(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記キャッシュレジスタからLAN(Local Area Network)を介して送信される前記商品を特定可能な商品コードを受信したことに応答して、前記交換コードを該LANを介して該キャッシュレジスタに送信する店舗サーバを更に具備し、
前記キャッシュレジスタは、
前記商品に付与されたバーコードから前記商品コードを読み取るバーコード読取手段と、
前記バーコード読取手段によって読み取った前記商品コードを前記LANを介して前記店舗サーバに送信する商品コード送信手段と、
前記店舗サーバから前記LANを介して送信される前記交換コードを受信したことに応答して、該交換コードを印刷した前記レシートを発行するレシート発行手段と、
を備える、
ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ提供システム。
コンテンツへの引換が可能な引換コードへの交換を要求する交換コードをネットワークを介して交換サーバに送信することにより、該交換サーバから該引換コードを取得する引換コード取得手段と、
前記引換コード取得手段によって取得した前記引換コードを前記ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信することにより、該コンテンツ提供サーバから該コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
を備える通信端末。
通信端末が、コンテンツへの引換が可能な引換コードへの交換を要求する交換コードをネットワークを介して交換サーバに送信することにより、該交換サーバから該引換コードを取得する引換コード取得ステップと、
前記通信端末が、前記引換コード取得ステップによって取得した前記引換コードを前記ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信することにより、該コンテンツ提供サーバから該コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
を備えるコンテンツ取得方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の販売促進方法は、商品を購入することなく、小売店の棚に陳列されている商品の印刷物を携帯電話で読み取って応募等するといった不正が可能であるため、販売促進という目的を達成できない虞があった。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、適切な販売促進を可能とするコンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、通信端末、コンテンツ取得方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るコンテンツ提供システムは、
交換サーバと、コンテンツへの引換が可能な引換コードへの交換を要求する交換コードをネットワークを介して該交換サーバに送信する通信端末と、を具備し、
前記交換サーバは、
前記通信端末から前記ネットワークを介して送信される前記交換コードを受信したことに応答して、前記引換コードを前記ネットワークを介して前記通信端末に送信する第1引換コード送信手段を備え、
前記通信端末は、
前記第1引換コード送信手段によって送信された前記引換コードを受信する第1引換コード受信手段と、
前記第1引換コード受信手段によって受信した前記引換コードを前記ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信して、前記コンテンツの提供を該コンテンツ提供サーバに要求することにより、該コンテンツ提供サーバから該コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
を備える。
【0007】
上記コンテンツ提供システムにおいて、
前記交換サーバは、
前記通信端末から前記ネットワークを介して送信される前記交換コードを受信したことに応答して、該交換コードが既に前記引換コードに交換されているか否かを判別する交換判別手段を更に備え、
前記第1引換コード送信手段は、
前記交換判別手段によって前記交換コードが未だ前記引換コードに交換されていないと判別した場合、該引換コードを前記ネットワークを介して前記通信端末に送信する、
ようにしてもよい。
【0008】
上記コンテンツ提供システムにおいて、
前記コンテンツ提供サーバは、
前記通信端末から前記ネットワークを介して送信される前記引換コードを受信したことに応答して、前記コンテンツが既に提供されているか否かを判別する提供判別手段と、
前記提供判別手段によって前記コンテンツが未だ提供されていないと判別した場合、該コンテンツを前記ネットワークを介して前記通信端末に送信するコンテンツ送信手段と、
を備える、
ようにしてもよい。
【0009】
上記コンテンツ提供システムにおいて、
前記交換コードを印刷したレシートを発行するキャッシュレジスタを更に具備し、
前記通信端末は、
商品に付与された二次元コードから前記交換サーバのURL(Uniform Resource Locator)を読み取る二次元コード読取手段と、
前記二次元コード読取手段によって読み取った前記交換サーバのURLにアクセスした後、前記レシートに印刷された前記交換コードが入力されたことに応答して、該交換コードを前記ネットワークを介して前記交換サーバに送信する第1交換コード送信手段と、
を更に備える、
ようにしてもよい。
【0010】
上記コンテンツ提供システムにおいて、
前記キャッシュレジスタからLAN(Local Area Network)を介して送信される前記商品を特定可能な商品コードを受信したことに応答して、前記交換コードを該LANを介して該キャッシュレジスタに送信する店舗サーバを更に具備し、
前記キャッシュレジスタは、
前記商品に付与されたバーコードから前記商品コードを読み取るバーコード読取手段と、
前記バーコード読取手段によって読み取った前記商品コードを前記LANを介して前記店舗サーバに送信する商品コード送信手段と、
前記店舗サーバから前記LANを介して送信される前記交換コードを受信したことに応答して、該交換コードを印刷した前記レシートを発行するレシート発行手段と、
を備える、
ようにしてもよい。
【0011】
上記コンテンツ提供システムにおいて、
前記コンテンツ提供サーバは、
前記引換コードを生成する引換コード生成手段と、
前記引換コード生成手段によって生成した前記引換コードを前記ネットワークを介して前記交換サーバに送信する第2引換コード送信手段と、
を更に備え、
前記交換サーバは、
前記第2引換コード送信手段によって送信された前記引換コードを受信する第2引換コード受信手段と、
前記第2引換コード受信手段によって受信した前記引換コードから前記交換コードを生成する交換コード生成手段と、
前記交換コード生成手段によって生成した前記交換コードを前記ネットワークを介して前記店舗サーバに送信する第2交換コード送信手段と、
を更に備え、
前記店舗サーバは、
前記第2交換コード送信手段によって前記ネットワークを介して送信された前記交換コードを受信する交換コード受信手段と、
前記交換コード受信手段によって受信した前記交換コードを記憶する交換コード記憶手段と、
前記商品コード送信手段によって送信される前記商品コードを受信する商品コード受信手段と、
前記商品コード受信手段によって前記商品コードを受信したことに応答して、前記交換コード記憶手段に記憶されている前記交換コードを前記LANを介して前記キャッシュレジスタに送信する第3交換コード送信手段と、
を備える、
ようにしてもよい。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るコンテンツ提供方法は、
通信端末が、コンテンツへの引換が可能な引換コードへの交換を要求する交換コードをネットワークを介して交換サーバに送信する交換コード送信ステップと、
前記交換サーバが、前記通信端末から前記ネットワークを介して送信される前記交換コードを受信したことに応答して、前記引換コードを前記ネットワークを介して前記通信端末に送信する引換コード送信ステップと、
前記通信端末が、前記引換コード送信ステップによって送信された前記引換コードを受信する引換コード受信ステップと、
前記通信端末が、前記引換コード受信ステップによって受信した前記引換コードを前記ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信して、前記コンテンツの提供を該コンテンツ提供サーバに要求することにより、該コンテンツ提供サーバから該コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
を備える。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る通信端末は、
コンテンツへの引換が可能な引換コードへの交換を要求する交換コードをネットワークを介して交換サーバに送信することにより、該交換サーバから該引換コードを取得する引換コード取得手段と、
前記引換コード取得手段によって取得した前記引換コードを前記ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信することにより、該コンテンツ提供サーバから該コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
を備える。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係るコンテンツ取得方法は、
通信端末が、コンテンツへの引換が可能な引換コードへの交換を要求する交換コードをネットワークを介して交換サーバに送信することにより、該交換サーバから該引換コードを取得する引換コード取得ステップと、
前記通信端末が、前記引換コード取得ステップによって取得した前記引換コードを前記ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信することにより、該コンテンツ提供サーバから該コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
を備える。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
コンテンツへの引換が可能な引換コードへの交換を要求する交換コードをネットワークを介して交換サーバに送信することにより、該交換サーバから該引換コードを取得する引換コード取得手順と、
前記引換コード取得手順によって取得した前記引換コードを前記ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信することにより、該コンテンツ提供サーバから該コンテンツを取得するコンテンツ取得手順と、
を実行させる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、適切な販売促進を可能とするコンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、通信端末、コンテンツ取得方法、及びプログラムを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
【0019】
まず、本実施形態に係る販売促進システムの構成について、図面を参照しつつ説明する。
【0020】
図1は、販売促進システム1の構成例を示すブロック図である。
【0021】
販売促進システム1は、
図1に示すように、商品2と、レシート3と、キャッシュレジスタ20と、POS(Point Of Sale)サーバ30と、移動体通信端末40と、コード管理サーバ50と、コンテンツ提供サーバ60と、から構成されている。
【0022】
キャッシュレジスタ20とPOSサーバ30とは、例えばLAN(Local Area Network)等を介して相互に通信可能に接続されている。また、POSサーバ30と移動体通信端末40とコード管理サーバ50とコンテンツ提供サーバ60とは、例えばインターネット等のネットワーク70を介して相互に接続されている。
【0023】
販売店舗において販売される個々の商品には、商品を特定可能な商品コード等を示すバーコードが印刷あるいは貼り付けられている。このうち、販売促進の対象となっている商品2には、
図1に示すように、ロゴ付き二次元コード10が貼り付けられている。なお、ロゴ付き二次元コード10は、販売店舗に商品2に提供する商品提供企業において添付されるが、販売店舗において添付されてもよい。
【0024】
図2(a)は、ロゴ付き二次元コードの一例を示す平面図であり、
図2(b)は、二次元コードの一例を示す平面図である。
【0025】
ロゴ付き二次元コード10は、例えばシール状の印刷物であって、
図2(a)に示すように、例えばQR(Quick Response)コード(登録商標)等の二次元コード11と、ユーザがその内容を視認可能なロゴと、を重ね合わせて形成されている。
【0026】
二次元コード11は、
図2(b)に示すように、特定比率の正方形を組み合わせた3つの位置決めシンボル12a、12b、及び12cを備え、この位置決めシンボル12a、12b、及び12c間に、例えば複数の正方形のセルがマトリクス状に配置されている。
【0027】
二次元コード11では、複数のセルのうち、所定明度未満のセル(この例では黒)と、所定明度以上のセル(この例では白)と、の分布パターンによって、各種情報が表現される。
【0028】
そして、
図2(a)に示すロゴ付き二次元コード10は、例えば「ダウンロード」といった文字を視認可能に表現するロゴのうち所定明度以上の領域に、所定明度未満の円形のセル(この例では黒色のセル)を重ね合わせる一方で、ロゴのうち所定明度未満の領域に、所定明度以上の円形のセル(この例では白色のセル)を重ね合わせて形成される。
【0029】
ロゴ付き二次元コード10では、ロゴのうち所定明度未満の領域及び所定明度未満のセルと、ロゴのうち所定明度以上の領域及び所定明度以上のセルと、の分布パターンによって、コード管理サーバ50のURL(Uniform Resource Locator)等の各種情報が表現される。
【0030】
なお、ロゴ付き二次元コード10におけるセルの形状は、任意であり、本実施形態のように、円形であってもよいし、多角形や星形等であってもよい。
【0031】
図1に示すキャッシュレジスタ20は、例えば汎用キャッシュレジスタ等から構成され、販売店舗等に設置されている。
【0032】
図3は、キャッシュレジスタの構成例を示すブロック図である。
【0033】
キャッシュレジスタ20は、
図3に示すように、読取部21と、通信部22と、入力部23と、表示部24と、印刷部25と、制御部26と、を備え、これらはバスを介して相互に通信可能に接続されている。
【0034】
読取部21は、例えば汎用バーコードリーダ等から構成され、商品に印刷あるいは貼り付けられたバーコードから商品コード等を読み取る。
【0035】
通信部22は、例えばNIC(Network Interface Card)等の通信装置を含んで構成され、読取部21において読み取った商品コード等をLANを介してPOSサーバ30に送信する。また、通信部22は、POSサーバ30からLANを介して送信される商品の価格や、例えば9桁の英数字から構成される交換コード等を受信する。
【0036】
入力部23は、販売店舗の販売店員等によって操作されるもので、例えば数字や文字を入力するための英数字ボタンや、小計キー、合計キー等から構成されている。販売店員は、入力部23を操作して、商品の個数や預り金額等を入力したり、合計金額の算出やレシートの発行を指示したりする。
【0037】
表示部24は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等から構成され、制御部26による制御の下、個々の商品の価格や合計金額等を表示する。
【0038】
印刷部25は、例えば汎用プリンタ等から構成され、個々の商品の価格や合計金額等を印刷したレシートを発行する。本実施形態において、販売促進の対象となる商品2を含むレシート3には、
図1に示すように、商品2の価格や合計金額等の他に、通信部22において受信した交換コード(
図1に示す例では「ABCD123467」)が印刷されている。
【0039】
図3に示す制御部26は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等から構成され、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROM等に記憶されている各種プログラムを適宜実行することによって、キャッシュレジスタ20の各部の動作を制御する。
【0040】
図1に示すPOSサーバ30は、例えばフレームワークやワークステーション等から構成され、販売店舗等に設置されている。
【0041】
図4は、POSサーバの構成例を示すブロック図である。
【0042】
POSサーバ30は、
図4に示すように、通信部31と、記憶部32と、制御部33と、を備え、これらはバスを介して相互に通信可能に接続されている。
【0043】
通信部31は、例えばNIC等の通信装置を含んで構成され、キャッシュレジスタ20からLANを介して送信される商品コード等を受信したり、商品コードから特定される商品の価格や、商品コードに対応する交換コード等をLANを介してキャッシュレジスタ20に送信したりする。また、通信部31は、コード管理サーバ50からネットワーク70を介して送信された所定数の交換コードを受信する。
【0044】
記憶部32は、例えばハードディスクドライブ等から構成され、商品コードDB(Data Base)320と、交換コードDB321と、を備えている。
【0045】
図5(a)は、商品コードDBの構成例を示す図である。
【0046】
商品コードDB320は、
図5(a)に示すように、商品コードと、価格と、交換コードカウンタと、販売促進フラグと、を対応付けて記憶する。
【0047】
交換コードカウンタは、通信部31において所定数の交換コードを受信したときに、所定数に対応するカウント初期値がセットされ、交換コードが、通信部31からLANを介してキャッシュレジスタ20に送信される毎に、その値が1減算されて更新される。
【0048】
販売促進フラグは、商品コードによって特定される商品が販売促進の対象である場合、すなわち、ロゴ付き二次元コード10が貼り付けられた商品2である場合に、オン状態にセットされ、交換コードカウンタにおけるカウント値(交換コードカウント値)が「0」になったときに、クリアされてオフ状態となる。
【0049】
図5(b)は、交換コードDBの構成例を示す図である。
【0050】
交換コードDB321は、
図5(b)に示すように、通信部31において受信した所定数の交換コードと、使用済フラグと、を対応付けて記憶する。
【0051】
使用済フラグは、交換コードDB321において対応付けて記憶されている交換コードが通信部31からLANを介してキャッシュレジスタ20に送信されるときに、オン状態にセットされる。
【0052】
図4に示す制御部33は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成され、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部32等に記憶されている各種プログラムを適宜実行することによって、POSサーバ30の各部の動作を制御する。
【0053】
本実施形態において、制御部33は、コード管理サーバ50からネットワーク70を介して送信される所定数の交換コードを通信部31において受信する。そして、制御部33は、通信部31において受信した所定数の交換コードを
図5(b)に示す交換コードDB321に記憶するとともに、交換コードに対応する使用済フラグをクリアしてオフ状態にする。
【0054】
図1に示す移動体通信端末40は、例えば汎用スマートフォンや、汎用タブレットコンピュータ、汎用携帯電話等から構成され、商品2の購入者によって操作される。
【0055】
図6は、移動体通信端末の構成例を示すブロック図である。
【0056】
移動体通信端末40は、
図6に示すように、読取部41と、表示部42と、記憶部43と、操作部44と、通信部45と、制御部46と、を備え、これらは、バスを介して相互に接続されている。
【0057】
読取部41は、例えば汎用の二次元コードリーダ等から構成され、ロゴ付き二次元コード10を、例えばCCD(Charge-Coupled Device)等の撮像素子を用いて撮像し、撮像により得られた画像から、ロゴ付き二次元コード10が示すコード管理サーバ50のURL等の各種情報を読み取って制御部46に供給する。
【0058】
具体的に、読取部41は、
図2(a)に示すロゴ付き二次元コード10において、ロゴのうち所定明度未満の領域及び所定明度未満のセルを「0」と認識する一方で、ロゴのうち所定明度以上の領域及び所定明度以上のセルを「1」と認識する。
【0059】
そして、読取部41は、このようにして認識した「0」と「1」とからなる二値データの分布パターンから、コード管理サーバ50のURL等の各種情報を読み取る。
【0060】
図6に示す表示部42は、例えばLCD等から構成され、制御部46による制御の下、読取部41によって撮像した画像をスルー画像として表示したり、読取部41にて読み取ったコード管理サーバ50のURLを表示したりする。また、表示部42は、例えば
図7(a)に示す交換コード入力画面や、
図7(b)に示す引換コード入力画面等を表示する。
【0061】
図6に示す記憶部43は、例えば不揮発性メモリ等から構成され、コンテンツ提供サーバ60からネットワーク70を介してダウンロードしたゲームアプリケーション等のコンテンツを保存する。
【0062】
操作部44は、購入者等によって操作されるもので、例えば十字カーソルキーや、数字や文字を入力するための英数字ボタン等から構成されている。購入者は、操作部44を操作して、読取部41によるURLの読取や、読み取ったURLへのアクセスを指示したり、
図7(a)に示す交換コード入力画面において交換コードを入力したり、
図7(b)に示す引換コード入力画面において引換コードを入力したりする。
【0063】
図6に示す通信部45は、例えば無線通信装置等から構成され、制御部46による制御の下、交換コード等をネットワーク70を介してコード管理サーバ50に送信したり、コード管理サーバ50からネットワーク70を介して送信される引換コード等を受信したりする。また、通信部45は、引換コード等をネットワーク70を介してコンテンツ提供サーバ60を送信したり、コンテンツ提供サーバ60からネットワーク70を介してコンテンツ等をダウンロードして受信したりする。
【0064】
制御部46は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成され、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部43等に記憶されている各種プログラムを適宜実行することによって、移動体通信端末40の各部の動作を制御する。
【0065】
図1に示すコード管理サーバ50は、例えばフレームワークやワークステーション等から構成されている。
【0066】
図8は、コード管理サーバの構成例を示すブロック図である。
【0067】
コード管理サーバ50は、
図8に示すように、通信部51と、記憶部52と、制御部53と、を備え、これらは、バスを介して相互に接続されている。
【0068】
通信部51は、例えばNIC等の通信装置を含んで構成され、コンテンツ提供サーバ60からネットワーク70を介して送信される所定数の引換コード等を受信したり、交換コード等をネットワーク70を介してPOSサーバ30に送信したりする。また、通信部51は、移動体通信端末40からネットワーク70を介して送信される交換コード等を受信したり、引換コード等をネットワーク70を介して移動体通信端末50に送信したりする。
【0069】
記憶部52は、例えばハードディスクドライブ等から構成され、コード管理DB520を備えている。
【0070】
図9は、コード管理DBの構成例を示す図である。
【0071】
コード管理DB520は、
図9に示すように、交換コードと、引換コードと、交換済フラグと、を対応付けて記憶する。
【0072】
交換済フラグは、コード管理DB520において対応付けられて記憶されている引換コードが、通信部51からネットワーク70を介して移動体通信端末40に送信されるときに、オン状態にセットされる。
【0073】
図8に示す制御部53は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成されている。CPUは、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部52等に記憶されている各種プログラムを適宜実行することによって、コード管理サーバ50の各部の動作を制御する。
【0074】
本実施形態において、制御部53は、コンテンツ提供サーバ60からネットワーク70を介して送信される所定数の引換コードを通信部51において受信したことに応答して、各引換コードに対応する交換コードを所定数生成する。なお、交換コードは、POSサーバ30のシステム仕様に従って生成されるのが好ましい。制御部53は、通信部51において受信した引換コードと、各引換コードから生成した交換コードと、を対応付けて
図9に示すコード管理DB520に記憶するとともに、引換コード及び交換コードに対応する交換済フラグをクリアしてオフ状態にする。そして、制御部53は、生成した所定数の交換コードを通信部51からネットワーク70を介してPOSサーバ30に送信する。
【0075】
図1に示すコンテンツ提供サーバ60は、ゲームアプリケーション等のコンテンツを提供するコンテンツ提供企業等に設置され、例えばフレームワークやワークステーション等から構成されている。
【0076】
図10は、コンテンツ提供サーバの構成例を示すブロック図である。
【0077】
コンテンツ提供サーバ60は、
図10に示すように、通信部61と、記憶部62と、制御部63と、を備え、これらは、バスを介して相互に接続されている。
【0078】
通信部61は、例えばNICなどの通信装置を含んで構成され、所定数の引換コード等をネットワーク70を介してコード管理サーバ50に送信する。また、通信部61は、移動体通信端末40からネットワーク70を介して送信される引換コード等を受信したり、ゲームアプリケーション等のコンテンツをネットワーク70を介して移動体通信端末40に送信したりする。
【0079】
記憶部62は、例えばハードディスクドライブなどから構成され、ゲームアプリケーション等のコンテンツを保存している。また、記憶部62は、引換コードDB620を備えている。
【0080】
図11は、引換コードDBの構成例を示すブロック図である。
【0081】
引換コードDB620は、
図11に示すように、引換コードと、提供済フラグと、を対応付けて記憶する。
【0082】
提供済フラグは、引換コードDB620において対応付けて記憶されている引換コードを通信部61において受信したときに、オン状態にセットされる。
【0083】
図10に示す制御部63は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成されている。CPUは、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部62等に記憶されている各種プログラムを適宜実行することによって、コンテンツ提供サーバ60の各部の動作を制御する。
【0084】
本実施形態において、制御部63は、所定数の引換コードを生成し、引換コードを
図11に示す引換コードDB620に記憶するとともに、引換コードに対応する提供済フラグをクリアしてオフ状態にする。なお、引換コードは、コンテンツ提供サーバ60のシステム仕様に従って生成されるが好ましい。そして、制御部63は、生成した所定数の引換コードを通信部61からネットワーク70を介してコード管理サーバ50に送信する。
【0085】
次に、上記構成を備える販売促進システム1が実行する各種処理について図面を参照しつつ説明する。
【0086】
図1に示すキャッシュレジスタ20が読取部21によって商品に印刷あるいは貼り付けられたバーコードから商品コードを読み取ると、販売促進システム1は、レシート発行処理を開始する。
【0087】
図12及び
図13は、レシート発行処理の一例を示すフローチャートである。
【0088】
レシート発行処理において、キャッシュレジスタ20の制御部26は、
図12に示すように、まず、読取部21において読み取った商品コードを通信部22からLANを介してPOSサーバ30に送信する(ステップS1)。
【0089】
POSサーバ30では、制御部33が、通信部31において、キャッシュレジスタ20からLANを介して送信される商品コードを受信したことに応答して(ステップS2)、商品コードに対応する価格を商品コードDB320から検出することにより、商品の価格を特定する(ステップS3)。
【0090】
また、制御部33は、商品コードDB320において、受信した商品コードに対応して記憶されている販売促進フラグがオン状態となっているか否かを判別する(ステップS4)。
【0091】
販売促進フラグがオフ状態であると判別した場合(ステップS4;No)、制御部33は、ステップS3の処理において特定した商品の価格を通信部31からLANを介してキャッシュレジスタ20に送信する(ステップS5)。
【0092】
キャッシュレジスタ20では、制御部26が、通信部22において、POSサーバ30からLANを介して送信される商品の価格を受信する(ステップS6)。
【0093】
これに対して、販売促進フラグがオン状態であると判別した場合(ステップS4;Yes)、制御部33は、交換コードDB321において、対応する使用済みフラグがオフ状態となっている交換コードのうちのいずれかを選択するとともに(ステップS7)、選択した交換コードに対応する使用済フラグをオン状態にセットする(ステップS8)。
【0094】
また、制御部33は、商品コードDB320において、受信した商品コードに対応して記憶されている交換コードカウンタにおけるカウント値(交換コードカウント値)を1減算して更新するとともに(ステップS9)、更新後の交換コードカウント値が「0」であるか否かを判別する(ステップS10)。
【0095】
更新後の交換コードカウント値が「0」である場合(ステップS10;Yes)、制御部33は、商品コードDB320において、受信した商品コードに対応して記憶されている販売促進フラグをクリアしてオフ状態にする(ステップS11)。
【0096】
これに対して、更新後の交換コードカウント値が「0」でない場合(ステップS10;No)、制御部33は、ステップS11の処理をスキップする。
【0097】
そして、制御部33は、ステップS3の処理において特定した商品2の価格と、ステップS7の処理において選択した交換コードと、を通信部31からLANを介してキャッシュレジスタ20に送信する(ステップS12)。
【0098】
キャッシュレジスタ20では、制御部26が、
図13に示すように、通信部22において、POSサーバ30からLANを介して送信される商品2の価格と交換コードとを受信する(ステップS13)。
【0099】
その後、制御部26は、販売店員によって入力部23の小計キーが押下されたか否かを判別し(ステップS14)、小計キーが押下されたと判別した場合には(ステップS14;Yes)、合計金額を算出して表示部24に表示する(ステップS15)。
【0100】
続いて、制御部26は、販売店員による入力部23の操作によって預り金額が入力された後、入力部23の合計キーが押下されたか否かを判別する(ステップS16)。
【0101】
そして、入力部23の合計キーが押下されたと判別した場合(ステップS16;Yes)、制御部26は、印刷部25においてレシートを発行してから(ステップS17)、レシート発行処理を終了する。
【0102】
本実施形態において、制御部26は、通信部22において商品の価格のみを受信した場合、個々の商品の価格や合計金額等を印刷したレシートを発行する一方で、商品2の価格に加えて交換コードを受信した場合、個々の商品の価格や合計金額等の他に交換コードを印刷したレシート3を発行する。
【0103】
次に、購入者が
図1に示す移動体通信端末40の操作部44を操作して、読取部41が購入した商品2に貼り付けられているロゴ付き二次元コード10が示すコード管理サーバ50のURLを読み取ると、表示部42は、読み取ったコード管理サーバ50のURLを表示する。そして、購入者による操作部44の操作によって、表示部42に表示されたコード管理サーバ50のURLへのアクセスが指示されると、販売促進システム1は、コンテンツ提供処理を実行する。
【0104】
図14及び
図15は、コンテンツ提供処理の一例を示すフローチャートである。
【0105】
コンテンツ提供処理において、移動体通信端末40の制御部46は、
図14に示すように、まず、読取部21において読み取ったコード管理サーバ50のURLにアクセスして、
図7(a)に示す交換コード入力画面を表示部42に表示する(ステップS21)。
【0106】
なお、コード管理サーバ50のURLにアクセスしたときに、まず、所定のログイン画面を表示部42に表示し、ログイン画面においてメールアドレス等のログインID(Identification)及びパスワードが入力されたことに応答して、交換コード入力画面を表示部42に表示するようにしてもよい。このようにすれば、交換コードを複数有する場合、交換コード入力画面において複数の交換コードの全てを入力することができる。
【0107】
次に、制御部46は、購入者による操作部44の操作によって交換コード入力画面において、レシート3に印刷されている交換コードが入力されたか否かを判別する(ステップS22)。
【0108】
交換コードが入力されたと判別した場合(ステップS22;Yes)、制御部46は、入力された交換コードを通信部45からネットワーク70を介してコード管理サーバ50に送信する(ステップS23)。
【0109】
コード管理サーバ50では、制御部53が、移動体通信端末40からネットワーク70を介して送信された交換コードを通信部51において受信したことに応答して(ステップS24)、コード管理DB520において、受信した交換コードに対応して記憶されている交換済フラグがオン状態となっているか否かを判別する(ステップS25)。
【0110】
交換済フラグがオン状態となっていると判別した場合(ステップS25;Yes)、制御部53は、交換コードが既に引換コードに交換されている旨を示す交換済通知を通信部51からネットワーク70を介して移動体通信端末40に送信する(ステップS26)。
【0111】
移動体通信端末40では、制御部46が、コード管理サーバ50からネットワーク70を介して送信された交換済通知を通信部45において受信したことに応答して(ステップS27)、交換コードが既に引換コードに交換されている旨を示す交換済通知画面を表示部42に表示してから(ステップS28)、コンテンツ提供処理を終了する。
【0112】
これに対して、交換済フラグがオフ状態となっていると判別した場合(ステップS25;Yes)、制御部53は、コード管理DB520において、受信した交換コードに対応して記憶されている引換コードを検出するとともに(ステップS29)、交換済フラグをオン状態にセットする(ステップS30)
【0113】
そして、制御部53は、ステップS29の処理において検出した引換コードと、コンテンツ提供サーバ60のURLと、を通信部51からネットワーク70を介して移動体通信端末40に送信する(ステップS31)。
【0114】
移動体通信端末40では、制御部46が、コード管理サーバ50からネットワーク70を介して送信される引換コードとコンテンツ提供サーバ60のURLとを通信部45において受信したことに応答して(ステップS32)、受信した引換コードとコンテンツ提供サーバ60のURLとを表示部42に表示する(ステップS33)。このとき、購入者は、操作部44を操作して、表示部42に表示される引換コードをコピーすればよい。
【0115】
次に、制御部46は、
図15に示すように、購入者による操作部44の操作によって、表示部42に表示されたコンテンツ提供サーバ60のURLへのアクセスが指示されたか否かを判別する(ステップS34)。
【0116】
そして、コンテンツ提供サーバ60のURLへのアクセスが指示されたと判別した場合(ステップS34;Yes)、制御部46は、コンテンツ提供サーバ60のURLにアクセスして、
図7(b)に示す引換コード入力画面を表示部42に表示する(ステップS35)。
【0117】
なお、コンテンツ提供サーバ60のURLにアクセスしたときに、まず、所定のログイン画面を表示部42に表示し、ログイン画面においてメールアドレス等のログインID及びパスワードが入力されたことに応答して、引換コード入力画面を表示部42に表示するようにしてもよい。このようにすれば、引換コード入力画面において引換コードを入力する前に、引換コード入力画面を閉じてしまった場合でも、ログインして引換コード入力画面を再度表示することにより、引換コード入力画面において引換コードを入力することができる。
【0118】
また、コンテンツ提供サーバ60のURLへのアクセスをリダイレクト式にしておき、アクセス数に応じてコンテンツ提供サーバ60に課金されていくようにしてもよい。
【0119】
次に、制御部46は、購入者による操作部44の操作によって引換コード入力画面において、コピーされた引換コードがペーストされる等して入力されたか否かを判別する(ステップS36)。
【0120】
引換コードが入力されたと判別した場合(ステップS36;Yes)、制御部46は、入力された引換コードを通信部45からネットワーク70を介してコンテンツ提供サーバ60に送信する(ステップS37)。
【0121】
コンテンツ提供サーバ60では、制御部63が、移動体通信端末40からネットワーク70を介して送信された引換コードを通信部61において受信したことに応答して(ステップS38)、引換コードDB620において、受信した引換コードに対応して記憶されている提供済フラグがオン状態となっているか否かを判別する(ステップS39)。
【0122】
提供済フラグがオン状態となっていると判別した場合(ステップS39;Yes)、制御部63は、コンテンツが既に提供されている旨を示す提供済通知を通信部61からネットワーク70を介して移動体通信端末40に送信する(ステップS40)。
【0123】
移動体通信端末40では、制御部46が、コンテンツ提供サーバ60からネットワーク70を介して送信される提供済通知を通信部45において受信したことに応答して(ステップS41)、コンテンツが既に提供されている旨を通知する提供済通知画面を表示部42に表示してから(ステップS42)、コンテンツ提供処理を終了する。
【0124】
これに対して、提供済フラグがオフ状態となっていると判別した場合(ステップS39;Yes)、制御部63は、提供済フラグをオン状態にセットするとともに(ステップS43)、記憶部62に保存されているゲームアプリケーション等のコンテンツを通信部61からネットワーク70を介して移動体通信端末40に送信する(ステップS44)。
【0125】
なお、アクセス数ではなく、コンテンツの提供数に応じてコンテンツ提供サーバ60に課金されていくようにしてもよい。また、制御部63は、コンテンツを移動体通信端末40に送信したときに、コンテンツを提供した旨を示す提供完了通知を通信部61からネットワーク70を介してコード管理サーバ50に送信するようにしてもよい。
【0126】
移動体通信端末40では、制御部46が、コンテンツ提供サーバ60からネットワーク70を介して送信されるゲームアプリケーション等のコンテンツを受信して(ステップS45)、記憶部43に保存してから(ステップS46)、コンテンツ提供処理を終了する。
【0127】
以上説明したように、本実施形態に係る販売促進システム1では、コンテンツを取得するには、引換コードを入手しなければならず、そのためには、商品2に付与されたロゴ付き二次元コード10だけでなく、商品2を購入した際に発行されるレシート3に印刷された交換コードも必要となる。これにより、販売促進システム1では、商品2を購入していないにも関わらず、商品2に付与されたロゴ付き二次元コード10だけを読み取って、コンテンツを取得するといった不正を効果的に防止することができ、商品2の適切な販売促進が可能となる。
【0128】
また、商品提供企業や販売店舗の判断の下、余り売れ行きの良くない商品2等にロゴ付き二次元コード10を付与することにより、ゲームアプリケーション等のコンテンツを武器に、商品2の適切な販売促進を可能にして、売上の向上等を図ることができるとともに、販売店舗においては来店の促進を図ることができる。
【0129】
さらに、コンテンツ提供企業においては、販売店舗で販売されている商品2を通じて、ゲームアプリケーション等のコンテンツを提供することにより、今までコンテンツに接する機会の無かった購入者にもコンテンツの興味を持たせることができるため、新規顧客の開拓を図ることができる。
【0130】
この結果、販売促進システム1によれば、ロゴ付き二次元コード10を通じて、今まで何ら関係性の無かった商品2とコンテンツとをマッチングさせて、販売店舗、商品提供企業、及びコンテンツ提供企業の全ての利益を相乗的に向上させることができる。
【0131】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記実施形態の変形態様について、説明する。
【0132】
上記実施形態では、二次元コード11とユーザがその内容を視認可能なロゴとを重ね合わせて形成されるシール状の印刷物であるロゴ付き二次元コード10が商品に添付されているものとして説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ロゴと重ね合わされていない二次元コード11であっても構わない。
【0133】
また、上記実施形態では、ロゴ付き二次元コード10が、その内容を視認可能に表現するロゴのうち所定明度以上の領域に、所定明度未満の円形のセル(この例では黒色のセル)を重ね合わせる一方で、ロゴのうち所定明度未満の領域に、所定明度以上の円形のセル(この例では白色のセル)を重ね合わせて形成されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、その内容を視認可能に表現するロゴのうち所定明度未満の領域に、所定明度以上のセル(例えば白色のセル)を重ね合わせて形成されるものであってもよい。
【0134】
さらに、上記実施の形態では、二次元コードがQRコード(登録商標)であるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、二次元コード11は、データマトリクスや、アズテックコード、コードワン、アレイタグ、ボックス図形コード、マキシコード、ペリコード、ソフトストリップ、CPコード、カルラコード、ウルトラコードなどといった他のマトリクス式の二次元コードであってもよい。あるいは、PDF417、コード49、コード16k、コーダブロックなどといった一次元コードを縦に積み重ねたスタック式の二次元コードであっても構わない。
【0135】
また、上記実施形態において、CPUが実行するプログラムは、予めROMや記憶部32、43、52、及び62等に記憶されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上述の処理を実行させるためのプログラムを、既存の汎用コンピュータ等に適用することで、上記実施形態に係るキャッシュレジスタ20や、POSサーバ30、移動体通信端末40、コード管理サーバ50、コンテンツ提供サーバ60として機能させてもよい。
【0136】
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えばコンピュータが読取可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM等)に格納して配布してもよいし、インターネット等のネットワーク上のストレージにプログラムを格納しておき、これをダウンロードさせることにより提供してもよい。
【0137】
さらに、上記の処理をOSとアプリケーションプログラムとの分担、又はOSとアプリケーションプログラムとの協働によって実行する場合には、アプリケーションプログラムのみを記録媒体やストレージに格納してもよい。また、搬送波にプログラムを重畳し、ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に上記プログラムを掲示し、ネットワークを介してプログラムを配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。