティカルフローから、入力画像I[t]及びI[t’]間における主要被写体SUBの動きを表す動きベクトルを抽出し、抽出した動きベクトルから被写体動き量V
B[t]を求めればよい。被写体動き量V
B[t]の導出は、被写体動き検出部53又は撮影制御部54にて行われる。
【0041】
図6は、1枚の対象画像を撮影及び記録する際における撮像装置1の動作フローチャートである。
図4を参照しつつ、
図6のフローチャートに沿って、対象画像の撮影及び記録動作を説明する。まず、時刻t
1において、ユーザによりシャッタ指示が撮像装置1に入力される(ステップS11)。シャッタ指示が入力されると、ステップS12において、撮影制御部54は、シャッタ指示の入力タイミングを基準とし且つ所定の時間長さを有する情報収集期間を設定して、情報収集を開始する。具体的には、この情報収集において、撮影制御部54は、情報収集期間中のセンサ信号及び入力画像列に基づく情報収集期間中の各時刻における装置動き量V
A及び被写体動き量V
Bを収集する。収集された動き量V
A及びV
Bは内部メモリ14等に一時的に保存される。ここでは、情報収集期間が時刻t
1から時刻t
2までの期間であるとする。
図4の時刻t
A及びt
Bは情報収集期間に属する。
【0042】
情報収集期間が終了すると(ステップS13)、ステップS14において、撮影制御部54は、情報収集期間中の動き量V
A及びV
Bに基づいて装置動き統計量D
A及び被写体動き統計量D
Bを求め、装置動き統計量D
A及び被写体動き統計量D
Bから装置動き閾値である基準量TH
A(第1基準量)と被写体動き閾値である基準量TH
B(第2基準量)を設定する。装置動き統計量D
Aは、情報収集期間中に収集された複数の装置動き量V
Aを複数の標本(変数)として用いた統計量であり、被写体動き統計量D
Bは、情報収集期間中に収集された複数の被写体動き量V
Bを複数の標本(変数)として用いた統計量である。ここでは、情報収集期間中に収集された複数の装置動き量V
Aの最小値及び情報収集期間中に収集された複数の被写体動き量V
Bの最小値が、夫々、装置動き統計量D
A及び被写体動き統計量D
Bとして求められるとする。
図4の例では、情報収集期間中において、装置動き量V
Aは時刻t
Aにて最小となり且つ被写体動き量V
Bは時刻t
Bにて最小となっている。従って、“D
A=V
A[t
A]”且つ“D
B=V
B[t
B]”である。
【0043】
但し、所定のオフセット値Δ
A及びΔ
Bを用い、“D
A=V
A[t
A]+Δ
A”且つ“D
B=V
B[t
B]+Δ
B”に従って統計量D
A及びD
Bを定めても良い。オフセット値Δ
A及びΔ
Bは正の所定値を持つ(但し、Δ
A<0、Δ
B<0でも構わない)。或いは、複数の標本の平均値に基づき統計量D
A及びD
Bを定めても良い。即ち例えば、撮影制御部54は、情報収集期間中に収集された複数の装置動き量V
Aの平均値AVE
VA及び情報収集期間中に収集された複数の被写体動き量V
Bの平均値AVE
VBを求め、“D
A=AVE
VA”且つ“D
B=AVE
VB”に従って、或いは、“D
A=AVE
VA−Δ
A”且つ“D
B=AVE
VB−Δ
B”に従って、統計量D
A及びD
Bを定めても良い。
【0044】
撮影制御部54は、統計量D
A及びD
Bを求めた後、下記式(1)及び式(2)に従って基準量TH
A及びTH
Bを設定し、対象画像の撮影が完了するまで基準量TH
A及びTH
Bを保持する。係数k
A及びk
Bは予め定められた値を有していても良い。k
A>0且つk
B>0である。係数k
A及びk
Bは互いに一致していても良いし、一致していなくても良い。
TH
A=k
A×D
A …(1)
TH
B=k
B×D
B …(2)
【0045】
情報収集期間が終了した後、対象画像を撮影するための期間である実撮影用期間が開始される。本例では、時刻t
2から始まって対象画像の撮影が完了するまでの期間が実撮影用期間に相当する。
【0046】
実撮影用期間において、撮影制御部54は、装置動き量V
A及び被写体動き量V
Bを監視し、実撮影用期間中の各時刻における動き量V
A及びV
Bを基準量TH
A及びTH
Bと比較することで第1条件及び第2条件が充足しているか否かを判断する(ステップS15)。第1条件は、実撮影用期間中の時刻tにおいて第1不等式“V
A[t]≦TH
A”が成立する時、即ち、実撮影用期間中の動き量V
Aが基準量TH
A以下であるときに充足する。第2条件は、実撮影用期間中の時刻tにおいて第2不等式“V
B[t]≦TH
B”が成立する時、即ち、実撮影用期間中の動き量V
Bが基準量TH
B以下であるときに充足する。
【0047】
第1条件及び第2条件は、対象画像撮影条件を形成している。撮影制御部54は、実撮影用期間において第1及び第2条件が同時に成立している場合、対象画像撮影条件が充足したと判断して、対象画像の撮影を撮像部11に行わせ(即ち、撮像部11の出力信号から対象画像の画像データを生成して)対象画像の画像データを記録媒体16に記録させる(ステップS16)。このように、撮影制御部54は、情報収集期間中に検出された動き量V
A及びV
Bに基づき、その後の実撮影用期間において対象画像の撮影タイミングを決定する。
図4の例では、時刻t
2以後、時刻t
3において初めて第1及び第2条件が同時に充足している。このため、時刻t
3において対象画像の撮影が実行される、即ち、時刻t
3における光学式ぶれ補正を経た撮像部11の出力信号に基づき対象画像が生成される。
【0048】
統計量D
A及びD
Bは、注目した撮影環境における撮像装置1の動き度合い及び被写体の動き度合いを表している。例えば、“D
A=V
A[t
A]”且つ“D
B=V
B[t
B]”であるならば、統計量D
A及びD
Bは、実撮影用期間中において期待される動き量V
A及びV
Bの最小値に相当する。仮に、撮像装置1の動きの影響だけを排除する方式を採用した場合、風などの影響で主要被写体SUBとしての花が揺れれば花自体の画像はぶれが多いものとなる。逆に、画像データを用いて検出した被写体の動きに基づき被写体のぶれのみを軽減したとしても、撮像装置1自体に動きがあれば背景被写体等にぶれが残る。これを考慮し、撮像装置1では、統計量D
A及びD
Bを用いて対象画像の撮影タイミング決定用の基準量TH
A及びTH
Bを設定し、動き量V
A及びV
Bが基準量TH
A及びTH
B以下になったときに対象画像の実撮影を行うようにする。これにより、撮像装置1の動きに基づく画像ぶれ及び被写体の動きに基づく画像ぶれが共に小さな対象画像を取得することが可能となる。屋外で花のマクロ撮影を行う時のように、シャッタチャンスを重視するのではなく、シャッタ指示から或る程度の時間を要しても注目物体をぶれなく撮影することが重視されるような状況において、上述のような制御は特に有益である。
【0049】
尚、光学式ぶれ補正により、撮像装置1の動きによってもたらされる撮影画像全体のぶれは抑制されるのであるが、この抑制は完璧なものではなく、撮像装置1の動きによるぶれの一部は、光学式ぶれ補正を実行しても残存する。故に、光学式ぶれ補正が実行される環境下においても、撮像装置1の動きがなるだけ小さいときに対象画像の撮影が行われることが望ましい。
【0050】
<<第2実施例>>
撮像装置1の第2実施例を説明する。第2実施例及び後述の第3〜第8実施例では、第1実施例に対する応用技術又は変形技術を説明し、第2〜第8実施例において特に述べない事項に関しては第1実施例の記載が第2〜第8実施例にも適用される。
【0051】
撮影制御部54は、
図7に示す如く、第1実施例で述べた方法に従い基準量TH
Aを設定する第1基準量設定部61及び基準量TH
Bを設定する第2基準量設定部62を備える。設定部61は、情報収集期間中の装置動き量V
A(即ち、情報収集期間中において装置動きセンサ12により検出された撮像装置1の動きの大きさ)から基準量TH
Aを設定する際、第1パラメータを利用し、設定部62は、情報収集期間中の被写体動き量V
B(即ち、情報収集期間中において被写体動き検出部53により検出された被写体の動きの大きさ)から基準量TH
Bを設定する際、第2パラメータを利用する。第1パラメータは上述のオフセット値Δ
A及び係数k
Aの少なくとも一方を含み、第2パラメータは上述のオフセット値Δ
B及び係数k
Bの少なくとも一方を含む。
【0052】
撮影制御部54は、
図7に示す如く、パラメータ変更部63を有していても良い。パラメータ変更部63は、ユーザが操作部17等を通じて撮像装置1に入力したパラメータ変更指示に従い、第1及び第2パラメータの内、少なくとも一方を変更することができる。これにより、ユーザ所望の条件で対象画像の撮影が行われる。例えば、係数k
A及びk
Bが大きいほど、対象画像撮影条件が充足しやすくなる一方で対象画像に含まれるぶれが大きくなり、係数k
A及びk
Bが小さいほど、対象画像撮影条件が充足しにくくなる一方で対象画像に含まれるぶれが小さくなる。ユーザは、自身の撮影技量を考慮しつつ、対象画像の取得のしやすさと対象画像の品質とのバランスを考慮してパラメータ変更指示を行うことができる。
【0053】
<<第3実施例>>
撮像装置1の第3実施例を説明する。撮影制御部54は、情報収集期間を設定する情報収集期間設定部64を有している(
図7参照)。情報収集期間設定部(期間長変更部)64は、ユーザが操作部17等を通じて撮像装置1に入力した期間長変更指示に従い、情報収集期間の長さを変更できても良い。これにより、情報収集期間の長さをユーザ所望の長さにすることができる。
【0054】
<<第4実施例>>
撮像装置1の第4実施例を説明する。撮影制御部54は、一旦設定した基準量TH
A及びTH
Bの値を変更する基準量変更部65を有していても良い(
図7参照)。これについて説明する。まず、第1実施例で述べた方法に従って求められた基準量TH
A及びTH
Bを、夫々、基準量TH
Aの初期値TH
A0及び基準量TH
Bの初期値TH
B0とする。基準量変更部65は、時刻t
2より後、所定の第1待機時間が経過しても対象画像撮影条件が充足しないとき、基準量TH
Aの値を初期値TH
A0から値TH
A1へと増大させ、且つ、基準量TH
Bの値を初期値TH
B0から値TH
B1へと増大させる。その後、更に第2待機期間が経過しても対象画像撮影条件が充足しないとき、基準量変更部65は、基準量TH
Aの値を更に値TH
A1から値TH
A2へと増大させ、且つ、基準量TH
Bの値を更に値TH
B1から値TH
B2へと増大させる。当然、“TH
A0<TH
A1<TH
A2”且つ“TH
B0<TH
B1<TH
B2”である。その後、更に第3待機時間が経過しても対象画像撮影条件が充足しないとき、撮影制御部54は、実撮影中止処理を実行する。
【0055】
実撮影中止処理は、対象画像を撮影するための動作(シャッタ指示の入力に応答して対象画像の取得を試みる動作)を中止する処理を含む。実撮影中止処理は、対象画像撮影条件が充足しなかったことをユーザに通知するための通知処理を含んでいてもよい。通知処理では、定められた時間内に対象画像撮影条件を満たした状態での対象画像の撮影をできなかったことをユーザに通知する。通知処理における通知は、ユーザである人間の五感に訴える任意の通知であって良く、通常は、表示部15による映像出力又は図示されないスピーカ部(不図示)を用いた音声出力にて該通知が実現される。例えば、「条件が整わなかったため、撮影することができませんでした」という文言を表示部15に表示することで上記通知を実現しつつ、対象画像の撮影を中止しても良い。或いは例えば、「条件が整わなかったため、最適条件での撮影を行うことができませんでした」という文言を表示部15に表示することで上記通知を実現しつつ、実撮影中止処理の実行時点における入力画像を対象画像として記録媒体16に記録するようにしても良い。
【0056】
実撮影中止処理において表示される文言、及び、実撮影中止処理において撮像装置1がどのような動作を行うのかについて、複数の形式を予め用意しておき、何れの形式を採用するのかを、操作部17等を通じたユーザの指示により選択できるようにしても良い。上述の動作例では、基準量(TH
A、TH
B)の値が最大で2回変更されるが、基準量(TH
A、TH
B)の値の変更最大回数は1回であっても良いし、3回以上であっても良い。その変更最大回数を、操作部17等を通じたユーザの指示により選択できるようにしても良い。変更最大回数はゼロに設定されうる。変更最大回数がゼロである場合、時刻t
2から所定の第1待機時間が経過しても対象画像撮影条件が充足しないときにおいて、基準量の変更を介することなく、撮影制御部54により実撮影中止処理が実行される。変更最大回数を幾つにするかは、撮像装置1内で予め定められていても良い。また、上述の第1、第2又は第3待機時間のような待機時間の長さ、及び、基準量の値の変更量(例えば、“TH
A1−TH
A0”や“TH
B1−TH
B0”)も、撮像装置1内で予め定められていても良いし、操作部17等を通じたユーザの指示により変更できても良い。尚、基準量変更部65による基準量の値の変更は、基準量TH
A及びTH
Bの内、何れか一方にのみ行われるものであっても良い。
【0057】
対象画像の撮影が長時間に亘って行われないという状況は、ユーザにとって好ましいものではない。本実施例は、このような状況の回避に寄与する。
【0058】
<<第5実施例>>
撮像装置1の第5実施例を説明する。上述の説明では、基準量TH
A及びTH
Bの双方を用いて対象画像の撮影タイミングを決定しているが、基準量TH
A及びTH
Bのどちらか一方のみを用いて該決定を行うようにしても良い。対象画像の撮影タイミングの決定に基準量TH
A及びTH
Bの双方を用いる方式、対象画像の撮影タイミングの決定に基準量TH
Aのみを用いる方式、対象画像の撮影タイミングの決定に基準量TH
Bのみを用いる方式を、夫々、第1、第2、第3基準量使用方式と呼ぶ。第1〜第3基準量使用方式の何れを用いるのかを予め撮像装置1内で定めておくこともできるし、ユーザが選択できても良い。基準量使用方式のユーザ選択を実現すべく、ユーザが操作部17等を通じて撮像装置1に入力した使用基準量選択指示に従い、第1、第2又は第3基準量使用方式を選択及び採用する使用基準量選択部66を撮影制御部54に設けておいても良い(
図7参照)。これにより、ユーザの好みの条件で対象画像の撮影を行うことができる。
【0059】
第1基準量使用方式が選択及び採用された場合、第1実施例の如く、撮影制御部54は、第1及び第2条件が同時に成立している場合に対象画像撮影条件が充足したと判断して、対象画像の撮影を撮像部11に行わせ且つ対象画像の画像データを記録媒体16に記録させる。第2基準量使用方式が選択及び採用された場合、撮影制御部54は、第2条件の成否に関係なく第1条件の成立を以って対象画像撮影条件が充足したと判断して、対象画像の撮影を撮像部11に行わせ且つ対象画像の画像データを記録媒体16に記録させる。第3基準量使用方式が選択及び採用された場合、撮影制御部54は、第1条件の成否に関係なく第2条件の成立を以って対象画像撮影条件が充足したと判断して、対象画像の撮影を撮像部11に行わせ且つ対象画像の画像データを記録媒体16に記録させる。
【0060】
<<第6実施例>>
撮像装置1の第6実施例を説明する。撮像装置1は、装置動き情報に応じた何らかの評価情報をユーザに通知しても良い。これについて説明する。ユーザが操作部17等を通じて撮像装置1に対し所定の評価開始指示を入力すると、主制御部13は、評価開始指示の入力タイミングを基準とし且つ所定の時間長さを有する評価期間を設定して、評価期間中における装置動き情報を収集する。評価期間の開始タイミングは、評価開始指示の入力タイミングと一致していても良いし、それよりも所定時間だけ後のタイミングであっても良い。
【0061】
主制御部13は、評価期間中の装置動き情報に基づき手ぶれの大小を評価し、ユーザが認知できる形式で評価結果をユーザに通知する。この通知は、ユーザである人間の五感に訴える任意の通知であって良く、通常は、表示部15による映像出力又は図示されないスピーカ部(不図示)を用いた音声出力にて該通知が実現される。例えば、評価期間中における装置動き量V
Aの最小値、最大値、平均値などを、数値、グラフ又はアイコン等にて表示部15に表示するようにしても良いし、評価期間中の装置動き量V
Aの時間変化をグラフとして表示部15に表示するようにしても良い。通知内容に、評価期間中の撮像装置1の動きの向きの時間変化等が含まれていても良い。尚、主制御部13は、評価期間中に被写体動き情報をも収集して、評価期間中の装置動き情報及び被写体動き情報に基づく通知を行うようにしてもよい。例えば、主制御部13は、評価期間中の装置動き量V
A及び被写体動き量V
Bの時間変化をグラフとして表示部15に表示しても良い。
【0062】
尚、評価開始指示及び評価期間はシャッタ指示及び情報収集期間と同じであっても良い。この場合、上述の実撮影用期間中において、上述の通知が成されても良い。
【0063】
評価期間が実撮影用期間の前に設定された場合(評価期間と情報収集期間が一致する場合を含む)、主制御部13(撮影制御部54)は、評価期間中の装置動き情報に基づき、又は、評価期間中の装置動き情報及び被写体動き情報に基づき、第1及び第2パラメータの具体的数値の決定を行っても良いし(第2実施例を参照)、第4実施例における選択又は変更対象の選択又は変更を行っても良いし、第1、第2又は第3基準量使用方式の何れを採用するのかの選択を行っても良い(第5実施例を参照)。評価期間が情報収集期間の前に設定された場合、主制御部13(撮影制御部54)は、評価期間中の装置動き情報に基づき、又は、評価期間中の装置動き情報及び被写体動き情報に基づき、情報収集期間の長さの設定を行っても良い。
【0064】
<<第7実施例>>
撮像装置1の第7実施例を説明する。撮像装置1は、情報収集期間中に取得された画像データから、画像合成処理を介してぶれの少ない画像を生成する画像合成機能を備えていても良い。第7実施例では、この画像合成機能について説明する。
図8は、画像合成機能が有効になっているときの撮像装置1の動作フローチャートである。第7実施例及び後述の第8実施例でも、第1実施例及び
図4で示したものと同じ情報収集期間が設定され、装置動き量V
A及び被写体動き量V
Bの時間変化は
図4で示したものと同じであると仮定する。
【0065】
時刻t
1において、ユーザによりシャッタ指示が撮像装置1に入力されると(ステップS21)、ステップS22において、撮影制御部54は、情報収集期間を設定して情報収集を開始する。ステップS22における情報収集期間の設定方法及び情報収集方法は、上述した通りである。また、ステップS22において、撮影制御部54は入力画像の記録を開始する。入力画像の記録は情報収集期間が終了するまで継続する。即ち、撮影制御部54は、情報収集期間中に取得される入力画像列の画像データ(換言すれば入力動画像の画像データ)を内部メモリ14等に一時的に記録させる。尚、第3実施例で述べた情報収集期間の長さの変更機能を第7実施例に適用することもできる(後述の第8実施例でも同様)。
【0066】
情報収集期間が終了すると(ステップS23)、ステップS24において、撮影制御部54は、情報収集期間中の装置動き量V
A及び被写体動き量V
Bに基づき、内部メモリ14等に一時的に記録された情報取集期間中の入力画像列の中から複数の入力画像を複数の被合成画像として選択及び抽出する。続くステップS25において、画像合成部71(
図9参照)は、抽出された複数の被合成画像を合成することで、1枚の静止画像である合成結果画像を生成する。画像合成部71は主制御部13内に設けられる。生成された合成結果画像の画像データは記録媒体16に記録される(ステップS26)。
【0067】
複数の被合成画像は、入力画像列の内、装置動き量V
Aが最小になっているタイミングの入力画像である入力画像I[t
A]と、被写体動き量V
Bが最小になっているタイミングの入力画像である入力画像I[t
B]とを含む(
図4参照)。入力画像I[t
A]及びI[t
B]は、夫々、時刻t
A及びt
Bに撮影された入力画像である。
【0068】
主要被写体SUBである花が風の影響によって時折揺れる一方、背景被写体は風の影響を受けず常に静止している撮影環境を想定する。時刻t
Aでは、撮像装置1の動きが最小になっているため、撮像装置1の動きによる入力画像上の背景被写体のぶれは最小化されている。一方、時刻t
Bでは、主要被写体SUBを含む被写体の動きが最小になっているため、入力画像上の主要被写体SUBのぶれは最小化されている。
【0069】
そこで、
図9に示す如く、画像合成部71は、第1被合成画像としての入力画像I[t
A]における、背景被写体が存在する画像領域の画像データと、第2被合成画像としての入力画像I[t
B]における、主要被写体SUBが存在する画像領域の画像データとを合成することで、合成結果画像360を生成する。前者の画像領域は、
図9の入力画像I[t
A]における斜線部分以外の画像領域に対応し、後者の画像領域は、
図9の入力画像I[t
B]における斜線部分以外の画像領域に対応する。この方法によれば、撮像装置1の動きによる画像ぶれ及び被写体の動きによる画像ぶれの双方が抑制された合成結果画像を得ることができる。合成結果画像も対象画像の一種であると考えても良い。
【0070】
尚、入力画像I[t
A]では、入力画像I[t
B]と比べて主要被写体SUBにぶれが多いことが想定され、結果、主要被写体SUB及び背景被写体間の境界付近において、入力画像I[t
B]上では現れている背景被写体の一部が入力画像I[t
A]上では主要被写体SUBに遮蔽されて写っていない、ということも生じえる。便宜上、かなり誇張して図示しているが、
図10(b)において、斜線部分371が当該背景被写体の一部に相当し、
図10(a)の入力画像I[t
A]では、部分371が、ぶれた主要被写体SUBに遮蔽されている(部分371は遮蔽されている部分の一部である)。よって、画像合成部71は、入力画像I[t
A]以外の入力画像であって且つ時刻t
Aを基準とする1枚以上の入力画像を補助画像として更に用いて合成結果画像360を生成しても良い。補助画像は、例えば入力画像I[t
A]の直前又は直後に撮影された入力画像を含む。画像合成部71は、背景被写体の部分371における画像データを補助画像から取得して、取得した部分371の画像データを合成結果画像360に含めることで、欠落領域の無い合成結果画像360を生成することができる。
【0071】
<<第8実施例>>
撮像装置1の第8実施例を説明する。撮像装置1は、上述した各動作とは別に以下に示すような動作を実行できても良い。
図11は、第8実施例に係る撮像装置1の動作フローチャートである。
【0072】
情報収集期間が終了するまでの動作は第7実施例で述べたもの同様である。即ち、時刻t
1において、ユーザによりシャッタ指示が撮像装置1に入力されると(ステップS31)、情報収集期間が設定されると共に情報収集及び入力画像の記録が開始される(ステップS32)。
【0073】
情報収集期間が終了すると(ステップS33)、ステップS34において、主制御部13に内在している画像抽出部72(
図12参照)は、情報収集期間中の装置動き量V
A及び被写体動き量V
Bに基づき、内部メモリ14等に一時的に記録された情報取集期間中の入力画像列の中から1枚の入力画像を小ぶれ画像として選択及び抽出する。抽出された小ぶれ画像の画像データは記録媒体16に記録される(ステップS35)。
【0074】
画像抽出部72は、情報収集期間中の各時刻tにおける動き量V
A[t]及びV
B[t]を用い、下記式(3)に従って各時刻tにおける動き評価値E[t]を求め、情報収集期間中において動き評価値E[t]が最小化される時刻t
Oを特定する。そして、画像抽出部72は、時刻t
Oにて撮影された入力画像を小ぶれ画像として抽出する。これにより、撮像装置1の動きによる画像ぶれ及び被写体の動きによる画像ぶれの双方がバランス良く抑制された小ぶれ画像を得ることができる。小ぶれ画像も対象画像の一種であると考えても良い。係数k
1及びk
2は正の値を持つ。但し、k
1及びk
2の内の何れか一方をゼロにすることも可能である。係数k
1及びk
2の値は、予め定められていても良いし、操作部17等を通じたユーザの指示により決定又は変更されても良い。
E[t]=k
1×V
A[t]+k
2×V
B[t] …(3)
【0075】
<<変形等>>
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。上述の実施形態に適用可能な注釈事項として、以下に、注釈1〜注釈4を記す。各注釈に記載した内容は、矛盾なき限り、任意に組み合わせることが可能である。
【0076】
[注釈1]
撮像装置1の動きを検出して該動きによる画像のぶれを抑制する技術、撮像部11の出力信号に基づき被写体の動きを検出する技術、及び、複数の画像を合成する技術の例を上述したが、それらの技術を任意の公知技術(例えば、特開2006−180471号公報又は特開2008−78945号公報に記載の技術)を用いて実現しても良い。
【0077】
[注釈2]
装置動きセンサ12を角速度センサにて構成する例を上述したが、撮像装置1の動きを表す、角速度以外の物理量(例えば撮像装置1の加速度又は角加速度)を検出するセンサにて、装置動きセンサ12を構成しても良い。
【0078】
[注釈3]
上述の実施形態では、光学式ぶれ補正を実現するための補正用部材として補正レンズ36を用いている。但し、補正用部材は補正レンズ36に限定されない。例えば、補正レンズ36の代わりにバリアングルプリズム(不図示)を補正用部材として用いて光学式ぶれ補正を実現しても良い。バリアングルプリズムを用いる場合、バリアングルプリズムは補正レンズ36の代わりに光学系35内に配置され、被写体からの入射光は、バリアングルプリズムを介して撮像素子33に入射する。或いは例えば、補正レンズ36又はバリアングルプリズムを用いず、光軸に直交する面に沿って撮像素子33を移動させることにより、光学式ぶれ補正を実現してもよい。
【0079】
[注釈4]
主制御部13を、ハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって構成することができる。ソフトウェアを用いて主制御部13を構成する場合、ソフトウェアにて実現される部位についてのブロック図は、その部位の機能ブロック図を表す。主制御部13にて実現される機能(特に例えば、センサ信号処理部51、光学式ぶれ補正制御部52、被写体動き検出部53、撮影制御部54、画像合成部71及び画像抽出部72にて実現される機能)の内、任意の特定の機能をプログラムとして記述して、該プログラムを主制御部13に搭載可能なフラッシュメモリに保存しておき、該プログラムを主制御部13内の演算処理装置(例えば、主制御部13に搭載可能なマイクロコンピュータ)上で実行することによって、その特定の機能を実現するようにしてもよい。