【実施例】
【0056】
調製例および実施例
以下の調製例および実施例はさらに本発明を例示する。
【0057】
本発明の例示した化合物についての命名はSYMYX(登録商標)Draw3.2またはACD/Nameバージョン12により提供する。
【0058】
調製例1
Ditert−ブチル(1S,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(p−トリルスルホニルオキシ)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化26】
窒素雰囲気下で2口丸底フラスコに、ジクロロメタン(200mL)中のditert−ブチル(1S,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−ヒドロキシ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(20.7g、0.5mol、詳細な合成については国際公開第03/104217/A2号を参照のこと)、4−ジメチルアミノピリジン(10.4g、0.85mol)、トリエチルアミン(6.98mL、0.5mol)およびp−トルエンスルホニルクロリド(10.6g、0.55mol)を入れ、その混合物を室温で一晩攪拌する。1Nの硫酸水素カリウム溶液(200mL)、水(100mL)を加え、有機層を抽出する。水(200mL)、ブライン(200mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固する。テトラヒドロフラン(30mL)次いでヘプタン(90mL)を加える。混合物を60℃で加熱し、さらにヘプタン(200mL)をゆっくり加える。混合物を室温に冷却する。固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、白色固体(24.6g、87%)として標題化合物を得る。MS(m/z):590(M+23)。
【0059】
調製例2
Ditert−ブチル(1R,2S,4R,5R,6R)−4−ブロモ−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化27】
新しいトルエン(660mL)にトリフェニルホスフィン(41.97g、158.4mmol)を溶解し、黄色が存続するまで臭素(8.14mL、158.4mmol)を加える。45分の間、トルエン(176mL)および無水ピリジン(528mL)中のditert−ブチル(1S,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−ヒドロキシ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(32.75g、79.2mmol)の溶液を滴下して加える。反応物を75℃で一晩攪拌する。室温まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、濾過し、濃縮乾固する。粗物質をメチルtert−ブチルエーテル中でスラリーにし、濾過して、固体を除去し、濾液を濃縮乾固する。粗物質を、ヘキサン:酢酸エチル(0:100〜80:20)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(750g)により精製して、白色固体(29.52g、78%)として標題化合物を得る。MS(m/z):498,500(M+23)。
【0060】
調製例3
Ditert−ブチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化28】
ジメチルホルムアミド(10mL)中のditert−ブチル(1R,2S,4R,5R,6R)−4−ブロモ−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(2g、4.20mmol)の溶液に、1H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(525mg、5.04mmol)および炭酸カリウム(1.16g、8.4mmol)を加える。混合物を80℃にて一晩攪拌する。室温まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、10%クエン酸およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固する。ヘキサン:酢酸エチル(80:20〜0:100)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(80gシリカカラム)により精製して、標題化合物(1,64g、78%)を得る。MS(m/z):497(M+1)。
【0061】
表1における以下の化合物を、実質的に調製例3の方法に従って調製例1または調製例2から調製する。
【0062】
【表1-1】
【表1-2】
【0063】
調製例13
Ditert−ブチル(1R,2S,4R,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−[[5−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル]ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化29】
ジメチルホルムアミド(100mL)中のditert−ブチル(1R,2S,4R,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(2H−トリアゾール−4−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(11.8mg、20.77mmol)および1H−メルカプト−(トリフルオロメチル)−4H−1,2,4−トリアゾール、ナトリウム塩(7.7g、38.5mmol)の溶液を窒素でパージし、70℃で一晩攪拌する。室温まで冷却し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出する。有機層を水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮乾固する。イソヘキサン:酢酸エチル(95:5〜60:40)で溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(10.9g、93.5%)を得る。MS(m/z):587(M+23)。
【0064】
表2における以下の化合物を実質的に調製例13の方法に従って調製する。
【0065】
【表2】
【0066】
調製例18
ジエチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩
【化30】
丸底フラスコに、ditert−ブチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(3.7g、7.45mmol)およびエタノール(50mL)を入れる。塩化チオニル(2.71mL、37.25mmol)(45℃まで発熱反応)をゆっくり加え、混合物を80℃で一晩攪拌する。溶媒を真空下で除去して、白色固体(2.8g、99%)として標題化合物を得る。MS(m/z):341(M+1)。
【0067】
表3における以下の化合物を実質的に調製例18の方法に従って調製する。
【0068】
【表3】
【0069】
調製例21
ジエチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−[[−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)アセチル]アミノ]−4−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化31】
ジエチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩(0.869g、2.31mmol)に、テトラヒドロフラン(11.5mL)を加え、氷水浴で混合物を0〜5℃に冷却する。2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン(404.9mg、2.31mmol)および(2S)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)酢酸(0.404g、2.31mmol)を加える。N−メチルモルホリン(0.55mL、5.07mmol)をゆっくりと加え、2時間攪拌する。混合物を濾過し、白色固体をテトラヒドロフランで洗浄する。固体を捨て、溶液を濃縮乾固する。OASIS(登録商標)HLBカートリッジ(DMSO中に負荷し、炭酸アンモニウム緩衝溶液pH=9/アセトニトリル勾配で溶出する)により精製する。所望の化合物は3:1(炭酸アンモニウム/アセトニトリル)で溶出する。溶媒を除去する。残渣をジクロロメタンに溶解し、水で洗浄する。水相を捨てる。硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、白色固体(440mg、38%)として標題化合物を得る。MS(m/z):498(M+1),520(M+23)。
【0070】
調製例22
ジエチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニルアミノ)−4−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化32】
ジクロロメタン(9mL)中にジエチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩(354mg、0.894mmol)、(2S)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロパン酸(257mg、1.34mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(10.92mg、89μmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(219mg、1.41mmol)および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(208mg、1.34mmol)を合わせ、トリエチルアミン(373μL、2.68mmol)を加える。混合物を窒素雰囲気下で室温にて一晩攪拌する。10%クエン酸溶液、飽和炭酸水素ナトリウム容器およびブラインで洗浄する。水層を捨て、珪藻土カートリッジで有機層を濾過し、真空下で溶媒を除去する。ジクロロメタン:メタノール(1〜15%)で溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(412.5mg、90.2%)を得る。MS(m/z):552(M+1),534(M+23)。
【0071】
表4における以下の化合物を実質的に調製例22の方法に従って調製する。
【0072】
【表4】
【0073】
調製例25
ジエチル(1R,2S,4R,5R,6R)−2−[2−((S)−tert−ブトキシカルボニルアミノ)−プロピオニルアミノ]−4−(5−トリフルオロメチル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化33】
室温にて無水ジメチルホルムアミド(12mL)中にジエチル(1R,2S,4R,5R,6R)−2−アミノ−4−(5−トリフルオロメチル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩(657mg、1.48mmol)、o−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(730mg、1.92mmol)および(2S)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロパン酸(363mg、1.92mmol)を合わせ、ジイソプロピルエチルアミン(3.0mL、17.20mmol)を加え、混合物を窒素雰囲気下で一晩室温にて攪拌する。反応混合物を酢酸エチル(60mL)で希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液(30mL)で洗浄する。水相を酢酸エチルで抽出する。有機相を合わせ、水(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄する。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で溶媒を除去する。イソヘキサン:酢酸エチル(95:5〜10:90)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(110gシリカカラム)により精製して、標題化合物(321mg、38%)を得る。MS(m/z):602(M+23)。
【0074】
表5における以下の化合物を実質的に調製例25の方法に従って調製する。
【0075】
【表5】
【0076】
調製例31
ジエチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化34】
1,4−ジオキサン(27.07mL、317.02mmol)中のジエチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩(2.04g、5.41mmol)の懸濁液に、ditert−ブチルジカルボネート(2.39g、10.83mmol)および炭酸カリウム(1.89g、13.53mmol)を加える。10分後、水(27.07mL、1.50mol)を加え、室温にて2日間攪拌する。ジオキサンを除去し、酢酸エチルで希釈する。層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮する。標題化合物を白色固体(1.97g、83%)として得る。MS(m/z):441(M+1)。
【0077】
調製例32
(1R,2S,4S,5R,6R)−2−[[−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)アセチル]アミノ]−4−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸
【化35】
テトラヒドロフラン(7mL)にジエチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−[[−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)アセチル]アミノ]−4−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(0.420g、0.84mmol)を溶解し、次いで2.5Mの水酸化リチウム(6.7mL、16.88mmol)を加える。混合物を室温にて3.5時間攪拌する。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで洗浄する。有機層を捨てる。水相を1Nの塩酸でpH=2に調整し、酢酸エチルで抽出する。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、白色固体(250mg、66%)として標題化合物を得る。MS(m/z):442(M+1),464(M+23)。
【0078】
表6における以下の化合物を実質的に調製例32の方法に従って調製する。
【0079】
【表6-1】
【表6-2】
【0080】
調製例42
(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸
【化36】
テトラヒドロフラン(20mL)中のジエチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(1.9g、4.31mmol)に、2.5Mの水酸化リチウム水溶液(20.70mL、51.76mmol)を加え、室温にて一晩攪拌する。テトラヒドロフランを蒸発させる。水で希釈し、酢酸エチルで洗浄する。有機層を捨てる。水相を5Mの塩酸でpH=2に調整し、酢酸エチルで抽出する。層を分離し、有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮する。標題化合物を白色固体(1.58g、95%)として得る。MS(m/z):385(M+1)。
【0081】
調製例43
(1S,2S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−オキソ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸
【化37】
2.5Mの水酸化ナトリウム(15.55mL、38.88mmol)を、テトラヒドロフラン(24.3mL)およびエタノール(9.72mL)中のditert−ブチル(1S,2S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−オキソ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(2.0g、4.86mmol)の攪拌した溶液に加える。反応混合物を60℃で加熱し、一晩攪拌を維持する。4時間加熱を継続し、次いで酢酸エチルで洗浄する。水相を氷浴中で冷却し、1Nの塩酸溶液でpH=2〜3に酸性化する。酢酸エチルで抽出し(3回)、有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、橙色の固体(1.4g、96%)として標題化合物を得る。MS(m/z):322(M+23)。
【0082】
調製例44
ジベンジル(1S,2S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−オキソ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化38】
臭化ベンジル(8.69mL、72.9mmol)を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(60mL)中の(1S,2S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−オキソ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸(7.27g、24.3mmol)および炭酸セシウム(15.83g、48.6mmol)の攪拌した懸濁液に滴下して加える。得られた混合物を窒素下で一晩室温にて攪拌する。水でクエンチし、酢酸エチルで希釈する。水相を酢酸エチルで抽出し(3回)、有機層をブラインおよび水で洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗物質を薄茶色の油状物として得る。酢酸エチル:ヘキサン(20:80〜30:70)で溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、ゴム状の黄色い泡状物(9.15g、78.5%)として標題化合物を得る。MS(m/z):502(M+23)。
【0083】
調製例45
ジベンジル(1S,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−ヒドロキシ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化39】
−78℃にて、THF(30mL、30mmol)中の1MのL−セレクトリド溶液を、テトラヒドロフラン(20mL)中のビス[(フェニル)メチル](1S,2S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−オキソ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(9.15g、19.08mmol)の攪拌した溶液に滴下して加える。得られた有機混合物を窒素下で1時間45分攪拌する。−78℃にて、飽和炭酸水素ナトリウム溶液でクエンチする。水および酢酸エチルで希釈する。層を分離し、有機相をブラインおよび水で洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固して、淡黄色の油状物として粗物質を得る。合わせた物質を、酢酸エチル:ヘキサン(20:80〜50:50)で溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、単一の異性体(9.19g、100%)として標題生成物を得る。MS(m/z):504(M+23)。
【0084】
調製例46
ジベンジル(1S,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(トルエン−4−スルホニルオキシ)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化40】
標題生成物を実質的に調製例1の方法に従って調製する(75%収率)。MS(m/z):658(M+23)。
【0085】
調製例47
ジベンジル(1R,2S,4R,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化41】
1H−5−メルカプト−1,2,3−トリアゾール、ナトリウム塩二水和物(0.174g、1.42mmol)を、無水ジメチルホルムアミド(8mL)中の(1S,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(トシルオキシ)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸ジベンジルエステル(0.6g、0.943mmol)の攪拌した溶液に加え、70℃で一晩加熱する。反応混合物を酢酸エチル(60mL)で希釈し、有機層をNaHCO
3(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、イソヘキサン中の0〜60%の酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(40gシリカカラム)により精製して、無色のゴム状物(0.405g、76%収率)として標題化合物を得る。MS(m/z):587(M+23)。
【0086】
調製例48
ビス−(4−メトキシ−ベンジル)−(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化42】
ジクロロメタン(9.60mL)中の(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸(369mg、0.959mmol)、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(0.985g、2.59mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.920mL)の懸濁液を15分間攪拌する。次いで、ベンゼンメタノール、4−メトキシ(0.365g、2.59mmol)を加え、室温にて一晩攪拌する。溶媒を除去し、ジクロロメタン/メタノール勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(12gシリカゲルカートリッジ)により精製して、標題化合物(240mg、40%)を得る。MS(m/z):625(M+1)。
【0087】
表7における以下の化合物を実質的に調製例48の方法に従って調製する。
【0088】
【表7】
【0089】
調製例50
ビス(2,2−ジメチルプロパノイルオキシメチル)(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化43】
炭酸水素ナトリウム(0.393g、4.68mmol)、ヨウ化ナトリウム(0.351g、2.34mmol)およびプロパン酸、2,2−ジメチル−クロロメチルエステル(352.60mg、2.34mmol)を、3mLの乾燥ジメチルホルムアミド中の(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸(0.300g、0.780mmol)の溶液に加える。得られた不均一の混合物を18時間攪拌する。真空下で溶媒を除去し、水を加え、酢酸エチルで抽出する。層を分離し、有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮する。粗生成物を、50%ヘキサン:酢酸エチル混合物で溶出する5gのPhenomenex STRATA(商標)順相カートリッジで精製して、標題化合物(96mg、20%)を得る。MS(m/z):613(M+1)。
【0090】
調製例51
2−tert−ブチル−6−エチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩
【化44】
塩化アセチル(1.12mL、15.71mmol)を、エタノール(9.14mL)中のditert−ブチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−4,6−ジカルボキシレート(1.3g、2.62mmol)の溶液に滴下して加える。混合物を密閉管中で50℃にて2時間加熱する。溶媒を除去して、標題化合物(950mg、90%)を得る。MS(m/z):369(M+1)。
【0091】
調製例52
(1R,2S,4S,5R,6R)−4−アミノ−6−エトキシカルボニル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−4−カルボン酸塩酸塩
【化45】
酢酸エチル(8mL)中の塩化水素ガスの飽和溶液に、2−tert−ブチル−6−エチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩(946mg、2.34mmol)を溶解し、室温にて25時間攪拌する。溶媒を除去して、標題化合物(831mg、101%)を得る。MS(m/z):313(M+1)。
【0092】
調製例53
(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−6−エトキシカルボニル−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−カルボン酸
【化46】
ditert−ブチルジカルボネート(935.39mg、4.24mmol)および炭酸カリウム(888.5mg、6.36mmol)を、1,4−ジオキサン(10.61mL)中の(1R,2S,4S,5R,6R)−4−アミノ−6−エトキシカルボニル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−4−カルボン酸塩酸塩(740mg、2.12mmol)の懸濁液に加える。混合物を室温で攪拌する。10分後、水(10.61mL)を加え、室温にて2日間攪拌する。ジオキサンを除去し、酢酸エチルで希釈し、pHを5MのHClで酸性に調整する。層を分離し、有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、標題化合物(270mg、31%)を得る。MS(m/z):413(M+1)。
【0093】
調製例54
2−ベンジル−6−エチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化47】
ジクロロメタン(6.55mL)中の(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−6−エトキシカルボニル−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−カルボン酸(270mg、0.654mmol)、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(0.373g、0.982mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.342mL、1.96mmol)の懸濁液を、室温にて15分間攪拌し、ベンジルアルコール(0.101mL、0.982mmol)を加える。室温にて一晩攪拌する。溶媒を除去し、最初に、ジクロロメタン/メタノール勾配(所望の化合物は6%のメタノールで溶出する)で溶出するシリカカラムクロマトグラフィー(4gシリカゲルカートリッジ)により精製し、次いで、3:1アセトニトリル/水で溶出するWaters OASIS(登録商標)HLBカートリッジにより精製する。標題化合物を白色固体(100mg、30%)として得る。MS(m/z):503(M+1)。
【0094】
実施例1
(1R,2S,4R,5R,6R)−2−アミノ−4−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸塩酸塩
【化48】
二臭化亜鉛(0.88g、3.91mmol)を、ジクロロメタン(30mL)中のditert−ブチル(1R,2S,4R,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(194mg、0.39mmol)の攪拌した溶液に加える。50℃にて一晩攪拌する。さらに二臭化亜鉛(0.44g、1.95mmol)を加え、出発物質が完全に消費されるまで50℃で攪拌を継続する。溶媒を蒸発させ、所望の生成物のみが存在するまで、残渣を2Mの塩酸水溶液(5mL)中で50℃にて攪拌する。反応混合物を冷却し、残渣を、陽イオン交換クロマトグラフィー(DOWEX(登録商標)50WX8−100)により精製する。化合物を1〜2秒ごとに約1滴の滴下速度でカラムに流す。開始負荷容積を樹脂表面に滴下した後、水(5〜10mL)でリンスし、3回繰り返す。流出物のpHをモニターし、適用が完了するまで水でのリンスを継続する(pHサイクルを観察した:カラムからの溶出物は最初pH=7で、次いでpH=1に下がり、pH=7に戻る)。カラムを、水、水:テトラヒドロフラン(1:1)次いで水の各々の少なくとも1つのカラム容積で洗浄する。10%ピリジン:水を用いて樹脂から生成物を移動する。さらなる生成物が検出されなくなるまで、10%ピリジン:水での溶出を継続する。生成物を含有する画分を濃縮して、無色の固体を得る。固体を乾燥させる。2Mの塩酸に溶解し、蒸発させて、白色固体(94mg、75%)として標題化合物を得る。MS(m/z):285(M+1)。
【0095】
表8における以下の化合物を実質的に実施例1の方法に従って調製する。
【0096】
【表8】
【0097】
実施例8
(1R,2S,4R,5R,6R)−2−アミノ−4−(5−ジフルオロメチル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸塩酸塩
【化49】
1,4−ジオキサン(1.63mL)中のditert−ブチル(1R,2S,4R,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−[[5−(ジフルオロメチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル]ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(0.356g、651.3μmol)を、塩化水素溶液(ジオキサン中に4M)に加える。攪拌しながら混合物を50℃で加熱する。加熱開始後すぐに固体を溶液から沈殿させる。反応混合物を冷却し、減圧下で濃縮する。残渣を、40mL/分の流速で60分にわたってアセトニトリル勾配中の0〜20%の塩酸(0.01M水溶液)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(40gSiO
2)により精製する。減圧下で濃縮して、油状物として粗物質を得る。同じ条件を使用して再精製する。減圧下で濃縮して、白色固体(0.196g、93%)として標題化合物を得る。MS(m/z):335(M+1)。
【0098】
表9における以下の化合物を実質的に実施例8の方法に従って調製する。
【0099】
【表9】
【0100】
実施例10
(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸
【化50】
1,4−ジオキサン(20mL)中の4Mの塩化水素を、1,4−ジオキサン(20mL)中のditert−ブチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(1.64g、3.30mmol)の溶液に加え、混合物を50℃で一晩振盪する。濃縮乾固する。陽イオン交換(DOWEX(登録商標)Marathon C,NA
+形態強酸性)により精製する。残渣を最小量の水に溶解して、物質を可溶化し、樹脂上に負荷する。樹脂を2カラム体積の水、次いで2カラム体積の水:テトラヒドロフラン(1:1)および2カラム体積の水で連続して洗浄する。2カラム体積の水中の10%ピリジンで所望の生成物を溶出して、白色固体として標題化合物を得る。MS(m/z):285(M+1)。1H NMR(300MHz,D
2O):4,25(d,J=7,3Hz,1H),2,53−2,38(m,3H),2,23(dd,J=8,1,16,1Hz,1H),1,95(t,J=3,3Hz,1H)。
【0101】
表10における以下の化合物を実質的に実施例10の方法に従って調製する。
【0102】
【表10】
【0103】
実施例13
(1R,2S,4R,5R,6R)−2−アミノ−4−[(5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸
【化51】
ditert−ブチル(1R,2S,4R,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−[(5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(85mg、0.166mmol)、酢酸(1mL)および水(1mL)を溶解する。混合物を、6分間、BIOTAGE(登録商標)Initiatorマイクロ波合成装置において約40ワットにて160℃で加熱する。減圧下で反応混合物を濃縮する。水を加え、減圧下で2回除去して、過剰な酢酸を除去し、白色固体(40mg、88.6%)として標題化合物を得る。MS(m/z):299(M+1)。
【0104】
表11における以下の化合物を実質的に実施例13の方法に従って調製する。
【0105】
【表11】
【0106】
実施例16
(1R,2S,4R,5R,6R)−2−[[(2S)−2−アミノプロパノイル]アミノ−4−[[5−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ]ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸塩酸塩
【化52】
塩酸水溶液(2M、7mL)で(1R,2S,4R,5R,6R)−2−[2−((S)−tert−ブトキシカルボニルアミノ)−プロピオニルアミノ]−4−(5−トリフルオロメチル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸(340mg、0.65mmol)を処理し、室温にて一晩攪拌する。反応混合物を濃縮乾固し、残渣を陽イオン交換クロマトグラフィー(DOWEX(登録商標)50WX8−100)により精製する。化合物を水に溶解し、pH=2に調整する。化合物を1〜2秒毎に約1滴の滴下速度でカラムに流す。最初の負荷体積が樹脂表面に滴下した後、水(5〜10mL)でリンスし、3回繰り返す。溶出物のpHをモニターし、適用が完了するまで水でのリンスを継続する(pHサイクルを観測した:カラムからの溶出物は最初にpH=7次いでpH=1そしてpH=7に戻る)。カラムを、水、水:テトラヒドロフラン(1:1)次いで水の各々の少なくとも1つのカラム体積で洗浄する。10%ピリジン:水で樹脂から生成物を移動させる。さらなる生成物が溶出しなくなるまで10%ピリジン:水で溶出を継続する。生成物を含有する画分を濃縮して、無色の固体(204mg)を得る。固体を水に溶解し、2Mの塩酸(1.5eq)を加え、48時間溶液を凍結乾燥して、白色固体(225mg、75.4%)として標題化合物を得る。MS(m/z):424(M+1)。
【0107】
表12における以下の化合物を実質的に実施例16の方法に従って調製する。
【0108】
【表12】
【0109】
実施例22
(1R,2S,4S,5R,6R)−2−[(−2−アミノアセチル)アミノ]−4−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸塩酸塩
【化53】
酢酸エチル(7mL)中の塩化水素ガスの飽和溶液に(1R,2S,4S,5R,6R)−2−[[−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)アセチル]アミノ]−4−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸(220mg、0.49mmol)を溶解し、室温にて2時間攪拌する。溶媒を除去して白色固体(180mg、98%)として標題化合物を得る。MS(m/z):342(M+1)。
【0110】
表13における以下の化合物を実質的に実施例22の方法に従って調製する。
【0111】
【表13】
【0112】
実施例26
ジベンジル(1R,2S,4R,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩
【化54】
トリフルオロ酢酸(3mL、40mmol)を、ジクロロメタン(12mL)中の(1R,2S,4R,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸ジベンジルエステル(0.4g、0.71mmol)の溶液に加え、室温にて4.5時間攪拌する。減圧下で反応混合物を濃縮し、アセトニトリル(10mL)に溶解し、10gのSCX−2カートリッジ(アセトニトリルで事前に調整した)上に負荷する。アセトニトリル(20mL)でカートリッジを洗浄し、次いで90:10v/vのアセトニトリル/水酸化アンモニウム(5×20mL画分)の溶液で溶出する。生成物を含有する画分を蒸発させ、90:10:1のジクロロメタン/メタノール/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(12gシリカカラム)により精製して、無色のガム状物として生成物遊離塩基を得る。ガム状物をジクロロメタン(10mL)に溶解し、塩酸(0.25mLのジエチルエーテル中の2M溶液;0.5mmol)を加え、溶媒を蒸発させて、白色固体(0.2g、56.3%)として標題化合物を得る。MS(m/z)465(M+1)。
【0113】
実施例27
ジベンジル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化55】
密閉管中で、p−トルエンスルホン酸(5eq)を、ベンジルアルコール(0.15M)中のditert−ブチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(1.00g、2.01mmol)の攪拌溶液に加える。反応混合物を攪拌しながら80℃で4日間加熱する。反応混合物を室温で冷却する。SCX−2カラム(10g)により再精製する。反応混合物をメタノールで予め調整したカラム上に負荷し、メタノール(×3)で洗浄して、過剰な対応するベンジル型アルコールを除去し、メタノール中の2Nのアンモニア溶液で溶出する。減圧下で溶媒を蒸発させて、油状物を得る。得られた油状物を酢酸エチルに溶解し、飽和炭酸ナトリウム溶液で洗浄して、反応において形成されるモノエステルを除去する。有機層を乾燥させ、濃縮して、油状物を得る。油状物を、ジクロロメタン/2Nのアンモニウム:メタノール(98:2)で溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、固体として標題化合物を得る。(270mg、28%)MS(m/z):465(M+1)。
【0114】
表14における以下の化合物は実質的に実施例27の方法に従って調製する。
【0115】
【表14】
【0116】
実施例29
ビス[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル](1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩
【化56】
密閉管中で、p−トルエンスルホン酸(3eq)を、2−トリフルオロメチルベンジルアルコール(30eq)中のditert−ブチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(500mg、1.01mmol)の攪拌溶液に加える。反応混合物を攪拌しながら88℃にて4時間加熱する。反応混合物を室温まで冷却する。反応混合物をメタノールで予め調整したSCX−2カラム(10g)上に負荷し、メタノール(×3)で洗浄し、過剰な対応するベンジル型アルコールを除去し、次いでメタノール中の2Nのアンモニア溶液で溶出する。溶媒を減圧下で蒸発させて、油状物を得る。油状物を酢酸エチルで処理して、モノエステルである固体沈殿物が生じる。固体を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して油状物を得る。油状物を、ジクロロメタン:メタノール(95:5)で溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、油状物(40mg、6%)として標題化合物を得る。
【0117】
酢酸エチル(1mL)中の塩化水素ガスの飽和溶液にビス[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル](1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(0.07mmol)を溶解する。室温にて混合物を攪拌する(30分)。減圧下で溶媒を除去し、得られた固体を50℃にて一晩真空オーブン中で乾燥させる。(30mg、65%)MS(m/z):601(M+1)。
【0118】
表15における以下の化合物を実質的に実施例29の方法に従って調製する。
【0119】
【表15】
【0120】
実施例35
ビス[(4−メトキシベンジル)(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化57】
ビス−(4−メトキシ−ベンジル)(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(102mg、163.3μmol)を、酢酸エチル(0.5mL)中の塩化水素ガスの飽和溶液に溶解し、室温にて10分間攪拌する。溶媒を除去する。反応混合物をアセトニトリルで予め調整したSCXカラム上に負荷し、アセトニトリル(×2)で洗浄し、次いでメタノール:アセトニトリル中の2Nのアンモニア溶液(2カラム体積)で溶出し、次いで減圧下で溶媒を蒸発させる。粗残渣を、ジクロロメタン/6%のメタノール中の2Nアンモニア溶液の勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(4g)により精製して、標題化合物(30mg、37%)を得る。MS(m/z):525(M+1)。
【0121】
実施例36
ビス[3−(トリフルオロメチル)ベンジル](1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩
【化58】
(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボン酸ビス−(3−トリフルオロメチル−ベンジル)エステル(200mg、285μmol)を、酢酸エチル(2mL)中の塩化水素ガスの飽和溶液に溶解し、室温にて攪拌する。2時間後、所望の生成物への変換が完了する。したがって溶媒をvaquo中で除去する。固体を酢酸エチルで洗浄し、50℃にて一晩vaquo中で乾燥させて、標題化合物を得る、0.17g(94%),%)。MS(m/z):601(M+1)。
【0122】
実施例37
ビス−(2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチル)(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート
【化59】
ビス(2,2−ジメチルプロパノイルオキシメチル)(1R,2S,4S,5R,6R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(98mg、156μmol)を、酢酸エチル(2mL)中の塩化水素ガスの飽和溶液に溶解し、室温にて2時間攪拌する。溶媒を除去する。白色固体を所望の化合物(68mg、79%)について得た。MS(m/z):399(M+1)。
【0123】
実施例38
4−ベンジル−6−エチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−アミノ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルスルファニル)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート塩酸塩
【化60】
2−ベンジル−6−エチル(1R,2S,4S,5R,6R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニル)−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,6−ジカルボキシレート(78mg、155.20μmol)を、酢酸エチル(2mL)中の塩化水素ガスの飽和溶液に溶解し、室温にて2時間攪拌する。溶媒を除去する。標題化合物を白色固体(60mg、91%)として得る。MS(m/z):403(M+1)。
【0124】
mGlu受容体は、神経細胞の興奮性を調節するGタンパク質共役受容体である。調節不全のグルタミン酸神経伝達は統合失調症に関連しているが、全ての一般的に処方される抗精神病薬はドーパミン受容体に作用する。種々の研究により、統合失調症を治療するためのII型mGlu受容体(それはmGlu2、mGlu3、または両方を含む)活性化が支持されている。特に、最近のデータにより、mGlu2/3受容体アゴニストが抗精神病効果を有し、統合失調症を治療するための新規代替法を提供できることが実証されている(Patilら,Nature Medicine(2007)13(3),1102−1107)。遺伝子欠失マウスを使用した前臨床研究により、mGlu2/3アゴニストの抗精神病様活性が、主にmGlu2受容体媒介性であることが示唆されている。さらなる前臨床効果モデルは、mGlu2/3受容体アゴニストの精神安定剤、抗鬱剤、および神経保護作用を示す。したがって、mGlu2アゴニストは、双極性障害、統合失調症、鬱病、および全般性不安障害などの精神疾患の治療に有用であり得る。
【0125】
ヒトmGlu2アゴニストFLIPR(登録商標)アッセイ
Syrianハムスター線維芽細胞由来で、ヒトmGlu2受容体を安定に発現し、ラットグルタミン酸輸送体EAAT1(興奮性アミノ酸輸送体1)およびGα15サブユニットで共トランスフェクトされたAV−12細胞株をこれらの研究に使用する。Gα15の発現により、Gi共役受容体がホスホリパーゼC経路を介してシグナル伝達を可能にし、蛍光カルシウム応答アッセイによって受容体活性化を測定する能力を生じる。細胞株を、5%の透析ウシ胎仔血清、1mMのピルビン酸ナトリウム、10mMのHEPES[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸]、1mMのL−グルタミン、および5μg/mLのブラストサイジンを補足した高グルコースおよびピリドキシン塩酸塩を有するダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)中で培養することによって維持する(全ての培地はInvitrogenから購入する)。コンフルエントな培地を、酵素を含まない解離溶液(ChemiconS−004−B)を使用して週2回継代する。細胞をアッセイの24時間前に収集し、250(mGlu2)または125(mGlu3)μMのL−グルタミン(新しく加えられる)のみを含有する培地入りの96ウェル、黒壁ポリ−D−リジン−コーティングプレート(BD BioCoat#354640)中に、85,000個(mGlu2)または115,000個(mGlu3)の細胞/ウェルにてMatrix Well−Mate細胞播種器を使用して分配する。
【0126】
蛍光イメージングプレートリーダー(FLIPR(登録商標),Molecular Devices)を使用して化合物を添加する前後に細胞内カルシウムレベルをモニターする。アッセイ緩衝液は、20mMのHEPESを補足したハンクス緩衝塩溶液(HBSS;Sigma)からなる。培地を除去し、細胞を、90分間25℃にて、アッセイ緩衝液中の8μMのFluo−3AM(Molecular Probes,F−1241;50μL/ウェル)と共にインキュベートする。色素溶液を除去し、新たなアッセイ緩衝液(50μL/ウェル)と置き換える。アゴニストグルタミン酸塩(Fisher A125−100)について11点濃度反応曲線(10μMで開始する3倍希釈)を生成する単一添加FLIPR(登録商標)アッセイを各実験の前に実施して、典型的なEC
50反応を確認する。PRISM(登録商標)v4.03(GraphPadソフトウェア)を使用して結果を分析する。本発明の例示した化合物を、25μMの最終濃度で開始する3倍希釈を使用して10点濃度反応プロファイルを使用して単一添加FLIPR(登録商標)アッセイにおいて試験する。本発明の例示した化合物を0.1NのNaOH中の10mMストックとして可溶化し、−20℃で保存する。それらをアッセイ緩衝液中で3倍希釈系列により希釈する。最初の5秒の蛍光をFLIPR(登録商標)機器で読み取った後、本発明の化合物を細胞プレート(50μL/ウェル)に加える。アゴニスト活性を検出するために、最初の30秒間1秒毎に、次いで90秒の全時間3秒毎にデータを収集する。最大反応はECmax(100μMのグルタミン酸塩)により誘導されるものと定義する。グルタミン酸塩の非存在下で測定した基礎蛍光を補正した相対蛍光単位(RFU)において最大−最小ピーク高さとして化合物効果を測定する。単一のプレートを使用して測定を実施する。アゴニスト効果を、最大グルタミン酸反応に対して化合物のみにより誘発される刺激のパーセントとして定量する。全てのデータは、4−パラメータロジスティック曲線フィッティングプログラム(ACTIVITY BASE(登録商標)v5.3.1.22)を使用して相対EC
50値として計算する。
【0127】
本明細書に例示した化合物を実質的に上記のように試験し、hMGLUR2 FLIPR(登録商標)アッセイにおいて0.5μM未満の相対EC
50値を示した。
【0128】
表16における以下の例示した化合物を実質的に上記のように試験し、以下の活性を示した:
【0129】
【表16】
【0130】
これらのデータは、hmGlu2FLIPR(登録商標)アッセイにおいて機能的アゴニスト活性について表16の化合物の活性をまとめ、化合物がmGlu2アゴニストであることを実証する。
【0131】
ラットにおけるフェンシクリジン(PCP)誘導性自発運動亢進(hyperlocomotor)活性の反転
ケタミンまたはフェンシクリジン(PCP)などのNMDA受容体アンタゴニストの投与は、統合失調症を有する患者において観察されるそれらの病状と同様であるヒトにおける精神異常様作用を生じる。NMDAアンタゴニストの運動刺激作用を反転させる薬剤の能力は、多くの場合、精神病の動物モデルとして使用され、統合失調症および双極性障害についての医薬の臨床効果を検出することに対する十分な予測妥当性を示している。
【0132】
個々のオスのSprague−Dawley(Harlan,Indianapolis,IN)ラットを、寝具類として1cm深さの木質チップ、およびケージの上部に金属グリルを有する、45×25×20cm寸法の透明なプラスチックのシューボックス(shoe−box)ケージに入れることによって運動活性をモニターする。運動モニター(Kinder Scientific)は、15cmの高さで第2のラック(飼育行動を測定するため)を有し、5cmの高さで8×4の構成、(または15×7パターンにおける22の高密度群)で配置される12光束の矩形ラックから構成される。シューボックスケージは、隔離した部屋において3フィートの高さのテーブルトップ上にラックを有する、これらのラックの内側に配置される。本発明の化合物は、フェンシクリジン(PCP)の5mg/kgチャレンジ投与の30分前に、0.3〜10mg/kgの範囲内で(腹腔内経路(i.p.)、非プロドラッグにより)投与される。本発明の化合物は、一晩絶食させたラットにおいて、PCPの5mg/kgチャレンジ投与の4時間前に、0.3〜30mg/kgの範囲内で投与(経口経路、プロドラッグ)される。試験日に、ラットを試験ケージに入れ、PCPチャレンジの前に30分間順応させ、PCP投与の後、さらに60分間、ラットをモニターする。
【0133】
データ解析およびED
50算出を、GraphPad PRISM(登録商標)(SanDiego,CA.USA)を用いて実施する。検出力解析により、1群あたり8〜10匹のラットは、治療差(検出力=0.8)を検出するために適切な統計的検出力を有することが必要とされると決定される。事後ダネット多重比較検定(post−hoc Dunnett’s multiple comparison test)を用いる一元配置分散分析(ANOVA)を、合計60分の運動活性で実施する。ED
50算出を、各用量について反転した変換データのパーセントで非線形回帰曲線フィッティングを用いて実施する。
【0134】
実施例10の化合物およびその対応するプロドラッグ(実施例25)は、上記のように実質的に実施したこのアッセイにおいて、0.9mg/kg(i.p.投与)および6.4mg/kg(経口投与)のそれぞれのED
50を生じると測定した。これらの結果は、活性親およびそのプロドラッグ形態が、統合失調症および双極性障害を罹患している患者における効果を予測するこの薬理学的モデルにおいて強力な効果を示すことを実証する。
【0135】
マウスにおけるフェンシクリジン(PCP)誘発性自発運動亢進活性の反転
マウスにおけるフェンシクリジン(PCP)誘導性自発運動亢進活性の反転についてのこのアッセイは、ラットの代わりにマウスを用いて、以下に示すように変更して、上記のラットにおけるフェンシクリジン(PCP)誘導性自発運動亢進活性の反転のアッセイのように実質的に実施する。
【0136】
個々のオスのICR(CD−1)、(Harlan,Indianapolis,IN)マウスを、寝具類として0.5cm深さの木質チップ、およびケージの上部にプラスチックの蓋を有する、45×25×20cm寸法の透明なプラスチックのシューボックスケージに入れることによって運動活性をモニターする。運動モニター(Kinder Scientific)は、2.5cmの高さで8×4の構成、(または15×7パターンにおける22の高密度群)で配置される12光束の矩形ラックから構成される。シューボックスケージは、隔離した部屋において3フィートの高さのテーブルトップ上にラックを有する、これらのラックの内側に配置される。本発明の化合物は、フェンシクリジン(PCP)の7.5mg/kgチャレンジ投与の30分前に、より高い用量が使用され得るが、通常、0.3〜30mg/kgの範囲内で(腹腔内経路、非プロドラッグにより)投与される。試験日に、マウスを試験ケージに入れ、PCPチャレンジの前に45分間順応させ、PCP投与の後、さらに60分間、マウスをモニターする。
【0137】
検出力解析により、1群あたり7〜8匹のマウスは、治療差(検出力=0.8)を検出するために適切な統計的検出力を有することが必要とされると決定される。
【0138】
i.p.投与後、実施例1、2、3、および11において用量反応実験を実施した。ED
50値は以下の通りであった:実施例1=18.4mg/kg;実施例2=14.4および14.3(2回の独立した実験);実施例3=17.1mg/kg;実施例11=1.2mg/kg。最後に、実施例8は、10mg/kgの単回投与後、PCP誘発性自発運動亢進活性を52%反転させた。これらの結果は、例示した本発明の範囲内の化合物が、統合失調症および双極性障害についての有用な医薬であることを実証する。
【0139】
ラットにおけるストレス誘発性異常高熱の減衰
異常高熱、中核体温の上昇は、ストレスに対する反応において、ヒトを含む、多くの哺乳動物において正確に実証されている一般的現象である。多くの不安障害において、異常高熱は病状の一部として生じ、疾患の症状とみなされる。動物におけるストレス誘発性異常高熱を減衰する化合物は、ヒトにおける不安障害を治療するのに有用であると考えられている。全般性不安障害は、このような化合物を用いて治療され得るこのような障害の一例である。ストレス誘発性異常高熱を分析するための従来の低侵襲性方法は、直腸体温計による、体温、およびストレス誘発性による体温の増加を測定することによる。275〜350gの体重のオスのFischer F−344ラット(Harlan,Indianapolis,IN,USA)を試験する。全ての動物は、食物および自動化された水を自由に入手可能であるように個々に収容し、12時間の明/暗サイクル(06:00に点灯)で維持する。明期の間に実施する、実験の前に動物を約12〜18時間絶食させる。実験の1時間前に、1mL/kgの用量体積で腹腔内(i.p.)投与経路によりラットに投与する。使用したビヒクルはpH5〜7を達成するのに加えた十分なNaOHを含む水であった。mGluR5アンタゴニストMTEP(3−[(2−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)エチニル]ピリジン)およびmGlu2/3アゴニストLY317206を品質コントロールとして使用し、それらが投与後すぐにこのモデルにおいて信頼できる効果を生じたならば、ラットをそれらのホームケージに戻し、実験者がライトを消し、部屋を出る。1時間の前処置時間の残りの間、投薬部屋は暗くする。
【0140】
前処置時間の後、明るく照らされた隣の部屋にラットを個々に連れていき、ベースライン体温を、鉱油で潤滑させた直腸プローブの挿入により測定する。PHYSITEMP RET−2(登録商標)ラット直腸プローブ(Physitemp Instruments Inc.,Clifton,NJ,USA)を有するPHYSITEMP BAT−12(登録商標)マイクロプローブ体温計を用いて体温を評価する。直腸内にプローブを約2cm挿入して、中核体温を測定する(これはベースライン体温、T1(℃)である)。10分後、2回目の体温測定を記録する(T2)。体温の相違(T2−T1)をストレス誘発性体温上昇反応と定義する。本発明の化合物が、ビヒクル反応と比べて、ストレス誘発性体温上昇反応の35%減少を生じる用量をT
35用量と定義する。
【0141】
実施例10の化合物は、上記のように実質的に実施したこのアッセイにおいて、1.7mg/kgのT
35および10mg/kgにて75%のストレス誘発性体温上昇の最大減少を有すると測定された。比較すると、MTEP(3mg/kg)およびLY317206(20mg/kg)はそれぞれ53%および32%、ストレス誘発性体温上昇を減少させた。これらの結果は、mGlu2アゴニスト活性が、ストレス誘発性不安のこのラットモデルにおいて抗不安様効果を生じ、前臨床(Imre(2007)CNS Drug Rev.13:444−464)および臨床(Dunayevichら,(2008)Neuropsychopharm.33:1603−1610)研究におけるmGlu2/3アゴニストの報告されている抗不安活性と一致することを実証する。これらの結果は、不安障害の治療に対するmGlu2アゴニズムの潜在的な臨床的有用性を示唆している。
【0142】
囓歯動物における強制水泳試験
囓歯動物の強制水泳試験アッセイは十分に特徴付けられており、大鬱病性障害についての現在の医薬の抗鬱剤様活性を検出するための十分な予測妥当性を示す。このアッセイにおいて、目的とする抗鬱剤様活性を有する機構は、短時間の回避できない強制水泳事象において不動性を減少させる。
【0143】
強制水泳試験を、マウス(オスのNIH−Swissマウス、20〜25g、Harlan Sprague−Dawley,Indianapolis,IN)で実施する。マウスを、6分間、22〜25℃の水を6cm満たした透明なプラスチックシリンダ(直径10cm;高さ:25cm)に入れる。6分の試験の最後の4分の間、不動時間を記録する。試験の60分前に、腹腔内投与をした後、実施例2、3、8、11、および12の化合物を試験する。イミプラミンをこれらの研究についての陽性コントロールとして使用する。最小量のNaOH加えて、水ビヒクル中で化合物を製剤化する。不動に費やした時間(被験体の頭を水の上で維持するためだけの必要な動きと定義する)は依存する測定値であり、被験体の薬物治療に関して知らされていない観察者により記録される。データを、0.05に設定したアルファレベルを用いて事後ダネット検定(post−hoc Dunnett’s test)により解析する。ED
60値(ビヒクルコントロールに対して60%の不動時間)を算出して、試験化合物の有効性を推定する。
【0144】
実施例2を2つの独立した実験で試験し、9.8および4.2mg/kgのED
60値を生じた。実施例3はより有効であり、ED
60値は3mg/kgの試験した最も低い用量未満であると推定した。実施例8についてのED
60は7.95mg/kgであった。実施例11は0.88mg/kgのED
60を有したが、有効性は第2の研究で失い、より高い用量(3〜30mg/kg)を評価した。実施例12は3.31mg/kgのED
60を生じた。これらの結果は、本発明の範囲内の化合物が鬱病のための潜在的に有用な医薬であることを実証する。
【0145】
インビトロでのPepT1 GlySar阻害スクリーニングおよびIC
50測定
PepT1アッセイを、腸管吸収輸送体PepT1と相互作用するアミノ酸プロドラッグ化合物の能力を試験するために確立する。
【0146】
ヒトの癌細胞由来のHeLa細胞(アメリカンタイプカルチャーコレクション)を、5%CO
2加湿雰囲気中で37℃にて、10%ウシ胎仔血清(FBS)、0.1mM非必須アミノ酸(NEAA)、および100μg/mLストレプトマイシンを有する100ユニット/mLペニシリンを含有するハイクローン培地(Hyclone Medium)(Invitrogen,カタログ番号SH30243)中で増殖させる。細胞株を40継代まで使用し、次いで捨てる。1mlバイアル中の凍結細胞を1〜2分間水浴中で解凍させ、37℃にて5mLの細胞培地に加える。Tフラスコの各々に、8.5mLの新鮮な培地および1.5mLの細胞ストックを与える。細胞を1週間の間に2回継代する。これは、10mLのリン酸緩衝生理食塩水−エチレンジアミン四酢酸(PBS−EDTA)でフラスコをリンスし、細胞を分離するために、2〜5分間、2mLのトリプシンを加え、トリプシンのさらなる活性を阻害するために8mLの新鮮な培地を加えることによって達成される。1:6細胞希釈を得るために、各々の新しいフラスコに、8.5mLの新鮮な培地と1.5mLの細胞ストックとの混合物を入れる。取込実験の準備まで、細胞を37℃にてインキュベートする。
【0147】
Tフラスコ中の70〜80%コンフルエントな細胞をトランスフェクション処理の1日前に播種する。細胞ストックを有するフラスコをPBS−EDTAおよびトリプシンで処理して、細胞を分離させ、この時点からトランスフェクション培地を使用する。トランスフェクション培地は、ダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)+NEAAからなる。各ウェルに、0.5mLの細胞混合物を加え(1.3×10
5が所望の細胞濃度である)、細胞を37℃にて一晩インキュベートする。このアッセイの24時間前に、細胞をPEPT1でトランスフェクトする。トランスフェクション混合物を、600μLの無血清トランスフェクション培地、18μLのFuGene6(登録商標)(Roche Diagnostics)、および11μgのPepT1 DNAを混合することによって調製する。トランスフェクション試薬−DNA複合体を20分間インキュベートし、24μLの試薬−DNA複合体を各ウェルに加える。
【0148】
PEPT1媒介性[グリシル−1−2−
14C]グリシルサルコシン(GlySar)取込活性の阻害を、既に公開されているように(Zhangら,2004.J.Pharm.Exper Ther.310:437−445)、トランスフェクションの24時間後、24ウェルプレートで培養した細胞中で測定する。[
14C]Gly−Sarの取込を阻害する本発明の化合物の能力を測定するために、プロドラッグ化合物を、5μMの[
14C]Gly−Sar(Moravek Biochemicals)および20μMの冷Gly−Sarの存在下でpH6.0の取込培地中で5mMにてHeLa細胞を一過性にトランスフェクトした80〜90%のコンフルエントなPepT1とインキュベートする。取込培地は、140mMのNaCl、5.4mMのKCl、1.8mMのCaCl
2、0.8mMのMgSO
4、5mMのグルコース、25mMのトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン緩衝液(TRIS)からなる。次いで2−(N−モルホリノ)エタンスルホン酸を用いて溶液をpH6.0にする。インキュベーション体積は500μLであり、室温にて3分間実施する。インキュベーション時間の終わりに取込を停止するために、取込培地を細胞単層から吸引し、500μLの氷冷PBSをウェルに加える。Ca
+2およびMg
2+を含まない500μLの室温PBSで細胞を3回洗浄する。次いで300μLの1%Triton(登録商標)X100H
2O溶液で細胞を溶解させる。200μLのアリコートを除去し、液体シンチレーション計数により放射線を定量し、インキュベーションウェルの各々に存在する[
14C]Gly−Sarを測定する。阻害剤なしのコントロールを確立し、各プロドラッグの阻害パーセントをこのコントロールに対して算出する。ネガティブコントロール(グリシン)および2つのポジティブコントロール(セファドロキシルおよびセファレキシン)を各実験で並行して実施して、アッセイ系の実行可能性を決定する。セファレキシンと等しいか、またはそれより良いGlySar取込阻害を有するプロドラッグ化合物は許容可能とみなす。平均値±標準偏差は、グリシンについて10.1±9.5%(n=19)、セファドロキシルについて53.2±13.2%(n=19)、およびセファレキシンについて37.5±14.7%(n=18)である。
【0149】
PepT IC
50アッセイに関して、プロドラッグ化合物を、5μM[
14C]Gly−Sarおよび20μM冷Gly−Sarの存在下で、種々の濃度(0.0625〜25mM)でインキュベートする。インキュベーションおよびサンプリング処理は、上記のPepT1スクリーニングと全く同じである。[
14C]Gly−Sar取込データをプロドラッグ化合物濃度の各々について評価し、IC
50値を算出する。
【0150】
以下の化合物を実質的に上記のように試験し、以下の活性を示した:
【0151】
【表17】
【0152】
これらの結果は、表17の化合物が、PepT1輸送体を介して経口吸収でき、セファドロキシルおよびセファレキシン(Zhangら,2004.JPET310:437−445)と同じかまたはそれらより良いことを実証し、これにより、PepT1輸送体を介するヒト経口吸収が予測される。
【0153】
インビトロでの腸プロドラッグ加水分解アッセイ
凍結したヒト十二指腸ホモジネート(100mMリン酸トリス緩衝液、pH7.4を用いる1:2の組織:緩衝液比)をCelsius In Vitro Technologies(Baltimore,MD)から得、それはフェニルメチルスルホニルフルオリド(PMSF)およびEDTAの両方を含まなかった。
【0154】
ヒト十二指腸の各ロットを単一のドナーから得て、腸を小片にし、その部分を別個に凍結する。全ての元の組織採集を4℃にて実施し、即座に−70℃にて凍結する。ヒト腸ホモジネートを解凍し、インキュベーションの直前に、100mM PBS緩衝液、pH7.4中で0.5mg/mLの最終タンパク質濃度に希釈する。
【0155】
インキュベーションを96ウェルプレート中で実施し、全てのプロドラッグ化合物を各日に2連で実施する。ストックプロドラッグ化合物溶液を1mMの濃度にて水中で調製する。200μLアリコートの0.5mg/mL腸ホモジネートおよび196μLの100mM PBS緩衝液を37℃の水浴中の96ウェルプレートに入れる。加水分解が化学的不安定性に起因していないことを確実にするために、プロドラッグ化合物もまた、腸ホモジネートを有さないPBS緩衝液とインキュベートする。96ウェルピペッターを用いて、4μLの1mMプロドラッグ化合物溶液をホモジネートに移す。プロドラッグ化合物の添加直後(0時)および1時間のインキュベーション後、インキュベーション混合物の50μLサンプルを、自動使い捨て同時96ウェルピペッターを用いて除去し、100ng/mLの内部標準物を含む200μLのメタノールクエンチ溶液に直接加える。次いでサンプルを10℃で5分間、3500rpmにて遠心分離する。上清(200μL)を最終96ウェルPCRプレートに移し、LC/MS/MSによる分析のために密閉する。
【0156】
インキュベーション混合物中の本発明の加水分解化合物の濃度を、アナリストバージョン1.4.2、ターボイオンスプレー(登録商標)、陽イオン化、および選択反応モニタリング(SRM)を備えるSciex API4000(商標)四重極質量分析計でLC/MS/MS検出を用いて決定する。Waters ATLANTIS(登録商標)T3(20×2.1mm、5μM)HPLCカラムを、1.0mL/分の流速および0.1%移動相A〜99%移動相Aの移動相勾配を用いて周囲温度にて使用する。移動相Aは1000:5の水:ヘプタフルオロ酪酸であり、移動相Bは1:1のメタノール:氷酢酸である。
【0157】
腸インキュベーション混合物中の本発明の加水分解化合物の濃度を、100mM PBS pH7.4中で10μMにて開始する反復2倍希釈によって調製した標準曲線から決定し、その後、サンプルと同一のメタノール−内部標準溶液でクエンチする。平均および標準偏差を、MICROSOFT(登録商標)Office EXCEL(登録商標)2007を用いて算出する。加水分解の量を、加えたプロドラッグ化合物濃度に対して形成した化合物のモルパーセントとして決定する。ポジティブコントロール、内部プロドラッグ化合物Aから内部化合物薬物Aの加水分解は、各バッチにおいて実施すると、平均75.3%になる(n=20)。次いで最後の値を内部化合物薬物Aの形成に対して正規化する。
【0158】
以下の化合物を実質的に上記のように試験し、以下の活性を示した:
【0159】
【表18】
【0160】
これらの結果は、表18の化合物がヒトの腸において加水分解され得ることを実証する。
【0161】
インビトロでのヒト肝臓S−9ホモジネート加水分解アッセイ
肝臓S9画分をXenotech LLC(Lenexa,MO)から得る。ロットは2人のドナー、1人は男性、1人は女性のプール由来のものである。肝臓S9画分を調製し、EDTAを含まない4℃での50mMトリス、pH7.4、および150mM塩化カリウムからなる均一化緩衝液を用いて希釈する。プロドラッグ化合物を37℃にて2時間、肝臓ホモジネート中でインキュベートし、その後、化合物の濃度をLC/MS/MSにより決定する。クロピドグレルからクロピドグレルカルボン酸への加水分解をアッセイポジティブコントロールとして利用する。
【0162】
インキュベーションを96ウェルフォーマット中で実施し、全てのプロドラッグ化合物を各日に2連で実施する。ストックプロドラッグ化合物溶液を1mMの濃度にて水中で調製する。ヒト肝臓S9画分を、100mM PBS緩衝液、pH7.4中で0.5mg/mlの最終タンパク質濃度に希釈する。
【0163】
200μLアリコートの0.5mg/mlヒト肝臓S−9ホモジネートおよび196μLの100mM PBS緩衝液を、37℃の水浴中で96ウェルプレートに入れる。96ウェルピペッターを用いて、4μLの1mMプロドラッグ溶液をホモジネートに移す。加水分解が化学的不安定性に起因しないことを確実にするために、プロドラッグ化合物も肝臓S−9を含まないPBS緩衝液のみとインキュベートする。プロドラッグ化合物の添加直後(0時)、および1時間のインキュベーション後、インキュベーション混合物の50μLのサンプルを、自動使い捨て同時96ウェルピペッターを用いて除去し、100ng/mlの内部標準物を含む200μLのメタノールクエンチ溶液に直接加える。次いでサンプルを10℃にて5分間、3500rpmで遠心分離する。上清(200μL)を最後の96ウェルPCRプレートに移し、LC/MS/MSによる解析のために密閉する。
【0164】
インキュベーションの間に形成した化合物のLC/MS/MS定量化を、Sciex API4000、アナリストバージョン1.4.2、ターボイオンスプレー(登録商標)、陽イオン化、および選択反応モニタリング(SRM)で実施する。使用したHPLCカラムは、1.0mL/分の移動相流速を用いて周囲温度でWaters ATLANTIS(登録商標)T3(20×2.1mm、5μM)である。移動相Aは1000:5の水:ヘプタフルオロ酪酸であり、移動相Bは1:1のメタノール:氷酢酸である。移動相勾配は、99.9/0.1の開始移動相比A/Bおよび1/99の最終を利用する。
【0165】
インキュベーション混合物中の加水分解化合物の濃度を、100mM PBS pH7.4中の10μMで開始する反復2倍希釈により調製し、その後、サンプルと同一のメタノール−内部標準溶液でクエンチした標準曲線から決定する。平均および標準偏差を、MICROSOFT(登録商標)Office EXCEL(登録商標)2007を用いて算出する。最後の値を、加えたプロドラッグ化合物濃度に対して形成した化合物のモルパーセントとして示す。クロピドグレルからクロピドグレルカルボン酸への加水分解をポジティブコントロールとして使用し、平均すると73.0%(n=27)になる。
【0166】
以下の化合物を実質的に上記のように試験し、以下の活性を示した:
【0167】
【表19】
【0168】
これらの結果は、表19の化合物がヒトの肝臓において加水分解され得ることを実証する。
【0169】
本発明の化合物は好ましくは、1種以上の薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を使用して医薬組成物として製剤化され、種々の経路により投与される。好ましくは、このような組成物は経口または静脈内投与用である。このような医薬組成物およびそれらを調製するためのプロセスは当該技術分野において周知である。例えば、Remington:The Science and Practice of Pharmacy(A.Gennaroら,eds.,21st ed.,Mack Publishing Co.,2005)を参照のこと。
【0170】
本発明の化合物は概して広い投薬範囲にわたって効果的である。例えば、1日当たりの投薬は通常、約0.3〜約30mg/kg体重の範囲内である。一部の場合、上述の範囲の下限値未満の投薬レベルが十分以上であってもよく、一方、他の場合、さらに多くの用量が利用されてもよく、したがって、上記の投薬範囲は本発明の範囲を限定するものと決して解釈されるべきではない。実際に投与される化合物の量は、治療される病態、選択される投与経路、投与される実際の化合物(複数も含む)、個々の患者の年齢、体重、および反応、ならびに患者の症状の重症度を含む、関連する状況を考慮して医師により決定されることは理解されるであろう。