特許第5945009号(P5945009)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5945009足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5945009
(24)【登録日】2016年6月3日
(45)【発行日】2016年7月5日
(54)【発明の名称】足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット
(51)【国際特許分類】
   B25J 5/00 20060101AFI20160621BHJP
【FI】
   B25J5/00 C
【請求項の数】8
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2014-555511(P2014-555511)
(86)(22)【出願日】2013年4月25日
(65)【公表番号】特表2015-505520(P2015-505520A)
(43)【公表日】2015年2月23日
(86)【国際出願番号】KR2013003588
(87)【国際公開番号】WO2013172565
(87)【国際公開日】20131121
【審査請求日】2014年7月31日
(31)【優先権主張番号】10-2012-0052411
(32)【優先日】2012年5月17日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】513107735
【氏名又は名称】コリア インスティチュート オブ オーシャン サイエンス アンド テクノロジー
(74)【代理人】
【識別番号】100123788
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 昭夫
(74)【代理人】
【識別番号】100127454
【弁理士】
【氏名又は名称】緒方 雅昭
(72)【発明者】
【氏名】チュン、 ボン−ハン
(72)【発明者】
【氏名】キム、 ジン−ユプ
(72)【発明者】
【氏名】パク、 チン−ヨン
(72)【発明者】
【氏名】シム、 ヒュン−ウォン
(72)【発明者】
【氏名】キム、 バン−ヒュン
(72)【発明者】
【氏名】ベン、 ヒュン
(72)【発明者】
【氏名】イ、 パン−ムーク
【審査官】 臼井 卓巳
(56)【参考文献】
【文献】 韓国登録特許第0873723(KR,B1)
【文献】 独国特許出願公開第102004016345(DE,A1)
【文献】 特開2001−121459(JP,A)
【文献】 特開平11−004956(JP,A)
【文献】 特開平05−200682(JP,A)
【文献】 特開昭59−152080(JP,A)
【文献】 特開2005−081447(JP,A)
【文献】 特開2007−090493(JP,A)
【文献】 特開2000−296484(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0162846(US,A1)
【文献】 特開2008−232360(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B25J 5/00−18/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロボットボディーと、
前記ロボットボディーに多数の自由度を有するように設置される多数のレッグと、
前記多数のレッグのうちの1つ以上に折畳可能に設置される少なくとも1つ以上のグリップ部と、
を含み、
前記各レッグは、
前記ロボットボディーに設置される固定部材と、
前記固定部材に水平方向に沿って回転するように設置される回転体と、
前記回転体に上下に回転するように連結される第1単位レッグと、
前記第1単位レッグとリンク連結されて上下に回転する第2単位レッグと、
前記回転体、前記第1及び第2単位レッグの回転を制御する回転部と、
を備え、
前記第2単位レッグには、前記グリップ部が折り畳まれて内蔵できる収容空間が形成されることを特徴とする、足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット。
【請求項2】
前記各レッグは、前記ロボットボディーの中心線を境界に、両側に対応する個数をなして設置されることを特徴とする、請求項1に記載の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット。
【請求項3】
前記回転部は、第1回転部と、第2回転部と、第3回転部とを備え、かつ、
前記第1回転部は、
前記固定部材に設置される第1水平回転軸と、前記回転体の回転中心を形成する第2水平回転軸と、前記第1及び第2水平回転軸を連結する第1張力部材と、前記第1水平回転軸を回転させる第1モータとを備え、
前記第2回転部は、
前記回転体に形成され、前記第1単位レッグの回転中心をなす第1垂直回転軸と、前記第1単位レッグに設置され、前記第1垂直回転軸と並んで配置される第2垂直回転軸と、前記第1及び第2垂直回転軸を連結する第2張力部材と、前記第1垂直回転軸を回転させる第2モータとを備え、
前記第3回転部は、
前記第1単位レッグと前記第2単位レッグとのリンク連結部分に設置されて前記第2単位レッグの回転中心をなす第1追加垂直回転軸と、前記第1単位レッグに設置され、前記第1追加垂直回転軸と並んで配置される第2追加垂直回転軸と、前記第1及び第2追加垂直回転軸を連結する第3張力部材と、前記第1追加垂直回転軸を回転させる第3モータとを備えることを特徴とする、請求項1に記載の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット。
【請求項4】
前記固定部材には第1張力調節部材が設置され、前記回転体には第2張力調節部材が設置され、前記第1単位レッグには第3張力調節部材が設置され、
前記各第1、第2、及び第3張力調節部材は、
前記各第1、第2、及び第3張力部材の張力値を測定する張力測定器と、
前記第1、第2、及び第3張力部材に密着して押圧流動可能な押圧部材と、
測定される前記張力値が予め設定される基準張力値をなすように前記押圧部材の流動を制御する制御器と、
を備えることを特徴とする、請求項3に記載の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット。
【請求項5】
前記グリップ部は、第4回転部と、回転部材と、グリッパとを備え、
前記第4回転部は、
前記第2単位レッグに設置され、前記第2追加垂直回転軸と並んで配置される第1グリップ回転軸と、前記第2単位レッグの下端に設置される第2グリップ回転軸と、前記第1及び第2グリップ回転軸を連結する第4張力部材と、前記第1グリップ回転軸を回転させる第4モータとを備え、
前記回転部材の一端は前記第2グリップ回転軸に回転連結され、
前記グリッパは、前記回転部材の他端に設置され、第5モータが備えられる固定体と、前記固定体に設置されるグリップとを備え、
前記固定体には、前記第5モータの回転動作に連動する主ギアと、前記主ギアと連動する一対の補助ギアが設置され、
前記グリップは前記一対の補助ギアに一端が連結されて連動するように一対で構成されることを特徴とする、請求項4に記載の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット。
【請求項6】
前記固定部材と前記ロボットボディーとの間には前記固定部材と前記ロボットボディーとの間に発生する力を測定する力−モーメントセンサーが設置され、
前記回転部材の一端には第1ロードセルが設置され、
前記グリップ部を備えない前記第2単位レッグの下端には海底地面と前記第2単位レッグの下端との間に発生する圧力値を測定する第2ロードセルが設置され、
前記制御器は、前記力−モーメントセンサーで測定される前記力と、前記第1及び第2ロードセルで測定される前記圧力値の転送を受けて、前記多数のレッグが支持される地面の角度に従う前記ロボットボディーの重心を取るように前記第1、第2、及び第3モータを制御して前記ロボットボディーの姿勢を制御することを特徴とする、請求項5に記載の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット。
【請求項7】
前記制御器は、前記制御器に作業信号またはワーキング信号を転送する作業指示選択部と連結され、かつ、
前記制御器は、前記作業指示選択部から前記作業信号の転送を受ければ、前記第4モータ及び前記第5モータを使用して前記回転部材を前記収容空間から離脱するようにし、前記グリップのグリップ動作を実施するようにし、
前記作業指示選択部から前記ワーキング信号の転送を受ければ、前記回転部材を前記収容空間に位置させることを特徴とする、請求項6に記載の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット。
【請求項8】
前記多数のレッグは、
前記ロボットボディーの両側部に設置される多数対で構成される側部レッグと、
前記ロボットボディーの一端部に設置される一対で構成される作業レッグとを備え、
前記グリップ部は前記各作業レッグの第2単位レッグに折畳可能に設置されることを特徴とする、請求項7に記載の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は海底ロボットの機構学的及び制御機能を試験するために開発された足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットに関し、より詳しくは、海底ロボットに要求される多様な技術のうち、陸上で試験可能な技術を試験開発するために開発された陸上用6足歩行ロボットに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、海底地形は複雑で、かつ潮の満ち干が激しくて、潮流が強い(強潮流)、また視界が悪い(悪視界)海洋環境条件を有している。
【0003】
上記のように危険な海洋環境には人類の接近が容易でない。
【0004】
したがって、従来には無人海底ロボットを使用して前記のような問題点を解消しようとしたものであり、現在まで全世界的に広く活用されて、その活用範囲が徐々に拡大している。
【0005】
本発明と関連した先行文献には、大韓民国登録実用新案第20−0449749号があり、前記先行文献には広い範囲の海底を探査することができ、肉食魚種による人命被害を減らすことができる海底ロボットに対する技術が言及される。
【0006】
しかしながら、近来、海底構造物や沈没船舶の調査及び観察、または深さの浅い海域の海洋科学調査を行う場合に、海底地形が不規則な地面形状を形成するため、ロボットにおいて安定した歩行と、歩行と同時または一定位置で調査に要求されるサンプルを容易に採取することができるロボットの開発が求められている。
【0007】
即ち、前述したような海底ロボットには海底歩行技術と潮流などの外乱対応姿勢安定化技術などの多様な技術が求められ、このような技術を陸上でテストすることができる技術の開発が求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
好ましい態様において、本発明は足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットを提供する。
【0010】
前記足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットは、ロボットボディーと、前記ロボットボディーに多数の自由度を有するように設置される多数のレッグと、前記多数のレッグのうちの1つ以上に折畳可能に設置される少なくとも1つ以上のグリップ部とを含む。
【0011】
前記各レッグは、前記ロボットボディーの中心線を境界に、両側に対応する個数をなして設置される。
【0012】
前記各レッグは、前記ロボットボディーに設置される固定部材と、前記固定部材に水平方向に沿って回転するように設置される回転体と、前記回転体に上下に回転するように連結される第1単位レッグと、前記第1単位レッグとリンク連結されて上下に回転する第2単位レッグと、前記回転体、前記第1及び第2単位レッグの回転を制御する回転部とを備える。
【0013】
前記回転部は、第1回転部と、第2回転部と、第3回転部とを備える。
【0014】
前記第1回転部は、前記固定部材に設置される第1水平回転軸と、前記回転体の回転中心を形成する第2水平回転軸と、前記第1及び第2水平回転軸を連結する第1張力部材と、前記第1水平回転軸を回転させる第1モータとを備え、前記第2回転部は、前記回転体に形成され、前記第1単位レッグの回転中心をなす第1垂直回転軸と、前記第1単位レッグに設置され、前記第1垂直回転軸と並んで配置される第2垂直回転軸と、前記第1及び第2垂直回転軸を連結する第2張力部材と、前記第1垂直回転軸を回転させる第2モータとを備え、前記第3回転部は、前記第1単位レッグと前記第2単位レッグとのリンク連結部分に設置されて前記第2単位レッグの回転中心をなす第1追加垂直回転軸と、前記第1単位レッグに設置され、前記第1追加垂直回転軸と並んで配置される第2追加垂直回転軸と、前記第1及び第2追加垂直回転軸を連結する第3張力部材と、前記第1追加垂直回転軸を回転させる第3モータとを備える。
【0015】
前記固定部材には第1張力調節部材が設置され、前記回転体には第2張力調節部材が設置され、前記第1単位レッグには第3張力調節部材が設置される。
【0016】
前記各第1、第2、及び第3張力調節部材は、前記各第1、第2、及び第3張力部材の張力値を測定する張力測定器と、前記第1、第2、及び第3張力部材に密着して押圧流動可能な押圧部材と、測定される前記張力値が予め設定される基準張力値をなすように前記押圧部材の流動を制御する制御器とを備える。
【0017】
前記グリップ部は、第4回転部と、回転部材と、グリッパとを備える。
【0018】
前記第4回転部は、前記第2単位レッグに設置され、前記第2追加垂直回転軸と並んで配置される第1グリップ回転軸と、前記第2単位レッグの下端に設置される第2グリップ回転軸と、前記第1及び第2グリップ回転軸を連結する第4張力部材と、前記第1グリップ回転軸を回転させる第4モータとを備える。
【0019】
前記回転部材の一端は前記第2グリップ回転軸に回転連結される。
【0020】
前記グリッパは、前記回転部材の他端に設置され、第5モータが備えられる固定体と、前記固定体に設置されるグリップとを備える。
【0021】
前記固定体には、前記第5モータの回転動作に連動する主ギア、及び前記主ギアと連動する一対の補助ギアが設置される。
【0022】
前記グリップは、前記一対の補助ギアに一端が連結されて連動するように一対で構成される。
【0023】
前記固定部材と前記ロボットボディーとの間には前記固定部材と前記ロボットボディーとの間に発生する力を測定する力−モーメントセンサーが設置され、前記回転部材の一端には第1ロードセルが設置される。
【0024】
前記グリップ部を備えない前記第2単位レッグの下端には海底地面と前記第2単位レッグの下端との間に発生する圧力値を測定する第2ロードセルが設置される。
【0025】
前記制御器は、前記力−モーメントセンサーで測定される前記力と、前記第1及び第2ロードセルで測定される前記圧力値の転送の受けて、前記多数のレッグが支持される地面の角度に従う前記ロボットボディーの重心を取るように前記第1、第2、及び第3モータを制御して前記ロボットボディーの姿勢を制御することができる。
【0026】
前記第2単位レッグには、前記グリップ部が折り畳まれて内蔵できる収容空間が形成される。
前記制御器は、前記制御器に作業信号またはワーキング信号を転送する作業指示選択部と連結される。
【0027】
前記制御器は、前記作業指示選択部から前記作業信号の転送を受ければ、前記第4モータ及び前記第5モータを使用して前記回転部材を前記収容空間から離脱するようにし、前記グリップのグリップ動作を実施するようにし、前記作業指示選択部から前記ワーキング信号の転送を受ければ、前記回転部材を前記収容空間に位置させる。
【0028】
前記多数のレッグは、前記海底ロボットの両側部に設置される多数対で構成される側部レッグと、前記海底ロボットの一端部に設置される一対で構成される作業レッグを備え、前記グリップ部は前記各作業レッグの第2単位レッグに折畳可能に設置される。
【発明の効果】
【0029】
本発明は、海底ロボットで必要とする海底歩行技術または潮流等の外乱対応姿勢安定化技術などを陸上で予め検証することができる効果を有する。
【0030】
また、本発明は歩行時には6個の足を全て使用して歩行し、採取などの作業動作時には、ロボットボディーの前端部に設けられる一対の作業用足でグリップ部を広げて使用することができるようにして、海底で作業時の技術を陸上で予め検証することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットの構造を概略的に示す図である。
図2a】本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットを示す斜視図である。
図2b】本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットを示す実物写真である。
図3】本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットを示す斜視図である。
図4】本発明に従う側部レッグを示す斜視図である。
図5】本発明に従う側部レッグを示す他の斜視図である。
図6a】本発明に従う作業レッグを示す斜視図である。
図6b】2つの作業レッグが広げられた状態を維持する足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットを示す実物写真である。
図7】本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットの電気的な連結構成を示すブロック図である。
図8】本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットの制御システムを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、添付した図面を参照して本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットの構成及び作用を説明する。
【0033】
図1は本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットの構造を概略的に示す図であり、図2aは本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットを示す斜視図であり、図2bは図2aの実物写真であり、図3は本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットを示す斜視図である。
【0034】
図1から図3を参照すると、本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットは、ロボットボディー100、多数のレッグ200、500、及びグリップ部400から構成される。
【0035】
前記ロボットボディー100は、上端及び下端が耐腐食性を有する上/下端パネル110、120から構成され、前記パネル110、120の側部やはり耐腐食性を有する側部パネル130から構成される。
【0036】
前記側部パネル130には前記多数のレッグ200、500の一端が設置されるように一部切欠される。
【0037】
前記ロボットボディー100の内部には、海底で作業時、センサー(図示せず)から取得される情報の伝達を受けることができる制御パネル(図示せず)が設置できる。前記制御パネルは、前記ロボットボディー100の内部で防水処理が完了することが良い。勿論、前記ロボットボディー100の自体が防水機能を有することができる。
【0038】
図1に示すように、前記多数のレッグ200、500は多数の自由度を有するように前記ロボットボディー100の外周部に設置される。
【0039】
前記多数のレッグ200、500は、2対の側部レッグ200と、一対の作業レッグ500とから構成される。
【0040】
前記2対の側部レッグ200は互いに同一な構成を有し、前記一対の作業レッグ500やはり互いに同一な構成を有する。
【0041】
したがって、本発明に従う多数のレッグ200、500は総6個で構成され、前記ロボットボディー100の両側部に3個ずつ設置される。
【0042】
前記2対の側部レッグ200を説明する。
【0043】
側部レッグ200
図4は本発明に従う側部レッグを示す斜視図であり、図5は本発明に従う側部レッグを示す他の斜視図である。
【0044】
前記側部レッグ200は総4個で構成される。前記各側部レッグ200は4自由度を有することが好ましい。
【0045】
図4及び図5を参照すると、前記側部レッグ200は、固定部材201と、回転体230と、第1単位レッグ210と、第2単位レッグ220と、回転部とから構成される。
【0046】
前記回転部は、第1、第2、及び第3回転部310、320、330から構成される。
【0047】
前記固定部材201は、上述したロボットボディー100の側部に設置される。ここで、前記固定部材201には力−モーメントセンサーFが設置される。前記力−モーメントセンサーFは前記固定部材201と前記ロボットボディー100の側部の間に設置される。
【0048】
前記固定部材201には前記回転体230が設置される。前記回転体230は前記固定部材201で水平方向に沿って回転できる。
【0049】
前記回転体230は、前記第1回転部310により水平方向に沿って回転される。
【0050】
前記第1回転部310は、第1水平回転軸311と、第2水平回転軸312と、第1張力部材313と、第1モータ315とを備える。
【0051】
前記第1及び第2水平回転軸311、312は、第1軸(1)に沿って一定間隔を形成して固定部材201に設置される。
【0052】
前記第2水平回転軸312は、前記回転体230の回転中心をなすように前記回転体230の中央部と連結される。
【0053】
前記第1張力部材313は、前記第1及び第2水平回転軸311、312を連結する。前記第1張力部材313はベルトのような部材でありうる。
【0054】
したがって、前記第1及び第2水平回転軸311、312は前記第1張力部材313により連動できる。
【0055】
前記第1水平回転軸311は前記第1モータ315と連結される。前記第1モータ315は外部から電気的信号の転送を受けて前記第1水平回転軸311を回転させることができる。
【0056】
したがって、前記第2水平回転軸312は前記第1水平回転軸311と連動して回転し、前記回転体230やはり水平方向に沿って回転できる。
【0057】
前記第1単位レッグ210の一端は前記回転体230に連結されて第2軸(2)を回転中心にして上下に回転できるように設置される。
【0058】
前記第1単位レッグ210は、前記第2回転部320により上下に回転できる。
【0059】
前記第2回転部320は、第1垂直回転軸321、第2垂直回転軸322、第2張力部材323、及び第2モータ325から構成される。
【0060】
前記第1垂直回転軸321は前記回転体230で第2軸(2)に沿って設置される。前記第1単位レッグ210の一端は上下に回転可能に前記第1垂直回転軸321と連結される。
【0061】
前記第2垂直回転軸322は、前記第1垂直回転軸321と一定の距離をなす位置で前記第1単位レッグ210に設置される。前記第2垂直回転軸322は前記第2軸(2)に沿う。
【0062】
前記第2張力部材323は、前記第1及び第2垂直回転軸321、322と連結される。前記第1及び第2垂直回転軸321、322は、前記第2張力部材323により連動可能である。
【0063】
前記第2モータ325は、前記第2垂直回転軸322と連結される。前記第2モータ325は外部から電気的信号の転送を受けて前記第2垂直回転軸322を回転させる。したがって、第1及び第2垂直回転軸321、322は互いに連動して回転する。
【0064】
これによって、第1単位レッグ210は前記のような動作を通じて上下に回転できる。
【0065】
前記第2単位レッグ220は、前記第1単位レッグ210の端部にリンク連結される。
【0066】
前記第2単位レッグ220は、第3回転部330により前記第1単位レッグ210の端部で上下に回転できる。
【0067】
前記第3回転部330は、第1追加垂直回転軸331、第2追加垂直回転軸332、第3張力部材333、及び第3モータ335から構成される。
【0068】
前記第1追加垂直回転軸331は、前記第1単位レッグ210と前記第2単位レッグ220とリンク連結される部分に設置される。したがって、前記第1単位レッグ210の他端と第2単位レッグ220の一端は、前記第1追加垂直回転軸331により上下に回転できるように連結される。ここで、前記第1追加垂直回転軸331は前記第2軸(2)に沿う。
【0069】
前記第2追加垂直回転軸332は、前記第1追加垂直回転軸331と一定間隔離隔するように前記第1単位レッグ210に設置される。前記第2追加垂直回転軸332は前記第2軸(2)に沿う。
【0070】
前記第3張力部材333は、前記第1及び第2追加垂直回転軸331、332を連結する。
【0071】
したがって、前記第1及び第2追加垂直回転軸331、332は前記第3張力部材333により連動回転できる。
【0072】
前記第1追加垂直回転軸331は第3モータ335と連結される。前記第3モータ335は外部から電気的信号の転送を受けて前記第1追加垂直回転軸331を回転させる。したがって、第1及び第2追加垂直回転軸331、332は連動回転する。
【0073】
前記第2単位レッグ220は、前記第2単位レッグ220の中央部で他端に沿って外側に凸な幅を形成する。実質的に、前記第2単位レッグ220の他端は海底地面に着いてロボットボディー100を支持する部分である。
【0074】
したがって、上記のように凸な幅を形成する場合に、ロボットボディー100を支持するに当たって、安定した支持力を確保することができる長所がある。
【0075】
これに加えて、上述した固定部材201には第1張力調節部材が設置され、前記回転体230には第2張力調節部材が設置され、前記第1単位レッグ210には第3張力調節部材が設置される。
【0076】
前記各第1、第2、及び第3張力調節部材は、互いに同一な構成を有する。
【0077】
前記第1、第2、及び第3張力調節部材の各々は、張力測定器と、押圧部材314、324、334と、制御器600(図7参照)とから構成できる。
【0078】
代表的に、第1張力調節部材に含まれる張力測定器は、第1張力部材313の張力値を測定する。
【0079】
前記押圧部材314はローラーのような部材のことがあり、第1張力部材313の周りに密着配置される。また、前記押圧部材314は前記制御器600により伸縮動作するシリンダ(図示せず)を備えて前記第1張力部材313を押圧することができるように直線流動可能に設置される。
【0080】
前記制御器600は測定される張力値の転送を受けて前記張力値が予め設定される基準張力値をなすように前記押圧部材314の流動を制御することができる。
【0081】
前記押圧部材314の流動は直線流動でありうる。
【0082】
したがって、第1張力部材313は前記のような張力値の制御を通じて一定の張力値をなすことができる。
【0083】
また、前記第2張力部材323及び第3張力部材333やはり、前記のような方式により一定の張力値を維持することができる。
【0084】
これによって、回転体230、第1単位レッグ210、及び第2単位レッグ220の回転動作時、回転誤差範囲を容易に縮めることができる。
【0085】
また、前記第2単位レッグ220の他端には第2ロードセルR2が設置される。前記第2ロードセルR2は、前記第2単位レッグ220の他端が海底地面を支持する場合に発生する圧力値を測定することができる。
【0086】
以上、側部レッグ200の構成を説明した。前記側部レッグ200は4個で構成され、ロボットボディー100の中心線を基準にロボットボディー100の両側に2つずつ配置される。
【0087】
作業レッグ500
図6aは本発明に従う作業レッグを示す斜視図であり、図6bは図6aの作業レッグを示す実物写真である。
【0088】
図6a及び図6bを参照すると、前記作業レッグ500は一対で構成され、ロボットボディーの一端部または前端部に一定間隔を形成して配置される。
【0089】
前記作業レッグ500は、固定部材、回転体、第1単位レッグ510、第2単位レッグ520、回転部、及びグリップ部400から構成される。
【0090】
前記第1単位レッグ510と第2単位レッグ520は、側部レッグ200の構成説明に含まれる第1及び第2単位レッグ210、220の構成と実質的に同一でありうる。そして、前記固定部材、回転体、及び回転部やはり、側部レッグ200に含まれる固定部材201、回転体230、及び回転部と実質的に同一である。
【0091】
したがって、前記第1及び第2単位レッグ510、520、及び前記回転部の説明は、以下では省略する。
【0092】
但し、前記第2単位レッグ520の他端には第2ロードセルR2が設置されない。
【0093】
そして、前記第2単位レッグ520には収容空間521が形成される。
【0094】
前記グリップ部400は、第4回転部430、回転部材410、及びグリッパ420から構成される。
【0095】
前記第4回転部430は、第1グリップ回転軸431、第2グリップ回転軸432、第4張力部材433、及び第4モータ435から構成される。
【0096】
前記第1グリップ回転軸431は前記第2単位レッグ520に設置され、前記第2追加垂直回転軸422と並んで配置される。前記第2グリップ回転軸432は、前記第2単位レッグ520の下端に設置される。前記第1及び第2グリップ回転軸431、432は第2軸(2)に沿う。
【0097】
前記第4張力部材433は、前記第1及び第2グリップ回転軸431、432を連結する。
【0098】
したがって、前記第1及び第2グリップ回転軸431、432は互いに連動回転できる。
【0099】
前記第4モータ435は、外部から電気的信号の転送を受けて前記第1グリップ回転軸431を回転させる。
【0100】
前記回転部材410の一端は、前記第2グリップ回転軸432に回転連結される。
【0101】
したがって、前記回転部材410は上下に回転できる。
【0102】
したがって、前記回転部材410が折り畳まれている場合、第2単位レッグ520に形成される収容空間521に折り畳まれて収容された状態をなして、前記回転部材410が広がった場合、前記収容空間521から離脱する状態をなすことができる。
【0103】
ここで、前記回転部材410の一端には圧力値を測定する第1ロードセルR1が設置される。
【0104】
前記回転部材410の他端には前記グリッパ420が設置される。
【0105】
前記グリッパ420は前記回転部材410の他端に設置され、第5モータ423が備えられる固定体421、及び前記固定体421に設置されるグリップ422から構成される。
【0106】
前記グリップ422は広がるか、引っ込められることによって、やっとこ動作を実施する部材でありうる。
【0107】
前記固定体421には、前記第5モータ423の回転動作に連動する主ギアG1と、前記主ギアG1と連動する一対の補助ギアG2が設置される。
【0108】
前記グリップ422は、前記一対の補助ギアG2に一端が連結されて連動するように一対で構成される。
【0109】
ここで、前記主ギアG1は前記一対の補助ギアG2のうちのいずれか1つとギア連結され、一対の補助ギアG2は互いにギア連結される。
【0110】
したがって、第5モータ423により前記主ギアG1が回転されれば、前記一対の補助ギアG2は互いに同時に連動する。
【0111】
そして、一対の補助ギアG2に一端が連結されるグリップ422は互いに広がるかか、引っ込められる方向に沿って回転動作されて海底に位置する鉱物を摘む等の作業を実施することができる。
【0112】
図7は、本発明の海底ロボットの電気的な構成を示す。
【0113】
一方、図4から図7を参照すると、上述した制御器600は前記側部レッグ200に設置される第2ロードセルR2と、作業レッグ500に設置される第1ロードセルR1から海底地面での支持によって測定される圧力値と、側部レッグ200及び作業レッグ500に含まれる力−モーメントセンサーFから測定される力の転送を受けて、レッグ200、500が支持される地面の角度によって前記ロボットボディー100の重心を取るように第1、第2、及び第3モータ315、325、335を制御して前記ロボットボディー100の姿勢を制御するようにすることができる。
【0114】
ロボットボディー100に設置される多数のレッグ200、500は、地面を支持する状態で姿勢を維持してワーキングまたは作業時に停止することができる。
【0115】
ここで、第1及び第2ロードセルR1、R2は地面を支持する多数のレッグ200、500の端部で発生する圧力値を測定する。
【0116】
この際、ロボットボディー100と各レッグ200、500の開始部分の間に設置された力−モーメントセンサーFはレッグ開始部分での力を測定する。
【0117】
そして、制御器600は前記測定された力と圧力値の転送を受ける。
【0118】
前記制御器600は、各レッグ200、500の端部で発生する圧力値及び力に基づいて地面の角度または傾斜度を予測することができる。
【0119】
前記制御器600は、前記地面の角度に従うロボットボディー100の重心を取ることができる補正された力と、圧力値を各レッグ200、500別に算出することができる。
【0120】
そして、前記制御器600は各レッグ200、500別に補正された力と圧力値をなすように第1、第2、及び第3モータを使用して、各レッグ200、500の姿勢及びロボットボディー100の姿勢を制御することができる。
【0121】
したがって、本発明に従う海底ロボットは複雑な海底地形でワーキング時、または作業時に重心が狂って倒れる等の問題を効率的に解決することができる。
【0122】
また一方、前記制御器600は、前記制御器600に作業信号またはワーキング信号を転送する作業指示選択部610と連結される。
【0123】
前記制御器600は、前記作業指示選択部610から前記作業信号の転送を受ければ、前記第4モータ435及び前記第5モータ423を使用して前記回転部材410を前記収容空間521から離脱するようにし、前記グリップ422のグリップ動作を実施するようにする。
【0124】
前記制御器600は、前記作業指示選択部610から前記ワーキング信号の転送を受ければ、前記回転部材410を前記収容空間521に位置させる。
【0125】
一方、図8は足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットの制御システムを示す。
【0126】
本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットの制御システムは、遠隔制御用ラップトップコンピュータ、主制御コンピュータ(Main Computer)、CANインターフェースカード(CAN Interface Card)、F/Tセンサー、慣性センサー(Inertial sensor)、関節モータ制御器(Joint Motor Controller)、及びデュアルリミットセンサー(Dual limit sensor)から構成される。前記F/Tセンサーは上述した力−モーメントセンサーである。
【0127】
前記遠隔制御用ラップトップコンピュータと主制御コンピュータは無線LANを通じて通信する。
【0128】
主制御コンピュータは、PC104形式のバスで連結されたCANインターフェースカード(CAN Interface Card)を通じてF/Tセンサー、慣性センサー及び上述するモータの動作を制御する関節モータ制御器と通信する。
【0129】
主制御コンピュータは、ラップトップコンピュータから無線LANを通じて命令を受信し、受信された命令によって各関節モータの入力値を演算する。
【0130】
演算された関節モータ入力値は、 CANインターフェースカード(CAN Interface Card)を通じてCAN通信プロトコルにより関節モータ制御器に転送される。
【0131】
関節モータ制御器は、転送された関節モータ入力値によって関節モータを制御し、この際、デュアルリミットセンサー(Dual limit sensor)を用いて関節角度の限界範囲に到達するか否かを監視する。
【0132】
主制御コンピュータが各関節を制御して歩行またはグリップを用いた作業途中、足に加えられる力とモーメントをF/Tセンサーを用いて計測することによって、歩行または作業上の以上有無を判断する。
【0133】
また、慣性センサーを用いてボディーの姿勢と動きを感知してボディーの均衡状態を認知することによって、外乱に対する姿勢または歩行安定化制御を遂行することができる。
【0134】
外乱に対する安定化制御結果で演算された関節モータ入力値はまた関節モータ制御器に転送されて一連の制御過程を繰り返すようになる。
【0135】
次に、上記の構成を参照して、本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットの作用を説明する。
【0136】
図2aから図3を参照すると、本発明の足兼用ロボット腕と多数個の関節を有する6足歩行ロボットは、深海に投入される海底ロボットに要求される多様な技術、例えば歩行技術及び外乱に対する姿勢安定化技術に対する試験を陸上で実施することができる。
【0137】
ロボットボディー100に備えられる側部レッグ200と、作業レッグ500の下端は、地面に支持される状態をなすことができる。
【0138】
この際、一対の作業レッグ500に回転部材410は第2単位レッグ520の収容空間521に折り畳まれて収容された状態をなす。
【0139】
したがって、回転部材410に連結されるグリッパ420は使われない状態で第2単位レッグ520の収容空間に収容される。
【0140】
このような状態で、側部レッグ200の第2単位レッグ220の下端に設置される第2ロードセルR2と、作業レッグ500に備えられる回転部材410の一端に設置される第1ロードセルR1は、地面を支持しながら発生する圧力値を測定し、これを制御器600に転送する。前記圧力値は、地面に対する垂直圧縮力である。
【0141】
併せて、側部レッグ200及び作業レッグ500とロボットボディー100の間に配置される力−モーメントセンサーFは、上記のように支持される場合に発生する力を測定して、これを制御器600に転送する。
【0142】
そして、前記制御器600は、前記力と、測定される前記圧力値が前記ロボットボディー100の重心と平衡をなすように前記第1、第2、及び第3モータ315、325、335を制御して、前記ロボットボディー100の姿勢を制御するようにすることができる。
【0143】
したがって、前記地面が一定角度に傾斜した地面を形成する場合に、前記制御器600はロボットボディー100の重心が狂ってロボットボディー100が倒れる等の現象を解消できるように上記のようにモータ制御を通じて側部レッグ200及び作業レッグ500の姿勢を変更してロボットボディー100の姿勢を安定的に具現することができる。
【0144】
これに加えて、前記地面が平らであるが、潮流などの外乱に直接的に露出される場合に、各力−モーメントセンサーFは外乱による力が反映された力を測定して、これを制御器600に転送し、制御器600はモータ制御を通じてロボットボディー100が倒れないように側部レッグ200及び作業レッグ500の姿勢を変更することができる。
【0145】
一方、本発明に従う作業指示選択部610を使用して、ワーキング信号または作業信号を制御器600に転送することができる。
【0146】
したがって、前記制御器600はモータ制御を通じて側部レッグ200及び作業レッグ500を動作させてワーキング動作を実施することができるようにする。
【0147】
この際、側部レッグ200の第2単位レッグ220の下端に設置される第2ロードセルR2と、作業レッグ500に備えられる回転部材410の一端に設置される第1ロードセルR1は、地面上でワーキングしながら発生する圧力値を測定し、これを制御器600に転送する。
【0148】
併せて、側部レッグ200及び作業レッグ500とロボットボディー100の間に配置される力−モーメントセンサーFは、上記のようにワーキング動作される場合に発生する力を測定して、これを制御器600に転送する。
【0149】
そして、前記制御器600は上記のようにワーキングしながら伝達される前記力と、測定される前記圧力値が前記ボディー100の重心と平衡をなすように前記第1、第2、及び第3モータ315、325、335を制御して、前記ロボットボディー100の姿勢を制御するようにすることができる。
【0150】
ワーキングの場合において、地面が傾斜するか、または潮流などの外乱に影響を受ける場合、上述したようにロボットボディー100がワーキング動作時に倒れないようにモータ制御を通じてレッグ200、500の姿勢を変更制御する。
【0151】
一方、前記制御器600が作業信号の転送を受ける場合に、ロボットボディー100の前端部に設置された一対の作業レッグ500で回転部材410が回転されて図6bに示すように第2単位レッグ520から広げられる。
【0152】
したがって、前記回転部材410の端部に自由度を有して連結されたグリッパ420は外部に突出しながら、鉱物を採取する等の役割を遂行することができる準備をなすことができる。
【0153】
即ち、前記制御器600は第4モータ435を使用して、一対の作業レッグ500に含まれる回転部材410を第2単位レッグ520の収容空間521から離脱するように回転させることができる。
【0154】
これによって、本発明に従うグリップ部420は、ロボットボディー100の前端部に設置される一対の作業レッグ500で広げられた状態をなすことができる。
【0155】
即ち、本発明に従うグリップ部400は、前記作業レッグ500から広げられて作業を行うことができる状態をなすことができる。
【0156】
そして、前記制御器600は第5モータ423を使用して、グリッパ420のグリップ422を引っ込めるか、または広げる方向に動作させて、鉱物などの作業対象物を摘む等の作業を実施するようにすることができる。
【0157】
逆に、グリップ部400を使用して作業を終えた場合に、作業信号が中止されれば、グリップ部400は一対の作業レッグ500の第2単位レッグ520に形成された収容空間521に折り畳まれて位置する。
【0158】
即ち、一対の作業レッグ500に含まれるグリップ部400は広げる以前の状態、即ち原位置に復帰する。
【0159】
ここで、上記のように、グリップ部400が各作業レッグ500の第2単位レッグ520に形成された収容空間521に折り畳まれて位置する場合、残りのレッグ200、即ち4個の側部レッド200を使用してロボットボディー100が倒れないように姿勢を制御しなければならない。
【0160】
このような場合、本発明に従う制御器600はモータ制御を通じて4個の側部レッグ200の姿勢を変更制御する。例えば、一対の作業レッグ500が設置されたロボットボディー100の一部分は上方に持ち上げられて全体的にロボットボディー100の前端部から後端部に沿って下向き傾斜するモーションに変更できる。この際、ロボットボディー100は4個の側部レッグ200により地面上で支持できる。
【0161】
次に、グリップ部400が折り畳まれた以後に、制御器600は一対の作業レッグ500で折り畳まれた回転部材410の端部が地面を支持することができるように一対の作業レッグ500の姿勢を変更する。
【0162】
前記一対の作業レッグ500が地面を支持する場合に、制御器600は再度モータ制御を通じて6個のレッグ200、500を使用してロボットボディー100が倒れないように姿勢制御を実施する。
【0163】
したがって、本発明に従う実施形態は、海底面でワーキング時、多数のレッグをワーキングに使用し、作業時、ロボットボディーの前端に設置されるレッグでグリッパを広げることによって、作業に要求されるロボット腕に混用使用することができる技術を陸上で予め検証することができる。
【産業上の利用可能性】
【0164】
本発明は、海底ロボットで必要とする海底歩行技術または潮流の外乱対応姿勢安定化技術などを陸上で予め検証することができる効果を有する。
【0165】
また、本発明は歩行時には6個のレッグを全て使用して歩行し、採取などの作業動作時には、ロボットボディーの前端部に設けられる一対の作業レッグでグリップ部を広げて使用することができるようにして、海底で作業時の技術を陸上で予め検証することができる効果を有する。
【符号の説明】
【0166】
100 ロボットボディー
200 側部レッグ
210 第1単位レッグ
220 第2単位レッグ
310 第1回転部
320 第2回転部
330 第3回転部
400 グリップ部
410 回転部材
420 グリッパ
421 固定体
422 グリップ
500 作業レッグ
510 第1単位レッグ
520 第2単位レッグ
521 収容空間
図1
図2a
図2b
図3
図4
図5
図6a
図6b
図7
図8