特許第5945892号(P5945892)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5945892
(24)【登録日】2016年6月10日
(45)【発行日】2016年7月5日
(54)【発明の名称】防犯装置
(51)【国際特許分類】
   G07F 9/02 20060101AFI20160621BHJP
   G07F 9/10 20060101ALI20160621BHJP
   G07F 9/00 20060101ALI20160621BHJP
【FI】
   G07F9/02 B
   G07F9/10 H
   G07F9/00 P
【請求項の数】4
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2016-17424(P2016-17424)
(22)【出願日】2016年2月1日
【審査請求日】2016年2月2日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】512120801
【氏名又は名称】株式会社日本マシンサービス
(74)【代理人】
【識別番号】100097548
【弁理士】
【氏名又は名称】保立 浩一
(72)【発明者】
【氏名】片桐 茂夫
(72)【発明者】
【氏名】片桐 拓弥
【審査官】 大谷 謙仁
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3137182(JP,U)
【文献】 特開2011−221624(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07F 9/00−9/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
防犯が必要な箇所を撮影して撮影データを記憶して残すことにより防犯を行う防犯装置であって、
前面扉を有する筐体と、筐体内に設けられた商品収容部と、前面扉に設けられた商品選択ボタン及び金銭投入部と、商品選択ボタンで選択された商品を金銭投入部で投入された金銭の額に従って払い出す商品払い出し機構とを備えた自動販売機と、
筐体の上面に取り付けられた防犯カメラと、
防犯カメラが撮影した映像を記憶する撮影データ記憶部と、
前面扉の前面に設けられて視認可能とされているモニタディスプレイと、
モニタディスプレイに表示させる映像を制御する再生制御ユニットと
を備えており、
防犯カメラは、カメラ本体と、カメラ本体の向き及び撮影倍率を制御するカメラ制御部と、カメラ制御部からの制御信号に従ってカメラ本体の向き及び撮影倍率を変更するカメラ駆動部とを備えており、カメラ制御部は、自動販売機の周囲の複数の箇所の撮影をするために各撮影箇所についての防犯カメラの向き及び撮影倍率の制御情報を記憶したカメラ制御用記憶部を有しており、
再生制御ユニットは、防犯カメラが撮影した映像をリアルタイムでモニタディスプレイに表示させるものであって、前記複数の箇所のうちの特定の箇所を選ぶ選択を行って当該選ばれた箇所のみの映像をリアルタイムでモニタディスプレイに表示させることが可能な制御ユニットであり、且つ一日のうちの昼間と夜間で異なった選択をすることが可能な制御ユニットであることを特徴とする防犯装置。
【請求項2】
前記再生制御ユニットは、前記モニタディプレイに表示する広告用のイメージファイルを記憶した再生データ記憶部を備えており、前記複数の箇所のうち選ばれなかった箇所を撮影している時間帯には、再生データ記憶部から読み出された広告用のイメージファイルを前記モニタディスプレイに表示する制御を行うことが可能な制御ユニットであることを特徴とする請求項1記載の防犯装置。
【請求項3】
前記再生制御ユニットの再生データ記憶部には、前記自動販売機の状態に応じて再生される連動表示用ファイルが記憶されており、
前記再生制御ユニットは、前記自動販売機の状態に応じて連動表示用ファイルを優先してモニタディスプレイに表示する制御を行うことが可能な制御ユニットであることを特徴とする請求項2記載の防犯装置。
【請求項4】
前記防犯カメラは、前記筐体の上面に設けられたフレームによって保持された状態で取り付けられており、
フレームを前記筐体の上面に押し付けることで動かないようにする固定具を備えていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の防犯装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の発明は、防犯装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、凶悪な犯罪が多発していることから、防犯の意識が非常に高くなってきている。防犯、そして犯罪捜査や犯人特定のための証拠保存等の観点から、防犯カメラ設置の意義、重要性が増している。ビルやマンションを始めとして商店街のような人通りの多い場所には防犯カメラが設置され、防犯や犯罪捜査に効果をあげている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−221624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような防犯カメラは、設置される箇所が多くなればなるほど、犯罪の現場を撮影する確率が高まったり、犯罪の発生を防止できる箇所が多くなったりするので、より好ましい。例えば一般の住宅街でも防犯カメラが多く設置されるようになると、さらに防犯や犯罪捜査等において大きな効果があると考えられる。しかしながら、幾つかの問題から、防犯カメラの設置台数はそれほど増加してはいない。
【0005】
防犯カメラの設置台数が多くできない一つは、コストの問題である。防犯カメラは、技術の進歩により性能の良いものがかなり安く手に入るようになってきているが、それでもある程度の費用がかかる。その費用をだれが負担するかという問題である。ビルやマンション、商店街のような場所では、ビルの管理会社、マンションの管理組合、商店街組合といった団体が負担することになるが、一般の住宅街では誰が負担するのかという問題が生じる。自治会や町内会といった団体が負担する場合、予算規模に比して高額な負担となり過ぎる。また、当該市区町村が負担することもあり得るが、市区町村内の各場所で公平に設置していくと、多額の予算が必要となってしまう。
【0006】
防犯カメラの設置台数が多くできないもう一つの問題は、適当な設置箇所を見つけるのが難しい点である。防犯カメラは、犯罪が生じ得る場所を撮影、監視するものであるが、通り過ぎる人や車等によって遮られることがないよう、ある程度高い箇所に設置する必要がある。あまり高くても離れ過ぎてしまうため、人の背丈より少し高い2〜2.5m程度の高さが適している。
【0007】
しかしながら、ビルやマンション等は別として、一般の住宅街では、この程度の高さに設置してあたりを撮影できるような適当な箇所を見つけることはそれほど容易ではない。一般の住宅街の場合、住宅の壁面に固定することが考えられるが、通りから奥まっているために通りを十分に撮影できなかったり、また家主が壁面に取り付けのために穴を開けるのを嫌がったりする場合もある。このような場合には、防犯カメラ取り付け用のポールを設置することが行われるが、ポール設置の費用がかさみ(多くの場合、防犯カメラの費用より高い)、コストの問題をより深刻にする。
【0008】
また、ビルやマンション、さらに商店街等でも、防犯効果を高めるために防犯カメラの設置箇所を増やしていきたいという要請があり、検討されることが多い。しかしながら、コスト上の問題、また新たにビルや商店の壁面に穴を開けて工事をすることがためらわれる場合が多く、思うようには設置箇所を増やすことができない場合が多い。
本願の発明は、このような状況を鑑みて為されたものであり、設置箇所や設置コストの問題を上手く解決して防犯カメラの設置箇所をより多くできるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本願の請求項1記載の発明は、防犯が必要な箇所を撮影して撮影データを記憶して残すことにより防犯を行う防犯装置であって、
前面扉を有する筐体と、筐体内に設けられた商品収容部と、前面扉に設けられた商品選択ボタン及び金銭投入部と、商品選択ボタンで選択された商品を金銭投入部で投入された金銭の額に従って払い出す商品払い出し機構とを備えた自動販売機と、
筐体の上面に取り付けられた防犯カメラと、
防犯カメラが撮影した映像を記憶する撮影データ記憶部と、
前面扉の前面に設けられて視認可能とされているモニタディスプレイと、
モニタディスプレイに表示させる映像を制御する再生制御ユニットと
を備えており、
防犯カメラは、カメラ本体と、カメラ本体の向き及び撮影倍率を制御するカメラ制御部と、カメラ制御部からの制御信号に従ってカメラ本体の向き及び撮影倍率を変更するカメラ駆動部とを備えており、カメラ制御部は、自動販売機の周囲の複数の箇所の撮影をするために各撮影箇所についての防犯カメラの向き及び撮影倍率の制御情報を記憶したカメラ制御用記憶部を有しており、
再生制御ユニットは、防犯カメラが撮影した映像をリアルタイムでモニタディスプレイに表示させるものであって、前記複数の箇所のうちの特定の箇所を選ぶ選択を行って当該選ばれた箇所のみの映像をリアルタイムでモニタディスプレイに表示させることが可能な制御ユニットであり、且つ一日のうちの昼間と夜間で異なった選択をすることが可能な制御ユニットであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記再生制御ユニットは、前記モニタディプレイに表示する広告用のイメージファイルを記憶した再生データ記憶部を備えており、前記複数の箇所のうち選ばれなかった箇所を撮影している時間帯には、再生データ記憶部から読み出された広告用のイメージファイルを前記モニタディスプレイに表示する制御を行うことが可能な制御ユニットであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項2の構成において、前記再生制御ユニットの再生データ記憶部には、前記自動販売機の状態に応じて再生される連動表示用ファイルが記憶されており、
前記再生制御ユニットは、前記自動販売機の状態に応じて連動表示用ファイルを優先してモニタディスプレイに表示する制御を行うことが可能な制御ユニットであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1、2又は3の構成において、前記防犯カメラは、前記筐体の上面に設けられたフレームによって保持された状態で取り付けられており、フレームを前記筐体の上面に押し付けることで動かないようにする固定具を備えているという構成を有する。
【発明の効果】
【0010】
以下に説明する通り、本願の請求項1記載の発明によれば、自動販売機を利用して防犯カメラが設置されているので、防犯カメラの設置箇所を多くしていくのに極めて好適な装置が提供される。
また、防犯カメラで撮影していることがモニタディスプレイでのリアルタイム映像再生で視認されるので、防犯の効果がより高くなる。この際、モニタディスプレイも自動販売機の前面扉を利用して設置されるので、設置場所に困ることがなく、また人目につき易いので、この点でも好適となる。
さらに、複数の撮影箇所のうちリアルタイム映像再生をしない箇所を選択することができるので、この点でさらに防犯効果が高くなる。そして、リアルタイム映像再生をしたりしなかったりする選択が昼間と夜間とで変更することができるので、それぞれに応じた再生を行うことでさらに防犯効果を高めることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、リアルタイム映像再生をしない箇所を撮影している時間帯にモニタディスプレイに広告が表示できるので、防犯効果と広告効果との二つが期待でき、一石二鳥的な効果が見込める。
また、請求項3記載の発明によれば、自動販売機の動作に連動してイメージがモニタディスプレイに優先表示され得るので、自動販売機の商品の紹介や購入に対する御礼等の適宜のイメージの表示も行うのに好適なものとなる。
また、請求項4記載の発明によれば、防犯カメラが保持されたフレームが筐体の上面に押し付けられることで動かないようになっているので、筐体に対して穴開け等の加工をする必要がなくなる。このため、雨水の浸入のような心配はなく、また防犯カメラを撤去して自動販売機を通常の状態に戻すのも容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本願発明の実施形態に係る防犯装置の斜視概略図である。
図2図1に示す自動販売機1において前面扉12を開けた状態の斜視概略図である。
図3】防犯カメラ2の取付構造を示した図であり、筐体11の上方領域の斜視概略図である。
図4】防犯カメラ2の取付構造を示した図であり、図4は筐体11の側面概略図である。
図5】実施形態の防犯装置の制御系を概略的に示したブロック図である。
図6】再生制御ユニット7の再生条件設定部73における設定について示した概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、本願発明を実施するための形態(以下、実施形態)について説明する。
図1は、本願発明の実施形態に係る防犯装置の斜視概略図である。実施形態の防犯装置は、自動販売機を利用した防犯装置となっている。具体的には、図1に示すように、防犯装置は、自動販売機1と、防犯カメラ2とを備えている。
自動販売機は、この実施形態では清涼飲料の自動販売機となっている。図1に示すように、自動販売機1は、前面扉12を有する筐体11を備えている。図2は、図1に示す自動販売機1において前面扉12を開けた状態の斜視概略図である。
【0013】
図2に示すように、筐体11内には、販売する缶入り又はPETボトル入りの清涼飲料を収容した商品収容部111が設けられている。図1に示すように、前面扉12には、商品の見本を展示した展示部121、購入する商品を選択する各商品選択ボタン122、購入のための硬貨や紙幣を投入する金銭投入部123、購入した商品を取り出す取り出し口124、釣り銭を払い出す釣り銭払い出し口125などが設けられている。金銭投入部123は、コインメックやビルバリを含んでおり、投入された硬貨や紙幣が真正なものであるかどうか判断し、真正なものであればその種別、合計額を算出するものである。
【0014】
また、筐体11内には、施設内自販機1の動作を制御する制御ユニット(以下、自販機制御ユニットという)3が設けられている。図2に示すように、自販機制御ユニット3は、前面扉12の裏面に固定されている。自販機制御ユニット3は、ユニットボックス内にプロセッサや記憶部(メモリ)等の各部を収容した構造となっており、金銭投入部123で投入された金銭が規定の金額に達しているかどうかの判断等を行うものである。
【0015】
一方、商品収容部111は、自販機制御ユニット3からの信号に従って商品を一つずつ払い出す払い出し機構14を備えており、自販機制御ユニット3は、投入された金銭が所定の金額に達していると判断した場合、払い出し機構14に信号を送り、選択された商品を取り出し口124に払い出すようになっている。これらの構成や機構の構造は、通常の自動販売機と同様のものとすることができる。
【0016】
図1及び図2に示すように、防犯カメラ2は、筐体11の上面に取り付けられている。図3及び図4は、防犯カメラ2の取付構造を示した図であり、図3は筐体11の上方領域の斜視概略図、図4は筐体11の側面概略図である。
図3に示すように、防犯カメラ2は、筐体11の上面にフレーム4により取り付けられている。フレーム4は、筐体11の上面から上方に延びる四本の垂直部41と、各垂直部41を橋渡しする状態で固定された梁部42とから成っている。そして、左右に延びる一対の梁部42を橋渡しした状態でカメラ保持部43が設けられている。カメラ保持部43は、この例では長尺なものであるが、板状のもの(天板)が採用されることもある。
尚、梁部42は方形の枠状を成しているが、前側の2本の垂直部41は、方形の角ではなく、少し奥まったところに位置している。これは、防犯カメラ2による撮影視野を遮蔽しないようにするためである。
【0017】
防犯カメラ2は、カメラ本体21と、カメラベース22とから成っている。カメラ本体21は、カメラベース22内に設けられたカメラ駆動部(後述)によってパン/チルトの動作を行うようになっている。防犯カメラ2は、カメラベース22の裏面(この場合には上側の面)がカメラ保持部43に固定されており、カメラベース22を上側にした姿勢で取り付けられている。
尚、フレーム4の各部は、スチール製の頑丈なものとされ、不図示のボルトにより互いに固定されている。
【0018】
フレーム4と筐体11との固定は、同様にボルト止めでも良いが、筐体11に穴開けすることは好ましくない場合があるため(雨水が内部に浸入し易くなる等)、この実施形態では、ワイヤー51とアンカーボルト52により基礎53に対して固定している。即ち、図4に示すように、各垂直部41の下端は、筐体11の前後方向に延びる下側梁部44で橋渡しされている。各下側梁部44は、断面L字状の部材であり、筐体11の左右の角部に被さっている。
【0019】
そして、各下側梁部44には、図4に示すように2本のワイヤー51が連結されており、ワイヤー51の下端はアンカーボルト52に連結されている。自動販売機1は、コンクリート又はタイル貼り等の基礎53の上に設置されており、アンカーボルト52はこの基礎53に埋設されている。ワイヤー51とアンカーボルト52は、筐体11の両側面に設けられており、これによってフレーム4及び防犯カメラ2は基礎53に対して固定された構造となっている。尚、ワイヤー51及びアンカーボルト52は、図1及び図2では図示が省略されている。
【0020】
一方、自動販売機1には、防犯カメラ2が撮影した映像をリアルタイムで表示するモニタディスプレイ6が設けられている。図1に示すように、モニタディスプレイ6は、前面扉12に設けられている。前面扉12の展示部121の下側には開口が設けられている。通常、この開口には広告板が嵌め込まれているが、この開口を利用してモニタディスプレイ6が取り付けられている。
【0021】
図5は、実施形態の防犯装置の制御系を概略的に示したブロック図である。図5に示すように、防犯カメラ2は、撮影データ記憶部23と、カメラ制御部24と、カメラ制御用記憶部25と、データ転送部26とを備えている。撮影データ記憶部23は、撮影された動画データを記憶するものである。この実施形態では、防犯カメラ2は、メモリカードスロット(不図示)を備えており、撮影データ記憶部23は、このメモリカードスロットに装着されたSDメモリカードのようなメモリとなっている。
【0022】
また、防犯カメラ2は、カメラ本体21の向き及び撮影倍率を変更するカメラ駆動部27を備えている。カメラ駆動部27は、カメラ本体21のパン/チルトの姿勢変更を行うための駆動機構、撮影倍率の変更(ズーム)のためのレンズ駆動機構を含んでいる。カメラ制御部24は、カメラ駆動機構に制御信号を送り、カメラ本体21の姿勢を変更させたり、ピントや露出を変更させたりする制御部である。尚、カメラ本体21において、レンズのフォーカス及び露出はオート制御となっている。
カメラ制御用記憶部25は、上記のようなカメラ本体21の制御をシーケンス(撮影シーケンス)として記憶した記憶部である。防犯カメラ2は、外部との通信を行うインターフェース部28を備えている。インターフェース部28は、インターネット経由での通信のためのプロトコル(TCP/IP)を含む。
【0023】
例えば、この種の防犯カメラ2を製造、販売するメーカーは、防犯カメラ2を操作したり、撮影シーケンスを登録したりするアプリケーションプログラムをインターネット上で提供している。ユーザーは、自身のコンピュータにアプリケーションプログラムをダウンロードし、近距離無線通信又はインターネット経由で防犯カメラ2を操作し、カメラ本体21の向きやズームを調整できるようになっている。そして、各撮影箇所におけるカメラ本体21の姿勢や撮影倍率を記憶させることができるとともに、各撮影箇所の撮影時間や撮影順序のシーケンスも記憶させることができるようになっている。実施形態の防犯カメラ2も同様であり、図5に示すように、近距離無線通信又はインターネット等のネットワーク80経由で外部のコンピュータ81により予めカメラ本体21を制御しながら、各撮影場所を撮影するためのカメラ本体21の向き、撮影倍率、撮影時間、そして撮影順序などのシーケンスをカメラ制御用記憶部25に記憶させる。尚、カメラ制御用記憶部25は、撮影データ記憶部23としてのメモリとは別に設けられたメモリである。
【0024】
データ転送部26は、撮影データをリアルタイムで再生したり、防犯カメラ2とは別の場所に設けられた記憶部に記憶したりするために撮影データを転送する部分である。データ転送部26は、MPEG4−マルチキャストストリーミングのようなリアルタイム動画転送プロトコルに準拠している。
このような防犯カメラ2としては、ネットワーク対応の防犯カメラとして各社から販売されているものの中から適宜選択して使用することができる。例えば、パナソニックシステムネットワークス株式会社製のプリセットコンビネーションネットワークカメラWV−SC385を使用することができる。
【0025】
モニタディスプレイ6としては、7インチから15インチ程度の液晶ディスプレイが使用されている。モニタディスプレイ6は、データ転送部26のプロトコルに対応したインターフェースを有し、データ転送部26から送られる撮影データを再生(表示)するものとなっている。この際、図5に示すように、データ転送部26とモニタディスプレイ6の間には、再生制御ユニット7が設けられており、再生制御ユニット7を介して撮影データが送られるようになっている。
【0026】
再生制御ユニット7は、モニタディスプレイ6への撮影データの転送をオンオフしたり、別の画像データに切り替えて再生したりする制御を行うユニットである。図5に示すように、再生制御ユニット7は、スイッチ回路71と、判断部72と、再生条件設定部73と、再生データ記憶部74等から構成されている。
この実施形態では、再生制御ユニット7は、メディアプレーヤー75を内蔵している。再生データ記憶部74は、メディアプレーヤー75によって読み出しがされる動画データを記憶したメモリである。メディアプレーヤー75は、再生用のプログラムがインストールされたハードウェアであり、再生データ記憶部74に記憶された動画データをMPEG等のフォーマットに適宜エンコードしてモニタディスプレイ6に送る機器である。
【0027】
スイッチ回路71は、モニタディスプレイ6への接続を切り替える回路であり、防犯カメラ2のデータ転送部26を接続して撮影データをリアルタイムで再生する状態(以下、リアルタイム再生接続)、メディアプレーヤー75をモニタディスプレイ6に接続してメディアプレーヤー75によって再生する状態(以下、メディアプレーヤー接続)、モニタディスプレイ6への接続を遮断してモニタディスプレイ6に何も映らない状態(以下、接続オフ)との三つを取り得るよう構成されている。
【0028】
再生条件設定部73は、スイッチ回路71の動作条件を設定する部分である。図6は、再生制御ユニット7の再生条件設定部73における設定について示した概略図である。
図6(1)は、防犯カメラ2のカメラ制御用記憶部25に記憶されたカメラ制御シーケンスにおける各撮影箇所の撮影シーケンスが示されている。この例では、撮影箇所は五つ設定されており、各設定箇所について同じ時間長で撮影を行い、これを繰り返すシーケンスとなっている。五つの撮影箇所を、撮影順に、撮影箇所A、撮影箇所B、撮影箇所C、撮影箇所D、撮影箇所Eとする。
【0029】
再生制御ユニット7の再生条件設定部73では、図6(2)(3)に示すような再生シーケンスが設定される。このうち、図6(2)は、昼間の再生シーケンスであり、図6(3)は夜間の再生シーケンスである。昼間、夜間の区別は、例えば8時〜20時が昼間、20時〜翌8時までが夜間とされる。
図6(2)に示すように、昼間では、撮影箇所A〜Dのうち、撮影箇所A及び撮影箇所Cについてはリアルタイムで撮影データが再生される。そして、撮影箇所B、撮影箇所D及び撮影箇所Eの撮影の時間帯では、広告X、広告Y及び広告Zが再生されるようになっている。
また、図6(3)に示すように、夜間では、撮影箇所Bを除く全ての撮影箇所の撮影データがリアルタイム再生されるようになっており、撮影箇所Cの撮影時間帯は何も表示されないようになっている。
【0030】
このような再生シーケンスで動作するよう再生条件設定部73での設定が行われ、これに従ってスイッチ回路71が接続を切り替える。即ち、再生制御ユニット7は、不図示の内蔵時計及びタイマー回路を備えており、判断部72は、内蔵時計及びタイマー回路に従ってスイッチ回路71における切り替えを行う。防犯カメラ2のカメラ制御シーケンスは、例えばちょうど毎朝8時の時点で撮影箇所Aから撮影を始めるようプログラミングされ、判断部72も朝8時で同期を取って制御を開始する。スイッチ回路71は、撮影箇所Aの撮影時間の間は、リアルタイム再生接続とされ、撮影時間が終了するタイミングでメディアプレーヤー接続とされる。そして、撮影箇所Bの撮影が終了するタイミングでリアルタイム再生接続に戻され、さらに撮影箇所Bの撮影が終了するタイミングでメディアプレーヤー接続にされる。さらに撮影箇所Cが終了するタイミングでリアルタイム接続に戻され、そのまま撮影箇所D及び撮影箇所Eの撮影が終了するまで維持される。このシーケンスが、20時まで繰り返される。
【0031】
20時になった時点で、再生シーケンスは変更され、1回のサイクルにおいて撮影箇所Cの撮影の時間帯でのみスイッチ回路71は接続オフとし、他の時間帯はすべてリアルタイム接続とする。このシーケンスでスイッチ回路71の動作が翌8時まで繰り返され、翌8時の時点で上記昼間の再生シーケンスに変更される。
【0032】
一方、メディアプレーヤー75内の再生データ記憶部74は、上記広告X、広告Y、広告Zの各動画又は静止画の広告を表示するイメージファイル(以下、広告用イメージファイル)741が記憶されている。広告用イメージファイル741は、各広告を連続した一つの動画として表示するものであり、全体の時間長は上記A〜Eの各箇所の撮影の全体の時間長(1サイクルの撮影時間)に一致している。そして、広告用イメージファイル741における広告X、広告Y、広告Zの出現のタイミングは、図6(1)に示す撮影箇所B,D,Eの撮影のタイミング(即ち、再生のタイミング)に一致している。尚、メディアプレーヤー75において、このような広告用イメージファイル741を繰り返し再生するよう設定がされている。
【0033】
このような制御シーケンスとは別に、再生制御ユニット7は、自動販売機1の動作に応じて割り込み(優先)再生する機能を有している。具体的に説明すると、図5に示すように、自販機制御ユニット3は、自動販売機1の状態信号を出力する状態信号出力ポート31と、商品払い出し個数のトータルの個数を出力する払い出し個数出力ポート32とを備えている。状態信号出力ポート31は、自動販売機1の電源がONとなっており、金銭の投入待ちの状態であるスタンバイ状態、投入された金額の合計が商品の価格以上であって商品の払い出しが可能になった状態であるアクティブ状態等を示す信号を出力するポートである。払い出し個数出力ポート32は、商品のトータルの販売個数を管理するためのポートであり、商品が払い出されるたびに1が加算される出力ポートである。
【0034】
そして、再生制御ユニット7の再生データ記憶部74には、広告用イメージファイル741とは別に、自動販売機1内の動作に応じて表示する二つの動画データのファイル(以下、連動表示用ファイル)742、743が記憶されている。一つの連動表示用ファイル742は、自動販売機1がアクティブ状態になった際に表示される動画のイメージファイル(以下、アクティブ状態用ファイル)であり、例えば自動販売機1内の商品のうちお勧めの商品を紹介する動画のイメージファイルとされる。また、もう一つの連動表示用ファイル743は、商品の払い出しがされた際に表示される動画のイメージファイル(以下、完了時用ファイル)である。完了時用ファイル743は、例えば「有り難うございました。」という音声とともにお辞儀をするキャラクターの絵が表示される動画のイメージファイルとされる。
【0035】
再生制御ユニット7の判断部72は、状態信号出力ポート31の値がオン(アクティブ状態)になった際、スイッチ回路71を強制的に切り替え、メディアプレーヤー75をモニタディスプレイ6に接続するようスイッチ回路71を制御するとともに、アクティブ状態用ファイル742を割り込み再生するようメディアプレーヤー75に制御信号を送る。メディアプレーヤー75は、広告用イメージファイル741の再生は継続するものの、アクティブ状態用ファイル742を優先して出力してモニタディスプレイ6に表示する。アクティブ状態用ファイルは、「いらっしゃいませ」といった音声に加えてお勧めの商品の紹介等をする数秒程度の短いファイルであり、アクティブ状態用ファイルの再生が終了すると、元の広告用イメージファイル741の再生に戻る。
【0036】
また、商品の払いがされて払い出し個数出力ポート32のカウントが1増えると、判断部72は、メディアプレーヤー75をモニタディスプレイ6に接続するようにスイッチ回路71を強制的に切り替えるとともに、完了時用ファイル743を割り込み再生するようメディアプレーヤー75に制御信号を送る。メディアプレーヤー75は、同様に広告用イメージファイル741の再生は継続するものの、完了時用ファイル743を優先して出力してモニタディスプレイ6に表示させる。完了時用ファイル743も数秒程度の短いファイルであり、完了時用ファイル743の再生が終了すると、元の広告用イメージファイル741の再生に戻る。
【0037】
上記説明から解るように、昼間では、スイッチ回路71の動作によって、撮影箇所Bの撮影の時間帯では広告Xがモニタディスプレイ6に表示され、撮影箇所Dの撮影の時間帯では広告Yが表示され、撮影箇所Eの撮影の時間帯では広告Zがモニタディスプレイ6に表示される。一方、夜間では、スイッチ回路71の動作によって、撮影箇所C以外は防犯カメラ2の映像がリアルタイム表示される。そして、撮影箇所Cを撮影している時間帯は、モニタディスプレイ6には何も映らない状態となる。また、このようなシーケンスにおいて、自動販売機1において金銭が投入されてアクティブ状態になると、アクティブ状態用ファイル742が優先再生され、商品の払い出しがされると、完了時用ファイル743が優先再生される。このような制御を行う再生制御ユニット7において、スイッチ回路71や判断部72、再生条件設定部73は、ロジックやメモリ等の組み合わせで容易に実現できるので、詳細な説明は割愛する。
【0038】
尚、再生条件設定部73での設定は、外部からの入力により適宜行われ、また変更され得る。例えば、再生制御ユニット7がBluetoothのような近距離無線通信インターフェースを備えるようにし、再生条件設定部73での設定用のプログラムを作成してスマートフォンやタブレットPC等のモバイルコンピュータ上にインストールしておく。モバイルコンピュータ上のプログラムは、再生制御ユニット7の条件設定部73を周辺装置として認識し、再生条件の上書きが行えるようプログラミングされる。
【0039】
上述したような防犯装置は、新たに自動販売機1を設置してフレーム4を取り付け、フレーム4に対して防犯カメラ2を搭載することで構成する場合もあるが、既に設置されている自動販売機1に対してフレーム4を取り付けて防犯カメラ2を搭載する場合もある。防犯カメラ2を搭載した後、前面扉12にモニタディスプレイ6を取り付け、各種設定(カメラ制御シーケンスの設定、再生シーケンスの設定)を行うことで、防犯装置が構成される。
【0040】
防犯装置において、自動販売機1は自動販売機として通常の動作(営業)を続ける一方、搭載された防犯カメラ2は、撮影シーケンスに従って各撮影場所を撮影し、撮影データを撮影データ記憶部23に記憶する。また、撮影データは、データ転送部26から再生制御ユニット7経由でモニタディスプレイ6に送られ、再生制御ユニット7での再生シーケンスに従って間欠的に撮影データがリアルタイム再生される。これにより、防犯装置の周辺での防犯効果が発揮される。
【0041】
上述した構成に係る実施形態の防犯装置では、自動販売機1を利用して防犯カメラ2が設置され、防犯カメラ2のリアルタイム映像の表示場所も自動販売機1の前面扉12が利用されている。このため、防犯カメラ2の設置箇所を多くしていくのに極めて好適な装置となっている。即ち、防犯装置のために新たに自動販売機1を用意する必要はなく、既に設置されている自動販売機においてその上方の空間が空いていれば、その自動販売機に対してフレーム4を取り付けて防犯カメラ2を搭載すればよく、防犯カメラ2の設置用にポールを立てたり、天井や壁面に穴を開けたりする必要はない。また、電源系統についても、自動販売機の電源系統を利用することができ、防犯カメラ2のために大がかりな配線工事は不要である。このため、安価で簡便に防犯カメラ2を設置することができる。
【0042】
また、この実施形態では、フレーム4は筐体11の上面には載っているものの、ワイヤー51及びアンカーボルト52により筐体11の上面に押し付けられることで動かないようになっており、フレーム52は筐体11の上面には直接的には固定されていない。このため、筐体11に対して穴開けや溶接のような加工は不要である。この点は、防犯カメラ2を取り外して自動販売機を元の状態に容易に戻せるという点で顕著な効果がある。防犯の必要性が無くなったり、その自動販売機を別の場所に移転して通常の自動販売機として使用する必要が生じたりした場合、フレーム4や防犯カメラ2を取り外す必要があるが、実施形態の構造の場合、アンカーボルト52を抜き取ることで容易に取り外しが可能であり、自動販売機1の筐体11自体は無傷のままで再利用することができる。
尚、ワイヤー51に代えて帯板状の部材でフレーム4とアンカーボルト52とを連結することも可能である。また、アンカーボルト52によって基礎53に固定することは必須の条件ではなく、他の固定構造も可能である。例えば、筐体11の下側には少し空間があるので、固定用のワイヤーをフレーム11の一方から垂らし、筐体11の下側に通して他方の側に回り込ませ、上方に延ばしてフレーム11の他方の側に締結する構造であっても良い。
【0043】
また、実施形態の防犯装置では、防犯カメラ2で撮影していることがモニタディスプレイ6でのリアルタイム映像再生で視認される。このため、防犯の効果がより高くなっている。そして、複数の撮影箇所のうちリアルタイム映像再生がされない箇所があるので、この点でさらに防犯効果が高くなっている。即ち、犯罪が起き易いある種の場所では、防犯カメラ2で撮影していることがわかると、犯人は警戒し、防犯カメラ2に写らない角度や姿勢を選んで犯罪を犯したり、防犯カメラ2を何らかの方法で隠して犯罪を犯したりするといった巧妙な手口を使う場合がある。このような場所については、防犯カメラ2で撮影していることがわからないようにした方が良い。実施形態の防犯装置は、このような場所についても好適に防犯カメラ2による監視が行える。
【0044】
さらに、実施形態の防犯カメラ2では、リアルタイム映像再生がされない撮影箇所の撮影時間を利用して広告がモニタディスプレイ6に表示される。即ち、防犯装置を各種広告の手段としても利用されるので、一石二鳥的な効果がある。例えば、商店街に防犯装置が設置される場合、商店街の防犯対策とともに商店街のお店の広告をして売り上げアップを図るといった使い方ができる。
【0045】
そして、再生シーケンスが昼間と夜間とで変更できるので、それぞれに最適なリアルタイム映像再生と広告表示とを行うことができる。即ち、人通りが多い昼間は犯罪発生の可能性が低い一方、広告表示の意義が大きいので、リアルタイム映像再生をする撮影箇所を少なくして広告表示する時間帯を多くする。そして、人通りが少ない夜間は犯罪発生の可能性が高い一方、広告表示の意義が小さいので、リアルタイム映像再生をする撮影箇所を多くして広告表示を少なくする。このような使い方が可能である。
【0046】
尚、広告表示を行わない場合でも、昼間と夜間で再生シーケンスを変えることは意義がある。防犯カメラの前を通り過ぎる際に自分の姿がモニタディスプレイに映し出されるのを嫌がる人もおり、人通りが多い昼間にはあまりリアルタイム映像再生をしない方が良いという面もある。一方、夜間は、人通りが少なく且つ防犯の必要性が高いので、積極的にリアルタイム映像再生をした方が良い。実施形態の装置は、このような要請に適っている。
【0047】
実施形態の防犯装置において、撮影データ記憶部23はSDメモリカードのような記憶媒体に撮影データを記憶するものであり、犯罪が発生した場合、撮影データを記憶媒体から読み取って捜査に利用したり、証拠として利用したりする。これ以外の構成として、実施形態における防犯カメラ2はインターネット等のネットワーク80に接続可能であるので、ネットワーク80経由で撮影データを取り出して利用する場合もあり得る。即ち、撮影データ記憶部が防犯カメラ2から離れた遠隔の場所に設置されており、インターネット等のネットワーク80経由で撮影データが転送されて記憶される場合もある。この場合、撮影データ記憶部は、ネットワーク80に接続されたデスクトップ型又はモバイル型のPC等のコンピュータ81の場合もあり、データ保管のサービスを提供するサーバのようなサーバ82の場合もある。
【0048】
上記実施形態において、モニタディスプレイ6は、展示部121内の設けられることもあり得る。即ち、展示部121内の商品見本を幾つか取り外し、その空いたスペースにモニタディスプレイ6を取り付けるようにしても良い。展示部121は前面にアクリルのような透明板が設けられているので、モニタディスプレイ6の保護(雨風又はイタズラ等からの保護)という点で好ましい。
上記実施形態において自販機1は清涼飲料の自動販売機であったが、アルコール飲料を販売する自動販売機や各種食品の自動販売機についても、清涼飲料と同程度の高さの筐体11を有しているので、同様に防犯装置を構成するものとして使用することができる。
【符号の説明】
【0049】
1 自動販売機
11 筐体
12 前面扉
2 防犯カメラ
3 自販機制御ユニット
4 フレーム
51 ワイヤー
52 アンカーボルト
6 モニタディスプレイ
7 再生制御ユニット
【要約】
【課題】 設置箇所や設置コストの問題を上手く解決して防犯カメラの設置箇所をより多くできるようにする。
【解決手段】 自動販売機1の筐体11の上面に取り付けられた防犯カメラ2を備えており、防犯カメラ2の撮影データをリアルタイム表示するモニタディスプレイ6が自動販売機1の前面扉12に設けられている。防犯カメラ2は、複数の箇所を所定の撮影シーケンスで撮影し、各箇所の撮影データは、再生制御ユニット7を介してモニタディスプレイ6に送られる。再生制御ユニット7は、複数の箇所のうち選択された箇所の撮影データをリアルタイプ表示するものであり、昼間と夜間では異なった選択がされる。
【選択図】 図5
図1
図2
図3
図4
図5
図6