技術分野
冷媒の流れを制御する部品、特に冷媒の流路を開閉するためのバルブ装置に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
のバルブ装置では、接続用通路31が下弁ボディ2の軸線に対して斜めをなしているので、接続用通路31を切削加工する際には、接続部3の先端側から弁座5に向かって進入した切削用の刃物が、弁座5を傷付ける虞がある。そこで、刃物が弁座5を傷付けるのを防止するため、両弁ボディ1,2の軸線方向において、下弁ボディ2における接続用通路31の連通位置を、弁座5から上方へ遠ざけるように配置している。つまり、下弁ボディ2のうち接続用通路31の連通位置と弁座5との間の領域には、ストレート部6が設けられている。このため、バルブ装置が全体として嵩高となってしまう。
また、弁座5が下弁ボディ2に一体に形成されているため、上弁ボディ1と下弁ボディ2とを分離し、弁体7を下から上弁ボディ1に収容している。そして、上弁ボディ1と下弁ボディ2は溶接によって固定されている。一般的に、弁ボディの強度(又は厚さ)は、耐内圧、バルブ開閉操作時の荷重、耐切削負荷などに基づいて決められるのであるが、従来のバルブ装置は、溶接の際に両弁ボディ1,2には約1トンの負荷がかけられる。そこで、この負荷に耐えるために、弁ボディ1,2の壁を肉厚にして強度を高められているが、これにより、バルブ装置の外径が大きくなっている。
また、上弁ボディ1と下弁ボディ2は同軸状に連なるように溶接されるのであるが、両弁ボディ1,2の溶接部分の寸法等の精度が低いと、上弁ボディ1と下弁ボディ2の間の同軸度を保証し難くなる。両弁ボディ1,2が同軸状に溶接されない場合は、両弁ボディ1,2の溶接部分の密封性が低下する虞がある。しかも、バルブ装置は、室外機ユニットに取り付けた後、弁体7を長年に亘り弁座5から上方へ退避させることによって、開弁状態に保たれる。この間、弁体7は、下弁ボディ2にねじ込まれた状態で、上弁ボディ1の上端部のシール部に強く押し付けられる。その結果、上弁ボディ1と下弁ボディ2の溶接部分では、常に負荷がかかった状態となるため、亀裂が生じて冷媒の漏れを起こす虞がある。
さらに、上弁ボディ1と下弁ボディ2を抵抗溶接で固定する場合には、水による冷却を行うことができないため、溶接時の熱が、弁体7の外周のOリングに熱劣化等の悪影響を及ぼさないようにするための対策が必要である。その対策として、Oリングを溶接位置から遠ざけるために、弁体7の上下寸法を大きくしているのであるが、その結果、バルブ装置全体が嵩高となっている。
本発明はのような事情に基づいて完成されたものであって、小型化を図ることを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
第1の発明のバルブ装置は、
冷媒を流通させる弁通路を有する円筒形の弁ボディと、
前記弁ボディの外側面に配置された取付部と、
前記弁ボディの下端部に配置され、上端縁に弁口が形成された弁座と、
前記弁ボディの内部に収容され、前記弁口に接触して前記弁通路を閉塞する閉弁位置と、前記弁口から離間して前記弁通路を開放する開弁位置との間で往復移動可能な弁体と、
前記弁ボディに一体に形成・・・ 続きを
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【発明の効果】
第1及び第2の発明のバルブ装置は、弁座と弁ボディを分離可能とすることにより、弁通路における接続用通路との連通位置と、弁座の設置位置とを上下に遠ざける必要がなくなるので、バルブ装置が嵩高になるのを防止できる。また、弁座を弁ボディと分離可能とすることにより、弁ボディを溶接せずに単一部品として成形できる。これにより、弁ボディの強度設計において、溶接時の荷重を考慮せずに済むので、弁ボディの外径を小さくできる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 実施例1のバルブ装置の背面図
【図2】 左側面図
【図3】 正断面図
【図4】 実施例2のバルブ装置の背面図
【図5】 左側面図
【図6】 正断面図
【図7】 従来例のバルブ装置の断面図
A…バルブ装置
B…バルブ装置
S1…弁ボディの中心軸
S2…接続用通路の中心軸
S3…充填用通路の中心軸
11…弁ボディ
112…縮径部(ハードシール)
113…弁通路
12…接続部
122…接続用通路
13…弁体
131…シール部(ハードシール)
132…Oリング(ソフトシール)
14…弁座
141…弁口
15…連絡管
16…取付部
17…サービスポート
172…充填用通路
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